JPH0662670A - 玄米もやしの製造方法 - Google Patents
玄米もやしの製造方法Info
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- JPH0662670A JPH0662670A JP24553292A JP24553292A JPH0662670A JP H0662670 A JPH0662670 A JP H0662670A JP 24553292 A JP24553292 A JP 24553292A JP 24553292 A JP24553292 A JP 24553292A JP H0662670 A JPH0662670 A JP H0662670A
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- Japan
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- water
- brown rice
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- unpolished rice
- gibberellin
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 短時間に高い収率で栄養価の高い玄米もやし
を製造する。 【構成】 玄米を洗浄した後、10ppmのジベリリン
と1ppmのグルコースを添加し、PHを5〜6に調整
したた清浄水を満たしたウォーターバスに同玄米を入
れ、振動を与えながら、30分間浸漬する。その後、海
綿状シートに、10ppmのジベリリンと1ppmのグ
ルコースを添加した清浄水を含ませ、これをトレイの上
に敷き、その上に玄米を載せる。このトレイを孵卵器に
入れ、その室内温度を20〜35℃、湿度を60〜80
RH%に保ち、且つ吸水性シートと玄米の水分を保った
状態で玄米を発芽させる。発芽した玄米は、48時間後
に芽の長さが4〜5cmとなり、96時間後に芽の長さ
が約10cmに達するので、これを収穫し、玄米もやし
を得る。
を製造する。 【構成】 玄米を洗浄した後、10ppmのジベリリン
と1ppmのグルコースを添加し、PHを5〜6に調整
したた清浄水を満たしたウォーターバスに同玄米を入
れ、振動を与えながら、30分間浸漬する。その後、海
綿状シートに、10ppmのジベリリンと1ppmのグ
ルコースを添加した清浄水を含ませ、これをトレイの上
に敷き、その上に玄米を載せる。このトレイを孵卵器に
入れ、その室内温度を20〜35℃、湿度を60〜80
RH%に保ち、且つ吸水性シートと玄米の水分を保った
状態で玄米を発芽させる。発芽した玄米は、48時間後
に芽の長さが4〜5cmとなり、96時間後に芽の長さ
が約10cmに達するので、これを収穫し、玄米もやし
を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄米を発芽させて玄米
もやしを製造する方法に関する。
もやしを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、玄米を発芽させてもやし
を製造する方法としては、例えば、特開昭58−363
54号公報、特開昭60−105436号公報或は特開
昭60−133848号公報等で開示された玄米もやし
の製造方法が既に知られている。これら従来の玄米もや
しの製造方法は、洗浄した玄米を水に浸漬した後、寒天
等を溶解したゼリー状の被膜で玄米を包み、20〜25
℃の温度に保温して発芽させ、芽が10cm程生育した
ところで収穫するものである。籾殻から脱皮した玄米
は、生え芽が残っても発芽しにくいが、ゼリー状の被膜
で包むことにより、発芽させるのである。
を製造する方法としては、例えば、特開昭58−363
54号公報、特開昭60−105436号公報或は特開
昭60−133848号公報等で開示された玄米もやし
の製造方法が既に知られている。これら従来の玄米もや
しの製造方法は、洗浄した玄米を水に浸漬した後、寒天
等を溶解したゼリー状の被膜で玄米を包み、20〜25
℃の温度に保温して発芽させ、芽が10cm程生育した
ところで収穫するものである。籾殻から脱皮した玄米
は、生え芽が残っても発芽しにくいが、ゼリー状の被膜
で包むことにより、発芽させるのである。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のような従来の方法で玄米もやしを製造する場合、玄米
の発芽率が80%程度と低く、また、芽の生育が遅く、
1cm芽が成長するのに72〜96時間を要し、芽が1
0cmに達するには、相当の時間を必要とする。さら
に、ゼリー状の被膜で玄米を包んでしまうため、根の生
育が悪く、またゼリーに付着した雑菌が繁殖してかびが
生じ、いわゆる根腐れの状態となりやすい。さらに、収
穫した玄米もやしには、ゼリー状の被膜が付着している
ため、これを水洗しなければならないが、その際、玄米
もやしに付着しているビタミン類やミネラル類等の栄養
素の一部が、ゼリーと共に除去されてしまう。このた
め、玄米もやしの収率が悪く、得られた玄米もしゃしの
栄養価も低いという課題があった。本発明は、このよう
な従来の課題に鑑み、短時間に高い収率で栄養価の高い
玄米もやしが製造できる方法を提供することを目的とす
る。
のような従来の方法で玄米もやしを製造する場合、玄米
の発芽率が80%程度と低く、また、芽の生育が遅く、
1cm芽が成長するのに72〜96時間を要し、芽が1
0cmに達するには、相当の時間を必要とする。さら
に、ゼリー状の被膜で玄米を包んでしまうため、根の生
育が悪く、またゼリーに付着した雑菌が繁殖してかびが
生じ、いわゆる根腐れの状態となりやすい。さらに、収
穫した玄米もやしには、ゼリー状の被膜が付着している
ため、これを水洗しなければならないが、その際、玄米
もやしに付着しているビタミン類やミネラル類等の栄養
素の一部が、ゼリーと共に除去されてしまう。このた
め、玄米もやしの収率が悪く、得られた玄米もしゃしの
栄養価も低いという課題があった。本発明は、このよう
な従来の課題に鑑み、短時間に高い収率で栄養価の高い
玄米もやしが製造できる方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明では、
前記の目的を達成するため、洗浄した玄米を水に浸漬し
た後、水から取り出した玄米の水分を保持しながら、発
芽させて玄米もやしを製造する方法において、洗浄した
玄米をジベレリンを添加した水中に浸漬しながら振動を
与える工程と、玄米をジベレリンを添加した水で保水し
ながら20〜35℃の温度に保温し、発芽させる工程と
を順次行なうことを特徴とする玄米もやしの製造方法を
提供する。この場合において、玄米の浸漬水のPHは5
〜6程度の弱アルカリとし、その温度は30〜40℃と
するのがよい。また、玄米を発芽させるときは、ジベレ
リンを添加した水を含む吸湿性シートの上に玄米を載
せ、室内湿度を60〜80%RHとして発芽させるのが
よい。
前記の目的を達成するため、洗浄した玄米を水に浸漬し
た後、水から取り出した玄米の水分を保持しながら、発
芽させて玄米もやしを製造する方法において、洗浄した
玄米をジベレリンを添加した水中に浸漬しながら振動を
与える工程と、玄米をジベレリンを添加した水で保水し
ながら20〜35℃の温度に保温し、発芽させる工程と
を順次行なうことを特徴とする玄米もやしの製造方法を
提供する。この場合において、玄米の浸漬水のPHは5
〜6程度の弱アルカリとし、その温度は30〜40℃と
するのがよい。また、玄米を発芽させるときは、ジベレ
リンを添加した水を含む吸湿性シートの上に玄米を載
せ、室内湿度を60〜80%RHとして発芽させるのが
よい。
【0005】前記本発明の方法により玄米もやしを製造
した場合、発芽率は、95%以上と極めて高くなり、ま
た芽の成長も速く、96時間で芽が約10cmにも達す
る場合がある。これは、ジベレリンが植物細胞の伸長を
促進したり、種子や芽の休眠打破の作用を有する植物酵
素であるうえ、これを添加した水の中で玄米を振動させ
るため、玄米が覚醒され、発芽しやすくなる。そして、
ジベレリンを与えた状態で発芽させるため、芽の伸長が
速くなるためである。なお、玄米の浸漬水のPHを5〜
6程度の弱アルカリとすることで、玄米への雑菌の付着
が防止され、発芽工程におけるかびの発生が防止され
る。また、浸漬水の温度を30〜40℃とすることで、
発芽率が最も向上する。さらに、ジベレリンを添加した
水を含む吸湿性シートの上に玄米を載せて発芽させる
と、芽と共に根の伸長が良好となり、栄養価の高い玄米
もやしが得られる。さらに、発芽時の周囲環境湿度を6
0〜80%RHとすることで、芽の成長が最も促進され
る。
した場合、発芽率は、95%以上と極めて高くなり、ま
た芽の成長も速く、96時間で芽が約10cmにも達す
る場合がある。これは、ジベレリンが植物細胞の伸長を
促進したり、種子や芽の休眠打破の作用を有する植物酵
素であるうえ、これを添加した水の中で玄米を振動させ
るため、玄米が覚醒され、発芽しやすくなる。そして、
ジベレリンを与えた状態で発芽させるため、芽の伸長が
速くなるためである。なお、玄米の浸漬水のPHを5〜
6程度の弱アルカリとすることで、玄米への雑菌の付着
が防止され、発芽工程におけるかびの発生が防止され
る。また、浸漬水の温度を30〜40℃とすることで、
発芽率が最も向上する。さらに、ジベレリンを添加した
水を含む吸湿性シートの上に玄米を載せて発芽させる
と、芽と共に根の伸長が良好となり、栄養価の高い玄米
もやしが得られる。さらに、発芽時の周囲環境湿度を6
0〜80%RHとすることで、芽の成長が最も促進され
る。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の実施例
について説明する。図1に示すように、原料となる玄米
としては、主にうるち玄米を使用し、まずこれを清浄水
で洗浄する。洗浄水には殺菌された清浄水を使用し、例
えば、蒸留水に2重量%程度の食塩を加えた食塩水で充
分洗浄する。
について説明する。図1に示すように、原料となる玄米
としては、主にうるち玄米を使用し、まずこれを清浄水
で洗浄する。洗浄水には殺菌された清浄水を使用し、例
えば、蒸留水に2重量%程度の食塩を加えた食塩水で充
分洗浄する。
【0007】その後、例えば、図2(a)で示すような
ウォーターバス1に浸漬水を満たし、この中に洗浄した
玄米を浸漬し、振動機で振動を与える。浸漬水には、前
記のような殺菌された清浄水を使用し、例えば、蒸留水
を大鋸屑の薫炭に通して雑菌を除去したものを用いる。
これに1リットル当り0.01gの重曹を添加して、P
Hを5〜6に調整すると共に、10ppmのジベリリン
と1ppmのグルコースを添加し、温度を30〜40℃
に維持する。振動は、ウォーターバスの中の洗浄水の水
面に三角波が立つ程度の細かい振動とし、この振動を約
30分ほど続けながら玄米を浸漬する。
ウォーターバス1に浸漬水を満たし、この中に洗浄した
玄米を浸漬し、振動機で振動を与える。浸漬水には、前
記のような殺菌された清浄水を使用し、例えば、蒸留水
を大鋸屑の薫炭に通して雑菌を除去したものを用いる。
これに1リットル当り0.01gの重曹を添加して、P
Hを5〜6に調整すると共に、10ppmのジベリリン
と1ppmのグルコースを添加し、温度を30〜40℃
に維持する。振動は、ウォーターバスの中の洗浄水の水
面に三角波が立つ程度の細かい振動とし、この振動を約
30分ほど続けながら玄米を浸漬する。
【0008】次に、水の中から玄米を取り出し、これを
例えば、図2(b)に示すように、トレイ3の上に敷い
たガーゼや海綿状シート等の吸水性シート4の上に載せ
る。この吸水性シート4は予め殺菌されたもので、大鋸
屑の薫炭に通して雑菌を除去した蒸留水に10ppmの
ジベリリンと1ppmのグルコースを添加した水を含ま
せておく。そして、このトレイ3を孵卵器等の加熱室内
に入れ、室内温度を20〜35℃、望ましくは25〜3
5℃に、また湿度を60〜80RH%に保つ。この際、
吸水性シート4には絶えず前記の水をシャワー状に掛け
て、吸水性シート4と玄米の水分を保つ。
例えば、図2(b)に示すように、トレイ3の上に敷い
たガーゼや海綿状シート等の吸水性シート4の上に載せ
る。この吸水性シート4は予め殺菌されたもので、大鋸
屑の薫炭に通して雑菌を除去した蒸留水に10ppmの
ジベリリンと1ppmのグルコースを添加した水を含ま
せておく。そして、このトレイ3を孵卵器等の加熱室内
に入れ、室内温度を20〜35℃、望ましくは25〜3
5℃に、また湿度を60〜80RH%に保つ。この際、
吸水性シート4には絶えず前記の水をシャワー状に掛け
て、吸水性シート4と玄米の水分を保つ。
【0009】すると、玄米aから発芽し、48時間後に
は、図2(c)で示す芽cの長さが4〜5cmとなり、
96時間後には、芽cの長さが約10cmに達する。ま
た、玄米aから根dも伸長する。その後、これを収穫す
ることにより、図2(c)で示すような玄米もやしbが
得られる。玄米もやしbは、湿ったままの状態で吸水性
シート4から分離するか、あるいは吸水性シートごと乾
燥してから分離するかのどちらかの方法が採用できる。
収穫した玄米もやしは、そのまま食用とすることもで
き、また乾燥した後、挽いて粉末とし、各種食品の生地
材料とすることもできる。
は、図2(c)で示す芽cの長さが4〜5cmとなり、
96時間後には、芽cの長さが約10cmに達する。ま
た、玄米aから根dも伸長する。その後、これを収穫す
ることにより、図2(c)で示すような玄米もやしbが
得られる。玄米もやしbは、湿ったままの状態で吸水性
シート4から分離するか、あるいは吸水性シートごと乾
燥してから分離するかのどちらかの方法が採用できる。
収穫した玄米もやしは、そのまま食用とすることもで
き、また乾燥した後、挽いて粉末とし、各種食品の生地
材料とすることもできる。
【0010】次に、本発明の具体例について述べる。う
るち玄米を用意し、これを蒸留水に2重量%の食塩を加
えた食塩水で洗浄した。予め大鋸屑の薫炭に通した蒸留
水の1リットル当り0.01gの重曹を添加し、さら
に、10ppmのジベリリンと1ppmのグルコースを
添加した水をウォーターバスに満たし、この水の温度を
35℃に維持し、且つウォーターバスに振動を与えなが
ら、30分間その水の中に玄米を浸漬した。予め殺菌さ
れた海綿状シートに、大鋸屑の薫炭に通した蒸留水に1
0ppmのジベリリンと1ppmのグルコースを添加し
た水を含ませ、これをトレイの上に敷き、その上に前記
のウォーターバスから取り出した玄米を載せた。そし
て、このトレイを孵卵器に入れ、その室内温度を30
℃、湿度を70RH%に保ち、且つ吸水性シートには絶
えず前記の水をシャワー状に掛けて、吸水性シートと玄
米の水分を保った。すると玄米が発芽し、48時間後に
芽の長さが4〜5cmとなり、96時間後に芽の長さが
約10cmに達した。その後、これを収穫することで、
玄米もやしを得た。
るち玄米を用意し、これを蒸留水に2重量%の食塩を加
えた食塩水で洗浄した。予め大鋸屑の薫炭に通した蒸留
水の1リットル当り0.01gの重曹を添加し、さら
に、10ppmのジベリリンと1ppmのグルコースを
添加した水をウォーターバスに満たし、この水の温度を
35℃に維持し、且つウォーターバスに振動を与えなが
ら、30分間その水の中に玄米を浸漬した。予め殺菌さ
れた海綿状シートに、大鋸屑の薫炭に通した蒸留水に1
0ppmのジベリリンと1ppmのグルコースを添加し
た水を含ませ、これをトレイの上に敷き、その上に前記
のウォーターバスから取り出した玄米を載せた。そし
て、このトレイを孵卵器に入れ、その室内温度を30
℃、湿度を70RH%に保ち、且つ吸水性シートには絶
えず前記の水をシャワー状に掛けて、吸水性シートと玄
米の水分を保った。すると玄米が発芽し、48時間後に
芽の長さが4〜5cmとなり、96時間後に芽の長さが
約10cmに達した。その後、これを収穫することで、
玄米もやしを得た。
【0011】得られた玄米もやしの発芽率を調べたとこ
ろ、玄米100個当り96個の割合で発芽しており、従
って発芽率は96%であった。また、何れの玄米もやし
も根が伸長し、発達していた。さらに、この玄米もやし
を挽いて粉末とし、その玄米もやし粉末の成分を財団法
人日本食品分析センターに委託して分析試験を行なった
結果を表1に示す。なお、比較のため、表1に玄米の成
分を並記した。
ろ、玄米100個当り96個の割合で発芽しており、従
って発芽率は96%であった。また、何れの玄米もやし
も根が伸長し、発達していた。さらに、この玄米もやし
を挽いて粉末とし、その玄米もやし粉末の成分を財団法
人日本食品分析センターに委託して分析試験を行なった
結果を表1に示す。なお、比較のため、表1に玄米の成
分を並記した。
【0012】
【表1】 ──────────────────────────────────── 成 分 玄米もやし粉 玄米粉 分 析 法 ──────────────────────────────────── 水分 10.9% 15.5% 常圧加熱乾燥法 たんぱく質 6.8% 7.4% ケルタ゛ール法 脂質 3.6% 3.0% 酸分解法 繊維 1.0% 1.0% ヘンネヘ゛ルク゛ストーマン 改良法 灰分 1.1% 1.3% 直接灰化法 糖質 76.6% 71.8% リン 298mg/100g 300mg/100g ハ゛ナト゛モリフ゛テ゛ン酸吸光光度法 鉄 1.15mg/100g 1.1mg/100g o-フェナントロリン吸光光度法 カルシウム 13.0mg/100g 10.0mg/100g 原子吸光光度法 ナトリウム 6.07mg/100g 2.0mg/100g 原子吸光光度法 カリウム 167mg/100g 250mg/100g 原子吸光光度法 サイアミン(ヒ゛タミンB1) 0.33mg/100g 0.54mg/100g 高速液体クロマトク゛ラフ法 リホ゛フラヒ゛ン(ヒ゛タミンB2) 0.12mg/100g 0.06mg/100g 高速液体クロマトク゛ラフ法 ナイアシン 5.31mg/100g 4.5mg/100g 微生物定量法 ────────────────────────────────────
【0013】
【考案の効果】以上説明した通り、本発明によれば、玄
米の発芽率が高く、芽の伸長が早く、しかも根も伸長す
るため、雑菌等の繁殖がしない状態のまま、短時間に高
い収率で栄養価の高い玄米もやしが収穫できる。
米の発芽率が高く、芽の伸長が早く、しかも根も伸長す
るため、雑菌等の繁殖がしない状態のまま、短時間に高
い収率で栄養価の高い玄米もやしが収穫できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による工程を示すフローシート
である。
である。
【図2】玄米の浸漬工程、発芽工程及び玄米もやしの外
観を示す図である。
観を示す図である。
1 ウォーターバス 2 振動機 3 トレイ 4 吸水性シート a 玄米 b 玄米もやし c 玄米もやしの芽 d 玄米もやしの根
Claims (5)
- 【請求項1】 洗浄した玄米を水に浸漬した後、水から
取り出した玄米の水分を保持しながら、発芽させて玄米
もやしを製造する方法において、洗浄した玄米をジベレ
リンを添加した水中に浸漬しながら振動を与える工程
と、玄米をジベレリンを添加した水で保水しながら20
〜35℃の温度に保温し、発芽させる工程とを順次行な
うことを特徴とする玄米もやしの製造方法。 - 【請求項2】 前記請求項1において、玄米の浸漬水の
PHを5〜6としたことを特徴とする玄米もやしの製造
方法。 - 【請求項3】 前記請求項1または請求項2において、
玄米の浸漬水の温度を30〜40℃としたことを特徴と
する玄米もやしの製造方法。 - 【請求項4】 前記請求項1〜請求項3の何れかにおい
て、玄米の発芽工程における室内湿度を60〜80%R
Hとしたことを特徴とする玄米もやしの製造方法。 - 【請求項5】 前記請求項1〜請求項4の何れかにおい
て、ジベレリンを添加した水を含む吸湿性シートの上に
玄米を載せて発芽することを特徴とする玄米もやしの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24553292A JP2504898B2 (ja) | 1992-08-22 | 1992-08-22 | 玄米もやしの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24553292A JP2504898B2 (ja) | 1992-08-22 | 1992-08-22 | 玄米もやしの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662670A true JPH0662670A (ja) | 1994-03-08 |
JP2504898B2 JP2504898B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=17135098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24553292A Expired - Lifetime JP2504898B2 (ja) | 1992-08-22 | 1992-08-22 | 玄米もやしの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504898B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020080019A (ko) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | 곽후영 | 발아 현미의 재배방법 |
KR20020085574A (ko) * | 2001-05-09 | 2002-11-16 | 주식회사 두산 | 발아현미 생산을 위한 공정 및 장치 |
KR100374701B1 (ko) * | 2000-07-06 | 2003-03-04 | 장철호 | 현미의 발아방법 |
KR100405921B1 (ko) * | 2000-09-09 | 2003-11-14 | (주)자연나라 | 발아 현미의 제조 방법 및 이에 사용되는 볏짚-왕겨 추출수의 제조 방법 |
KR100476656B1 (ko) * | 2002-08-14 | 2005-03-18 | 김일두 | 홍국을 이용한 기능성 발아현미 재배방법 |
WO2012124817A1 (ja) * | 2011-03-17 | 2012-09-20 | Yanamoto Hiroji | 発芽穀物、その製造方法並びにそれを含有する食品及びbdnf産生促進剤 |
-
1992
- 1992-08-22 JP JP24553292A patent/JP2504898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20140023933A (ko) * | 2011-03-17 | 2014-02-27 | 히로지 야나모토 | 발아 곡물, 그 제조 방법 그리고 그것을 함유하는 식품 및 bdnf 생성 촉진제 |
JPWO2012124817A1 (ja) * | 2011-03-17 | 2014-07-24 | 広二 柳本 | 発芽穀物、その製造方法並びにそれを含有する食品及びbdnf産生促進剤 |
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US9775370B2 (en) | 2011-03-17 | 2017-10-03 | Hiroji Yanamoto | Sprouted cereal, method for manufacturing same, food product containing same, and BDNF production accelerator |
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Also Published As
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JP2504898B2 (ja) | 1996-06-05 |
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