JP7059802B2 - プリントコントローラー及びプログラム - Google Patents

プリントコントローラー及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7059802B2
JP7059802B2 JP2018100148A JP2018100148A JP7059802B2 JP 7059802 B2 JP7059802 B2 JP 7059802B2 JP 2018100148 A JP2018100148 A JP 2018100148A JP 2018100148 A JP2018100148 A JP 2018100148A JP 7059802 B2 JP7059802 B2 JP 7059802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print controller
occupancy rate
unit
communication
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018100148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019204378A (ja
Inventor
裕章 矢後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2018100148A priority Critical patent/JP7059802B2/ja
Publication of JP2019204378A publication Critical patent/JP2019204378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7059802B2 publication Critical patent/JP7059802B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、プリントコントローラー及びプログラムに関する。
印刷物を商品として提供するプロダクションプリントにおいては、画像形成装置とプリントコントローラーとが接続された画像形成システムが用いられている。このような画像形成システムにおいては、プリントコントローラーがパーソナルコンピューターなどの端末からプリンタ言語で記述された描画データを受け取り、これを解釈して画像データを形成して画像形成装置に提供する。
近年、高解像度や多色対応による画質の向上及びプリント速度の高速化が求められており、これらを実現するための一つの手段として、画像形成システムを構成する各装置の処理能力を向上させることが有効である。しかしながら、一方の装置ではハードウェアリソースの作業負荷が高いのに対し、他方の装置では稼働率が低いなど、リソースを有効に活用できていないという問題が往々にして生じるため、このような無駄を解消して効率的に利用可能なシステムが望まれる。
上記した問題に関連して、近年、複数台のサーバーを集約したブレードサーバーにおいて、各サーバー間を高速なインターフェースで接続して一つのシステムとみなし、その上でオペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアを動作させる仮想化技術が知られている。仮想化により複数のハードウェアリソースを物理的な構成にとらわれずに利用することができ、リソースの無駄をなくして効率的に使用することができる。
また、画像形成装置においても、ネットワークに接続された複数のコンピューターによって一つのシステムを構築する技術が用いられている。例えば、特許文献1には、印刷ジョブを送信する複数のクライアントコンピューターと、印刷ジョブを総括して受信するプリンタサーバコンピュータと、を共通の通信ネットワーク上に配置して分散処理を行うことで、既存のハードウェアリソースを活用する技術が記載されている。
特開平11-259258号公報
上記した従来技術を応用してプリントコントローラーと他の装置、例えば画像形成装置、検査装置あるいは他のプリントコントローラー等との間で仮想化システムを構築することで、各装置のハードウェアリソースを無駄なく活用することが期待される。
ここで、仮想化システムを構築するためには、仮想化システムが利用可能な帯域を十分に確保するため、プリントコントローラーと画像形成装置等の他の装置とが、高速なインターフェース接続されている必要がある。納品時においては、各装置が比較的低速なインターフェースで接続されているのが一般的であるが、ユーザーはプリントコントローラーと画像形成装置との間の通信を高速化するために、納品後に任意に高速インターフェースを追加することが可能である。したがって、このような高速インターフェースが実現した場合など、仮想化システムを構築可能な条件を適切に判断して仮想化システムを構築することが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、プリントコントローラーと他の装置との間に仮想化システムを好適なタイミングで構築することにより、画像形成システム全体の効率化を実現可能なプリントコントローラー及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のプリントコントローラーは、
画像形成装置に対して画像データを転送するプリントコントローラーであって、
当該プリントコントローラーと他の装置とのデータ通信を行う通信部と、
前記通信部における通信帯域を判断する判断部と、
当該プリントコントローラーの動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記判断部により前記通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記他の装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築し、一つの装置とみなして動作させる
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記通信部は、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置との間の画像データの転送を行う画像データ通信部を備え、
前記画像形成装置の出力速度を管理する管理部と、
前記出力速度及び前記画像データのデータ量に基づいて、画像データを転送するために必要な画像転送帯域を算出する算出部と、
前記通信帯域から前記画像転送帯域を除いた仮想化帯域の、前記通信帯域における占有率を算出する演算部と、を備え、
前記制御部は、前記占有率が第1の占有率以上である場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置との間で仮想化システムを構築する
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記占有率を継続して監視する占有率監視部を備え、
前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が第1の占有率以上となった判断されたときに仮想化システムを構築した場合、前記占有率監視部によって前記占有率が第1の占有率未満となったと判断されたときに仮想化システムを解除する
ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が、第2の占有率未満であり、かつ前記第1の占有率以上となった判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースのうち、CPUのみを仮想化する
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が、第3の占有率未満であり、かつ前記第2の占有率以上となった判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースのうち、CPU及びメモリー、あるいはCPUのみを仮想化する
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3から5のいずれか一項に記載のプリントコントローラーにおいて、
当該プリントコントローラーに入力された画像データに基づいて、仮想化システムを構築してマルチタスクを行った方が効率的であるか否かを判定する判定部と、を備え、
前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が前記第1の占有率未満となった判断された場合において、前記判定部がマルチタスクを行った方が効率的であると判定した場合に、仮想化システムを継続する
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2から6のいずれか一項に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記画像データを記憶する記憶部と、
前記記憶部への前記画像データの転送速度を監視する速度監視部と、を備え、
前記制御部は、前記速度監視部によって前記転送速度が所定の速度未満であると判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースのうち、CPU及びメモリー、あるいはCPUのみを仮想化する
ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記制御部は、前記画像形成装置が動作していない場合においても、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記通信部は、当該プリントコントローラーと検査装置との間のデータ通信を行う検査通信部を備え、
前記制御部は、前記判断部により前記検査通信部における通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記検査装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記制御部は、前記検査装置が動作していない場合においても、当該プリントコントローラーと前記検査装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
ことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれか一項に記載のプリントコントローラーにおいて、
前記通信部は、当該プリントコントローラーと他のプリントコントローラーとの間でデータ通信を行うプリントコントローラー通信部を備え、
前記制御部は、前記判断部により前記プリントコントローラー通信部における通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記他のプリントコントローラーのハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
ことを特徴とする。
請求項12に記載のプログラムは、
画像形成装置に対して画像データを転送するプリントコントローラーのコンピューターを、
当該プリントコントローラーと他の装置とのデータ通信を行う通信部、
前記通信部における通信帯域を判断する判断部、
当該プリントコントローラーの動作を制御する制御部、として機能させ、
前記制御部に、前記判断部により前記通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記他の装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築させ、一つの装置とみなして動作させる
ことを特徴とする。
本発明によれば、プリントコントローラーと他の装置との間に仮想化システムを好適なタイミングで構築することにより、画像形成システム全体の効率化を実現可能なプリントコントローラー及びプログラムを提供することができる。
画像形成システムを構成する各装置の概略構成を示す図である。 画像形成システムを構成する各装置の通信接続の態様を示した図である。 DFEサーバーの機能的構成を示す図である。 画像形成装置の機能的構成を示す図である。 検査装置の機能的構成を示す図である。 プリントコントローラーと画像形成装置との通信状態を説明する図である。 第1実施形態に係る仮想化システムの概念図である。 第1実施形態におけるプリントコントローラーの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係る仮想化システムの概念図である。 第1実施形態の変形例におけるプリントコントローラーの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるプリントコントローラーの動作を示すフローチャートである。 第3実施形態におけるプリントコントローラーの動作を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る画像形成システム1の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る画像形成システム1の全体構成を示す図である。画像形成システム1は、図1及び図2に示すように、外部装置100と、DFEサーバー200と、画像形成装置300と、検査装置400と、を備えて構成される。
外部装置100とDFEサーバー200を構成するプリントコントローラー20とはLANケーブルC1を介して、プリントコントローラー20と画像形成装置300とはLANケーブルC2を介して、プリントコントローラー20と検査装置400とはLANケーブルC3を介して、それぞれ接続されている。
外部装置100は、ユーザー操作等によりプリントするプリントジョブの描画データを生成し、プリントコントローラー20に送信する。図2に示すように、外部装置100は、LANによるTCP/IP接続を制御するネットワークカードなどを備えたネットワーク通信部101を有し、LANケーブルC1を介してDFEサーバー200と接続される。あるいは、外部装置100は、LANケーブルC1によらず無線LANによってDFEサーバー200と接続されているものとしてもよい。
なお、外部装置100としては、例えばPCやサーバー装置、スマートフォンやタブレット端末等の携帯機器等を適用可能である。
DFEサーバー200は、画像形成装置300をネットワークプリンターとして使用する場合に、ネットワークに接続される外部装置100から描画データを受け取り、所定の処理を行って印刷画像データを生成し、画像形成装置300に出力する。
図3は、DFEサーバー200の機能的構成を示す図である。図3に示すように、DFEサーバー200は、複数のプリントコントローラー20を備えて構成され、各プリントコントローラー20がスイッチS及びケーブルC4によって並列に接続された構造となっている。
プリントコントローラー20は、図3に示すように、コントローラー制御部21と、画像処理部22と、を備えて構成される。
コントローラー制御部21は、CPU(Central Processing Unit)211と、メモリー212と、HDD(Hard Disc Drive)213と、ネットワーク通信部214と、画像データ通信部215と、検査通信部216と、プリントコントローラー通信部217と、を備えて構成されている。
CPU211は、HDD213に格納された処理プログラム等を読み出して実行することにより、プリントコントローラー20全体の制御を行う。
なお、CPU211は、判断部、制御部、管理部、算出部、演算部、占有率監視部、判定部、速度監視部としての機能を実現する。
メモリー212は、HDD213、ネットワーク通信部214又は画像データ通信部215から読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する領域である。メモリー212に記憶されたデータは、CPU211によって処理され、必要に応じてHDD213、ネットワーク通信部214又は画像データ通信部215に転送される。
HDD213は、プリントデータや、プリントデータを処理するためのプログラム、CPU211が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報等を格納する。HDD213に格納された情報は、CPU211により必要に応じて読み出され、メモリー212上で実行処理される。
ネットワーク通信部214は、LANによるTCP/IP接続を制御するネットワークカードなどを備え、図2に示すようにLANケーブルC1を介して外部装置100と接続されて外部装置100とのデータ通信を確立し、例えば外部装置100から描画データの受信を行う。
画像データ通信部215は、LANによるTCP/IP接続を制御するネットワークカードなどを備え、図2に示すようにLANケーブルC2を介して画像形成装置300と接続されて画像形成装置300とのデータ通信を確立し、例えば画像形成装置300に対する生成した印刷画像データの送信や、各種ステータス等のデータの送受信を実行する。
検査通信部216は、LANによるTCP/IP接続を制御するネットワークカードなどを備え、図2に示すようにLANケーブルC3を介して検査装置400と接続されて検査装置400とのデータ通信を確立し、例えば検査装置400に対する生成した印刷画像データの送信や、各種ステータス等のデータの送受信を実行する。
プリントコントローラー通信部217は、LANによるTCP/IP接続を制御するネットワークカードなどを備え、図3に示すようにLANケーブルC4と接続されている。
ここで、プリントコントローラー通信部217に備えられたネットワークカードは、例えばInfinibandや10GbE、100GbEのEthernet等の高速データ通信が可能なインターフェースであり、後述するようにスイッチSを介して接続された他のプリントコントローラー20との高速データ通信を可能とする。
画像処理部22は、言語解析部221と、ラスタライズ部222と、スクリーン処理部223と、を備えて構成されている。
言語解析部221は、外部装置100からネットワーク通信部214を介して受信した、ページ記述言語(Page Description Language:PDL)で記述された描画データを解釈し、中間データに変換する。
ラスタライズ部222は、言語解析部221によって生成された中間データを読み込み、ラスタライズ(RIP)処理してビットマップ形式の画像データを生成し、フレーム空間に描画する。
スクリーン処理部223は、ラスタライズ処理部によって生成されたフレームをスクリーン処理する。なお、スクリーン処理によって生成された印刷画像データは、画像データ通信部215を介して画像形成装置300に送信される。
スイッチSは、各プリントコントローラー20の間のスイッチングを行うための、スイッチ型の集線装置である。
DFEサーバー200を構成する各プリントコントローラー20は、それぞれプリントコントローラー通信部217に接続されたLANケーブルC4を介して、スイッチSに並列に接続されている。上記したように、各プリントコントローラー20は高速データ通信可能なネットワークカードを備えているため、スイッチSによってプリントコントローラー20間のスイッチングを行うことで、並列的なデータ通信が可能となり、データ通信の高速化を実現できる。
画像形成装置300は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ又は外部装置100から受信した画像データに基づいて、電子写真方式によりカラー画像を形成する。
図4は、画像形成装置300の機能的構成を示す図である。画像形成装置300は、図4に示すように、本体制御部31と、エンジン32と、を備えて構成される。
本体制御部31は、CPU311と、メモリー312と、HDD313と、画像データ通信部314と、を備えて構成されている。
CPU311は、HDD313に格納された処理プログラム等を読み出して実行することにより、画像形成装置300全体の制御を行う。
メモリー312は、原稿読取部322又は画像データ通信部314を介してDFEサーバー200から受信した印刷画像データを一時的に記憶する領域である。メモリー312に記憶された画像データは、CPU311によって処理され、画像形成部324に転送される。なお、メモリー312に保持される画像データは、ラスタライズ(RIP)されたCMYK各色のビットマップデータからなる。
HDD313は、プリントデータや、プリントデータを処理するためのプログラム、CPU311が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報等を格納する。HDD313に格納された情報は、CPU311により必要に応じて読み出され、メモリー312上で実行処理される。
画像データ通信部314は、LANによるTCP/IP接続を制御するネットワークカードなどを備え、図2に示すようにLANケーブルC2を介してDFEサーバー200と接続されてDFEサーバー200とのデータ通信を確立し、例えばDFEサーバー200によって生成された印刷画像データを受信や、各種ステータス等のデータの送受信を実行する。
エンジン32は、ADF(Auto Document Feeder)321と、原稿読取部322と、操作部323と、画像形成部324と、給紙部325と、を備えて構成されている。
ADF321は、原稿を載置する載置トレイや原稿を搬送する機構及び搬送ローラー等を備えて構成され、原稿を所定の搬送路に搬送する。
原稿読取部322は、光源や反射鏡等の光学系を備えて構成され、所定の搬送路を搬送された原稿又はプラテンガラスに載置された原稿に光源を照射し、反射光を受光する。また、原稿読取部322は、受光した反射光を電気信号に変換して本体制御部31に出力する。
操作部323は、画像形成装置300に関する各種設定を行う操作手段である。操作部323は、タッチパネルとなっており、表示と操作を平行して処理することができる。なお、操作手段は、タッチパネル上に限らず、操作機能を提供可能であればいずれの位置に配置されていてもよい。
画像形成部324は、原稿読取部322から読み込んだ画像データ又は画像データ通信部314を介して受信したプリントジョブに基づいて用紙に画像を形成させ、検査装置400に送出する。
画像形成部324は、感光体ドラム324aと、転写ローラー324bと、定着器と、両面機構と、反転機構324cと、各種搬送ベルト等を備えて構成される。
具体的には、画像形成部324は、給紙部325のいずれかの給紙トレイ325a~325hから給紙し、搬送経路に沿って用紙を搬送する。次いで、画像形成部324は、感光体ドラム324aの表面を帯電器により帯電させ、LD(Laser Diode)により感光体ドラム324aの表面にレーザ光を照射させて静電潜像を形成させる。次いで、画像形成部15は、現像器により、感光体ドラム324aの表面に形成された静電潜像を含む領域にトナーを付着させる。
次いで、画像形成部324は、転写ローラー324bにより、給紙部325のいずれかの給紙トレイ325a~325hから搬送された用紙にトナーを転写させて画像を形成させ、定着器で画像を定着させた後、用紙を検査装置400へと排出させる。
また、画像形成部324は、定着器により定着処理が行われた用紙の表裏を反転させて転写ローラー324bへと搬送する反転機構324cを備えている。本実施形態では、用紙の両面に画像を形成する場合、反転機構324cによる用紙の表裏の反転が行われて両面に画像が形成された後、用紙が検査装置400に排出される。用紙の片面にのみ画像を形成する場合は、反転機構324cによる用紙の表裏の反転が行われることなく、片面に画像が形成された用紙が検査装置400に排出される。
給紙部325は、複数の給紙トレイ325a~325hを備えて構成され、各給紙トレイ325a~325hに種類の異なる複数の用紙を収容する。給紙部325は、所定の搬送路により収容される用紙を画像形成部324に給紙する。
検査装置400は、画像形成装置300から排出された用紙上に形成された画像を検査し、正常に画像形成が行われたか否かを判定する。
図5は、検査装置400の機能的構成を示した図である。検査装置400は、図5に示すように、検査制御部41と、検査処理部42と、を備えて構成されている。
検査制御部41は、CPU411と、メモリー412と、HDD413と、検査通信部414と、を備えて構成されている。
CPU411は、HDD413に格納された処理プログラム等を読み出して実行することにより、検査装置400全体の制御を行う。
また、CPU411は、検査通信部414を介してDFEサーバー200から受信した印刷画像データと、読取部421によって生成された読取画像データとを比較し、異常画像の検出処理を実行する。具体的には、両画像データの色差、画像位置等を比較して両者間の差異を分析し、差異が検出された場合には異常画像が形成されていると判断し、差異が検出されない場合には正常画像が形成されていると判断する。そしてCPU411は、出力部422に対して、当該用紙を異常画像が形成された用紙あるいは正常画像が形成された用紙の何れとして処理するかを指示する。
メモリー412は、検査通信部414を介してDFEサーバー200から受信した印刷画像データ、及び読取部421によって用紙を読み取って得られた読取画像データを一時的に記憶する領域である。メモリー412に記憶された画像データは、CPU411によって処理される。
HDD413は、異常画像の検出処理を実行するためのプログラム、CPU411が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報等を格納する。HDD413に格納された情報は、CPU411により必要に応じて読み出され、メモリー412上で実行処理される。
検査通信部414は、LANによるTCP/IP接続を制御するネットワークカードなどを備え、図2に示すようにLANケーブルC3を介してDFEサーバー200と接続されてDFEサーバー200とのデータ通信を確立し、例えばDFEサーバー200によって生成された印刷画像データを受信や、各種ステータス等のデータの送受信を実行する。
検査処理部42は、読取部421と、出力部422と、を備えて構成されている
読取部421は、ラインセンサー、エリアセンサー等のスキャナーを備えて構成され、画像形成装置300から排出され、検査装置400の搬送経路上を搬送される用紙に形成された画像を読み取る。読取部421は、スキャナーによって読み取ったデータに基づいて、赤(R)、緑(G)、青(B)の色毎の読取画像データ(ビットマップ形式の画像データ)を生成し、検査制御部41に出力する。
出力部422は、複数の排紙トレイ422a~422cを備えて構成される。出力部422は、CPU411からの指示に従って、正常画像が形成されたと判断された用紙と、異常画像が形成されたと判断された用紙と、が異なる排紙トレイ422a~422cに分類されて排紙されるように搬送経路を変更する。
なお、画像データ通信部215、検査通信部216及びプリントコントローラー通信部217は、通信部として機能する。
[仮想化システムの構築]
以下、図面を参照して、本実施形態に係る仮想化システムの構築について説明する。
本実施形態に係る画像形成システム1は、プリントコントローラー20と、プリントコントローラー20に接続された画像形成装置300との通信部(画像データ通信部215、314)において、当該通信部における通信帯域に基づき、プリントコントローラー20と画像形成装置300とが一つのハードウェアとみなされた仮想化システムを構築することを特徴とする。
図6は、プリントコントローラー20と画像形成装置300との通信接続の態様を、模式的に示した図である。
図6(A)は、従来の画像形成システム1における、プリントコントローラー20と画像形成装置300との通信接続の様子を示す。従来のプリントコントローラー20及び画像形成装置300の納品時には、画像データ通信部215及び画像データ通信部314として、1GbEthernetやUSB(Universal Serial Bus)などの比較的低速なインターフェースを実現するための、ビデオインターフェース(Video Interface:VIF)215a,314a等の基板が搭載されている。
この通信速度を高速化するため、ユーザーは画像データ通信部215及び画像データ通信部314として、プリントコントローラー20及び画像形成装置300に拡張インターフェース(Enhanced Interface:EIF)215b,314bなどの基板を新たに装着することによって、例えば100GbEthernetやInfinibandなどの高速なインターフェースを実現することができる。
本実施形態に係る画像形成システム1は、プリントコントローラー20と画像形成装置300との間の画像データ通信部215、314において、高速なインターフェースが実現された場合には、仮想化システムを構築可能な条件になったと判断して、プリントコントローラー20及び画像形成装置300を一つのハードウェアとみなした仮想化システムを構築する。
さらに、本実施形態に係る画像形成システムは、上記に加えて、画像データ通信部215と画像データ通信部314との間の通信帯域に基づいて、仮想化システムを構築するか否かを決定する。
通信帯域に基づく仮想化システムの構築について、図7を用いて説明する。
図7(A)は、画像データ通信部215、314における通信帯域を示している。図7(A)に示すように、画像データ通信部215、314に高速なインターフェースが実現された画像形成システム1において、プリントコントローラー20と画像形成装置300との間の通信帯域が、1GB/sであるとする。また、プリントコントローラー20から画像形成装置300に対する印刷画像データの転送に必要な帯域(以降、画像転送帯域と表記)が、600MB/sであるとする。このとき、通信帯域から画像転送帯域を除いた残りの400MB/sの帯域(以降、仮想化帯域と表記)を用いて、仮想化システムを構築することができる。
ここで、仮想化帯域を用いて仮想化システムを構築するか否かは、仮想化帯域が通信帯域に占める占有率に基づいて決定する。
画像転送帯域は、外部装置100から受け取った描画データと、エンジン32による出力速度と、に基づいて定まる値である。即ち、描画データのデータサイズが明らかであれば、当該描画データに対して画像処理部22の各部が加工を施して得られた印刷画像データのサイズを算出することができる。また、エンジン32の出力速度によって、当該印刷画像データを画像形成装置300へ転送するために必要な速度が算出され、これに基づいて画像転送帯域を判断することができる。
以上のようにして算出された画像転送帯域に基づいて、仮想化帯域の通信帯域における占有率を算出する。仮想化帯域の占有率が予め設定された所定の占有率を上回ったとき、仮想化システムを構築する。例えば、所定の占有率が20%として設定されているとすると、図7(A)の場合、仮想化帯域が通信帯域の40%を占めていることから、仮想化システムを構築可能であると判断し、仮想化システムを構築してプリントコントローラー20と画像形成装置300とを一つの装置とみなす。
このように所定の占有率を上回る場合にのみ仮想化システムを構築することで、画像でデータの転送に必要な通信帯域を確保するとともに、プリントコントローラー20及び画像形成装置300のそれぞれのハードウェアリソース間のやり取りに必要な通信帯域を十分に確保することができる。
図7(B)は、上記のようにして構築された仮想化システムの概念を示す図である。図7(B)に示すように、プリントコントローラー20と画像形成装置300の二つの独立した装置を仮想化することにより、一つの装置とみなされた仮想化システムVが構築される。即ち、仮想化システムVにおいては、CPU、メモリー及びHDDなどのハードウェアリソースが、物理的な構成にとらわれずに統合される。
これにより、一方の装置ではハードウェアリソースの作業負荷が高いのに対し、他方の装置ではハードウェアリソースの稼働率が低いなど、ハードウェアリソースの無駄を解消し、ハードウェアリソースを有効に活用することが可能となる。
さらに、仮想化システムVに適用されるオペレーティングシステムは、プリントコントローラー20あるいは画像形成装置300のいずれかに搭載されているアプリケーションソフトウェアに対して、物理的に分離したCPU211及びCPU311を連続したCPUに見えるようにして提供する。これにより、アプリケーション側は物理的には分離したCPU211及びCPU311を区別することなく動作させることができるため、マルチタスクの実現が容易となる。
図8は、本実施形態に係るプリントコントローラー20の動作を示すフローチャートである。
プリントコントローラー20のCPU211は、外部装置100からのプリントジョブを受け付けるなどして動作を開始すると、プリントコントローラー20と画像形成装置300とが接続されているか否かを判断する(ステップS801)。
CPU211は、画像形成装置300と接続されていると判断すると(ステップS801:Yes)、ステップS803へと移行するが、接続されていないと判断すると(ステップS801:No)、通常動作を実行し(ステップS802)、即ち仮想化システムを構築することなくプリントコントローラー20が有するハードウェアリソースを利用して動作を実行し、制御を終了する。
ステップS803においては、CPU211は、判断部として、通信帯域が所定の値以上であるか否かを判断する。所定の値とは、仮想化システムを構築するのに十分な通信帯域として予め設定された値であり、通常、プリントコントローラー20と画像形成装置300との間で高速インターフェースが実現した場合に所定の値を満たすと判断される。
CPU211は、通信帯域が所定の値以上ではないと判断すると(ステップS803:No)、ステップS802へと移行するが、所定の値以上であると判断すると(ステップS803:Yes)、ステップS804へと移行する。
ステップS804においては、CPU211は、画像形成装置300が動作中であるか否かを判断する。プリントコントローラー20が膨大な量の画像データを処理中である場合など、画像形成装置300が動作をしていなくてもプリントコントローラー20のみが動作する状況がある。このような状況下では、仮想化システムを構築して、画像形成装置300の非稼働のハードウェアリソースを活用することが望ましい。
したがって、CPU211は、画像形成装置300が動作中であると判断すると(ステップS804:Yes)、ステップS805へと移行するが、動作中ではないと判断すると(ステップS804:No)、ステップS806へと移行する。
ステップS805においては、CPU211は、占有率監視部として、仮想化帯域が所定の占有率(第1の占有率)以上であるか否かを判断する。具体的には、CPU211は、管理部として画像形成装置300の出力速度を監視するとともに、算出部として外部装置100から送られてきた描画データのデータ量と出力速度とに基づいて画像転送帯域を算出し、演算部として通信帯域と画像転送帯域とに基づいて仮想化帯域を算出し、算出された仮想化帯域に基づいてステップS805の処理を行う。
CPU211は、所定の占有率以上ではないと判断すると(ステップS805:No)、ステップS802へと移行するが、所定の占有率以上であると判断すると(ステップS805:Yes)、ステップS806へと移行する。
CPU211は、制御部として、仮想化システムを構築するとともに(ステップS806)、仮想化システム上で動作を実行させ(ステップS807)、制御を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成システム1においては、プリントコントローラー20は、当該プリントコントローラー20と画像形成装置300との間でデータ通信を画像データ通信部215と、画像データ通信部215における通信帯域を判断する判断部、判断部により通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、プリントコントローラー20と画像形成装置300のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築し、一つの装置とみなして動作させる制御部、として機能するCPU211と、を備える。したがって、本実施形態に係るプリントコントローラー20によれば、画像形成装置300との間に高速なインターフェースが実現した場合など、仮想化システムを構築可能な条件であると判断した場合に、仮想化システムを構築することにより、画像形成システム全体の効率化を実現することができる。
また、本実施形態に係るプリントコントローラー20は、CPU211が、画像形成装置300の出力速度を管理する管理部、出力速度及び画像データのデータ量に基づいて、画像データを転送するために必要な画像転送帯域を算出する算出部、通信帯域から前記画像転送帯域を除いた仮想化帯域の、通信帯域における占有率を算出する演算部、として機能し、仮想化帯域の占有率が第1の占有率以上である場合に、当該プリントコントローラー20と画像形成装置300との間で仮想化システムを構築する。したがって、本実施形態に係るプリントコントローラー20によれば、画像データの転送に要する画像転送帯域を確保したうえで、仮想化システムの構築を可能であるか否かを判断するため、適した条件下で仮想化システムを構築することができる。
また、本実施形態に係る画像形成システム1においては、プリントコントローラー20は、画像形成装置300が動作していない場合においても、当該プリントコントローラー20と画像形成装置300のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する。したがって、画像形成装置300の非稼働のハードウェアリソースを有効に活用することができる。
なお、上記実施形態における制御に加え、プリントコントローラー20は、CPU211が、占有率を継続して監視する占有率監視部として機能し、構築可能な条件になった場合に仮想化システムを構築しつつ継続して占有率を監視し、占有率が低下するなど仮想化システムに適さない条件になったと判断した場合に仮想化システムを解除するものとしてもよい。また、この場合において再び構築可能な条件になったと判断した場合に仮想化システムを再構築することも可能である。
このような制御により、ジョブの途中の通信帯域における状況の変動にも対応して、適した条件下で仮想化システムを構築することができる。
[変形例]
続いて、第1実施形態に係る画像形成システム1の変形例について、図面を参照して説明する。
変形例においては、仮想化帯域の占有率によって、仮想化システムを構築する領域を異ならせることを特徴とする。
図9は、変形例における仮想化システムの構築方法を説明する図である。
図9(A)に示すように、仮想化システム構築のための占有率の閾値として、第1の占有率、第2の占有率及び第3の占有率が存在する。仮想化帯域の占有率が第1の占有率(例えば20%)以上であり、かつ第2の占有率(例えば30%)未満である場合には、ハードウェアリソースのうちCPUのみを仮想化する。したがって、図9(B)に示すように、CPU211、311のみを仮想化した仮想化システムVを構築して単一のCPUとして扱い、メモリー212、312及びHDD213、313については各装置のリソースを利用する。
即ち、仮想化帯域の占有率が比較的低く、HDD及びメモリーを仮想化するには十分でない場合には、CPUのみを仮想化することが有効である。
また、仮想化帯域の占有率が第2の占有率以上であり、かつ第3の占有率(例えば40%)未満である場合には、ハードウェアリソースのうちCPU及びメモリーのみを仮想化する。したがって、図9(C)に示すように、CPU211、311及びメモリー212、312のみを仮想化した仮想化システムVを構築して単一のCPU及びメモリーとして扱い、HDD213、313については各装置のリソースを利用する。
また、仮想化帯域の占有率が第3の占有率以上である場合には、ハードウェアリソースの全てを仮想化する。したがって、図9(D)に示すように、CPU211、311と、メモリー212、312と、HDD213、313の全てを仮想化した仮想化システムVを構築する。即ち、仮想化帯域の占有率が十分に確保されている場合には、第1実施形態と同様に仮想化システムVを構築することが最も効果的である。
図10は、変形例に係るプリントコントローラー20の動作を示すフローチャートである。
ステップS1001及びステップS1002の処理は、図8のステップS801及びステップS802の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS1003において、CPU211は、通信帯域が所定の値以上ではないと判断すると(ステップS1003:No)、ステップS1002へと移行するが、所定の値以上であると判断すると(ステップS1003:Yes)、ステップS1004へと移行する。
ステップS1004においては、CPU211は、画像形成装置300が動作中であるか否かを判断する。CPU211は、画像形成装置300が動作中であると判断すると(ステップS1004:Yes)、ステップS1005へと移行するが、動作中ではないと判断すると(ステップS1004:No)、ステップS1006へと移行する。
ステップS1005においては、CPU211は、占有率監視部として、仮想化帯域が第3の占有率以上であるか否かを判断する。CPU211は、第3の占有率以上であると判断すると(ステップS1005:Yes)、制御部として、CPU、メモリー及びHDDを仮想化した仮想化システムを構築する(ステップS1006)。
ステップS1005において、仮想化帯域が第3の占有率以上ではないと判断すると(ステップS1005:No)、占有率監視部として、仮想化帯域が第2の占有率以上であるか否かを判断する(ステップS1007)。CPU211は、第2の占有率以上であると判断すると(ステップS1007:Yes)、制御部として、CPU及びメモリーを仮想化した仮想化システムを構築する(ステップS1008)。
ステップS1007において、仮想化帯域が第2の占有率以上ではないと判断すると(ステップS1007:No)、占有率監視部として、仮想化帯域が第1の占有率以上であるか否かを判断する(ステップS1009)。CPU211は、第1の占有率以上であると判断すると(ステップS1009:Yes)、制御部として、CPUを仮想化した仮想化システムを構築する(ステップS1010)。
ステップS1006、ステップS1008及びステップS1010において仮想化システムを構築すると、CPU211は、制御部として、仮想化システム上で動作を実行させ(ステップS1011)、制御を終了する。
ステップS1009において、仮想化帯域が第1の占有率以上ではないと判断すると(ステップS1009:No)、通常動作を実行し、制御を終了する。
以上説明したように、変形例に係る画像形成システム1においては、プリントコントローラー20は、占有率監視部としてのCPU211によって占有率が第2の占有率未満であり、かつ第1の占有率以上となった判断された場合に、当該プリントコントローラー20と画像形成装置300のハードウェアリソースのうち、CPUのみを仮想化する。
さらに、変形例に係る画像形成システム1においては、プリントコントローラー20は、占有率監視部としてのCPU211によって占有率が第3の占有率未満であり、かつ第2の占有率以上となった判断された場合に、当該プリントコントローラー20と画像形成装置300のハードウェアリソースのうち、CPU及びメモリー、あるいはCPUのみを仮想化する。
したがって、ハードウェアリソースの全ての仮想化に十分でない条件下であっても、少なくともCPUのみを仮想化することによって、効率化を図ることができる。
なお、第1実施形態及び変形例においては、仮想化帯域が所定の占有率(第1の占有率)未満になった場合には仮想化システムを構築しないものとしたが、このような状況下であっても仮想化システムを構築してマルチタスクを行った方が効率的である場合には、仮想化システムを構築するものとしてもよい。
具体的には、CPU211は判定部として機能し、外部装置100から送られてきた画像が、テキストとグラフィックを含む場合のように、それぞれについて複数のCPUを用いて分散処理を行った方が効率的であると判定した場合には、本来であれば構築しない条件下であっても仮想化システムを構築することが望ましい。
また、変形例においては、仮想化帯域の占有率に基づいて、ハードウェアリソースのうち仮想化する領域を特定するものとしたが、これに限定されない。
例えば、CPU211とHDD213、313とのデータ通信速度を監視し、データ通信速度が所定の速度未満である場合には、CPU及びメモリーのみを仮想化し、HDD213、313を仮想化システムから除外することが可能である。即ち、CPU211とHDD213とのデータ通信は比較的高速であっても、画像形成装置300が有するHDD313とのデータ通信にはこれよりも時間を要することが考えられる。したがって、所定の速度に満たない場合には、HDD213、313については各装置のリソースを利用することが望ましい。
なお、この場合、CPU211は速度監視部として機能する。
<第2実施形態>
以下、本発明に係る画像形成システム1の第2実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
第2実施形態においては、プリントコントローラー20は、検査装置400との間で高速なインターフェースが実現されている場合に、検査装置400との間で仮想化システムを構築することを特徴とする。
検査装置400は、図5に示すように、CPU411、メモリー412及びHDD413を有している。したがって、プリントコントローラー20との間に仮想化システムを構築可能な条件が揃った場合には、仮想化システムにより検査装置400のハードウェアリソースを活用することが望ましい。
なお、第1実施形態と同様に、検査通信部216、414の通信帯域において、プリントコントローラー20と検査装置400との間のデータ通信に必要な帯域を除いた帯域を仮想化帯域とし、当該仮想化帯域が通信帯域に占める占有率が、予め設定された占有率を上回る場合にのみ、仮想化システムを構築することが望ましい。
図11は、本実施形態に係るプリントコントローラー20の動作を示すフローチャートである。
プリントコントローラー20のCPU211は、外部装置100からのプリントジョブを受け付けるなどして動作を開始すると、プリントコントローラー20と検査装置400とが接続されているか否かを判断する(ステップS1101)。
CPU211は、検査装置400と接続されていると判断すると(ステップS1101:Yes)、ステップS1103へと移行するが、接続されていないと判断すると(ステップS1101:No)、通常動作を実行し(ステップS1102)、即ち仮想化システムを構築することなくプリントコントローラー20が有するハードウェアリソースを利用して動作を実行し、制御を終了する。
ステップS1103においては、CPU211は、判断部として、通信帯域が所定の値以上であるか否かを判断する。ここでの所定の値とは、検査装置400との間で仮想化システムを構築するのに十分な通信帯域として予め設定された値であり、通常、プリントコントローラー20と検査装置400との間で高速インターフェースが実現した場合に所定の値を満たすと判断される。
CPU211は、通信帯域が所定の値以上ではないと判断すると(ステップS1103:No)、ステップS1102へと移行するが、所定の値以上であると判断すると(ステップS1103:Yes)、ステップS1104へと移行する。
ステップS1104においては、CPU211は、検査装置400が動作中であるか否かを判断する。プリントコントローラー20と画像形成装置300のみが動作している場合など、検査装置400が動作をしていなくてもプリントコントローラー20が動作する状況がある。このような状況下では、仮想化システムを構築して、検査装置400の非稼働のハードウェアリソースを活用することが望ましい。
したがって、CPU211は、検査装置400が動作中であると判断すると(ステップS1104:Yes)、ステップS1105へと移行するが、動作中ではないと判断すると(ステップS1104:No)、ステップS1106へと移行する。
ステップS1105においては、CPU211は、仮想化帯域が所定の占有率以上であるか否かを判断する。ここでの占有率は、検査通信部216、414の通信帯域において仮想化帯域が占める割合を指し、所定の占有率以上ではないと判断すると(ステップS1105:No)、ステップS1102へと移行するが、所定の占有率以上であると判断すると(ステップS1105:Yes)、ステップS1106へと移行する。
CPU211は、制御部として、仮想化システムを構築するとともに(ステップS1106)、仮想化システム上で動作を実行させ(ステップS1107)、制御を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成システム1においては、プリントコントローラー20は、プリントコントローラー20と検査装置400との間のデータ通信を行う検査通信部216を備え、制御部としてのCPU211は、判断部により検査通信部216における通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、プリントコントローラー20と検査装置400のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する。したがって、検査装置400との間に仮想化システムを構築可能な十分な通信帯域を確保できる場合に仮想化システムを構築することにより、検査装置400のハードウェアリソースを有効に活用することができる。
また、本実施形態にかかるプリントコントローラー20は、検査装置400が動作していない場合においても、プリントコントローラー20と検査装置400のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する。したがって、検査装置400の非稼働のハードウェアリソースを有効活用することができる。
なお、本実施形態においても、第1実施形態における変形例と同様に、占有率によってハードウェアリソースのうち何れを仮想化するかを決定するものとしてもよい。
また、マルチタスクを行った方が効率的である場合には、本来であれば仮想化システムを構築しない条件下であっても、仮想化システムを構築してマルチタスクを行うように制御するものとしてもよい。
また、第1実施形態と同様に、各装置のHDDに対する転送速度を監視して、所定の転送速度未満の場合にはHDDを除くハードウェアリソースのみを仮想化するものとしてもよい。
<第3実施形態>
以下、本発明に係る画像形成システム1の第3実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
第3実施形態においては、プリントコントローラー20は、他のプリントコントローラー20との間で高速なインターフェースが実現されている場合に、当該他のプリントコントローラー20との間で仮想化システムを構築することを特徴とする。
DFEサーバー200においては複数のプリントコントローラー20はスイッチSを介して接続されている。これらのプリントコントローラー20間に高速なインターフェースが実現されている場合には、仮想化システムを構築する。
なお、複数のプリントコントローラー20によって分散処理を行うなど、プリントコントローラー20間でデータ通信を行う場合がある。したがって、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、プリントコントローラー通信部217の通信帯域において、プリントコントローラー20間のデータ通信に必要な帯域を除いた帯域を仮想化帯域とし、当該仮想化帯域が通信帯域に占める占有率が、予め設定された占有率を上回る場合にのみ、仮想化システムを構築することが望ましい。
図12は、本実施形態に係るプリントコントローラー20の動作を示すフローチャートである。
プリントコントローラー20のCPU211は、外部装置100からのプリントジョブを受け付けるなどして動作を開始すると、プリントコントローラー20同士が接続されているか否かを判断する(ステップS1201)。
CPU211は、プリントコントローラー20同士が接続されていると判断すると(ステップS1201:Yes)、ステップS1203へと移行するが、接続されていないと判断すると(ステップS1201:No)、通常動作を実行し(ステップS1202)、即ち仮想化システムを構築することなく当該プリントコントローラー20が有するハードウェアリソースを利用して動作を実行し、制御を終了する。
ステップS1203においては、CPU211は、判断部として、通信帯域が所定の値以上であるか否かを判断する。ここでの所定の値とは、他のプリントコントローラー20との間で仮想化システムを構築するのに十分な通信帯域として予め設定された値であり、通常、プリントコントローラー20同士が高速インターフェースを介して接続されている場合に所定の値を満たすと判断される。
CPU211は、通信帯域が所定の値以上ではないと判断すると(ステップS1203:No)、ステップS1202へと移行するが、所定の値以上であると判断すると(ステップS1203:Yes)、ステップS1204へと移行する。
ステップS1204では、CPU211は、当該プリントコントローラーが接続されている他のプリントコントローラー20が動作中であるか否かを判断する。他のプリントコントローラー20が動作をしていない状況下では、仮想化システムを構築して、他のプリントコントローラー20の非稼働のハードウェアリソースを活用することが望ましい。
したがって、CPU211は、他のプリントコントローラー20が動作中であると判断すると(ステップS1204:Yes)、ステップS1205へと移行するが、動作中ではないと判断すると(ステップS1204:No)、ステップS1206へと移行する。
ステップS1205においては、CPU211は、仮想化帯域が所定の占有率以上であるか否かを判断する。ここでの占有率は、プリントコントローラー通信部217間の通信帯域において仮想化帯域が占める割合を指し、所定の占有率以上ではないと判断すると(ステップS1205:No)、ステップS1202へと移行するが、所定の占有率以上であると判断すると(ステップS1205:Yes)、ステップS1206へと移行する。
CPU211は、制御部として、仮想化システムを構築するとともに(ステップS1206)、仮想化システム上で動作を実行させ(ステップS1207)、制御を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成システム1においては、プリントコントローラー20は、当該プリントコントローラー20と他のプリントコントローラー20との間でデータ通信を行うプリントコントローラー通信部217を備え、制御部としてのCPU211は、判断部によりプリントコントローラー通信部217における通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラー20と他のプリントコントローラーのハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する。したがって、他のプリントコントローラーとの間に仮想化システムを構築可能な十分な通信帯域を確保できる場合に仮想化システムを構築することにより、他のプリントコントローラーのハードウェアリソースを有効に活用することができる。
なお、本実施形態においても、第1実施形態における変形例と同様に、占有率によってハードウェアリソースのうち何れを仮想化するかを決定するものとしてもよい。
また、マルチタスクを行った方が効率的である場合には、本来であれば仮想化システムを構築しない条件下であっても、仮想化システムを構築してマルチタスクを行うように制御するものとしてもよい。
また、第1実施形態と同様に、各装置のHDDに対する転送速度を監視して、所定の転送速度未満の場合にはHDDを除くハードウェアリソースのみを仮想化するものとしてもよい。
[他の実施形態]
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、上記の実施形態は本発明の好適な例であり、これに限定されない。
また、上記実施形態では、感光体ドラムから転写ローラーにより直接用紙に画像を転写するモノクロの画像形成装置を例にとり説明したが、本発明は、感光体ドラムに形成された画像を中間転写ローラーに一次転写し、中間転写ローラーから二次転写ローラーにより用紙に画像を転写するカラーの画像形成装置においても適用可能である。
また、上記実施形態においては、電子写真方式の画像形成装置を例に用いて説明したが、インクジェット式の画像形成装置にも本発明に係る給紙装置を適用することが可能である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体として、不揮発性メモリー、ハードディスク等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、画像形成システムを構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の主旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 外部装置
200 DFEサーバー
20 プリントコントローラー
211 CPU(判断部、制御部、管理部、算出部、演算部、占有率監視部、判定部、速度監視部)
212 メモリー
213 HDD(記憶部)
215 画像データ通信部(通信部)
216 検査通信部(通信部)
217 プリントコントローラー通信部(通信部)
300 画像形成装置
311 CPU
312 メモリー
313 HDD(記憶部)
314 画像データ通信部
400 検査装置
411 CPU
412 メモリー
413 HDD
414 検査通信部
S スイッチ
V 仮想化システム

Claims (12)

  1. 画像形成装置に対して画像データを転送するプリントコントローラーであって、
    当該プリントコントローラーと他の装置とのデータ通信を行う通信部と、
    前記通信部における通信帯域を判断する判断部と、
    当該プリントコントローラーの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記判断部により前記通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記他の装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築し、一つの装置とみなして動作させる
    ことを特徴とするプリントコントローラー。
  2. 前記通信部は、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置との間の画像データの転送を行う画像データ通信部を備え、
    前記画像形成装置の出力速度を管理する管理部と、
    前記出力速度及び前記画像データのデータ量に基づいて、画像データを転送するために必要な画像転送帯域を算出する算出部と、
    前記通信帯域から前記画像転送帯域を除いた仮想化帯域の、前記通信帯域における占有率を算出する演算部と、を備え、
    前記制御部は、前記占有率が第1の占有率以上である場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置との間で仮想化システムを構築する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリントコントローラー。
  3. 前記占有率を継続して監視する占有率監視部を備え、
    前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が第1の占有率以上となった判断されたときに仮想化システムを構築した場合、前記占有率監視部によって前記占有率が第1の占有率未満となったと判断されたときに仮想化システムを解除する
    ことを特徴とする請求項2に記載のプリントコントローラー。
  4. 前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が、第2の占有率未満であり、かつ前記第1の占有率以上となった判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースのうち、CPUのみを仮想化する
    ことを特徴とする請求項3に記載のプリントコントローラー。
  5. 前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が、第3の占有率未満であり、かつ前記第2の占有率以上となった判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースのうち、CPU及びメモリー、あるいはCPUのみを仮想化する
    ことを特徴とする請求項4に記載のプリントコントローラー。
  6. 当該プリントコントローラーに入力された画像データに基づいて、仮想化システムを構築してマルチタスクを行った方が効率的であるか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記制御部は、前記占有率監視部によって前記占有率が前記第1の占有率未満となった判断された場合において、前記判定部がマルチタスクを行った方が効率的であると判定した場合に、仮想化システムを継続する
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のプリントコントローラー。
  7. 前記画像データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部への前記画像データの転送速度を監視する速度監視部と、を備え、
    前記制御部は、前記速度監視部によって前記転送速度が所定の速度未満であると判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースのうち、CPU及びメモリー、あるいはCPUのみを仮想化する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載のプリントコントローラー。
  8. 前記制御部は、前記画像形成装置が動作していない場合においても、当該プリントコントローラーと前記画像形成装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のプリントコントローラー。
  9. 前記通信部は、当該プリントコントローラーと検査装置との間のデータ通信を行う検査通信部を備え、
    前記制御部は、前記判断部により前記検査通信部における通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記検査装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のプリントコントローラー。
  10. 前記制御部は、前記検査装置が動作していない場合においても、当該プリントコントローラーと前記検査装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
    ことを特徴とする請求項9に記載のプリントコントローラー。
  11. 前記通信部は、当該プリントコントローラーと他のプリントコントローラーとの間でデータ通信を行うプリントコントローラー通信部を備え、
    前記制御部は、前記判断部により前記プリントコントローラー通信部における通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記他のプリントコントローラーのハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のプリントコントローラー。
  12. 画像形成装置に対して画像データを転送するプリントコントローラーのコンピューターを、
    当該プリントコントローラーと他の装置とのデータ通信を行う通信部、
    前記通信部における通信帯域を判断する判断部、
    当該プリントコントローラーの動作を制御する制御部、として機能させ、
    前記制御部に、前記判断部により前記通信帯域が所定の値以上になったと判断された場合に、当該プリントコントローラーと前記他の装置のハードウェアリソースの間で仮想化システムを構築させ、一つの装置とみなして動作させる
    ためのプログラム。
JP2018100148A 2018-05-25 2018-05-25 プリントコントローラー及びプログラム Active JP7059802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018100148A JP7059802B2 (ja) 2018-05-25 2018-05-25 プリントコントローラー及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018100148A JP7059802B2 (ja) 2018-05-25 2018-05-25 プリントコントローラー及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019204378A JP2019204378A (ja) 2019-11-28
JP7059802B2 true JP7059802B2 (ja) 2022-04-26

Family

ID=68727073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018100148A Active JP7059802B2 (ja) 2018-05-25 2018-05-25 プリントコントローラー及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7059802B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003305927A (ja) 2002-04-17 2003-10-28 Taizo Otani プリンタ検査装置
JP2010072872A (ja) 2008-09-17 2010-04-02 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム
JP2012094119A (ja) 2010-10-26 2012-05-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 仮想マシン間の通信
JP2013200615A (ja) 2012-03-23 2013-10-03 Nec Corp 仮想マシン移動制御システム、仮想マシン移動方法およびプログラム
JP2015075883A (ja) 2013-10-08 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003305927A (ja) 2002-04-17 2003-10-28 Taizo Otani プリンタ検査装置
JP2010072872A (ja) 2008-09-17 2010-04-02 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム
JP2012094119A (ja) 2010-10-26 2012-05-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 仮想マシン間の通信
JP2013200615A (ja) 2012-03-23 2013-10-03 Nec Corp 仮想マシン移動制御システム、仮想マシン移動方法およびプログラム
JP2015075883A (ja) 2013-10-08 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019204378A (ja) 2019-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8416430B2 (en) Information processing apparatus
US8498011B2 (en) Image forming apparatus and control method for dynamically adjusting rendering speed and printing speed
JP3977356B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
US7859703B2 (en) Image forming apparatus, image forming method and recording medium having program recorded thereon
JP4203520B2 (ja) 画像データ処理装置、およびそれを備えた画像形成装置、画像データ処理プログラム、画像データ処理方法
JP4223037B2 (ja) 画像処理装置
JP2005352694A (ja) 印刷装置およびその方法、並びに、情報処理装置およびその制御方法
JP4402083B2 (ja) 画像形成装置
US8659782B2 (en) Image forming apparatus using option controller for printing
JP2017194629A (ja) 画像形成装置
JP2007207194A (ja) 印刷装置、外部装置、印刷システム及び印刷装置の制御方法
US8537411B2 (en) Apparatus and method of controlling an image forming apparatus that forms an image on a continuous roll sheet
JP7059802B2 (ja) プリントコントローラー及びプログラム
JP6876235B2 (ja) 電子装置及び画像処理装置
US9340051B2 (en) Printing apparatus, method for controlling printing apparatus, and storage medium for test printing
US7742187B2 (en) Image forming apparatus, image forming method and recording medium having program recorded thereon
JP5740913B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP4095581B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
JP2009298043A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
US9225875B2 (en) Printer server, printer control method, and storage medium that stores a certificate group which permits printer creation and printing to avoid a risk of spoofing
JP6699314B2 (ja) 画像形成装置
US20180067425A1 (en) Image forming apparatus
JP6398963B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置で実行されるプログラム
JP6618351B2 (ja) 制御装置、制御方法及びプログラム
JP5740825B2 (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7059802

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150