JPH0662166A - 印字チェックファクシミリ - Google Patents
印字チェックファクシミリInfo
- Publication number
- JPH0662166A JPH0662166A JP4213831A JP21383192A JPH0662166A JP H0662166 A JPH0662166 A JP H0662166A JP 4213831 A JP4213831 A JP 4213831A JP 21383192 A JP21383192 A JP 21383192A JP H0662166 A JPH0662166 A JP H0662166A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ファクシミリにおいて、印字が正確に行われた
かをチェックする。 【構成】ファクシミリを受信したデータを印字部９で印
字し、その後、印字された印字媒体１８のイメージがイ
メージセンサー部１０で入力され、印字メモリ部１４に
入り、受信したデータの印字すべきイメージ辞書データ
部１３に入る。比較整合部１６においては辞書データ部
１３と印字メモリ部１４とを比較し、印字すべきイメー
ジが印字媒体１８に実際に印字されているかチェックす
る。
かをチェックする。 【構成】ファクシミリを受信したデータを印字部９で印
字し、その後、印字された印字媒体１８のイメージがイ
メージセンサー部１０で入力され、印字メモリ部１４に
入り、受信したデータの印字すべきイメージ辞書データ
部１３に入る。比較整合部１６においては辞書データ部
１３と印字メモリ部１４とを比較し、印字すべきイメー
ジが印字媒体１８に実際に印字されているかチェックす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリに関し、
特に印字後の印字状態をチェックする印字チェックファ
クシミリに関する。
特に印字後の印字状態をチェックする印字チェックファ
クシミリに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のファクシミリは、受けとった印字
データを媒体に印字するが、媒体に印字されたデータが
受けとったデータと同じかどうか検出する機能がないた
め、印字部の故障、誤動作は媒体への誤動作となり、そ
のまま出力結果となる。
データを媒体に印字するが、媒体に印字されたデータが
受けとったデータと同じかどうか検出する機能がないた
め、印字部の故障、誤動作は媒体への誤動作となり、そ
のまま出力結果となる。
【０００３】従って、誤印字を検出できない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリは、印字データを受けとり、そのデータに従って
媒体に印字動作を行うだけである。従って、ファクシミ
リの印字動作により、媒体に印字されたパターンが上位
装置より送られた印字データ通りかどうかチェックを行
っていない。
シミリは、印字データを受けとり、そのデータに従って
媒体に印字動作を行うだけである。従って、ファクシミ
リの印字動作により、媒体に印字されたパターンが上位
装置より送られた印字データ通りかどうかチェックを行
っていない。
【０００５】このため、印字されなかったり、２重に印
字されたり等の誤印字を行ってもファクシミリは誤動作
とは認識せず、正常と判断し、印字媒体を出力するとい
う欠点がある。
字されたり等の誤印字を行ってもファクシミリは誤動作
とは認識せず、正常と判断し、印字媒体を出力するとい
う欠点がある。
【０００６】本発明の目的は、印字すべきテーダと印字
前後の印字媒体のセンサー入力により印字イメージを検
出し、印字すべきパターンとのマッチングの度合により
印字の正確さを検出することにより、上記の欠点を解消
し、印字ミスを検出し、人間のチェックを介さなくて
も、信頼性の高い印字品質を保証する印字チェックファ
クシミリを提供することにある。
前後の印字媒体のセンサー入力により印字イメージを検
出し、印字すべきパターンとのマッチングの度合により
印字の正確さを検出することにより、上記の欠点を解消
し、印字ミスを検出し、人間のチェックを介さなくて
も、信頼性の高い印字品質を保証する印字チェックファ
クシミリを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の印字チェックフ
ァクシミリは、印字される媒体の印字前後の状態をセン
スして入力するイメージセンサー部と、イメージセンサ
ー部で検出された印字前後のイメージデータを記憶する
メモリ部と、印字する印字パターンに対応した辞書パタ
ーン部とイメージセンサー部でセンスしたイメージパタ
ーンとを入力しメモリ部にあるイメージデータより抽出
した辞書パターン部の辞書とを比較して印字が正確に行
われたかどうかを検出する検出部とを有している。
ァクシミリは、印字される媒体の印字前後の状態をセン
スして入力するイメージセンサー部と、イメージセンサ
ー部で検出された印字前後のイメージデータを記憶する
メモリ部と、印字する印字パターンに対応した辞書パタ
ーン部とイメージセンサー部でセンスしたイメージパタ
ーンとを入力しメモリ部にあるイメージデータより抽出
した辞書パターン部の辞書とを比較して印字が正確に行
われたかどうかを検出する検出部とを有している。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例の印字チェックフ
ァクシミリの概略図、図２は図１の印字チェック部の構
成図、図３は本実施例の印字チェックファクシミリによ
る印字前後の２値イメージデータを示す図である。
ァクシミリの概略図、図２は図１の印字チェック部の構
成図、図３は本実施例の印字チェックファクシミリによ
る印字前後の２値イメージデータを示す図である。
【００１０】図１において、本実施例の印字チェックフ
ァクシミリは、イメージセンサー部１０と、媒体吸排出
口１１と、上位インタフェース部１２と、辞書データ部
１３と、メモリ部１４と、印字イメージ抽出部１５と、
比較整合部１６とで構成されており、上位装置１７と接
続され、媒体１８が媒体吸排出口１１より挿入されるよ
うになっている。
ァクシミリは、イメージセンサー部１０と、媒体吸排出
口１１と、上位インタフェース部１２と、辞書データ部
１３と、メモリ部１４と、印字イメージ抽出部１５と、
比較整合部１６とで構成されており、上位装置１７と接
続され、媒体１８が媒体吸排出口１１より挿入されるよ
うになっている。
【００１１】ここで、上位装置１７より印字指令が印字
装置の上位Ｉ／Ｆ部１２に届くと、媒体吸排口１１は吸
入待ちとなり、媒体１８を媒体吸排口１１より入れる
と、媒体１８を吸入し、イメージセンサー部１０まで媒
体１８を移動させ、この部分で印字前の媒体１８のイメ
ージデータをイメージセンサーにより入力し、メモリ部
１４に入れる。印字前の媒体イメージ入力が終了する
と、媒体１８を印字部９まで移動させる。そして、上位
装置１７より受けとった印字指令に基づき印字を行う。
印字が終了したら再び媒体１８をイメージセンサー部１
０まで移動し、印字後の媒体１８のイメージデータをイ
メージセンサーにより入力し、メモリ部１４に入れる。
この際、印字前と印字後とのイメージ入力の位置がずれ
てないように媒体１８の移動量を調整する。以上の動作
により、入力されたメモリ部１４内の印字前のイメージ
データと印字後のイメージデータの異なった部分を印字
イメージデータとし、上位装置１７よりの印字指令によ
り印字すべきイメージデータを辞書データ部より作成
し、印字イメージデータと比較整合部１６で両者のマッ
チングがとれているかチェックし、その結果を上位装置
１２を介して上位装置内に通知する。
装置の上位Ｉ／Ｆ部１２に届くと、媒体吸排口１１は吸
入待ちとなり、媒体１８を媒体吸排口１１より入れる
と、媒体１８を吸入し、イメージセンサー部１０まで媒
体１８を移動させ、この部分で印字前の媒体１８のイメ
ージデータをイメージセンサーにより入力し、メモリ部
１４に入れる。印字前の媒体イメージ入力が終了する
と、媒体１８を印字部９まで移動させる。そして、上位
装置１７より受けとった印字指令に基づき印字を行う。
印字が終了したら再び媒体１８をイメージセンサー部１
０まで移動し、印字後の媒体１８のイメージデータをイ
メージセンサーにより入力し、メモリ部１４に入れる。
この際、印字前と印字後とのイメージ入力の位置がずれ
てないように媒体１８の移動量を調整する。以上の動作
により、入力されたメモリ部１４内の印字前のイメージ
データと印字後のイメージデータの異なった部分を印字
イメージデータとし、上位装置１７よりの印字指令によ
り印字すべきイメージデータを辞書データ部より作成
し、印字イメージデータと比較整合部１６で両者のマッ
チングがとれているかチェックし、その結果を上位装置
１２を介して上位装置内に通知する。
【００１２】次に、図２の印字チェック部を基にして印
字チェック部の動作を説明する。
字チェック部の動作を説明する。
【００１３】図２において、本実施例の印字チェック部
は、イメージセンサー部１と、印字前メモリ部２と、印
字後メモリ部３と、印字前イメージ抽出部４と、辞書デ
ータ部５と、印字イメージメモリ部６と、比較整合部７
と、印字媒体８と、印字部９とで構成されている。そし
て、印字イメージメモリ部２，３，６で図１のメモリ部
１４を構成している。
は、イメージセンサー部１と、印字前メモリ部２と、印
字後メモリ部３と、印字前イメージ抽出部４と、辞書デ
ータ部５と、印字イメージメモリ部６と、比較整合部７
と、印字媒体８と、印字部９とで構成されている。そし
て、印字イメージメモリ部２，３，６で図１のメモリ部
１４を構成している。
【００１４】ここで、イメージセンサー部１で印字前の
イメージデータがセンサーにより印字前メモリ部２に入
力され、また、印字後のイメージデータがセンサーによ
り印字後メモリ部３に入力されると、印字部イメージ抽
出部４は、印字前メモリ部２と印字後メモリ部３のイメ
ージデータに対して正規化、ノイズ処理、２値化を行
う。その後、印字前後のイメージデータより印字イメー
ジデータを生成する。すなわち、図３に示すように、印
字前の２値イメージデータをＡ（ｉ，ｊ）とし、印字後
にイメージデータをＢ（ｉ，ｊ）とする。また、印字イ
メージデータをＣ（ｉ，ｊ）とすると、
イメージデータがセンサーにより印字前メモリ部２に入
力され、また、印字後のイメージデータがセンサーによ
り印字後メモリ部３に入力されると、印字部イメージ抽
出部４は、印字前メモリ部２と印字後メモリ部３のイメ
ージデータに対して正規化、ノイズ処理、２値化を行
う。その後、印字前後のイメージデータより印字イメー
ジデータを生成する。すなわち、図３に示すように、印
字前の２値イメージデータをＡ（ｉ，ｊ）とし、印字後
にイメージデータをＢ（ｉ，ｊ）とする。また、印字イ
メージデータをＣ（ｉ，ｊ）とすると、
【００１５】
【００１６】と定義する。
【００１７】Ｃ（ｉ，ｊ）は印字部イメージ抽出部４で
生成され、印字イメージメモリ部６に転送される。
生成され、印字イメージメモリ部６に転送される。
【００１８】次に、比較整合部７にて印字イメージと印
字した辞書データのイメージとの整合を行う。
字した辞書データのイメージとの整合を行う。
【００１９】印字した領域について正しく印字されたか
どうかの整合を行う。
どうかの整合を行う。
【００２０】文字コードαの辞書データを
【００２１】
【００２２】とし、印字座標が（ｘ，ｙ）とすると、文
字コードαの評価値は下記のようになる。上下にずらす
のは印字時に位置ずれがあるため、その分を補正する意
味を持つ。
字コードαの評価値は下記のようになる。上下にずらす
のは印字時に位置ずれがあるため、その分を補正する意
味を持つ。
【００２３】
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印字チェ
ックファクシミリは、印字すべきテーダと印字前後の印
字媒体のセンサー入力により印字イメージを検出し、印
字すべきパターンとのマッチングの度合により印字の正
確さを検出することにより、印字時の誤印字、二重印字
等の誤動作を検出でき、印字を再度行う等その誤動作に
対して対処できる。
ックファクシミリは、印字すべきテーダと印字前後の印
字媒体のセンサー入力により印字イメージを検出し、印
字すべきパターンとのマッチングの度合により印字の正
確さを検出することにより、印字時の誤印字、二重印字
等の誤動作を検出でき、印字を再度行う等その誤動作に
対して対処できる。
【００２５】この結果、印字ミスを検出でき、人間のチ
ェックを介さなくても、信頼性の高い印字品質を保証で
きるという効果がある。
ェックを介さなくても、信頼性の高い印字品質を保証で
きるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の印字チェックファクシミリ
の概略図である。
の概略図である。
【図２】図１の印字チェック部の構成図である。
【図３】本実施例の印字チェックファクシミリによる印
字前後の２値イメージデータを示す図である。
字前後の２値イメージデータを示す図である。
【符号の説明】 １ イメージセンサー部 ２ 印字前メモリ部 ３ 印字後メモリ部 ４ 印字前イメージ抽出部 ５ 辞書データ部 ６ 印字イメージメモリ部 ７ 比較整合部 ８ 印字媒体 ９ 印字部 １０ イメージセンサー部 １１ 媒体吸排出口 １２ 上位インタフェース部 １３ 辞書データ部 １４ メモリ部 １５ 印字イメージ抽出部 １６ 比較整合部 １７ 上位装置
Claims (1)
- 【請求項１】 印字される媒体の印字前後の状態をセン
スして入力するイメージセンサー部と、前記イメージセ
ンサー部で検出された印字前後のイメージデータを記憶
するメモリ部と、印字する印字パターンに対応した辞書
パターン部と前記イメージセンサー部でセンスしたイメ
ージパターンとを入力し前記メモリ部にあるイメージデ
ータより抽出した辞書パターン部の辞書とを比較して印
字が正確に行われたかどうかを検出する検出部とを有す
ることを特徴とする印字チェックファクシミリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213831A JPH0662166A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 印字チェックファクシミリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213831A JPH0662166A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 印字チェックファクシミリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662166A true JPH0662166A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16645754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4213831A Pending JPH0662166A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 印字チェックファクシミリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662166A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2754371A1 (fr) * | 1996-10-04 | 1998-04-10 | Sagem | Terminal de prise de jeu |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP4213831A patent/JPH0662166A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2754371A1 (fr) * | 1996-10-04 | 1998-04-10 | Sagem | Terminal de prise de jeu |
| WO1998015923A1 (fr) * | 1996-10-04 | 1998-04-16 | Sagem S.A. | Terminal de prise de jeu |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990112 |