JP2003305927A - プリンタ検査装置 - Google Patents

プリンタ検査装置

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JP2003305927A
JP2003305927A JP2002149842A JP2002149842A JP2003305927A JP 2003305927 A JP2003305927 A JP 2003305927A JP 2002149842 A JP2002149842 A JP 2002149842A JP 2002149842 A JP2002149842 A JP 2002149842A JP 2003305927 A JP2003305927 A JP 2003305927A
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Taizo Otani
泰三 大谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ページ毎の印刷物の精細な検査が可能で、不良
印刷物を検出し排除して高品質な印刷が行える検査装置
の提供。 【解決手段】カメラ10からの画像データから文字コー
ドに変換する認識デコーダ20、プリンタ装置70から
前取り取得してページ単位文字コードを記憶格納する制
御装置60、認識デコーダ20からと制御装置60から
の文字コードを比較判定するOCR/バーコード検査エ
ンジン50、制御装置60の文字コードからキャラクタ
ジェネレータで生成されたビットマップフォントとカメ
ラ10からの画像データとを比較判定して文字の形の違
いを検査するフォントマッチング検査エンジン40、検
査結果であるログデータを格納するサーバーPC80、
不良ページを除去するためのリジェクトあるいはマーキ
ング信号を出力する制御装置90、ログデータをイーサ
ーネットなどの通信手段を介して転送する制御装置10
0で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、レーザー方式な
らびにインクジェット方式により、印刷用紙上にページ
単位で異なるデータまたは固定データを順次高速に印刷
するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 数字、ひらがな、カタカナ、英語、漢
字などの文字ならびに1次元、2次元バーコード、登録
された図形等をレーザー方式あるいはインクジェット方
式によりページごとに順次高速に印刷する業務が増加し
ている。その場合レーザー方式あるいはインクジェット
方式特有の欠陥があり、汚れ、カスレなどの不良印刷物
を大量に作成して業務効率を低下させ、信用の失墜につ
ながる要因になっている。レーザー方式は白ぬけ(カス
レ)、インクジェット方式はインクの引きずりによる汚
れが発生させやすい欠陥を持っている。上記のバーコー
ドの印刷が正しいか否かの判定は通常バーコードスキャ
ナを使用し、バーコードを数回スキャンしてデコードし
文字コードに変換する程度であり、印刷されたバーコー
ド全体の形であるビットマップフォントが正しいか否か
の検査はされていない通常の数字などの印刷文字もOC
Rスキャナを使用して文字コードに変換する程度であ
り、印刷された文字全体の形であるビットマップフォン
トが正しいか否かの検査は殆どされていない。
【0003】 印刷用紙は類似する印刷絵柄も多く人間
が目視で判断する場合は間違いも多く発生する、異なる
印刷用紙をプリンタ装置にセットして印刷した場合は印
刷終了時の抜き取りによる目視検査で発見できる程度で
あり、印刷した用紙は本来の印刷用紙とは異なるので捨
てざるを得ないなど、印刷時間、用紙の無駄が多々発生
し印刷コストの増加と資源の無駄が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 印刷装置の印刷速度
は70m/分から300m/分位と高速であり、印刷中
に不良印刷を人間が目視で発見することは不可能であ
る。また印刷後にページ単位で人間が目視で検査するに
は膨大な時間と工数が必要であり、業務効率の低下とコ
ストの増加になる。本発明の目的はページごとの印刷物
の精細な検査が可能で、不良印刷物を検出し排除して高
品質な印刷が行える検査装置の提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するた
めに、用紙上に印刷されたバーコードあるいは文字を認
識デコードして文字コードに変換する場合は印刷密度に
合わせてカメラで等倍にて全体を読み取り、またはプリ
ンタ装置の印刷状態によりカメラで2倍または4倍の高
分解能で読み取る。各々のフォントの検査を行う場合は
印刷密度の2倍または4倍の高分解能で読み取る。理由
として、レーザー方式またはインクジェット方式のデジ
タルプリンタ装置は1ドットで印刷することもあり、印
刷物の印刷密度とカメラの読み取り分解能が同じ場合
は、プリンタ装置の状態により1ドット抜ける場合が多
くカメラの読み取り分解能を2倍または4倍で読み取ら
ないと精細な検査ができないためである。1次元バーコ
ードの場合は前記カメラからのイメージ画像データのバ
ーコード部分を認識デコードして文字コードに変換して
良否判定を行う。2次元バーコードおよび通常文字は前
記カメラからのイメージ画像データの所定エリアを認識
デコードして文字コードに変換して良否判定を行う。
【0006】 次にプリンタ装置、各種プリントデータ
の記録媒体、通信回線等を利用して外部のサーバーPC
等から検査前に印刷すべきページ単位の印刷データを前
もって検査装置に転送格納しておき、所定のページ単位
でカメラからのイメージ画像データの1次元バーコー
ド、2次元バーコードおよび通常文字を前記認識、デコ
ードにより文字コードに変換して、前もって前記方法で
取得した印刷データの辞書フォントを特定し呼び出し、
認識デコードされた文字コードと比較照合することによ
り、文字認識の精度を向上するとともに高速化が図れる
ことにもなる。理由として漢字の場合はJIS第1およ
び第2水準で約8000文字があり、その全てを比較照
合して認識デコードするよりも前もって印刷データを前
取りすることにより辞書フォントを特定できるので比較
照合を繰り返す回数が極端に低減でき文字認識精度の向
上と高速化が図れる。
【0007】 次に前記方法で検査前に印刷すべき所定
のページ単位の印刷データのビットマップフォントを前
もって転送格納しておき、または検査装置内に印刷デー
タからビットマップフォントを生成できる機能を持ち、
所定のページ単位で印刷すべきビットマップフォントを
呼び出し、カメラからのイメージ画像データと比較照合
して1次元バーコードあるいは2次元バーコード、登録
された図形等および通常文字の形が合致しているかどう
かの良否判定を行う。
【0008】 次に1次元バーコード、2次元バーコー
ド、登録された図形等および通常文字を認識デコードす
る検査装置を複数台持ち、カメラからのイメージ画像デ
ータを所定のページ単位または所定のページ内の文字が
あるフィールド単位で複数台の検査装置に順次分配して
並列処理を行うことにより、1台の検査装置が処理する
時間を複数台の検査装置で並列処理することによって高
速処理ができ検査時間を短縮することができる。
【0009】 次に1次元バーコード、2次元バーコー
ド、登録された図形等および通常文字のビットマップフ
ォントの形を比較照合して検査する検査装置を複数台持
ち、カメラからのイメージ画像データを所定のページ単
位または指定されたページ内のフィールド単位で複数台
の検査装置に順次分配して並列処理を行うことにより、
1台の検査装置が処理する時間を複数台の検査装置を並
列処理することによって高速処理ができ検査時間を短縮
することができる。
【0010】 本発明の特徴は用紙上に印刷された所定
のページごとに異なる又は、固定の印刷文字を認識デコ
ードして文字コードに変換し、印刷すべき文字コードと
比較照合して良否判定を行うとともに、同時にカメラか
らのイメージ画像データと前もってプリンタ装置、各種
記録媒体、通信回線等を利用して外部サーバーPC等か
ら転送格納された文字コードのビットマップデータとの
比較照合による印刷文字の形が正しいか否かを判定する
とともに、印刷文字自身および印刷文字周辺の汚れ、カ
スレも同時に検査することのできる検査装置である。
【0011】 また、可変データおよび固定データにか
かわらずデジタル方式のプリンタ装置あるいはオフセッ
ト印刷、グラビア印刷などの印刷方式にかかわらず検査
が可能である。検査装置での検査結果はログとしてホス
トに転送し、印刷終了後にそのログファイルを確認すれ
ば印刷結果の良否判定を簡単に行うことができ、不良ペ
ージの除去も簡単に行える。また、検査装置が印刷不良
を検出した時にプリンタ装置に停止命令を出力して印刷
を中止してリアルタイムで不良検査を行える特長を持っ
ている。さらに印刷用紙の絵柄フォーマットを事前に登
録することにより実際に印刷を行う際にセットした印刷
用紙と事前の登録した印刷用紙とを比較して異なった用
紙の場合は警報を鳴らすなどしてオペレータに知らせ用
紙セットミスを未然に防止する特長を持った検査装置で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】 本発明のプリンタ検査装置の一
実施の形態を、図1〜図9を参照して説明する。本実施
の形態においては、例えば電話、電気、ガスなどの公共
料金の請求明細書、金融機関の各種個人向け通知書類等
の様な送付先ごとに、即ちページ単位で印刷データが異
なるデータをレーザー方式またはインクジェット方式の
プリンタ装置で印刷する様な印刷物に対して、その印刷
状態を検査し、印刷結果が本来印刷すべき印刷内容と合
致しているかの検査を行う検査装置について説明する。
図1は検査装置の全体の基本原理を示す図である。ライ
ンセンサまたはエリアセンサカメラ10。通常文字およ
び1次元バーコード、2次元バーコード認識デコーダ2
0。プリンタ装置が本来印刷すべき文字コードからビッ
トマップフォントを生成するキャラクタジェネレータ3
0。カメラ画像データとビットマップフォントを比較照
合して文字自身および文字周辺の汚れまたはカスレを検
査する検査エンジン40。認識デコーダにてコード変換
された文字コードと本来プリンタ装置が印刷すべき前取
りした文字コードを比較照合検査する検査エンジン5
0。プリンタ装置が本来ページ単位で印刷すべき文字コ
ードデータを検査前に前取りするための制御装置60。
ページ単位で可変あるいは固定データを印刷するプリン
タ装置70。各々の検査エンジンからの検査結果である
ログデータを収集するホストサーバPC80を有する。
また、ホストサーバーPCに格納されたログデータをイ
ーサーネットなどの通信を介して、あるいはフロッピー
(登録商標)などのメディアにて転送するための制御装
置100。検査中に発見した不良ページを特定してその
ページをリジェクトまたはマーキングするための制御装
置90を有する。
【0013】 次に図2はカメラからの画像データを認
識デコードする場合の基本原理図である。プリンタ装置
の印刷密度はプリンタ装置により各々特定されており、
例えば240dpiなどの分解能で印刷されているとす
ればカメラの読み取り分解能を等倍または2倍の480
dpi、4倍の960dpiなどの分解能で読み取るカ
メラユニット110。読み取ったカメラ画像データメモ
リ120。上段は1次元バーコード、下段は通常文字を
示している。読み取ったカメラ画像データをプリンタ装
置の印刷密度に合わせるために等倍または圧縮された画
像圧縮メモリ130。等倍または画像圧縮された画像デ
ータからバーコード部分を抽出するメモリ140。抽出
されたバーコード画像データから文字コードに認識デコ
ードする1次元バーコードデコーダ150。認識デコー
ドされた文字コードを格納するメモリ160。等倍また
は画像圧縮された画像データから通常文字あるいは2次
元バーコードを抽出するメモリ170。抽出された通常
文字あるいは2次元バーコードを認識デコードする文字
認識デコーダまたは2次元バーコードデコーダ180。
認識デコードされた文字コードを格納するメモリ19
0。認識デコードされて文字コードに変換された1次元
バーコードデータまたは認識デコードされて文字コード
に変換された通常文字データ、2次元バーコードデータ
と本来印刷されるべき文字コードとの比較判定するため
の良否判定メモリ200。良否判定結果であるOKまた
はNGデータと各々の認識デコーダで文字コードに変換
されたコードデータを格納するホストサーバーPC21
0。プリンタ装置212。プリンタ装置より前もって取
得した印刷すべき文字コード格納する制御装置211を
有する。
【0014】 次に図3は1次元バーコードおよび通常
文字、2次元バーコードをカメラでスキャンし、デジタ
ルデータに変換し、各々の認識デコーダへ転送して文字
コードへ変換する場合の詳細な図である。1次元バーコ
ードをカメラでスキャンする状態を示す220。この場
合は2回スキャンしている場合を示している。スキャン
した結果を画像メモリに格納した状態を示す230。こ
の場合は黒または白のデータである2値データに変換し
たことを示している。1次元バーコードを変換された2
値データから文字コードに認識変換するデコーダ24
0。通常文字、2次元バーコードをカメラでスキャンす
る状態を示す250。この場合通常文字あるいは2次元
バーコードは面積で全て読み取ることを示している。面
積スキャンした結果を画像メモリに格納した状態を示す
260。この場合は黒または白のデータである2値デー
タに変換したことを示している。通常文字、2次元バー
コードを変換された2値データから文字コードに認識変
換するデコーダ270を有する。
【0015】 次に図4はカメラから読み取った画像デ
ータであるビットマップデータとプリンタ装置が本来印
刷すべき文字コードを前取りして、その文字コードをキ
ャラクタジェネレータによりビットマップデータに変換
してカメラデータと比較照合し、文字自身の形が合致し
ているかどうか、また、文字周辺に汚れがあるかどうか
を検査する基本原理図である。本来の印刷密度より2倍
または4倍などの分解能で読み取るラインセンサまたは
エリアセンサカメラ280。高分解能で読み取ったカメ
ラ画像データを格納するメモリ290。プリンタ装置の
印刷密度にあわせるための画像圧縮メモリ300。画像
圧縮された状態を示すカメラ画像データメモリ310。
上段は1次元バーコード、下段は通常文字の2値画像デ
ータを示している。プリンタ装置340。プリンタ装置
から本来印刷すべきページ単位の文字コードを取り込む
ための制御装置、文字コードから印刷すべきビットマッ
プフォントを生成する制御装置330。キャラクタジェ
ネレータから生成されたビットマップフォントの状態を
示すビットマップメモリ320。上段は1次元バーコー
ド、下段は通常文字を示している。圧縮されたカメラ画
像データメモリとキャラクタジェネレータで生成された
ビットマップメモリとを比較照合して良否判定する良否
判定メモリ350。良否判定メモリにて良否判定した結
果であるOK、NGなどのログデータを格納するホスト
サーバーPC360を有する。
【0016】 次に図5は高分解能カメラから1次元バ
ーコードを読み取り、印刷密度に合わせて画像圧縮した
カメラ画像データメモリ370。前もってプリンタ装置
から取得した文字コードからキャラクタジェネレータに
より変換されたビットマップフォントデータメモリ38
0。カメラ画像データとビットマップフォントデータと
を比較照合して良否を判定する良否判定メモリ390。
良否判定メモリの結果の状態を示す400。判定結果の
OK、NGなどのコードと汚れ、カスレなどのエラー内
容データを格納するログデータメモリ430。比較照合
検査においてカメラ画像データとビットマップフォント
データとを照合する場合の方式である排他的論理和(E
X−OR)のロジックシンボル410。排他的論理和の
真理値表420を有する。具体例としてはカメラ画像デ
ータメモリのカメラからの書き込み原点を左上として、
同じくビットマップフォントデータメモリの書き込み原
点を左上とする。EX−ORの入力Aをカメラ画像デー
タとし、入力Bをビットマップフォントデータとする。
双方の画像データ原点からEX−ORの各々の入力に黒
(“1”)、白(“0”)の2値データをカメラでスキ
ャンしたラインごとに順次入力すると、その排他的論理
和の結果が出力Cに出力される。ここで入力A、Bに同
じデータが入力された場合、すなわち双方のデータが一
致している場合の出力Cは“0”になることが判る。ま
た入力A、Bに異なるデータが入力された場合、すなわ
ち双方のデータが不一致の場合の出力Cは“1”になる
ことが判る。したがって良否判定メモリの状態を示す4
00のようにカメラ画像データにカスレがある場合はビ
ットマップフォントデータと比較するとEX−OR出力
Cが“1”として残り、同じくカメラ画像データに汚れ
がある場合も同様にビットマップフォントデータと比較
するとEX−OR出力Cが“1”として残る。双方が一
致している部分ではEX−OR出力Cは“0”であり、
なにも残らないことで、一致しているか、不一致なのか
の判断を簡単な方法で検出することができる。
【0017】 次に図6は高分解能カメラから通常文字
を読み取り、印刷密度に合わせて画像圧縮したカメラ画
像データメモリ440。前もってプリンタ装置から取得
した文字コードからキャラクタジェネレータにより変換
されたビットマップフォントデータメモリ450。カメ
ラ画像データとビットマップフォントデータとを比較照
合して良否を判定する良否判定メモリ460。良否判定
メモリの結果を示す470。判定結果のOK、NGなど
のコードと汚れ、カスレなどのエラー内容データを格納
するログデータメモリ500。比較照合検査においてカ
メラ画像データとビットマップフォントデータとを照合
する場合の方式である排他的論理和(EX−OR)のロ
ジックシンボル480。排他的論理和の真理値表490
を有する。具体例としてはカメラ画像データメモリのカ
メラからの書き込み原点を左上として、同じくビットマ
ップフォントデータメモリの書き込み原点を左上とす
る。EX−ORの入力Aをカメラ画像データとし、入力
Bをビットマップフォントデータとする。双方の画像デ
ータ原点からEX−ORの各々の入力に黒(“1”)、
白(“0”)の2値データをカメラでスキャンしたライ
ンごとに順次入力すると、その排他的論理和の結果が出
力Cに出力される。ここで入力A、Bに同じデータが入
力された場合、すなわち双方のデータが一致している場
合の出力Cは“0”になることが判る。また入力A、B
に異なるデータが入力された場合、すなわち双方のデー
タが不一致の場合の出力Cは“1”になることが判る。
したがって良否判定メモリの状態を示す470のように
カメラ画像データにはABが書き込まれており、ビット
マップフォントデータはACであるので、双方のAは同
じであるから一致しているので“0”となり、次の文字
はカメラ画像データはBであり、ビットマップフォント
データはCであるので異なった部分には不一致であるか
ら“1”が残るのでカメラ画像データとビットマップフ
ォントデータを比較した結果、文字の形の違いが簡単な
方法で検出できる。また文字違いだけではなく、文字自
体のカスレ、あるいは文字周辺の汚れも同じ方法で検出
できる。
【0018】 次に図7はプリンタ装置510。プリン
タ装置から本来印刷すべき文字コードを前取りしてペー
ジ単位で格納するための文字コードメモリ540。前取
りした文字コードから文字の形であるビットマップフォ
ントを生成するキャラクタジェネレータ520。キャラ
クタジェネレータで生成されたページ単位のビットマッ
プフォントを格納するメモリ530を有する。通常プリ
ンタ装置で文字を印刷する場合は10ポとか20ポとか
の文字サイズが使用される。例として10ポの場合の文
字サイズは縦4mm、横4mm程度である。したがって
前取りした文字コードから文字の形であるビットマップ
フォントに変換するには、プリンタ装置の印刷密度が2
40dpiの場合、印字分解能としては1ドットあたり
約0.1mmに相当するので10ポの場合は縦40ドッ
ト、横40ドットに相当する。文字の形はJIS第1、
第2水準で判明しているので上記文字サイズに相当する
ドットサイズに置き換えて文字単位でメモリに展開すれ
ばビットマップフォントデータを作成することができ
る。また別の方法としては実機のプリンタ装置で実際に
印刷した文字を高分解能カメラで読み取り、プリンタ装
置の印刷密度に変換したデータから文字単位で抜き取
り、1文字ごとのビットマップフォントデータとしてメ
モリに格納して、文字コードと一致させておけばプリン
タ装置からの前取り文字コードからビットマップフォン
トデータを呼び出すことができる。あるいはプリンタ装
置が持っている文字コードと文字コードに一致したビッ
トマップフォントデータを前もって取得格納して使用す
る方法もある。
【0019】 次に図8はプリンタ装置が印刷する帳
票、すなわち印刷絵柄と印刷位置の異なる帳票の違いを
示す550および560。例としては550が電気料金
等払込取扱票、560が電話の請求書を示している。プ
リンタ装置の印刷方向を示す570。通常プリンタ装置
はロール紙またはミシン目のあるファンフォールド紙を
用いて連長紙で印刷する場合が多く、その場合はページ
単位として印刷キューマークが印刷されている。すなわ
ち550および560が1ページとすればキューマーク
単位で同じ絵柄フオーマットに異なるデータまたは同じ
データを印刷する状態を示している。上記のように印刷
絵柄フォーマットが異なる用紙を間違ってオペレータが
セットした場合、前もって印刷すべき印刷データの印刷
絵柄フォーマットを特定、登録することにより本来は5
50に印刷すべきところオペレータが間違って560を
セットして印刷を開始すると、すでに帳票の特徴を前も
って登録しているので560の帳票をカメラで読み取
り、その帳票が違うことをオペレータにライトあるいは
ブザーなどで知らせて警告することにより印刷を中断し
て本来印刷すべき用紙に変更でき、用紙の無駄を省くこ
とができる。具体例としてカメラで使用すべき帳票を前
もって読み取り、番号または名前をつけて登録し、各々
の帳票の特徴を記憶したファイルをメモリに格納し、オ
ペレータが用紙をセットして印刷する際にカメラで読み
取り、前記のカメラ画像データとビットマップフォント
データとの違いを検出する手法を用いて、その帳票が本
来の帳票であるかの識別を行うことができる。また前記
カメラ画像データとビットマップフォントデータとの違
いを検出する手法を用いて、例として550および56
0を用いて説明すればページ単位の帳票にはプリンタ装
置で印刷するエリアは特定されるので、その部分より異
なる白部分エリアを検査エリアとして特定し、前もって
判明している印刷エリアをマスキングして検査範囲から
除外し、特定、指定した白部分のみの汚れを検出するこ
とにより簡易的に汚れのみを検査することもできる。ま
たこの汚れのみの検査は前記のカメラ画像データからの
1次元バーコード、通常文字、2次元バーコードの認識
デコード検査およびカメラ画像データとビットマップフ
ォントデータの比較照合検査による文字の形が合致して
いるかの検査とは独立して検査できる特長がある。
【0020】 次に図9は本プリンタ検査装置の全体構
成を示している。検査パラメータなどの検査するに必要
な項目を入力する、およびエラーログなどの検査結果を
表示するための操作パネル、ディスプレイ580。各々
の検査エンジンの検査パラメータなどのファイルを転送
管理、エラーログなどの検査エンジンからのデータを管
理するためのサーバーPC590。搬送用紙面上の印刷
結果を読み取るための高分解能カメラ610。カメラか
ら読み取った画像データを接続されている各々の検査エ
ンジンに画像データを分配するためのカメラ画像データ
分配装置600。前もって取得したプリンタ装置からの
文字コードとカメラから読み取った画像データから用紙
上で特定された位置にある印刷された1次元バーコー
ド、通常文字、2次元バーコードを文字コードに変換さ
れたコードとを比較照合して印刷されるべき文字コード
であるか否かを検査するOCR/バーコード検査エンジ
ン#1である620。上記OCR/バーコード検査エン
ジンを並列接続して高速に認識デコードするための検査
エンジン#2である630、同じく検査エンジン#3で
ある640。前もって取得したプリンタ装置からの文字
コードから生成した文字の形を示すビットマップフォン
トデータとカメラから読み取った画像データから特定さ
れた位置にある印刷された文字の形であるビットマップ
フォントデータとを比較照合して文字の形が正しいか否
かを検査する、および文字自身の汚れ、カスレまた文字
周辺の汚れを検査するためのフォントマッチング検査エ
ンジン#1である650。上記フォントマッチング検査
エンジンを並列接続して高速にビットマップ検査するた
めの検査エンジン#2である660、同じく検査エンジ
ン#3である670。プリンタ装置700。プリンタ装
置から印刷すべきページ単位の文字コード前もって取得
するための文字コードメモリ690。前もって取得した
印刷すべき文字コードから本来の印刷文字の形であるビ
ットマップフォントデータをページ単位で生成するため
のキャラクタジェネレータ680を有する。
【0021】
【実施例】 前述した本発明の実施の形態のプリンタ検
査装置の実施例を説明する。図9のプリンタ装置700
から前もって印刷すべきページ単位の文字コードを図9
の文字単位文字コードメモリ690に転送格納してお
く。同時に転送格納された印刷すべきページ単位の文字
コードからキャラクタジェネレータ680によりページ
単位で印刷すべき文字の形であるビットマップフォント
データを生成し、同じキャラクタジェネレータ680に
あるビットマップフォントメモリに格納する。検査前に
高分解能カメラから読み取った印刷に使用する印刷前の
用紙の印刷絵柄を、例として図8の電気料金等払込取扱
票550とすれば、図9のOCR/バーコード検査エン
ジン#1である620および図9のフォントマッチング
検査エンジン#1である650に装備したメモリに登録
格納しておく。その登録された印刷絵柄は帳票フォーマ
ットとして番号または名前をつけて図9のサーバ−PC
590のハードディスクに各々の検査エンジンと接続さ
れているイーサーネットなどの通信手段を介して転送管
理格納しておく。当然ながら帳票フォーマットは使用す
る用紙種類分を登録格納できるものとする。ここで図9
の操作パネル580を使用してサーバーPC590に格
納登録された帳票フォーマットをハードディスクから呼
び出し、図8の電気料金等払込取扱票550の印刷フォ
ーマットに対して印刷エリアと検査エリアを指定する。
検査エリアは印刷部分周辺の白い部分を特定し指定す
る。サーバーPC590で上記指定した印刷エリアと検
査エリアのデータを帳票フォーマットファイルとして同
じサーバーPC590のハードディスクに登録格納して
おき、同時にオペレータは使用する用紙種類を選択しイ
ーサネット(登録商標)などの通信手段を介してサーバ
ーPC590に接続されている各々のOCR/バーコー
ド検査エンジン620、630、640およびフォント
マッチング検査エンジン650、660、670に転送
する。転送されたデータは検査するための帳票フォーマ
ットとして各々の検査エンジン内に装備されたメモリに
登録格納される。ここでオペレータは印刷を開始するた
めにプリンタ装置に用紙をセットする、同時に検査装置
を使用可能状態にする。用紙が搬送されて図8の印刷状
態を示す570のように1ページ目の印刷キューマーク
をプリンタ装置に装備したセンサで読み取り入力される
と、カメラの読み取りが開始され、その画像データが順
次転送されて図4のカメラ画像データメモリ310にペ
ージ単位で入力される。入力されたカメラ画像データメ
モリの画像データと既にサーバーPC590からOCR
/バーコード検査エンジン620、630、640およ
びフォントマッチング検査エンジン650、660、6
70に転送格納された印刷すべき帳票フォーマットとを
比較照合して一致性検査を行い、不一致であればブザー
などで帳票が間違っていることをオペレータに知らせ
て、用紙のセット間違いを未然に防止する。この場合の
カメラ画像データと帳票フォーマットとの一致性検査は
OCR/バーコード検査エンジン620およびフォント
マッチング検査エンジン650が代表として、すなわち
マスターとして一致性検査を行っても良い。
【0022】 次に前記帳票フォーマットの不一致がな
い場合、前記帳票フォーマット一致性検査と同時にプリ
ンタ装置から印刷すべき前取り取得したページ単位の文
字コードが格納されている図9のページ単位文字コード
メモリ690のデータの1ページ目をOCR/バーコー
ド検査エンジン#1である620に転送する。同様に2
ページ目をCOR/バーコード検査エンジン#2である
630に転送、同じく3ページ目をOCR/バーコード
検査エンジン#3である640に転送、図9のようにO
CR/バーコード検査エンジンが3台並列に接続されて
いるとすれば、1ページ目の通常文字あるいは1次元バ
ーコード、2次元バーコードの認識デコードによる文字
認識結果文字コードと前取りした1ページ目の文字コー
ドの一致性検査が終了した時点で4ページ目をOCR/
バーコード検査エンジン#1である620に転送する。
これはOCR/バーコード検査エンジンを複数台並列に
接続することにより検査すべきページの前取りしたペー
ジ単位の印刷すべき文字コードデータと同じページのカ
メラ画像データの文字認識デコードによる一致性検査の
高速化を図ることができる。すなわちOCR/バーコー
ド検査エンジンを複数台接続してリングカウンタバッフ
ァとして使用し、カメラ画像データの文字と印刷すべき
文字の文字認識デコード一致性検査を高速に行うための
手法を用いている。同様にカメラからの画像データも図
8のプリンタ装置の印刷方向を示す570のページ単位
を表す印刷キューマークをセンサで検出し、その印刷キ
ューをトリガーとして図9の高分解能カメラである61
0によって1ページ目のカメラ画像データをカメラ画像
データ分配装置600によりOCR/バーコード検査エ
ンジン#1である620に転送格納する。同じく2ペー
ジ目はOCR/バーコード検査エンジン#2である63
0に転送する、同じく3ページ目はOCR/バーコード
検査エンジンである640に転送する。4ページ目は1
ページ目を処理しているOCR/バーコード検査エンジ
ン#1である620において前取り取得したプリンタ装
置からのページ単位文字コードデータとの文字認識デコ
ード一致性検査が終了した時点で、4ページ目のカメラ
画像データをOCR/バーコード検査エンジン#1であ
る620に転送する。この場合各々のOCR/バーコー
ド検査エンジンの文字認識デコード一致性検査に時間的
バラツキ、つまり処理遅れが生じることがあるのでカメ
ラ画像データ分配装置には、この処理遅れ時間を調整で
きるように複数ページのカメラ画像データを格納記憶す
るメモリを持っている。このようにプリンタ装置が本来
印刷すべき前取り取得したページ単位文字コードデータ
とカメラ画像データのページが一致するように図9のカ
メラ画像データ分配装置600がリングカウンタを持ち
ページ単位の分配を制御する手法を用いている。ここで
ページ単位での文字認識デコード一致性検査結果である
ログデータはページ単位で各々のOCR/バーコード検
査エンジンからイーサーネットなどの通信手段を介して
サーバーPC590に順次転送され、そのログデータを
ハードディスクなどのメディアに格納するとともに、一
致性において不良ページが検出された場合はブザーを鳴
動あるいはライトを点灯するなどオペレータに知らせる
とともに、その不良ページを除去するためのリジェクト
信号およびマーキング信号を後工程処理機に転送して不
良ページを特定することもできる。また本発明はOCR
/バーコード検査エンジンを複数台並列に接続して文字
認識デコード一致性検査の高速処理を可能とするととも
に、プリンタ装置が印刷すべきページ単位の文字コード
データを検査前に前取りすることにより文字認識デコー
ドする場合、通常の全ての辞書フォントとの比較照合に
よる認識デコード方式ではなく、すでに前取りした文字
コードの辞書フォントを特定できるので比較照合による
認識デコード回数を極端に低減することによる認識精度
の向上と高速化を図ることができる特長を有する。
【0023】 次に前記文字認識デコード一致性検査と
並行してプリンタ装置から印刷すべき前取り取得したペ
ージ単位文字コードが格納されている図9のページ単位
文字コードメモリ690よりキャラクタジェネレータ6
80がページ単位で生成した文字の形を表すビットマッ
プフォントデータの1ページ目をフォントマッチング検
査エンジン#1である650に転送する。同じく2ペー
ジ目をフォントマッチング検査エンジン#2である66
0に転送、同じく3ページ目をフォントマッチング検査
エンジン#3である670に転送、図9のようにフォン
トマッチング検査エンジンが3台並列に接続されている
とすれば、1ページ目のカメラ画像データと前取りした
1ページ目のキャラクタジェネレータにより生成された
ビットマップフォントデータとの文字の形の一致性検査
が終了した時点で4ページ目をフォントマッチング検査
エンジン#1である650に転送する。これはフォント
マッチング検査エンジンを複数台並列に接続することに
より検査すべきページの前取りしたページ単位の印刷す
べき文字コードからキャラクタジェネレータにより生成
されたビットマップフォントデータと同じページのカメ
ラ画像データとのフォントマッチングによる文字の形が
正しいか否かを検査する一致性検査の高速化を図ること
ができる。すなわちフォントマッチング検査エンジンを
複数台並列に接続してリングカウンタバッファとして使
用し、文字の形が正しいか否かを検査するフォントマッ
チング一致性検査を高速に行うための手法を用いてい
る。同様にカメラからの画像データも図8のプリンタ装
置の印刷方向を示す570のページ単位を表す印刷キュ
ーマークをセンサで検出し、その印刷キューをトリガー
として図9の高分解能カメラである610によって1ペ
ージ目のカメラ画像データをカメラ画像データ分配装置
600によりフォントマッチング検査エンジン#1であ
る650に転送する。同じく2ページ目はフォントマッ
チング検査エンジン660に転送、同じく3ページ目は
フォントマッチング検査エンジン#3である670に転
送する。4ページ目は1ページ目を処理しているフォン
トマッチング検査エンジン#1である650において前
取り取得したプリンタ装置からのページ単位の文字コー
ドからキャラクタジェネレータにより生成されたビット
マップフォントデータと同じページのカメラからの画像
データとの文字の形が一致しているかどうかのフォント
マッチング検査が終了した時点で、4ページ目のカメラ
画像データをフォントマッチング検査エンジン#1であ
る650に転送する。この場合各々のフォントマッチン
グ検査エンジンの文字の形が一致しているかどうかの一
致性検査に時間的バラツキ、つまり処理遅れが生じるこ
とがあるのでカメラ画像分配装置には、この処理遅れ時
間を調整できるように複数ページのカメラ画像データを
格納記憶するメモリを持っている。このようにプリンタ
装置が本来印刷すべき前取りし取得したページ単位文字
コードからキャラクタジェネレータにより生成されたビ
ットマップフォントデータとカメラ画像データのページ
が一致するように図9のカメラ画像データ分配装置60
0がリングカウンタを持ちページ単位の分配を制御する
手法を用いている。ここでページ単位での文字の形が一
致しているかのフォントマッチング検査結果であるログ
データはページ単位で各々のフォントマッチング検査エ
ンジンからイーサーネットなどの通信手段を介してサー
バーPC590に順次転送され、そのログデータをハー
ドディスクなどのメディアに格納するとともに、一致性
において不良ページが検出された場合はブザーを鳴動あ
るいはライトを点灯するなどオペレータに知らせるとと
もに、その不良ページを除去するためのリジェクト信号
およびマーキング信号を後工程処理機に転送して不良ペ
ージを特定することもできる特長を有する。
【0024】
【発明の効果】 本発明のプリンタ検査装置によれば、
ページ単位の印刷物について印刷結果の精細な検査が可
能となり、また不良印刷物をほぼ完全に特定、除去で
き、正確で高品質な印刷が高速に行える信頼性の高いプ
リンタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のプリンタ検査装置の印
刷された文字コードが正しいか否かを検査する文字認識
デコード一致性検査エンジンおよび文字の形が正しいか
否かを検査するフォントマッチング一致性検査エンジン
の基本原理図である。
【図2】 カメラからの画像データから1次元バーコー
ド、通常文字、2次元バーコードを文字認識デコードに
より変換された文字コードとプリンタ装置から前もって
前取り取得した文字コードとを比較照合して文字コード
の良否判定する場合の原理図である。
【図3】 カメラからの画像データをデジタルデータで
ある2値化データに変換して、1次元バーコード、通常
文字、2次元バーコードを文字認識デコードする場合の
詳細図である。
【図4】 カメラからの画像データと前取り取得したプ
リンタ装置から印刷すべき文字コードによりキャラクタ
ジェネレータで生成された文字の形を表すビットマップ
フォントデータとを比較照合して文字の形が正しいか否
かを検査するフォントマッチング一致性検査の原理図で
ある。
【図5】 カメラからの画像データである1次元バーコ
ードとプリンタ装置から前取り取得した印刷すべき文字
コードによりキャラクタジェネレータで生成された文字
の形を表すビットマップフォントデータとを比較照合し
て文字の形が正しいか否かを検査するフォントマッチン
グ一致性検査の詳細図である。
【図6】 カメラからの画像データである通常文字、2
次元バーコードとプリンタ装置から前取り取得した印刷
すべき文字コードによりキャラクタジェネレータで生成
された文字の形を表すビットマップフォントデータとを
比較照合して文字の形が正しいか否かを検査するフォン
トマッチング一致性検査の詳細図である。
【図7】 プリンタ装置が本来印刷すべき文字コードを
ページ単位で前取りしてキャラクタジェネレータにより
文字の形を表すビットマップフォントデータを生成する
場合の原理図である。
【図8】 プリンタ装置が印刷する帳票の種類および帳
票の違いを示す、および印刷方向を示すための図であ
る。
【図9】 本発明のプリンタ検査装置の全体構成を示す
図である。
【符号の説明】
10・・・高分解能カメラ、20・・・文字認識デコー
ダ、30・・・キャラクタジェネレータ、40・・・フ
ォントマッチング検査エンジン、50・・・OCR/バ
ーコード検査エンジン、60・・・印刷文字コード記憶
制御装置、70・・・プリンタ装置、80・・・ホスト
サーバーPC、90・・・不良ページ除去制御装置、1
00・・・ログデータ転送制御装置、110・・・高分
解能カメラ、120・・・カメラ画像データメモリ、1
30・・・画像圧縮メモリ、140・・・1次元バーコ
ード抽出メモリ、150・・・1次元バーコードデコー
ダ、160・・・1次元バーコード認識文字デコードメ
モリ、170・・・通常文字/2次元バーコード抽出メ
モリ、180・・・通常文字/2次元バーコードデコー
ダ、190・・・通常文字/2次元バーコード認識文字
デコードメモリ、200・・・文字コード良否判定メモ
リ、210・・・ホストサーバーPC、211・・・印
刷文字コード記憶制御装置、212・・・プリンタ装
置、220・・・1次元バーコードカメラスキャン状態
図、230・・・1次元バーコード画像メモリ、240
・・・1次元バーコードデコーダ、250・・・通常文
字/2次元バーコードカメラスキャン状態図、260・
・・通常文字/2次元バーコード画像メモリ、270・
・・通常文字/2次元バーコードデコーダ、280・・
・高分解能カメラ、290・・・カメラ画像データメモ
リ、300・・・画像圧縮メモリ、310・・・画像圧
縮メモリ状態図、320・・・ビットマップフォントメ
モリ、330・・・キャラクタジェネレータ、340・
・・プリンタ装置、350・・・フォントマッチング良
否判定メモリ、360・・・ホストサーバーPC、37
0・・・1次元バーコード画像圧縮メモリ状態図、38
0・・・ビットマップフォントデータメモリ状態図、3
90・・・フォントマッチング良否判定メモリ、400
・・・良否判定メモリ状態図、410・・・排他的論理
和シンボル、420・・・排他的論理和真理値表、43
0・・・ログデータメモリ、440・・・通常文字/2
次元バーコード画像圧縮メモリ状態図、450・・・通
常文字/2次元バーコードビットマップフォントデータ
メモリ状態図、460・・・フォントマッチング良否判
定メモリ、470・・・フォントマッチング良否判定メ
モリ状態図、480・・・排他的論理和シンボル、49
0・・・排他的論理和真理値表、500・・・ログデー
タメモリ、510・・・プリンタ装置、520・・・キ
ャラクタジェネレータ、530・・・ビットマップフォ
ントメモリ、540・・・文字コードメモリ、550・
・・帳票フォーマット、560・・・帳票フォーマッ
ト、570・・・プリンタ印刷方向状態図、580・・
・操作パネル、590・・・ホストサーバーPC、60
0・・・カメラ画像データ分配装置、610・・・高分
解能カメラ、620・・・OCR/バーコード検査エン
ジン#1、630・・・OCR/バーコード検査エンジ
ン#2、640・・・OCR/バーコード検査エンジン
#3、650・・・フォントマッチング検査エンジン#
1、660・・・フォントマッチング検査エンジン#
2、670・・・フォントマッチング検査エンジン#
3、680・・・キャラクタジェネレータ、690・・
・文字コードメモリ、700・・・プリンタ装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置においてページごとに異なる印
    刷データ又はページごとに固定の印刷データで順次高速
    に印刷された数字、ひらがな、カタカナ、英語、漢字な
    どの文字および1次元、2次元バーコード、登録された
    図形等をラインセンサまたはエリアセンサカメラで読み
    取る手段と、読み取った画像データを認識、即ちデコー
    ドして通常の文字コードに変換する手段と、読み取り変
    換された文字コードと印刷すべき文字コードとを比較照
    合して合否判定する手段を有する検査装置。
  2. 【請求項2】 前記の検査装置において印刷すべき文字
    コードを前もって検査装置に格納する手段と、印刷され
    た文字を読み取り認識、デコードする手段と、前もって
    指定された文字コードの辞書フォントを所定のページ単
    位に呼び出す手段と、所定のページ単位で読み取り認
    識、デコードされた文字コードと前もって所定のページ
    単位に呼び出された印刷されるべき特定された辞書フォ
    ント(マルチフォント、TRUEフォントなど)コード
    とを比較照合して、辞書に登録されている全ての辞書フ
    ォントコードとを比較照合せずに特定した辞書フォント
    コードのみを比較照合することにより高速化を図ること
    ができる手段を有する検査装置。
  3. 【請求項3】 前記の検査装置において印刷すべき文字
    コードのビットマップフォントを前もってプリンタ装
    置、又は外部のプリントデータを格納する記録媒体、通
    信回線を利用して外部のサーバーPC等から転送して格
    納する手段と、所定のページ単位で印刷すべき文字コー
    ドのビットマップフォントを呼び出す手段と、所定のペ
    ージ単位でカメラで読み取った画像データと前もって格
    納し呼び出された文字コードのビットマップフォントと
    を比較照合して汚れ、カスレの検査ができる手段を有す
    る検査装置。
  4. 【請求項4】 前記の検査装置において文字を読み取り
    認識デコードする装置と文字を読み取った画像データと
    印刷すべき文字コードのビットマップフォントを比較照
    合して汚れ、カスレを検査する装置を複数台並列に制御
    する手段と、プリンタ装置、又は外部のプリントデータ
    を格納する記録媒体、通信回線を利用して外部のサーバ
    ーPC等から転送して、前もって格納した印刷すべき文
    字コードおよび文字コードによるビットマップフォント
    を所定のページ単位で複数台の上記検査装置に分配する
    手段と、所定のページ単位あるいはページ内の指定され
    た検査すべきフィールドを複数台の検査装置に分配する
    手段により複数台の検査装置を同時に動作させて文字認
    識およびビットマップフォント比較照合検査の高速化を
    図る手段を有する検査装置。
  5. 【請求項5】 前記の検査装置において指定された検査
    エリア内で本来印刷されるべき文字、バーコード、図形
    等の印刷位置より少し大きい範囲の検査エリアを指定し
    て、印刷されるべき以外の場所を検査することにより印
    刷不良である指定されたサイズ以上の汚れを検出できる
    手段を有する検査装置。
  6. 【請求項6】 前記の検査装置において所定のページ単
    位で印刷されるべき文字、バーコード、図形等の位置お
    よび印刷用紙上の絵柄を前もって特定、登録することに
    より実際の印刷時のプリンタ装置への用紙のセット間違
    いを検出する手段を有する検査装置。
  7. 【請求項7】 前記の検査装置において読み取った文
    字、バーコード、登録された図形等の文字コード判定お
    よび汚れ、カスレの判定結果により、その印刷不良ペー
    ジをリジェクトまたはマーキングする手段と、判定結果
    のエラー情報をページ単位でログデータとして格納する
    手段を有する検査装置。
  8. 【請求項8】 前記の検査装置においてカメラで読み取
    った文字の文字、バーコード、登録された図形等のコー
    ド判定とカメラで読み取った画像データと文字コードに
    対応したビットマップフォントとの比較照合による汚
    れ、カスレ検査とを同時に行うことのできる複合検査装
    置。
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