JP2003196733A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JP2003196733A
JP2003196733A JP2001401650A JP2001401650A JP2003196733A JP 2003196733 A JP2003196733 A JP 2003196733A JP 2001401650 A JP2001401650 A JP 2001401650A JP 2001401650 A JP2001401650 A JP 2001401650A JP 2003196733 A JP2003196733 A JP 2003196733A
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Japan
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product
posture
passage
vending machine
storage device
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JP2001401650A
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Inventor
Seiichi Tanaka
誠一 田中
Kentaro Waki
脇  憲太郎
Takeshi Tsuruha
鶴羽  健
Naoki Kuwabara
直樹 桑原
Yuki Ono
雄喜 大野
Kengo Takenaka
堅吾 竹中
Toki Cho
晨 趙
Jun Saiki
順 才木
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の収納作業を容易に、かつ効率良く行う
こと。 【解決手段】 上下方向に延在する商品通路21と、商
品通路21の上端部に向けて漸次低くなる態様で傾斜配
置したトップトレイ22とを備え、トップトレイ22に
投入された商品を横向きの姿勢で商品通路21に順次収
納するようにした自動販売機の商品収納装置20におい
て、商品通路21を構成するセグメント24に揺動可能
に支承させた姿勢規制プレート31と、姿勢規制プレー
ト31およびセグメント24の間に介在し、姿勢規制プ
レート31を常時進出移動させた状態に付勢する一方、
商品の通過が進行した場合には該商品の自重による姿勢
規制プレート31の退行移動を許容するように弾性変形
する付勢部材32とを備えた姿勢規制手段30を設ける
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の商品
収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的な自動販売機を示したも
のである。ここで例示した自動販売機は、特に、缶入り
飲料や瓶入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の
商品を販売するためのもので、収容庫1の内部に商品収
納装置10を備えている。商品収納装置10は、収容庫
1の内部に複数種の商品を個別に収納しておくためのも
ので、商品通路11およびトップトレイ12を備えて構
成されている。
【0003】商品通路11は、一対の側板の間に適宜セ
グメント13を設けることによって構成したものであ
る。各商品通路11は、上下方向に沿って蛇行状に延設
されており、個々の上端部が商品の投入口となっている
一方、個々の下端部が商品の払出口となっている。図か
らも明らかなように、通常の自動販売機では、収容庫1
の奥行き方向に沿って商品通路11が複数列(図5に示
した例では5列)設けてある。
【0004】トップトレイ12は、収容庫1の上端部に
おいてその手前側(図5において左方)から奥方側(図
5において右方)に向けて漸次低くなる態様で傾斜配置
された板状部材である。各トップトレイ12の奥方側端
部は、対応する商品通路11の投入口において終端して
いる。トップトレイ12は、奥方に配置された商品通路
11に対する商品の収納作業を容易化するためのもので
あり、収容庫1の最も手前側に配置された商品通路11
には設けられていない場合が多い。
【0005】上記のように構成された自動販売機は、各
商品通路11、さらにはトップトレイ12に商品を収納
させた状態で販売に供されることになる。この場合、収
容庫1の最も手前側に配置された商品通路11に対して
は、投入口を介して直接投入することにより、その内部
に商品が順次収納されることになる。一方、奥側に配置
された商品通路11に対しては、それぞれのトップトレ
イ12を介して商品の投入を行う。すなわち、図6
(a)に示すように、トップトレイ12の上面に投入さ
れた商品は、トップトレイ12の傾斜に従って転動しな
がら、あるいは滑りながら奥方に案内されることにな
り、トップトレイ12の終端に至った時点で商品通路1
1に落下し、その内部に順次収納されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な自動販売機では、商品の収納効率を向上させる等の理
由から、商品通路11において商品を横向きの姿勢で収
納するのが一般的である。このため、商品通路11に商
品を投入する場合にも、これを横向きの姿勢で投入する
ようにしている。しかしながら、実際の収納作業におい
ては、商品の姿勢をコントロールすることは難しく、直
立した姿勢で商品通路11に収納される場合がある。例
えば、収容庫1の最も手前側に配置された商品通路11
において直接商品を投入する場合には、商品を持つ位置
やこれを離すタイミングによっては直立姿勢となること
がある。また、奥方に配置された商品通路11にあって
は、図6(b)に示すように、トップトレイ12の上面
を案内される間に斜めの姿勢となることが多く、これが
商品通路11に落下する際に直立姿勢となる原因とな
る。特に、瓶入り飲料やペットボトル入り飲料では、飲
み口部分よりも底部分の重量が大きいため、上述した現
象が顕著となる。また、缶入り飲料にあっても、100
mm程度の高さの小さい商品ほど回転し易くなり、直立
姿勢となって商品通路11に収納される事態が頻発す
る。
【0007】商品通路11において商品が直立の姿勢で
収納されると、最早、商品通路11の商品をスムースに
搬出することが困難となり、利用者が購入操作を行った
場合にも、商品が払い出されない事態を招来する虞れが
ある。このため、商品通路11に商品が直立の姿勢で収
納される度に、これを修正する作業を行わなければなら
ず、収納作業が煩雑化するとともに、作業効率が著しく
低下する。
【0008】こうした実情に鑑みて、従来の自動販売機
においても、種々の対策を講じるようにしている。例え
ば、トップトレイ12の両側にそれぞれガイド部材を設
けたり、トップトレイ12を収容庫1の奥行き方向に沿
って移動させるように構成したものも、上述した商品の
直立を防止するための改善策である。つまり、前者にお
いては、ガイド部材を商品のサイズに応じて適宜変更す
ることにより、トップトレイ12上で商品が斜めの姿勢
で案内される事態を防止するようにしている。また後者
では、太径の商品を収納する場合にトップトレイ12を
手前側に位置させて投入口の奥行き幅を広げる一方、細
径の商品を収納する場合にトップトレイ12を奥側に移
動させて投入口の奥行き幅を狭めることにより、商品投
入時の姿勢を安定させるようにしている。
【0009】しかしながら、トップトレイ12に投入し
た商品を滞りなく商品通路11に案内するためには、ガ
イド部材と商品との間に隙間を確保せざるを得ず、商品
が斜めの姿勢で案内される事態を完全に防止することが
できない。また、トップトレイ12の位置を商品の径に
応じて前後に調整した場合であっても、商品との間の隙
間をなくすことはできないため、該商品の姿勢をコント
ロールすることは依然として困難である。しかも、これ
らの改善策にあっては、いずれも投入する商品のサイズ
や径に応じて都度調整作業が必要となり、収納作業を一
層煩雑化する結果となる。
【0010】なお、自動販売機の商品通路11において
は、適宜箇所にダンパ手段が設けられており、落下中の
商品に当接することによって落下エネルギーを吸収する
ようにしている。しかしながら、一旦直立の姿勢となっ
た商品に対してこれらダンパ手段が当接した場合にも、
これを横向きの姿勢に修正することはできない。
【0011】本発明は、上記実情に鑑みて、商品の収納
作業を容易に、かつ効率良く行うことのできる自動販売
機の商品収納装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動販売機
の商品収納装置は、上下方向に沿って延在し、上端の投
入口を介して投入された商品を横向きの姿勢で順次収納
する商品通路を備えた自動販売機の商品収納装置におい
て、前記商品通路の上端部に進退可能に配設し、前記商
品通路に対して進出移動した場合には前記投入口から投
入された商品が直立の姿勢となる以前に当該商品に当接
する一方、前記商品通路に対して退行移動した場合には
商品の通過を許容する姿勢規制手段を設けたことを特徴
とする(請求項1)。
【0013】また本発明に係る自動販売機の商品収納装
置は、上下方向に延在し、上端に投入口を有した商品通
路と、前記商品通路の投入口に向けて漸次低くなる態様
で傾斜配置したトップトレイとを備え、前記トップトレ
イに投入された商品を横向きの姿勢で前記商品通路に順
次収納するようにした自動販売機の商品収納装置におい
て、前記商品通路の上端部に進退可能に配設し、前記商
品通路に対して進出移動した場合には前記トップトレイ
から前記商品通路に至る商品が直立の姿勢となる以前に
当該商品に当接する一方、前記商品通路に対して退行移
動した場合には商品の通過を許容する姿勢規制手段を設
けたことを特徴とする(請求項2)。
【0014】姿勢規制手段としては、前記商品通路を構
成するセグメントに揺動可能に支承させた姿勢規制プレ
ートと、前記姿勢規制プレートおよび前記セグメントの
間に介在し、前記姿勢規制プレートを常時進出移動させ
た状態に付勢する一方、商品の通過が進行した場合には
該商品の自重による前記姿勢規制プレートの退行移動を
許容するように弾性変形する付勢部材とを備えて構成す
ることが好ましい(請求項3)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る自動販売機の商品収納装置の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係る自動販売機の商品収
納装置を示したものである。ここで例示する商品収納装
置20は、図5に示したものと同様に、缶入り飲料や瓶
入り飲料、あるいはペットボトル入り飲料等の商品を冷
却、もしくは加熱した状態で販売する自動販売機に適用
されるもので、商品通路21およびトップトレイ22を
備えて構成してある。
【0017】商品通路21は、一対の側板23の間に、
湾曲状の鋼板からなるセグメント24を連設することに
よって構成したもので、上下方向に沿って蛇行状に延設
してある。商品通路21の上下両端部は、それぞれ開放
しており、上端部が商品の投入口となる一方、下端部が
商品の払出口となる。
【0018】また、商品通路21には、その下端部に商
品搬出装置25を設けてあるとともに、その適宜箇所に
ダンパ手段26を設けてある。商品搬出装置25は、図
示していないコントローラから購入信号が与えられた場
合に、ペダル25a,25bを適宜出没動作させること
により、商品通路21に収納された商品を1つずつ払い
出すためのものである。ダンパ手段26は、商品通路2
1を落下する商品に当接することによってその落下エネ
ルギーを吸収するためのものである。本実施の形態で
は、セグメント24に対して揺動可能に支承させた鋼板
製のフラッパ26aと、フラッパ26aを商品通路21
に常時突出する方向に付勢する板バネ26bとでダンパ
手段26を構成してあり、各商品通路21の上端部、並
びに商品搬出装置25の直前となる位置にそれぞれ設け
てある。
【0019】なお、上述した商品通路21は、図5に示
したものと同様に、収容庫の奥行き方向に沿って複数列
設けてあるが、図1においては、このうちの奥方に配置
される3列のみを示している。
【0020】トップトレイ22は、収容庫の上端部にお
いてその手前側(図1において左方)から奥方側(図1
において右方)に向けて漸次低くなる態様で傾斜配置し
た板状部材である。各トップトレイ22の奥方側端部
は、対応する商品通路21の投入口において終端してい
る。なお、図には明示していないが、各トップトレイ2
2の上面両側にそれぞれガイド部材を配設し、収納する
商品のサイズに応じてガイド部材の位置を調整できるよ
うに構成しても構わない。また、図5に示したものと同
様に、収容庫の最も手前側に配置された商品通路21に
は、必ずしもトップトレイ22を設ける必要はない。
【0021】一方、本実施の形態の商品収納装置20に
は、各商品通路21の上端部にそれぞれ姿勢規制手段3
0を設けてある。姿勢規制手段30は、上述したダンパ
手段26と同様に、セグメント24に対して揺動可能に
支承させた鋼板製の姿勢規制プレート31と、姿勢規制
プレート31を商品通路21に常時進出移動する方向に
付勢する付勢部材32とを備えて構成したものである。
より具体的には、図2および図3に示すように、姿勢規
制プレート31の上端部を筒状に成形するとともに、該
筒状部に揺動軸33を挿通させ、この揺動軸33を介し
て当該姿勢規制プレート31をセグメント24に揺動可
能に支承させてある。付勢部材32としては、図3
(a)に示すように、コイルバネ32Aを適用してもよ
いし、図3(b)に示すように、板バネ32Bを適用し
てもよい。但し、姿勢規制手段30の付勢部材32とし
ては、上述したダンパ手段26の板バネ26bよりもバ
ネ定数が小さく、しかもダンパ手段26のフラッパ26
aよりも、商品通路21に対する姿勢規制プレート31
の進出移動量が大きくなるものを適用することが好まし
い。
【0022】各商品通路21において姿勢規制手段30
を配設する位置は、上端部に設けたダンパ手段26より
もさらに上方であり、投入口から商品通路21に落下し
た商品が直立の状態となる以前に、該商品通路21に進
出移動した姿勢規制プレート31に当接するように設定
してある。複数種類の商品を収納対象とする商品通路2
1にあっては、最も高さの小さい商品を収納した場合に
上述した条件を満たすように配設すればよい。
【0023】姿勢規制プレート31を配設する向きは任
意であり、奥方側のセグメント24から手前側に向けて
配設してもよいし、手前側のセグメント24から奥方側
に向けて配設するようにしてもよい。さらには、手前側
および奥方側の両セグメント24にそれぞれ姿勢規制プ
レート31を設けることも可能である。
【0024】なお、トップトレイ22に関しては、収容
庫の最も手前側に配置された商品通路21に設けていな
いものの、姿勢規制手段30に関しては、当該最も手前
側に配置される商品通路21(図示せず)にも設けるこ
とが好ましい。
【0025】上記のように構成した商品収納装置20を
備える自動販売機においても、販売に供される場合に
は、それぞれの商品通路21、さらにはトップトレイ2
2に商品を横向きの姿勢で収納されることになる。この
場合、収容庫の最も手前側に配置された商品通路21に
対しては、投入口を介して直接投入することにより、そ
の内部に商品が順次収納されることになる。一方、奥側
に配置された商品通路21に対しては、それぞれのトッ
プトレイ22を介して商品の投入を行う。すなわち、ト
ップトレイ22の上面に商品を投入すれば、当該商品が
トップトレイ22の傾斜に従って転動しながら、あるい
は滑りながら奥方に案内されることになり、トップトレ
イ22の終端に至った時点で商品通路21に落下し、そ
の内部に順次収納されることになる。
【0026】ここで、上述した自動販売機の商品収納装
置20にあっても、投入時に商品の姿勢をコントロール
することは難しく、例えば図4(a)中の実線で示すよ
うに、トップトレイ22の上面を案内される間に商品が
斜めの姿勢となる事態は発生する虞れがある。また、図
示していないが、収容庫の最も手前側に配置された商品
通路21においては、商品を持つ位置やこれを離すタイ
ミングによっては横向きの姿勢が乱れることになる。
【0027】しかしながら、上記商品収納装置20によ
れば、例えばトップトレイ22の終端に至った商品が商
品通路21に落下する場合、図4(a)中の二点鎖線で
示すように、これが直立の姿勢となる以前に、その下端
部が姿勢規制手段30の姿勢規制プレート31に当接す
ることになる。姿勢規制プレート31に当接した商品
は、図4(b)に示すように、姿勢規制プレート31の
抗力により、下端部の下動のみが抑制されるため、再び
横向きとなるように回転してその姿勢が修正されるよう
になる。
【0028】一方、横向きの姿勢で商品通路21に落下
した商品に関しては、その両端部がそれぞれ姿勢規制プ
レート31に当接することになるため、上述したような
回転力が発生することはなく、その姿勢を乱す事態は起
こり得ない。
【0029】上述した姿勢規制プレート31の作用は、
トップトレイ22を設けていない商品通路21において
も同様であり、商品が確実に横向きの姿勢となる。
【0030】その後、商品の落下が進行すると、該商品
の自重により付勢部材32の弾性力に抗して姿勢規制プ
レート31が退行するように揺動し、該姿勢規制プレー
ト31を通過して商品が商品通路21に収納されること
になる。なお、商品が通過した後においては、付勢部材
32の弾性復元力によって姿勢規制プレート31が進出
移動した状態に復帰し、次ぎに収納される商品の姿勢を
修正するようになる。
【0031】以上説明したように、本実施の形態に係る
自動販売機の商品収納装置20によれば、投入された
後、直立の姿勢となる以前の商品に対して姿勢規制プレ
ート31を当接させるようにしているため、投入時に商
品の姿勢が乱れたとしても、当該商品を横向きの姿勢に
修正することが可能となる。従って、修正のための作業
を行うことなく、商品通路21において常に商品をスム
ースに搬出することが可能となり、利用者が購入操作を
行った場合に商品が払い出されないという事態を招来す
る虞れがない。しかも、径やサイズの異なる商品を収納
させる場合にも、姿勢規制手段30に関してはこれを調
整する必要はない。これらの結果、商品の収納作業を容
易に、かつ効率良く行うことができるようになる。
【0032】さらに、コイルバネ32Aや板バネ32B
を用いて姿勢規制プレート31を商品に作用させるよう
にしているため、該姿勢規制プレート31を進退移動さ
せるためのアクチュエータを設ける必要がなく、商品収
納装置20の製造コストが著しく増大する事態を招来す
る虞れもなく、上述した商品収納装置20を安価に具現
化することが可能になる。
【0033】なお、上述した実施の形態では、一対の側
板23の間にセグメント24を設けることによって商品
通路21を構成するようにした商品収納装置20を例示
しているが、一対の側板23の間にさらに可動側板を設
け、商品のサイズに応じて商品通路の幅を変更できるよ
うに構成した商品収納装置への適用ももちろん可能であ
る。
【0034】また、上述した実施の形態では、セグメン
ト24に姿勢規制プレート31を揺動可能に支承させる
ことによって姿勢規制手段30を構成するようにしてい
るが、例えば側板に姿勢規制プレートを設けて姿勢規制
手段を構成することも可能である。さらに、商品に当接
する部材としては、必ずしもプレート状を成している必
要はなく、投入された後の商品に当接してその姿勢を修
正することができれば、その他の形状であっても構わな
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る自
動販売機の商品収納装置によれば、投入された後、直立
の姿勢となる以前の商品に対して姿勢規制手段を当接さ
せるようにしているため、投入時に商品の姿勢が乱れた
としても、当該商品を横向きの姿勢に修正することが可
能となる。従って、修正のための作業を行うことなく、
商品通路において常に商品をスムースに搬出することが
可能となり、利用者が購入操作を行った場合に商品が払
い出されないという事態を招来する虞れがない。しか
も、径やサイズの異なる商品を収納させる場合にも、姿
勢規制手段を調整する必要はない。これらの結果、商品
の収納作業を容易に、かつ効率良く行うことができるよ
うになる。
【0036】また、請求項2に係る自動販売機の商品収
納装置によれば、トップトレイを介して投入された後、
直立の姿勢となる以前の商品に対して姿勢規制手段を当
接させるようにしているため、トップトレイ上において
斜めの姿勢で案内されたとしても、当該商品を横向きの
姿勢に修正することが可能となる。従って、修正のため
の作業を行うことなく、商品通路において常に商品をス
ムースに搬出することが可能となり、利用者が購入操作
を行った場合に商品が払い出されないという事態を招来
する虞れがない。しかも、径やサイズの異なる商品を収
納させる場合にも、姿勢規制手段を調整する必要はな
い。これらの結果、商品の収納作業を容易に、かつ効率
良く行うことができるようになる。
【0037】また、請求項3に係る自動販売機の商品収
納装置によれば、付勢部材の付勢力によって姿勢規制プ
レートを商品に作用させるようにしているため、当該姿
勢規制プレートを進退移動させるためのアクチュエータ
が不要であり、上述した商品収納装置を安価に具現化す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である自動販売機の商品収
納装置を示した断面側面図である。
【図2】図1に示した商品収納装置の要部を概念的に示
す斜視図である。
【図3】図1に示した商品収納装置の要部を示したもの
で、(a)は第1例を示す断面側面図、(b)は第2例
を示す断面側面図である。
【図4】図1に示した商品収納装置の作用を示したもの
で、(a)はトップトレイにおいて斜めの姿勢で案内さ
れた商品の姿勢を修正する状態を示した断面側面図、
(b)は(a)におけるB−B線断面図である。
【図5】一般的な自動販売機の商品収納装置を示した断
面側面図である。
【図6】従来の商品収納装置を示したもので、(a)は
トップトレイを案内された商品が商品通路に落下する状
態を示した断面側面図、(b)はトップトレイを案内さ
れた商品が直立の姿勢になる状態を示した断面側面図で
ある。
【符号の説明】
20 商品収納装置 21 商品通路 22 トップトレイ 23 側板 24 セグメント 25 商品搬出装置 25a,25b ペダル 26 ダンパ手段 26a フラッパ 26b 板バネ 30 姿勢規制手段 31 姿勢規制プレート 32 付勢部材 33 揺動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴羽 健 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 桑原 直樹 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 大野 雄喜 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 竹中 堅吾 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 趙 晨 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 才木 順 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 DB14 FB05 FB08 FB09 FB20 3E046 BA03 BB03 BB04 CA02 CA03 CA20 CC03 CD10 GA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に沿って延在し、上端の投入口
    を介して投入された商品を横向きの姿勢で順次収納する
    商品通路を備えた自動販売機の商品収納装置において、 前記商品通路の上端部に進退可能に配設し、前記商品通
    路に対して進出移動した場合には前記投入口から投入さ
    れた商品が直立の姿勢となる以前に当該商品に当接する
    一方、前記商品通路に対して退行移動した場合には商品
    の通過を許容する姿勢規制手段を設けたことを特徴とす
    る自動販売機の商品収納装置。
  2. 【請求項2】 上下方向に延在し、上端に投入口を有し
    た商品通路と、前記商品通路の投入口に向けて漸次低く
    なる態様で傾斜配置したトップトレイとを備え、前記ト
    ップトレイに投入された商品を横向きの姿勢で前記商品
    通路に順次収納するようにした自動販売機の商品収納装
    置において、 前記商品通路の上端部に進退可能に配設し、前記商品通
    路に対して進出移動した場合には前記トップトレイから
    前記商品通路に至る商品が直立の姿勢となる以前に当該
    商品に当接する一方、前記商品通路に対して退行移動し
    た場合には商品の通過を許容する姿勢規制手段を設けた
    ことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  3. 【請求項3】 前記姿勢規制手段は、前記商品通路を構
    成するセグメントに揺動可能に支承させた姿勢規制プレ
    ートと、前記姿勢規制プレートおよび前記セグメントの
    間に介在し、前記姿勢規制プレートを常時進出移動させ
    た状態に付勢する一方、商品の通過が進行した場合には
    該商品の自重による前記姿勢規制プレートの退行移動を
    許容するように弾性変形する付勢部材とを備えることを
    特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の商品
    収納装置。
JP2001401650A 2001-12-28 2001-12-28 自動販売機の商品収納装置 Pending JP2003196733A (ja)

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