JPH04157593A

JPH04157593A - 自動販売機の商品補給装置

Info

Publication number: JPH04157593A
Application number: JP28183290A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Matsuda; 松田　哲雄
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-10-22
Filing date: 1990-10-22
Publication date: 1992-05-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は円筒状の商品を収納し販売する自動販売機にお
いて、商品が少なくなり、商品の充填を行なう時に好適
なる商品補給装置に関する。

（ロ）従来の技術一般に自動販売機においては、収納商品が少なくなった
時に、商品補給を的確に効率良く行なうことが自動販売
機を順調に稼働させる一大要素となっている。

従って、従来より商品補給装置が種々提案されているが
、その−例として、実公昭５５−２４７１５号公報に示
すように、缶入りケースを収納させた缶供給器をその先
端が自動販売機の缶投入口に係止するようセットし、そ
して両手でこの缶供給器を支え、しかも後方を持ち上げ
前方に傾けるようにして、缶を転動させ収納コラムに充
填するようにしている。

（ハ）発明の解決しようとする課題しかし、上述の公報に示す補給装置では、沢山の缶が入
っていて非常に重たい缶供給器を手で支えて充填するの
で、大変な労力であり、また充填途中で、缶供給器の先
端口で詰まったりすると、それを取り除くのに、片手で
缶供給器を支えることになり、作業に危険性を伴ったり
する。更に、商品の補給状況が掴えられず、効果的な充
填が行なえないと共に、使用後の缶補給器の保管場所を
考慮する必要がある等の問題点を有する。

本発明はこれらの問題点を解決し、商品の補給作業が極
めて簡単に行え、またその補給装置も自動販売機本体内
に格納できるようにした商品補給装置を提供するもので
ある。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、本体内に並設した複数の商品収納コラムの各
コラム間の間隙のうち任意の間隙に、不使用時に垂直状
態とされて格納され、商品補給時に前方へ引き出されて
略水平に回動され、かつ端部に設けられ前記間隙内に前
後摺動自在に挿入軸支されている回動軸を支点として一
定角度範囲内で揺動操作可能とされる棚板を設け、前記
棚板に商品を多数収納した商品ケースを係合載置した後
、棚板を揺動操作して商品ケースの出口部より転がり出
る商品により所定長摺動突出され、かつ棚板の揺動を元
に戻しても、転がり出た商品を逆流させないようにする
阻止機構を備えた商品受板を前記棚板に内挿し、棚板の
揺動操作を繰返し、その都度複数個ずつ商品を商品受板
上に転がりださせて留め置き、その商品を順次掴んで商
品収納コラム上方の商品投入口より充填するようにした
ことを特徴とするものである。

（ホ）作用商品補給時に、棚板を商品収納コラム間の間隙より完全
に引き出し、略水平に回動させる。そして、この棚板の
上に商品収納ケースを動かないように載置する。次に棚
板をその支持部である回動軸と反対側の端部を手で持ち
上げ、商品収納ケースを傾けると、商品は商品ケースか
ら転がり出て、同時に商品受板を棚板から摺動突出させ
、商品受板上に商品が複数個出た時点で商品受板は止ま
る。

そして、棚板を逆方向に下げると、商品受板上に転がり
出た商品は阻止機構により商品ケース内に逆流しないよ
うに止められ、棚板の揺動運動を元に戻しても商品受板
上には商品が所定個数、留め置きされる。よってこの商
品を掴んで、商品投入口より投入し、商品収納コラムに
補給する。こうして棚板の揺動操作を繰り返す毎に、数
個ずつ商品を商品受板上に転がり出させて、商品補給を
行う。補給を終えたら、棚板を垂直に回動しそのまま奥
へ押し込んで、商品収納コラム間の間隙に収納する。

、（会）実施例　　。

易下、添付図面を参照し、本発明の詳細な説明する。自
−動販売機の本体１内には商品収納コラ。

ム２．？・・・が横方向に複数列並設され、各商品コ、
う縦方向に屈曲して配設される仕方で構成され、その中
に缶入りジュース等、円筒状の商品４，４・・・が収納
される。商品コラム２は、各列において前後に複数個配
設され、上部に商品投入口５，５・・・が各収納コラム
に対応して設けられている。所定金額を投入し、選択釦
で商品が選択されると、各商品コラム２，２・・・毎の
商品送出装置が作動して、商品が放呂され、送出シュー
ト６を介して、前面扉７の商品取出口部８に送出される
。各商品コラム２，２がある本体１内の商品貯蔵室は下
部に配設した圧縮機９、凝縮器１０、蒸発機等から成る
冷却ユニットにより冷却され、商品４・・・は所定温に
冷却されている。隣接する各商１品コラム２，２との間
には一定幅の間隔１１，１１・・・が存在している。そ
して、この間隙１１，１１・・・のうち中央寄りにある
間隙１１を使っ。

てこの間隙１１内に通常垂直状態とされて、奥へ押し入
れられて格納され、前記。前１面扉７を開いて商−品補
給をする時に、前方へ引き出されて水平に倒れるよ、う
回動される棚板１２が設けられている。この棚板１２は
第３図及び第４図に示すよう（こ、一端に後方へ長く突
出する回動軸１３を有し、二〇回動軸１３は前記間隙１
１内に固設した軸承板１４に挿通されて前後に摺動自在
で、−かつ９０度を少し越える範囲で回動される枢支構
造とされる。すなわち、前記回動軸１３の途中にピン１
５が突設され、一方前記軸承板１４の円弧状部４ａ表面
には、このピン１５を係合させて、前記棚板１２を前後
動させて突出及び収納するための所定長さのガイド溝部
１６Ａと、引き呂された前記棚板１２をその垂直状態か
ら水平に回動させるために前記ピン１５をガイドさせる
よう設けられている周方向の溝部１６Ｂと、水平とした
前記棚板１２を前記回動軸１３を中心として所定角度範
囲内で摺動可能とさせるよう前記ピン１５をガイドさせ
る成る溝＠ｄを持った回動軸揺動用溝部１６Ｃとが連続
して形成されている溝１６が設けられている。

よって、棚板１２はこの回動軸１３を中心として自由に
一定範囲で揺動できる。ところで、棚板１２の上には、
一端の下部に商品出口１９を有し、中に商品４を多数収
納した商品ケース２０が載せられるようになっている。

商品ケース２０は棚板１２の周辺に起立する側片１２ａ
により前後、左右に動かないようにセットされる。棚板
１２には、その中から第５図の（ｂ）に示すように、商
品ケース２０が傾けられると転がり出る商品４によって
摺動突出される商品受板２１が出入自在に内挿されてい
る。そして、この商品受板２１の前端側に、商品出口１
９より転がり出てくる商品４を受は止める係止片２２が
起立形成されていると共に、後端側には、商品受板２１
を一定のストローク呂たところで、棚板１２の上面板１
２Ａの底部より垂下する係合片２３との当接によりスト
ップさせ、商品受板２１の上に適当個数の商品を載せる
ようにするストッパー片２４が設けられている。なお、
このストッパー片２４を別体物とし、棚板１２上でその
取付位置を変更自在として、棚板１２の出る長さを調整
式にしておくことにより、棚板１２上の部品本数を掴み
取り易い本数にセットすることができる。これは棚板ｌ
ｚ上に転がり出た商品を掴んで商品投入口５・・・より
投入する時、商品の大きさ、手の大きさ、或いは充填作
業の慣れの度合いに応じて、商品本数が異なるので、そ
れに応じえるようにすることを可能とする。２５は商品
受板２１を常に棚板１２内に格納するように引っ張り作
用するコイルスプリングで、棚板１２の中途に設けた支
片２６とストッパー片２４との間に介設している。

更に、セットされた商品ケース２０の商品８口１９の直
ぐ前位置には、転がり出る商品４により水平に押し倒さ
れて、商品４の転勤をガイドし、そして、−旦商品受板
２１上に出た商品４を商品ケース２０が第５図の（ｃ）
に示すように一逆に傾けられたとき商品ケース２０内に
逆流しないようにする阻止機構である逆流止め片２６が
棚板１２の前方部分に枢着されている。

かかる構成において、商品補給時に、前面扉７を開いた
後棚板１２を引っ張り出す。棚板１２はそのピン１５が
溝−１６のガイド溝部１６Ａに沿って移動することで引
き出され、そしてガイド溝部１６Ａの前端まで来た時点
で、第２図に示すように左方向へ回動させると、ピン１
５は溝部１６Ｂに案内されて、その上端に当る。続いて
、更に棚板１２を前方へ移動させることで、回動軸揺動
用溝部１６Ｃにピン１５が係合している状況となる。そ
して、棚板１２はその自重により、回転軸１３と反対端
側か少し下に傾いた状態に静止する。次に商品ケース２
０を第５図の（、）に示すように棚板１２上にセットす
る。セットした後、棚板１２の片端側を持ち上げ、棚板
１２が下向くように傾けさせる。すると同図（ｂ）に示
すように、商品ケース２０の商品出口１９より商品４が
転がり出る。最初の商品４によって、逆流止め片２６は
時計方向に倒され続いて複数個の商品４が転がり出る。

そして、先頭の商品４が商品受板２１の係止片２２に当
り、商品受板２１はコイルスプリング２５の弾力に抗し
て押し出され、ストッパー片２４と係合片２３とが当接
するとストップする。こうして所定炙出た商品受板２１
の上に複数個の商品４が載り、その後、再び棚板１２を
逆向きに傾動させると、支片２６が後方の商品４に押さ
れて起立して、既に商品受板２１上に載っている商品４
は、商品ケース２０に来るような逆流はせず商品受板２
１上には所定個数（３ケ）の商品４が残される。よって
作業者は、この出た商品４を一個ずつ掴み商品投入口５
．５・・・より商品収納コラム２，２・・・内に収納す
る。そして、再び棚板１２を回転軸１３を支点とする揺
動運動の繰り返すことにより、商品を数個ずつ商品ケー
ス２０より呂して、商品投入をすることで、商品補給が
成せ、補給作業は非常に容易となる。商品の補給を終え
たら、商品ケース２０を取り外す。この時商品受板２１
はコイルスプリング２５により商品受板２１内に復帰す
る。そして次に棚板１２を少し後ろに戻し、溝部１６Ｂ
でビン１５をガイドさせることにより棚板１２を垂直状
態になるように回動する。回動終了時点でビン１５はガ
イド溝部１６Ａに一致するので、そのまま柵板工２を後
方へ押し込むことでビン１５は溝部１６Ａに沿って移動
し、棚板１２を商品収納コラム２と商品収納コラム２の
間の間隙１１に難なく収納できる。このように、商品補
給装置外のときには、棚板１２をコンパクトに自動販売
機の本体ｌ内に収納することができて便利である。

（ト）発明の効果以上のように、本発明によれば、格納状態から引き出さ
れて、商品収納ケースを載せる棚板の揺動運動で、商品
を数個ずつ転がり出させて保留し、その商品を順次充填
するようにしたので、商品の補給が早く行え、補給作業
は極めて容易に行え、従来のように大変な労力を要しな
い。

また、使用後の棚板は、収納コラムを収納コラムとの間
隙を利用して収納でき、その収納スペースを別途膜けず
ども良い狭スペース設計の自動販売機の商品補給装置と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は棚板引き出し前の格納状態を透視して示した前
面扉開放状況における自動販売機の外観斜視図、第２図
は商品補給に伴い、棚板を格納状態から引き出し、商品
ケースを載置できるよう水平に回動した模様を示す第１
図と同様の自動販売機の外観斜視図、第３図は前後に摺
動自在とされると共に、水平回動され、かつ所定角度範
囲で摺動可能とされている棚板の取付構造を示す側面図
、第４図は棚板を軸支する軸承板の外観構造図、第５図
の（ａ）は、棚板に商品収納ケースをセットした状況の
側面図、同図（ｂ）は棚板を持ち上げ、商品ケースを傾
けて、商品を転がり出させている状況の側面図、同図（
ｃ）は棚板を元に戻しても、所定個数の商品が商品受板
に留め置かれる状況を示す側面図である。１・・・本体、２・・・商品収納コラム、４・・・商品
、１１・・・間隙、１２・・・棚板、１３・・・回転軸
、１６・・・溝、１９・・・商品出口、２０・・・商品
ケース、２１・・・商品受板、２６・・・逆流止め片。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）本体内に並設した複数の商品収納コラムの各コラ
ム間の間隙のうち任意の間隙に、不使用時に垂直状態と
されて格納され、商品補給時に前方へ引き出されて略水
平に回動され、かつ端部に設けられ前記間隙内に前後摺
動自在に挿入軸支されている回動軸を支点として一定角
度範囲内で揺動操作可能とされる棚板を設け、前記棚板
に商品を多数収納した商品ケースを係合載置した後、棚
板を揺動操作して商品ケースの出口部より転がり出る商
品により所定長摺動突出され、かつ棚板の揺動を元に戻
しても、転がり出た商品を逆流させないようにする阻止
機構を備えた商品受板を前記棚板に内挿し、棚板の揺動
操作を繰返し、その都度複数個ずつ商品を商品受板上に
転がりださせて留め置き、その商品を順次掴んで商品収
納コラム上方の商品投入口より充填するようにしたこと
を特徴とする自動販売機の商品補給装置。