JPH0662648U - トランシーバ装置 - Google Patents

トランシーバ装置

Info

Publication number
JPH0662648U
JPH0662648U JP005708U JP570893U JPH0662648U JP H0662648 U JPH0662648 U JP H0662648U JP 005708 U JP005708 U JP 005708U JP 570893 U JP570893 U JP 570893U JP H0662648 U JPH0662648 U JP H0662648U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
mode
speaker
credit
simplex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP005708U
Other languages
English (en)
Inventor
弘生 石田
Original Assignee
日本マランツ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本マランツ株式会社 filed Critical 日本マランツ株式会社
Priority to JP005708U priority Critical patent/JPH0662648U/ja
Publication of JPH0662648U publication Critical patent/JPH0662648U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 単信及び複信のいずれのモードにおいてもマ
イクロホン入力レベルが等しく、常に均等な変調度が得
られるトランシーバ装置を提供する。 【構成】 単信モード時に音声を入力する単信用マイク
ロホン15をスピーカの下方に配設し、複信モード時に
音声を入力する複信用マイクロホン16をスピーカの上
方近傍に配設する。これら2つのマイクロホンはモード
切換時に制御部によって選択的に切り換えられる。トラ
ンシーバを複信モードにして通信するときは、スピーカ
を耳部にあて、口部から複信用マイクロホンに再短距離
で音声を入力する。単信モードで通信するときはスピー
カ近傍の単信用マイクロホンに向けて音声を入力するこ
とにより、複信、単信モードとも同一レベルの音声が入
力可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は単一の周波数で送信と受信を行う単信モードと、互いに異なる2つの 周波数で送信と受信を行う複信モードを備えたハンディタイプのトランシーバ装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、異なる2つの周波数を用いて通信を行う複信方式を装備した無線機があ る。単一周波数を送信側と受信側で交互に送受信する単信方式に対し、ディープ レックスとも呼ばれる複信方式は加入者電話機のように同時に送受信が可能であ ることから普及が進んでいる。
【0003】 図4はハンディタイプのトランシーバの従来例を示す外観図である。図中、1 はトランシーバ本体、2は筺体、3は送受信用アンテナ、4はスピーカである。 また、5はスピーカ4の下方に配設されたマイクロホンである。このトランシー バ1は単信及び複信2つのモードを備え、図示されないモード切換スイッチを切 り換えて単信と複信のいずれか1つのモードを選択して通信を行うことが可能で ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図5(A)はトランシーバ1を複信モードにして通信中であることを示す図で ある。操作者はトランシーバ1を電話機を扱うようにスピーカ4を耳部にあて、 スピーカ4の再生出力を聴取するとともに、口部から最短距離でマイクロホン5 に音声を入力することができる。
【0005】 ところで、上記複信方式が普及する以前のトランシーバは単信方式が主流であ り、現在でも一部で使用されている。このような単信方式でも簡易型のものは、 一般に音声を再生するスピーカを可逆変換トランスデューサとして音声入力する マイクロホンに兼用して、マイクロホンを省略する例が多い。そして、かかる単 信型トランシーバの使用に慣れたユーザは複信型トランシーバを扱う場合でも習 慣的にスピーカに音声を入力する操作方法をとる例が多い。
【0006】 図5(B)は特に単信モードでトランシーバ1を操作するとき、操作者が無意 識のうちにスピーカ4に口部をあて音声を入力している様子を示す図である。し かし、このような姿勢で操作を行うことはマイクロホンにあてるべき口部がマイ クロホンから離れるため、マイクロホンに十分なレベルの音声が入力されず、適 切な変調度が得られないという問題があった。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みなされたもので、上述した習慣的な姿勢で操作を行っ ても、単信及び複信モードにおいて常に均等な変調度が得られるモード切換型ト ランシーバを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案のトランシーバ装置では、音声信号を再生す るスピーカの下方に配設され複信モード時の音声を入力する複信用マイクロホン と、該スピーカの上方近傍に配設され単信モード時の音声を入力する単信用マイ クロホンと、上記モード切換時に複信用マイクロホンと単信用マイクロホンを選 択的に切換操作する制御部とを備えている。
【0009】
【作用】
複信モード時はトランシーバを加入者電話機のように持ち、スピーカに耳部を あて音声を受信し、送信するときは複信用マイクロホンを通して音声を再短距離 位置から入力する。また、単信モード操作時は、トランシーバ本体を従来の単信 型トランシーバのように持ち、音声をスピーカに向けて入力する。単信用マイク ロホンはスピーカの上方近傍に配設されており、マイクロホンには十分なレベル の音声が入力される。単信用マイクロホンはスピーカに向かって音声を入力する 従来の可逆変換トランスデューサ付きトランシーバの操作方法を可能にして、単 信、複信とも2つのマイクロホンから等しいレベルの音声が入力され、常に均等 な変調度の信号が送信される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面を参照して説明する。図1は本考案によるトランシーバの 外観図、図2はトランシーバの回路ブロック図である。図中、10はトランシー バ本体、13は送受信アンテナ、14は音声を再生するスピーカ、15は単信専 用マイクロホンであり、この単信用マイクロホン15はスピーカ14の上方に、 かつ近傍位置に配設される。16は複信専用のマイクロホンであり、この複信用 マイクロホン16は従来装置のマイクロホンと同じ位置にスピーカ14の下方に 離れて配設されている。また、図2において、17は送信部、18は各部動作を 制御する制御部、19は単信及び複信を切り換えるモード切換器、20はマイク ロホン切換スイッチである。
【0011】 トランシーバ10を複信モードにして通信を行うときは、モード切換器19を 操作する。モード切換器19の操作により回路が複信モードに設定され、受信用 の第1の周波数f1と、送信用の第2の周波数f2が設定される。同時に制御部 18によってマイクロホン切換スイッチ20が操作され、接点が複信用マイクロ ホン16側に切り換えられる。複信モードにおけるトランシーバ本体10の操作 は、図3(A)のように、スピーカ14に耳部をあて音声を受信し、口部から複 信用マイクロホン16に操作者の音声を再短距離で入力する。アンテナ13に受 信された周波数f1の信号は復調されてスピーカ14から聴取され、操作者の音 声は十分なレベルで入力され、送信部17を通してアンテナ13から周波数f2 の変調波が送信される。
【0012】 また、トランシーバ10を単信モードに切り換えて通信を行う場合は、モード 切換器19を再度操作すると、トランシーバ10は単一の周波数で送信受信を行 うよう回路が切り換えられ、同時に制御部18によってマイクロホン切換スイッ チ20の接点が単信用マイクロホン15側に切り換えられる。単信モードの場合 は、従来の単信専用トランシーバの操作姿勢と同様にして操作することが可能で あり、受信時はスピーカ14に耳部をあて音声を聴取し、送信時はプレストーク スイッチを操作して図3(B)のようにスピーカ14に近い単信用マイクロホン 15から音声を入力すればよい。
【0013】 このように、複信、単信のいずれのモードにおいても専用のマイクロホンから 音声を入力するので、入力レベルが等しく、この結果、常に均等な変調度が得ら れる。そして、単信モード時は可逆変換トランスデューサであるスピーカに向か って音声を入力する従来のトランシーバの操作方法が可能であるため操作性がよ い。また、2つのマイクロホンを備えているので、いずれか一方のマイクロホン が故障しても、少なくとも1つのモードはマイクロホンを使用可能であり、保守 面で有利となる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のトランシーバ装置によれば、スピーカの下方に配 設された複信用のマイクロホンと、該スピーカの上方近傍に配設された単信用の マイクロホンと、モード切換時に複信用マイクロホンと単信用マイクロホンを選 択的に切換操作する制御部とを備えたので、複信モード時にはスピーカを耳部に あて、口部からさ最短距離で複信用マイクロホンに音声を入力し、また、単信モ ード時にはスピーカの近傍に配設された単信用のマイクロホンから音声を入力す ることができ、複信及び単信のいずれのモードにおいても音声入力レベルが等し くなり、この結果、均等の変調度が得られる。そして、単信モードにおいては、 可逆変換トランスデューサであるスピーカに向かって音声を入力する従来のトラ ンシーバ操作方法が応用でき、操作性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるトランシーバ装置の外観図であ
る。
【図2】本考案によるトランシーバ装置の回路ブロック
図である。
【図3】図(A)は複信モード時のトランシーバンシー
バ操作を示す図、(B)は単信モード時の操作を示す図
である。
【図4】従来のトランシーバ装置を示す外観図である。
【図5】従来のトランシーバ装置を示す図である。
【符号の説明】
1,10 トランシーバ本体 4,14 スピーカ 15 単信用マイクロホン 16 複信用マイクロホン 18 制御部 20 マイクロホン切換スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の周波数で送信と受信を行う単信モ
    ードと、互いに異なる2つの周波数で送信と受信を行う
    複信モードとを備え、該単信モードと複信モードを選択
    的に切り換えて通信が可能のトランシーバにおいて、音
    声信号を再生するスピーカの下方に配設され複信モード
    時の音声を入力する複信用マイクロホンと、該スピーカ
    の上方近傍に配設され単信モード時の音声を入力する単
    信用マイクロホンと、上記モード切換時に複信用マイク
    ロホンと単信用マイクロホンを選択的に切換操作する制
    御部と、を備えたことを特徴とするトランシーバ装置。
JP005708U 1993-01-28 1993-01-28 トランシーバ装置 Pending JPH0662648U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP005708U JPH0662648U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トランシーバ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP005708U JPH0662648U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トランシーバ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662648U true JPH0662648U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11618622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP005708U Pending JPH0662648U (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トランシーバ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662648U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015126313A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 日本電気株式会社 無線装置およびその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015126313A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 日本電気株式会社 無線装置およびその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100531056B1 (ko) 자동구성다중모드토크스위치를갖는통신장치및그동작방법
KR920015798A (ko) 무선 전화기용 자동 채널 선택 시스템
JPH1094070A (ja) 複合移動通信端末及びリモートコントローラ
JPH0662648U (ja) トランシーバ装置
WO2005048574A1 (en) Automatic-switching wireless communication device
JP3931402B2 (ja) コードレス電話機
JPH0613965A (ja) コードレス電話機
JP2560660Y2 (ja) ワイヤレス電話機
JPH0738492A (ja) 移動体用通信装置
JP2583452Y2 (ja) 電話装置
JP2568030Y2 (ja) 電話システム
JP2563178B2 (ja) コ−ドレス電話機
JPH0448032Y2 (ja)
KR200218483Y1 (ko) 차량용 유무선겸용 핸즈프리장치
KR200249758Y1 (ko) 핸드폰용 무선 핸드프리 장치
JP2000059494A (ja) 通話装置
JPH03208443A (ja) コードレス電話装置
JPH03764Y2 (ja)
JPH0779479A (ja) 携帯無線電話装置
JPH10126305A (ja) 中継機能付無線機
JPH04156033A (ja) 電話回線接続機能付き難聴者無線会話装置
JPH08167924A (ja) 無線電話装置
JP2763713B2 (ja) 無線電話機によるモデム自動選択システム
JPH0795653A (ja) セルラー/コードレス携帯無線電話装置
KR20020007046A (ko) 무선 핸즈프리 시스템