JPH0660264A - 自動販売機の商品収納棚装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納棚装置

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Publication number
JPH0660264A
JPH0660264A JP20913992A JP20913992A JPH0660264A JP H0660264 A JPH0660264 A JP H0660264A JP 20913992 A JP20913992 A JP 20913992A JP 20913992 A JP20913992 A JP 20913992A JP H0660264 A JPH0660264 A JP H0660264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
outlet
fixed wall
regulating plate
commodity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20913992A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Ubukata
俊二 生形
Toshiyuki Horiguchi
利幸 堀口
Takashi Nishiyama
貴史 西山
Kosuke Muramoto
浩亮 村本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0660264A publication Critical patent/JPH0660264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品の径に応じて容易に商品搬出口の幅規制
を行うことのできる自動販売機の商品収納棚装置を提供
する。 【構成】 商品通路4,41,42の下端部に設けられ
た商品搬出装置9を備えた固定壁部9aに対向して配さ
れ、この固定壁部9aと共に商品搬出口17を形成する
出口規制板11を固定壁部9aに対して前後移動可能に
設けることにより、商品搬出口17の幅規制を行なう。
また、この出口規制板11に後端部18cを連結すると
共に、略中央部に形成された横長のガイド溝20に遊嵌
された支持軸19により前後移動に支持された連結部材
18を商品収納棚1の前方から操作して前後方向に移動
することにより、出口規制板11を前後移動させて商品
搬出口17の幅規制動作を行なわせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状の商品を収納す
る自動販売機の商品収納棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動販売機では、販売する商品の
多様化に伴い、1つの商品収納棚で多種の商品を収納し
なけれならず、そのため商品搬出装置部において商品サ
イズに応じて出口寸法を変更設定可能として販売を行な
うようにしている。
【0003】このような自動販売機の1例としては、実
公昭64−27768号公報に示すものがある。ここ
で、この自動販売機は、図3に示すように商品収納棚1
の対向した側板2(他方の側板は図示せず)の間に円弧
上に湾曲した複数の案内部材3を上下方向に配設して形
成されたサーペンタイン構造の商品通路4を前後方向に
複数列備えたものである。
【0004】そして、これらの商品通路4には、入り口
部5と商品収納棚1の前面に設けられた商品投入口6と
の間に、商品投入口6から投入された円筒状の商品を転
動させて商品通路4に案内する商品案内板7が設けられ
ている。
【0005】なお、入り口部5の上方には、商品が商品
投入方向に転動するよう横倒しとなって投入された場合
にはこの商品と当接して揺動し、この商品を商品通路4
に収納する一方、商品が商品投入方向に対して転動しな
い向きで投入された場合には、この商品にひっかかって
揺動不能となり、この商品をそれ以上奥に入り込ませな
いようにする収納規制部材8が揺動自在に設けられてい
る。
【0006】一方、商品通路4の下端部には、収納され
ている商品を順次1個づつ搬出するための商品搬出装置
9を備えた固定壁部9aがそれぞれ設けられている。
【0007】そして、この商品搬出装置9は、図4に示
すように上下に設けられた2つの係止腕10と、この固
定壁部9aに対向して配された出口規制板11とにより
商品12a,12bを保持し、販売指令に応じて係止腕
10を下方に回動させて係止した商品12a,12bを
1個づつ搬出するものである。
【0008】なお、この出口規制板11は、その上端部
に上端軸13を、その下端部に下端軸14をそれぞれ突
設し、これらの上端軸13及び下端軸14を側壁2に形
成された上部案内溝15及び下部案内溝16に挿通する
ことにより前後方向に移動可能に支持され、固定壁部9
aと共に形成する商品搬出口17の幅規制を行なうもの
である。
【0009】ここで、この下部案内溝16は、出口規制
板11を出口規制板11の自重により支持するものであ
り、このため下部案内溝16は、底面で出口規制板11
の下端軸14を受けるようにした2つの係止部を有する
逆U字型に形成されている。
【0010】そして、商品通路4に通常の商品12aを
収納する場合は、商品搬出口17から商品通路4内に手
を突っ込んで出口規制板11を一旦上方に押し上げた
後、固定壁部9aに近づける方向に移動することにより
商品搬出口17の幅が狭くなるよう幅規制を行ない、商
品12aを確実に係止腕10に係止できるようにしてい
た。
【0011】また、太い商品12bを収納する場合は、
出口規制板11を一旦上方に押し上げた後、固定壁部9
aから遠ざける方向に移動することにより商品搬出口1
7の幅が広くなるよう幅規制を行ない、商品12bを確
実に係止腕10に係止できるようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の自動販売機の商品収納棚装置においては、特に商
品収納棚の後部の商品通路の出口規制板を操作しようと
する際、商品収納棚の下方から奥に手を突っ込んで出口
規制板を移動させなければならず、商品搬出口の幅規制
操作が面倒であるという問題点があった。
【0013】本発明は、商品の径に応じて容易に商品搬
出口の幅規制を行うことのできる自動販売機の商品収納
棚装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品収納棚の
内部に形成されたサーペンタイン構造の商品通路の下端
部に設けられ、固定壁部及びこの固定壁部に対向して配
された出口規制板とにより形成された商品搬出口から円
筒状の商品を排出する自動販売機において、前記出口規
制板を前記固定壁部に対して前後移動可能に設ける一
方、該出口規制板に後端部を連結すると共に略中央部に
形成された横長のガイド溝に遊嵌された支持軸により前
後移動可能に支持され、前記商品収納棚の前方からの操
作により前後方向に移動する連結部材を備え、この連結
部材を前後方向に移動して該出口規制板を前記固定壁部
に近づける位置に、または該出口規制板を前記固定壁部
から遠ざかる位置に保持して前記商品搬出口の幅規制動
作を行なうものである。
【0015】
【作用】この構成により、商品通路の下端部に設けられ
た商品搬出装置を備えた固定壁部に対向して配され、こ
の固定壁部と共に商品搬出口を形成する出口規制板を固
定壁部に対して前後移動可能に設けることにより、商品
搬出口の幅規制を行なうことができる。
【0016】また、この出口規制板に後端部を連結する
と共に、略中央部に形成された横長のガイド溝に遊嵌さ
れた支持軸により前後移動に支持された連結部材を商品
収納棚の前方から操作して前後方向に移動することによ
り、出口規制板を前後移動させて商品搬出口の幅規制動
作を行なわせることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例に係る自動販売
機の商品収納棚装置の下部側面断面図である。図1にお
いて、図4と同一符号は同一又は相当部分を示してい
る。
【0019】図1において、18は、商品収納棚1の前
面から商品収納棚1の後部の商品通路41,42の出口
規制板11を操作して、商品搬出口17の幅規制を行う
ためのリンク部材である。
【0020】ここで、このリンク部材18は、操作用の
把手部18aが形成された先端部を商品収納棚1の前面
に突出した本体部18bと、この本体部18bの後端を
下方に折曲して形成され、その後端部に出口規制板11
の下端軸14を連結した連結部18cとからなってい
る。
【0021】また、このリンク部材18は、商品収納棚
1の所定の箇所に設けられた図示しないリンク部材保持
部材により略水平に支持されると共に、側板2に突設さ
れた支持軸であるガイドピン19をリンク部材18の略
中央部に形成された横長のガイド溝20に遊嵌すること
により前後移動及び揺動可能に支持されている。
【0022】そして、例えば前から3番目の商品通路4
1のリンク部材18の把手部18aが前方に引かれてこ
のリンク部材18が前方に引き出されると、出口規制板
11は、図2の矢印Aに示すように固定壁部9aと略平
行状態でこの固定壁部9aから遠ざかるよう斜め上方に
移動する。
【0023】なお、ここで上部案内溝15は、下部係止
部15aと、この下部係止部15aの斜め上方に形成さ
れた上部係止部15bと、これら下部係止部15a及び
上部係止部15bを結ぶ案内部15cとからなってお
り、また下部案内溝16は、下部係止部16aと、この
下部係止部16aの斜め上方に形成された上部係止部1
6bと、これら下部係止部16a及び上部係止部16b
を結ぶ案内部16cとからなっている。
【0024】これにより、斜め上方に移動した出口規制
板11は、その上端軸13が上部案内溝15の案内部1
5cを経て上部係止部15bに係止され、また下端軸1
4が下部案内溝16の案内部16cを経て上部係止部1
6bの底面で受けて係止される第1排出位置に位置する
ようになっている。なお、この際、この出口規制板11
の移動が円滑に行われるよう、リンク部材18は把手部
18aが下降する方向に揺動する。
【0025】そして、このように出口規制板11が第1
排出位置に位置すると、商品搬出口17の幅は、太い商
品12bが出口規制板11の上端にひっかかることのな
いような幅に広がる。
【0026】一方、このリンク部材18が後方に押し込
まれると、矢印Bに示すように出口規制板11は略垂直
となった状態で固定壁部9aに近づくよう斜め下方に移
動し、上端軸13が上部案内溝15の下部係止部15a
に係止され、また下端軸14が下部案内溝16の下部係
止部16aの底面で受けて係止される第2排出位置に位
置するようになっている。なお、この際、このリンク部
材18は把手部18aが上昇する方向に揺動する。
【0027】そして、このように出口規制板11が第2
排出位置に位置すると、商品搬出口17の幅は、通常の
商品12aが不必要な落下を起すことなく係止腕10に
係止されるような幅に狭まる。
【0028】次に、このように構成された自動販売機の
商品収納棚装置の商品収納動作について説明する。
【0029】例えば、図1に示す前から3番目の商品通
路41のように、太い商品12bを収納するよう商品案
内板7を第1排出位置に保持した状態の商品通路41に
通常の商品12aを収納する場合には、商品収納棚1の
前面の把手部18aを持って、このリンク部材18を後
方に押し込む。
【0030】これにより、出口規制板11は略垂直とな
った状態で第2排出位置に移動し、商品搬出口17の幅
が狭まる。
【0031】この後、商品投入口6から通常の商品12
aを投入すると、商品12は商品案内板7により案内さ
れて入り口部5からこの商品通路41に入り、この商品
通路41内を転動しながら下降し、最初に投入された商
品12aは商品搬出口17から落下することなく下方の
係止腕10に係止される。
【0032】そして、この後、販売指令が発せられる
と、この係止腕10が下方に回動して、商品12aが搬
出される。
【0033】一方、通常の商品12aを収納するよう商
品案内板7を第2収納位置に保持した状態の商品通路4
aに太い商品12bを収納する場合には、商品収納棚1
の前面の把手部18aを持ってリンク部材18を前方に
引出して、第2排出位置に位置していた出口規制板11
を第1排出位置に移動し、商品搬出口17の幅を広げ
る。
【0034】この後、商品投入口6から太い商品12b
を投入すると、商品12bは商品案内板7により案内さ
れて入り口部5からこの商品通路41に入り、この商品
通路41を回動しながら下降し、最初に投入された商品
12bは商品搬出口17から落下することなく下方の係
止腕10に係止される。
【0035】そして、この後、販売指令が発せられる
と、この係止腕10が下方に回動して、商品12bが搬
出される。
【0036】なお、前から4番目の商品通路42に、商
品12a,12bを投入する場合のリンク部材17の操
作は、3番目の商品通路41の場合と逆の操作となる。
【0037】このように、リンク部材17と出口規制板
11を連結し、このリンク部材17を投入する商品12
a,12bの径に応じて商品収納棚1の前面から操作す
ることにより、出口規制板11を第1又は第2排出位置
に移動することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、出口規制
板に連結したリンク部材を商品収納棚の前面から操作す
ることができるので、投入する商品の径に応じてこのリ
ンク部材を前後移動するだけで容易に商品搬出口の幅規
制を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の商品収納
棚装置の要部側面断面図。
【図2】上記商品収納棚装置の要部拡大側面断面図。
【図3】従来の自動販売機の商品収納棚装置の側面断面
図。
【図4】従来の商品収納棚装置の上部側面断面図。
【符号の説明】
1 商品収納棚 4 商品通路 9a 固定壁部 12a,12b 商品 16 出口規制板 17 リンク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村本 浩亮 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納棚の内部に形成されたサーペン
    タイン構造の商品通路の下端部に設けられ、固定壁部及
    びこの固定壁部に対向して配された出口規制板とにより
    形成された商品搬出口から円筒状の商品を排出する自動
    販売機において、 前記出口規制板を前記固定壁部に対して前後移動可能に
    設ける一方、該出口規制板に後端部を連結すると共に略
    中央部に形成された横長のガイド溝に遊嵌された支持軸
    により前後移動可能に支持され、前記商品収納棚の前方
    からの操作により前後方向に移動する連結部材を備え、
    この連結部材を前後方向に移動して該出口規制板を前記
    固定壁部に近づける位置に、または該出口規制板を前記
    固定壁部から遠ざかる位置に保持して前記商品搬出口の
    幅規制動作を行なうことを特徴とする自動販売機の商品
    収納棚装置。
JP20913992A 1992-08-05 1992-08-05 自動販売機の商品収納棚装置 Pending JPH0660264A (ja)

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JPH0660264A true JPH0660264A (ja) 1994-03-04

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