JPH0660106U - 電磁作動装置のコイルボビン - Google Patents

電磁作動装置のコイルボビン

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JPH0660106U
JPH0660106U JP437193U JP437193U JPH0660106U JP H0660106 U JPH0660106 U JP H0660106U JP 437193 U JP437193 U JP 437193U JP 437193 U JP437193 U JP 437193U JP H0660106 U JPH0660106 U JP H0660106U
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JP
Japan
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coil
lead wire
flange portion
coil bobbin
electromagnetic
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Pending
Application number
JP437193U
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English (en)
Inventor
正則 大澤
Original Assignee
天竜丸澤株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁コイルをコイルボビンの軸体部の軸線方
向へ組み込む際に、引出線取付部に対応するスペースを
不要とし、実質的には電磁コイルを小型化可能な電磁作
動装置のコイルボビンを提供する。 【構成】 軸体部12にコイル18が形成される。フラ
ンジ部14aは、軸体部12の端部に形成されている。
引出線取付部16は、フランジ部14aに突設され、前
記コイル18と引出線20を接続する。前記引出線取付
部16は、前記フランジ部14aの端面から前記軸体部
12の軸線方向外側へ突設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電磁作動装置のコイルボビンに関し、一層詳細にはコイルが形成され る軸体部と、該軸体部の端部に形成されたフランジ部と、該フランジ部に突設さ れ、前記コイルと引出線を接続する引出線取付部とを具備する、電磁クラッチ、 電磁ブレーキ、電磁スプリングクラッチ等の電磁作動装置のコイルボビンに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁作動装置のコイルボビンについて図3および図4と共に説明する。 なお、図3および図4には従来のコイルボビンを使用した電磁作動装置である電 磁コイルを示す。 コイルボビン100は、外周に電線が巻回されてコイル102が形成される軸 体部104と、軸体部104の両端部に形成されたフランジ部106a、106 bと、フランジ部106aに突設された引出線取付部108から成る。 引出線取付部108は、フランジ部106aの外縁部に設けられ、フランジ部 106aに対してラジアル方向外側へ突設されている。引出線取付部108にお いて、コイル102を形成している電線の端部と引出線110が接続される。 112a、112bはフィールドコア構成部材であり、コイル102の内周側 および外周側に配設され、コイル102へ通電された際に発生する磁気回路を閉 成するために設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の電磁作動装置のコイルボビンには次のような課題 がある。 引出線取付部108が、フランジ部106aの外縁部に設けられ、フランジ部 106aに対してラジアル方向外側へ突設されているので、従来の電磁コイルを 軸体部104の軸線方向へ組み込む場合、引出線取付部108のラジアル方向へ の突出分だけ余分なスペースが必要となる。すなわち、実質的には当該突出分だ け電磁コイルが大型になってしまうという課題がある。 従って、本考案は、電磁コイルをコイルボビンの軸体部の軸線方向へ組み込む 際に、引出線取付部に対応するスペースを不要とし、実質的には電磁コイルを小 型化可能な電磁作動装置のコイルボビンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、コイルが形成される軸体部と、該軸体部の端部に形成されたフラン ジ部と、該フランジ部に突設され、前記コイルと引出線を接続する引出線取付部 とを具備するコイルボビンにおいて、前記引出線取付部は、前記フランジ部の端 面から前記軸体部の軸線方向外側へ突設されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
作用について説明する。 引出線取付部は、フランジ部の端面から軸体部の軸線方向外側へ突設されてい るので、フランジ部に対してラジアル方向外側へ突出しない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳述する。 図1には本実施例のコイルボビンを使用した電磁コイルの側面断面図を示し、 図2にはその正面図を示す。なお、実施例の電磁コイルは電磁クラッチ、電磁ブ レーキ、電磁スプリングクラッチ等の電磁作動装置に用いて好適な電磁コイルで ある。
【0007】 図において、10はコイルボビンであり、非磁性体である合成樹脂で形成され ている。コイルボビン10は、軸体部12と、フランジ部14a、14bと、中 間フランジ部14cと、引出線取付部16とから成る。
【0008】 軸体部12は中空の筒状に形成され、外周に電線が巻回されてコイル18が形 成される。
【0009】 フランジ部14a、14bは、軸体部12の両端にそれぞれ形成されている。 フランジ部14a、14bは軸体部12に対してラジアル方向外側へ円板状に延 設されている。
【0010】 中間フランジ部14cは、軸体部12の外周面上、フランジ部14aと16b との中間であって、フランジ部14a寄りの位置に形成されている。中間フラン ジ部14cも軸体部12に対してラジアル方向外側へ円板状に延設されている。
【0011】 コイル18はフランジ部14bと中間フランジ部14cとの間の軸体部12外 周に電線を巻回することにより形成されている。
【0012】 引出線取付部16は、フランジ部14aの左端面に突設されている。引出線取 付部16は、フランジ部14aに対して軸体部12の軸線方向へ突設され、最も ラジアル方向外側の位置はフランジ部14aの外縁より内側に位置している。コ イル18を形成している電線の端部は、引出線取付部16において引出線20と 接続される。引出線20は軸体部12の軸線方向へ延出される。引出線取付部1 6には引出線20を引き出す引出口22a、22bが開口している。
【0013】 24a、24bはフィールドコア構成部材であり、鉄等の磁性材料で形成され ている。フィールドコア構成部材24aは中空の筒状に形成されている。コイル 18が形成されたコイルボビン10は、フィールドコア構成部材24aへ外嵌さ れている。フィールドコア構成部材24aには不図示の軸部材が挿通され、コイ ル18へ通電することで当該軸部材を駆動する。
【0014】 一方、フィールドコア構成部材24bは断面略コ字状の筒状に形成されている 。フィールドコア構成部材24bの端面部26中央には透孔28aが穿設され、 フィールドコア構成部材24aが圧入固定されている。また、フィールドコア構 成部材24bの端面部26には透孔28bが穿設され、コイルボビン10の引出 線取付部16が挿通されている。フィールドコア構成部材24bはコイル18の 外周を被覆している。
【0015】 30は回転防止部材であり、フィールドコア構成部材24bの端面部26外側 面に固定されている。回転防止部材30は下部が二股状に分岐した形状に形成さ れており、外部の部材に掛止可能になっている。
【0016】 上記の構成を有する電磁コイルを含む電磁クラッチ等を取り付けるべく、コイ ルボビン10の軸体部12の軸線方向へ組み込む場合、引出線取付部16は、フ ランジ部14aに対して軸体部の軸線方向へ突設されているので、フランジ部1 4aに対し、ひいてはフィールドコア構成部材24bに対してラジアル方向外側 へ突出しない。従って、引出線取付部16に対応する取付用スペースを不要とし 、実質的には電磁作動装置を小型化可能となる。
【0017】 上記の構成を有する電磁コイルを含む電磁クラッチ等において、コイル18へ の直流電圧を印加すると、磁気回路が発生する。磁気回路はフィールドコア構成 部材24a、24bにより閉成され、フィールドコア構成部材24aに挿通され ている軸部材(不図示)が駆動される。
【0018】 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるのではなく、例えば中間フランジ部14cは無くてもよい等、考 案の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る電磁作動装置のコイルボビンを用いると、電磁コイルを取り付け るべく、コイルボビンの軸体部の軸線方向へ組み込む場合、引出線取付部は、フ ランジ部の端面から軸体部の軸線方向外側へ突設されているので、フランジ部に 対してラジアル方向外側へ突出しない。従って、引出線取付部に対応する取付用 スペースを不要とし、実質的には電磁クラッチ等を小型化可能となる等の著効を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例のコイルボビンを使用した
電磁コイルの側面断面図。
【図2】図1の電磁コイルの正面図。
【図3】従来のコイルボビンを使用した電磁コイルの側
面断面図。
【図4】図3の電磁コイルの正面図。
【符号の説明】 10 コイルボビン 12 軸体部 14a フランジ部 14b フランジ部 14c 中間フランジ部 16 引出線取付部 18 コイル 20 引出線 22a 引出口 22b 引出口 24a フィールドコア構成部材 24b フィールドコア構成部材 26 端面部 28a 透孔 28b 透孔 30 回転防止部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが形成される軸体部と、該軸体部
    の端部に形成されたフランジ部と、該フランジ部に突設
    され、前記コイルと引出線を接続する引出線取付部とを
    具備する電磁作動装置のコイルボビンにおいて、 前記引出線取付部は、前記フランジ部の端面から前記軸
    体部の軸線方向外側へ突設されていることを特徴とする
    電磁作動装置のコイルボビン。
JP437193U 1993-01-19 1993-01-19 電磁作動装置のコイルボビン Pending JPH0660106U (ja)

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JP437193U JPH0660106U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 電磁作動装置のコイルボビン

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JP437193U JPH0660106U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 電磁作動装置のコイルボビン

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JPH0660106U true JPH0660106U (ja) 1994-08-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02292524A (ja) * 1989-05-08 1990-12-04 Hitachi Ltd 電磁クラッチの励磁装置
JP3108937B2 (ja) * 1991-07-12 2000-11-13 セイコーエプソン株式会社 ワーク洗浄方法及び洗浄装置

Patent Citations (2)

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