JP2015075883A - 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷ジョブに含まれる印刷データの機密性の有無に基づき印刷データに対して特定のデータ処理を実行させる画像処理装置を決定する。【解決手段】印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、その機密性のある印刷データをRIP処理部15にRIP処理させると共に、それ以外の印刷データを他のDFE30にRIP処理させるようRIP処理依頼部16に指示するジョブ制御部20と、ジョブ制御部20からの指示に応じてDFE30にRIP処理を実行させると共にその実行結果を取得するRIP処理依頼部16と、RIP処理部15及びDFE30における各RIP処理の実行結果を合成してRIP処理全体の実行結果を得る処理結果合成部17と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム及びプログラムに関する。
ネットワークに接続された複数台の画像処理装置を利用して、受け付けた印刷ジョブを他の画像処理装置に分散して処理することで1つの印刷ジョブの実行に要する時間を短縮する技術が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
特開2005−208824号公報 特開平10−040041号公報
本発明は、印刷ジョブに含まれる印刷データの機密性の有無に基づき印刷データに対して特定のデータ処理を実行させる画像処理装置を決定することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに含まれる印刷データに対して特定のデータ処理を実行する処理実行手段と、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかに応じて、当該印刷ジョブに含まれている複数の印刷データに対する前記特定のデータ処理を、前記処理実行手段又は前記特定のデータ処理を実行可能な他の画像処理装置の少なくとも一方に実行させるよう当該印刷ジョブの実行の制御を行う制御手段と、前記制御手段による制御のもと、印刷データに対して前記特定のデータ処理を実行した前記処理実行手段又は前記他の画像処理装置それぞれから得られた前記複数の印刷データに対する処理結果を合成して前記特定のデータ処理の実行結果を得る処理結果取得手段と、を有することを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを前記他の画像処理装置にデータ処理させないことを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを前記処理実行手段にデータ処理させると共に、前記機密性のある印刷データを前記他の画像処理装置にデータ処理させないことを特徴とする。
また、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかの指定を受け付ける指定受付手段を有し、前記制御手段は、前記指定受付手段により機密性のある印刷データが含まれているという指定が受け付けられた場合、当該印刷ジョブに含まれる全ての印刷データを前記処理実行手段にデータ処理させることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに含まれる印刷データに機密性のある部品が含まれている場合、当該機密性のある部品を機密性のないダミーの部品に差し替えてから当該印刷データを前記他の画像処理装置にデータ処理させると共に、当該機密性のある部品を前記処理実行手段にデータ処理させ、前記処理結果取得手段は、前記他の画像処理装置から得られた処理結果に含まれるダミーの部品に対するデータ処理により得られた処理結果を、前記処理実行手段から得られた処理結果で差し替えて、前記特定のデータ処理の実行結果を得ることを特徴とする。
また、前記画像処理装置が属するセキュリティグループに関するセキュリティグループ情報を取得する情報取得手段を有し、前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを、セキュリティグループ情報に基づき特定される自装置が属するセキュリティグループに属していない他の画像処理装置にデータ処理させないことを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを自装置と同じセキュリティグループに属する他の画像処理装置にデータ処理させると共に、前記機密性のある印刷データ以外の印刷データを自装置が属するセキュリティグループに属していない他の画像処理装置にデータ処理させることができることを特徴とする。
本発明に係る画像処理システムは、印刷ジョブに含まれる印刷データに対して特定のデータ処理を実行する処理実行手段を少なくとも有する複数の画像処理装置と、サーバと、を有し、前記サーバは、前記各画像処理装置が属するセキュリティグループに関するセキュリティグループ情報を記憶する記憶手段と、いずれかの前記画像処理装置からの問合せに応じて、前記記憶手段を参照することによって当該問合せをした前記画像処理装置と同じセキュリティグループに属する前記画像処理装置を応答する応答手段と、を有し、前記画像処理装置のうち少なくとも1つは、印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記サーバに問い合わせることによって他の画像処理装置のうち自装置と同じセキュリティグループに属する画像処理装置を特定する特定手段と、前記印刷ジョブに含まれている機密性のある印刷データを前記特定手段により特定された画像処理装置にデータ処理させると共に、前記機密性のある印刷データ以外の印刷データを前記他の画像処理装置のうち前記特定手段により特定された前記画像処理装置を除く前記画像処理装置にデータ処理させることができるよう当該印刷ジョブの実行の制御を行う制御手段と、前記処理実行手段及び前記他の画像処理装置それぞれから得られた前記複数の印刷データに対する処理結果を合成して前記特定のデータ処理の実行結果を得る処理結果取得手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、画像処理装置に搭載された1又は複数のプロセッサを、印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに含まれる印刷データに対して特定のデータ処理を実行する処理実行手段、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかに応じて、当該印刷ジョブに含まれている複数の印刷データを、前記処理実行手段又は印刷ジョブに含まれる印刷データに対して前記特定のデータ処理を実行可能な他の画像処理装置の少なくとも一方にデータ処理させるよう当該印刷ジョブの実行の制御を行う制御手段、前記処理実行手段及び前記他の画像処理装置それぞれから得られた前記複数の印刷データに対する処理結果を合成して前記特定のデータ処理の実行結果を得る処理結果取得手段、として機能させるためのものである。
請求項1に記載の発明によれば、印刷ジョブに含まれる印刷データの機密性の有無に基づき印刷データをデータ処理させる画像処理装置を決定することができる。
請求項2に記載の発明によれば、機密性のある印刷データを他の画像処理装置にデータ処理させないことができる。
請求項3に記載の発明によれば、機密性のある印刷データに対する特定のデータ処理は処理実行手段に、機密性のある印刷データ以外の印刷データに対する特定のデータ処理は他の画像処理装置に、それぞれ実行させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれていると指定された場合には、その印刷ジョブに含まれる全ての印刷データを処理実行手段にデータ処理させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、印刷データに機密性のある部品が含まれている場合でも、情報を漏洩させることなくその印刷データに対する特定のデータ処理を他の画像処理装置に実行させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、機密性のある印刷データを、自装置が属するセキュリティグループに属していない他の画像処理装置にデータ処理させないことができる。
請求項7に記載の発明によれば、機密性のある印刷データに対する特定のデータ処理を、機密性を維持しつつ他の画像処理装置に実行させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、機密性のある印刷データに対する特定のデータ処理を、機密性を維持しつつ他の画像処理装置に実行させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、印刷ジョブに含まれる印刷データの機密性の有無に基づき印刷データをデータ処理させる画像処理装置を決定することができる。
本発明に係る画像処理装置の一実施の形態であるDFEを示す機能ブロック構成図である。 実施の形態1におけるDFEのハードウェア構成図である。 実施の形態1における編集画面の一例を示す図である。 実施の形態1において印刷対象となるPDL文書のデータ構成の一例を示す図である。 実施の形態1におけるRIP処理を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるRIP処理を示すフローチャートである。 実施の形態3におけるDFEを示す機能ブロック構成図である。 実施の形態3におけるセキュリティグループ情報の一例を示す図である。 実施の形態3におけるRIP処理を示すフローチャートである。 本発明に係る画像処理システムの一実施の形態を示す全体構成図及び機能ブロック構成図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る画像処理装置の一実施の形態であるDFE(Digital Front End)10を示す機能ブロック構成図である。本実施の形態におけるDFE10は、図示しないネットワークを介して1又は複数のDFE30とデータ通信を行う。本実施の形態では、処理の高速化、効率化を図るために、DFE10が印刷ジョブを実行する際に行うRIP(Raster Image Prosessor)処理を、自装置とDFE30に分散して実行することを想定している。従って、1又は複数のDFE30は、DFE10と同様にRIP処理を実行可能な画像処理装置であることを前提としている。1つの印刷ジョブを実行する際にRIP処理の依頼先とするDFE30は、1台でも複数台でもよい。
図2は、本実施の形態におけるDFE10のハードウェア構成図である。DFE10は、入力コントローラ41、プリプロセッサ42、RIP43、ポストプロセッサ44、印刷コントローラ45、操作パネル46、コントローラ47及びHDD48をバス49に接続した構成を有している。入力コントローラ41は、図示しないネットワークを介して外部から送信されてくる印刷ジョブ等を受信する。HDD48は、入力コントローラ41が受信した印刷ジョブが蓄積されるプリントスプーラ等を記憶する記憶手段である。プリプロセッサ42は、コントローラ47による制御のもと、指定された印刷ジョブに含まれるPDL(Page Description Language)文書をベクタメージのデータに変換したり、指定された印刷ジョブに含まれる印刷データにフィルタ処理を施すなどの前処理を行う。RIP43は、コントローラ47による制御のもと、プリプロセッサ42により前処理が施された印刷データ(ベクタメージのデータ)をラスタイメージのデータに変換する処理を行う。ポストプロセッサ44は、コントローラ47による制御のもと、RIP43により生成されたラスタイメージのデータの合成等の後処理を行うことで印刷イメージデータを生成する。印刷コントローラ45は、コントローラ47による制御のもと、ポストプロセッサ44により生成された印刷イメージデータを印刷装置2に送信することで印刷を実行させる。操作パネル46は、印刷ジョブに対し種々の設定及び指示を行うための入力手段及び印刷ジョブに関する情報等を画面表示する表示手段として設けられたユーザインタフェースである。コントローラ47は、DFE10全般の動作制御を行う。本実施の形態におけるDFE10のハードウェア構成自体は、従前と同様でもよい。
図1に戻り、本実施の形態におけるDFE10は、ジョブ受付部11、指定受付部12、前処理部13、ジョブ分割部14、RIP処理部15、RIP処理依頼部16、処理結果合成部17、後処理部18、出力処理部19、ジョブ制御部20及びスプーラ21を有している。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素は図から省略している。
ジョブ受付部11は、ジョブ受付手段として設けられ、印刷ジョブを受け付ける。指定受付部12は、指定受付手段として設けられ、ジョブ受付部11により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかの指定を受け付ける。本実施の形態においては、操作パネル46からユーザに指定させるが、ネットワークを介して外部から指定させたり、システムに自動設定させたりしてもよい。前処理部13は、プリプロセッサ42により実現され、データ変換、データ補正等のフィルタ処理を含む前処理を実行する。ジョブ分割部14は、コントローラ47により実現され、前処理が施された印刷ジョブをページ単位に分割する。もちろん、各ページに含まれる部品単位等他の単位に分割してもよい。
RIP処理部15は、RIP43により実現される。RIP処理部15は、処理実行手段として設けられ、ジョブ制御部20による制御のもと、ジョブ受付部11により受け付けられた印刷ジョブに含まれる印刷データ(ページ単位に分割されたページデータ)のうち指示されたページデータに対してRIP処理を実行する。本実施の形態では、RIP処理を特定のデータ処理として取り扱う。RIP処理依頼部16は、コントローラ47により実現され、ジョブ制御部20による制御のもと、印刷ジョブに含まれる印刷データのうち指示された印刷データに対するRIP処理を他のDFE30に依頼する。また、RIP処理依頼部16は、依頼先のDFE30からRIP処理の実行結果を取得する。処理結果合成部17は、コントローラ47又はポストプロセッサ44により実現される。処理結果合成部17は、処理結果取得手段として設けられ、ジョブ制御部20による制御のもと、指定された印刷データに対してRIP処理を実行した自装置のRIP処理部15又はDFE30それぞれから複数の印刷データに対する処理結果を合成してRIP処理全体としての処理結果を得る。
後処理部18は、ポストプロセッサ44により実行され、後処理を実行する。出力処理部19は、印刷コントローラ45により実現され、後処理部18により生成された印刷イメージデータを印刷装置2に送信する。ジョブ制御部20は、コントローラ47により実現され、DFE10全般の動作制御を行う。本実施の形態におけるジョブ制御部20は、制御手段として設けられ、ジョブ受付部11により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかに応じて、当該印刷ジョブに含まれている複数の印刷データに対するRIP処理を、RIP処理部15又はDFE30の少なくとも一方に実行させるよう当該印刷ジョブの実行の制御を行う。スプーラ21は、ジョブ受付部11により受け付けられた印刷ジョブが蓄積される。
DFE10における各構成要素11〜20は、DFE10に含まれる各ハードウェア(各種プロセッサ及びコントローラ)と各ハードウェアに搭載されたプロセッサで動作するプログラムとの協調動作により実現してもよい。あるいは、ハードウェアにより実現してもよい。スプーラ21は、HDD48にて実現される。
本実施の形態において、他の画像処理装置として設けられているDFE30は、依頼処理部31及びRIP処理部32を有している。なお、DFE30もDFE10に示したのと同じ構成要素を有しているが、動作の説明に用いないため図から省略している。またこの逆に、DFE10もDFE30に示したのと同じ構成要素を有しているが、図から省略している。つまり、図1では、説明の便宜上、RIP処理を依頼する側のDFE10と、依頼される側のDFE30とに分けているが、DFE10,30は、基本的には同様に構成してよい。
RIP処理部32は、RIP処理を実行する。依頼処理部31は、DFE10からのRIP処理の実行の依頼を受けると、RIP処理の実行をRIP処理部32に依頼し、また、この依頼に応じてRIP処理部32により実行されたRIP処理の結果を依頼元であるDFE10へ返す。DFE30における各構成要素31,32は、DFE10に搭載されたコントローラ(又はプロセッサ)と、コントローラで動作するプログラムとの協調動作により実現してもよい。RIP処理部32は、ハードウェアにより実現してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態におけるDFE10の動作、具体的には印刷ジョブを受け付けてから印刷イメージデータ(ラスタイメージのデータ)を印刷装置2に出力するまでの動作について説明する。
印刷を実行したいユーザによる操作指示に応じて外部から印刷ジョブが送信されてくると、ジョブ受付部11は、その印刷ジョブを受け付け、スプーラ21に登録する。また、ユーザは、DFE10に投入した印刷ジョブに機密性のあるデータが含まれている場合、当該印刷ジョブを機密性を維持した状態で実行されるセキュリティジョブとして取り扱いたい場合がある。この場合、図3に例示したような所定のジョブ編集画面から、当該印刷ジョブをセキュリティプリントの対象となるよう指定する。具体的には、該当するチェックボックス51にチェックを入れればよい。ジョブ編集画面からユーザにより印刷ジョブには機密性のある印刷データが含まれていることを示す指定(チェックボックス51へのチェック)がされると、指定受付部12は、その指定を受け付けて、その旨をジョブ制御部20に通知する。
前処理部13は、ジョブ制御部20による制御のもと、印刷実行対象の印刷ジョブに対して前処理を実行する。前処理自体は、従前と同様の処理を施せばよい。続いて、ジョブ分割部14は、ジョブ制御部20による制御のもと、前処理が施された印刷ジョブに含まれる印刷データをページ単位に分割する。図4は、印刷指示されたPDL文書のデータ構成の一例を示す図であるが、図4に例示したように、図形、テキスト、イメージなどの部品のうちセキュリティデータである旨を示すラベル情報52が付加された部品(この例ではテキストデータ「テキスト12」及び「テキスト33」)53を含むページデータが、機密性のある印刷データとして特定される。
続いて、本実施の形態において、ページ単位に分割された印刷ジョブに対して実行するRIP処理について図5に示すフローチャートを用いて説明する。
DFE10の内部には、他のDFE30を利用してRIP処理を実行するかどうかのフラグ情報が予め設定されている。ジョブ制御部20は、印刷ジョブを実行する際に、そのフラグ情報に他のDFE30を利用しないことが設定されている場合(ステップ101でN)、ジョブ制御部20は、他のDFE30を利用せずに自DFE10のみでRIP処理を実行するために、印刷ジョブに含まれている全てのページに対するRIP処理の実行をRIP処理部15に指示する。RIP処理部15は、この指示に応じて全てのページに対するRIP処理を実行する(ステップ104)。
続いて、ジョブ制御部20は、指定受付部12から通知された、印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうか、すなわち実行している印刷ジョブがセキュリティジョブがどうかの指定の有無を確認する。セキュリティジョブの指定がある場合(ステップ102でY)、ジョブ制御部20は、他のDFE30を利用せずに自DFE10のみでRIP処理を実行するために、印刷ジョブに含まれている全てのページに対するRIP処理の実行をRIP処理部15に指示する。RIP処理部15は、この指示に応じて全てのページに対するRIP処理を実行する(ステップ104)。
続いて、ジョブ制御部20は、ジョブ分割部14により分割され形成されたページ毎の印刷データを参照し、ページ毎にセキュリティデータである旨を示すラベル情報52が指定された部品が含まれているかどうかを確認する。そして、印刷データにセキュリティデータが含まれていない場合(ステップ103でN)、ジョブ制御部20は、当該印刷データに対するRIP処理を他のDFE30に依頼することをRIP処理依頼部16に指示する。RIP処理依頼部16は、この指示に応じて他のDFE30にRIP処理を依頼する(ステップ105)。
また、図3に例示したように、セキュリティデータが含まれているページ1,3が存在する場合(ステップ103でY)、ジョブ制御部20は、セキュリティデータが含まれているページ1,3に対するRIP処理を他のDFE30に実行させないように、RIP処理部15に指示する。RIP処理部15は、この指示に応じてページ1,3に対するRIP処理を実行する。一方、セキュリティデータが含まれていないページ1,3以外のページに対するRIP処理を他のDFE30に依頼することをRIP処理依頼部16に指示する。RIP処理依頼部16は、この指示に応じて他のDFE30にRIP処理を依頼する(ステップ106)。
なお、ステップ105,106において、RIP処理の依頼先、依頼先とするDFE30の数、各DFE30へ依頼する印刷データの数等は、内部に保持管理している、あるいは外部から取得したDFE30それぞれの仕様情報や負荷情報等を参照して決定すればよい。また、上記説明では、セキュリティデータが含まれていない印刷データに対するRIP処理は全て他のDFE30に依頼するように説明したが、各DFE10,30の負荷バランス等を考慮して、自DFE10がその一部若しくは全部を引き受けてもよい。以降に説明する実施の形態においても同様である。もちろん、セキュリティデータを含む印刷データが多く、DFE10に係る負荷が多大になろうとも、機密性維持の観点から、本実施の形態においては、他のDFE30にセキュリティデータを含む印刷データに対するRIP処理を依頼することはない。
ステップ105又はステップ106において依頼先となるDFE30における依頼処理部31は、DFE10からの依頼を受けると、指定されたページに対するRIP処理の実行をRIP処理部32に指示する。この指示に応じてRIP処理部32がRIP処理を実行すると、依頼処理部31は、そのRIP処理の実行結果を受け取り、依頼先のDFE10へ送信する。
RIP処理依頼部16が依頼先の他のDFE30から処理結果を取得すると(ステップ107)、処理結果合成部17は、その取得された処理結果、ステップ105においては他のDFE30から取得した処理結果を、ステップ106においては他のDFE30から取得した処理結果とRIP処理部15における処理結果とを合成することで、RIP処理全体としての処理結果を得る(ステップ108)。なお、DFE10の内部のみでRIP処理を実行した場合は、合成する必要なく、RIP処理部15における処理結果そのものがRIP処理全体の処理結果となる。
以上のようにして印刷ジョブに対してRIP処理が施されると、後処理部18は、RIP処理が実行された結果得られたデータ(ラスタイメージのデータ)に所定の後処理を施す。そして、出力処理部19は、後処理実施後のラスタイメージのデータを印刷装置2へ送信することで、印刷を実行させる。
実施の形態2.
上記実施の形態1においては、ページ単位でRIP処理を実行、依頼するようにしていたので、セキュリティデータとして指定された部品を含むページ(印刷データ)は、自DFE10内のRIP処理部15にて実行するようにした。本実施の形態では、セキュリティデータとして指定された部品を含むページでも、他のDFE30に処理を依頼できるようにした。なお、本実施の形態におけるDFE10の構成は、実施の形態1と同じでよく、以下に説明する処理が異なってくる。以下、本実施の形態におけるRIP処理を図6に示したフローチャートを用いて説明する。なお、実施の形態1と同じ処理には、同じステップ番号を付けて説明を適宜省略する。
ジョブ制御部20は、ジョブ分割部14によりページ単位に分割された印刷ジョブを参照し、セキュリティデータを示すラベル情報52が付加された部品(以下、「セキュリティ部品」)53の有無を確認する。そして、セキュリティ部品を含む印刷データが存在しない場合(ステップ103でN)、ジョブ制御部20は、当該印刷データに対するRIP処理を他のDFE30に依頼することをRIP処理依頼部16に指示する。RIP処理依頼部16は、この指示に応じて他のDFE30にRIP処理を依頼し(ステップ105)、そして、依頼先から処理結果を取得する(ステップ107)。
一方、セキュリティ部品を含む印刷データが存在する場合(ステップ103でY)、ジョブ制御部20は、セキュリティ部品をダミー部品に差し替え、その差し替えた印刷データに対するRIP処理を他のDFE30に依頼することをRIP処理依頼部16に指示する。RIP処理依頼部16は、ジョブ制御部20からの指示に応じてダミー部品に差し替えられた印刷データに対するRIP処理を他のDFE30に依頼する。更に、ジョブ制御部20は、セキュリティ部品に対するRIP処理をRIP処理部15に実行させる(ステップ201)。
RIP処理依頼部16が依頼先から処理結果を取得すると(ステップ202)、処理結果合成部17は、他のDFE30から得た処理結果に含まれるダミー部品に対するRIP処理により得られた処理結果を、RIP処理部15から得た、セキュリティ部品に対するRIP処理の結果で差し替える(ステップ203)。そして、処理結果合成部17は、他のDFE30から取得した処理結果を合成することでRIP処理の結果を得る(ステップ108)。
以上説明したように、本実施の形態においては、セキュリティ部品をダミー部品で差し替えてからダミー部品を含むページデータに対するRIP処理を他のDFE30に実行させ、一方、自DFE10では、セキュリティ部品のみをRIP処理させるようにした。
なお、以上の説明から明らかなように、ダミー部品は、RIP処理の処理結果に含まれないので、機密性のない部品であれば、その中身はなんでもよいが、処理効率等を考慮すればサイズの小さい部品とするのが好適である。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、機密性維持の観点からセキュリティデータを含む印刷データに対しては全てDFE10の内部にてRIP処理するようにしていた。本実施の形態では、セキュリティデータを含む印刷データでも、機密性を維持しつつ他のDFE30に依頼できるようにした。
図7は、本実施の形態におけるDFE10の機能ブロック構成図である。なお、実施の形態1において用いた図1と同じ構成要素には同じ符号を付け説明を省略する。図7には、実施の形態1に示した構成にDFE情報記憶部22を追加した構成を有している。DFE情報記憶部22は、各DFE10,30が属するセキュリティグループに関するセキュリティグループ情報を記憶する記憶手段である。図8は、DFE情報記憶部22に記憶されたセキュリティグループ情報の一例を示す図である。セキュリティグループ情報には、各DFE10,30を識別する情報(DFE ID)に対応させて、当該DFEのIPアドレス、当該DFEが属するセキュリティグループの識別情報(セキュリティグループID)及びDFE情報が登録される。DFE情報には、当該DFEの仕様情報や当該DFEをRIP処理に依頼先として選択するための条件等が含まれている。セキュリティグループ情報は、予め設定されており、またDFEの構成の変更に応じて操作パネル46などを用いて適宜更新される。
同じセキュリティグループ情報に属するDFE10,30の間では、機密性を保持する関係にある。このため、同一セキュリティグループ情報に属する各DFEは、他のDFEにおける機密性のある印刷データに対するRIP処理を実行しても機密性を損なわない。
以下、本実施の形態におけるRIP処理を図9に示したフローチャートを用いて説明する。なお、実施の形態1と同じ処理には、同じステップ番号を付けて説明を適宜省略する。
ユーザからセキュリティジョブの指定がある場合(ステップ102でY)、ジョブ制御部20は、情報取得手段として機能し、DFE情報記憶部22からセキュリティグループ情報を取得することで自DFE10と同じセキュリティグループに属するDFE30を特定し、更に特定した各DFE30のDFE情報を参照してRIP処理の依頼先として選択可能なDFE30が存在するか検索する(ステップ301)。依頼先となるDFE30が存在しない場合(ステップ302でN)、ジョブ制御部20は、RIP処理部15に指示することで、印刷ジョブに含まれている全てのページに対するRIP処理を実行させる(ステップ104)。
一方、RIP処理の依頼先となるDFE30が存在する場合(ステップ302でY)、RIP処理依頼部16は、ジョブ制御部20からの指示に応じて当該依頼先となるDFE30に、印刷ジョブに含まれている全ての印刷データに対するRIP処理の実行を依頼する(ステップ303)。なお、依頼先となるDFE30は複数でもよい。そして、RIP処理依頼部16は、依頼先のDFE30から処理結果を取得する(ステップ304)。
ジョブ分割部14によりページ単位に分割、形成された印刷データにセキュリティデータが含まれていない場合(ステップ103でN)、ジョブ制御部20は、各DFE30のDFE情報を参照してRIP処理の依頼先を検索する(ステップ308)。なお、依頼先とするDFE30は、セキュリティグループの異同は関係ないものとする。また、依頼先とするDFE30は複数でもよい。依頼先となるDFE30が存在しない場合(ステップ309でN)、ジョブ制御部20は、RIP処理部15に指示することで、印刷ジョブに含まれている全てのページに対するRIP処理を実行させる(ステップ104)。
一方、RIP処理の依頼先となるDFE30が存在する場合(ステップ309でY)、RIP処理依頼部16は、ジョブ制御部20からの指示に応じて当該依頼先となるDFE30に、印刷ジョブに含まれている全ての印刷データに対するRIP処理の実行を依頼する(ステップ310)。そして、RIP処理依頼部16は、依頼先の他のDFE30から処理結果を取得する(ステップ107)。
ジョブ分割部14により形成された印刷データにセキュリティデータが含まれている場合(ステップ103でY)、ジョブ制御部20は、DFE情報記憶部22からセキュリティグループ情報を取得することで自DFE10と同じセキュリティグループに属するDFE30を特定し、更に特定した各DFE30のDFE情報を参照してRIP処理の依頼先として選択可能なDFE30が存在するか検索する(ステップ305)。依頼先となるDFE30が存在しない場合(ステップ306でN)、ジョブ制御部20は、RIP処理部15に指示することで、印刷ジョブに含まれている全てのページに対するRIP処理を実行させる(ステップ104)。
一方、RIP処理の依頼先となるDFE30が存在する場合(ステップ306でY)、RIP処理依頼部16は、ジョブ制御部20からの指示に応じて当該依頼先となるDFE30に、印刷ジョブに含まれている全ての印刷データに対するRIP処理の実行を依頼する(ステップ307)。なお、依頼先となるDFE30は複数でもよい。更に、RIP処理依頼部16は、ジョブ制御部20からの指示に応じて、印刷ジョブに含まれているセキュリティデータを含まない印刷データに対するRIP処理の実行を、セキュリティグループの異同に関係なく、DFE情報及び付加情報等を参照に、1又は複数のDFE30に依頼する(ステップ307)。そして、RIP処理依頼部16は、依頼先の各DFE30から処理結果を取得する(ステップ107)。
処理結果合成部17は、複数のRIP処理部15,32にてRIP処理が実行された場合、その処理結果を合成することでRIP処理の結果を得る(ステップ108)。
本実施の形態によれば、セキュリティデータを含む印刷データが存在する場合でも、機密性を維持する関係にあるDFE30にRIP処理の実行を依頼するようにしたので、セキュリティデータを含む印刷データに対するRIP処理を必ずしも自DFE10で実行する必要はない。
実施の形態4.
上記実施の形態3では、セキュリティ情報をDFE10に持たせるように構成した。つまり、実施の形態3では、各DFE10,30が同一内容のセキュリティ情報を分散して保持することになる。本実施の形態では、セキュリティ情報を保持管理するサーバを設けて、セキュリティ情報を一元管理するように構成する。
図10は、サーバを有する画像処理システムの全体構成図である。本実施の形態における画像処理システムは、サーバ60及び複数のDFE10,30を有している。DFE10は、実施の形態3に示した構成に対し、DFE情報記憶部22に代えて問合せ部23を有している。問合せ部23は、特定手段として設けられ、ジョブ受付部11により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、サーバ60に問い合わせることによってDFE30のうち自DFE10と同じセキュリティグループに属するDFE30を返答してもらうことで、機密性のある印刷データに対するRIP処理の依頼先を特定する。
サーバ60は、CPU、ROM、RAM、HDD及びネットワークコントローラ等を有する汎用的なサーバコンピュータのハードウェア構成にて実現してよい。サーバ60は、応答部61及びDFE情報記憶部62を有している。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については図から省略している。応答部61は、応答手段として設けられ、いずれかのDFE10,30からの問合せに応じて、DFE情報記憶部62を参照することによって当該問合せをしたDFE10と同じセキュリティグループに属するDFE30を応答する。更に、実施の形態3と同様、DFE情報を参照してRIP処理の依頼先として選択可能なDFE30を絞り込むようにしてもよい。DFE情報記憶部62は、実施の形態3におけるDFE情報記憶部22に相当し、セキュリティグループ情報を記憶する記憶手段である。応答部61は、サーバ60に搭載されたCPUと、CPUで動作するプログラムにより実現される。DFE情報記憶部62は、サーバ60に搭載されたHDD又はRAMで実現される。
本実施の形態におけるRIP処理は、基本的には前述した実施の形態3と同じである。ただ、RIP処理の依頼先を特定する処理が、実施の形態3では、ジョブ制御部20が自DFE10内にあるDFE情報記憶部22を参照していたところを、本実施の形態では、問合せ部23によりサーバ60へ問い合わせるように動作させる点が異なってくる。その他の処理は実施の形態3と同じなので説明を省略する。
なお、上記各実施の形態においては、RIP処理を特定のデータ処理とし、他のDFE30にRIP処理の実行を依頼するようにしたが、RIP処理に限定する必要はなく、他のデータ処理でもよい。
また、本実施の形態では、印刷を実際に行う印刷装置2に渡すラスタイメージのデータを生成するDFE10を画像処理装置の例として説明したが、画像処理装置は、DFE10に限定されるものではなく、特定のデータ処理を実行するコンピュータや、印刷装置を内蔵した画像形成装置などでもよい。
10,30 DFE、11 ジョブ受付部、12 指定受付部、13 前処理部、14 ジョブ分割部、15,32 RIP処理部、16 RIP処理依頼部、17 処理結果合成部、18 後処理部、19 出力処理部、20 ジョブ制御部、21 スプーラ、22,62 DFE情報記憶部、23 問合せ部、31 依頼処理部、41 入力コントローラ、42 プリプロセッサ、43 RIP、44 ポストプロセッサ、45 印刷コントローラ、46 操作パネル、47 コントローラ、48 HDD、49 バス、60 サーバ、61 応答部。

Claims (9)

  1. 印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに含まれる印刷データに対して特定のデータ処理を実行する処理実行手段と、
    前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかに応じて、当該印刷ジョブに含まれている複数の印刷データに対する前記特定のデータ処理を、前記処理実行手段又は前記特定のデータ処理を実行可能な他の画像処理装置の少なくとも一方に実行させるよう当該印刷ジョブの実行の制御を行う制御手段と、
    前記制御手段による制御のもと、印刷データに対して前記特定のデータ処理を実行した前記処理実行手段又は前記他の画像処理装置それぞれから得られた前記複数の印刷データに対する処理結果を合成して前記特定のデータ処理の実行結果を得る処理結果取得手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを前記他の画像処理装置にデータ処理させないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを前記処理実行手段にデータ処理させると共に、前記機密性のある印刷データを前記他の画像処理装置にデータ処理させないことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかの指定を受け付ける指定受付手段を有し、
    前記制御手段は、前記指定受付手段により機密性のある印刷データが含まれているという指定が受け付けられた場合、当該印刷ジョブに含まれる全ての印刷データを前記処理実行手段にデータ処理させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに含まれる印刷データに機密性のある部品が含まれている場合、当該機密性のある部品を機密性のないダミーの部品に差し替えてから当該印刷データを前記他の画像処理装置にデータ処理させると共に、当該機密性のある部品を前記処理実行手段にデータ処理させ、
    前記処理結果取得手段は、前記他の画像処理装置から得られた処理結果に含まれるダミーの部品に対するデータ処理により得られた処理結果を、前記処理実行手段から得られた処理結果で差し替えて、前記特定のデータ処理の実行結果を得ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置が属するセキュリティグループに関するセキュリティグループ情報を取得する情報取得手段を有し、
    前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを、セキュリティグループ情報に基づき特定される自装置が属するセキュリティグループに属していない他の画像処理装置にデータ処理させないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記機密性のある印刷データを自装置と同じセキュリティグループに属する他の画像処理装置にデータ処理させると共に、前記機密性のある印刷データ以外の印刷データを自装置が属するセキュリティグループに属していない他の画像処理装置にデータ処理させることができることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 印刷ジョブに含まれる印刷データに対して特定のデータ処理を実行する処理実行手段を少なくとも有する複数の画像処理装置と、
    サーバと、
    を有し、
    前記サーバは、
    前記各画像処理装置が属するセキュリティグループに関するセキュリティグループ情報を記憶する記憶手段と、
    いずれかの前記画像処理装置からの問合せに応じて、前記記憶手段を参照することによって当該問合せをした前記画像処理装置と同じセキュリティグループに属する前記画像処理装置を応答する応答手段と、
    を有し、
    前記画像処理装置のうち少なくとも1つは、
    印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれている場合、前記サーバに問い合わせることによって他の画像処理装置のうち自装置と同じセキュリティグループに属する画像処理装置を特定する特定手段と、
    前記印刷ジョブに含まれている機密性のある印刷データを前記特定手段により特定された画像処理装置にデータ処理させると共に、前記機密性のある印刷データ以外の印刷データを前記他の画像処理装置のうち前記特定手段により特定された前記画像処理装置を除く前記画像処理装置にデータ処理させることができるよう当該印刷ジョブの実行の制御を行う制御手段と、
    前記処理実行手段及び前記他の画像処理装置それぞれから得られた前記複数の印刷データに対する処理結果を合成して前記特定のデータ処理の実行結果を得る処理結果取得手段と、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  9. 画像処理装置に搭載された1又は複数のプロセッサを、
    印刷ジョブを受け付けるジョブ受付手段、
    前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに含まれる印刷データに対して特定のデータ処理を実行する処理実行手段、
    前記ジョブ受付手段により受け付けられた印刷ジョブに機密性のある印刷データが含まれているかどうかに応じて、当該印刷ジョブに含まれている複数の印刷データを、前記処理実行手段又は印刷ジョブに含まれる印刷データに対して前記特定のデータ処理を実行可能な他の画像処理装置の少なくとも一方にデータ処理させるよう当該印刷ジョブの実行の制御を行う制御手段、
    前記処理実行手段及び前記他の画像処理装置それぞれから得られた前記複数の印刷データに対する処理結果を合成して前記特定のデータ処理の実行結果を得る処理結果取得手段、
    として機能させるためのプログラム。
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