JPH0662153B2 - ブリスタ包装装置 - Google Patents
ブリスタ包装装置Info
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- JPH0662153B2 JPH0662153B2 JP61243871A JP24387186A JPH0662153B2 JP H0662153 B2 JPH0662153 B2 JP H0662153B2 JP 61243871 A JP61243871 A JP 61243871A JP 24387186 A JP24387186 A JP 24387186A JP H0662153 B2 JPH0662153 B2 JP H0662153B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blister
- sheet
- cut
- sheets
- blade
- Prior art date
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はブリスタ包装装置に係り、特に包装材として例
えばポリプロピレン製シートを用いうるブリスタ包装装
置に関する。
えばポリプロピレン製シートを用いうるブリスタ包装装
置に関する。
従来の技術 熱可塑製樹脂製シートに成形したブリスタを利用するブ
リスタ包装は、医薬錠剤,カプセル剤,菓子,医療器
具,機械部品等の包装に多用されている。この種のブリ
スタ包装体には、一又は複数のブリスタ包装部毎に切り
離し易くするために、シートに切込み(ハーフカット、
以下同じ)が形成してある。
リスタ包装は、医薬錠剤,カプセル剤,菓子,医療器
具,機械部品等の包装に多用されている。この種のブリ
スタ包装体には、一又は複数のブリスタ包装部毎に切り
離し易くするために、シートに切込み(ハーフカット、
以下同じ)が形成してある。
また、シートとしては従来ポリ塩化ビニルシートが使用
されていたが、加熱の際に塩素ガスが発生したり、防湿
性が十分でないという問題点があり、近年では、ホリプ
ロピレンシートに切り換わりつつある。ポリプロピレン
シートはポリ塩化ビニルシートより柔軟性があり、刃が
食い込みにくく、切込みを形成しにくい。
されていたが、加熱の際に塩素ガスが発生したり、防湿
性が十分でないという問題点があり、近年では、ホリプ
ロピレンシートに切り換わりつつある。ポリプロピレン
シートはポリ塩化ビニルシートより柔軟性があり、刃が
食い込みにくく、切込みを形成しにくい。
従来、第20図及び第21図に示すようにして切込みを
形成していた。
形成していた。
第20図の装置は、細長の刃131 をシート132 に押し付
けてシート132 に食い込ませて、シート132 の幅方向に
切込み133 を形成する構成のものである。
けてシート132 に食い込ませて、シート132 の幅方向に
切込み133 を形成する構成のものである。
第21図の装置は、先端が三角形状の刃134 を軌跡135
で示すように移動させるものである。
で示すように移動させるものである。
発明が解決しようとする問題点 第20図の装置はポリ塩化ビニルシートに対しては有効
であるが、ポリプロピレンシートには刃131 の食い込み
が悪く、所望の切込みを形成することは出来ない。
であるが、ポリプロピレンシートには刃131 の食い込み
が悪く、所望の切込みを形成することは出来ない。
第21図の装置では、ポリプロピレンシートに対しても
切込み136 を形成することが出来るが、刃134 が先端が
三角形状の刃であるため、実際上は以下の問題点があっ
た。
切込み136 を形成することが出来るが、刃134 が先端が
三角形状の刃であるため、実際上は以下の問題点があっ
た。
刃の先端が鋭利で、かつ切込み抵抗が大きいため摩
耗がはげしく、寿命が短い。
耗がはげしく、寿命が短い。
刃の先端が鋭利であり、切込みの際に切込みに対す
る抵抗力が大きく、しかもこの抵抗力が急激に作用し、
刃がぶれて、切込み形成がスルーズに行なわれにくい。
る抵抗力が大きく、しかもこの抵抗力が急激に作用し、
刃がぶれて、切込み形成がスルーズに行なわれにくい。
刃のぶれが大きく、高速切込み形成ができない。
摩耗すると、刃を取り外し、新しい刃を取り付け、
切込み量を調整する作業が必要となり、保守が面倒とな
る。
切込み量を調整する作業が必要となり、保守が面倒とな
る。
問題点を解決するための手段 ロールから引き出された帯状の熱可塑性樹脂シート類に
複数のブリスタを成形するブリスタ成形部と、 物品を自動的に供給して上記ブリスタ内に充填する物品
自動供給充填部と、 該物品が充填されたブリスタの開口を覆うように、金属
箔蓋部材を上記シート類に接着する金属箔蓋部材接着部
と、 搬送される上記帯状の熱可塑性樹脂シート類の幅方向に
並んで配された複数の刃物台に非回転状態に固定された
丸刃と、該複数の丸刃の頂部に近接対向して配されたシ
ート押え用の自由回転ロールとよりなり、該自由回転ロ
ールにより押さえられつつ該自由回転ロールと上記丸刃
の頂部の間を移動する上記帯状の熱可塑性樹脂シート類
にその長手方向に切込みを形成する長手方向切込み形成
部と、 上記帯状の熱可塑性樹脂シート類が搬送される通路の途
中に配設してあり、刃物台に非回転状態に固定された丸
刃と、該刃物台を上記帯状の熱可塑性樹脂シート類の幅
方向に移動させる機構と、該丸刃の頂部に近接対向して
おり上記シート類を支持する背板と、該刃物台が移動す
るときに、搬送されている上記シート類を一時的にクラ
ンプする機構とよりなり、該クランプ機構によりクラン
プされて搬送を一時的に停止され、且つ上記背板に支持
された上記シート類にその幅方向に切込みを形成する幅
方向切込み形成部と、 上記金属箔蓋部材が接着された上記シート類のカールを
矯正するカール矯正部とよりなる構成である。
複数のブリスタを成形するブリスタ成形部と、 物品を自動的に供給して上記ブリスタ内に充填する物品
自動供給充填部と、 該物品が充填されたブリスタの開口を覆うように、金属
箔蓋部材を上記シート類に接着する金属箔蓋部材接着部
と、 搬送される上記帯状の熱可塑性樹脂シート類の幅方向に
並んで配された複数の刃物台に非回転状態に固定された
丸刃と、該複数の丸刃の頂部に近接対向して配されたシ
ート押え用の自由回転ロールとよりなり、該自由回転ロ
ールにより押さえられつつ該自由回転ロールと上記丸刃
の頂部の間を移動する上記帯状の熱可塑性樹脂シート類
にその長手方向に切込みを形成する長手方向切込み形成
部と、 上記帯状の熱可塑性樹脂シート類が搬送される通路の途
中に配設してあり、刃物台に非回転状態に固定された丸
刃と、該刃物台を上記帯状の熱可塑性樹脂シート類の幅
方向に移動させる機構と、該丸刃の頂部に近接対向して
おり上記シート類を支持する背板と、該刃物台が移動す
るときに、搬送されている上記シート類を一時的にクラ
ンプする機構とよりなり、該クランプ機構によりクラン
プされて搬送を一時的に停止され、且つ上記背板に支持
された上記シート類にその幅方向に切込みを形成する幅
方向切込み形成部と、 上記金属箔蓋部材が接着された上記シート類のカールを
矯正するカール矯正部とよりなる構成である。
実施例 次に本発明のブリスタ包装装置の一実施例について説明
する。
する。
第1図はブリスタ包装装置1の概略構成を示し、第2図
はこの装置により製造されたブリスタ包装体2(切込み
済ブリスタ包装帯状体27)の一部を示す。
はこの装置により製造されたブリスタ包装体2(切込み
済ブリスタ包装帯状体27)の一部を示す。
第1図中、ポリプロピレン製シート3は、ロール4より
引き出されてブリスタ成形部5に入る。シート3は矢印
A方向に回転するブリスタ成形用ドラム6の周面に添接
し、ヒータ7に加熱されつつ走行し、ドラム6の周面の
凹状ポケット内に吸引されて、ブリスタ8(第2図参
照)が成形される。シート3はブリスタ成形済シート3
Aとなる。
引き出されてブリスタ成形部5に入る。シート3は矢印
A方向に回転するブリスタ成形用ドラム6の周面に添接
し、ヒータ7に加熱されつつ走行し、ドラム6の周面の
凹状ポケット内に吸引されて、ブリスタ8(第2図参
照)が成形される。シート3はブリスタ成形済シート3
Aとなる。
9は長手方向切込み成形部であり、ここでシート3Aの
下面に長手方向(シート移送方向)に切込み10(第2
図参照)が形成される。シート3は、ブリスタ+長手方
向切込み形成済シート3Bとなる。
下面に長手方向(シート移送方向)に切込み10(第2
図参照)が形成される。シート3は、ブリスタ+長手方
向切込み形成済シート3Bとなる。
次いで、ホッパ11とサプライローラ12とよりなる物
品自動供給充填部13により、例えばキャンディ14
(第2図参照)がブリスタ8内に充填される。
品自動供給充填部13により、例えばキャンディ14
(第2図参照)がブリスタ8内に充填される。
次いで、金属箔蓋部材接着部16において、一対のシー
ルロール17,18により、、シート3Bの上面に、ロ
ール19より引き出された金属箔蓋部材としてのアルミ
箔20が熱接着され、ブリスタ8の開口21(第2図参
照)を覆う。これにより、ブリスタ包装帯状体22が得
られる。
ルロール17,18により、、シート3Bの上面に、ロ
ール19より引き出された金属箔蓋部材としてのアルミ
箔20が熱接着され、ブリスタ8の開口21(第2図参
照)を覆う。これにより、ブリスタ包装帯状体22が得
られる。
ブリスタ包装帯状体22は、テンションローラ23によ
り案内された後、幅方向切込み形成部24に到り、ここ
でシート3Bの幅方向(シート移送方向と直交する方
向)に切込み25が形成される。これにより、第2図に
示すように、長手方向切込み10と幅方向切込み25と
が格子状に形成されて、各ブリスタ包装部26が切込み
により区切られた、切込み済ブリスタ包装帯状体27が
得られる。
り案内された後、幅方向切込み形成部24に到り、ここ
でシート3Bの幅方向(シート移送方向と直交する方
向)に切込み25が形成される。これにより、第2図に
示すように、長手方向切込み10と幅方向切込み25と
が格子状に形成されて、各ブリスタ包装部26が切込み
により区切られた、切込み済ブリスタ包装帯状体27が
得られる。
このブリスタ包装帯状体27は、カール矯正部28を通
ってカールを矯正され、打抜きトリミング機構29によ
り打抜かれ、第2図のブリスタ包装体2がコンベア30
により搬出される。打抜きカスは、リール31により巻
き取られる。
ってカールを矯正され、打抜きトリミング機構29によ
り打抜かれ、第2図のブリスタ包装体2がコンベア30
により搬出される。打抜きカスは、リール31により巻
き取られる。
次に上記装置1の各部の構成について、第3図以下を参
照して説明する。各図中、第1図及び第2図に示す構成
部分と対応する部分には同一符号を付す。
照して説明する。各図中、第1図及び第2図に示す構成
部分と対応する部分には同一符号を付す。
まず、ドラム6について説明する。第3図乃至第5図に
示すように、ドラム6は、熱伝導性の良好な、例えばア
ルミニウム製ドラム本体40の周面40aに多数の凹状
ポケット41を設けた構成である。各凹状ポケット41
は、ドラム本体40に埋没された熱伝導性の低い、例え
ばポリイミド樹脂製のポケット体42に形成してある。
なお熱伝導性の低い材料は、少なくとも周壁面に設けれ
ばよく、これにより成形性が大幅に向上する。
示すように、ドラム6は、熱伝導性の良好な、例えばア
ルミニウム製ドラム本体40の周面40aに多数の凹状
ポケット41を設けた構成である。各凹状ポケット41
は、ドラム本体40に埋没された熱伝導性の低い、例え
ばポリイミド樹脂製のポケット体42に形成してある。
なお熱伝導性の低い材料は、少なくとも周壁面に設けれ
ばよく、これにより成形性が大幅に向上する。
43はスリット状の吸引口であり、凹状ポケット41の
うち周壁面41aのみに設けてある。各吸引口43は吸
引孔44と連通している。
うち周壁面41aのみに設けてある。各吸引口43は吸
引孔44と連通している。
45は、小丸状吸引口であり、46はスリット状吸引口
であり、ドラム本体40の周面の凹状ポケット体42の
ない、すなわち非成形部に設けてある。各吸引口45,
46は吸引孔47と連通している。
であり、ドラム本体40の周面の凹状ポケット体42の
ない、すなわち非成形部に設けてある。各吸引口45,
46は吸引孔47と連通している。
吸引口43を通して真空の吸引により、シート3は第6
図に示すようにポケット41内に引き込まれ、第7図に
示すブリスタ8が成形される。
図に示すようにポケット41内に引き込まれ、第7図に
示すブリスタ8が成形される。
ここでポケット41の内面はポリイミド樹脂であるた
め、ヒータ7により加熱されたシート3は、ポケット4
1の内面に密着しても熱を奪われず、加熱状態を維持
し、全体的に略一様に伸張する。このため、ブリスタ8
は、側壁部8bについては勿論天板部8aについても夫
々厚さt1,t2をシート3の厚さtに比してさほど減
少しない状態で成形される。即ち、t1/t及びt2/
tは共に大きく、1.0に近い。これは、前記ポケット
の材質と、吸引口の位置を従来のポケット低部に設ける
という常識をつくがえし、側壁のみに、しかもスリット
状に設けるという構成によって達成される。これによっ
てブリスタの強度,剛性,耐ガラス透過性が向上し、場
合によっては原料シートの薄肉化を図ることができ、軽
量化,省資源化にも貢献する。
め、ヒータ7により加熱されたシート3は、ポケット4
1の内面に密着しても熱を奪われず、加熱状態を維持
し、全体的に略一様に伸張する。このため、ブリスタ8
は、側壁部8bについては勿論天板部8aについても夫
々厚さt1,t2をシート3の厚さtに比してさほど減
少しない状態で成形される。即ち、t1/t及びt2/
tは共に大きく、1.0に近い。これは、前記ポケット
の材質と、吸引口の位置を従来のポケット低部に設ける
という常識をつくがえし、側壁のみに、しかもスリット
状に設けるという構成によって達成される。これによっ
てブリスタの強度,剛性,耐ガラス透過性が向上し、場
合によっては原料シートの薄肉化を図ることができ、軽
量化,省資源化にも貢献する。
また吸引口43の位置よりして、ブリスタ8の天板部8
aには突起は形成されない。またブリスタ8の側壁部8
bは比較的肉薄であることと吸引口の形状がスリット状
であることとが相俟って、側壁部8bにも突起は形成さ
れない。
aには突起は形成されない。またブリスタ8の側壁部8
bは比較的肉薄であることと吸引口の形状がスリット状
であることとが相俟って、側壁部8bにも突起は形成さ
れない。
またヒータ7(第1図参照)に対向する区間では、シー
ト3は、吸引口45及び吸引溝47により吸引され、冷
水されているドラム本体40の周面40aに密着した状
態を維持する。このため、シート3のうちポケット体4
2に対向する部分以外の部分は、熱をドラム本体40に
より奪われて加熱されず、吸引力と相俟ってシート3A
はドラム本体周面40aに一様に固定されシート3Aに
は波打ちやシワは一切生じない。従って、加熱される部
分は凹状ポケットに対向する部分だけとなり、ブリスタ
成形が、非成形部の影響をまったく受けず均一に成形さ
れる。さらに非ブリスタ部分も均一面となるため、金属
箔蓋部材の熱接着性が良好になるため、外観,シール性
の観点から商品価値のすぐれたものとなる。このこと
は、近時まったく新しいポリプロピレンシートとして注
目されている実質的に無延伸で、霞度が5%以下の、特
に比較的薄物(300μ以下)のポリプロピレンシート
の成形に優れた効果を発揮する。
ト3は、吸引口45及び吸引溝47により吸引され、冷
水されているドラム本体40の周面40aに密着した状
態を維持する。このため、シート3のうちポケット体4
2に対向する部分以外の部分は、熱をドラム本体40に
より奪われて加熱されず、吸引力と相俟ってシート3A
はドラム本体周面40aに一様に固定されシート3Aに
は波打ちやシワは一切生じない。従って、加熱される部
分は凹状ポケットに対向する部分だけとなり、ブリスタ
成形が、非成形部の影響をまったく受けず均一に成形さ
れる。さらに非ブリスタ部分も均一面となるため、金属
箔蓋部材の熱接着性が良好になるため、外観,シール性
の観点から商品価値のすぐれたものとなる。このこと
は、近時まったく新しいポリプロピレンシートとして注
目されている実質的に無延伸で、霞度が5%以下の、特
に比較的薄物(300μ以下)のポリプロピレンシート
の成形に優れた効果を発揮する。
第8図及び第9図は第1図中長手方向切込み形成部9を
構成する長手方向切込み形成機構50を示す。
構成する長手方向切込み形成機構50を示す。
51は基台であり、夫々径が30mmφである丸刃52が
固定された複数の刃物台53が等間隔で取り付けてあ
る。第10図に併せて示すように、全周を刃とする丸刃
52は、その中心孔54及び刃物台53の孔55を挿通
したボルト56とナット57とになり、中心孔54をボ
ルト56により支持されて、刃物台53の側面に固定し
てある。
固定された複数の刃物台53が等間隔で取り付けてあ
る。第10図に併せて示すように、全周を刃とする丸刃
52は、その中心孔54及び刃物台53の孔55を挿通
したボルト56とナット57とになり、中心孔54をボ
ルト56により支持されて、刃物台53の側面に固定し
てある。
58は自由回転ロールであり、支持台59の下側に設け
てある。支持台59は両端をガイド支柱60,61によ
り上下方向に移動可能に支持されている。支持台59
は、ばね62,63により上方に付勢され、ノブ64に
より回動されるカム65により上面を係止されて高さ位
置を規制される。ロール58は第9図中二点鎖線で示す
位置より下動して丸刃52に近接し、丸刃52の頂部よ
り所定寸法g1離間した高さ位置に規定される。この寸
法g1がシート3Aの切込みの深さを決定する。
てある。支持台59は両端をガイド支柱60,61によ
り上下方向に移動可能に支持されている。支持台59
は、ばね62,63により上方に付勢され、ノブ64に
より回動されるカム65により上面を係止されて高さ位
置を規制される。ロール58は第9図中二点鎖線で示す
位置より下動して丸刃52に近接し、丸刃52の頂部よ
り所定寸法g1離間した高さ位置に規定される。この寸
法g1がシート3Aの切込みの深さを決定する。
シート3Aは、第8図及び第9図に示すように、上面を
ロール58により押さえられてロール58を回転させつ
つ、ロール58と丸刃52との間を通って矢印B方向に
移動する。丸刃52は回転もせず、移動もしない。ロー
ル58と丸刃52との間を通るときに、シート3Aの下
面に丸刃52により所定深さd1の長手方向切込み10
が形成される。
ロール58により押さえられてロール58を回転させつ
つ、ロール58と丸刃52との間を通って矢印B方向に
移動する。丸刃52は回転もせず、移動もしない。ロー
ル58と丸刃52との間を通るときに、シート3Aの下
面に丸刃52により所定深さd1の長手方向切込み10
が形成される。
ここで、丸刃52のうち切込みを行なっている刃部分6
6、即ち頂部は、シート3Aの移動方向に対して直角方
向よりみて(即ち第9図中)、円弧状である。このた
め、切込み10は、所定の深さまで急激に形成されるの
ではなく、シート表面より徐々に深く切り込まれる。従
って、切込み形成時に丸刃52に急激な力は作用せず、
丸刃52の受ける力は抑制される。しかも、丸刃52は
その形状よりして剛性があり、変形しにくい。
6、即ち頂部は、シート3Aの移動方向に対して直角方
向よりみて(即ち第9図中)、円弧状である。このた
め、切込み10は、所定の深さまで急激に形成されるの
ではなく、シート表面より徐々に深く切り込まれる。従
って、切込み形成時に丸刃52に急激な力は作用せず、
丸刃52の受ける力は抑制される。しかも、丸刃52は
その形状よりして剛性があり、変形しにくい。
さらに、切込み成形後丸刃52により切込みがガイドさ
れるため、切込み形成時に、丸刃52がぶれるようなこ
とはなく、上記の切込み10は精度良く形成される。
れるため、切込み形成時に、丸刃52がぶれるようなこ
とはなく、上記の切込み10は精度良く形成される。
また上記の刃部分66にかかる力が抑制されるため、刃
部分66はそれだけ摩耗しにくく、長い時間使用でき
る。しかも、刃部分66が摩耗した場合には、ナット5
7をゆるめ、丸刃52を多少回動させて再度固定するこ
とにより、未使用の刃部分が頂部となり、良好な切れ味
が回復する。このように、丸刃52を使用しているた
め、取付位置を順次ずらすことにより、刃が全周に亘っ
て有効に利用でき、一の丸刃52を例えば数年に亘る長
時間使用でき、経済上,保守上極めて好都合である。
部分66はそれだけ摩耗しにくく、長い時間使用でき
る。しかも、刃部分66が摩耗した場合には、ナット5
7をゆるめ、丸刃52を多少回動させて再度固定するこ
とにより、未使用の刃部分が頂部となり、良好な切れ味
が回復する。このように、丸刃52を使用しているた
め、取付位置を順次ずらすことにより、刃が全周に亘っ
て有効に利用でき、一の丸刃52を例えば数年に亘る長
時間使用でき、経済上,保守上極めて好都合である。
また刃52は円形であり、しかも中心孔54を軸保持さ
れているため、上記の摩耗した刃部分を頂部より退けて
新しい刃部分を頂部に移す操作も、刃52をボルト56
を中心に単に回動させる操作で足り、容易である。しか
もこれにより切込み精度は損わずに維持されるため、切
込みの深さの再調整は不要であり、この点でも作業はし
易い。
れているため、上記の摩耗した刃部分を頂部より退けて
新しい刃部分を頂部に移す操作も、刃52をボルト56
を中心に単に回動させる操作で足り、容易である。しか
もこれにより切込み精度は損わずに維持されるため、切
込みの深さの再調整は不要であり、この点でも作業はし
易い。
また丸刃52は中心孔54を軸保持されて取り付けられ
ているため、取付状態は十分に堅固であり、このことに
よっても丸刃52はぶれない。
ているため、取付状態は十分に堅固であり、このことに
よっても丸刃52はぶれない。
第11図乃至第13図は第1図中幅方向切込み形成部2
4を構成する幅方向切込み形成機構70を示す。
4を構成する幅方向切込み形成機構70を示す。
71は細長ブロック形状の刃物台であり、この両側の側
面に、上記丸刃52と同じ丸刃52が8個ずつ等間隔で
且つ中心孔を軸保持されて固定してある。
面に、上記丸刃52と同じ丸刃52が8個ずつ等間隔で
且つ中心孔を軸保持されて固定してある。
刃物台71は、基台72上の矢印C1,C2方向に移動
可能な移動台73に取り付けてある。基台72は、四隅
をガイド支柱74により案内されて矢印D1,D2方向
に移動可能である。上記複数の丸刃52は矢印C1,C
2方向に整列している。
可能な移動台73に取り付けてある。基台72は、四隅
をガイド支柱74により案内されて矢印D1,D2方向
に移動可能である。上記複数の丸刃52は矢印C1,C
2方向に整列している。
ブリスタ包装帯状体22は、刃物台71と背板75との
間を矢印E方向に間歇的に移送される。
間を矢印E方向に間歇的に移送される。
帯状体22が停止した状態で、モータ(図示せず)によ
り、軸76が矢印F方向に回転すると、一対のカム77
が同方向に回転すると共に、ベベルギヤ78,79を介
して円板80が矢印G方向に回転する。カム77と円板
80は、同期して且つ同速度で回転する。
り、軸76が矢印F方向に回転すると、一対のカム77
が同方向に回転すると共に、ベベルギヤ78,79を介
して円板80が矢印G方向に回転する。カム77と円板
80は、同期して且つ同速度で回転する。
カム77の回転により、刃物台71がばね81により押
されつつ基台72と共に矢印D1,D2方向に移動し、
円板80の回転により連結棒82を介して刃物台71が
矢印C1,C2方向に移動する。カム77と円板80と
の回動位置は、刃物台71の矢印C1,C2方向移動
が、カム77の円弧部がカムフォロワ83と当接してい
る区間で行なわれ、刃物台71の矢印D1,D2方向移
動が円板80上のピン89の矢印C1,C2方向の移動
量が少ない区間で行なわれるように定めてある。これに
より、刃物台71は、軌跡84で示すボックスモーショ
ンを行ない、各丸刃52の頂部は軌跡85で示すボック
スモーションを行なう。各丸刃52の矢印C1,C2方
向の移動範囲は通常一部で重複するようになっている。
されつつ基台72と共に矢印D1,D2方向に移動し、
円板80の回転により連結棒82を介して刃物台71が
矢印C1,C2方向に移動する。カム77と円板80と
の回動位置は、刃物台71の矢印C1,C2方向移動
が、カム77の円弧部がカムフォロワ83と当接してい
る区間で行なわれ、刃物台71の矢印D1,D2方向移
動が円板80上のピン89の矢印C1,C2方向の移動
量が少ない区間で行なわれるように定めてある。これに
より、刃物台71は、軌跡84で示すボックスモーショ
ンを行ない、各丸刃52の頂部は軌跡85で示すボック
スモーションを行なう。各丸刃52の矢印C1,C2方
向の移動範囲は通常一部で重複するようになっている。
各丸刃52は、第14図で示すように、背板75に近接
した位置を矢印C1方向に非回転状態で移動する過程
で、帯状体22のシート3Bに切込み86を形成し、シ
ート3Bには、第2図に示すように各切込み86が連続
して直線状の幅方向切込み25が短時間で形成される。
この切込み形成時、帯状体22は、押えピン87よりベ
ース台88に一時的に押し付けられて、ずれないように
クランプされている。押えピン87とベース台88とが
クランプ機構を構成する。
した位置を矢印C1方向に非回転状態で移動する過程
で、帯状体22のシート3Bに切込み86を形成し、シ
ート3Bには、第2図に示すように各切込み86が連続
して直線状の幅方向切込み25が短時間で形成される。
この切込み形成時、帯状体22は、押えピン87よりベ
ース台88に一時的に押し付けられて、ずれないように
クランプされている。押えピン87とベース台88とが
クランプ機構を構成する。
即ち、切込み86(25)は、シート3Bが固定され、
丸刃52が非回転状態で移動することにより形成され
る。
丸刃52が非回転状態で移動することにより形成され
る。
また丸刃52を使用しているため、第8図乃至第10図
を参照して説明した効果と同様の効果が得られる。特に
丸刃の採用により、ぶれがないため、ボックスモーショ
ンで切込みを形成しても重複部分のずれがまったく生ぜ
ず、高速切込み形成を可能とする。この効果の説明は前
記と重複するため省略する。
を参照して説明した効果と同様の効果が得られる。特に
丸刃の採用により、ぶれがないため、ボックスモーショ
ンで切込みを形成しても重複部分のずれがまったく生ぜ
ず、高速切込み形成を可能とする。この効果の説明は前
記と重複するため省略する。
第15図及び第16図は第1図中カール矯正部28を構
成するカール矯正機構90を示す。
成するカール矯正機構90を示す。
91はドラムであり、ドラム本体92とこの周囲の弾性
体、例えばウレタンゴム製の筒体93とよりなる。筒体
93の周面にはブリスタが嵌入する凹部94が形成して
ある。ドラム91はフレーム95に支持されており、矢
印H方向に間歇的に回動する。
体、例えばウレタンゴム製の筒体93とよりなる。筒体
93の周面にはブリスタが嵌入する凹部94が形成して
ある。ドラム91はフレーム95に支持されており、矢
印H方向に間歇的に回動する。
96は小径ロール、98,99は小径ロール96の撓み
を制限する大径支持ロールであり、両端を夫々支持ブロ
ック99に支持されている。支持ブロック99はレバー
100 により回動されるカム101 により下方に押し下げら
れ、帯状体27がドラム91と小径ロール96との間に
挟持される。帯状体27はドラム91の上記回動に応じ
て矢印I方向に間歇的に移送される。
を制限する大径支持ロールであり、両端を夫々支持ブロ
ック99に支持されている。支持ブロック99はレバー
100 により回動されるカム101 により下方に押し下げら
れ、帯状体27がドラム91と小径ロール96との間に
挟持される。帯状体27はドラム91の上記回動に応じ
て矢印I方向に間歇的に移送される。
小径ロール96は筒体93の表面に一部食い込んでお
り、帯状体27はロール96により下方へ凸状となるよ
うに強制的に彎曲されて、カールを矯正される。
り、帯状体27はロール96により下方へ凸状となるよ
うに強制的に彎曲されて、カールを矯正される。
次に本発明装置の変形例について説明する。
第1図のブリスタ成形部5については、ヒータ7による
間接加熱方式に加えて、加熱ロールや間接加熱の予備加
熱部を用いてもよい。
間接加熱方式に加えて、加熱ロールや間接加熱の予備加
熱部を用いてもよい。
また、ドラム6によるブリスタ成形の機構の代わりに、
第17図に示す型板110,111 によるブリスタ成形機構を
用いてもよい。112 は予備加熱部である。また型板自体
が加熱された構成でもよく、この場合には予備加熱部は
不要である。
第17図に示す型板110,111 によるブリスタ成形機構を
用いてもよい。112 は予備加熱部である。また型板自体
が加熱された構成でもよく、この場合には予備加熱部は
不要である。
またブリスタを成形するシートとしては、ポリプロピレ
ン製シート3に限らず、ポリエチレン,ポリスチレン,
又はポリ塩化ビニル製のシートでもよい。更にシートは
単層に限らす、多層構造でもよい。例えば、ポリプロピ
レンとガスバリヤー樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物,ポリ塩化ビニリデン,ポリエステル,ナイ
ロン等)製シートとの多層構造シートであってもよい。
ン製シート3に限らず、ポリエチレン,ポリスチレン,
又はポリ塩化ビニル製のシートでもよい。更にシートは
単層に限らす、多層構造でもよい。例えば、ポリプロピ
レンとガスバリヤー樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物,ポリ塩化ビニリデン,ポリエステル,ナイ
ロン等)製シートとの多層構造シートであってもよい。
まだ充填部13は、キャンデーの他に錠剤,カブセル,
注射針等の固定を充填することもでき、更には飴等の加
熱流動性食品を加熱して充填することもできる。また金
属箔蓋部材としては接着性を向上するために表面処理を
したり、良接着性樹脂を積層したものであってもよい。
注射針等の固定を充填することもでき、更には飴等の加
熱流動性食品を加熱して充填することもできる。また金
属箔蓋部材としては接着性を向上するために表面処理を
したり、良接着性樹脂を積層したものであってもよい。
また、幅方向切込み形成部24を、第18図又は第19
図に示すように構成することもできる。
図に示すように構成することもできる。
第18図は、複数の移送方向に並べて配し、これを非回
転状態に固定したまま、夫々軌跡120 ,121 ,122 ,12
3 で示すように同一方向に帯状体27の全幅に亘って移
動させて切込みを形成する構成である。
転状態に固定したまま、夫々軌跡120 ,121 ,122 ,12
3 で示すように同一方向に帯状体27の全幅に亘って移
動させて切込みを形成する構成である。
第19図は、丸刃52をブリスタ包装帯状体27の両側
に交互に配し、これを非回転状態に固定したまま、夫々
軌跡124 ,125 ,126 ,127 で示すように互いに逆方向
に帯状体27の全幅に亘って移動させて切込みを形成す
る構成である。
に交互に配し、これを非回転状態に固定したまま、夫々
軌跡124 ,125 ,126 ,127 で示すように互いに逆方向
に帯状体27の全幅に亘って移動させて切込みを形成す
る構成である。
また丸刃としては、径が30mmφの丸刃に限られるもの
ではなく、その他の径の丸はでもよいのは勿論である
が、通常20〜50mmφのものが用いられる。
ではなく、その他の径の丸はでもよいのは勿論である
が、通常20〜50mmφのものが用いられる。
また第1図中、切込み形成部9,24の配設個所は同図
に示す位置に限定されるものではなく、他の位置に配設
することも可能であるのは勿論である。
に示す位置に限定されるものではなく、他の位置に配設
することも可能であるのは勿論である。
発明の効果 上述の如く、本発明になるブリスタ包装装置によれば、
以下に挙げる特長を有する。
以下に挙げる特長を有する。
幅方向切込み形成機構は以下の効果を有する。
(i)丸刃がシート類の幅方向に移動するため、長手方
向に移動するシート類に、その幅方向に切込みを形成す
ることが出来る。
向に移動するシート類に、その幅方向に切込みを形成す
ることが出来る。
(ii)クランプ機構によって、シート類がずれることを
防止出来、幅方向切込みを、安定に精度良く形成出来
る。
防止出来、幅方向切込みを、安定に精度良く形成出来
る。
(iii)背板によってシート類が支持されるため、幅方
向切込みを、確実に且つ精度良く形成出来る。
向切込みを、確実に且つ精度良く形成出来る。
帯状のシート類がその長手方向に送られる過程で、
切込みを、長手方向と幅方向とに形成することが出来、
且つカールを矯正することが出来る。
切込みを、長手方向と幅方向とに形成することが出来、
且つカールを矯正することが出来る。
により、帯状のシート類が長手方向に送られるだ
けで、シート類のうちブリスタの周囲に格子状に切込み
が形成され、且つカールを有しないブリスタ包装体を連
続して製造することが出来る。
けで、シート類のうちブリスタの周囲に格子状に切込み
が形成され、且つカールを有しないブリスタ包装体を連
続して製造することが出来る。
長手方向切込み形成部は、非回転状態に固定された
丸刃単独ではなく、丸刃と、シート類を押さえる自由回
転ロールとよりなる構成であるため、シート類に対する
切込みを確実に且つ精度良く形成することが出来る。
丸刃単独ではなく、丸刃と、シート類を押さえる自由回
転ロールとよりなる構成であるため、シート類に対する
切込みを確実に且つ精度良く形成することが出来る。
第1図は本発明の一実施例になるブリスタ包装装置の概
略構成図、 第2図は第1図の装置により製造されたブリスタ包装体
の一部切截斜視図、 第3図は第1図中ブリスタ成形用ドラムの斜視図、 第4図は第3図中一の凹状ポケットの拡大平面図、 第5図は第4図中V−Vに沿う断面図、 第6図はブリスタの成形状況を示す図、 第7図は成形されたブリスタの斜視図、 第8図及び第9図は夫々長手方向切込み形成機構をシー
トの移送方向及びこれと直角方向よりみた図、 第10図は丸刃の取付機構を示す分解斜視図、 第11図は幅方向切込み形成機構を示す図、 第12図及び第13図は夫々第11図中矢印XII及び矢
印XIII方向よりみた図、 第14図は切込み形成状況を示す図、 第15図及び第16図は夫々カール矯正機構の正面図及
び側面図、 第17図はブリスタ成形部の変形例を示す図、 第18図及び第19図は夫々幅方向切込み形成部の変形
例を示す図、 第20図及び第21図は夫々従来のブリスタ包装装置の
切込み形成部の概略構成図である。 1……ブリスタ包装装置、2……ブリスタ包装体、3…
…ポリプロピレン型シート、3A……ブリスタ成形済シ
ート、3B……ブリスタ+長手方向切込み形成済シー
ト、5……ブリスタ成形部、6……ブリスタ成形用ドラ
ム、8……ブリスタ、9……長手方向切込み形成図、1
0……長手方向切込み、13……物品自動供給充填部、
16……金属箔蓋部材接着部、20……アルミ箔、22
……ブリスタ包装帯状体、24……幅方向切込み形成
部、25……幅方向切込み、26……ブリスタ包装部、
27……切込み済ブリスタ包装帯状体、28……カール
矯正部、41……凹状ポケット、42……ポケット体、
43,45……吸引口、44,47……吸引孔、46…
…吸引溝、50……長手方向切込み形成機構、52……
丸刃、53,71……刃物台、54……中心孔、56…
…ボルト、57……ナット、58……自由回転ロール、
66……切込みを行なっている刃部分、70……幅方向
切込み形成機構、72……基台、73……移動台、77
……カム、80……円板、82……連結棒、85……軌
跡、87……押えピン、88……ベース台、89……ピ
ン、90……カール矯正部、110 ,111 ……型板、112
……予備加熱部。
略構成図、 第2図は第1図の装置により製造されたブリスタ包装体
の一部切截斜視図、 第3図は第1図中ブリスタ成形用ドラムの斜視図、 第4図は第3図中一の凹状ポケットの拡大平面図、 第5図は第4図中V−Vに沿う断面図、 第6図はブリスタの成形状況を示す図、 第7図は成形されたブリスタの斜視図、 第8図及び第9図は夫々長手方向切込み形成機構をシー
トの移送方向及びこれと直角方向よりみた図、 第10図は丸刃の取付機構を示す分解斜視図、 第11図は幅方向切込み形成機構を示す図、 第12図及び第13図は夫々第11図中矢印XII及び矢
印XIII方向よりみた図、 第14図は切込み形成状況を示す図、 第15図及び第16図は夫々カール矯正機構の正面図及
び側面図、 第17図はブリスタ成形部の変形例を示す図、 第18図及び第19図は夫々幅方向切込み形成部の変形
例を示す図、 第20図及び第21図は夫々従来のブリスタ包装装置の
切込み形成部の概略構成図である。 1……ブリスタ包装装置、2……ブリスタ包装体、3…
…ポリプロピレン型シート、3A……ブリスタ成形済シ
ート、3B……ブリスタ+長手方向切込み形成済シー
ト、5……ブリスタ成形部、6……ブリスタ成形用ドラ
ム、8……ブリスタ、9……長手方向切込み形成図、1
0……長手方向切込み、13……物品自動供給充填部、
16……金属箔蓋部材接着部、20……アルミ箔、22
……ブリスタ包装帯状体、24……幅方向切込み形成
部、25……幅方向切込み、26……ブリスタ包装部、
27……切込み済ブリスタ包装帯状体、28……カール
矯正部、41……凹状ポケット、42……ポケット体、
43,45……吸引口、44,47……吸引孔、46…
…吸引溝、50……長手方向切込み形成機構、52……
丸刃、53,71……刃物台、54……中心孔、56…
…ボルト、57……ナット、58……自由回転ロール、
66……切込みを行なっている刃部分、70……幅方向
切込み形成機構、72……基台、73……移動台、77
……カム、80……円板、82……連結棒、85……軌
跡、87……押えピン、88……ベース台、89……ピ
ン、90……カール矯正部、110 ,111 ……型板、112
……予備加熱部。
Claims (2)
- 【請求項1】ロールから引き出された帯状の熱可塑性樹
脂シート類に複数のブリスタを成形するブリスタ成形部
と、 物品を自動的に供給して上記ブリスタ内に充填する物品
自動供給充填部と、 該物品が充填されたブリスタの開口を覆うように、金属
箔蓋部材を上記シート類に接着する金属箔蓋部材接着部
と、 搬送される上記帯状の熱可塑性樹脂シート類の幅方向に
並んで配された複数の刃物台に非回転状態に固定された
丸刃と、該複数の丸刃の頂部に近接対向して配されたシ
ート押え用の自由回転ロールとよりなり、該自由回転ロ
ールにより押さえられつつ該自由回転ロールと上記丸刃
の頂部との間を移動する上記帯状の熱可塑性樹脂シート
類にその長手方向に切込みを形成する長手方向切込み形
成部と、 上記帯状の熱可塑性樹脂シート類が搬送される通路の途
中に配設してあり、刃物台に非回転状態に固定された丸
刃と、該刃物台を上記帯状の熱可塑性樹脂シート類の幅
方向に移動させる機構と、該丸刃の頂部に近接対向して
おり上記シート類を支持する背板と、該刃物台が移動す
るときに、搬送されている上記シート類を一時的にクラ
ンプする機構とよりなり、該クランプ機構によりクラン
プされて搬送を一時的に停止され、且つ上記背板に支持
された上記シート類にその幅方向に切込みを形成する幅
方向切込み形成部と、 上記金属箔蓋部材が接着された上記シート類のカールを
矯正するカール矯正部とを有する構成としたことを特徴
とするブリスタ包装装置。 - 【請求項2】該ブリスタ成形部は、周面に複数の凹状ポ
ケットを有するブリスタ成形ドラムであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のブリスタ包装装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61243871A JPH0662153B2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | ブリスタ包装装置 |
US07/086,494 US4750318A (en) | 1986-08-21 | 1987-08-14 | Blister packaging apparatus |
DE8787307377T DE3784412T2 (de) | 1986-08-21 | 1987-08-20 | Blisterverpackungsapparat. |
EP19870307377 EP0257990B1 (en) | 1986-08-21 | 1987-08-20 | Blister packaging apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61243871A JPH0662153B2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | ブリスタ包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110125A JPS63110125A (ja) | 1988-05-14 |
JPH0662153B2 true JPH0662153B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=17110216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61243871A Expired - Lifetime JPH0662153B2 (ja) | 1986-08-21 | 1986-10-14 | ブリスタ包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662153B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022019975A (ja) * | 2016-11-28 | 2022-01-27 | 東洋製罐株式会社 | 切込方法及び切込装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021149706A1 (ja) * | 2020-01-22 | 2021-07-29 | マルホ発條工業株式会社 | カール矯正装置およびブリスタ包装機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53116468U (ja) * | 1977-02-24 | 1978-09-16 | ||
JPS583892B2 (ja) * | 1979-09-14 | 1983-01-24 | 松澤 幸三郎 | ブリスタ包装体のカ−ル矯正装置 |
JPS57188284A (en) * | 1981-05-16 | 1982-11-19 | Dowa Seishi Kk | Cutter |
JPS583892A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | Tokyo Juki Ind Co Ltd | 印字機のタブ制御装置 |
-
1986
- 1986-10-14 JP JP61243871A patent/JPH0662153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022019975A (ja) * | 2016-11-28 | 2022-01-27 | 東洋製罐株式会社 | 切込方法及び切込装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63110125A (ja) | 1988-05-14 |
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JPH0221932B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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