JPH06606B2 - ウエブを自動的に導通する装置と方法 - Google Patents

ウエブを自動的に導通する装置と方法

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JPH06606B2
JPH06606B2 JP2099475A JP9947590A JPH06606B2 JP H06606 B2 JPH06606 B2 JP H06606B2 JP 2099475 A JP2099475 A JP 2099475A JP 9947590 A JP9947590 A JP 9947590A JP H06606 B2 JPH06606 B2 JP H06606B2
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    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G9/00—Other accessories for paper-making machines
    • D21G9/0063—Devices for threading a web tail through a paper-making machine
    • D21G9/0072—Devices for threading a web tail through a paper-making machine using at least one rope

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転ロールを含む処理機械を通って移動ウエ
ブストリップを導通させる技術に関する。特に、本発明
は、例えば、カレンダーロールのような、ウエブがその
表面におかれるロールから、例えばドライヤー部分のよ
うな他の装置まで下流へ向っていわゆる“尾部”を製紙
機械内で自動的に紙通しさせる方法と装置に関する。さ
らに本発明は、フオイルの近くへ紙尾部を押圧するため
カレンダーロール上の紙尾部に対して作用するドクター
に関し、そのドクターは、次いで、移動する尾部をカレ
ンダーロールから離してナイフへ向って押圧し、その尾
部が切断されるようにし、同時にその切断された端部を
次の処理のため支持板上へ導くように仕組まれている。
〔従来の技術、発明が解決しようとする課題〕
今日の製紙産業においては、速度が一層高速化し、安全
性と操作上に規制が一層厳格となり、紙の破断後、製紙
機械を操作速度まで上昇させる際の遅延費が大きくなる
ので、紙の尾部、即ちストリップと呼ばれる狭いウエブ
部分により、その製紙機械の１部分から他の部分へ自動
的に紙ウエブを紙通しすることのできる長いフエルトが
開発された。従来、このような紙通しは、しばしば、機
械操作者がストリップをつかみ、それを部分と部分間の
オープンスペース内で案内し、それからそのストリップ
が両ロール間にはさまれる次の機械部分へ投げ込むか、
又、或る種の手動装置により行われる。従来の紙通しの
ほとんどの技術は、手動装置、半手動装置、又は労働者
主導型装置を使用するが、これらは確実性がなく、今日
の従業員の安全規則を満足させるように作業用の机台か
ら完全に運転することがほとんできなかった。
製紙機械において、１部分から他の部分へ移動紙ストリ
ップを案内する従来の他の装置は、米国特許第4179330
号及び第4501643号に開示されている。
従来のウエブの導通装置は、コアンダ効果や支持板上に
エアクッションを使用するというようなウエブの案内及
び搬送の考え方をしばしば利用しているけれども、製紙
機械の或る操作形態で所望とされ必要とされる程度の自
動的なウエブの紙通しを提供しているものはない。さら
に、従来のウエブの導通装置は、しばしば、その製紙機
械を通って“自動的”に紙通しをするためにその装置を
操作する際、人の助力を必要とした。さらに、ウエブの
尾部は、しばしば、再び製紙機械に紙通しされて下流装
置へ送られるが、操作を継続させるために尾部を完全幅
のウエブに拡張することができる前に、そこで尾部が機
械内にたまり、又はゆるみが生じる場合がよくある。最
後に、従来の装置は、自動式机台制御による導通と、ウ
エブストリップを切断する段階とを組み合わせることは
できなかった。
〔課題を解決するための手段、作用〕
そこで、本発明は、従来のウエブ導通装置の前述の欠点
を排除する。
本発明は、請求項各項に記載された構成をもつウエブ処
理装置の１部分から下流部分へウエブ処理装置内を移動
するウエブストリップの案内搬送装置及び前記ウエブス
トリップを案内し搬送する方法に係る。
本発明では、最初の始動時、又は製紙機械が全速力で作
動する時に用紙が破断したとき、新しく形成された紙尾
部、即ちウエブストリップは、ウエブストリップの幅に
対応するブレイドの幅を有するドクターにより、カレン
ダーロールの表面からドクター作用を受ける。ドクター
ブレイドがカレンダーロールの表面と一定の接触状態に
保持される場合、ウエブストリップを切取るために、自
動ウエブ破断検知装置を必要とせず、さらに、ストリッ
プを切取り、搬送及び案内に関してどのような作用を開
始するためにも、オペレーターを必要としない。また、
ドクターは、通常の機械操作中、引っこみ位置にし、用
紙の破断時、ドクターをウエブ破断検知装置により作動
させるようにすることもできる。どの場合でも、この導
通装置は、机台から完全に制御される。
そこで本発明の目的は、ミル職人の手動作用から独立し
て作動する完全自動型のウエブ導通方法及び装置を提供
することである。
本発明のもうひとつの目的は、ウエブが搬送される装置
の部分と部分との間でたるみが生じないようにしたウエ
ブの導通方法及び装置を提供することである。
本発明のさらにもうひとつの目的は、確実で連続的なウ
エブの導通装置を、ウエブ切断機能と組合わせることに
ある。
本発明の特徴は、ウエブがロール表面かた離反する方向
へ最初から案内される地点の上で、ウエブの上方に配置
されたウエブ案内フオイルを使用することである。
本発明のこれらの目的・特徴・効果・及びその他の目的
・特徴、効果は添付図面に関連して詳述した次の説明か
ら最もよく理解されるであろう。
〔実施例〕
第１図に示すように、接近してくるウエブストリップＷ
は、矢印12の方向へ回転する下部カレンダーロール10の
表面を移動する状態で示されている。そのウエブストリ
ップは、概略的にナイフ13で示されるように、製紙機械
の上流のどの位置においても、形成することができる。
ドクター14は、そのブレイド16が共に回転するカレンダ
ーロール10，11間のニップＮの下流部分でロール10の表
面と連続的に接触するように配設される。例えば、孔あ
きノズル18のよな圧縮空気源がドクターブレイド16の上
方に配置されるか、好ましくは、ドクターそれ自体に装
着させ、そして、これはライン22を介してエアコンプレ
ッサー20に接続される。ノズル18は、ドクターブレイド
のドクター機能に関連してカレンダーロール10の表面か
ら外方へ離れるようにウエブストリップを押圧するた
め、接近してくるウエブストリップの方向に向ってドク
ターブレイドの外面に沿って圧縮空気を導く。
ウエブストリップＷが、一旦ロール10の表面から分離し
始めると、圧縮空気のクッションが形成され、ウエブス
トリップとロール10の表面との間に第１スペース24を保
持し始める。この状態が第３図に示されている。
第３図、第４図、第５図、及び第７図を参照すれば、ニ
ップＮを通過した直後に支持されていない状態となった
ウエブストリップのその上方部分近くの外（上）面に、
フオイル26が旋回されて接近移動する。フオイルの外面
28の輪郭や、後述するように圧縮空気を利用するか否か
によって、フオイルの存在により、ウエブストリップの
上方に第２スペース30ができ、このスペースの圧力は周
囲の気圧より低く、特に、第１スペース24内の空気圧よ
り低い。そのために、小さな湾曲32が生じる。この湾曲
は、第３図は早期の形成段階のものとして、第４図に
は、もっと進行した段階のものとして示されている。こ
の湾曲は、ウエブの外面とフオイルの機能面28との間の
第２スペース30の気圧が低いことに関連して、さらにカ
レンダーロール10の表面に対して実質上正接し状態で外
方へ移動するウエブの慣性に関連して、ウエブストリッ
プのたるみ部分を鋸歯付きナイフ34の刃の上にかぶさる
ように折り曲げるので、矢印36で示すように、事実上下
方へ移動し、また鋸歯付きナイフの上流にあるウエブ部
分に対して或る角度をなすウエブストリップの下流部分
の慣性によって、鋸歯付きナイフでウエブが切断され
る。これが第８図にもっと明瞭に示されている。
この時点で、第６図に示すように、切断されたウエブス
トリップの下方部分38は損紙ピツトへ下方へ落下する
が、その時、切断されたウエブストリップの上方部分40
の端部は、鋸歯付きナイフの頂部を越えて支持板42上へ
移動する。支持板42は、その表面に複数の開口44を備
え、それらの開口は、適当なライン48を介して支持板42
の上端にあるカプリング50に接続する圧縮空気源46に接
続される。圧縮空気源は、ウエブをマシン方向52へ紙ロ
ール54へ向って下方へ送るために支持板の外面へ支持用
エアクッションを供給する。
第２図を参照すれば、フオイル26は横行ロッド56に取付
られ、この横行ロッド56は、製紙機械の一側にある装着
用ブラケット58に装着される。同様に、支持板42は、ブ
ラケット57，58に装着され、支持ブラケット58全体はバ
ースライド60に装着され、同バースライド60は、この技
術に熟達した人々にとって周知の方法でエアシリンダー
62により紙ロール54の辺縁上の位置へ、また、そこから
離反するように往復駆動される。第２図に示すように、
支持板42又は紙の尾部トリムシュートは、それが製紙業
界で一般的に知られているように、ウエブストリップを
紙ロール54の辺縁へ導くように傾斜しており、そこで、
ウエブストリップは共働走行ロール64，66（第１図参
照）間に固定され、さらに製紙機械のドライヤー部分を
移動する紙ウエブの曲り通路を通って紙通しされる。上
部ロープ64はシーブ68，70をまわって案内される。
フオイルそれ自体は、エアシリンダ72の往復駆動により
ウエブストリップの外面に接近したり離反したりするよ
うに旋回して移動する。前記エアシリンダ72は、アーム
74をピボット旋回して移動させ、フオイルはピボット76
まわりに回動できるようにそのアームに装着される。フ
オイル26の作動位置は第１図に実線で示し、非作動位置
は点線で示される。その作動位置において、フオイル26
は支持板42の表面の面の上方に位置する。
エアシリンダ62の作動により、ウエブストリップ移送装
置78全体が所望により或る位置へ移動したり、そこから
離反移動するので、ウエブストリップが紙通しされたの
ち、紙ウエブの全幅が製紙機械を走行することができ
る。
操作に当って、ドクター14は、シートの破断時及び製紙
機械の形成部分で新しいウエブストリップが形成される
時、尾部、即ちウエブストリップＷを自動的に遮断する
ため、そのブレイド16をカレンダーロール10の表面に当
接させる位置に保持するのが好ましい。従って、これは
所望であれば、製紙機械の操作員の操作から独立させる
ことができる。それから、ウエブ移送装置はエアシリン
ダ62の操作により位置づけられるので、カレンダーロー
ル10の表面から離れ第１スペース24が形成されたウエブ
ストリップＷはフオイル26の影響下へ案内され、前述し
たように、ウエブストリップを切断し、切断端を支持板
42上へ運び、それが収斂する共働走行ロープ64，66の把
持部へ送られる下流側へ確実に運ばれるように、前記フ
オイル26はウエブストリップを鋸歯付きナイフの上へ案
内する。
前述のように、この好ましい実施例では、フオイル26は
また、１個以上のオリフィスを備え、それらのオリフィ
スは連続スロット27（第８図参照）の形をしていて、ラ
イン31からフオイル内の管へ、例えばエアコンプレッサ
ーのような圧縮空気源29（第７図参照）から圧縮空気を
導くので、その圧縮空気はフオイルの表面28に沿って導
かれて迅速な気流を生じ、ベルヌーイ原理に従ってフオ
イル面28の近くにそれに対応して相対的に低い圧力が生
じる。
従って、この装置は、所望により自動的、連続的に作動
し、ウエブストリップＷをドクター14の空気によりカレ
ンダーロール10の表面から持ち上げる。ウエブストリッ
プとロール10の表面との間に第１スペース24が生じ、こ
れはノズル18から接近してくるウエブストリップの方向
へ向って圧縮空気を流すことによって保持される。
フオイル26は、カレンダーロール10の上方四分円の位置
でウエブの外面に接近するところまで移動する。フオイ
ルと移動ウエブストリップとにより生じるベルヌーイ効
果は、フオイル26の外面に沿って流れる圧縮空気による
追加作用を受け、又はこれを受けることなく、フオイル
面28とウエブストリップＷの外面との間の第２スペース
30を大気圧下の気圧にする。これによって、ウエブスト
リップはロール10の表面から外方に移動し、フオイルと
ロール10の表面との間に、湾曲32が形成される。その湾
曲の上流の、しかもフオイル26の表面28近くのウエブス
トリップの慣性により、ウエブストリップの上流部分は
鋸歯付きナイフ34の頂部上へ押圧される。同様に、ドク
ター14の近くにおけるウエブの下流部分の慣性は、ウエ
ブの外面に沿って流れる空気のコアンダ効果と結合し
て、湾曲部32を、またはその近くのウエブを鋸歯付きナ
イフ34に当接させ、ウエブストリップを剪断させる。
ウエブストリップの切断は、ナイフを動かさないで行わ
れる。事実ナイフ34は、ウエブストリップが走行するか
否か、全幅のウエブが走行するか否か、又はウエブスト
リップが切断されつつあるか否かに拘らす、たゞ１つの
位置を占めている。このために、接近してくるウエブス
トリップをたゞカレンダーロール10の表面から分離する
ことによって、ウエブストリップを、フオイル26で案内
してナイフ34で切断し、支持板42により下流へ運ぶこと
ができる。これは、ドクター14及びエアノズル18によっ
て自動的に行なわれる。
当然のこととして、本発明の本旨と範囲から離れること
なしに変形をなすことができる。例えば、フオイル26の
作動表面28は種々の形態にすることができる。また、ス
ペース30の気圧を大気圧以下にするために、その表面に
沿うように圧縮空気を方向づける必要はない。圧縮空気
の流れについての作動を用いても、用いなくても、フオ
イルの表面28とその姿勢を、スペース30に前述の所望圧
を生じさせるようにすることにのみ留意することが重要
である。最後に、ウエブストリップが案内されるロール
10，54の型は、カレンダー及び紙ロールに制限されるも
のではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、移動するウエ
ブストリップを第１ロール表面から離して両者の間に第
１スペースを形成し、第１スペース上方のウエブストリ
ップの上方に第１スペース内より圧力の低い第２スペー
スを形成することによって、ウエブストリップを第１ロ
ールから離して湾曲を生じさせ、このウエブの湾曲した
部分を切断装置で切断することによって、ウエブストリ
ップの尾部を確実に切断することができる。切断された
部分より上流側のウエブストリップは、切断装置から支
持板手段へ運ばれ、次の処理のために下流側へ搬送され
る。
このようにして、本発明によれば、最初の始動時、又は
ウエブが破断した時に、新しく形成されたウエブストリ
ップの尾部を切断した上、下流側へ確実に搬送すること
ができ、かつ作業員の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図はカレンダースタックと下流乾燥ロールとの間に
配置された本発明の装置の側面図であり、 第２図は第１図に示す装置のウエブの移動方向で見た端
面図であり、 第３図ないし第６図はウエブとカレンダースタックの下
方ロールとの概略図であって、ウエブがカレンダーロー
ルから分離され、下流の切断及び搬送位置へ案内される
状態を示す。 第７図及び第７Ａ図は第３図ないし第６図に示すフオイ
ルの側面図と平面図である。 第８図はフオイルの案内と関連したウエブ切断機能を示
す拡大図である。 10…下方カレンダーロール 11…上方カレンダーロール 13…ナイフ 14…ドクター 16…ドクターブレイド Ｎ…ニップ 18…孔付きノズル 20…アコンプレッサ 24…第１スペース 26…フォイル 28…フォイルの外面 30…第２スペース 32…湾曲部 34…鋸歯付きナイフ 42…支持板 44…複数の開口、 46…圧縮空気源 54…紙ロール 56…横行ロッド 57，58…ブラケット 60…バースライド 64，66…共働する走行ロープ 68，70…シーブ 72…エアシリンダ 74…アーム 76…ピボット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】その１部分でウエブストリップを支持する
    表面を備えた第１ロールと有するウエブ処理装置の１部
    分から下流部分へウエブ処理装置内を移動するウエブス
    トリップの案内搬送装置において； 移動するウエブストリップとそれが配置される第１ロー
    ル表面部分との間に第１スーペースを分離、又は保持す
    るストリップ転向手段； 第１ロール上の前記ウエブストリップの上方にあって、
    第１スペース上方のウエブストリップの外面との間に第
    ２スペースを形成し、かつ、第１ロールに体面する第１
    スペース内のウエブ側に作用する圧力より低い圧力を第
    ２スペースに形成し、それによって前記ウエブストリッ
    プを第１ロールから離すようにするフオイル手段； 前記フオイル手段の近くに配置され、第１スペースと第
    ２スペースとの間でウエブストリップを切取るウエブス
    トリップ切断手段； 及び前記ウエブストリップ切断手段の下流にあって、切
    断されたストリップの上流部分を受入れ、そのストリッ
    プを次の処理のため下流部分へ運ぶ支持板手段； を組合わせて成ることを特徴とするウエブ処理装置の１
    部分から下流部分へウエブ処理装置内を移動するウエブ
    ストリップの案内搬送装置。
  2. 【請求項２】前記フオイル手段は第２スペースのフオイ
    ル側を構成するフオイル表面を有し、前記フオイル表面
    は移動するウエブストリップの上方に大気圧以下の気圧
    を生じさせるように配置され、しかも支持板手段の面よ
    り上方に配置されたことを特徴とする請求項１に記載の
    移動するウエブストリップの案内搬送装置。
  3. 【請求項３】前記フオイル手段は圧縮空気源を有し、ま
    た、第２スペースの低圧発生を促し、第１スペースと第
    ２スペースとの間の圧力差の発生を促すために、圧縮空
    気をフオイル面へ導く１個以上の装置を有することを特
    徴とする請求項２に記載の移動するウエブストリップの
    案内搬送装置。
  4. 【請求項４】前記ストリップ転向手段は、ドクターと圧
    縮空気源、及びドクターブレイドの末端辺縁の近くで圧
    縮空気を噴出し、同ドクターロールより剥がされるウエ
    ブストリップに干渉してそれによってウエブストリップ
    と第１ロールの表面との間に第１スペースを形成し、こ
    れを保持する１個以上の開口を有することを特徴とする
    請求項１に記載の移動するウエブストリップの案内搬送
    装置。
  5. 【請求項５】前記支持板手段は、圧縮空気源と、前記支
    持板手段の上方に空気層を生じさせ、その支持板の表面
    上へのウエブストリップの移動を促す複数の開口とを有
    することを特徴とする請求項１に記載の移動するウエブ
    ストリップの案内搬送装置。
  6. 【請求項６】前記ナイフ手段は、第１ロールから離れる
    方向へ案内さるストリップ部分へ向って支持板手段の上
    流側に装着されたナイフ刃を有することを特徴とする請
    求項１に記載の移動するウエブストリップの案内搬送装
    置。
  7. 【請求項７】前記ウエブストリップ切断手段は、フオイ
    ル手段の下流にあることを特徴とする請求項１に記載の
    移動するウエブストリップの案内搬送装置。
  8. 【請求項８】ストリップを支持する第１ロールと、前記
    第１ロールの近くに間隔をおいて下流に位置する第２ロ
    ールとを有するウエブ処理装置の１部分から下流部分へ
    ウエブ処理装置内を移動するウエブの案内切断搬送装置
    において； ウエブの一側面で縦方向に伸長するウエブストリップを
    切断するためウエブに関連して位置するスリット手段； 第１ロール上のウエブストリップを途中でさえぎるよう
    に配置されたブレイドを有するドクターと、ドクターブ
    レイドの末端辺縁に沿って、かつ、ウエブストリップに
    向って圧縮空気を噴出するオリフイス手段とを備え、そ
    れによって、ウエブストリップを第１ロールから分離
    し、ウエブストリップを第１ロールとの間に第１スペー
    スを形成して、これを保持するストリップ転向手段； 第１ロール上のストリップの上方にあって、第１スペー
    ス上方のストリップの外面との間に第２スペースを形成
    し、同第２スペースに第１スペースの圧力より低い圧力
    を発生させ、それによって、ストリップを第１ロールか
    ら離れる方向へ案内するフオイル手段； 第１ロールから離れる方向へ案内されるウエブストリッ
    プ部分を切取るためフオイル手段の下流に配置されたウ
    エブストリップのナイフ； 及び切断されたストリップの上流部分を受入れ、同スト
    リップを次の処理のために第２ロールへ運ぶためナイフ
    の下流に位置する支持板； を組合せて成ることを特徴とするウエブ処理装置の１部
    分から他の部分へウエブ処理装置内を移動するウエブの
    案内切断搬送装置。
  9. 【請求項９】ストリップを支持する第１ロールと、前記
    第１ロールの近くで間隔をおいて下流に位置する第２ロ
    ールとを有するウエブ処理装置の１部分から他の部分へ
    ウエブ処理装置内を移動するウエブストリップを自動的
    に案内し搬送する方法において； ウエブストリップと第１ロールの表面との間に第１スペ
    ースを形成するために接近してくるウエブストリップを
    第１ロールの表面から分離し； 前記移動するウエブストリップとその上にストリップが
    配置される第１ロールとの間に第１スペースを保持し； 第１ロールの表面から離れたストリップの上流部分を案
    内してウエブストリップに湾曲部分を生じさせ； ウエブストリップを切断するために、案内されたウエブ
    ストリップの湾曲部分をウエブ切断手段へ導き； ウエブストリップの接近してくる切断端を実質的距離だ
    け支持し； 移動するウエブストリップをウエブ処理装置の下流部分
    へ搬送する； 段階で成ることを特徴とするウエブ処理装置の１部分か
    ら他の部分へウエブ処理装置内を移動するウエブストリ
    ップを自動的に案内し搬送する方法。
  10. 【請求項１０】ウエブの案内は、第１ロールの表面から
    離すようにウエブの外側の上方から行うことを特徴とす
    る請求項９に記載の移動するウエブストリップを案内し
    搬送する方法。
  11. 【請求項１１】第１ロールからウエブストリップを離す
    ことと、移動するウエブストリップと第１ロールの表面
    との間に第１スペースを保持することは連続的に行われ
    ることを特徴とする請求項９に記載の移動するウエブス
    トリップを案内し搬送する方法。
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