JPH0661749U - 液体計量器付き容器 - Google Patents
液体計量器付き容器Info
- Publication number
- JPH0661749U JPH0661749U JP803993U JP803993U JPH0661749U JP H0661749 U JPH0661749 U JP H0661749U JP 803993 U JP803993 U JP 803993U JP 803993 U JP803993 U JP 803993U JP H0661749 U JPH0661749 U JP H0661749U
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- cylinder
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- peripheral wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器体内液体を容易かつ比較的正確に計量で
きるよう設けた。 【構成】 容器体の口頸部外面に嵌合させた取付筒部7
上端から容器体上部内へ、吐出弁13と空気吸入弁14とを
付設した内筒部10を垂設する装着部材6と、上記内筒部
10の上部内面に着脱自在に嵌合させた注出管部24の上端
から、有頂の蛇腹筒29と該蛇腹筒を囲成する外筒部27と
を起立して、その蛇腹筒29の上部外面にカバー筒35を回
動可能に嵌合させ、かつ該カバー筒下部を上記外筒部27
上部内へ押下げ可能に嵌合させた液体計量器21とを設
け、上記カバー筒35の周壁36下端一部から液量調整板部
39を垂設すると共に、外筒部27の内面一部に、カバー筒
押下げにより液量調整板部39下端が当接する係合突部28
を付設し、それ等液量調整板部39下部或いは係合突部28
上部のいずれか一方の側部に、周方向への下向きないし
上向き段部40を付設した。
きるよう設けた。 【構成】 容器体の口頸部外面に嵌合させた取付筒部7
上端から容器体上部内へ、吐出弁13と空気吸入弁14とを
付設した内筒部10を垂設する装着部材6と、上記内筒部
10の上部内面に着脱自在に嵌合させた注出管部24の上端
から、有頂の蛇腹筒29と該蛇腹筒を囲成する外筒部27と
を起立して、その蛇腹筒29の上部外面にカバー筒35を回
動可能に嵌合させ、かつ該カバー筒下部を上記外筒部27
上部内へ押下げ可能に嵌合させた液体計量器21とを設
け、上記カバー筒35の周壁36下端一部から液量調整板部
39を垂設すると共に、外筒部27の内面一部に、カバー筒
押下げにより液量調整板部39下端が当接する係合突部28
を付設し、それ等液量調整板部39下部或いは係合突部28
上部のいずれか一方の側部に、周方向への下向きないし
上向き段部40を付設した。
Description
【0001】
本案は、薬液等を収容する液体計量器付き容器に係る。
【0002】
例えば、実開昭62−108249号公報が示すように、容器体と、該容器体の口頸部 外面に嵌着させた取付け筒部上端から、口頸部内へ内筒部を垂設すると共に、該 内筒部下端から内向きフランジ状の底壁を介してノズル筒を起立した嵌着部材と 、上記内筒部内面に、頂壁周縁から垂設した周壁を嵌合させた計量キャップとか らなり、内筒部内面から計量キャップを取外して液体を計量するよう形成したも のが知られている。
【0003】 しかしながら、上記従来例ものは、目分量で液体を計量するため正確さに欠け 、かつ計量時に液体を誤ってこぼすことがあった。
【0004】 本案は、容器体の口頸部外面に嵌合させた取付筒部上端から容器体上部内へ、 吐出弁と空気吸入弁とを付設した内筒部を垂設する装着部材と、上記内筒部の上 部内面に着脱自在に嵌合させた注出管部の上端から、蛇腹筒と該蛇腹筒を囲成す る外筒部とを起立して、その蛇腹筒の上部外面にカバー筒を回動可能に嵌合させ 、かつ該カバー筒下部を上記外筒部上部内へ押下げ可能に嵌合させた液体計量器 とを設け、上記外筒部とカバー筒との間に、カバー筒の押下げ量を調整する手段 を設けることにより、液体を容易かつ比較的正確に計量できるようにした。
【0005】
胴部2上端から口頸部4を起立する容器体1と、上記口頸部4の外面に嵌合さ せた取付筒部7上端から、内向きフランジ9を介して容器体1上部内へ内筒部10 を垂設すると共に、該内筒部の下部内面に吐出弁13を付設し、該吐出弁上方の内 筒部10部分に空気吸入弁孔14を穿設した装着部材6と、上記内筒部10下端から容 器体内底部へ垂設した吸上げパイプ17と、上記内筒部10の下部外面に嵌着させて 上記空気吸入弁孔14とで空気吸入弁19を形成する弾性弁筒18と、上記装着部材6 に装着させた液体計量器21とからなり、該液体計量器を、上記空気吸入弁孔14上 方の内筒部10部分内面に注出管部24を着脱自在に嵌合させると共に、該注出管部 上端に付設した外向きフランジ25の内周部および外周縁から嵌着筒部26a, 26b および外筒部27を、それぞれ起立した筒状部材23と、上記嵌着筒部26a, 26bに 、頂壁31周縁から垂設した蛇腹周壁32下端部を嵌着させた蛇腹筒29と、上記蛇腹 周壁32の上部外面に、頂板37周縁から垂下する周壁36を回動可能に嵌合させると 共に、該周壁下部を上記外筒部27の上部内面に押下げ可能に嵌合させたカバー筒 35とで形成し、該カバー筒の周壁36下端一部から液量調整板部39を垂設すると共 に、上記外筒部27の内面一部に、カバー筒押下げにより液量調整板部39下端が当 接する係合突部28を付設し、それ等液量調整板部39下部或いは係合突部28上部の いずれか一方の側部に、周方向への下向きないし上向き段部40を形成した。
【0006】
図1、図2は、計量液体の量を最少とした状態を示し、図示状態から蛇腹筒29 およびコイルスプリング33の付勢に抗して、かつ液量調整板部39下端が係合突部 28上端に接するまで、カバー筒35を押下げして蛇腹周壁32を弾性圧搾すると、該 蛇腹筒内空気が加圧されて空気吸入弁孔14から容器体1内に流入し、また、その 押下げを解放すると、弾性復元力により蛇腹周壁32が伸長して内部が負圧化する ため、吐出弁13が開いて所定量の容器体内液体が吸上げパイプ17を介して蛇腹筒 29内へ吸入され、計量が終了する。こうして吸入された液体は、装着部材6から 液体計量器21を取外し、かつ、カバー筒35を介して蛇腹周壁32を弾性圧搾して注 出管部24から注出させ、また使用後、注出管部24を内筒部10内へ嵌合させる。
【0007】 また、外筒部27に対するカバー筒35の回動により、計量液体の量が変更する。 例えば、図1、図2の状態から、カバー筒35を時計方向へ適宜回動させて、液量 調整板部39下側部に付設した下向き段部40を係合突部28上方へ位置させると、カ バー筒35の押下げ量が、よって、蛇腹周壁32の圧搾量が大きくなるため、計量液 体の量が増加し、また、該状態から更にカバー筒34を回動させ、カバー筒押下げ の際に、そのカバー筒の周壁36下端が係合突部28上端に当接するようにすると、 計量液体の量が最大となる。
【0008】
1は薬液等を収容した容器体で、胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起 立している。
【0009】 6は装着部材であり、該装着部材は、容器体口頸部4の外面に螺合させた取付 筒部7を有し、該取付筒部上端に、外向きフランジ8と内向きフランジ9とを付 設して、該内向きフランジの内周縁から容器体1上部内へ、下部小径の内筒部10 を垂設すると共に、該内筒部の下部内面に付設した内向きフランジ状の弁座11上 面に玉弁12を着座させて吐出弁13を形成し、かつ、該吐出弁上方の内筒部部分に 空気吸入弁孔14を穿設し、また、上記外向きフランジ8の外周縁から容器体の肩 部3上面へ補助筒壁15を垂設している。
【0010】 17は、既述内筒部10下端から容器体内底部へ垂設した吸上げパイプである。
【0011】 18は弾性弁筒で、既述内筒部10の下部外面に嵌着させて既述空気吸入弁孔14と で空気吸入弁19を形成している。
【0012】 21は液体計量器であり、該液体計量器は、筒状部材23、蛇腹筒29およびカバー 筒35からなり、筒状部材22は、既述空気吸入弁孔14上方の内筒部10部分内面に嵌 合させた、下部小径の注出管部24を有し、該注出管部上端に付設した外向きフラ ンジ25の内周部および外周縁から、嵌着筒部26a,26bおよび外筒部27を起立し 、該外筒部の左右両部分を小内径の厚肉として、両厚肉部を、後述液量調整板部 39と共に蛇腹周壁32の圧搾量を調節する係合突部28としている。蛇腹筒29は、中 央部に上部大外径の隆起部30を有する頂壁31の周縁から蛇腹周壁32を垂設したも ので、該蛇腹周壁の下端小径部を上記内外両嵌着筒部26a, 26b間に嵌着させて いる。蛇腹筒29の弾性力強化のために付設したコイルスプリング33は、上記注出 管部24の上部内面に縦設した突条34…上端と蛇腹筒の頂壁31下面間に介装されて 、該頂壁を上方へ付勢している。カバー筒35は、周壁36を垂設した頂板37の中央 部に下部小内径の透孔38を穿設し、該透孔内に上記隆起部30の外周面を、かつ周 壁36内に蛇腹周壁32の上部を、それぞれ回動可能に嵌合させ、また、周壁36の下 端左右両部から液量調整板部39を垂設し、該液量調整板部の下側部に周方向への 下向き段部40を付設している。該下向き段部は適当数でよく、また、液量調整板 部39に下向き段部40を付設することに代えて、上記係合突部28の上側部に上向き 段部を付設してもよい。
【0013】 尚、コイルスプリング33を除き各部材を合成樹脂材で形成する。
【0014】
本案は上記構成とするものであり、装着部材6の内筒部10内面に注出管部24を 着脱自在に嵌合させ、かつ該注出管部上端から起立する蛇腹筒29の上部外面にカ バー筒35を嵌合させたから、該カバー筒を介して蛇腹筒32を弾性圧搾しかつ該圧 搾を解放することで、蛇腹筒32の圧搾量に応じた量の液体を吸上げパイプ17を介 して蛇腹筒29内へ吸入させることができ、よって、液体の計量が極めて容易であ ると共に、その計量時に液体をこぼす虞もなく、また、カバー筒35の周壁36下端 一部から液量調整板部39を垂設すると共に、外筒部27の内面一部に、カバー筒押 下げにより液量調整板部39下端が当接する係合突部28を付設し、それ等液量調整 板部39下部或いは係合突部28上部のいずれか一方の側部に、周方向への下向きな いし上向き段部40を形成したから、カバー筒35を適宜回動させることで、カバー 筒35の押下げ量を、よって蛇腹周壁32の圧搾量を段階的に変えることができ、従 って、所望量の液体を正確に計量することができる。
【図1】本案容器の一実施例を示す半断面図である。
【図2】同実施例の斜視図である。
6…装着部材 21…液体計量器 29…
蛇腹筒 35…カバー筒
蛇腹筒 35…カバー筒
Claims (1)
- 【請求項1】 胴部2上端から口頸部4を起立する容器
体1と、上記口頸部4の外面に嵌合させた取付筒部7上
端から、内向きフランジ9を介して容器体1上部内へ内
筒部10を垂設すると共に、該内筒部の下部内面に吐出弁
13を付設し、該吐出弁上方の内筒部10部分に空気吸入弁
孔14を穿設した装着部材6と、上記内筒部10下端から容
器体内底部へ垂設した吸上げパイプ17と、上記内筒部10
の下部外面に嵌着させて上記空気吸入弁孔14とで空気吸
入弁19を形成する弾性弁筒18と、上記装着部材6に装着
させた液体計量器21とからなり、該液体計量器を、上記
空気吸入弁孔14上方の内筒部10部分内面に注出管部24を
着脱自在に嵌合させると共に、該注出管部上端に付設し
た外向きフランジ25の内周部および外周縁から嵌着筒部
26a, 26bおよび外筒部27を、それぞれ起立した筒状部
材23と、上記嵌着筒部26a, 26bに、頂壁31周縁から垂
設した蛇腹周壁32下端部を嵌着させた蛇腹筒29と、上記
蛇腹周壁32の上部外面に、頂板37周縁から垂下する周壁
36を回動可能に嵌合させると共に、該周壁下部を上記外
筒部27の上部内面に押下げ可能に嵌合させたカバー筒35
とで形成し、該カバー筒の周壁36下端一部から液量調整
板部39を垂設すると共に、上記外筒部27の内面一部に、
カバー筒押下げにより液量調整板部39下端が当接する係
合突部28を付設し、それ等液量調整板部39下部或いは係
合突部28上部のいずれか一方の側部に、周方向への下向
きないし上向き段部40を形成したことを特徴とする液体
計量器付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP803993U JPH0661749U (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 液体計量器付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP803993U JPH0661749U (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 液体計量器付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661749U true JPH0661749U (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=11682208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP803993U Pending JPH0661749U (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 液体計量器付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661749U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4684485B2 (ja) * | 2001-07-31 | 2011-05-18 | 株式会社吉野工業所 | 液体定量注出容器 |
JP2014080234A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-05-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布容器 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP803993U patent/JPH0661749U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4684485B2 (ja) * | 2001-07-31 | 2011-05-18 | 株式会社吉野工業所 | 液体定量注出容器 |
JP2014080234A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-05-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布容器 |
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