JPH10208040A - 画像処理方法及び記録媒体 - Google Patents

画像処理方法及び記録媒体

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JPH10208040A
JPH10208040A JP9006337A JP633797A JPH10208040A JP H10208040 A JPH10208040 A JP H10208040A JP 9006337 A JP9006337 A JP 9006337A JP 633797 A JP633797 A JP 633797A JP H10208040 A JPH10208040 A JP H10208040A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の枠等を用いることなく、少ない計算量
で、カラー帳票等の画像の位置ずれ、回転、変倍を補正
する。 【解決手段】 パターン抽出部105でカラー帳票等の
画像(103)より所定の大きさ範囲のパターンを抽出
し、同一パターン抽出部107で参照画像のパターン
(109)と形状及び色の両方が同一のパターンを見つ
ける。対応点検出部111で、入力画像と参照画像の対
応したパターンの重心を検出する。画像補正部113は
対応パターンの重心位置間のずれを算出して補正式を決
定し、この補正式に従って入力画像の補正画像(11
5)を生成し、文字画像切り出し部117で参照画像の
文字画像存在領域の座標(119)に基づき補正画像よ
り文字画像を切り出し、文字認識部121で文字認識す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理の分野に
係り、より詳細には、カラー帳票等のカラー画像の位置
合わせ技術及びその関連技術の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理分野において、2枚以上の同種
の画像を位置合わせしたい場合が少なくない。例えば、
ファクシミリ受信した帳票の画像中から必要な記載事項
を切り出し、文字認識を行うFAXOCRシステムにお
いては、受信した画像から必要な記載事項を精度良く切
り出すために、文字画像の切り出し処理に先だって、受
信画像を、基準として予め用意された画像(参照画像)
と位置合わせする必要がある。
【0003】このような画像の位置合わせに関しては多
くの従来技術が知られているが、その中で本発明の内容
と最も密接に関連すると思われるものとして、特開平7
−192087号公報に述べられているものがある。こ
の従来技術においては、帳票の特定位置に印刷された非
読み取り領域枠の上下左右辺の位置情報と読み取り領域
の位置情報を予めメモリに格納しておく。そして、処理
しようとする帳票の画像を入力し、その入力画像より非
読み取り領域枠の上下左右辺の位置を検出し、検出した
位置の情報と、メモリに記憶されている非読み取り領域
枠の位置情報とを比較することによって、位置補正デー
タを求める。この位置補正データに従ってメモリに保存
されている読み取り領域の位置情報を補正し、補正後の
位置情報に基づいて入力画像の読み取り領域のイメージ
切り出しを行う。これは実質的には、位置補正データに
従って、入力画像を基準位置に位置合わせしてイメージ
切り出しを行うことと等価である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、帳票
の特定の位置に印刷された非読み取り領域枠を位置ずれ
検出に利用するため、そのような枠が印刷されていない
帳票の画像の位置合わせには適用できない。また、位置
ずれ検出に利用可能な枠が印刷されていたとしても、そ
の印刷位置によっては十分な位置合わせ精度を得られな
い。十分な位置合わせ精度を得ようとすると、そのよう
な枠を適当な位置に適当な数だけ印刷しておく必要があ
り、帳票設計の自由が制限される。
【0005】また、帳票をカラー印刷し、印刷色の違い
により帳票を使い分けをすることがある。しかし、上記
従来技術及びその他の従来技術は、帳票画像の位置合わ
せ処理において、帳票の色の違いを考慮していなかっ
た。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術のような位
置ずれ検出用の枠等を格別に帳票等に印刷しておくこと
なく、カラー帳票等の画像の位置合わせ、特定領域の切
り出し等の画像処理を精度よく行うことが可能な画像処
理方法を提供することである。本発明のもう一つの目的
は、そのような画像の処理において、印刷色の異なる帳
票等のとり違いによるトラブルを回避することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像処理方法の骨子は、処理対象画像より、参照画像中の
パターンと形状及び色の両方が同一のパターンを抽出
し、処理対象画像及び参照画像における対応した同一の
パターンの相互の位置関係を求め、求められた位置関係
に基づき処理対象画像と参照画像との位置合わせのため
の補正式を決定することである。抽出されるパターン
は、帳票の特定位置に印刷された特定の枠のような限定
されたものではなく、任意の位置に印字された任意の文
字のようなパターンでよい。ただし、処理される個々の
帳票のフォーマット及び色は予め分かっているため、特
定の帳票の画像(処理対象画像及び参照画像)より抽出
されるパターンの種類は自ずと決まってくる。請求項2
記載の発明によれば、抽出されたパターンが所定数より
少ないときに異常と判断され、警報が発せられ処理は中
止される。
【0008】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の画像処理方法において、処理対象画像より同
じパターンが2個以上抽出された場合に、当該パターン
相互の距離が第1の距離閾値より小さいときには、当該
パターンは位置関係を求めるためのパターンから除外さ
れる。
【0009】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の画像処理方法において、処理対象画像より同
じパターンが2個以上抽出された場合に、当該パターン
相互の距離が第1の距離閾値より小さいときには、当該
パターンを位置関係を求めるためのパターンから除外さ
れ、処理対象画像と参照画像との間において対応付けす
るパターンの検索範囲は第1の距離閾値より小さい一定
の距離範囲内に制限される。
【0010】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の画像処理方法において、処理対象画像より同
じパターンが所定の個数以上抽出された場合、当該パタ
ーンは位置関係を求めるためのパターンから除外され
る。
【0011】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の画像処理方法において、画像の複雑度が所定
の程度より低いパターンは位置関係を求めるためのパタ
ーンから除外される。
【0012】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の画像処理方法において、対応パターン相互の
位置関係を求めるためのパターンは、大きさが一定の範
囲内のパターンに制限される。
【0013】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の画像処理方法において、処理対象画像中のパ
ターンと参照画像中のパターンとの同一性判断のための
パターンマッチングは複数の異なった重ね合わせ条件で
行われ、当該2つのパターンの位置関係として、そのパ
ターンマッチングにおいて最も良好な類似度が得られた
重ね合わせ条件において当該パターンそれぞれの重なり
合った領域の中心又は重心の位置関係が求められる。
【0014】請求項9記載の発明によれば、請求項1乃
至8のいずれか1項に記載の発明の画像処理方法におい
て、決定された補正式に従って処理対象画像を参照画像
に対し位置合わせした補正画像が生成され、この補正画
像より、予め与えられた参照画像上の文字画像存在領域
の座標に基づいて文字画像が切り出される。
【0015】請求項10記載の発明によれば、請求項1
乃至8のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
決定された補正式に従って、予め与えられた参照画像上
の文字画像存在領域の座標が補正され、この補正後の座
標に基づいて処理対象画像より文字画像が切り出され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照し説明する。
【0017】図1は本発明による画像処理装置の一例を
示す概略ブロック図である。この画像処理装置は例えば
FAXOCRシステムに利用し得るもので、ファクシミ
リから送られてきた帳票のカラー画像等を取り込み、こ
のカラー入力画像と同種帳票の参照画像とを位置合わせ
した後、カラー入力画像中の必要な領域を切り出し、文
字認識処理を行ってデータとして出力するものである。
この画像処理装置は、画像入力部101と、画像位置合
わせ部102と、認識処理部116とに大きく分けられ
る。画像位置合わせ部102は、入力画像メモリ10
3、パターン抽出部105、同一パターン抽出部10
7、参照画像パターンメモリ109、対応点検出部11
1、画像補正部113及び補正画像メモリ115により
構成される。認識処理部116は文字画像切り出し部1
17、文字画像領域メモリ119及び文字認識部121
からなる。
【0018】ここでは、図3に示す帳票の画像を入力画
像、図4に示す未記入の同種帳票の画像を参照画像とし
て説明する。いずれの画像もカラー画像であるが、作図
上の制約から白黒画像として表されている(他の図面に
おいても同様である)。
【0019】参照画像は画像全体を保存しておく必要は
なく、図5に示すような形で参照画像情報が参照画像パ
ターンメモリ109に保存されている。すなわち、予め
参照画像中の非白ラン(R,G又はBの濃度値が一定値
を超えるラン、白黒画像の黒ランに相当)の連結成分の
外接矩形を抽出し、その中から選択した外接矩形内の画
像(パターン)、該外接矩形の左上コーナーと右下コー
ナーの座標、及び、各パターンに割り当てられたパター
ン番号が保存されている。なお、参照画像パターンメモ
リに保存されるパターンの大きさは、本実施例では幅及
び高さが共に8画素より大きく128画素より小さい範
囲のものとされる。
【0020】以下、この画像処理装置における処理内容
を説明する。図2は、その処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【0021】画像入力部101は、例えばファクシミリ
によって送られてきたカラー入力画像を画像位置合わせ
部102で処理可能な形のイメージデータとして取り込
み、入力画像メモリ103に格納する(ステップS
1)。本実施例では、このカラー入力画像データはRG
Bデータである。
【0022】パターン抽出部105では、入力画像メモ
リ103に取り込まれたカラー入力画像中から非白ラン
(R,G又はBの濃度値が一定値を超えるラン)の連結
成分を抽出し、その外接矩形が適当な大きさであるか判
定し、適当な大きさを持つ外接矩形の画像をパターンと
して同一パターン抽出部107へ出力する(ステップS
2)。本実施例では外接矩形の幅W及び高さHが 8<W<128 かつ 8<H<128 の条件を満たしたとき、適当な大きさであると判断され
る。なお、幅、高さの値は画素数換算値である。この大
きさの範囲に普通の大きさの文字や数字が含まれる。パ
ターンが大きくなるとパターンマッチングのための計算
量が増加するが、この程度の大きさ範囲のパターンなら
ば、その計算量は比較的少ない。
【0023】同一パターン抽出部107では、パターン
抽出部105より入力されたパターンが、参照画像パタ
ーンメモリ109内のパターンのいずれかと、形状及び
色の両面で同一であるか調べ、同一パターンが見つかっ
た時に、そのパターンと同じパターン番号を入力パター
ンに割り当てる(ステップS3)。
【0024】この形状と色の両面についてのパターンの
同一性判断には、様々な手法を利用可能であるが、その
例を次に述べる。なお、本実施例では、同一サイズと見
なせるパターン間についてのみ同一性判断を行い、サイ
ズが異なるパターンは同一性判断のための処理の対象外
とする。
【0025】第1の手法は、パターンの形状と色の同一
性を別々に判断する方法である。まず、比較すべき二つ
のパターンの色の相違度Dcを次式により計算する。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、Rr及びRiはそれぞれ参照画像
のパターン及び入力画像のパターンの対応画素のRの濃
度値、GrおよびGiはそれぞれ参照画像のパターン及
び入力画像のパターンの対応画素のGの濃度値、Br及
びBiは参照画像のパターン及び入力画像のパターンの
対応画素のBの濃度値である。
【0028】算出された色相違度Dcが所定の閾値を超
える場合、それらのパターンは同一でないと判断する。
色相違度Dcが所定の閾値以下であるときに、それらの
パターンについて形状の同一性を判断する。このパター
ンの形状の同一性判断は、公知の様々なパターンマッチ
ング法で行うことができる。例えば、各パターンの各画
素のR,G,B各濃度値から明度値を計算し、各パター
ンの明度のデータを用いて、米国特許第5,303,3
13号明細書(参考文献1)に述べられているようなパ
ターンマッチング処理を行う。このパターンマッチング
処理で同一と判断された場合に、当該二つのパターンを
同一パターンと判断する。
【0029】なお、ファクシミリにより送られてくる画
像は、送信側で自動的にページ頭に付加されるヘッディ
ング文字列のサイズの違い、原稿搬送系の搬送誤差等に
より多少変倍され、普通、その変倍率は0.95〜1.
07倍程度である。この程度の変倍率の範囲であれば、
パターンサイズを上記の範囲程度に制限した場合には、
入力画像の変倍をそのままにしてもパターンマッチング
に格別支障はない。
【0030】パターンの同一性判断の第2の手法は、パ
ターンの形状と色の同一性を同時に判断する方法であ
る。例えば、米国特許第5,303,313号明細書に
述べられているパターンマッチング処理を、R,G,B
の各色別に行う。R,G,Bのどれか一色のパターンマ
ッチングで同一でないと判断された場合、当該パターン
を同一でないと判断する。R,G,Bの全部のパターン
マッチングで同一と判断された場合にのみ、当該パター
ンを形状及び色が同一と判断する。
【0031】図3に示した入力画像に対するパターン番
号割り当て結果を図6に示す。図7は、図4に示した参
照画像に対するパターン番号の割り当てを示している。
【0032】このようにして抽出されたパターンの数が
所定値を超えたか調べる(ステップS4)。抽出パター
ン数が所定値以下の場合、色違いの帳票のとり違いであ
る可能性が高い、つまり入力画像と参照画像がそれぞれ
異なった印刷色の帳票のものである可能性が高いため、
異常と判断し、エラー警報を出し(ステップS5)、処
理は異常終了する。なお、このような異常判断は、ステ
ップS6〜S10の適当な段階で行ってもよい。
【0033】ステップS4でパターン数が所定値を超え
たと判断された場合、以下の処理に進む。対応点検出部
111においては、同一パターン抽出部107によって
同一パターンと判断されたパターンより、画像の位置ず
れ、回転又は変倍の検出に利用可能と判断されるパター
ン(補正検出パターン)を段階的に選び出す。ここに述
べる画像の例では、パターン番号1〜12のパターンを
とりあえず補正検出パターンとし、その中の不適当なパ
ターンを除去し残ったパターンを最終的に補正検出パタ
ーンとして利用する。
【0034】まず、補正検出パターンの中で、入力画像
において距離の近い同一パターンが存在する場合、その
パターンを補正検出パターンから除去する(ステップS
6)。
【0035】本実施例では、入力画像中の同一のパター
ンの中心間の距離Dが閾値Th1(本実施例ではTh1
=512)よりより小さい場合、すなわちD<512の
条件を満たす場合に、そのパターンを補正検出パターン
から除去する。このような接近した同一パターンを排除
するのは、入力画像のパターンと参照画像のパターンと
の対応付けの誤りを避けるためである。
【0036】ここで述べる画像例では、入力画像上のパ
ターン番号4の2個のパターン間の距離が214(画
素)であるので、パターン番号4のパターンは補正検出
パターンから除去される。かくして、この段階で、パタ
ーン番号1〜3,5〜12のパターンが補正検出パター
ンとなった。なお、この例の場合、参照画像上でもパタ
ーン番号4のパターンは中心間距離が近いので、そのパ
ターンを予め参照画像パターンメモリから除去しておく
方法を採ってもよい。
【0037】さらに、この段階までに補正検出パターン
とされたパターンの中で、入力画像上に一定数以上存在
するパターンは、参照画像上の対応パターンのとり違い
が起こりやすいため、補正検出パターンから除去する
(ステップS7)。本実施例では、入力画像上に存在す
るあるパターンの個数NがN>2の条件を満たす場合
に、そのパターンを補正検出パターンから除外する。こ
こで述べる入力画像の例では、この段階までに補正検出
パターンとされたパターンはどれも1個ずつしかないの
で、ここで除去されるパターンはない。
【0038】次に、補正検出パターンとされたパターン
の中で、画像の複雑度が低いパターンは、ノイズ等と間
違える可能性が高いため補正検出パターンから除外する
(ステップS8)。本実施例では、パターンの幅と高さ
の大きい方をLrとし、また、パターンの縦方向と横方
向のラインの中で非白ランが2個以上あるラインの合計
数をNrun としたときに、Nrun < (Lr ×12)の
条件を満たすパターンを、補正検出パターンから除外す
る。ここに述べる画像の例では、かかる条件を満たす補
正検出パターンはない。
【0039】最後に、補正検出パターンとされた入力画
像上のパターンと参照画像上の同じパターンとの中心間
距離Nが、ある閾値Th2より大きい場合、そのパター
ンを補正検出パターンから除外する(ステップS9)。
この閾値Th2は前記(ステップS6)の閾値Th1よ
り小さい値とされる。本実施例では、その閾値Th2は
256(画素)にえらばれ、D>256の条件を満たす
パターンを補正検出パターンから除外する。ここで述べ
る画像の例には、かかる条件を満たすパターンはない。
したがって、パターン番号1〜3,5〜12のパターン
が最終的に補正検出パターンとして抽出される。
【0040】対応点検出部111は、以上のようにして
抽出した各補正検出パターンについて、入力画像上のパ
ターン重心と参照画像上のパターン重心を対応点として
算出し、その座標を画像補正部113に出力する(ステ
ップS10)。
【0041】対応点検出結果を図8に示す。図8におい
て、各矢線により指される入力画像上の一点と参照画像
上の一点が一組の対応点を意味する。なお、前記ステッ
プS9の処理は、参照画像と入力画像の対応パターンの
検索を距離Th2の範囲内に制限することと実質的に等
しい。このように検索範囲を制限することにより、パタ
ーン対応付けの誤りを減らすことができる。
【0042】画像補正部113においては、対応点検出
部111により検出された入力画像と参照画像の対応点
間のずれを算出し、両画像の位置合わせのための補正関
数を求める(ステップS11)。この補正関数の算出に
は例えば「William H.Press, ”Numerical Reci
pes in C”, CAMBRIDGE UNIVERSI
TY PRESS,pp.59−70,pp.671−68
1」(参考文献2)に述べられている手法を用いること
ができる。本実施例では、補正関数としてアフィン変換
を用いるものとし、想定した画像例に対し参考文献2の
手法で次の補正式が得られたとする。ただし、(Xt,
Yt)は補正後の座標系、(Xi,Yi)は入力画像の
座標系とする。
【0043】
【数2】
【0044】画像補正部113は、この補正式によって
入力画像を参照画像と位置合わせするように補正した画
像を補正画像メモリ115上に作成する(ステップS1
0)。具体的に述べれば、例えば補正画像上の座標(2
981,3864)の画素値を算出する際には、(1)
式により入力画像上の対応座標を計算すると、(315
8,3864)となるので、入力画像の(3158,3
864)の画素値を補正画像の(2981,3864)
の画素値とする。同様の手順で補正画像の全ての画素に
ついて入力画像を参照して画素値を算出することによ
り、参照画像に対し、入力画像に位置ずれ/回転/変倍
があっても、その補正画像のフォームは参照画像のフォ
ームと同じ位置に来るようになる。
【0045】なお、本実施例では、補正画像は文字認識
処理の目的となるが、文字認識処理では普通、色情報を
必要としないので、補正画像はカラー画像である必要は
なく、むしろ白黒画像であった方が都合がよい。そこ
で、本実施例では白黒の補正画像を作成する。ただし、
入力画像の色情報を利用する必要がある場合には、カラ
ーの補正画像を作成し、文字認識処理においては補正画
像の各画素を白黒画素として扱って処理する。
【0046】このようにして、入力画像と参照画像の対
応点のずれを打ち消すように入力画像を参照画像に位置
合わせした補正画像が得られると、文字画像切り出し部
117において、文字画像領域メモリ119に格納され
ている文字画像存在領域のデータを参照して補正画像か
ら文字画像存在領域の画像を切り出し、切り出した画像
を文字認識部121に出力する(ステップS13)。
【0047】図9に、文字画像領域メモリ119内のデ
ータと、補正画像からの文字画像切り出し結果とを関連
付けて示す。図示のように、文字画像領域メモリ119
の内容は文字画像存在領域(矩形)の対向する2頂点の
座標、属性及びデータ番号からなる。
【0048】文字認識部121においては、文字画像切
り出し部117より入力した画像に対する文字認識処理
を行い、認識結果の文字コードとデータ番号を出力する
(ステップS14)。この出力データ、文字認識結果、
文字画像切り出し結果とを関連付けて図10に示す。F
AXOCR受発注システムでは、この出力データに基づ
いて受発注業務を自動処理する。
【0049】なお、前記実施例においては、同一パター
ン抽出部107で大きさの異なるパターンは異なるパタ
ーンと判断したが、本発明の他の実施例においては、大
きさが多少異なっていても同一パターンと判断する方法
を採用する。この実施例の場合には、処理精度を向上さ
せるため、好ましくは、最も類似度が高くなる時のパタ
ーンの中心を対応点として出力する。例えば図11に示
すように、2つのパターンP1,P2(いずれか一方が
参照画像のパターン、他方が入力画像のパターン)を、
左上角を一致させる重ね合わせ条件(a)、左下角を一
致させる重ね合わせ条件(b)、右上角を一致させる重
ね合わせ条件(c)、右下角を一致させる重ね合わせ条
件(d)で、パターンの同一性判断を行う。これら4つ
の重ね合わせ条件の中で得られた類似度の中で、最も良
い類似度で同一性を判断する。そして、P1,P2が同
一パターンと判断され、かつ対応するパターンである場
合、最も良い類似度が得られた重ね合わせ条件におい
て、P1(小さい方のパターン)の中心(又は重心)
と、P2のP1と重なり合った領域の中心(又は重心)
を、対応点として出力する。
【0050】また、前記実施例においては、入力画像の
補正画像を生成し、この補正画像より文字画像の領域を
切り出した。本発明の他の実施例においては、文字画像
領域メモリ119内の文字画像存在領域の座標に対して
対応点間の位置ずれを打ち消すように補正を施し、補正
後の座標に従って入力画像より文字画像領域を切り出
す。このような補正に必要な計算量は、入力画像全体の
補正画像を生成するよりも遥かに少なくなる。このよう
な実施例は、文字認識部121のスキューに対する頑強
性が高い場合に適する。
【0051】以上説明したような本発明は、一般的なコ
ンピュータシステムを利用しソフトウエアによって実施
することもでき、そのようなコンピュータシステムの一
例を図12に示す。図12において、200はCPU、
201はメモリ、202はハードディスク装置、203
はカラースキャナ装置、204はカラーファクシミリ装
置、205はコンソール装置、206はフロッピーディ
スク装置、207はフロッピーディスク、208はプリ
ンタ等の出力装置、209は以上の各部を接続するバス
である。このようなコンピュータシステムの一般的な動
作は周知であるので詳細な説明は省くが、本発明の実施
手順の概略を次に述べる。
【0052】図2にフローチャートで表したような本発
明による画像処理手順を記述したプログラムを例えばフ
ロッピーディスク207に記録しておき、そのプログラ
ムをフロッピーディスク装置206を介してハードディ
スク装置202に格納する。また、図1における参照画
像パターンメモリ109及び文字画像領域メモリ11
9)の記憶内容に対応する参照画像情報を、例えば同様
の方法によってハードディスク装置202に格納してお
く。
【0053】画像処理を実行する場合には、ハードディ
スク装置202より必要なプログラム及び参照画像情報
がメモリ201にロードされ、そのプログラムをCPU
200で実行する。処理対象の帳票の画像データはカラ
ーファクシミリ装置204又はカラースキャナ装置20
3によって入力され、メモリ201に直接又はハードデ
ィスク装置202経由で取り込まれ、プログラムに従っ
て処理される。文字認識処理に必要な辞書はハードディ
スク装置202上に用意される。処理結果はハードディ
スク装置202に保存され、必要な時にコンソール装置
205又は出力装置208に出力される。ファクシミリ
を利用した受発注システムの場合は、以上の処理結果を
利用した受発注処理が実行され、例えば発注伝票のデー
タはカラーファクシミリ装置204を利用して送信され
る。図2のステップS5の警報は、例えばコンソール装
置205により音響的又は視覚的に行われる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ファクシミリで送られてくる帳票等の画像の
ように位置ずれ、回転、変倍のある処理対象画像を参照
画像に位置合わせし、処理対象画像中の必要な文字画像
を抽出し認識する事ができる。処理対象画像と参照画像
に共通するパターンを抽出し、その対応したパターン相
互の位置関係を利用するが、そのパターンの同一性判断
をパターンの形状及び色の両方について行うため、カラ
ー印刷の帳票等のカラー画像についても正しく処理する
ことができる。特に、請求項2記載の発明によれば、あ
る印刷色の帳票等の参照画像を用いて、それと色違いの
帳票等の画像を気付かずに処理するといったトラブルを
確実に回避することができるとともに、早期に処理を中
止することにより無駄な処理時間を減らすことができ
る。しかも、帳票等の画像の参照画像に対する位置ず
れ、回転又は変倍の検出に帳票等に分散した文字等のパ
ターンを利用できるため、特定の枠を帳票等に印刷して
おく前記従来技術のような帳票設計の自由度の制限や精
度に関する問題も解決できる。特に請求項3,4又は5
記載の発明によればパターンの誤対応が減るため位置関
係の検出精度が向上し、請求項6記載の発明によればノ
イズの影響を受けにくくなり、また、請求項8記載の発
明によれば対応パターンの大きさに多少違いがある場合
にも位置関係の検出精度が向上し、したがって位置合わ
せの精度が向上する。また、請求項7記載の発明によれ
ば、処理対象画像のパターンと参照画像のパターンとの
同一性判断のためのパターンマッチングに必要な計算量
を減らすことができる。請求項10記載の発明によれ
ば、位置合わせ補正の計算量が少なくて済む。また、請
求項11記載の発明によれば、一般的なコンピュータシ
ステムを利用して本発明による画像処理を容易に実施で
きる、等々の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるFAXOCR装置の概略ブロック
図である。
【図2】本発明によるFAXOCR装置の処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】入力画像の一例を示す図である。
【図4】参照画像の一例を示す図である。
【図5】参照画像パターンメモリ内のデータの一例を示
す図である。
【図6】入力画像に対するパターン番号割り当て結果を
示す図である。
【図7】参照画像に対するパターン番号割り当てを示す
図である。
【図8】対応点検出結果を示す図である。
【図9】文字画像領域メモリの内容、補正画像及び文字
画像切り出し結果を関連付けて示す図である。
【図10】文字画像切り出し結果、文字認識結果及び出
力データを関連付けて示す図である。
【図11】異なった重ね合わせ条件でのパターンマッチ
ングの例を説明するための図である。
【図12】本発明をコンピュータにより実施するための
コンピュータシステムの例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 画像入力部 102 画像位置合わせ部 103 入力画像メモリ 107 パターン抽出部 109 参照画像パターンメモリ 111 対応点検出部 113 画像補正部 115 補正画像メモリ 116 文字認識処理部 117 文字画像切り出し部 119 文字画像領域メモリ 121 文字認識部 200 CPU 201 メモリ 202 ハードディスク装置 203 カラースキャナ装置 204 カラーファクシミリ装置 205 コンソール装置 206 フロッピーディスク装置 207 フロッピーディスク 208 プリンタ 209 バス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象画像より、参照画像中のパター
    ンと形状及び色の両方が同一のパターンを抽出し、処理
    対象画像及び参照画像における対応した同一のパターン
    の相互の位置関係を求め、求められた位置関係に基づき
    処理対象画像と参照画像との位置合わせのための補正式
    を決定することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理方法において、
    抽出されたパターンが所定数より少ないときに異常と判
    断し、警報を発して処理を中止することを特徴とする画
    像処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理方法において、
    処理対象画像より同じパターンが2個以上抽出された場
    合に、当該パターン相互の距離が第1の距離閾値より小
    さいときには、当該パターンを位置関係を求めるための
    パターンから除外することを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像処理方法において、
    処理対象画像より同じパターンが2個以上抽出された場
    合に、当該パターン相互の距離が第1の距離閾値より小
    さいときには、当該パターンを位置関係を求めるための
    パターンから除外し、処理対象画像と参照画像との間に
    おいて対応付けするパターンの検索範囲を第1の距離閾
    値より小さい一定の距離範囲内に制限することを特徴と
    する画像処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像処理方法において、
    処理対象画像より同じパターンが所定の個数以上抽出さ
    れた場合、当該パターンを位置関係を求めるためのパタ
    ーンから除外することを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像処理方法において、
    画像の複雑度が所定の程度より低いパターンを位置関係
    を求めるためのパターンから除外することを特徴とする
    画像処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像処理方法において、
    対応パターン相互の位置関係を求めるためのパターン
    を、大きさが一定の範囲内のパターンに制限することを
    特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の画像処理方法において、
    処理対象画像中のパターンと参照画像中のパターンとの
    同一性判断のためのパターンマッチングを複数の異なっ
    た重ね合わせ条件で行い、当該2つのパターンの位置関
    係として、そのパターンマッチングにおいて最も良好な
    類似度が得られた重ね合わせ条件において当該パターン
    それぞれの重なり合った領域の中心又は重心の位置関係
    を求めることを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    画像処理方法において、決定された補正式に従って処理
    対象画像を参照画像に対し位置合わせした補正画像を生
    成し、この補正画像より、予め与えられた参照画像上の
    文字画像存在領域の座標に基づいて文字画像を切り出す
    ことを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載
    の画像処理方法において、決定された補正式に従って、
    予め与えられた参照画像上の文字画像存在領域の座標を
    補正し、この補正後の座標に基づいて処理対象画像より
    文字画像を切り出すことを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 処理対象画像より、参照画像中のパタ
    ーンと形状及び色の両方が同一のパターンを抽出する手
    順、処理対象画像及び参照画像における対応した同一の
    パターンの相互の位置関係を求める手順、及び、求めら
    れた位置関係に基づき処理対象画像と参照画像との位置
    合わせのための補正式を決定する手順をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
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