JPH0660972B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0660972B2
JPH0660972B2 JP60170775A JP17077585A JPH0660972B2 JP H0660972 B2 JPH0660972 B2 JP H0660972B2 JP 60170775 A JP60170775 A JP 60170775A JP 17077585 A JP17077585 A JP 17077585A JP H0660972 B2 JPH0660972 B2 JP H0660972B2
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JP
Japan
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solid
light
sid
image pickup
state image
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JP60170775A
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JPS6231820A (ja
Inventor
幸治 高村
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0018Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for preventing ghost images

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば内視鏡の挿入部の先端構成部に組み
込まれる撮像装置に関する。
〔従来の技術〕 内視鏡にあっては、特開昭58−69528号公報にも
示すように先端構成部内にSID(固体撮像素子)を設
けたものが知られている。こうした内視鏡に用いられる
SIDには、第5図および第6図に示すように絶縁性の
ベースa上にSIDチップbを載せ、そのSIDチップ
bの回路終端部c…とベースaの周囲側にあるランドd
…とをワイヤーe…でそれぞれ接続するとともに、 SIDチップa,ランドd…,ワイヤーe…を包み込む
ようエポキシ層fを設けた構造が用いられ、SIDの入
射前面から入射する像を電気信号に変換して取り出すよ
うにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、内視鏡では良好な画像が得られることが性能
上、要求されるが、SIDのチップ面の周囲にある、配
線用の回路終端部c…,ランドd…,ワイヤーe…など
は電気伝導性を良くするために、従来から金,銀,銅が
用いられている。こうした金属は、反射率が高く、これ
ゆえ第7図に示すようにSIDの受光面g以外の回路終
端部c…,ランドd…などに光が入射すると、乱反射を
起こしてその反射光が受光面に達する問題がある。こう
した反射光の入射は、フレアーやゴーストの原因となっ
て画像を損うものであった。この発明は、このような問
題点に着目してなされたもので、フレアーやゴーストを
防止することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この撮像装置では、固体撮像素子16の入射前面に、固
体撮像素子16の受光面16b以外の部分へ入射する光
を遮断する、反射防止処理したマスク50を設けること
により、回路終端部54,ランド55へ入射する光を遮
ることにある。
〔実施例〕
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例を示す。第2
図は内視鏡の先端部の構造を示し、1は先端構成部、1
aはその先端構成部1の先端に設けた先端カバー、2は
先端構成部の後部に連結された外套管、3は照明系、4
は対物系、5は送水系、6は処置具挿通系である。照明
系3は、先端構成部1内に、先端面に臨む照明用光学レ
ンズ7を設けるとともに、外套管2内に挿通したライト
ガイドファイバー8の先端部(出射側の端部)を照明用
光学レンズ7の後段に配する。そして、ライトガイドフ
ァイバー6の先端面を照明用光学レンズ7に対向してな
り、光源装置から供給される照明光を先端カバー1aの
前方に照射することができるようにしている。処置具挿
通系6は、外套管2内に挿通したチャンネルチューブ9
の先端側の端部をチューブ固定部材10を使って、先端
構成部1に形成されたチャンネル孔10aに接続する
他、後部側の端部を図示しない操作部に設けた処置具入
口部に接続して構成されていて、処置具(図示しない)
を内視鏡先端部へ導くことができるようにしている。送
水系5は、外套管2内に送水チューブ11を挿通する
他、先端構成部1の先端部に、先端カバー1aを貫通し
てノズル12を設け、このノズル12と送水チューブ1
1の先端側とをチューブ固定部材13および透孔14を
介し連通して構成されていて、送水チューブ11の後部
側の端部につながる送気送水操作部(図示しない)にて
送水を行なうことができるようにしている。また対物系
4は、先端構成部1内に、対物レンズ系15,SID
(固体撮像素子に相当)16,さらにはSID16の電
装系を1つのユニットにした対物組部17を設けて構成
される。
ここで、対物組部17について説明すれば、これは金属
製のシールドパイプ18の先端部内に、対物レンズ系1
5およびSID16で構成される対物部を設けるととも
に、シールドパイプ18の後部内に、信号線19…を多
条に巻回する他、外周部にシールド線20を配したケー
ブル21を配し、このケーブル21とSID16とを、
増幅回路22を搭載した2枚の基板23a,23bを使
ってシールドパイプ18内の中央で接続した構造が採用
される。詳しくは、対物部としては第1図にも示すよう
に、先端にカバーレンズ25を、内部にレンズ群26を
装着したレンズ枠27の先端側の外周部に、絶縁部材か
らなるレンズ枠カバー28を設けるとともに、後端側の
外周部に、SID枠29を介しSID16を設けて構成
され、SID16の端子16a…を後方へ導出させてな
る。なお、レンズ枠カバー28とレンズ枠27,SID
16とSID枠29は接着によってそれぞれ気密に固定
される他、SID枠29とレンズ枠27とは固定ねじ3
0によって固定される。但し、カバーレンズ25とレン
ズ枠カバー28との間隙には接着剤31が塗り込まれ、
気密となっている。またケーブル21側の構造として
は、つぎのようになっている。
すなわち、一部周壁が切欠されたケーブル固定枠32を
ケーブル21の先端に挿入し、シールド線20を外側に
出すとともに、ケーブル固定枠32の切欠部32aを通
じ信号線19…を糸33でしばり、信号線19…を固定
する。そして、その後、ケーブル固定枠32の周囲にパ
イプ止め34を外嵌し、パイプ止め34とケーブル固定
枠32との間に先のシールド線20を挿入する他、その
間隙に半田35を充填してなる。これにより、シールド
線20を固定すると同時に、各信号線19…を先端側に
導出させている。なお、36は、先端側がケーブル固定
枠32の後部に糸(図示しない)で連結された、ケーブ
ル21の保護チューブである。
一方、ケーブル21の信号線19…と先のSID16が
基板23a,23bとの接続としては、各基板23a,
23bの板面に設けた複数の透孔38…を使って行なわ
れている。すなわち、接続には、信号線19…を基板2
3bの透孔38…を通じ基板23aの透孔38…へ配す
るとともに、基板23aの透孔38にSID16の端子
16aを挿入して、その基板23aの透孔38に半田3
9を充填して両者を接続する,さらには基板23aある
いは基板23bから突出した信号線19,端子16aの
同志を半田39で接続することなどが行なわれ、これに
てSID16をケーブル21に直接接続したり、増幅回
路22を介し接続したりしている。そして、こうして構
成された対物部のSID枠29,電装系となるパイプ止
め34にかけてシールドパイプ18が外嵌されるととも
に、そのパイプ端が導電接着剤でSID枠29,パイプ
止め34にそれぞれ取着されて、対物組部17の全体を
構成している。なお、40aはSID枠29,シールド
パイプ18,保護チューブ36に渡り被覆された、絶縁
性のチューブからなるシールドパイプカバーである。
そして、この対物組部17が先端構成部1内に形成され
た収容空間40に、カバーレンズ25が先端カバー1a
の先端に臨むようにして抜け止めピン41で固定され、
先端カバー1aの前方から像を補足することができるよ
うにしている。なお、42はレンズ枠カバー28とレン
ズ枠27との間をシールするOリングで、このOリング
42によって先端構成部1の内部を気密化している。
そして、このようにして構成された内視鏡のSID16
にマスク50が設けられている。この詳しい構造が第3
図および第4図に示されている。
ここで、この発明の要部となるマスク50について説明
する前に、SID16について説明すれば、SID16
は従来技術の項(第6図,第7図で示す)で述べたのと
同様に、絶縁性のベース52上に固体撮像チップとして
のSIDチップ53を載せる他、そのSIDチップ53
の周囲に形成された回路終端部54…とベース52の周
囲側に形成されたランド55…とをワイヤー56で接続
し、ベース52の上面を含め配線部上に光透過性の樹脂
層としてのエポキシ層57を形成して構成される。
そして、このSID16の入射前面(エポキシ層57の
表面)にマスク50が設けられる。ここで、マスク50
について説明すれば、これはたとえば表面に反射防止処
理を施した枠形状の金属板から構成される。このマスク
50はその内側の形状ならびに大きさが観察画面形状に
対応する形状ならびに光線のケラレのない最小の大きさ
に定められ、また外形がSID16の入射前面と対応す
る形状に定められている。そして、このマスク50が、
開口部分を受光面16bに合せてエポキシ層57(SI
D16の入射前面を構成するもの)上に接着され、板面
部分にて受光面16bの周囲に所在する周辺部である回
路終端部54…(高反射率の金属箔),ワイヤー56
(高反射率の金属),ランド55…(高反射率の金属
箔)を覆って受光面16bの外側に入る光を遮るように
している。なお、マスク50は受光面16bに対し偏心
しないように装着されるものである。
こうして構成される内視鏡は、カバーレンズ25,レン
ズ群26を通じてSID16の受光面16bに入射する
光学像が電気信号に変換されて取り出され、この電気信
号を使ってモニターなどに画像表示することになる。し
かして、この際、光が回路終端部54,ランド55など
に入射すると、それら金属の表面で乱反射を起こし、そ
の反射した光がSID16の受光面16bに到達してフ
レアー,ゴーストの原因となることが指摘される。
しかしながら、この発明によると、先に述べたようにS
ID16の入射前面に、SID16の受光面16b以外
の部分へ入射する光を遮断する、反射防止処理を施した
マスク50を設けている。このことは、第1図に示すよ
うにSIDチップ53のチップ面の外側に入射する光は
マスク50にて遮断され、反射防止処理とあいまって、
フレアーやゴーストの要因となる乱反射が起こらずにす
むことになる。この結果、フレアーやゴーストが発生す
ることを防止することができる。しかも、電気的処理で
フレアー,ゴーストを取ろうとすると、電気回路が膨大
となり、部品点数が増大してコスト的に高価となるが、
この発明ではマスク50を設けるといった構造ですむた
めにコスト的にも安価ですむ。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、固体撮像素子の
回路淑端部,ランドへ入射する光を遮ることができ、フ
レアーやゴーストの発生を防止することができる。しか
も、固体撮像素子の入射前面である光透過性樹脂の入射
前面にマスクを設けるので、固体撮像素子に外的付加す
るだけで済むため、製造が容易であり、電気的処理でフ
レアー,ゴーストを取ろうとするものに比べ部品点数が
少なくてすみ、コスト的に優れる利点をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例を示し、第1
図は固体撮像素子廻りの構造を示す側断面図、第2図は
内視鏡の先端部の構造を示す側断面図、第3図はマスク
を設けた固体撮像素子を示す平面図、第4図はその側断
面図、第5図は従来の内視鏡に用いられていた固体撮像
素子を示す平面図、第6図はその側断面図、第7図はそ
の固体撮像素子を適用した内視鏡先端側の構造を、フレ
アーやゴーストの要因となる乱反射と共に示す側断面図
である。 16……SID(固体撮像素子)、16b……受光面、
50……マスク、53……SIDチップ、57……エポ
キシ層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース上に載置した受光面を有する固体撮
    像チップ、この固体撮像チップの受光面の周囲に設けた
    周辺部、上記受光面および周辺部上に設けられた光透過
    性の被覆材とからなる固体撮像素子組立体と、撮像光学
    系とを配してなる撮像装置において、上記固体撮像素子
    組立体の外部で、固体撮像素子組立体の入射前面に接し
    て設けられ、固体撮像チップの受光面以外の部分へ入射
    する光を遮断する反射防止処理を施した金属板からなる
    マスクを備えたことを特徴とする撮像装置。
JP60170775A 1985-08-02 1985-08-02 撮像装置 Expired - Lifetime JPH0660972B2 (ja)

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