JPH0661952B2 - サ−マルヘツドプリンタの制御装置 - Google Patents

サ−マルヘツドプリンタの制御装置

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JPH0661952B2
JPH0661952B2 JP61020546A JP2054686A JPH0661952B2 JP H0661952 B2 JPH0661952 B2 JP H0661952B2 JP 61020546 A JP61020546 A JP 61020546A JP 2054686 A JP2054686 A JP 2054686A JP H0661952 B2 JPH0661952 B2 JP H0661952B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、サーマルプリンタヘッドにおいて、印字の
高速化を行なう時に問題となるヘッド基材の蓄熱の変化
による濃度ムラを電気的にコントロールするようにした
ドライブ装置に関する。
<従来の技術> 多数のドット状の加熱素子を列状に並べて、いずれかの
加熱素子を選択的に駆動して複写紙上に所望のパターン
を点の集合によって印字するようにしたサーマルプリン
タヘッドにおいて、印字されたドットのにじみを少なく
する対策のためのドット対応の履歴補正としては、従来
は1サイクル前の印字パルスの有無で加熱素子の印加エ
ネルギーを制御する程度の事が行なわれている。
<発明が解決すべき課題> しかしながら、上述の従来の制御方法では、より高速で
印字を行ないかつ印字品質を高くしようとする場合、上
述の従来の制御方法では不十分であり、さらにきめ細な
履歴補正が要求される。
この発明は上述の問題に鑑みてなされたものであって、
高速で、かつにじみの少ない高品質の印字ドットが得ら
れる制御装置を提供することを目的とするものである。
<課題を解決する手段> この発明のサーマルプリンタヘッドの制御装置は、サー
マルヘッドの各発熱素子を構成する基材の熱時定数
(τ)、非蓄熱状態の前記発熱素子へ供給する発熱用パ
ルスの最大時間幅(t0)、及び前回の印字からの経過
時間(t)を基に、前記経過時間(t)を順次変化させ
て前記発熱用パルスの基礎となる最適基準パルス時間幅
(tω)を次式 tω=τ×log{1−(exp(t0/τ)−1)×exp(−t/τ)}+
t0 に従い順次算出し算出したそれぞれの最適基準パルス時
間幅(tω)を有する複数のパルスを持つパルス列から
なる基準クロックを発生する補正用基準クロック発生手
段(7)と、 入力側に前記補正用基準クロック発生手段が接続され前
記補正用基準クロック発生手段から供給される前記基準
クロックと各発熱素子毎の前回印字からの経過時間とを
参照して前記各発熱素子毎の印字履歴に応じた印字時間
幅を有する補正用パルスを送出する制御手段(5,6)
と、 入力側に前記制御手段が接続され出力側が前記サーマル
ヘッドの発熱素子に接続され前記制御手段から供給され
る前記補正用パルスの時間幅に基づく発熱用パルスを前
記各発熱素子へ送出するパルス供給手段(3,4)と、 を備えたことを特徴とする。
<作 用> この発明の発明者はにじみの少ない印字を得るために発
熱素子の最適印字濃度を保つには、印字時点での蓄熱温
度を、何らかの方法でモニターし供給エネルギーを制御
して、第3図に示すよう印字用紙の感熱温度Ts以上の
範囲でサーマルヘッドの加熱素子に与えられるエネルギ
ー(第3図の斜線部の面積)が一定になるようにすれば
よいことを見出した。
上述の問題に関して発明者はサーマルプリンタヘッドに
おける熱応答特性について計測し、又理論的分析を行な
った結果次の様な結論を得た。
(1) 各加熱素子について時間的に直前のパルス印加か
らの経過時間tに応じたエネルギーを常に供給すればよ
い。
(2) (1)の経過時間tと最適供給エネルギーの関係は、
加熱素子への供給エネルギーを印加パルス幅でコントロ
ールする場合次の関係を満足すればよい。
tω…最適印加パルス幅 τ…ヘッド基材の熱応答時定数 t0…最大印加パルス幅(イニシャルの印加パルス幅) t…前回パルス印加からの経過時間 <実施例> 第1図において、1はキャラクターデータの読込用シフ
トレジスタであって、たとえば32ドット分の記憶ステ
ージを有し、DATAIN信号をCLOCKのタイミン
グで読込みシフトする。
2はラッチレジスタで、シフトレジスタ1.で読込まれ
たキャラクターデータをLATCH信号のタイミングで
ラッチし保持する。
3はストローブ制御回路であり、各ドット毎に「基本S
TROBE」,「キャラクターデータ」および後述の
「ストローブ発生回路6の出力」の論理積を出力しヘッ
ドドライブ回路4のON/OFFをコントロールする。
4ヘッドドライブ回路4はストローブ制御回路3の出力
によりVHD電圧で、32ドットのサーマルプリンタヘ
ッド10の各ドットをドライブする。
5はOFF ドットカウンタであり、各ドット毎に、前
回ONしてからの経過サイクル数をカウントし出力す
る。
ドット別補正ストローブ発生回路6はカウンタ5の出力
と補正用基準クロック発生回路7の出力信号により、各
ドット毎に、補正ストローブ信号を出力する。
補正用基準クロック発生回路7は、補正パラメーターに
応じて、不等間隔のパルス列を発生し、出力する。パル
ス間隔の変化は、時定数曲線に従う。
上述の回路においてドット補正ストローブパルスは以下
のようにして得られる。
各ドット毎に印加パルス時間幅を可変することにより補
正する方法を採用することととする。
[計 算] TcにかかわらずEeを一定とするためのtωの条件を
求めればよい。但し、 tω…印加時間幅、t…経過時間、 Tc…蓄熱温度、 Ee…実効エネルギー(斜線部面積)、 τ…立上り、立下り時定数、 Ts…感熱温度、Tp…ピーク温度、 T…飽和温度、 t1,t2…Tsと温度曲線の交点の時間、 とする。なお、Tup、TDWNの曲線は充放電カーブで計
算する。時定数は立上り、立下りとも同一とした。
Tc=x、tω=yとおくと と表わされる。面積Eeを計算すると Ee=T(y−t1)−Ts(t2−t1) … となる。Eeがxにかかわらず一定である条件は が常に成立する条件を求めればよい。
これを計算すると、 となる。T≠0、Tp−Ts≠0より y=τ・log(TM−x)+C …… x=0(蓄熱なし)のときの印加時間幅をy=n(msec)
とすると がEeを一定とするためのxとyの関係である。
t=tωのときTup=Tpより とより次の関係が得られる つまり、n,τ,T一定のときはEe一定にすればT
pも一定となる。
をに代入すれば、 が得られる。
以上より、前回パルス印加からtsec経過した時点での最
適印字時間幅をtωとし、前回印字時間幅をt′ωとす
ると が得られる。
つまり、前回印字パルスOFF直後からの経過時間(t
−t′ω)によって現時点での印字パルス幅(tω)が
式より決定できる。
式そのものの計算は、次の方法でマイクロコンピュー
タによる補正を行なう。
における経過時間(t−t′ω)を(t-n)で近似す
る。
するとは となる。t=Cy・tc(Cyは前回印字からのOFFサイク
ル数)(tcは1サイクルタイム)で表わせるので、tc,
n,τを固定すれば、式によりCyよりtωが計算でき
る。
上記演算が補正用基準クロック発生回路7で行なわれ、
第2図(e)の基準クロックパルスが補正ストローブ発生
回路6に出力される。すなわち、補正用基準クロック発
生回路7は、tc,n及びτが補正パラメータとして外
部から設定され、第2図(d)の基本ストローブ信号の立
上りをトリガーとしてCy=1からハード的に設定され
た任意の正数Nまで式を順次演算するとともに、上記
基本ストローブ信号の立上りからその時々のtωに対応
したクロックパルスを発生し、そのパルス列を上記基準
クロックパルスとして補正ストローブ発生回路6に出力
する。補正ストローブ発生回路6では、各ドット毎に、
上記基本ストローブ信号の立上りで立上り、上記基準ク
ロックパルスのパルス列の内オフドットカウンタ5より
供給されるオフドット数Cyに応じた順位のクロックパ
ルスの立上りで立下がる第2図(f)の補正ストローブ信
号を発生し、ストローブ制御回路3に出力される。スト
ローブ制御回路では、ラッチレジスタ2より出力される
データ信号と、基本ストローブ信号、補正ストローブ信
号の論理積をとり、ヘッドドライブ回路4に供給する。
なお、第2図(f)において示したストローブ信号の幅D
はオフドットカウンタのカウント値により変化する。そ
してサーマルヘッドプリンタ10の各発熱素子は上記の
ようにして補正されたパルスを受けて発熱する。それ故
各発熱素子の感熱温度以上で発生する熱エネルギーは一
定の値となり、にじみのない良品質のドットを印字する
ことができる。
<発明の効果> 以上詳述したようにこの発明はサーマルヘッドの発熱素
子に印加するパルス電力を制御して感熱紙の感熱温度以
上での発熱素子の発熱エネルギーを一定にしたから高速
印字においてもにじみの少ない高品質の印字ができるよ
うになる。
又、本発明では、サーマルヘッドの各発熱素子毎に供給
する発熱用パルスの時間幅制御について、制御因子の
内、前回印字からの経過時間情報のみを変数とし、さら
に上記発熱素子が備わる基材の温度変化情報は制御因子
としていないことから、簡便な回路で上記発熱素子の発
熱用パルスの時間幅制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図の回路の要部の波形図、第3図は発熱素子に印
加するエネルギーの説明図である。 3……ストローブ制御回路、5……オフドットカウン
タ、6……ドット別補正ストローブ発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドの各発熱素子を構成する基
    材の熱時定数(τ)、非蓄熱状態の前記発熱素子へ供給
    する発熱用パルスの最大時間幅(t0)、及び前回の印
    字からの経過時間(t)を基に、前記経過時間(t)を
    順次変化させて前記発熱用パルスの基礎となる最適基準
    パルス時間幅(tω)を次式 tω=τ×log{1−(exp(t0/τ)−1)×exp(−t/τ)}+
    t0 に従い順次算出し算出したそれぞれの最適基準パルス時
    間幅(tω)を有する複数のパルスを持つパルス列から
    なる基準クロックを発生する補正用基準クロック発生手
    段(7)と、 入力側に前記補正用基準クロック発生手段が接続され前
    記補正用基準クロック発生手段から供給される前記基準
    クロックと各発熱素子毎の前回印字からの経過時間とを
    参照して前記各発熱素子毎の印字履歴に応じた印字時間
    幅を有する補正用パルスを送出する制御手段(5,6)
    と、 入力側に前記制御手段が接続され出力側が前記サーマル
    ヘッドの発熱素子に接続され前記制御手段から供給され
    る前記補正用パルスの時間幅に基づく発熱用パルスを前
    記各発熱素子へ送出するパルス供給手段(3,4)と、 を備えたことを特徴とするサーマルヘッドプリンタの制
    御装置。
JP61020546A 1986-01-31 1986-01-31 サ−マルヘツドプリンタの制御装置 Expired - Fee Related JPH0661952B2 (ja)

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JPS59127782A (ja) * 1983-01-13 1984-07-23 Ricoh Co Ltd 熱記録ヘッド駆動制御装置

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