JPH0661226A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0661226A JPH0661226A JP21017392A JP21017392A JPH0661226A JP H0661226 A JPH0661226 A JP H0661226A JP 21017392 A JP21017392 A JP 21017392A JP 21017392 A JP21017392 A JP 21017392A JP H0661226 A JPH0661226 A JP H0661226A
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- JP
- Japan
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- layer
- wsi
- tungsten silicide
- polysilicon layer
- forming
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- Pending
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリシリコン層およびタングステンシリサイ
ド(WSi)層から成る2層構造を有するバルク配線の
形成方法に関し,バルク配線の段差を軽減するためのサ
イドウォール形成時におけるタングステンシリサイド
(WSi)による汚染を防止すると共に,サイドウォー
ル形成工程を短縮する。 【構成】 下地11上に第1のポリシリコン層12を形
成する。その上に,タングステンシリサイド(WSi)
層13を形成する。その上に,第2のポリシリコン層
(アモルファスシリコン層)14を形成する。これら3
つの層から成る積層体を,バルク配線の形状にパターニ
ングする。全面に絶縁膜15を形成する。絶縁膜15に
対して,第2のポリシリコン層(アモルファスシリコン
層)14をストッパーとして異方性エッチングを行っ
て,バルク配線の側壁にサイドウォール16を形成す
る。
ド(WSi)層から成る2層構造を有するバルク配線の
形成方法に関し,バルク配線の段差を軽減するためのサ
イドウォール形成時におけるタングステンシリサイド
(WSi)による汚染を防止すると共に,サイドウォー
ル形成工程を短縮する。 【構成】 下地11上に第1のポリシリコン層12を形
成する。その上に,タングステンシリサイド(WSi)
層13を形成する。その上に,第2のポリシリコン層
(アモルファスシリコン層)14を形成する。これら3
つの層から成る積層体を,バルク配線の形状にパターニ
ングする。全面に絶縁膜15を形成する。絶縁膜15に
対して,第2のポリシリコン層(アモルファスシリコン
層)14をストッパーとして異方性エッチングを行っ
て,バルク配線の側壁にサイドウォール16を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,半導体装置の製造方
法,特にバルク配線の形成方法に関する。近年,半導体
装置の高集積化,高速化に伴って,バルク配線は,ポリ
シリコン単層から,ポリシリコン層およびタングステン
シリサイド(WSi)から成る2層構造が用いられるよ
うになってきた。
法,特にバルク配線の形成方法に関する。近年,半導体
装置の高集積化,高速化に伴って,バルク配線は,ポリ
シリコン単層から,ポリシリコン層およびタングステン
シリサイド(WSi)から成る2層構造が用いられるよ
うになってきた。
【0002】本発明は,このポリシリコン層およびタン
グステンシリサイド(WSi)から成る2層構造のバル
ク配線の形成方法に関するものである。
グステンシリサイド(WSi)から成る2層構造のバル
ク配線の形成方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図3〜図6を用いて,従来のポリシリコ
ン層およびタングステンシリサイド(WSi)層から成
る2層構造のバルク配線の形成方法を工程順に説明す
る。
ン層およびタングステンシリサイド(WSi)層から成
る2層構造のバルク配線の形成方法を工程順に説明す
る。
【0004】[工程1,図3]下地31上に,ポリシリ
コン層32を形成する。ポリシリコン層32上に,タン
グステンシリサイド(WSi)層33を形成する。
コン層32を形成する。ポリシリコン層32上に,タン
グステンシリサイド(WSi)層33を形成する。
【0005】ポリシリコン層32およびタングステンシ
リサイド(WSi)層33から成る積層体を,フォトリ
ソグラフィ技術およびエッチング技術によってバルク配
線の形状にパターニングする。
リサイド(WSi)層33から成る積層体を,フォトリ
ソグラフィ技術およびエッチング技術によってバルク配
線の形状にパターニングする。
【0006】全面に,第1SiO2 膜34を形成する。
この第1SiO2 膜34は,次のサイドウォール形成工
程において,タングステンシリサイド(WSi)による
汚染を防止するために形成する。
この第1SiO2 膜34は,次のサイドウォール形成工
程において,タングステンシリサイド(WSi)による
汚染を防止するために形成する。
【0007】バルク配線を,サイドウォール形成工程に
おけるタングステンシリサイド(WSi)による汚染に
対して鈍感な箇所と敏感な箇所とに分類し,タングステ
ンシリサイド(WSi)による汚染に対して鈍感な箇所
(図中,(A)で示す部分)はそのままとし,タングス
テンシリサイド(WSi)による汚染に対して敏感な箇
所(図中,(B)で示す部分)をレジストで覆う。
おけるタングステンシリサイド(WSi)による汚染に
対して鈍感な箇所と敏感な箇所とに分類し,タングステ
ンシリサイド(WSi)による汚染に対して鈍感な箇所
(図中,(A)で示す部分)はそのままとし,タングス
テンシリサイド(WSi)による汚染に対して敏感な箇
所(図中,(B)で示す部分)をレジストで覆う。
【0008】[工程2,図3,図4]第1SiO2 膜3
4に対して異方性エッチングを行って,図中(A)で示
すバルク配線の側壁にサイドウォール(a)35を形成
する。このとき,図中(B)で示すバルク配線は,レジ
ストで覆われているので,その上の第1SiO2 膜34
は,エッチングされずにそのまま残る。
4に対して異方性エッチングを行って,図中(A)で示
すバルク配線の側壁にサイドウォール(a)35を形成
する。このとき,図中(B)で示すバルク配線は,レジ
ストで覆われているので,その上の第1SiO2 膜34
は,エッチングされずにそのまま残る。
【0009】レジストを剥離する。 [工程3,図5]全面に,第2SiO2 膜36を形成す
る。
る。
【0010】[工程4,図5,図6]第2SiO2 膜3
6に対して異方性エッチングを行う。その結果,バルク
配線(A)の側壁にはサイドウォール(b)37が形成
され,バルク配線(B)の側壁にはサイドウォール
(c)38が形成される。
6に対して異方性エッチングを行う。その結果,バルク
配線(A)の側壁にはサイドウォール(b)37が形成
され,バルク配線(B)の側壁にはサイドウォール
(c)38が形成される。
【0011】以上の各工程を経て,ポリシリコン層およ
びタングステンシリサイド(WSi)層から成る2層構
造のバルク配線が完成する。
びタングステンシリサイド(WSi)層から成る2層構
造のバルク配線が完成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のポリシリコン層
およびタングステンシリサイド(WSi)層から成る2
層構造のバルク配線の形成方法には,次の問題があっ
た。
およびタングステンシリサイド(WSi)層から成る2
層構造のバルク配線の形成方法には,次の問題があっ
た。
【0013】(1)サイドウォール形成工程を2回行っ
ているために,手番の増加を招いていた。ポリシリコン
層およびタングステンシリサイド(WSi)層から成る
2層構造のバルク配線は,表層のタングステンシリサイ
ド(WSi)による,半導体装置を構成するトランジス
タなどの素子への汚染を防止するために,その表面を酸
化膜で覆っている。
ているために,手番の増加を招いていた。ポリシリコン
層およびタングステンシリサイド(WSi)層から成る
2層構造のバルク配線は,表層のタングステンシリサイ
ド(WSi)による,半導体装置を構成するトランジス
タなどの素子への汚染を防止するために,その表面を酸
化膜で覆っている。
【0014】また,バルク配線形成工程後のエッチング
工程において,バルク配線の段差に起因するエッチング
残がでる可能性があるために,バルク配線の段差を軽減
する手段として,バルク配線の側壁にサイドウォールを
形成している。
工程において,バルク配線の段差に起因するエッチング
残がでる可能性があるために,バルク配線の段差を軽減
する手段として,バルク配線の側壁にサイドウォールを
形成している。
【0015】サイドウォール形成工程においては,バル
ク配線を覆うように形成した酸化膜のみをエッチングし
なてければならない。しかし,酸化膜のみをエッチング
するようにエッチングを制御することは困難であるので
タングステンシリサイド(WSi)層の表面が露出す
る可能性がある。
ク配線を覆うように形成した酸化膜のみをエッチングし
なてければならない。しかし,酸化膜のみをエッチング
するようにエッチングを制御することは困難であるので
タングステンシリサイド(WSi)層の表面が露出す
る可能性がある。
【0016】このため,バルク配線をタングステンシリ
サイド(WSi)による汚染に対して鈍感な箇所(すな
わち,多少の汚染は許容できる箇所)と敏感な箇所(す
なわち,汚染を完全に防止する必要のある箇所)とに分
類し,1回目のサイドウォール形成は,タングステンシ
リサイド(WSi)の汚染に対して敏感な箇所のバルク
配線をレジストで覆って行い,レジストを剥離した後,
全面に再度酸化膜を形成し,2回目のサイドウォール形
成を行っていた。
サイド(WSi)による汚染に対して鈍感な箇所(すな
わち,多少の汚染は許容できる箇所)と敏感な箇所(す
なわち,汚染を完全に防止する必要のある箇所)とに分
類し,1回目のサイドウォール形成は,タングステンシ
リサイド(WSi)の汚染に対して敏感な箇所のバルク
配線をレジストで覆って行い,レジストを剥離した後,
全面に再度酸化膜を形成し,2回目のサイドウォール形
成を行っていた。
【0017】(2)バルク配線をタングステンシリサイ
ド(WSi)による汚染に対して鈍感な箇所と敏感な箇
所とに分類して2回のサイドウォール形成を行っている
ために,バルク配線上に形成される酸化膜膜厚に違いが
生じる。
ド(WSi)による汚染に対して鈍感な箇所と敏感な箇
所とに分類して2回のサイドウォール形成を行っている
ために,バルク配線上に形成される酸化膜膜厚に違いが
生じる。
【0018】このために段差が生じ,バルク配線形成工
程以降のエッチング工程において,問題が生じていた。
本発明は,上記の問題点を解決して,サイドウォール形
成時におけるタングステンシリサイド(WSi)による
汚染を防止すると共に,サイドウォール形成工程を短縮
することのできる,半導体装置の製造方法,特にバルク
配線の形成方法を提供することを目的とする。
程以降のエッチング工程において,問題が生じていた。
本発明は,上記の問題点を解決して,サイドウォール形
成時におけるタングステンシリサイド(WSi)による
汚染を防止すると共に,サイドウォール形成工程を短縮
することのできる,半導体装置の製造方法,特にバルク
配線の形成方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明に係る半導体装置の製造方法は,ポリシリ
コン層およびタングステンシリサイド(WSi)層から
成る2層構造を有するバルク配線の形成方法であって,
下地上に第1のポリシリコン層を形成する工程と,該第
1のポリシリコン層上に,タングステンシリサイド(W
Si)層を形成する工程と,該タングステンシリサイド
(WSi)層上に,第2のポリシリコン層またはアモル
ファスシリコン層を形成する工程と,前記第1のポリシ
リコン層,タングステンシリサイド(WSi)層,およ
び第2のポリシリコン層またはアモルファスシリコン層
から成る積層体を,バルク配線の形状にパターニングす
る工程と,全面に絶縁膜を形成する工程と,該絶縁膜に
対して,前記第2のポリシリコン層またはアモルファス
シリコン層をストッパーとして異方性エッチングを行っ
て,前記バルク配線の側壁にサイドウォールを形成する
工程とを含むように構成する。
めに,本発明に係る半導体装置の製造方法は,ポリシリ
コン層およびタングステンシリサイド(WSi)層から
成る2層構造を有するバルク配線の形成方法であって,
下地上に第1のポリシリコン層を形成する工程と,該第
1のポリシリコン層上に,タングステンシリサイド(W
Si)層を形成する工程と,該タングステンシリサイド
(WSi)層上に,第2のポリシリコン層またはアモル
ファスシリコン層を形成する工程と,前記第1のポリシ
リコン層,タングステンシリサイド(WSi)層,およ
び第2のポリシリコン層またはアモルファスシリコン層
から成る積層体を,バルク配線の形状にパターニングす
る工程と,全面に絶縁膜を形成する工程と,該絶縁膜に
対して,前記第2のポリシリコン層またはアモルファス
シリコン層をストッパーとして異方性エッチングを行っ
て,前記バルク配線の側壁にサイドウォールを形成する
工程とを含むように構成する。
【0020】図1は,本発明の原理説明図である。図
中,11は下地,12は第1のポリシリコン層,13は
タングステンシリサイド(WSi)層,14は第2のポ
リシリコン層またはアモルファスシリコン層,15は絶
縁膜,16はサイドウォールである。
中,11は下地,12は第1のポリシリコン層,13は
タングステンシリサイド(WSi)層,14は第2のポ
リシリコン層またはアモルファスシリコン層,15は絶
縁膜,16はサイドウォールである。
【0021】以下,図1を用いて,本発明の原理を説明
する。先ず,図1(a)に至る工程を説明する。 下地11上に,第1のポリシリコン層12を形成す
る。
する。先ず,図1(a)に至る工程を説明する。 下地11上に,第1のポリシリコン層12を形成す
る。
【0022】 第1のポリシリコン層上に,タングス
テンシリサイド(WSi)層13を形成する。 タングステンシリサイド(WSi)層13上に,第
2のポリシリコン層(またはアモルファスシリコン層)
14を形成する。
テンシリサイド(WSi)層13を形成する。 タングステンシリサイド(WSi)層13上に,第
2のポリシリコン層(またはアモルファスシリコン層)
14を形成する。
【0023】 第1のポリシリコン層12,タングス
テンシリサイド(WSi)層13,および第2のポリシ
リコン層(またはアモルファスシリコン層)14から成
る積層体を,バルク配線の形状にパターニングする。
テンシリサイド(WSi)層13,および第2のポリシ
リコン層(またはアモルファスシリコン層)14から成
る積層体を,バルク配線の形状にパターニングする。
【0024】 全面に,絶縁膜15を形成する。 次に,図1(b)に至る工程を説明する。 絶縁膜15に対して,第2のポリシリコン層(また
はアモルファスシリコン層)14をストッパーとして異
方性エッチングを行う。その結果,バルク配線の側壁に
サイドウォール16が形成される。
はアモルファスシリコン層)14をストッパーとして異
方性エッチングを行う。その結果,バルク配線の側壁に
サイドウォール16が形成される。
【0025】
【作用】本発明では,ポリシリコン層12およびタング
ステンシリサイド(WSi)層13から成る2層構造の
バルク配線において,タングステンシリサイド(WS
i)層13の表面に第2のポリシリコン層(またはアモ
ルファスシリコン層)14を形成している。その結果,
タングステンシリサイド(WSi)による汚染を防止す
ることが可能になる。
ステンシリサイド(WSi)層13から成る2層構造の
バルク配線において,タングステンシリサイド(WS
i)層13の表面に第2のポリシリコン層(またはアモ
ルファスシリコン層)14を形成している。その結果,
タングステンシリサイド(WSi)による汚染を防止す
ることが可能になる。
【0026】また,タングステンシリサイド(WSi)
層13の表面に形成した第2のポリシリコン層(または
アモルファスシリコン層)14は,絶縁膜15を異方性
エッチングしてサイドウォール16を形成する時に,エ
ッチングのストッパーとして働く。その結果,オーバー
エッチングがかかり過ぎても,タングステンシリサイド
(WSi)層13の表面が露出しなくなる。
層13の表面に形成した第2のポリシリコン層(または
アモルファスシリコン層)14は,絶縁膜15を異方性
エッチングしてサイドウォール16を形成する時に,エ
ッチングのストッパーとして働く。その結果,オーバー
エッチングがかかり過ぎても,タングステンシリサイド
(WSi)層13の表面が露出しなくなる。
【0027】すなわち,本発明によれば,サイドウォー
ル16を形成するときに,タングステンシリサイド(W
Si)層13が露出しなくなるので,タングステンシリ
サイド(WSi)による汚染を無くすことが可能にな
る。したがって,半導体装置の特性を安定化することが
できるようになる。
ル16を形成するときに,タングステンシリサイド(W
Si)層13が露出しなくなるので,タングステンシリ
サイド(WSi)による汚染を無くすことが可能にな
る。したがって,半導体装置の特性を安定化することが
できるようになる。
【0028】また,本発明では,サイドウォール形成工
程は1回しかないので,バルク配線の製造手番を短縮す
ることができる。
程は1回しかないので,バルク配線の製造手番を短縮す
ることができる。
【0029】
【実施例】図2は,本発明の一実施例を示す図である。
以下,図2を用いて,本発明の一実施例を説明する。
以下,図2を用いて,本発明の一実施例を説明する。
【0030】先ず,図2(a)に至る工程を説明する。 下地21上に,CVD法により,膜厚500Åの第
1ポリシリコン層22を形成する。
1ポリシリコン層22を形成する。
【0031】 第1ポリシリコン層22の上に,CV
D法により,膜厚600Åのタングステンシリサイド
(WSi)層23を形成する。 タングステンシリサイド(WSi)層23の上に,
CVD法により,膜厚250Åの第2ポリシリコン層2
4を形成する。
D法により,膜厚600Åのタングステンシリサイド
(WSi)層23を形成する。 タングステンシリサイド(WSi)層23の上に,
CVD法により,膜厚250Åの第2ポリシリコン層2
4を形成する。
【0032】 第1ポリシリコン層22,タングステ
ンシリサイド(WSi)層23,および第2ポリシリコ
ン層24から成る積層体を,フォトリソグラフィ技術お
よびエッチング技術によってパターニングしてバルク配
線を形成する。
ンシリサイド(WSi)層23,および第2ポリシリコ
ン層24から成る積層体を,フォトリソグラフィ技術お
よびエッチング技術によってパターニングしてバルク配
線を形成する。
【0033】 全面に,CVD法により,膜厚100
0ÅのSiO2 膜25を形成する。 次に,図2(b)に至る工程を説明する。 SiO2 膜25に,RIEなどの異方性エッチング
を施す。この酸化膜エッチング時に,第2ポリシリコン
層24の表面が露出するが,通常の酸化膜エッチャー
(例えば,東京エレクトロン製エッチャーTE−500
0)は,ポリシリコンとの選択比が約10あるので,オ
ーバーエッチングが過剰にかかっても,第2ポリシリコ
ン層24が,SiO2 膜25に対する異方性エッチング
のストッパーとして働くため,タングステンシリサイド
(WSi)層23が露出することは無い。
0ÅのSiO2 膜25を形成する。 次に,図2(b)に至る工程を説明する。 SiO2 膜25に,RIEなどの異方性エッチング
を施す。この酸化膜エッチング時に,第2ポリシリコン
層24の表面が露出するが,通常の酸化膜エッチャー
(例えば,東京エレクトロン製エッチャーTE−500
0)は,ポリシリコンとの選択比が約10あるので,オ
ーバーエッチングが過剰にかかっても,第2ポリシリコ
ン層24が,SiO2 膜25に対する異方性エッチング
のストッパーとして働くため,タングステンシリサイド
(WSi)層23が露出することは無い。
【0034】SiO2 膜25に対する異方性エッチング
の結果,第1ポリシリコン層22,タングステンシリサ
イド(WSi)層23,および第2ポリシリコン層24
から成る積層体で構成されるバルク配線の側壁にサイド
ウォール26が形成される。
の結果,第1ポリシリコン層22,タングステンシリサ
イド(WSi)層23,および第2ポリシリコン層24
から成る積層体で構成されるバルク配線の側壁にサイド
ウォール26が形成される。
【0035】以上の各工程を経て,本発明のバルク配線
が完成する。本実施例では,タングステンシリサイド
(WSi)層23の上に第2ポリシリコン層24を形成
する例を示したが,タングステンシリサイド(WSi)
層23の上にアモルファスシリコン層を形成しても,本
実施例と同じ効果が得られる。
が完成する。本実施例では,タングステンシリサイド
(WSi)層23の上に第2ポリシリコン層24を形成
する例を示したが,タングステンシリサイド(WSi)
層23の上にアモルファスシリコン層を形成しても,本
実施例と同じ効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば,ポリシリコン層および
タングステンシリサイド(WSi)層から成る2層構造
を有するバルク配線の形成方法において,サイドウォー
ル形成時におけるタングステンシリサイド(WSi)に
よる汚染を防止すると共に,サイドウォール形成工程を
短縮することが可能になる。
タングステンシリサイド(WSi)層から成る2層構造
を有するバルク配線の形成方法において,サイドウォー
ル形成時におけるタングステンシリサイド(WSi)に
よる汚染を防止すると共に,サイドウォール形成工程を
短縮することが可能になる。
【0037】したがって,本発明は,半導体装置の特性
の向上,および半導体装置の製造手番の短縮に寄与する
ところが大きい。
の向上,および半導体装置の製造手番の短縮に寄与する
ところが大きい。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】従来例の工程1を示す図である。
【図4】従来例の工程2を示す図である。
【図5】従来例の工程3を示す図である。
【図6】従来例の工程4を示す図である。
11 下地 12 第1のポリシリコン層 13 タングステンシリサイド層 14 第2のポリシリコン層(アモルファスシリコン
層) 15 絶縁膜 16 サイドウォール
層) 15 絶縁膜 16 サイドウォール
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリシリコン層およびタングステンシリ
サイド(WSi)層から成る2層構造を有するバルク配
線の形成方法であって, 下地上に第1のポリシリコン層を形成する工程と, 該第1のポリシリコン層上に,タングステンシリサイド
(WSi)層を形成する工程と, 該タングステンシリサイド(WSi)層上に,第2のポ
リシリコン層またはアモルファスシリコン層を形成する
工程と, 前記第1のポリシリコン層,タングステンシリサイド
(WSi)層,および第2のポリシリコン層またはアモ
ルファスシリコン層から成る積層体を,バルク配線の形
状にパターニングする工程と, 全面に絶縁膜を形成する工程と, 該絶縁膜に対して,前記第2のポリシリコン層またはア
モルファスシリコン層をストッパーとして異方性エッチ
ングを行って,前記バルク配線の側壁にサイドウォール
を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21017392A JPH0661226A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21017392A JPH0661226A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661226A true JPH0661226A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16584991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21017392A Pending JPH0661226A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661226A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0836222A1 (en) * | 1996-10-08 | 1998-04-15 | Texas Instruments Incorporated | Interconnect structure comprising semiconductor material |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21017392A patent/JPH0661226A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0836222A1 (en) * | 1996-10-08 | 1998-04-15 | Texas Instruments Incorporated | Interconnect structure comprising semiconductor material |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010925 |