JPH0659956U - 金銭出し入れ電子端末装置設置構造 - Google Patents

金銭出し入れ電子端末装置設置構造

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JPH0659956U
JPH0659956U JP6148192U JP6148192U JPH0659956U JP H0659956 U JPH0659956 U JP H0659956U JP 6148192 U JP6148192 U JP 6148192U JP 6148192 U JP6148192 U JP 6148192U JP H0659956 U JPH0659956 U JP H0659956U
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JP
Japan
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electronic terminal
wall surface
terminal device
money
withdrawal
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Application number
JP6148192U
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Inventor
義春 内田
Original Assignee
有限会社ウチダ技研
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金銭出し入れ電子端末装置の補修及び端末装
置内の金銭の取り出し、装置内への金銭の格納作業の為
の空間を少なく出来、設置維持コストが廉価な金銭出し
入れ電子端末装置の設置構造を提供する。 【構成】 金銭出し入れ電子端末装置1を設置する壁面
2の一部を開口し、壁面2の開口部3後方に所要の作業
用空間4を設けるとともに、壁面2の開口部3に金銭出
し入れ電子端末装置1を所定の範囲で進退自在に配置し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、CD・ATMとして知られている金融会社が設置する金銭出し入れ 電子端末装置の設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の金銭出し入れ電子端末装置は、金融会社建物・公共建物・交通の要所建 物内の安全性を確保された室内の壁面を一部開口し、この開口部に正面側の一部 が客側に突出するように固定的に設置される。又その開口部に設置された装置の 背面後方に金銭の格納・引き出し及び装置の補修の為の一人が作業できる程の作 業空間を確保している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の金銭出し入れ電子端末装置の設置構造では、壁面の開口部の後方に装置 が突出した上に、一人が作業できる程の空間を確保している為に、壁面後方に広 い空間を必要とし、又賃貸料等の設置維持コストが嵩むという問題点があった。 本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、作業空間 を小さなものとして設置維持コストを低減することができる金銭出し入れ電子端 末装置の設置構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、 1) 金銭出し入れ電子端末装置を設置する壁面の一部を開口し、壁面の開口部 後方に所要の作業用空間を設けるとともに、壁面の開口に金銭出し入れ電子端末 装置を所定の範囲内で進退自在に配置したことを特徴とする金銭出し入れ電子端 末装置設置構造 2) 壁面の開口部床面に壁面に対して直角にレールを敷設し、同レール上に台 車を所定の範囲内で進退自在に装置し、同台車に金銭出し入れ電子端末装置を搭 載した請求項1記載の金銭出し入れ電子端末装置設置構造 にある。 ここで、金銭出し入れ電子端末装置を開口に進退自在にする構造として、装置 を進退する台車に搭載する場合と、装置自体が進退して静止固定できる構造とす る場合とがある。
【0005】
【作用】
この考案では、金銭出し入れ電子端末装置を壁面の開口部の後方の作業用空間 の方へ後退させた状態に保持すれば、金銭出し入れ電子端末装置が壁面開口部を 塞ぎ、お客は装置前面から金銭の出し入れ、通帳の記帳ができるものである。 金銭出し入れ電子端末装置を補修する場合及び貨幣を格納・引き出す場合は、 金銭出し入れ電子端末装置を開口部前方(客側)へ移動させれば、壁面開口部後 方の装置の背面に広い空間があき、この空間に人が入り、貨幣の出し入れ・装置 の補修が行なえるものである。 装置を大きく前方に移動させれば、壁面開口部と装置との間に人が出入りでき る空間を確保でき、この空間から壁面後方に作業者が出入りでき、壁面後方の作 業用空間を更に少ないものにできる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図面に示される実施例は、 壁面の開口部床面に壁面に対して直角にレールを敷設し、同レール上に台車を一 定の範囲で進退自在に装置し、同台車に金銭出し入れ電子端末装置を搭載した形 態の例である。
【0007】 図1は実施例の平面図、図2は同側面図、図3は台車のレールと車輪とアジャ スターを示す説明図、図4は装置の設置作業行程を示す説明図、図5は装置を室 内に複数台設置した状態を示す平面図である。
【0008】 図中、1は金銭出し入れ電子端末装置、2は同装置を設置する壁面、3は同壁 面2の開口部、4は作業用空間、5は床面、6は同床面5から3mm程突出する ように床内に大部分を埋設した断面く字形状のレール、7はロ字状のフレームを 有する台車、8は同台車7の車輪、9はレール6の後方に並設した無端チェーン 、10,11は同無端チェーン9のチェーン車、12はチェーン車10を回動さ せる駆動軸、13は同駆動軸12を正逆回転させるブレーキ付駆動装置、14は 無端チェーン9の途中を台車7の後端に連結する止金具、15は金銭出し入れ電 子端末装置1の底面に取付けた下部に回転自在なパット150を有するアジャス ター、16は台車7の側面に取付けたLアングル材、17は金銭出し入れ電子端 末装置1の下部に設けた走行用車輪、18は無端チェーン9を床面5の下方に収 容する細長の溝である。
【0009】 この実施例では、金銭出し入れ電子端末装置1を台車7に設置する場合、台車 7をレール6の前方に移動させ、金銭出し入れ電子端末装置1をその車輪17で 台車7の上方まで移動させる(図4(a)参照)。その後、アジャスター15を 回転させて下降させ台車7のLアングル材16の上に載せる。更にアジャスター 15を回転させると金銭出し入れ電子端末装置1は持ち上げられ、車輪17は床 面5から浮き上り、金銭出し入れ電子端末装置1は台車7に載せられた状態とな る(図4(b)及び図3の状態)。この状態では車輪17と床面5との間隔Lは 、金銭出し入れ電子端末装置1の底面と台車7の上面との間隔Hより小さい。こ の状態で日常使用される。金銭出し入れ電子端末装置1を交換等の為台車7から 外す場合は上記の逆の操作によってなされる。
【0010】 本実施例は、図4(b),図3の状態に示すように台車7上に金銭出し入れ電 子端末装置1を載せて使用する。本実施例の台車7は、床面5から僅か突出した レール6上に沿って移動する。台車7の後端の止め金具14に無端チェーン9の 途中を結着しているので、駆動装置13を作動させると駆動軸12が回転し、チ ェーン車10が回転し、無端チェーン9が動いて台車7は図2の実線の状態から 想像線の位置までの間で前進・後退する。台車7の動きと同様に、台車7上の金 銭出し入れ電子端末装置1もこの範囲で移動できるものである。
【0011】 客が金銭の出し入れをする使用状態の場合は、図1,2の実線図の如く、装置 の5割程を壁面2後方に置いている。この状態で台車7は駆動装置13のブレー キによって移動しないようにして安全を確保している。 次に、金銭出し入れ電子端末装置に貨幣を出し入れする場合又は装置を補修す る場合は駆動装置13を作動させ、ブレーキを解除して図1,2の想像線の位置 まで移動させる。この状態では、装置と壁面2との間に通行できる空間ができて いて、作業者はこの空間から装置背面及び壁面開口部後方に移動して、日常業務 である貨幣の出し入れ及び装置補修を行なうものである。 補修後、貨幣出し入れ後は前記の逆の行程で使用状態に戻すものである。
【0012】
【考案の効果】
以上の様に、本考案によれば、金銭出し入れ電子端末装置が壁面開口部から進 退させられるものであるから、壁面後方の補修用空間は狭いもので済ますことが でき、又その分装置設置維持コストも廉価にできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の平面図である。
【図2】実施例の側面図である。
【図3】台車のレールと車輪とアジャスターを示す説明
図である。
【図4】装置の設置作業行程を示す説明図である。
【図5】装置を室内に複数台設置した状態を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 金銭出し入れ電子端末装置 2 壁面 3 開口部 4 作業用空間 5 床面 6 レール 7 台車 8 車輪 9 無端チェーン 10 チェーン車 11 チェーン車 12 駆動軸 13 駆動装置 14 止金具 15 アジャスター 16 Lアングル材 17 車輪 18 溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】削除

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金銭出し入れ電子端末装置を設置する壁
    面の一部を開口し、壁面の開口部後方に所要の作業用空
    間を設けるとともに、壁面の開口に金銭出し入れ電子端
    末装置を所定の範囲内で進退自在に配置したことを特徴
    とする金銭出し入れ電子端末装置設置構造。
  2. 【請求項2】 壁面の開口部床面に壁面に対して直角に
    レールを敷設し、同レール上に台車を所定の範囲内で進
    退自在に装置し、同台車に金銭出し入れ電子端末装置を
    搭載した請求項1記載の金銭出し入れ電子端末装置設置
    構造。
JP6148192U 1992-08-06 1992-08-06 金銭出し入れ電子端末装置設置構造 Pending JPH0659956U (ja)

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JPH0659956U true JPH0659956U (ja) 1994-08-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3082773B2 (ja) * 1990-11-16 2000-08-28 株式会社リコー 紙積載装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3082773B2 (ja) * 1990-11-16 2000-08-28 株式会社リコー 紙積載装置

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