JP3246806B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP3246806B2
JP3246806B2 JP16108393A JP16108393A JP3246806B2 JP 3246806 B2 JP3246806 B2 JP 3246806B2 JP 16108393 A JP16108393 A JP 16108393A JP 16108393 A JP16108393 A JP 16108393A JP 3246806 B2 JP3246806 B2 JP 3246806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
photoresist
etching
interlayer insulating
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16108393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0778999A (ja
Inventor
規之 下地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP16108393A priority Critical patent/JP3246806B2/ja
Publication of JPH0778999A publication Critical patent/JPH0778999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3246806B2 publication Critical patent/JP3246806B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関するものであり、特にスタックゲートのエッチン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、EPROM,FLASHメモリ
等の半導体記憶装置では、メモリセルを構成するメモリ
セル領域とその周辺部に周辺トランジスタ領域が設けら
れる。メモリセル領域と周辺トランジスタ領域における
スタックゲートの形成方法には以下のような方法があっ
た。
【0003】第1の製法を図4に示す。まず、図4Aに
示すように、基板全面にシリコン酸化膜9を形成する。
メモリセル領域M1にポリシリコン層4を形成する。シ
リコン酸化膜4上に層間絶縁膜7を形成する。この状態
から、全面にポリサイド層6を形成する。つぎに、メモ
リセル領域M1については、選択的にホトレジスト31
で覆い、周辺トランジスタ領域M2については全面をホ
トレジスト32で覆う。この状態で、エッチングして、
ポリシリコン層4、層間絶縁膜7、およびポリサイド層
6を成形する。これにより、メモリセル領域M1にフロ
ーティングゲート14、層間絶縁膜17およびコントロ
ールゲート電極16を備えたスタックゲート13が形成
される。
【0004】つぎに、ホトレジスト31、32を除去し
た後、図4Bに示すように、周辺トランジスタ領域M2
を選択的にホトレジスト42で覆い、メモリセル領域M
1については全面をホトレジスト41で覆う。この状態
で、エッチングし、ポリサイド層6を成形し、メモリセ
ル領域M2にスタックゲートを形成する。
【0005】このように、第1の方法では、メモリセル
領域M1と周辺トランジスタ領域M2とを別々にエッチ
ングすることにより、層厚の異なるスタックゲートを形
成していた。
【0006】図5に、第2の方法を示す。まず、図5A
に示すように、基板全面にシリコン酸化膜9を形成す
る。メモリセル領域M1にポリシリコン層4を形成す
る。シリコン酸化膜4上に層間絶縁膜7を形成する。こ
の状態から、全面にポリサイド層6を形成する。ここま
では、第1の方法と同じである。この状態から、メモリ
セル領域M1、周辺トランジスタ領域M2ともに、選択
的にホトレジスト11、12で覆う。この状態で、エッ
チングして、ポリサイド層6を成形する。これにより、
メモリセル領域M1にコントロールゲート電極16が形
成され、周辺トランジスタ領域M2のスタックゲート2
8が形成される。
【0007】つぎに、ホトレジスト11、12を残した
まま、図5Bに示すように、周辺トランジスタ領域M2
全面をホトレジスト22で覆う。この状態で、エッチン
グし、ポリシリコン層4、および層間絶縁膜7を成形
し、メモリセル領域M1にスタックゲートを形成する。
【0008】このように、第2の方法では、メモリセル
領域M1と周辺トランジスタ領域M2との共通の層をま
ずエッチングし、その後、層厚の厚い領域だけさらにエ
ッチングして、スタックゲートを形成していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスタックゲートの製法においては、次のような問
題があった。
【0010】一般に、エッチングが終了したか否かを判
定については、エッチング工程において生成されるエッ
チング生成物発生量の変化率を監視することにより、行
なっている。しかし、第1の方法では、ポリサイド層6
のエッチングする場合に、メモリセル領域M1と周辺ト
ランジスタ領域M2とを別々にエッチングするようにし
ている。したがって、基板全面をエッチングする場合と
比べて、エッチング領域がほぼ半分になり、エッチング
生成物発生量の絶対量が少なくなる。これにより、エッ
チング生成物発生量の変化率が低くなり、エックングの
終点を検出するのが困難である。
【0011】また、第2の方法では、つぎのような欠点
があった。この方法では、メモリセル領域M1をエッチ
ングする際、周辺トランジスタ領域M2はエッチングさ
れないように保護する必要がある。すなわち、ホトレジ
スト12の上に、塗り残しが無いようにホトレジスト2
2を塗布する必要がある。一般に、ホトレジストの塗布
は、スピンオフ法にて行なわれる。しかし、数μmの層
厚のホトレジスト12がじゃまして、隙間なく新たにホ
トレジストを塗布するのは困難である。
【0012】この場合、ホトレジスト22の厚みを厚く
すれば、塗り残しが無いようにホトレジスト22を塗布
することができるが、材料および形成工程に時間がかか
る。さらに、第2の方法では、ホトレジスト22の形成
において露光に失敗した場合、一旦失敗したホトレジス
トをはがす必要がある。しかし失敗したホトレジストを
はがす際、メモリセル領域M1に既に形成されているホ
トレジスト11も一緒に剥がれてしまう。この場合、既
に形成されているコントロールゲート電極16の上に同
じ形状のホトレジストを再生するのは困難である。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解決
し、エッチングの終点の検出が容易で、かつホトレジス
ト形成に失敗した場合でも、再度レジストを形成するこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置の
製造方法においては、半導体基板の第1基板領域上に第
1の層を形成する工程、前記第1の層の上に層間絶縁膜
を形成する行程、前記第1基板領域上および前記第1基
板領域以外の半導体基板領域である第2基板領域上に第
2の層を形成する工程、前記第2の層の上に、ホトレジ
スト以外の材料で構成された第3の層を形成する工程、
前記第3の層を部分的にホトレジストで覆い、前記第3
の層および前記第2の層を選択的にエッチングする工
程、前記ホトレジストを削除するとともに、前記第2基
板領域をホトレジストで覆う工程、選択的にエッチング
された前記第3の層をマスクとして、前記層間絶縁膜お
よび前記第1の層を選択的にエッチングする工程を備
え、前記第3の層は、前記層間絶縁膜および前記第1の
層のエッチング行程中、マスクとして機能する材質で構
成されていることを特徴とする。請求項2の半導体装置
の製造方法においては、半導体基板の第1基板領域上に
第1の層を形成する工程、前記第1の層の上に層間絶縁
膜を形成する行程、前記第1基板領域上および前記第1
基板領域以外の半導体基板領域である第2基板領域上に
第2の層を形成する工程、前記第2の層の上に、ホトレ
ジスト以外の材料で構成された第3の層を形成する工
程、 前記第3の層を部分的にホトレジストで覆い、前
記第3の層および前記第2の層を選択的にエッチングす
る工程、前記ホトレジストを削除するとともに、前記第
2基板領域をホトレジストで覆う工程、選択的にエッチ
ングされた前記第3の層をマスクとして、前記層間絶縁
膜および前記第1の層を選択的にエッチングする工程を
備え、前記第3の層は、前記層間絶縁膜および前記第1
の層のエッチング行程中、マスクとして機能するような
層厚で構成されていることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の半導体装置の製造方法においては、
前記第2の層の上に、ホトレジスト以外の材料で構成さ
れた第3の層を形成し、前記第3の層を部分的にホトレ
ジストで覆い、前記第2および第3の層を選択的にエッ
チングする。このように、前記第2の層全面を1度にエ
ッチングするので、エッチングの終点の検出が容易であ
る。
【0016】また、前記第2基板領域をホトレジストで
覆ったのち、前記第3の層および前記第2の層を選択的
にエッチングする。したがって、前記第2基板領域のホ
トレジスト形成に失敗した場合でも、前記第1の層用の
マスクに影響を与えることなく、前記第2基板領域に再
度ホトレジストを形成することができる。また、選択的
にエッチングされた前記第3の層をマスクとして、前記
層間絶縁膜および前記第1の層を選択的にエッチングす
る工程を備え、前記第3の層は、前記層間絶縁膜および
前記第1の層のエッチング行程中、マスクとして機能す
るような層厚で構成されている。これにより、前記第3
の層が、第1の層のエッチング終了までマスクとして機
能する。
【0017】請求項2の半導体装置の製造方法において
は、選択的にエッチングされた前記第3の層をマスクと
して、前記層間絶縁膜および前記第1の層を選択的にエ
ッチングする工程を備え、前記第3の層は、前記層間絶
縁膜および前記第1の層のエッチング行程中、マスクと
して機能するような層厚で構成されている。したがっ
て、前記第3の層を第1の層のエッチング終了までマス
クとして機能させることができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について説明する。図1〜
図3に、本発明の一実施例であるEPROMの製造方法
を示す。まず、図1Aに示すように、LOCOS法によ
りフィールド酸化層101を形成し、素子分離を行う。
つぎに、全面に、10nmのシリコン酸化膜(Si
2)を希釈酸化により形成する。これにより、第1基
板領域であるメモリセル領域M1の素子形成領域103
にトンネル酸化膜18が形成される。また、第2基板領
域である周辺トランジスタ領域M2の素子形成領域10
2上がシリコン酸化膜で覆われる。
【0019】つぎに、化学気相成長(CVD)法を用い
て基板全面に200nmの厚みで第1の層であるポリシ
リコン層4を形成した後、ホトレジストを用いて、ポリ
シリコン層4を図1Bに示すようにエッチングする。
【0020】この状態で、基板全面に層間絶縁膜17を
形成した後、ホトレジストを用いて、層間絶縁膜17を
図1Cに示すようにエッチングする。なお、本実施例に
おいては、層間絶縁膜17は、30nmのシリコン酸化
膜を希釈酸化により形成した。
【0021】さらに、周辺トランジスタ領域M2の素子
形成領域102上のシリコン酸化膜を除去した後、25
nmのゲート酸化膜(SiO2)8を形成する。
【0022】つぎに、図2Aに示す様に、CVD法を用
いて第2の層であるポリサイド層6を300nmの厚み
で形成するとともに、第3の層であるシリコン酸化膜
(SiO2)24を100nmの厚みで形成する。な
お、本実施例においては、ポリサイド層6の形成につい
ては、ポリシリコン層上に、シリサイドとしてタングス
テンシリコン(WSi)を用いて形成した。
【0023】その後、図2Bに示すように、メモリセル
領域M1および周辺トランジスタ領域M2上に、ホトレ
ジスト51、52を形成する。そして、ホトレジスト5
1、52をマスクとしてポリサイド層6およびシリコン
酸化膜24をエッチングした後、ホトレジスト51、5
2を取り除く。
【0024】これにより、図2Cに示す様に、周辺トラ
ンジスタ領域M2の素子形成領域102には、ゲート電
極26およびシリコン酸化膜24が形成される。また、
メモリセル領域M1の素子形成領域103にはコントロ
ールゲート電極16およびシリコン酸化膜24が形成さ
れる。
【0025】つぎに、図3Aに示すように、周辺トラン
ジスタ領域M2については全面をホトレジスト31で覆
う。この状態で、エッチングすることにより、メモリセ
ル領域M1についてはシリコン酸化膜24をマスクとし
て、層間絶縁膜17およびポリシリコン層4が成形され
る(図3B参照)。これにより、メモリセル領域M1に
フローティングゲート14、層間絶縁膜17およびコン
トロールゲート電極16を備えたスタックゲート13が
形成される。
【0026】本実施例においては、層間絶縁膜17がシ
リコン酸化膜で構成している為、第3膜と層間絶縁膜1
7のエッチングレートは等しい。
【0027】また、ポリシリコン層4のエッチングは、
CF4ガスを用いた。これにより、ポリシリコン層4と
シリコン酸化膜24とのエッチングレートは5:1とな
る。
【0028】その後、ホトレジスト31を除去し、不純
物をイオン注入しソース、ドレイン等を形成し、CVD
法を用いて層間絶縁膜(BPSG)を形成し、開口部を
設けて、ソース電極、ドレイン電極等を形成する(図示
せず)。
【0029】このように、本実施例においては、シリコ
ン酸化膜24をシリサイド層6の上に形成しておき、周
辺トランジスタ領域M2をホトレジスト31で覆ったの
ち、選択的にエッチングされたシリコン酸化膜24をマ
スクとして、ポリシリコン層4および層間絶縁膜17を
選択的にエッチングする。したがって、ホトレジスト3
1の形成において、塗布または露光段階で作業に失敗し
ても、再度ホトレジストを形成することができる。
【0030】なお、層間絶縁膜17はシリコン酸化膜で
形成している為、層間絶縁膜17とシリコン酸化膜24
とのエッチングレートが1:1であるが、シリコン酸化
膜24の厚みは100nmであり、層間絶縁膜17の厚
みは50nmである。したがって、層間絶縁膜17のエ
ッチング終了時にも、シリコン酸化膜24の厚みは50
nm残存し、シリコン酸化膜24をマスクとして機能さ
せることができる。
【0031】この状態で、シリコン酸化膜24の厚みは
50nm残存しており、ポリシリコン層4の厚みは20
0nmである。ここで、ポリシリコン層4をエッチング
については、ポリシリコン層4とシリコン酸化膜24と
のエッチングレートが5:1となる条件で行なってい
る。したがって、ポリシリコン層4のエッチング終了ま
で、シリコン酸化膜24をマスクとして機能させること
ができる。
【0032】なお、上記実施例において、第1の層であ
るポリシリコン層4のエッチング終了まで、第3の層で
あるシリコン酸化膜24をより確実にマスクとして機能
させる為には、シリコン酸化膜24の層厚をより厚くす
ればよい。
【0033】また、本実施例においては、シリコン酸化
膜24をホトレジスト51、52で覆い、ポリサイド層
16を選択的にエッチングする。このようにポリサイド
層16全面を1度にエッチングするので、エッチング生
成物が減ることなく、その発生量の変化率を検出するこ
とが容易となり、エッチング工程の終点検出が容易であ
る。
【0034】このように、本実施例においては、第3の
層の材質として、第1の層であるポリシリコン層4と異
なる材質であるシリコン酸化膜を採用している。このよ
うに、第3の層と第1の層の材質が異なる場合は通常両
者のエッチングレートが異なる為、両者の膜厚にそれほ
ど差を設けることなく、第1の層のエッチング終了ま
で、第3の層をマスクとして用いることができる。
【0035】これに対して、第3の層と第1の層の材質
とを同じにしてもよい。この場合は、第3の層の層厚を
厚くすることにより、第1の層のエッチング終了まで第
3の層をマスクとして用いることができる。なお、上記
実施例の様に第1の層と第2の層との間に、別の層があ
る場合は、当該別の層を選択的にエッチングできるエッ
チャントを用いればよい。
【0036】なお、本実施例においては、第3の層をシ
リコン酸化膜で形成しているが、他の物質、例えば、シ
リコン窒化膜等で第3の層を構成してもよい。この場
合、エッチング条件を、層間絶縁膜17およびポリシリ
コン層4のエッチング終了まで、シリコン窒化膜をマス
クとして機能させる条件で行なえばよい。
【0037】このように、第3の層は、マスクとして第
1の層を選択的にエッチングできるようなものであれ
ば、膜厚および材質はどのようなものであってもよい。
特に、第3の層をシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜
の絶縁物質で構成した場合、スタックゲート13又はゲ
ート電極26の上に形成した状態でも、特に半導体装置
として用いるのに不都合がないので、これらを除去する
工程は、不要となる。
【0038】また、層厚または材質のいずれか一方では
なく、層厚および材質の双方を変化させるようにしても
よい。
【0039】なお、本実施例においては、シリコン酸化
膜24はCVD法を用いて形成したが、熱酸化によって
形成してもよい。第3の層にシリコン窒化膜を用いる場
合も同様である。
【0040】また、層間絶縁膜17を、シリコン酸化膜
・シリコン窒化膜・シリコン酸化膜の3層から構成され
るONO膜で形成してもよい。例えば、10nmのシリ
コン酸化膜の上に20nmのシリコン窒化膜を形成し、
その上に、5nmのシリコン酸化膜を形成した場合、エ
ッチング条件として、CHF3とO2の混合ガスを用いて
エッチングを行なえばよい。
【0041】このような条件でエッチングを行なうこと
により、層間絶縁膜17およびポリシリコン層4のエッ
チング終了まで、シリコン窒化膜をマスクとして機能さ
せることができる。
【0042】なお、本実施例においては、EPROMに
用いた場合について説明したが、これに限らず、層厚の
異なるスタックゲートを有する半導体装置であれば、ど
のようなものにも応用することができる。
【0043】また、本実施例においては、第1の層と第
2の層との間に、層間絶縁膜が形成されているが、第1
の層と第2の層との間にこのような絶縁膜がないものに
も応用することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の半導体装置の製造方法におい
ては、前記第2の層の上に、ホトレジスト以外の材料で
構成された第3の層を形成し、前記第3の層を部分的に
ホトレジストで覆い、前記第2および第3の層を選択的
にエッチングする。したがって、エッチングの終点の検
出が容易である。また、前記第2基板領域をホトレジス
トで覆ったのち、選択的にエッチングされた前記第3の
層をマスクとして、前記層間絶縁膜および前記第1の層
を選択的にエッチングする。したがって、再度ホトレジ
ストを形成することができる。すなわち、エッチングの
終点の検出が容易で、かつホトレジスト形成に失敗した
場合でも、再度ホトレジストを形成することができる半
導体装置の製造方法を提供することができる。また、前
記第3の層は、前記層間絶縁膜および前記第1の層のエ
ッチング行程中、マスクとして機能するような層厚で構
成されている。これにより、第1基板領域の層間絶縁膜
を、周辺トランジスタ領域のゲート絶縁膜の材質に関わ
りなく、前記層間絶縁膜を自己整合的にエッチングする
ことができる。
【0045】請求項2の半導体装置の製造方法において
は、選択的にエッチングされた前記第3の層をマスクと
して、前記層間絶縁膜および前記第1の層を選択的にエ
ッチングする工程を備え、前記第3の層は、前記層間絶
縁膜および前記第1の層のエッチング行程中、マスクと
して機能するような層厚で構成されている。第1基板領
域の層間絶縁膜を、周辺トランジスタ領域のゲート絶縁
膜の材質に関わりなく、前記層間絶縁膜を自己整合的に
エッチングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるEPROMの製造工程を示す図
である。
【図2】本発明にかかるEPROMの製造工程を示す図
である。
【図3】本発明にかかるEPROMの製造工程を示す図
である。
【図4】従来のEPROMの製造方法を示す図である。
【図5】従来のEPROMの製造方法を示す図である。
【符号の説明】
4・・・・・・・ポリシリコン層 6・・・・・・・ポリサイド層 17・・・・・・層間絶縁膜 24・・・・・・シリコン酸化膜 51,52・・・ホトレジスト 31・・・・・・ホトレジスト M1・・・・・・・メモリセル領域 M2・・・・・・・周辺トランジスタ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/112 - 27/115 H01L 29/788

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の第1基板領域上に第1の層を
    形成する工程、前記第1の層の上に層間絶縁膜を形成する行程、 前記第1基板領域上および前記第1基板領域以外の半導
    体基板領域である第2基板領域上に第2の層を形成する
    工程、 前記第2の層の上に、ホトレジスト以外の材料で構成さ
    れた第3の層を形成する工程、 前記第3の層を部分的にホトレジストで覆い、前記第3
    の層および前記第2の層を選択的にエッチングする工
    程、 前記ホトレジストを削除するとともに、前記第2基板領
    域をホトレジストで覆う工程、 選択的にエッチングされた前記第3の層をマスクとし
    て、前記層間絶縁膜および前記第1の層を選択的にエッ
    チングする工程、 を備えた半導体装置の製造方法であって、前記第3の層は、前記層間絶縁膜および前記第1の層の
    エッチング行程中、マスクとして機能する材質で構成さ
    れていること、 を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体基板の第1基板領域上に第1の層を
    形成する工程、前記第1の層の上に層間絶縁膜を形成する行程、 前記第1基板領域上および前記第1基板領域以外の半導
    体基板領域である第2基板領域上に第2の層を形成する
    工程、 前記第2の層の上に、ホトレジスト以外の材料で構成さ
    れた第3の層を形成する工程、 前記第3の層を部分的にホトレジストで覆い、前記第3
    の層および前記第2の層を選択的にエッチングする工
    程、 前記ホトレジストを削除するとともに、前記第2基板領
    域をホトレジストで覆う工程、 選択的にエッチングされた前記第3の層をマスクとし
    て、前記層間絶縁膜および前記第1の層を選択的にエッ
    チングする工程、 を備えた半導体装置の製造方法であって、前記第3の層は、前記層間絶縁膜および前記第1の層の
    エッチング行程中、マスクとして機能するような層厚で
    構成されていること、 を特徴とする半導体装置の製造方法。
JP16108393A 1993-06-30 1993-06-30 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3246806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16108393A JP3246806B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16108393A JP3246806B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0778999A JPH0778999A (ja) 1995-03-20
JP3246806B2 true JP3246806B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=15728302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16108393A Expired - Fee Related JP3246806B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3246806B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4683685B2 (ja) * 2000-01-17 2011-05-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法、フラッシュメモリの製造方法、およびスタティックランダムアクセスメモリの製造方法
JP2002009056A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Mitsubishi Electric Corp 微細パターン形成方法およびその方法により製造した装置
JP2007234861A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2011129936A (ja) * 2011-01-06 2011-06-30 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法、フラッシュメモリの製造方法、およびスタティックランダムアクセスメモリの製造方法ならびにフラッシュメモリ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0778999A (ja) 1995-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6551913B1 (en) Method for fabricating a gate electrode of a semiconductor device
US5872063A (en) Self-aligned contact structures using high selectivity etching
JP4606967B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP3241020B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3532134B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3246806B2 (ja) 半導体装置の製造方法
EP1415338B1 (en) Dual layer hard mask for edram gate etch process
US6306707B1 (en) Double layer hard mask process to improve oxide quality for non-volatile flash memory products
JP3202307B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6759320B2 (en) Method of reducing overetch during the formation of a semiconductor device
US6784056B2 (en) Flash memory cell process using a hardmask
JPH0671070B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP3172229B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6667210B2 (en) Flash memory cell process using a hardmask
JPH05226333A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3820696B2 (ja) 半導体集積回路及びその製造方法
JPH11135628A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3132847B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100342874B1 (ko) 이종 감광막을 이용한 콘택 형성방법
JP2000164865A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH1065000A (ja) 半導体装置のコンタクトホール形成方法
JPH0481323B2 (ja)
JPH0653217A (ja) 電極構造形成方法、及び半導体装置の製造方法
JPH07221289A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000021815A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees