JPH066073B2 - ヘモグロビンのペルオキシダ−ゼ様活性測定のための組成物および方法 - Google Patents

ヘモグロビンのペルオキシダ−ゼ様活性測定のための組成物および方法

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JPH066073B2
JPH066073B2 JP61257094A JP25709486A JPH066073B2 JP H066073 B2 JPH066073 B2 JP H066073B2 JP 61257094 A JP61257094 A JP 61257094A JP 25709486 A JP25709486 A JP 25709486A JP H066073 B2 JPH066073 B2 JP H066073B2
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    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
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    • C12Q2326/123,3',5,5'-Tetramethylbenzidine, i.e. TMB
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    • Y10S436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10S436/904Oxidation - reduction indicators

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明はペルオキシダーゼ活性検出のための試薬組成物
および方法に関する。本発明は特に、糞便またはその他
の生物学的検体中に存在する潜血中のヘモグロビンのプ
ソイド−ペルオキシダーゼ活性検出に関する。
アメリカ合衆国では毎年100,000人以上が結腸癌および
直腸癌に罹患している。これらの癌もその他の消化器系
臓器の癌と同様に早期に診断および治療をすれば罹患し
た人々の80〜90%の治癒率を達成しうる。しかしな
がら診断および治療が遅れると治癒率は25%以下に減
少する。従って消化管におけるこの疾病を早期発見する
ことが治療の成否の鍵となる。
消化管の癌のほとんどは、初期の段階においてさえもあ
る程度出血し、糞便中に潜血すなわち潜伏血を生じる。
血中ヘモグロビンのペルオキシダーゼ様活性を検出する
ことによるこの潜血の有無の測定方法および試験法を開
発することが多くの研究者の目標となっている。
最も汎用されている潜血診断用指示薬の一つは、アメリ
カ熱帯地域を原産地とするグアヤクム(Guaiacum)属の
ある種の木の材木からの抽出物からできたものである。
グアヤク(guaiac)と称するこの抽出物はヘモグロビン
と酸化剤例えば過酸化水素の共存下に本質的に無色から
青色に変化する。
今日最も汎用されている試験法は二つの基本的カテゴリ
ーに分けることができる。すなわち、「直接接触」型と
「便器(bowl)内」型である。「直接接触」型では糞便
の少量サンプルを何がしかの形の担体上に沈着させた発
色試薬と接触させて試薬に色の変化が生じるかどうかを
観察する。「便器内」型では、支持体または担体上の試
薬(一種または複数種)を試験すべき糞便含有トイレッ
ト水に入れそして色の変化を観察する。最初の「直接接
触」型の一例は、米国特許第3,966,006号明細書に開示
されそしてSmithKline Diagnostics社により販売されて
いる「Hemoccult」テストである。簡単にいうと、この
テストは、テストスライドの両側に開放自在フラップを
有する特殊テストスライドに収納されたグアヤク試薬含
浸吸着性白紙を用いる。上記テストスライドを使用する
には、糞便サンプルを採取し、テストスライドの片側の
パネルを開き次いでそのパネルを閉じることによりサン
プルをグアヤク含浸紙に塗布しなければならない。次に
テストスライドの反対側のパネルを開き、そして発色剤
(これは過酸化水素と変性アルコールの安定化溶液であ
る)をグアヤク含浸紙に塗布する。グアヤク含浸紙の反
対側に塗布された糞便中に潜血が存在している場合に
は、グアヤク反応生成物が白色紙の地色の青色物質とし
て現われ、糞便中に血液が存在することを示す。
このテストは医師が診療室で用いたり、診断検査所が用
いたりするのには向いているが、糞便を取扱うことに対
する嫌気と結果を判断する上での熟練の欠如から一般人
による使用には容易に適合化しうるタイプのテストでは
ない。前述したように、このテストは、糞便標本の採取
を必要とする。通常、標本はへらまたは木製舌圧子の端
部にサンプルを採取することにより得られ、次いでそれ
を用いてテストスライド中の紙の上に標本を塗布する。
サンプルが得られテスト手順が完了したら、テストスラ
イドとへらまたは圧子はいずれも処分しなければならな
い。使用済みの材料の処分は一般人にとって仮に心理的
な嫌気反応はないとしても物理的問題を呈すことがあ
り、事実呈している。かくて、不潔であることや使用済
みのテストスライドおよびへらまたは圧子に付随する処
分上の問題があるために一般人はこのテストを用いそう
にない。その上、一般人は、テスト結果を分析し、そこ
から正確な結論を出すのに必要な技量を必ずしも持ち合
わせていない。
別法として、一般人が自宅でテストを開始し、次に発色
剤の添加およびテストの分析のために医師または検査所
にテストスライドに送付することもできる。しかしこの
手順をとる場合、テスト完了までの時間経過が著しいと
きは、テストスライドおよび標本を冷蔵する必要があ
る。標本を医師または適宜の検査所に提出できるように
なるまで、通常は利用可能な唯一の冷蔵手段である家庭
の冷蔵庫に糞標本を貯蔵することを一般人が望まないこ
とは確かである。従って、一般公衆がこの方法に従った
り応じたりすることはありそうにない。
米国特許第4,473,079号明細書には、支持体により担持
されたグアヤクゴムまたはベンジジンなどの酸化還元指
示薬、延展性(spreadable)媒質上の固形状酸素放出性
化合物例えば過ホウ酸ナトリウム、および試験すべき生
物学的物質をサンプリングするためのアプリケータを含
む、糞便中の潜血用直接接触テストが記載されている。
「便器内」潜血テストは、米国特許第2,838,377号明細
書に開示されている。ここで採用した基本的テスト試薬
はo−トルイジンとベンジジンである。これらの試薬
は、血液および他の反応体が存在すると、肉視できる色
素を生成する。このテストは、一見、実行可能な家庭で
の潜血テストを見出すという問題を解決したかのようで
あるが、二つの理由から成功していない。第一に、前掲
の試薬自体が発癌性のあることが知られており従って一
般公衆用に配布するのは不適当である。更に重要なこと
には、該試薬は金属のような水道水中の不純物のために
潜血の存在を間違って示す割合が比較的高い。
米国特許第4,385,114号明細書には、サンプルを3,3′,5,5′-
テトラアルキルベンジジンと過酸化水素、または過酸化水素と反応す
る物質と接触させ、そしてその反応による発色を評価す
ることによる過酸化活性物質の検出および測定方法が記
載されている。この方法は、特に、尿中の血液およびグルコ-ス
の検出、および血清中のコレステロ-ルおよびコレステロ-ルエステルの検
出について適用される。詳細には、この方法は、紙をペルオ
キシド成分含有溶液およびベンジジン化合物含有溶液で順次含浸
することにより適用される。乾燥後、テスト紙を尿試料に浸
し、そして色の変化、例えば青緑色を観察する。 米国特許第4,175,923号明細書にはボウル内潜血テスト
が記載されており、この場合グアヤクゴム含浸の紙シー
トにユーザーが過酸化水素溶液を塗布しなければならな
い。次にそのシートをトイレットの便器に入れ色の変化
を観察する。米国特許第4,541,987号明細書では、グア
ヤコールスルホン酸およびモノペルサルフェートの顆粒
状化学組成物がポケット状で吸着紙と非吸着紙の間に挾
持されている。この製品の使用にあたっては、そのアセ
ンブリをトイレットボウル水の表面に吸着紙を下向きに
して置き、そして生じる色の変化を観察する。
一方、本発明の提供する水性媒質中、すなわち「便器
内」の糞便中の潜血を検出するための乾燥顆粒状の安定
な試薬の場合には、すべての反応成分が混合されてお
り、そしてその試薬が水で濡れるまでは反応は全く起こ
らない。家庭への供給水にみられる重金属に対する封鎖
剤を包含してもよい。
〔発明の概要〕 簡単に言えば、本発明は、3,3′,5,5′−テトラ
メチルベンジジンと、水と接触するとペルオキシドを放
出するアルカリ金属過ホウ酸塩(例えば過ホウ酸ナトリ
ウム)を包含する、水性媒質中の糞便またはその他の生
物学的基質中の潜血を検出するための乾燥顆粒状で安定
性の高い試薬よりなる。強有機カルボン酸、および重金
属封鎖剤を包含してもよい。テトラメチルベンジジンの
二硫酸塩型は遊離アミンよりも安定性が高いのでこれを
用いるのが好ましい。
本発明は、従来技術と同様に、ヘモグロビンおよび生物
学的流体中に存在するプソイド−ペルオキシダーゼ活性
の検出に基づいて着想したものである。このペルオキシ
ダーゼ様活性(触媒活性物質としても言及される)は、
血液の場合、ヘモグロビンに確認されている。これらの
物質は、すべてが同じ補欠分子族、鉄プロトポルフィリ
ンまたはヘムを有する複合タンパク質、ヘムタンパク質
に一般的に分類される。この補欠分子族は、酸素源から
受容体への酸素移動(該受容体はそれによって酸化状態
となる)を触媒する能力を有する。前記受容体は酸化状
態となるまでは無色の前駆体であり、酸化型は発色によ
りペルオキシダーゼ活性の存在を示す。
試薬組成物の長期安定性を確保するために3,3′,
5,5′−テトラメチルベンジジンを、組成物の他の成
分と混合する前に、水溶性顆粒物質例えばスクロースま
たは硫酸ナトリウムに酸化防止剤の存在下にポリビニー
ルピロリドンなどの水溶性ポリマー材料で被覆するのが
好ましい。これにより、血液含有検体と接触しないうち
に3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジンが過ホ
ウ酸塩と反応してしまうことが防止される。組成物の安
定性は、少くとも部分的に水溶性であるポリマー・コー
ティングで過ホウ酸塩をフィルム被覆することによって
更に高めることができる。エチルセルロースとヒドロキ
シプロピルメチルセルロースの混合物が優れたコーティ
ングとなることを見出した。水溶性で吸湿性の充填剤例
えばマンニトール、ソルビトールおよび硫酸ナトリウム
などを前記組成物と混合使用してもよい。
本組成物は顆粒状に製造され、そして生物分解性があり
浮くことのできるマトリックス例えばティシュー・ペー
パーの袋内、有孔ゼラチンカプセル内、または紙で裏打
ちされている透明で成形された(cast)生物分解性材料
例えばプルランの空所内に包装することができる。プル
ランはHayashibara Biochemical Laboratories,Inc.社
から入手できる市販のトリグルコポリサッカライドであ
る。便器内への脱糞後、包装された試薬組成物を中に入
れ便器内水面に浮かせる。便器内水中に少しでも血液が
存在すれば試薬組成物が青色を呈することによって検出
される。
〔好ましい態様の詳細な説明〕
本発明においては、潜血テストを行うのに必要なすべて
の成分が乾燥混合物として試薬組成物に含まれているた
め、従来技術のようにテスト実施前に試薬を添加したり
混合したりする必要がない。試薬が便器水に濡れるまで
反応は全く起らない。後述するような試薬含有マトリッ
クスは、ほんの少量の水がテストの実行に必要な時間
内、すなわち数秒〜2分間内に試薬に浸入し、それによ
って高濃度の試薬、従って高感度潜血テストが得られる
ように設計される。
本発明のテスト試薬の色素原は、血液のある種の成分、
特にヘモグロビンのペルオキシダーゼ活性の存在下に過
酸化水素により酸化されて青色色素になりうる非発癌性
無色色素である3,3′,5,5′−テトラメチルベン
ジジンである。アルカリ金属過ホウ酸塩は、水に添加さ
れると過酸化水素を放出する熱安定性化合物である過ホ
ウ酸ナトリウム−水和物であるのが好ましい。すなわ
ち、3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジンと過
ホウ酸ナトリウム−水和物を水および血中の過酸化活性
ヘモグロビンの存在下に組み合わせた場合、そのテトラ
メチルベンジジンは酸化されてベンジジンの青色テトラ
メチル誘導体となる。安定な、乾燥した水溶性強酸を試
薬組成物に添加して湿潤した場合の試薬のpHが所望の範
囲、すなわち約pH5〜約pH7となるように調整する。か
かる酸としては、無水クエン酸が好ましい。誤った陽性
反応を与える可能性のある家庭給水中に存在する微量金
属による金属触媒作用を抑えるために、封鎖剤例えばエ
チレンジアミン四酢酸またはそのナトリウム塩が試薬に
添加される。
遊離アミンとしての3,3′,5,5′−テトラメチル
ベンジジンを本発明に用いてもよいが、より安定な誘導
体は3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジン二硫
酸塩である。テトラメチルベンジジンの二塩酸塩は、ペ
ルオキシドの存在下に該塩酸塩が次亜塩素酸塩に変わっ
てしまいそれが血液が存在しなくてもテトラメチルベン
ジジンを青色色素に酸化してしまうので使用できない。
例えば水分の存在下におけるテトラメチルベンジジンと
過ホウ酸塩との反応を防止するために、本発明の試薬を
使用時までに乾燥状態に製造し維持する。しかしなが
ら、テトラメチルベンジジンまたはペルオキシド源また
は両者を処理してそれらをテストに用いるまで実質的に
相互に非反応性とすることによって試薬の安定性は更に
高められる。テトラメチルベンジジンの更なる処理とし
て、テトラメチルベンジジンと酸化防止剤を含有する組
成物を不活性な水溶性顆粒状物質例えばスクロース上で
水溶性ポリマーを用いて被覆する。かかる組成物は、酸
化防止剤(例えばブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)
など)、テトラメチルベンジジンおよびポリビニールピ
ロリドンをクロロホルムに溶解することにより調製され
る。この溶液を顆粒化したシュークロースに添加しそし
て常時攪拌しながら加熱することによりクロロホルムを
除去する。
過ホウ酸塩の更なる処理として、それを、他の成分に添
加する前に、エチルセルロースとヒドロキシプロピルメ
チルセルロースの混合物を用いて流動床でフィルムコー
ティングしてもよい(大体、コーティング10%に対し
過ホウ酸ナトリウム−水和物90%の割合)。そのコー
ティングは水溶性であり、潜血試験のために過ホウ酸塩
が水と反応することを可能にする。
水分の迅速な吸収を助け、またそれによって迅速なテス
ト反応を促進するために、水溶性で好ましくは吸湿性充
填剤例えばマンニトール、ソルビトール、硫酸ナトリウ
ムなどを組成物に添加してもよい。
試薬は、そのすべの成分を、例えばブレンド装置で混合
することにより調製される。しかしながら、好ましく
は、テトラメチルベンジジン、酸、封鎖剤および充填剤
(存在する場合)をまず混合しそこに過ホウ酸塩を添加
する。
一般に、3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジン
またはその二硫酸塩の量は、組成物の約0.5〜5%であ
るのがよい。過ホウ酸ナトリウム−水和物は全試薬の約
5%〜30%であるのがよい。酸濃度は、全試薬の1〜5
重量%の範囲で変化可能であり、また封鎖剤は5〜30重
量%の範囲で変化可能である。残りの部分は試薬の安定
性を高めるのに用いられる充填剤およびその他の材料で
占める。
前述の試薬は糞便中の潜血の便器内測定に特に有用では
あるが、また水性媒質中にいかなる生物学的標本の過酸
化活性の測定にも用いることができる。
陽性および陰性コントロールを含めることもできる。陽
性コントロールは基本的成分と乾燥全血、ヘモグロビン
またはヘマチンを含有し、ユーザーにその試薬の化学的
性質が作用していることを確信させる。陰性コントロー
ルは前記ペルオキシド源を除いたもので、試薬に陽性テ
ストを生起させる化学物質が便器水中に存在しないこと
を保証する。
顆粒状試薬を容れるマトリックスは、三つの基本的形態
(configuration)のいずれであってもよい。顆粒状試
薬は、積層された生物分解性物質例えば紙のポケット内
にか、水の流入を可能にするための孔部を有する透明な
生物分解性ゼラチンカプセル内にか、または吸着紙で裏
打ちされた生物分解性ポリマー例えばプルランなどのポ
リサッカライドから成形した透明ウエル内に収納でき
る。試薬含有マトリックスの大きさは、経済性および便
器内水面にみあった任意の大きさであってよい。前記の
紙および透明な成形ポリサッカライドマトリックスは共
にテスト用およびコントロール用試薬顆粒を容れる数多
くのセクションを有してもよい。あるいはまたコントロ
ール試薬は紙およびポリサッカライドマトリックスで別
個に調製してもよい。
試薬含有マトリックスは潜血含有の疑いのある糞便を容
れた便器内に置かれる。試薬が青色に変化すると共に陽
性コントロールが同じ色変化を呈し、陰性コントロール
は色の変化がないとき、血液の存在が示される。この色
変化には通常ほんの数分間を要するだけである。
本発明をより十分説明するために以下実施例を挙げる。
すべての百分率は特に断わらなければ全重量を基準とし
ている。
実施例 1 この実施例では、以下の成分を用いて試薬組成物を調製
した。
成 分 重量% マンニトール(米国局方) 69% 無水クエン酸 14% EDTA四ナトリウム塩・2HO 2% テトラメチルベンジジン 1% 過ホウ酸ナトリウム−水和物 14% マンニトール、クエン酸、EDTAおよびテトラメチル
ベンジジンをHobart Mixer中10分間速度1でブレンド
し、次いで過ホウ酸ナトリウムを添加し、そして更に2
分間ブレンドすることにより組成物を調製した。
実施例 2 この実施例は、遊離アミンに代えてテトラメチルベンジ
ジン二硫酸塩を用いたより安定な試薬組成物の調製を例
示するものである。この実施例では、過ホウ酸ナトリウ
ム−水和物を他の成分に添加する前に流動床でエチルセ
ルロース(40重量%)とヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース(60重量%)の混合物でフィルムコーティン
グする(大体、コーティング10%に対し過ホウ酸ナト
リウム−水和物90%の割合)ことにより試薬の安定性
は更に高められた。その組成を以下に記載する。
成 分 重量% マンニトール(米国局方) 67% 無水クエン酸 14% EDTA四ナトリウム塩・2HO 2% テトラメチルベンジジン・2HSO 1% フィルムコーティングされた過ホウ 酸ナトリウム−水和物 16% 実施例 3 この実施例では、テトラメチルベンジジン二硫酸塩と酸
化防止剤とを不活性水溶性物質としてスクロースに水溶
性ポリマーで被覆することにより、より安定にした。か
かる組成物(スクロース−テトラメチルベンジジン顆
粒)は、1gのブチル化ヒドロキシトルエン、1gのテ
トラメチルベンジジンおよび4gのポリビニールピロリ
ドンを40mのクロロホルムに溶解することにより調
製した。その溶液を94gの顆粒状スクロースに添加
し、そして常時攪拌しながら加熱してクロロホルムを除
去した。得られた顆粒は自由流動性で1%テトラメチル
ベンジジンを含有した。この顆粒を用いて下記のテスト
組成物を調製した。この組成物にはマンニトールを用い
なかった。
成 分 重量% スクロース−テトラメチルベンジ 52% ジン顆粒 無水クエン酸 21% フィルムコーティングされた過ホ 26% ウ酸ナトリウム−水和物 EDTA四ナトリウム塩・2HO 1% 実施例 4 この実施例では、陽性コントロール組成物を以下に示さ
れるようなテスト組成物にヘモグロビンを添加すること
により調製した。
成 分 重量% マンニトール(米国局方) 67% 無水クエン酸 13.98% EDTA四ナトリウム塩・2HO 2% テトラメチルベンジジン・2HSO 1% フィルムコーティングされた過ホウ酸 16
% ナトリウム−水和物 ヘモグロビン 0.02% 実施例 5 この実施例では、下記に示されるような充填剤、EDT
A四ナトリウム塩、クエン酸ナトリウムおよびテトラメ
チルベンジジン二硫酸塩をブレンドすることにより陰性
コントロール組成物を調製した。
成 分 重量% マンニトール(米国局方) 61% 無水クエン酸 11% クエン酸ナトリウム(米国局方) 25% EDTA四ナトリウム塩・2HO 2% テトラメチルベンジジン・2HSO 1% 実施例 6 実施例1〜5に記載の乾燥顆粒状組成物の各々を次のテ
ストマトリクスに取り込んだ。すなわち、A:紙マトリ
クス、B:ゼラチンカプセル、そしてC:透明成形ポリ
サッカライドフィルム(マトリクス1個あたり0.1g〜
0.5g)。
A.紙マトリクス: 各デバイスを作るために、2枚の吸着紙を寸法にあわせ
て切断した。1枚に、顆粒状組成物を配置すべき区域を
マスクして、感圧噴霧接着剤を噴霧した。マスクを除去
し、そして0.1g〜0.5gの化学組成物を沈着させた。次
に2枚目の紙を接触接着剤を含む1枚目の上に重層しそ
して適所に圧着した。このようにして各組成物を、紙片
間の画設され十分規定された区域に積層した。同様に、
陽性および陰性コントロールを含む紙を調製した。コン
トロールを含む得られたデバイスを糞便を含む便器水面
に置き、そして潜血の存在による色の変化を陽性および
陰性コントロールを注視しながら観察した。
B.ゼラチンカプセル: No.0、00、または000の透明硬質ゼラチン製2ピ
ース式カプセルを用いる。火炎中で加熱したNo.27皮
下注射針を用いて穿刺することにより各カプセルにいく
つかの小穴をランダムに設ける。それらカプセルを組成
物の漏えいを防止するためにポリソルベートの薄膜で被
覆した。カプセルを開き、各組成物でほぼ半分充填しそ
して閉じる。同様にして陽性および陰性コントロールを
カプセル内に取り込んだ。それらカプセルを用いて糞便
含有便器水に入れそして生じる色の変化を観察すると共
に陽性および陰性コントロールを観察する。カプセルが
透明なため、いかなる色の変化もユーザーは明瞭に見分
けることができる。
C.透明成形ポリサッカライドフィルム: ポリサッカライド(プルラン)の水性溶液を適当な型に
注ぎそして40゜Cのオーブン内に入れる。得られる透明
な成形トレイを型から取り出し、そして0.1g〜0.5gの
各組成物をウエルに入れる。1枚の吸着紙片に接触接着
剤を噴霧しそしてトレイの上にしっかりと圧着する。同
様にして陽性および陰性コントロールをウエルに取り込
む。このようにして組成物をウエル内に隔離収納し、そ
して紙側を下にしてそのアセンブリを便器水内に入れる
ことによりその水の中の潜血の検出に用いることができ
る。ポリサッカライドフィルムが透明なためにユーザー
は生じる色の変化を識別する能力が増す。
以上本発明を説明したが、本発明に多様な変形を加えて
もよいことはもちろんである。このように変形は、本発
明の精神および範囲から逸脱したものではなく、すべて
特許請求の範囲内に含まれるものである。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)3,3′,5,5′−テトラメチルベ
    ンジジンと (b)アルカリ金属過ホウ酸塩 との実質的に乾燥した混合物よりなる水性媒質中のペル
    オキシダーゼ様活性の測定試薬。
  2. 【請求項2】アルカリ金属過ホウ酸塩が過ホウ酸ナトリ
    ウムー水和物である特許請求の範囲第1項記載の試薬。
  3. 【請求項3】3,3′,5,5′−テトラメチルベンジ
    ジンが3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジン二
    硫酸塩である特許請求の範囲第1項記載の試薬。
  4. 【請求項4】更に水溶性強有機カルボン酸を包含する特
    許請求の範囲第1項記載の試薬。
  5. 【請求項5】更に重金属封鎖剤を包含する特許請求の範
    囲第1項記載の試薬。
  6. 【請求項6】更に水溶性充填剤を包含する特許請求の範
    囲第1項記載の試薬。
  7. 【請求項7】(a)が不活性水溶性物質上における、水溶
    性ポリマーで被覆された3,3′,5,5′−テトラメ
    チルベンジジンである特許請求の範囲第1項記載の試
    薬。
  8. 【請求項8】(b)が水溶性ポリマー物質でフィルムコー
    ティングされた過ホウ酸ナトリウムである特許請求の範
    囲第1項記載の試薬。
  9. 【請求項9】酸化防止剤ブチル化ヒドロキシトルエンが
    配合されている特許請求の範囲第7項記載の試薬。
  10. 【請求項10】水溶性ポリマーがポリビニールピロリド
    ンである特許請求の範囲第7項記載の試薬。
  11. 【請求項11】不活性水溶性物質がスクロースである特
    許請求の範囲第7項記載の試薬。
  12. 【請求項12】更にクエン酸を包含する特許請求の範囲
    第7項記載の試薬。
  13. 【請求項13】更にエチレンジアミン四酢酸またはその
    塩を包含する特許請求の範囲第7項記載の試薬。
  14. 【請求項14】更に水溶性充填剤を包含する特許請求の
    範囲第7項記載の試薬。
  15. 【請求項15】水溶性充填剤がマンニトールである特許
    請求の範囲第14項記載の試薬。
  16. 【請求項16】ポリマー物質がエチルセルロースとヒド
    ロキシプロピルメチルセルロースの混合物である特許請
    求の範囲第8項記載の試薬。
  17. 【請求項17】更にクエン酸を包含する特許請求の範囲
    第8項記載の試薬。
  18. 【請求項18】更にエチレンジアミン四酢酸またはその
    塩を包含する特許請求の範囲第8項記載の試薬。
  19. 【請求項19】更に水溶性充填剤を包含する特許請求の
    範囲第8項記載の試薬。
  20. 【請求項20】充填剤がマンニトールである特許請求の
    範囲第19項記載の試薬。
  21. 【請求項21】シート間に、 (a)3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジンと (b)アルカリ金属過ホウ酸塩 との実質的に乾燥した混合物よりなる水性媒質中のペル
    オキシダーゼ様活性の測定試薬を含有する吸着紙シート
    積層体。
  22. 【請求項22】(a)が不活性水溶性物質上における、水
    溶性ポリマーで被覆された3,3′,5,5′−テトラ
    メチルベンジジンである特許請求の範囲第21項記載の
    積層体。
  23. 【請求項23】(b)が水溶性ポリマー物質でフィルムコ
    ーティングされた過ホウ酸ナトリウムである特許請求の
    範囲第21項記載の積層体。
  24. 【請求項24】(a)3,3′,5,5′−テトラメチル
    ベンジジンと (b)アルカリ金属過ホウ酸塩 との実質的に乾燥した混合物よりなる水性媒質中のペル
    オキシダーゼ様活性の測定試薬を含有する穴を有するゼ
    ラチンカプセル。
  25. 【請求項25】(a)が不活性水溶性物質上における、水
    溶性ポリマーで被覆された3,3′,5,5′−テトラ
    メチルベンジジンである特許請求の範囲第24項記載の
    ゼラチンカプセル。
  26. 【請求項26】(b)が水溶性ポリマー物質でフィルムコ
    ーティングされた過ホウ酸ナトリウムである特許請求の
    範囲第24項記載のゼラチンカプセル。
  27. 【請求項27】(a)3,3′,5,5′−テトラメチル
    ベンジジンと (b)アルカリ金属過ホウ酸塩 との実質的に乾燥した混合物よりなる水性媒質中のペル
    オキシダーゼ様活性の測定試薬を含有する、複数のウエ
    ルを有する成形されたポリサッカライドフィルム。
  28. 【請求項28】(a)が不活性水溶性物質上における、水
    溶性ポリマーで被覆された3,3′,5,5′−テトラ
    メチルベンジジンである特許請求の範囲第27項記載の
    ポリサッカライドフィルム。
  29. 【請求項29】(b)が水溶性ポリマー物質でフィルムコ
    ーティングされた過ホウ酸ナトリウムである特許請求の
    範囲第27項記載のポリサッカライドフィルム。
  30. 【請求項30】(a)水性媒質中のペルオキシダーゼ活性
    の有無を分析すべき検体を採集し、 (b)その水性媒質を (i)3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジンと (ii)アルカリ金属過ホウ酸塩 よりなる試薬と接触させ、そして (c)前記試薬の色の変化の有無を観察することよりなる
    水性媒質中のペルオキシダーゼ様活性の検出方法。
  31. 【請求項31】検出すべきペルオキシダーゼ活性が検体
    中のヘモグロビンの存在を意味する特許請求の範囲第3
    0項記載の方法。
  32. 【請求項32】アルカリ金属過ホウ酸塩が過ホウ酸ナト
    リウム−水和物である特許請求の範囲第30項記載の方
    法。
  33. 【請求項33】3,3′,5,5′−テトラメチルベン
    ジジンが3,3′,55′− テトラメチルベンジジン
    二硫酸塩である特許請求の範囲第30項記載の方法。
  34. 【請求項34】試薬に更に水溶性強有機カルボン酸を包
    含する特許請求の範囲第30項記載の方法。
  35. 【請求項35】試薬が更に重金属封鎖剤を包含する特許
    請求の範囲第30項記載の方法。
  36. 【請求項36】試薬が更に水溶性充填剤を包含する特許
    請求の範囲第30項記載の方法。
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