JPH0662076A - データ入力回路 - Google Patents

データ入力回路

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JPH0662076A
JPH0662076A JP4231410A JP23141092A JPH0662076A JP H0662076 A JPH0662076 A JP H0662076A JP 4231410 A JP4231410 A JP 4231410A JP 23141092 A JP23141092 A JP 23141092A JP H0662076 A JPH0662076 A JP H0662076A
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JP
Japan
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data
circuit
level
input
gate
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JP4231410A
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Masahiro Ito
雅博 伊藤
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のモード設定データを入力しない期間の
クロックに標準モード設定機能を持たせることにより、
シリアル通信方式での標準モード設定を容易にする。 【構成】 ゲート信号が第1のレベルにある間に供給さ
れるクロックに同期してnビットのデータをシリアルに
取り込むシフトレジスタ1と、前記ゲート信号が第1の
レベルから第2のレベルに反転するときに、前記シフト
レジスタ内のnビットのデータをパラレルに取り込むラ
ッチ回路2と、このラッチ回路の出力をデコードして複
数のモード設定信号を発生するデコード回路3と、前記
ゲート信号が第2のレベルにある間に前記クロックが変
化したときは、前記ラッチ回路の全ビットをリセットす
る制御回路4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI等の内部動作モ
ード設定に有用なシリアル通信方式のデータ入力回路に
関し、特に標準的なモードについては外部から複数ビッ
トのシリアルデータを入力しなくても設定できるように
したデータ入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI(大規模集積回路)は多くの動作
モードを有するため、これらを外部から切替えるために
モード設定データを入力する。このモード設定データが
nビットであれば、これをLSI内部でデコードするこ
とで2n 通りのモード設定を行うことができる。nビッ
トのモード設定データを外部から入力する方式には、パ
ラレル通信方式とシリアル通信方式とがある。パラレル
通信方式はnビットのパラレルデータ入力にn本の入力
端子を必要とするため敬遠される傾向にあり、一般には
入力端子数が少なくて済むシリアル通信方式が採用され
る。
【0003】シリアル通信方式では、シリアルデータの
入力端子と、このシリアルデータのタイミングを示すク
ロックの入力端子と、さらにはモード設定データを入力
していることを示すゲート信号の入力端子とがあれば充
分であり、これだけで多くのモード設定が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリアル通
信方式を採用した場合、設定しようとするモードがテス
トモード等の特殊モードである場合には、その都度モー
ド設定データを入力してモード設定することは仕方な
い。しかし、電源投入時に毎回行うパワーオンリセット
や標準動作モードへの設定を、従来の様に標準モード設
定データを入力して行うことはLSI外部の制御におい
て負担が大きく、また標準モード設定までに時間がかか
る欠点がある。
【0005】本発明は、通常のモード設定用シリアルデ
ータを入力しない期間に入力されるクロックに標準モー
ド設定機能を持たせることにより、シリアル通信方式で
の標準モード設定を容易にすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、ゲート信号が第1のレベルにある間に供給
されるクロックに同期してnビットのデータをシリアル
に取り込むシフトレジスタと、前記ゲート信号が第1の
レベルから第2のレベルに反転するときに、前記シフト
レジスタ内のnビットのデータをパラレルに取り込むラ
ッチ回路と、このラッチ回路の出力をデコードして複数
のモード設定信号を発生するデコード回路と、前記ゲー
ト信号が第2のレベルにある間に前記クロックが変化し
たときは、前記ラッチ回路の全ビットをリセットする制
御回路とを備えてなることを第1の特徴としている。
【0007】本発明ではまた、ゲート信号が第1のレベ
ルにある間に供給されるクロックに同期してnビットの
データをシリアルに取り込むシフトレジスタと、前記ゲ
ート信号が第1のレベルから第2のレベルに反転すると
きに、前記シフトレジスタ内のnビットのデータをパラ
レルに取り込むラッチ回路と、このラッチ回路の出力を
デコードして複数のモード設定信号を発生するデコード
回路と、前記ゲート信号が第2のレベルにある間に前記
クロックが変化したときは、前記データの入力端子のレ
ベルに応じて、前記ラッチ回路の特定ビットだけをリセ
ットまたはセットして所定の値に設定する制御回路とを
備えてなることを第2の特徴としている。
【0008】本発明では更に、ゲート信号が第1のレベ
ルにある間に供給されるクロックに同期してnビットの
データをシリアルに取り込むシフトレジスタと、前記ゲ
ート信号が第1のレベルから第2のレベルに反転すると
きに、前記シフトレジスタ内のnビットのデータをパラ
レルに取り込むラッチ回路と、このラッチ回路の出力を
デコードして複数のモード設定信号を発生するデコード
回路と、前記ゲート信号が第2のレベルにある間に前記
クロックが変化したときは、前記ラッチ回路の特定ビッ
ト入力を、前記シフトレジスタのデータから前記データ
の入力端子のレベルに切替える制御回路とを備えてなる
ことを第3の特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の第1の特徴によれば、ゲート信号が第
2のレベルにある期間に、本来は変化させないクロック
を変化させることにより、ラッチ回路の全ビットがリセ
ットされてその出力がオール0になる。従って、このオ
ール0をデコードしたデコード回路の出力が標準モード
を設定できるように予め論理設定しておけば、この標準
モードを設定するために敢えて外部からnビットのモー
ド設定データを入力する必要がなくなる。
【0010】本発明の第2の特徴によれば、ゲート信号
が第2のレベルにある期間に、本来は変化させないクロ
ックを変化させ、且つそのときのデータ入力端子のレベ
ルに応じてラッチ回路の特定ビットだけを1または0の
2通りに設定できるので、外部からnビットシリアルの
モード設定データを入力することなく、2種類の標準モ
ードの設定が可能になる。
【0011】本発明の第3の特徴によれば、ゲート信号
が第2のレベルにある期間に、本来は変化させないクロ
ックを変化させることにより、そのときのデータ入力端
子のレベルをラッチ回路の特定ビットに入力できるの
で、外部からモード設定データを入力することなく、2
種類の標準モードの設定が可能になる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例に係るデータ入力
回路の構成図である。同図において、1はnビットのシ
フトレジスタ、2はシフトレジスタ1のnビットパラレ
ル出力を取り込むnビットのラッチ回路、3はラッチ回
路2のnビット出力をデコードして2n 通りのモード設
定信号を発生するデコード回路、4は特殊モード設定時
には外部から入力されるシリアルデータSIDをデコー
ド回路3の出力に反映させ、標準モード設定時にはクロ
ックCLKの変化をデコード回路3の出力に反映させる
制御回路、5はゲート信号入力端子、6はクロック信号
入力端子、7はシリアルデータ入力端子である。
【0013】以下、図3のタイムチャートを参照して動
作を説明する。特殊モード設定時にはゲート信号GをL
(ロー)レベルに落とし、この間にクロックCLKに同
期してnビットのシリアルデータSID(d0〜dn)
を順次シフトレジスタ1に入力する。シリアルデータS
IDをシフトレジスタ1に転送するクロックCLKは、
本来はG=Lのゲート期間だけに内挿され、通常はG=
H(ハイ)のゲート期間外には入力しない様に規定して
おく。所定のゲート期間内にnビットのシリアルデータ
をシフトレジスタ1に転送し終わったら、次はゲート信
号GをHレベルに戻し、そのLからHへの立上りをラッ
チクロックとしてシフトレジスタ1内のnビットデータ
をラッチ回路2に取り込ませる。デコード回路3はラッ
チ回路2の出力をデコードするので、ラッチデータが変
わるとデコード出力(モード設定信号)も変化する。図
3の例ではラッチデータがモードxに切り替わった様子
を示している。
【0014】ゲート信号GをHレベルに戻すと、ラッチ
回路2はシフトレジスタ1のデータをそれ以後取り込め
なくなる。従って、このゲート期間外では、シリアルデ
ータによってモード変更はできなくなる。この実施例で
はさらに制御回路4を設け、クロックCLKの変化でラ
ッチ回路2の全ビットをリセットできるようにしてい
る。即ち、この例の制御回路4は、ゲート信号Gとクロ
ックCLKを2入力とするナンドゲート41を用い、こ
のゲート41の出力P2をラッチ回路2のリセット端子
Rに入力するように構成してある。
【0015】ゲート41はナンド論理であるため、ゲー
ト信号GがLである間は出力P2をH一定に保ち、ラッ
チ回路2をリセットすることはない。これに対し、ゲー
ト信号GがHになると、クロックCLKのレベルに応じ
て出力P2のレベルが反転する。ゲート期間外のクロッ
クCLKは、通常はHであるので、これを反転して入力
とするゲート41の出力P2はHである。従って、ラッ
チ回路2はリセットされずにシフトレジスタ1の出力を
そのまま保持している。
【0016】これに対し、クロックCLKを図3のP1
のようにLに落とすと、ゲート41の出力P2がLに反
転するため、この出力P2のHからLへの立下りでラッ
チ回路2がリセットされる。このときのリセットを全ビ
ットに及ぶようにしておくことで、ラッチ回路2の出力
はnビットのオール0データになる。このとき、デコー
ド回路3がオール0入力に対し、標準モードの設定デー
タを出力するように予めデコード論理を設定しておけ
ば、これで標準モードの設定が外部からシリアルデータ
を入力すること無しに行われたことになる。
【0017】図2は、本発明の第2の実施例を示す要部
構成図である。この実施例は、図1の実施例の制御回路
部分だけを変更することにより、2種類の標準モードを
シリアルデータ入力無しで設定できるようにしたもので
ある。即ち、図2の制御回路4は2つのゲート42,4
3を備え、一方のゲート42の出力P2でラッチ回路2
の全ビットだけをリセット(R)し、他方のゲート43
の出力P3でラッチ回路2の全ビットだけをセット
(S)する。このリセット/セットはSIDによって2
通りのラッチデータ(オール0またはオール1)を作成
するので、これを選択的に指示することにより、2通り
の標準モード設定が可能になる。
【0018】ゲート42,43は共に3入力のナンド論
理であり、それぞれにゲート信号G、クロック信号CL
K、シリアルデータSIDが入力する。この場合、ゲー
ト信号Gはそのまま入力しているので、図3に示すよう
にG=Lのゲート期間には両ゲート42,43の出力P
2,P3は共にHであり、従って、この期間にはラッチ
回路2に対しリセットもセットも行われない。
【0019】これに対し、G=Hのゲート期間外になる
と、クロックCLKがHの時はラッチ回路2に対するリ
セット/セットは行わないものの、クロックCLKが図
3のP1のようにLになると(これが反転してゲート4
2,43にはHが入力している)、このときのデータS
IDのレベルL/Hに応じてラッチ回路2のリセット/
セットが行われる。
【0020】即ち、SID=Lであると、これを反転し
て入力しているゲート42の出力P2がLとなるので、
その立下りでラッチ回路2がリセット(R)される。こ
れに対し、SID=Hであると、これをそのまま入力し
ているゲート43の出力P3がLとなるので、その立下
りでラッチ回路2がセット(S)される。これら2通り
のラッチデータに対し2通りの標準モード設定信号を発
生するのは、デコード回路3の論理による。
【0021】上述した実施例は、モード設定値を、オー
ル0またはオール1に限りSIDにより選択的に設定で
きる構成としたものであるが、任意の2通りの設定値を
予め特殊モードとして使用することも一向に差し支えな
い。この具体的構成は、図2で示したリセット信号P2
とセット信号P3を、以下に示すように、ラッチ回路2
の特定のビットに接続することにより実現できる。
【0022】図4は、ラッチ回路2を5ビットの1ビッ
トラッチ回路21〜25で構成した本発明の第1の変形
例である。制御回路4の構成は図2と同様で、ゲート4
2からはリセット信号P2が出力され、またゲート43
からはセット信号P3が出力される。ただし、このリセ
ット信号P2とセット信号P3でリセット(R)とセッ
ト(S)を行うのは、第1、第3、第5ラッチ回路2
1,23,25に対してだけとし、第2ラッチ回路22
と第4ラッチ回路24に対してはセット(S)を行わ
ず、リセット信号P2とセット信号P3を2入力とした
オアゲート211,212の出力でリセット(R)だけ
を行う。
【0023】動作を説明する。ゲート信号GがHの時に
入力されるクロック信号CLKにより、SIDがLのと
き信号P2がLになり、ラッチ回路21〜25が全てリ
セットされる。この結果、ラッチ回路2の5ビット出力
Q0〜Q4は、(00)H になる。これに対し、SID
がHならば信号P3がLになるため、ラッチ回路21,
23,25がセットされ、残るラッチ回路22,24は
リセットされる。この結果、ラッチ回路2の5ビット出
力Q0〜Q4は、(15)H になる。この設定値は同様
の方法で任意の2通りにすることが可能である。
【0024】図5は本発明の第2の変形例を示す構成図
である。図4の回路では、ゲート信号GがHの時に入力
されるクロック信号CLKによって、SIDの極性0,
1に対応した2通りの設定値しか制御できないが、図5
の様に入力ピンを1本追加することにより、多くの設定
値を制御可能にすることができる。即ち、図5の回路は
新たに入力端子SUBを追加して、4通りの特殊モード
設定を実現可能としたものである。図中、26〜29は
1ビットラッチ回路、410はゲート信号Gとクロック
信号CLKを入力とする2入力アンドゲート、411〜
414は信号G,SUB,SIDを入力とする3入力ナ
ンドゲート、415〜418はゲート411〜414の
出力S0〜S3を選択的に入力とするオアゲートであ
る。
【0025】即ち、ゲート415はS0,S1を2入力
とし、ゲート416はS2,S3を2入力としている。
また、ゲート417はS0,S1,S2を3入力とし、
ゲート418はS1,S2,S3を3入力としている。
そして、第1のラッチ回路26はゲート415の出力で
リセットされ、ゲート416の出力でセットされるよう
に設定され、また第2のラッチ回路27はゲート417
の出力でリセットされ、信号S3でセットされるように
設定されている。また、第3のラッチ回路28は信号S
0でリセットされ、ゲート418の出力でセットされる
ように設定され、更に第4のラッチ回路29は信号S0
でリセットされ、ゲート418の出力でセットされるよ
うに設定されている。この様に、本例は、1ビットラッ
チ回路26〜29に対するリセット(R)及びセット
(S)の条件をゲート群で設定することにより、(0)
H ,(3)H ,(B)H ,(F)H の4通りの設定値を
実現可能としたものである。
【0026】即ち、2入力アンドゲート410は、ゲー
ト信号GがHで、クロック信号CLKがネガティブパル
ス入力時に、ポジィティブパルスを出力する。このと
き、ゲート411〜414はSID,SUBの組み合わ
せをデコードして、出力S0〜S3を4通りのパターン
で出力する。例えば、SID=0,SUB=1が入力さ
れていれば、アンドゲート410の出力PがHになるの
で、ナンドゲート412の出力S1がLとなる。このと
き、他のナンドゲートの出力S0,S2,S3はHであ
るので、ラッチ回路26,27がリセットされ、ラッチ
回路28,29はリセットされる。この結果、ラッチ回
路2の4ビット出力Q0〜Q3は(3)H となる。
【0027】同様にして、SID=0,SUB=0の時
は、全ビットに対してリセットが行われるので、4ビッ
ト出力Q0〜Q3は(0)H となる。また、SID=
1,SUB=0の時はラッチ回路27だけがリセットさ
れ、ラッチ回路26,28,29はセットされるため、
4ビット出力Q0〜Q3は(B)H となる。更に、SI
D=1,SUB=1の時は全ビットに対してセットが行
われるので、4ビット出力Q0〜Q3は(F)H となる
【0028】上述した4通りの設定値は、各ラッチ回路
のセット端子(S)及びリセット端子(R)に入力する
信号を、例えばオアゲート等を用いて制御できる構成と
することにより、任意に設定することができる。また、
更に設定数を増加させたい場合には、入力端子数をn本
とすれば、最大2n 通りまで、シリアル通信されるデー
タとは関係なく、直接設定できるようになる。
【0029】図6は、本発明の第3の実施例にかかるデ
ータ入力回路の構成図である。本例におけるシフトレジ
スタ1、ラッチ回路2、デコード回路3の機能は基本的
に前述した実施例と変わらない。相違点は、制御回路4
を、アンドゲート44、フリップフロップ(FF)4
5、マルチプレクサ(MPX)46で構成した点、並び
にシフトレジスタ1のnビット出力の内、(n−1)は
直接ラッチ回路2に入力しているが、残る1ビットはM
PX46において入力データと置換するか否かを選択す
るように構成している点である。
【0030】アンドゲート44はラッチクロックRCK
を作成するためのもので、ここにはゲート信号Gとクロ
ックCLKが入力する。ラッチクロックRCKはLから
Hへの立上りに意味があるが、ゲート44を用いると、
図7に示すように、ゲート期間の終了時にはゲート信号
Gに同期して立上り、またゲート期間外にはクロックC
LKの立上りに同期して立上がる。
【0031】FF45はMPX46のセレクト信号SE
Lを作成するためのもので、ゲート信号Gとクロック信
号CLKを2入力として動作し、一方の入力がHの期間
に他方の入力がHからLに立下がると、出力SELのレ
ベルを反転する。図7の例では、クロックCLKがHの
期間にゲート信号Gが立ち下がるとき、およびゲート信
号GがHの期間にクロックCLKが立ち下がるとき、そ
れぞれセレクト信号SELは反転している。
【0032】MPX46は、セレクト信号SELがHレ
ベルの時にシフトレジスタ1の出力を選択してラッチ回
路2に入力し、逆にセレクト信号SELがLレベルの時
は入力データSIDを選択してラッきチ回路2に入力す
る。入力データSIDはH/Lの2通りのレベルをと
る。SEL=Lの時にデータSIDのレベルを予め外部
から設定しておけば、ラッチクロックRCKの立上りで
そのデータ(1ビット)がラッチ回路2に取り込まれ、
2通りの標準モード設定に使用できる。
【0033】この実施例のデータ入力回路では、ゲート
期間外のクロックCLKを周期的に変化させることがで
きる。クロックCLKを周期的に変化させてもFF45
の出力SELは反転しないので、MPX46はデータ入
力を選択し続ける。このとき、シフトレジスタ1はクロ
ック入力に従いシフト動作を行うため、シフトレジスタ
1からラッチ回路2に向かう(n−1)ビットのデータ
が変化する。そして、ラッチクロックRCKが、クロッ
クCLKに同期して変化する時、ラッチ回路2はシフト
された(n−1)ビットのデータを取り込む。この動作
を継続すると、ラッチデータは1ビットずつ変化するの
で、デコード回路3の出力も変化する。但し、データS
IDが図7の様に常に一定レベルであれば、上述した動
作に係わらず、常に一定のラッチデータのままである。
従って、ラッチデータを2通りに変化させるのは、ゲー
ト期間外のデータ入力のレベルということになる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、LS
I等の動作モード設定に使用されるデータ入力回路にお
いて、通常のモード設定データを入力しない期間のクロ
ックに標準モード設定機能を持たせる様にしたので、シ
リアル通信方式での標準モード設定を容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す要部構成図であ
る。
【図3】 図1及び図2の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図4】 本発明の第1の変形例を示す構成図である。
【図5】 本発明の第2の変形例を示す構成図である。
【図6】 本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図7】 図6の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…シフトレジスタ、2…ラッチ回路、3…デコード回
路、4…制御回路、5…ゲート信号入力端子、6…クロ
ック信号入力端子、7…シリアルデータ入力端子、21
〜29…1ビットラッチ回路、41,42,43…ナン
ドゲート、44…アンドゲート、45…フリップフロッ
プ、46…マルチプレクサ、410…2入力アンドゲー
ト、411〜414…3入力ナンドゲート、211,2
12,415〜418…オアゲート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート信号が第1のレベルにある間に供
    給されるクロックに同期してnビットのデータをシリア
    ルに取り込むシフトレジスタと、 前記ゲート信号が第1のレベルから第2のレベルに反転
    するときに、前記シフトレジスタ内のnビットのデータ
    をパラレルに取り込むラッチ回路と、 このラッチ回路の出力をデコードして複数のモード設定
    信号を発生するデコード回路と、 前記ゲート信号が第2のレベルにある間に前記クロック
    が変化したときは、前記ラッチ回路の全ビットをリセッ
    トする制御回路とを備えてなることを特徴とするデータ
    入力回路。
  2. 【請求項2】 ゲート信号が第1のレベルにある間に供
    給されるクロックに同期してnビットのデータをシリア
    ルに取り込むシフトレジスタと、 前記ゲート信号が第1のレベルから第2のレベルに反転
    するときに、前記シフトレジスタ内のnビットのデータ
    をパラレルに取り込むラッチ回路と、 このラッチ回路の出力をデコードして複数のモード設定
    信号を発生するデコード回路と、 前記ゲート信号が第2のレベルにある間に前記クロック
    が変化したときは、前記データの入力端子のレベルに応
    じて、前記ラッチ回路の各ビットの出力を所定の値に設
    定する制御回路とを備えてなることを特徴とするデータ
    入力回路。
  3. 【請求項3】 ゲート信号が第1のレベルにある間に供
    給されるクロックに同期してnビットのデータをシリア
    ルに取り込むシフトレジスタと、 前記ゲート信号が第1のレベルから第2のレベルに反転
    するときに、前記シフトレジスタ内のnビットのデータ
    をパラレルに取り込むラッチ回路と、 このラッチ回路の出力をデコードして複数のモード設定
    信号を発生するデコード回路と、 前記ゲート信号が第2のレベルにある間に前記クロック
    が変化したときは、前記ラッチ回路の特定ビット入力
    を、前記シフトレジスタのデータから前記データの入力
    端子のレベルに切替える制御回路とを備えてなることを
    特徴とするデータ入力回路。
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