JPH0661953A - 無線装置の自局内折り返し方式 - Google Patents
無線装置の自局内折り返し方式Info
- Publication number
- JPH0661953A JPH0661953A JP21677092A JP21677092A JPH0661953A JP H0661953 A JPH0661953 A JP H0661953A JP 21677092 A JP21677092 A JP 21677092A JP 21677092 A JP21677092 A JP 21677092A JP H0661953 A JPH0661953 A JP H0661953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- mixer
- local
- local signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】多重無線装置等における自局内折り返し試験方
式に関し、折り返し試験器を必要としない無線装置の自
局内折り返し方式を提供することを目的とする。 【構成】周波数（ｆI ）の入力信号を送信周波数
（ｆT ）の信号に変換するミキサ１を備えた送信部と、
受信周波数（ｆR ）の信号を周波数（ｆI ）の出力信号
に変換するミキサ２を備えた受信部とを有する無線装置
において、送信部にハイブリッド３を設けて、送信部の
ローカル信号（ｆLT）を分岐し、受信部に切り替えスイ
ッチ４を設けて、受信部のローカル信号（ｆLR）と分岐
された送信部のローカル信号（ｆLT）と切り替えて、受
信部のミキサ２に供給することができるようにし、この
切り替えスイッチ４の操作によって自局内折り返しを行
なうことで構成する。
式に関し、折り返し試験器を必要としない無線装置の自
局内折り返し方式を提供することを目的とする。 【構成】周波数（ｆI ）の入力信号を送信周波数
（ｆT ）の信号に変換するミキサ１を備えた送信部と、
受信周波数（ｆR ）の信号を周波数（ｆI ）の出力信号
に変換するミキサ２を備えた受信部とを有する無線装置
において、送信部にハイブリッド３を設けて、送信部の
ローカル信号（ｆLT）を分岐し、受信部に切り替えスイ
ッチ４を設けて、受信部のローカル信号（ｆLR）と分岐
された送信部のローカル信号（ｆLT）と切り替えて、受
信部のミキサ２に供給することができるようにし、この
切り替えスイッチ４の操作によって自局内折り返しを行
なうことで構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多重無線装置等におけ
る自局内折り返し試験を行なう方式に関し、特に折り返
し試験器（シフタ）を必要としない無線装置の自局内折
り返し方式に関するものである。
る自局内折り返し試験を行なう方式に関し、特に折り返
し試験器（シフタ）を必要としない無線装置の自局内折
り返し方式に関するものである。
【０００２】多中継を行なう多重無線装置等において
は、それぞれに受信部と送信部とを備え、各区間ごとに
送信周波数と受信周波数とを変えながら、順次、信号を
中継して伝送する方式が一般にとられている。このよう
なシステムにおいて、障害時、故障区間または障害装置
を送受端から判別するために、各無線装置において自局
内折り返しを行なう、無線装置内折り返し試験方式が用
いられている。
は、それぞれに受信部と送信部とを備え、各区間ごとに
送信周波数と受信周波数とを変えながら、順次、信号を
中継して伝送する方式が一般にとられている。このよう
なシステムにおいて、障害時、故障区間または障害装置
を送受端から判別するために、各無線装置において自局
内折り返しを行なう、無線装置内折り返し試験方式が用
いられている。
【０００３】このような無線装置の自局内折り返し方式
においては、送信信号と受信信号とが同一周波数になる
ように変換するために、折り返し試験器を必要とせず、
従って現地の無線装置においても、容易に試験を実行で
きることが要望される。
においては、送信信号と受信信号とが同一周波数になる
ように変換するために、折り返し試験器を必要とせず、
従って現地の無線装置においても、容易に試験を実行で
きることが要望される。
【０００４】
【従来の技術】図５は、従来の無線装置の自局内折り返
し方式を示したものであって、１１は送信部（ＴＸ）、
１２は減衰器（ＡＴＴ）、１３は折り返し試験器、１４
は受信部（ＲＸ）である。送信部１１において、１５は
前置増幅器（ＰＯＳＴ ＩＦＡ）、１６はミキサ（ＭＩ
Ｘ）、１７はローカル発振器（Ｌｏｃａｌ ＯＳＣ）、
１８は高出力増幅器（ＨＰＡ）、１９はサーキュレータ
（ＣＩＲ）である。また受信部１４において、２１はサ
ーキュレータ（ＣＩＲ）、２２は低雑音増幅器（ＬＮ
Ａ）、２３はミキサ（ＭＩＸ）、２４はローカル発振器
（Ｌｏｃａｌ ＯＳＣ）、２５は前置増幅器（ＰＲＥ
ＩＦＡ）である。
し方式を示したものであって、１１は送信部（ＴＸ）、
１２は減衰器（ＡＴＴ）、１３は折り返し試験器、１４
は受信部（ＲＸ）である。送信部１１において、１５は
前置増幅器（ＰＯＳＴ ＩＦＡ）、１６はミキサ（ＭＩ
Ｘ）、１７はローカル発振器（Ｌｏｃａｌ ＯＳＣ）、
１８は高出力増幅器（ＨＰＡ）、１９はサーキュレータ
（ＣＩＲ）である。また受信部１４において、２１はサ
ーキュレータ（ＣＩＲ）、２２は低雑音増幅器（ＬＮ
Ａ）、２３はミキサ（ＭＩＸ）、２４はローカル発振器
（Ｌｏｃａｌ ＯＳＣ）、２５は前置増幅器（ＰＲＥ
ＩＦＡ）である。
【０００５】送信部１１において、周波数ｆI の中間周
波数信号入力（ＩＦ ＩＮ）は、前置増幅器１５を経て
ミキサ１６に入力され、ローカル発振器１７からの送信
ローカル信号ｆLTによって周波数変換されて、送信周波
数ｆT の信号を発生する。この信号は、高出力増幅器１
８において所要の送信出力まで増幅され、入出力を分離
するサーキュレータ１９を経て出力される。
波数信号入力（ＩＦ ＩＮ）は、前置増幅器１５を経て
ミキサ１６に入力され、ローカル発振器１７からの送信
ローカル信号ｆLTによって周波数変換されて、送信周波
数ｆT の信号を発生する。この信号は、高出力増幅器１
８において所要の送信出力まで増幅され、入出力を分離
するサーキュレータ１９を経て出力される。
【０００６】受信部１４において、受信周波数ｆR の入
力信号は、入出力を分離するサーキュレータ２１を経て
低雑音増幅器２２に加えられて増幅され、ミキサ２３に
おいて、ローカル発振器２４からの受信ローカル信号ｆ
LRによって周波数変換されて、周波数ｆI の中間周波数
信号を生じ、前置増幅器２５を経て、中間周波数信号出
力（ＩＦ ＯＵＴ）を発生する。
力信号は、入出力を分離するサーキュレータ２１を経て
低雑音増幅器２２に加えられて増幅され、ミキサ２３に
おいて、ローカル発振器２４からの受信ローカル信号ｆ
LRによって周波数変換されて、周波数ｆI の中間周波数
信号を生じ、前置増幅器２５を経て、中間周波数信号出
力（ＩＦ ＯＵＴ）を発生する。
【０００７】折り返し試験時には、送信部１１からの送
信周波数ｆT の信号は、減衰器１２において受信入力レ
ベルまで減衰され、折り返し試験器１３において受信周
波数ｆR に変換されて、受信部１４に入力されるので、
折り返し状態を形成して、所要の試験を行なうことがで
きる。
信周波数ｆT の信号は、減衰器１２において受信入力レ
ベルまで減衰され、折り返し試験器１３において受信周
波数ｆR に変換されて、受信部１４に入力されるので、
折り返し状態を形成して、所要の試験を行なうことがで
きる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の無線
装置の自局内折り返し方式においては、送信周波数ｆT
を受信周波数ｆR に変換するための、折り返し試験器を
必要とした。しかしながら、折り返し試験器は、送信周
波数を受信周波数に変換するために高精度の発振器を必
要とし、一般に高価であるとともに、試験の都度、この
ような試験器を現地に運搬するのは不便であるという問
題があった。
装置の自局内折り返し方式においては、送信周波数ｆT
を受信周波数ｆR に変換するための、折り返し試験器を
必要とした。しかしながら、折り返し試験器は、送信周
波数を受信周波数に変換するために高精度の発振器を必
要とし、一般に高価であるとともに、試験の都度、この
ような試験器を現地に運搬するのは不便であるという問
題があった。
【０００９】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、折り返し試験器を用いる
ことなく、装置内折り返しを行なうことができる、無線
装置の自局内折り返し方式を提供することを目的として
いる。
決しようとするものであって、折り返し試験器を用いる
ことなく、装置内折り返しを行なうことができる、無線
装置の自局内折り返し方式を提供することを目的として
いる。
【００１０】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明は、周波数
（ｆI ）の入力信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換
するミキサ１を備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の
信号を周波数（ｆI ）の出力信号に変換するミキサ２を
備えた受信部とを有する無線装置において、送信部のロ
ーカル信号（ｆLT）を分岐するハイブリッド３を送信部
に設けるとともに、受信部のローカル信号（ｆLR）と分
岐されたローカル信号（ｆLT）とを切り替えてミキサ２
に供給する切り替えスイッチ４を受信部に設け、この切
り替えスイッチ４の操作によって、自局内折り返しを行
なうものである。
（ｆI ）の入力信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換
するミキサ１を備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の
信号を周波数（ｆI ）の出力信号に変換するミキサ２を
備えた受信部とを有する無線装置において、送信部のロ
ーカル信号（ｆLT）を分岐するハイブリッド３を送信部
に設けるとともに、受信部のローカル信号（ｆLR）と分
岐されたローカル信号（ｆLT）とを切り替えてミキサ２
に供給する切り替えスイッチ４を受信部に設け、この切
り替えスイッチ４の操作によって、自局内折り返しを行
なうものである。
【００１１】(2) また本発明は、周波数（ｆI ）の入力
信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換するミキサ１を
備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の信号を周波数
（ｆI）の出力信号に変換するミキサ２を備えた受信部
とを有する無線装置において、受信部のローカル信号
（ｆLR）を分岐するハイブリッド５を受信部に設けると
ともに、送信部のローカル信号（ｆLT）と分岐されたロ
ーカル信号（ｆLR）とを切り替えてミキサ１に供給する
切り替えスイッチ６を送信部に設け、この切り替えスイ
ッチ６の操作によって、自局内折り返しを行なうもので
ある。
信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換するミキサ１を
備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の信号を周波数
（ｆI）の出力信号に変換するミキサ２を備えた受信部
とを有する無線装置において、受信部のローカル信号
（ｆLR）を分岐するハイブリッド５を受信部に設けると
ともに、送信部のローカル信号（ｆLT）と分岐されたロ
ーカル信号（ｆLR）とを切り替えてミキサ１に供給する
切り替えスイッチ６を送信部に設け、この切り替えスイ
ッチ６の操作によって、自局内折り返しを行なうもので
ある。
【００１２】(3) さらに本発明は、周波数（ｆI ）の入
力信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換するミキサ１
を備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の信号を周波数
（ｆ I ）の出力信号に変換するミキサ２を備えた受信部
とを有する無線装置において、送信部のローカル信号
（ｆLT）を分岐するハイブリッド３を送信部に設けると
ともに、受信部のローカル信号（ｆLR）と分岐されたロ
ーカル信号（ｆLT）とを切り替えてミキサ２に供給する
切り替えスイッチ４を受信部に設け、また、受信部のロ
ーカル信号（ｆLR）を分岐するハイブリッド５を受信部
に設けるとともに、送信部のローカル信号（ｆLT）と分
岐されたローカル信号（ｆLR）とを切り替えてミキサ１
に供給する切り替えスイッチ６を送信部に設け、両切り
替えスイッチ４，６のいずれかの操作によって、自局内
折り返しを行なうものである。
力信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換するミキサ１
を備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の信号を周波数
（ｆ I ）の出力信号に変換するミキサ２を備えた受信部
とを有する無線装置において、送信部のローカル信号
（ｆLT）を分岐するハイブリッド３を送信部に設けると
ともに、受信部のローカル信号（ｆLR）と分岐されたロ
ーカル信号（ｆLT）とを切り替えてミキサ２に供給する
切り替えスイッチ４を受信部に設け、また、受信部のロ
ーカル信号（ｆLR）を分岐するハイブリッド５を受信部
に設けるとともに、送信部のローカル信号（ｆLT）と分
岐されたローカル信号（ｆLR）とを切り替えてミキサ１
に供給する切り替えスイッチ６を送信部に設け、両切り
替えスイッチ４，６のいずれかの操作によって、自局内
折り返しを行なうものである。
【００１３】
【作用】(1) 図１は、本発明の原理的構成を示したもの
である。本発明が適用される無線装置は、周波数
（ｆI ）の入力信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換
するミキサ１を備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の
信号を周波数（ｆI ）の出力信号に変換するミキサ２を
備えた受信部とを有するものである。
である。本発明が適用される無線装置は、周波数
（ｆI ）の入力信号を送信周波数（ｆT ）の信号に変換
するミキサ１を備えた送信部と、受信周波数（ｆR ）の
信号を周波数（ｆI ）の出力信号に変換するミキサ２を
備えた受信部とを有するものである。
【００１４】このような無線装置において、送信部にハ
イブリッド３を設けて、送信部のローカル信号（ｆLT）
を分岐して、一方を送信部のミキサ１に加えるととも
に、受信部に切り替えスイッチ４を設けて、ハイブリッ
ド３から分岐されたローカル信号（ｆLT）と、受信部の
ローカル信号（ｆLR）とを切り替えて、受信部のミキサ
２に加えることができるようにする。
イブリッド３を設けて、送信部のローカル信号（ｆLT）
を分岐して、一方を送信部のミキサ１に加えるととも
に、受信部に切り替えスイッチ４を設けて、ハイブリッ
ド３から分岐されたローカル信号（ｆLT）と、受信部の
ローカル信号（ｆLR）とを切り替えて、受信部のミキサ
２に加えることができるようにする。
【００１５】従って、この切り替えスイッチ４の操作に
よって、通常の送受信時の周波数変換の動作と、自局内
折り返しを行なう場合の周波数変換の動作とを切り替え
て行なうことができ、折り返し試験器を使用しなくて
も、自局内折り返し試験を行なうことが可能となる。
よって、通常の送受信時の周波数変換の動作と、自局内
折り返しを行なう場合の周波数変換の動作とを切り替え
て行なうことができ、折り返し試験器を使用しなくて
も、自局内折り返し試験を行なうことが可能となる。
【００１６】(2) また、このような無線装置において、
受信部にハイブリッド５を設けて、受信部のローカル信
号（ｆLR）を分岐して、一方を受信部のミキサ２に加え
るとともに、送信部に切り替えスイッチ６を設けて、ハ
イブリッド５から分岐されたローカル信号（ｆLR）と、
送信部のローカル信号（ｆLT）とを切り替えて、送信部
のミキサ１に加えることができるようにする。
受信部にハイブリッド５を設けて、受信部のローカル信
号（ｆLR）を分岐して、一方を受信部のミキサ２に加え
るとともに、送信部に切り替えスイッチ６を設けて、ハ
イブリッド５から分岐されたローカル信号（ｆLR）と、
送信部のローカル信号（ｆLT）とを切り替えて、送信部
のミキサ１に加えることができるようにする。
【００１７】従って、この切り替えスイッチ６の操作に
よって、通常の送受信時の周波数変換の動作と、自局内
折り返しを行なう場合の周波数変換の動作とを切り替え
て行なうことができ、折り返し試験器を使用しなくて
も、自局内折り返し試験を行なうことが可能となる。
よって、通常の送受信時の周波数変換の動作と、自局内
折り返しを行なう場合の周波数変換の動作とを切り替え
て行なうことができ、折り返し試験器を使用しなくて
も、自局内折り返し試験を行なうことが可能となる。
【００１８】(3) さらに、このような無線装置におい
て、送信部にハイブリッド３を設けて、送信部のローカ
ル信号（ｆLT）を分岐して、一方を送信部のミキサ１に
加えるとともに、受信部に切り替えスイッチ４を設け
て、ハイブリッド３から分岐されたローカル信号
（ｆLT）と、受信部のローカル信号（ｆLR）とを切り替
えて、受信部のミキサ２に加えることができるように
し、また、受信部にハイブリッド５を設けて、受信部の
ローカル信号（ｆLR）を分岐して、一方を受信部のミキ
サ２に加えるとともに、送信部に切り替えスイッチ６を
設けて、ハイブリッド５から分岐されたローカル信号
（ｆLR）と、送信部のローカル信号（ｆLT）とを切り替
えて、送信部のミキサ１に加えることができるようにす
る。
て、送信部にハイブリッド３を設けて、送信部のローカ
ル信号（ｆLT）を分岐して、一方を送信部のミキサ１に
加えるとともに、受信部に切り替えスイッチ４を設け
て、ハイブリッド３から分岐されたローカル信号
（ｆLT）と、受信部のローカル信号（ｆLR）とを切り替
えて、受信部のミキサ２に加えることができるように
し、また、受信部にハイブリッド５を設けて、受信部の
ローカル信号（ｆLR）を分岐して、一方を受信部のミキ
サ２に加えるとともに、送信部に切り替えスイッチ６を
設けて、ハイブリッド５から分岐されたローカル信号
（ｆLR）と、送信部のローカル信号（ｆLT）とを切り替
えて、送信部のミキサ１に加えることができるようにす
る。
【００１９】従って、この切り替えスイッチ４または６
のいずれかの操作によって、通常の送受信時の周波数変
換の動作と、自局内折り返しを行なう場合の周波数変換
の動作とを切り替えて行なうことができ、折り返し試験
器を使用しなくても、自局内折り返し試験を行なうこと
が可能となる。
のいずれかの操作によって、通常の送受信時の周波数変
換の動作と、自局内折り返しを行なう場合の周波数変換
の動作とを切り替えて行なうことができ、折り返し試験
器を使用しなくても、自局内折り返し試験を行なうこと
が可能となる。
【００２０】
【実施例】図２は、本発明の一実施例を示したものであ
って、図５におけると同じものを同じ番号で示し、３１
はローカル信号増幅器（ＬＡ）、３２はハイブリッド
（Ｈ）、３３は切り替えスイッチ（ＳＷ）である。
って、図５におけると同じものを同じ番号で示し、３１
はローカル信号増幅器（ＬＡ）、３２はハイブリッド
（Ｈ）、３３は切り替えスイッチ（ＳＷ）である。
【００２１】送信部１１において、ローカル発振器１７
からの周波数ｆLTの送信ローカル信号は、ローカル信号
増幅器３１を経て増幅され、ハイブリッド３２を介して
２分配されて、一方はミキサ１６に加えられて、周波数
ｆI の中間周波数信号入力（ＩＦ ＩＮ）を、送信周波
数ｆT に変換する。
からの周波数ｆLTの送信ローカル信号は、ローカル信号
増幅器３１を経て増幅され、ハイブリッド３２を介して
２分配されて、一方はミキサ１６に加えられて、周波数
ｆI の中間周波数信号入力（ＩＦ ＩＮ）を、送信周波
数ｆT に変換する。
【００２２】受信部１４において、切り替えスイッチ３
３は、常時は、ローカル発振器２４の側に切り替えられ
ていて、ミキサ２３は、ローカル発振器２４からの周波
数ｆ LRの受信ローカル信号を用いて、周波数ｆR の受信
信号を、周波数ｆI の中間周波数信号に変換する。
３は、常時は、ローカル発振器２４の側に切り替えられ
ていて、ミキサ２３は、ローカル発振器２４からの周波
数ｆ LRの受信ローカル信号を用いて、周波数ｆR の受信
信号を、周波数ｆI の中間周波数信号に変換する。
【００２３】自局内折り返し試験時には、送信部１１の
出力を減衰器１２を経て受信部１４の入力に接続し、切
り替えスイッチ３３を送信部１１の側に切り替える。こ
れによって、ミキサ２３は、ハイブリッド３２で分岐さ
れた周波数ｆLTの送信ローカル信号を用いて、周波数ｆ
T の受信信号を、周波数ｆI の中間周波数信号に変換す
る。
出力を減衰器１２を経て受信部１４の入力に接続し、切
り替えスイッチ３３を送信部１１の側に切り替える。こ
れによって、ミキサ２３は、ハイブリッド３２で分岐さ
れた周波数ｆLTの送信ローカル信号を用いて、周波数ｆ
T の受信信号を、周波数ｆI の中間周波数信号に変換す
る。
【００２４】従って、図２の実施例によれば、切り替え
スイッチ３３の操作のみによって、折り返し試験器を使
用することなく、無線装置の自局内折り返し試験を行な
うことができる。
スイッチ３３の操作のみによって、折り返し試験器を使
用することなく、無線装置の自局内折り返し試験を行な
うことができる。
【００２５】図３は、本発明の他の実施例を示したもの
であって、図５におけると同じものを同じ番号で示し、
３４は切り替えスイッチ（ＳＷ）、３５はローカル信号
増幅器（ＬＡ）、３６はハイブリッド（Ｈ）である。
であって、図５におけると同じものを同じ番号で示し、
３４は切り替えスイッチ（ＳＷ）、３５はローカル信号
増幅器（ＬＡ）、３６はハイブリッド（Ｈ）である。
【００２６】受信部１４において、ローカル発振器２４
からの周波数ｆLRの受信ローカル信号は、ローカル信号
増幅器３５を経て増幅され、ハイブリッド３６を介して
２分配されて、一方はミキサ２３に加えられて、周波数
ｆR の受信信号を、周波数ｆ I の中間周波数信号に変換
する。
からの周波数ｆLRの受信ローカル信号は、ローカル信号
増幅器３５を経て増幅され、ハイブリッド３６を介して
２分配されて、一方はミキサ２３に加えられて、周波数
ｆR の受信信号を、周波数ｆ I の中間周波数信号に変換
する。
【００２７】送信部１１において、切り替えスイッチ３
４は、常時は、ローカル発振器１７の側に切り替えられ
ていて、ミキサ１６は、ローカル発振器１７からの周波
数ｆ LTの送信ローカル信号を用いて、周波数ｆI の中間
周波数信号を、周波数ｆT の送信信号に変換する。
４は、常時は、ローカル発振器１７の側に切り替えられ
ていて、ミキサ１６は、ローカル発振器１７からの周波
数ｆ LTの送信ローカル信号を用いて、周波数ｆI の中間
周波数信号を、周波数ｆT の送信信号に変換する。
【００２８】自局内折り返し試験時には、送信部１１の
出力を減衰器１２を経て受信部１４の入力に接続し、切
り替えスイッチ３４を受信部１４の側に切り替える。こ
れによって、ミキサ１６は、ハイブリッド３６で分岐さ
れた周波数ｆLRの受信ローカル信号を用いて、周波数ｆ
I の中間周波数信号を、周波数ｆR の送信信号に変換す
る。
出力を減衰器１２を経て受信部１４の入力に接続し、切
り替えスイッチ３４を受信部１４の側に切り替える。こ
れによって、ミキサ１６は、ハイブリッド３６で分岐さ
れた周波数ｆLRの受信ローカル信号を用いて、周波数ｆ
I の中間周波数信号を、周波数ｆR の送信信号に変換す
る。
【００２９】従って、図３の実施例によれば、切り替え
スイッチ３４の操作のみによって、折り返し試験器を使
用することなく、無線装置の自局内折り返し試験を行な
うことができる。
スイッチ３４の操作のみによって、折り返し試験器を使
用することなく、無線装置の自局内折り返し試験を行な
うことができる。
【００３０】図４は、本発明のさらに他の実施例を示し
たものであって、図２および図３におけると同じものを
同じ番号で示している。
たものであって、図２および図３におけると同じものを
同じ番号で示している。
【００３１】図４において、受信部１４における切り替
えスイッチ３３と、送信部１１における切り替えスイッ
チ３４とは、常時は、それぞれ受信部１４におけるロー
カル発振器２４と、送信部１１におけるローカル発振器
１７の側に切り替えられている。従ってこの状態におい
ては、送信部１１では、周波数ｆI の中間周波数信号
を、周波数ｆT の送信信号に変換し、受信部１４では、
周波数ｆR の受信信号を、周波数ｆI の中間周波数信号
に変換する、通常の動作を行なっている。
えスイッチ３３と、送信部１１における切り替えスイッ
チ３４とは、常時は、それぞれ受信部１４におけるロー
カル発振器２４と、送信部１１におけるローカル発振器
１７の側に切り替えられている。従ってこの状態におい
ては、送信部１１では、周波数ｆI の中間周波数信号
を、周波数ｆT の送信信号に変換し、受信部１４では、
周波数ｆR の受信信号を、周波数ｆI の中間周波数信号
に変換する、通常の動作を行なっている。
【００３２】自局内折り返し試験時には、送信部１１の
出力を減衰器１２を経て受信部１４の入力に接続する。
この状態において、切り替えスイッチ３３を送信部１１
の側に切り替えた場合には、図２に示された実施例と同
様にして、自局内折り返し試験を行なうことができ、切
り替えスイッチ３４を受信部１４の側に切り替えた場合
には、図３に示された実施例と同様にして、自局内折り
返し試験を行なうことができる。
出力を減衰器１２を経て受信部１４の入力に接続する。
この状態において、切り替えスイッチ３３を送信部１１
の側に切り替えた場合には、図２に示された実施例と同
様にして、自局内折り返し試験を行なうことができ、切
り替えスイッチ３４を受信部１４の側に切り替えた場合
には、図３に示された実施例と同様にして、自局内折り
返し試験を行なうことができる。
【００３３】従って、図４の実施例によれば、切り替え
スイッチ３３または３４のいずれかの操作のみによっ
て、折り返し試験器を使用することなく、無線装置の自
局内折り返し試験を行なうことができる。
スイッチ３３または３４のいずれかの操作のみによっ
て、折り返し試験器を使用することなく、無線装置の自
局内折り返し試験を行なうことができる。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
中継区間ごとに送信周波数と受信周波数とを変えなが
ら、順次、信号を中継して伝送する、多中継の多重無線
装置等において、折り返し試験器を使用することなく、
折り返し試験を行なうことができる。従って現地の局舎
内における保守や、障害復旧等の作業が容易になる。
中継区間ごとに送信周波数と受信周波数とを変えなが
ら、順次、信号を中継して伝送する、多中継の多重無線
装置等において、折り返し試験器を使用することなく、
折り返し試験を行なうことができる。従って現地の局舎
内における保守や、障害復旧等の作業が容易になる。
【図１】本発明の原理的構成を示す図である。
【図２】本発明の一実施例を示す図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す図である。
【図４】本発明のさらに他の実施例を示す図である。
【図５】従来の無線装置の自局内折り返し方式を示す図
である。
である。
１ ミキサ ２ ミキサ ３ ハイブリッド ４ 切り替えスイッチ ５ ハイブリッド ６ 切り替えスイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】 周波数（ｆI ）の入力信号を送信周波数
（ｆT ）の信号に変換するミキサ（１）を備えた送信部
と、受信周波数（ｆR ）の信号を前記周波数（ｆI ）の
出力信号に変換するミキサ（２）を備えた受信部とを有
する無線装置において、 送信部のローカル信号（ｆLT）を分岐するハイブリッド
（３）を前記送信部に設けるとともに、 受信部のローカル信号（ｆLR）と該分岐されたローカル
信号（ｆLT）とを切り替えてミキサ（２）に供給する切
り替えスイッチ（４）を前記受信部に設け、 該切り替えスイッチ（４）の操作によって自局内折り返
しを行なうことを特徴とする無線装置の自局内折り返し
方式。 - 【請求項２】 周波数（ｆI ）の入力信号を送信周波数
（ｆT ）の信号に変換するミキサ（１）を備えた送信部
と、受信周波数（ｆR ）の信号を前記周波数（ｆI ）の
出力信号に変換するミキサ（２）を備えた受信部とを有
する無線装置において、 受信部のローカル信号（ｆLR）を分岐するハイブリッド
（５）を前記受信部に設けるとともに、 送信部のローカル信号（ｆLT）と該分岐されたローカル
信号（ｆLR）とを切り替えてミキサ（１）に供給する切
り替えスイッチ（６）を前記送信部に設け、 該切り替えスイッチ（６）の操作によって自局内折り返
しを行なうことを特徴とする無線装置の自局内折り返し
方式。 - 【請求項３】 周波数（ｆI ）の入力信号を送信周波数
（ｆT ）の信号に変換するミキサ（１）を備えた送信部
と、受信周波数（ｆR ）の信号を前記周波数（ｆI ）の
出力信号に変換するミキサ（２）を備えた受信部とを有
する無線装置において、 送信部のローカル信号（ｆLT）を分岐するハイブリッド
（３）を前記送信部に設けるとともに、 受信部のローカル信号（ｆLR）と該分岐されたローカル
信号（ｆLT）とを切り替えてミキサ（２）に供給する切
り替えスイッチ（４）を前記受信部に設け、 受信部のローカル信号（ｆLR）を分岐するハイブリッド
（５）を前記受信部に設けるとともに、 送信部のローカル信号（ｆLT）と該分岐されたローカル
信号（ｆLR）とを切り替えてミキサ（１）に供給する切
り替えスイッチ（６）を前記送信部に設け、 両切り替えスイッチ（４，６）のいずれかの操作によっ
て自局内折り返しを行なうことを特徴とする無線装置の
自局内折り返し方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21677092A JPH0661953A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 無線装置の自局内折り返し方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21677092A JPH0661953A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 無線装置の自局内折り返し方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0661953A true JPH0661953A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16693632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21677092A Withdrawn JPH0661953A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 無線装置の自局内折り返し方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661953A (ja) |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP21677092A patent/JPH0661953A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS58134545A (ja) | サ−ビスチヤンネル信号伝送方式 | |
| JPH0661953A (ja) | 無線装置の自局内折り返し方式 | |
| JP3695999B2 (ja) | 無線方法および無線装置 | |
| JP3798759B2 (ja) | 無線式送受信装置 | |
| JPH05315996A (ja) | 無線装置の故障自己診断方式 | |
| JPH06125286A (ja) | 無線中継装置 | |
| JPH0677913A (ja) | 無線送受信装置の折り返し方式 | |
| JPH0728250B2 (ja) | 無線中継器の伝送方式 | |
| JP4357425B2 (ja) | 光伝送システム | |
| JPH03169127A (ja) | 自局内折り返し試験機能を具えた送受信装置 | |
| JPS59169231A (ja) | Ｆｍ中継装置 | |
| JP2682047B2 (ja) | マイクロ波無線送受信装置 | |
| JPH06152461A (ja) | 無線送受信装置 | |
| JPS60125027A (ja) | 周波数ダイバシテイ通信方式 | |
| JP2734310B2 (ja) | 無線伝送装置 | |
| JPH0735499Y2 (ja) | Ｃａｔｖ双方向中継増幅器 | |
| JPH1141184A (ja) | 自己診断機能を備えた無線装置 | |
| JPS6338895B2 (ja) | ||
| JPH02207626A (ja) | マイクロ波中継方法 | |
| JP2713968B2 (ja) | 放送波再送信装置 | |
| JPH0486038A (ja) | 無線チャネル試験回路 | |
| JP2000324086A (ja) | 無線装置故障診断方法 | |
| JP2006270710A (ja) | 無線通信装置および方法 | |
| JPS6055742A (ja) | 送受信機 | |
| JPH01175426A (ja) | テレメータ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |