JPH066098Y2 - バケットエレベータ用バケット - Google Patents

バケットエレベータ用バケット

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JPH066098Y2
JPH066098Y2 JP1988066223U JP6622388U JPH066098Y2 JP H066098 Y2 JPH066098 Y2 JP H066098Y2 JP 1988066223 U JP1988066223 U JP 1988066223U JP 6622388 U JP6622388 U JP 6622388U JP H066098 Y2 JPH066098 Y2 JP H066098Y2
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JP
Japan
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plate
bucket
bottom plate
fixed
side plates
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988066223U
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English (en)
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JPH01169521U (ja
Inventor
英俊 渕上
Original Assignee
株式会社ニッチツ
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Publication date
Application filed by 株式会社ニッチツ filed Critical 株式会社ニッチツ
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、多湿な泥土類等の被転送物を掬い取って別位
置に移送するのに用いられるバケットエレベータ用バケ
ットの改良に関するものである。
従来の技術 従来、この種のバケットエレベータとしては第5図で示
すように上下方向に旋回動する無端ベルと1を備え、被
転送物を掬い取って移送するバケット2を無端ベルト1
の定間隔毎に複数個装備したものが知られている。
そのバケットエレベータ用のバケット2としては、その
無端ベルト1のベルト面に取付け固定される背板2a
と、この背板2aで間隔設定されて直角方向前方に突出
位置する左右の側板2bと、その側板2bの突端側に掛
渡し装備される掻き板兼前板2cと、この掻き板兼前板
2cと背板2aとの間に前後の各端部を押え板2d,2
eで挾圧固定することにより側板2bの間隔内で撓み変
形自在に張設された底板2fとからなるものが装備され
ている(実公昭61−36487)。
このバケット2では、無端ベルト1が旋回動するのに伴
って被転送物を掬い取って下位から上位に移動し、最上
位から下向きに移動するときに底板2fが撓み反転する
ことにより被転送物を底板2fから剥離させて放出する
ようになっている。
そのバケット2では、底板2fが背板2aとの掻き板兼
前板2cとで常時受止め支持されているため、被転送物
を収容したときでも形状的に概ね変わらないことにより
被転送物を安定よく移送することができる。この反面、
バケット2が無端ベルト1の最上位から下向きに移動す
るのに際しても底板2fが形状的に大きく変わらないた
め、特に、被転送物が多湿な泥土類であると前方に大き
く投げ出せるような遠心力を発揮することができない。
また、底板2fの後端部が背板2aと押え板2dで挾持
することにより無端ベルト1のベルト面にあてがい固定
されているため、その周辺部には第6図で示す如く被転
送物Xが付着残存し易い等の欠点がある。
考案が解決しようとする課題 本考案は、底板が大きな遠心力で撓み変形することによ
り被転送物を残存させずに前方に大きく投出できるよう
改良したバケットエレベータ用バケットを提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本考案に係るバケットエレベータ用バケットにおいて
は、上下方向に旋回動する無端ベルトのベルト面に取付
け固定される背板と、その背板の両側部に取付け固定さ
れて直角方向前方に突出位置する左右の側板と、各側板
の突端間に掛渡し固定される前板と、前端部が前記前板
にあてがい固定されて各側板の板面間に略U字状に装備
される撓み変形自在な底板と、更に、前記背板の板面か
ら所定の間隔を隔て側板の板面間に掛渡し配置される支
軸とを備え、前記底板の後端部を該支軸の軸線上で回転
自在に軸支することにより構成されている。
作用 このバケットエレベータ用バケットでは、背板の板面か
ら所定の間隔を隔て側板の板面間に掛渡し配置された支
軸の軸線上で底板の後端部を回転自在に軸支することか
ら、当該バケットが無端ベルトの最上位側に移動するの
に伴って底板が支軸を中心に背板寄りに変形すると共に
被転送物をバケット内でズレ移動させ、また、無端ベル
トの最上位から下向きに移動するのに伴って支軸を中心
に大きな遠心力で反転することから被転送物を残存させ
ずに全てを前方に投げ出せるようになる。
実施例 以下、第1〜4図を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
このバケットエレベータ用バケットは、多湿な粉状乃至
は塊状の泥土類を掬い取って上方の別位置に搬出するべ
く、第1図で示すように上下方向に旋回動する無端ベル
ト1の定間隔毎に複数個備え付けられている。そのバケ
ット2は後述する各部からなるバケット枠部20を備
え、このバケット枠部20の内側に略U字状の底板21
を撓み変形自在に張設することにより構成されている。
バケット枠部20は背板20a(20b)を無端ベルト
1のベルト面にボルト20cで締付け固定し、この背板
20aの両側部から直角方向前方に左右の側板20d
(片側のみ図示)を突出位置すると共に、その側板20
dの突端間に掻き板兼用の前板20eを掛渡し装着する
ことにより形成されている。
底板21は前端部21aを掻き板兼用の前板20eに押
え板22で挾み込むと共にボルト23で締付け固定し、
後端部21bを後述する支軸で回転自在に軸支すること
により各側板20dの板面間に略U字状に張設されてい
る。この底板21は撓み変形自在なゴム帯状体でなり、
後端部21bをブラケット板24と押え板25とで挾持
すると共にボルト26で締め付けることにより左右の側
縁辺を側板20dの各板面に摺接自在に位置させて掻き
板兼前板20eとの間に略U字状の形状保持するよう張
設されている。ブラケット板24は、第2図で示すよう
に上側辺に沿って円筒状の筒部24aを持ち、その筒部
24aの径内に挿通される支軸24bで回転自在に軸支
されている。支軸24bは背板20aの板面から所定の
間隔Gを隔て側板20dの各板面間に掛渡し配置すると
共に、ナット24cで締付け固定することによりブラケ
ット板24の筒部24aを遊嵌支持するよう装備されて
いる。
このように構成するバケットエレベータ用バケット2で
は、無端ベルト1が旋回動するのに伴って被転送物を掻
き板兼前板20eで掻き取ってバケット内に掬い取り、
また、無端ベルト1の最上位から下向き移動するのに伴
って底板21が変形反転することにより被転送物を排出
する。そのバケット2が無端ベルト1の最上位に移動す
ると、底板21は支軸24bを中心に間隔Gで背板20
a寄りに撓むことにより被転送物をバケット内でズレ移
動させる。この撓み状態からバケット2が下向きに移動
すると、底板21は第3図で示すようにブラケット板2
4の筒部24aが支軸24bの軸線上で回転することに
より撓み変形し、その撓み変形で遠心力が大きく作用す
ることから被転送物を前方に勢いよく投げ出すことがで
きる。従って、被転送物がバケット内に付着残存するの
を防ぐことができる。
なお、多少の被転送物が下方に位置するバケット2に向
って落下することがあっても、第4図で示すように被転
送物の放出と共に底板21が弾発復元する際に間隔Gか
ら下方に落下させることができるから底板21の裏面に
滞留固着することも防ぐことができる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係るバケットエレベータ用バケッ
トに依れば、被転送物がバケット内に付着残存すること
がないため、極めて能率よく被転送物を移送することを
可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバケットエレベータ用バケットを
示す側断面図、第2図は同バケットの一部を切り欠いて
示す正面図、第3,4図は同バケットの作用説明図、第
5図は従来例に係るバケットエレベータ用バケットを示
す側断面図、第6図は同バケットの問題点を示す説明図
である。 1:無端ベルト、20a:背板、20d:側板、20
e:前板、21:底板、21a:底板の前端部、21
b:底板の後端部、24:支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に旋回動する無端ベルトのベルト
    面に取付け固定される背板と、その背板の両側部に取付
    け固定されて直角方向前方に突出位置する左右の側板
    と、各側板の突端間に掛渡し固定される前板と、前端部
    が前記前板にあてがい固定されて各側板の板面間に略U
    字状に装備される撓み変形自在な底板と、更に、前記背
    板の板面から所定の間隔を隔て側板の板面間に掛渡し配
    置される支軸とを備え、前記底板の後端部を該支軸の軸
    線上で回転自在に軸支してなることを特徴とするバケッ
    トエレベータ用バケット。
JP1988066223U 1988-05-19 1988-05-19 バケットエレベータ用バケット Expired - Lifetime JPH066098Y2 (ja)

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JPH01169521U JPH01169521U (ja) 1989-11-30
JPH066098Y2 true JPH066098Y2 (ja) 1994-02-16

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KR101635119B1 (ko) * 2016-01-20 2016-06-30 (주)원우이엔지 연속식 하역장치용 버킷 및 이를 구비한 연속식 하역장치

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