JP2000175419A - ロータリソレノイド - Google Patents
ロータリソレノイドInfo
- Publication number
- JP2000175419A JP2000175419A JP10348304A JP34830498A JP2000175419A JP 2000175419 A JP2000175419 A JP 2000175419A JP 10348304 A JP10348304 A JP 10348304A JP 34830498 A JP34830498 A JP 34830498A JP 2000175419 A JP2000175419 A JP 2000175419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- shaft
- rotary solenoid
- around
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高速応答性並びに高トルクで、区分機や機織り
機など幅広い分野に使用できるアクチュエータを提供す
る。 【解決手段】シャフト4には扇形状の永久マグネット7
が90度ずつ4当配に接着固定されており、外周には一
定のクリアランスを設けて固定鉄芯1−aの凸部を90
度ずつ4当配に位置させている。また、固定鉄芯1−a
の凸部には必要なトルク応答スピードに応じコイル5を
2個または4個セットし、そのコイル5はコイル5の部品
であるボビン5−aの軸中心側への端面に突起物を設け
る形状としていることで固定鉄芯1−a及び1−bに固
定される構造としている。
機など幅広い分野に使用できるアクチュエータを提供す
る。 【解決手段】シャフト4には扇形状の永久マグネット7
が90度ずつ4当配に接着固定されており、外周には一
定のクリアランスを設けて固定鉄芯1−aの凸部を90
度ずつ4当配に位置させている。また、固定鉄芯1−a
の凸部には必要なトルク応答スピードに応じコイル5を
2個または4個セットし、そのコイル5はコイル5の部品
であるボビン5−aの軸中心側への端面に突起物を設け
る形状としていることで固定鉄芯1−a及び1−bに固
定される構造としている。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は区分機や機織りなどに用
いられるアクチュエータに関するものである。
いられるアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリソレノイドは、シャフト
に2つの永久マグネットを2等配180度に接着固定
し、固定鉄心は中心に向かって対向する2つの凸部を設
け、そこにコイルワイヤーを直接ボビンを介して巻き付
ける構成としている。そして、コイルワイヤーに電圧を
印加することにより、固定鉄心凸部に発生する磁場とシ
ャフト側の永久マグネットが吸引又は反発し、回転動作
を得ている。
に2つの永久マグネットを2等配180度に接着固定
し、固定鉄心は中心に向かって対向する2つの凸部を設
け、そこにコイルワイヤーを直接ボビンを介して巻き付
ける構成としている。そして、コイルワイヤーに電圧を
印加することにより、固定鉄心凸部に発生する磁場とシ
ャフト側の永久マグネットが吸引又は反発し、回転動作
を得ている。
【0003】しかし、上述のロータリソレノイドは固定
鉄心凸部の形状を性能維持の観点から特殊にするため、
コイルワイヤの巻線には専用の巻線機を必要としてい
る。つまり、これはすでに巻線してあるコイルを後付け
できないことを意味している。また、応答スピード及び
トルクは今以上に向上させなければ成らず、現行のマグ
ネット2個・固定鉄心凸部2個の2極タイプでは追いつ
いていけなかった。
鉄心凸部の形状を性能維持の観点から特殊にするため、
コイルワイヤの巻線には専用の巻線機を必要としてい
る。つまり、これはすでに巻線してあるコイルを後付け
できないことを意味している。また、応答スピード及び
トルクは今以上に向上させなければ成らず、現行のマグ
ネット2個・固定鉄心凸部2個の2極タイプでは追いつ
いていけなかった。
【0004】請求項1の発明は固定鉄心に直接コイルを
巻かなくても良い製造容易なロータリーソレノイドを提
供するものである。請求項2の発明はシャフト側に配す
るマグネットを4個、90度ずつに等配し、対する固定
鉄心はコイルを4個としてマグネットと同様に等配した
構造として、高応答スピード及び高トルクのロータリソ
レノイドを提供するものである。
巻かなくても良い製造容易なロータリーソレノイドを提
供するものである。請求項2の発明はシャフト側に配す
るマグネットを4個、90度ずつに等配し、対する固定
鉄心はコイルを4個としてマグネットと同様に等配した
構造として、高応答スピード及び高トルクのロータリソ
レノイドを提供するものである。
【0005】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。この実施の形態のロータリソレノイド
は図1に示すように、固定鉄心1−aを上下のフロント
ハウジング2、リアハウジング3で挟み込んでおり、フ
ロントハウジング2の中央からはD面カットのシャフト
4が伸びる構成となっている。
づいて説明する。この実施の形態のロータリソレノイド
は図1に示すように、固定鉄心1−aを上下のフロント
ハウジング2、リアハウジング3で挟み込んでおり、フ
ロントハウジング2の中央からはD面カットのシャフト
4が伸びる構成となっている。
【0006】図2は本ロータリソレノイドの断面図であ
り、図3は図2で示すA−A断面図である。これから固
定鉄心1−aには固定鉄心1−bが挿入されており、固
定鉄心1−bと対向するところにも同様の固定鉄心1−
bが挿入されている。固定鉄心1−bの90度ズレの位
置には固定鉄心1−aと一体となった固定鉄心1−bと
同形状の凸部が形成され、それぞれにコイル5が挿入さ
れている。
り、図3は図2で示すA−A断面図である。これから固
定鉄心1−aには固定鉄心1−bが挿入されており、固
定鉄心1−bと対向するところにも同様の固定鉄心1−
bが挿入されている。固定鉄心1−bの90度ズレの位
置には固定鉄心1−aと一体となった固定鉄心1−bと
同形状の凸部が形成され、それぞれにコイル5が挿入さ
れている。
【0007】コイル5においては部品であるボビン5−
aの軸中心側への端面に突起物を設ける形状とし、90
度ズレの固定鉄心凸部1−a及び1−bの側面部をボビ
ンが押すよう構成することによって、軸中心方向へのガ
タツキを抑える形としている。
aの軸中心側への端面に突起物を設ける形状とし、90
度ズレの固定鉄心凸部1−a及び1−bの側面部をボビ
ンが押すよう構成することによって、軸中心方向へのガ
タツキを抑える形としている。
【0008】固定鉄心1−a、1−bの内径にはシャフ
ト4とシャフト4に接着固定された扇形状の永久マグネ
ット7が一定のクリアランスを保ってあり、永久マグネ
ット7はシャフト4へ4等配に接着固定され、且つ樹脂
製のマグネットカバー8で保護されている。
ト4とシャフト4に接着固定された扇形状の永久マグネ
ット7が一定のクリアランスを保ってあり、永久マグネ
ット7はシャフト4へ4等配に接着固定され、且つ樹脂
製のマグネットカバー8で保護されている。
【0009】本発明によればこのボビン5−aを用いる
ことで固定鉄心への専用巻線機を使っての巻線は必要な
くなり、別工程でしかも標準的な巻線機で製作できる。
ことで固定鉄心への専用巻線機を使っての巻線は必要な
くなり、別工程でしかも標準的な巻線機で製作できる。
【図1】本発明のロータリソレノイドの外観斜視図。
【図2】本発明のロータリソレノイドの断面図。
【図3】本発明のロータリソレノイドの図2におけるA
−A断面図。
−A断面図。
【図4】本発明のロータリソレノイドの固定鉄芯斜視図
【図5】本発明のロータリソレノイドのボビン斜視図 1−a固定鉄心 1−b分割の固定鉄心 2フロントハウジング 3リアハウジング 4シャフト 5コイル 5−aボビン 6平行ピン 7永久マグネット 8マグネットカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E048 AC05 AD21 CA01 5H002 AA09 AB02 AB06 AB09 AC06 AE08 5H604 BB01 BB10 BB14 CC01 CC15 QC02 5H621 AA03 BB07 GA01 GA04 GB03 GB06 GB08 GB14 HH03 JK05
Claims (2)
- 【請求項1】 シャフトの回りに扇形状の永久マグネッ
トが接着固定され、その回りにコイルが配置され、コイ
ルに通電することによってシャフトが回転するロータリ
ソレノイドにおいて、前記シャフトの回りに一定のクリ
アランスを設けて、片側の端面に突起を持つコイルが巻
かれたボビンを配置し、分割された固定鉄芯で前記突起
を押さえながら、前記分割された固定鉄心をもう片側の
固定鉄心に圧入してコイルを固定したことを特徴とする
ロータリソレノイド。 - 【請求項2】シャフトの回りに扇形状の永久マグネット
を4個90度ずつに等配し、かつそれに対応するコイルが
巻かれたボビンも4つとして、トルクを強くしたことを
特徴とした請求項1のロータリソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348304A JP2000175419A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | ロータリソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348304A JP2000175419A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | ロータリソレノイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000175419A true JP2000175419A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18396136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10348304A Pending JP2000175419A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | ロータリソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000175419A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1422807A2 (en) * | 2002-11-20 | 2004-05-26 | Minebea Co., Ltd. | Reciprocating rotary permanent magnet motor |
CN105762951A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-07-13 | 东莞国亮电机有限公司 | 组合式电机定子及其电机 |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP10348304A patent/JP2000175419A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1422807A2 (en) * | 2002-11-20 | 2004-05-26 | Minebea Co., Ltd. | Reciprocating rotary permanent magnet motor |
EP1422807A3 (en) * | 2002-11-20 | 2006-03-22 | Minebea Co., Ltd. | Reciprocating rotary permanent magnet motor |
CN105762951A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-07-13 | 东莞国亮电机有限公司 | 组合式电机定子及其电机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050125 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070426 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070509 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070911 |