JPH0660905U - 車両用灯具のレンズ - Google Patents

車両用灯具のレンズ

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Publication number
JPH0660905U
JPH0660905U JP248493U JP248493U JPH0660905U JP H0660905 U JPH0660905 U JP H0660905U JP 248493 U JP248493 U JP 248493U JP 248493 U JP248493 U JP 248493U JP H0660905 U JPH0660905 U JP H0660905U
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JP
Japan
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lens
lamp
slide line
dummy
slide
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Pending
Application number
JP248493U
Other languages
English (en)
Inventor
弘憲 今坂
道子 長山
Original Assignee
市光工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ脚の外周側にダミー部(レンズとして
の光学的機能を果たさない部分)が形成され、かつ、上
記ダミー部に射出成形時のスライド線が残っているレン
ズを改良して、上記のスライド線が外観に目立たないよ
うにする。 【構成】 レンズ1のダミー部1bの後面に、ダーク色
調の塗装3を施す。この塗装面がランプハウジング(図
示せず、一般にダーク系の色調である)に対向するの
で、スライド線2′が目立たなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、射出成形時のスライドコアの痕跡ライン(以下、スライド線という )を残している灯具用レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、射出成形時のスライド線が残っている灯具用レンズの従来例を示し、 (A)は正面外観図であり、(B)はその側面断面図である。レンズ1の周囲付 近から灯具後方に突出する突条状のレンズ脚(以下、脚と略称する)1aが一体 に合成樹脂材料で射出成形されている。上記脚1aの外周側は、光学的にレンズ として作用しないダミー部1bである。このレンズ1をランプハウジング(図示 せず)に装着するための突起1cが設けられ、上記の脚1aの外周側に一体成形 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図2に示した従来例の灯具用レンズ1は、その周辺部の形状が複雑であり、こ れを合成樹脂材で射出成形する場合、基本型開き方向(図2(B)において図の 左右方向)に関してアンダーカット部が有るため、スライドコア(図示省略)を 用いなければならない。このため、スライドコアの痕跡ライン(スライド線)2 が生じる。このレンズ1を、図2(A)のごとく正面から見たとき、前記スライ ド線2が外観に現われて見栄えが悪く、商品価値を低下させている。 本考案は上述の事情に鑑みて為されたものであって、スライド線によって外観 を損ねることの無い車両用灯具のレンズを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的(スライド線の弊害防止)を達成するため本考案に係る車両用灯具 のレンズの構成は、レンズ本体部の周囲付近から灯具後方に向けて突出している 突条状のレンズ脚を具備するとともに、上記脚の根本よりも外周側にレンズのダ ミー部が形成されている灯具用レンズであって、上記のダミー部に射出成形時の スライド線が残っているものにおいて、 上記ダミー部の後面側に、上記スライド線を覆って、ダーク色調の塗装を施し たことを特徴とする。ただし、本考案において、前,後に関する呼称は、当該灯 具の投光方向を前とし、その反対を後とするものとし、この灯具を装着した車両 の走行方向とは無関係である。
【0005】
【作用】
上記の構成によると、ダミー部の後面にダーク色調の塗装が施されてスライド 線を覆っているので、この部分を灯具前方から見たときダーク調の外観を呈する 。一方、このレンズが装着される相手部材のランプハウジングは一般に、黒色な いし黒褐色である。このため、前記ダミー部に形成されてダーク色調の塗装被膜 で覆われているスライド線は目立たなくなり、外観を損ねなくなる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の構成と作用とにつき、添付の図面を参照して説明する。本図1 (A)は、本考案に係る車両用灯具のレンズの1実施例における要部断面図であ り、(B)は、上記実施例のレンズにおける作用,効果を説明するための正面図 である。先に述べたスライド線は、ダミー部1bの面(図1(A)において右側 の面)に形成される。そこで、このダミー部1bの後面にダーク色調の塗装3を 施す。これにより、スライド線はダーク色調の塗装被膜で覆われる。 図1(B)については、塗装3を施した区域に斑点を付して示した。本実施例 では、ダミー部の後面の全域に塗装3を施したので、スライド線2′は必然的に 覆われる。このため、該スライド線2′は目立たない。本考案を実施する際、必 ずしもダミー部の後面全域に塗装しなくても良く、要はスライド線2′を覆えば 良いのであるが、不用意に局部的な塗装を施すと全体的な意匠に異和感を与える 虞れが有るので、前記ダーク色調の塗装3を施す区域は、(イ)スライド線を覆 うことを要件として、(ロ)灯具全体、および、要すれば装着対象車両の意匠と の関係を考慮して設定することが望ましい。
【0007】
【考案の効果】
本考案を適用すると、ダミー部の後面にダーク色調の塗装が施されてスライド 線を覆っているので、この部分を灯具前方から見たときダーク調の外観を呈する 。一方、このレンズが装着される相手部材のランプハウジングは一般に、黒色な いし黒褐色である。このため、前記ダミー部に形成されてダーク色調の塗装被膜 で覆われているスライド線は目立たなくなり、外観を損ねなくなるという優れた 実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本考案に係る車両用灯具のレンズの
1実施例における要部断面図であり、(B)は、上記実
施例のレンズにおける作用,効果を説明するための正面
図である。
【図2】射出成形時のスライド線が残っている灯具用レ
ンズの従来例を示し、(A)は正面図であり、(B)は
その側面断面図である。
【符号の説明】
1…レンズ、1a…レンズの脚、1b…ダミー部、1c
…突起、2,2′…スライド線、3…ダーク色調の塗
装。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ本体部の周囲付近から灯具後方に
    向けて突出している突条状のレンズ脚を具備するととも
    に、上記脚の根本よりも外周側にレンズのダミー部が形
    成されている灯具用レンズであって、上記のダミー部に
    射出成形時のスライド線が残っているものにおいて、 上記ダミー部の後面側に、上記スライド線を覆って、ダ
    ーク色調の塗装を施したことを特徴とする車両用灯具の
    レンズ。
JP248493U 1993-02-03 1993-02-03 車両用灯具のレンズ Pending JPH0660905U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3119906B2 (ja) * 1991-09-02 2000-12-25 石原薬品株式会社 炭素系材料と金属の接合体
JP4127903B2 (ja) * 1998-07-17 2008-07-30 株式会社サトー ラベル貼付装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3119906B2 (ja) * 1991-09-02 2000-12-25 石原薬品株式会社 炭素系材料と金属の接合体
JP4127903B2 (ja) * 1998-07-17 2008-07-30 株式会社サトー ラベル貼付装置

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