JPH0660616U - 柵 柱 - Google Patents

柵 柱

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Publication number
JPH0660616U
JPH0660616U JP172893U JP172893U JPH0660616U JP H0660616 U JPH0660616 U JP H0660616U JP 172893 U JP172893 U JP 172893U JP 172893 U JP172893 U JP 172893U JP H0660616 U JPH0660616 U JP H0660616U
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JP
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exposed
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Pending
Application number
JP172893U
Other languages
English (en)
Inventor
住夫 伊藤
Original Assignee
岩手ハネダコンクリート株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 岩手ハネダコンクリート株式会社 filed Critical 岩手ハネダコンクリート株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車等が衝突しても、その衝撃を吸収できるよ
うにして、損傷しにくくし、耐久性を向上させるととも
に、衝突した車等も損傷しにくくする。 【構成】 屋外に設置され地中に埋設される埋設部1及
び該埋設部1に連設された露出部2とからなり、埋設部
1から露出部2に亘って鉄筋を有し、露出部2の下端部
3及び埋設部1をゴム11で形成し、露出部2の下端部
3以外の部分をコンクリート13で形成した。これによ
り、自動車等が誤って衝突した場合には、露出部2が衝
撃を受けるが、露出部2の下端部3がゴム11で形成さ
れているので、この部位が衝撃により撓み、そのため、
この撓みによって、衝撃が吸収されることになる。その
結果、露出部2のコンクリート部分に割れが生じる事態
が防止され、雨水等が内部に侵入しないので、鉄筋が錆
び等によって腐食する事態が防止され、それだけ、耐久
性が向上させられる。また、衝突した自動車等の損傷も
抑制される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外に設置され、例えば、道路端に設けられる柵や、車止めとして 用いられる柵柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、柵柱として、例えば、車止めで説明すると、例えば、公園等において、 道路側に沿って所定の間隔で多数設けられている。この車止めは、例えば、内部 に鉄筋を有したコンクリート製で形成され、地中に埋設される埋設部及び該埋設 部に連設された露出部とからなる。そして、不用意に、車等が庭園内等に侵入し ないように規制している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の柵柱にあっては、車等が衝突したときに、ひび割 れが入る等、損傷し易いという問題があった。ひび割れが入った場合には、内部 に雨水が入り込んで、内部の鉄筋を錆びさせることから、耐久性が悪くなる。一 方、衝突した車等にも損傷を与え易い。
【0004】 本考案は、このような点に着目してなされたもので、その課題は、車等が衝突 しても、その衝撃を吸収できるようにして、損傷しにくくし、耐久性を向上させ るとともに、衝突した車等も損傷しにくくする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本考案は、屋外に設置され地中に埋設される 埋設部及び該埋設部に連設された露出部とからなる柵柱において、少なくとも露 出部の下端部を可撓性部材で形成したものである。
【0006】 また、屋外に設置され地中に埋設される埋設部及び該埋設部に連設された露出 部とからなり、埋設部から露出部に亘って鉄筋を有した柵柱において、露出部の 下端部及び埋設部をゴムで形成し、露出部の下端部以外の部分をコンクリートで 形成したものである。
【0007】
【作用】
このような構成からなる柵柱によれば、少なくとも露出部の下端部を可撓性部 材で形成したので、自動車等が衝突した際には、この可撓性部材によって、その 衝撃が吸収され、そのため、柵柱自体及び衝突した車等の損傷が抑制される。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例に係る柵柱を説明する。図1,図2 及び図3は、実施例に係る柵柱を示す斜視図,縦断面図及び横断面図である。こ の柵柱は、車止めとして構成される。
【0009】 図1乃至図3に示すように、実施例に係る柵柱Sは、屋外に設置され地中に埋 設される埋設部1及び該埋設部1に連設された露出部2とからなり、埋設部1か ら露出部2に亘って内部に鉄筋4を有している。鉄筋4は、4本の支柱5を多数 の架設部材6で互いに連結して形成されている。
【0010】 また、埋設部1と露出部2の下端部3とは、可撓性部材としてのゴム11で形 成されているとともに、露出部2の下端部3以外の部分がコンクリート13で形 成されている。ゴム11で形成された部分の表面には、塗料7が塗布されている 。更に、露出部2の外表面は、木材の表面に似せて形成されて、柵柱S自体が、 所謂偽木として形成されている。
【0011】 更にまた、この柵柱Sの製造方法は、図4に示すように、先ず、鉄筋4の一端 部に割型10を用いて、ゴム11を型成形し、次に、図5に示すように、残りの 鉄筋4に、同様に割型12を用いてコンクリート13を型成形する。そして、ゴ ム11で形成された部分の表面に、塗料7を塗布する。
【0012】 従って、この実施例に係る柵柱Sを用いるときは、例えば、公園等において道 路側に沿って所定の間隔で多数設ける。この場合、柵柱Sの埋設部1をコンクリ ートで形成された地中に埋設し、露出部2を露出させる。即ち、露出部2のゴム で形成された下端部3は露出している。そして、隣接する柵柱Sの露出部2間に 、例えば、横木15や鎖16を掛け渡し、互いを連結する。この状態において、 柵柱Sは、通常は、車止めとして機能し、不用意に、車等が庭園内等に侵入しな いように規制している。
【0013】 この状態において、自動車等が誤って衝突した場合には、露出部2が衝撃を受 けるが、露出部2の下端部3がゴム11で形成されているので、この部位が衝撃 により撓み、そのため、この撓みによって、衝撃が吸収されることになる。その 結果、露出部2のコンクリート部分に割れが生じる事態が防止され、雨水等が内 部に侵入しないので、鉄筋4が錆び等によって腐食する事態が防止され、それだ け、耐久性が向上させられる。また、衝突した自動車等の損傷も抑制される。
【0014】 自動車等の障害物がなくなれば、ゴム11は弾性力があり、また、鉄筋4もあ る程度弾性があるので、その弾性によって、撓みが復元し、元のようになる。
【0015】 尚、上記実施例において、柵柱Sは車止めとして構成してあるが、必ずしもこ れに限定されるものではなく、歩道に沿って列設される柵等、各種用途の柵柱S であって良い。また、上記実施例においては、可撓性部材をゴム11で形成した が、必ずしもこれに限定されるものではなく、樹脂等適宜の材料で形成して良く 、また、コンクリート部分も他の材料で形成して良いことは勿論である。更に、 実施例においては、露出部2の下端部3及び埋設部1をゴムで形成したが、必ず しもこれに限定されるものではなく、露出部2の下端部3のみをゴムで形成して も良く、適宜変更して差し支えない。
【0016】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の柵柱によれば、少なくとも露出部の下端部を可 撓性部材で形成したので、自動車等が衝突した際には、この可撓性部材によって 、その衝撃を吸収することができ、そのため、柵柱自体及び衝突した車等の損傷 を抑制することができる。
【0017】 また、露出部の下端部及び埋設部をゴムで形成した場合には、型成形により容 易に作成することができ、ゴム部分が地中にも及ぶことから、それだけ、衝撃吸 収機能が増すという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る柵柱を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案の実施例に係る柵柱を示す縦断面図であ
る。
【図3】本考案の実施例に係る柵柱を示す横断面図であ
る。
【図4】本考案の実施例に係る柵柱の製造工程の一例を
示す図である。
【図5】本考案の実施例に係る柵柱の製造工程の一例を
示す図である。
【符号の説明】
S 柵柱 1 埋設部 2 露出部 3 下端部 4 鉄筋 11 ゴム 13 コンクリート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外に設置され地中に埋設される埋設部
    及び該埋設部に連設された露出部とからなる柵柱におい
    て、少なくとも露出部の下端部を可撓性部材で形成した
    ことを特徴とする柵柱。
  2. 【請求項2】 屋外に設置され地中に埋設される埋設部
    及び該埋設部に連設された露出部とからなり、埋設部か
    ら露出部に亘って鉄筋を有した柵柱において、露出部の
    下端部及び埋設部をゴムで形成し、露出部の下端部以外
    の部分をコンクリートで形成したことを特徴とする柵
    柱。
JP172893U 1993-01-27 1993-01-27 柵 柱 Pending JPH0660616U (ja)

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JP172893U JPH0660616U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 柵 柱

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP172893U JPH0660616U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 柵 柱

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JPH0660616U true JPH0660616U (ja) 1994-08-23

Family

ID=11509630

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JP172893U Pending JPH0660616U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 柵 柱

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JP (1) JPH0660616U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145418B2 (ja) * 1984-03-16 1986-10-08 Nippon Kokuju Tetsudo
JPH0431420U (ja) * 1990-06-29 1992-03-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145418B2 (ja) * 1984-03-16 1986-10-08 Nippon Kokuju Tetsudo
JPH0431420U (ja) * 1990-06-29 1992-03-13

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