JPH0661330U - プレス金型における可動式スクラップシュート - Google Patents

プレス金型における可動式スクラップシュート

Info

Publication number
JPH0661330U
JPH0661330U JP2944592U JP2944592U JPH0661330U JP H0661330 U JPH0661330 U JP H0661330U JP 2944592 U JP2944592 U JP 2944592U JP 2944592 U JP2944592 U JP 2944592U JP H0661330 U JPH0661330 U JP H0661330U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scrap
air
air cylinder
chute
scrap chute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2944592U
Other languages
English (en)
Inventor
照夫 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sango Co Ltd filed Critical Sango Co Ltd
Priority to JP2944592U priority Critical patent/JPH0661330U/ja
Publication of JPH0661330U publication Critical patent/JPH0661330U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chutes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、安価に製作でき、しかもスク
ラップシュートの長さに限定されず確実にスクラップを
排出する。 【構成】 エヤー入口Aからエヤーシリンダ6にエヤー
を入れると、エヤーの流量がスピードコントロール9で
調整されて、エヤーシリンダ6の出力軸7がスクラップ
シュート1を遅い速度で左方に前進させる。次にエヤー
入口Bからエヤーシリンダ6にエヤーを入れると、エヤ
ーの流量は制限されないで、エヤーシリンダ6の出力軸
7が速い速度でスクラップシュート1を右方に後退させ
ると、これを繰り返してスクラップ2を前方(図の左
方)へ排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプレス金型における可動式スクラップシュートに関する。
【0002】
【従来の技術】
プレスの抜き型では、金型内に落下したスクラップをシュートで排出するが、 型のダイハイトが低いと、スクラップ排出に十分な角度がとれなく、スクラップ がシュート上に残ってしまう。
【0003】 このようにシュートに十分な角度がとれないときは、エヤーブロー方式、カム 揺動方式又はバイブレータ式等のスクラップシュートで対処している。 エヤーブロー方式のスクラップシュートは、図2に示すように、シュート1上 に落下したスクラップ2をエヤー(圧縮空気)で排出し易くしたものである。
【0004】 又、図3のカム揺動方式は、シュート1を上型の上下動に連動してカム駆動し て、スクラップ2を排出し易くしている。 そして、図4のバイブレータ式は、微振動発生機3の振動をシュート1に伝達 し、スクラップ2を排出し易くしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術のうち、エヤーブロー方式は、スクラップの大きさによって、飛 びにくいものがあったり、飛びすぎて散乱するという問題点があった。
【0006】 又、カム揺動式は、機構が複雑でコスト高になるばかりでなく、衝突による衝 撃で壊れ易いという問題点があった。 そして、バイブレータ式では、スクラップの流れが遅いため、スクラップの量 が多い場合とか、早く加工したい場合には不向きであるという問題点があった。
【0007】 そこで、本考案はこのような問題点を解消できる可動式スクラップシュートを 提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のプレス金型における可動式スクラップシ ュートは、下型(4)に第1のブラケット(5)で固定したエヤーシリンダ(6 )と、このエヤーシリンダ(6)の出力軸(7)をスクラップシュート(1)に 連結する第2のブラケット(8)と、エヤーシリンダ(6)を駆動する空気圧回 路に挿入されてエヤーシリンダ(6)の速度を調整するスピードコントロール( 9)とを具備した。
【0009】
【作用】
一方のエヤー入口からエヤーシリンダ(6)に圧縮空気を入れ、スピードコン トロール(9)でエヤーシリンダの速度を遅く調整し、スクラップシュート(1 )とともにスクラップを前進させる。
【0010】 次に他方のエヤー入口からエヤーシリンダ(6)に圧縮空気を入れ、スクラッ プシュート(1)を速く後退させて、スクラップを滑らせ、スクラップシュート (1)の低い方向(前方)へスクラップを移動させる。これを繰り返すことで、 スクラップを次次と排出する。
【0011】
【実施例】
図1の実施例で、1は傾斜して設けられたスクラップシュート、2はスクラッ プ、4は下型、5は第1のブラケットでエヤーシリンダ6を下型4に固定する。
【0012】 7はエヤーシリンダ6の出力軸で第2のブラケット8を介してスクラップシュ ート1の後端(図の右端)に連結される。9は空気圧回路に挿入された周知のス ピードコントロールで、一方のエヤー入口Aから圧縮空気をエヤーシリンダ6に 入れてスクラップシュートを前進させるときは、空気の流量を小さくしてエヤー シリンダの速度を遅くし、逆に、他方のエヤー入口Bから圧縮空気をエヤーシリ ンダに入れてスクラップシュートを後退させるときは空気の流量を大きくしてエ ヤーシリンダの速度を速くする。スクラップ排出の機能は、スピードコントロー ル9を調整することで、スクラップの大きさ、質量、シュートの長さ等に合わせ て最適に選択できる。
【0013】 このような周知のスピードコントロールは、逆止め弁付流量調整弁(シリーズ 形)を用いてもよい。10は上型である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成されているので、前記従来技術における問題点をす べて解消でき、かつ、簡単な構造で安価に製作できる。
【0015】 しかも、スクラップシュートの長さに限定されず、確実にスクラップの排出が できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の縦断面図。
【図2】 従来技術の1例を示す縦断面図。
【図3】 従来技術の他の例の縦断面図。
【図4】 従来技術の更に他の例の縦断面図。
【符号の説明】
1 スクラップシュート 2 スクラップ 4 下型 5 第1のブラケット 6 エヤーシリンダ 7 出力軸 8 第2のブラケット 9 スピードコントロール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型に第1のブラケットで固定したエヤ
    ーシリンダと、このエヤーシリンダの出力軸をスクラッ
    プシュートに連結する第2のブラケットと、エヤーシリ
    ンダを駆動する空気圧回路に挿入されてエヤーシリンダ
    の速度を調整するスピードコントロールとを具備したプ
    レス金型における可動式スクラップシュート。
JP2944592U 1992-05-07 1992-05-07 プレス金型における可動式スクラップシュート Pending JPH0661330U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2944592U JPH0661330U (ja) 1992-05-07 1992-05-07 プレス金型における可動式スクラップシュート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2944592U JPH0661330U (ja) 1992-05-07 1992-05-07 プレス金型における可動式スクラップシュート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661330U true JPH0661330U (ja) 1994-08-30

Family

ID=12276326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2944592U Pending JPH0661330U (ja) 1992-05-07 1992-05-07 プレス金型における可動式スクラップシュート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0661330U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050006923A (ko) * 2003-07-10 2005-01-17 현대자동차주식회사 프레스 금형의 스크랩 배출장치
KR101006954B1 (ko) * 2008-10-15 2011-01-12 주식회사 Korea 신예 프레스금형용 스크랩 자동배출장치
JP2013066914A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Tatsumi Miwa ワーク回収装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6163716A (ja) * 1984-09-06 1986-04-01 Mitsubishi Rayon Co Ltd 芳香繊維

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6163716A (ja) * 1984-09-06 1986-04-01 Mitsubishi Rayon Co Ltd 芳香繊維

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050006923A (ko) * 2003-07-10 2005-01-17 현대자동차주식회사 프레스 금형의 스크랩 배출장치
KR101006954B1 (ko) * 2008-10-15 2011-01-12 주식회사 Korea 신예 프레스금형용 스크랩 자동배출장치
JP2013066914A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Tatsumi Miwa ワーク回収装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106735567A (zh) 一种刀头排列设备
JPH0661330U (ja) プレス金型における可動式スクラップシュート
CN110170577A (zh) 一种金属弹片冲压模具
RU98100302A (ru) Совершенствование технологии изготовления экструзионных матриц и связанных с этим процессов
JPH03219662A (ja) プレス装置
CN1057039C (zh) 一种粉压多孔砖自动模具
CN201415245Y (zh) 自动鱼钩冲平成型机
CA1282219C (en) Method and apparatus for compacting granular moulding materials
CN107442683B (zh) 一种冷轧头部成型机
CN108372253A (zh) 一种颗粒链牙拉链双曲柄滑块冲床
CN210730862U (zh) 一种新型多功位打头机前通出机构
JP3194795B2 (ja) 角カップ充填装置
WO2001083135A8 (en) Method and impact machine for forming a body
JP3139621B2 (ja) 抜枠鋳型の鋳物砂分離装置。
CN106345993A (zh) 锌合金锭浇铸高效刮皮去渣系统
JP3154178B2 (ja) 鋳物の砂落し方法とその装置
CN105080834A (zh) 一种基于生产灰砂砖的成品料仓用振动晃筛
CN206043394U (zh) 带脱模机构的饺子机模具
JP7545710B2 (ja) プレス装置
JP3139620B2 (ja) 抜枠鋳型の鋳物砂分離装置。
CN2347699Y (zh) 一种制钉油压机
JPS62279849A (ja) ジヨ−クラツシヤ
CN209035328U (zh) 一种废料排放装置
CN220942797U (zh) 一种排气管隔热罩加工模具
JPH0418836Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950411