JPH0659897B2 - 改良されたつまみを有する簡便開罐罐端面 - Google Patents
改良されたつまみを有する簡便開罐罐端面Info
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- JPH0659897B2 JPH0659897B2 JP59087954A JP8795484A JPH0659897B2 JP H0659897 B2 JPH0659897 B2 JP H0659897B2 JP 59087954 A JP59087954 A JP 59087954A JP 8795484 A JP8795484 A JP 8795484A JP H0659897 B2 JPH0659897 B2 JP H0659897B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D17/00—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
- B65D17/28—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
- B65D17/401—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
- B65D17/4012—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening partially by means of a tearing tab
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
- Cartons (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属製飲料タイプ罐端面などのつまみに関す
るものであり、さらに詳しくは開罐後にも罐にとどまつ
ているつまみに関するものである。
るものであり、さらに詳しくは開罐後にも罐にとどまつ
ているつまみに関するものである。
従来技術 飲料あるいはその他の液体製品を保持するための多くの
罐には、容易に開罐可能な端面がつけられており、その
端面にはつまみが取りつけられ、つまみは端面上切り込
み線でとりかこんだテアストリツプに取りつけられてお
り、つまみを引つ張ると端面に開口ができ、罐の内容物
を出しうるようになつている。
罐には、容易に開罐可能な端面がつけられており、その
端面にはつまみが取りつけられ、つまみは端面上切り込
み線でとりかこんだテアストリツプに取りつけられてお
り、つまみを引つ張ると端面に開口ができ、罐の内容物
を出しうるようになつている。
生態学的及び安全面の理由から、多くの分野において、
今日、テアストリツプ及び取りつけられたつまみが、開
罐後も罐の端面に保持されていることが必要とされてい
る。これらの要求を満たすために、テアストリツプ及び
つまみが罐端面から分離された状態にならないようにす
るための多くの方法が示唆されている。簡便開罐端面に
関する使用可能な多くの先行技術が提案されているが、
それらの主要な問題点は保持つまみ端面が開罐しにく
く、厚さの厚い金属ゲージのものを必要とし、複雑で生
産性の低い工作を必要とするなどの点である。これらの
改良罐は製造が困難でコストが高く、製造コストの高い
分は通常消費者に転嫁される。
今日、テアストリツプ及び取りつけられたつまみが、開
罐後も罐の端面に保持されていることが必要とされてい
る。これらの要求を満たすために、テアストリツプ及び
つまみが罐端面から分離された状態にならないようにす
るための多くの方法が示唆されている。簡便開罐端面に
関する使用可能な多くの先行技術が提案されているが、
それらの主要な問題点は保持つまみ端面が開罐しにく
く、厚さの厚い金属ゲージのものを必要とし、複雑で生
産性の低い工作を必要とするなどの点である。これらの
改良罐は製造が困難でコストが高く、製造コストの高い
分は通常消費者に転嫁される。
発明の目的 本発明は、その工作装置が少なくて済み、金属材料が少
なくて済み、かつ生産速度が高く、容易に罐端面を開口
しうる保持つまみ簡便開罐端面に用いるつまみを開発す
ることにある。
なくて済み、かつ生産速度が高く、容易に罐端面を開口
しうる保持つまみ簡便開罐端面に用いるつまみを開発す
ることにある。
発明の構成 本発明に係る簡便開罐端面は、テアストリツプを形成し
ている切り込み線を有する簡便開罐端面であり、該切り
込み線は一般的にU字形をしておりかつそのUの開放端
が開罐端面の中央に向いており、該開放端は上記テアス
トリツプが引裂き開かれた時にテアストリツプが該罐端
面の下側に切れずに保持されているように該開放端が中
断しており、一方、結合用リベツトがUの開放端に隣接
しかつ上記切り込み線の外側に取りつけられ、またつま
みが該リベツトによつて該罐端面に取りつけられ、該つ
まみを引き上げた時に引裂きを上記切り込み線に沿つて
発生させるように該つまみは突出部を有しており、該突
出部のヘリははり強度が高くし該突出部を剛直にし上記
テアストリツプが開かれる前に該つまみが曲つて開罐に
支障を起こさないように連続した円筒形断面にカールさ
れ、該つまみを引き上げた時にその突出部は上記切り込
み線に沿つて引裂きを発生させ、上記テアストリツプを
下方に直径に沿つて上記リベツトの前部において曲げ、
さらに引き上げた時に、上記切れ込み線はその中断した
部分を除いてその周囲にわたつて引き裂かれ、上記テア
ストリツプはこのようにして罐端面の下側に切れずに保
持され、テアストリツプが完全に開かれた時に該罐端面
の表面に実質的に平らになるように元の位置に戻される
ことを特徴とするものである。
ている切り込み線を有する簡便開罐端面であり、該切り
込み線は一般的にU字形をしておりかつそのUの開放端
が開罐端面の中央に向いており、該開放端は上記テアス
トリツプが引裂き開かれた時にテアストリツプが該罐端
面の下側に切れずに保持されているように該開放端が中
断しており、一方、結合用リベツトがUの開放端に隣接
しかつ上記切り込み線の外側に取りつけられ、またつま
みが該リベツトによつて該罐端面に取りつけられ、該つ
まみを引き上げた時に引裂きを上記切り込み線に沿つて
発生させるように該つまみは突出部を有しており、該突
出部のヘリははり強度が高くし該突出部を剛直にし上記
テアストリツプが開かれる前に該つまみが曲つて開罐に
支障を起こさないように連続した円筒形断面にカールさ
れ、該つまみを引き上げた時にその突出部は上記切り込
み線に沿つて引裂きを発生させ、上記テアストリツプを
下方に直径に沿つて上記リベツトの前部において曲げ、
さらに引き上げた時に、上記切れ込み線はその中断した
部分を除いてその周囲にわたつて引き裂かれ、上記テア
ストリツプはこのようにして罐端面の下側に切れずに保
持され、テアストリツプが完全に開かれた時に該罐端面
の表面に実質的に平らになるように元の位置に戻される
ことを特徴とするものである。
本発明の好ましい実施態様においては、カールはつまみ
の突出部のヘリを完全に取りまくように設ける。さら
に、つまみには突出部の反対側に指かけを設けており、
カールは突出部の両側において指かけに向かつて通常の
ヘリとなつている。V字型の圧印加工をつまみにそのリ
ベツト孔のすぐ前部に行ない、リベツト孔をうがつたつ
まみが開罐時の力によつて引裂けないようにしても良
い。
の突出部のヘリを完全に取りまくように設ける。さら
に、つまみには突出部の反対側に指かけを設けており、
カールは突出部の両側において指かけに向かつて通常の
ヘリとなつている。V字型の圧印加工をつまみにそのリ
ベツト孔のすぐ前部に行ない、リベツト孔をうがつたつ
まみが開罐時の力によつて引裂けないようにしても良
い。
さらに、罐端面に窪みを設けて、切り込み線がその窪み
部分の内部に位置するようにしても良い。窪み部分は好
ましくはUの開放端から罐端を横切つてのびており、つ
まみを罐端面の表面に向かつて元の位置へ戻した時につ
まみを納める窪みとなる。
部分の内部に位置するようにしても良い。窪み部分は好
ましくはUの開放端から罐端を横切つてのびており、つ
まみを罐端面の表面に向かつて元の位置へ戻した時につ
まみを納める窪みとなる。
本発明はさらに、突出部を有するつまみの製造方法を提
供するものであり、その方法において、つまみは未加工
材料からつまみが完成されるまでに一連の複数の形成操
作を経、その操作は、つまみ加工用材料の形成、その材
料のふちの突出端に少なくとも一個所切れ目を形成し、
ふちをカールさせた時に圧縮力を逃がすようにし、突出
部のヘリを一連の工程においてカールさせて連続した円
筒形断面を有する端部を形成し、それによつてはり強度
を高め、突出部を剛直にし、つまみが曲がることによる
支障を防止するものである。
供するものであり、その方法において、つまみは未加工
材料からつまみが完成されるまでに一連の複数の形成操
作を経、その操作は、つまみ加工用材料の形成、その材
料のふちの突出端に少なくとも一個所切れ目を形成し、
ふちをカールさせた時に圧縮力を逃がすようにし、突出
部のヘリを一連の工程においてカールさせて連続した円
筒形断面を有する端部を形成し、それによつてはり強度
を高め、突出部を剛直にし、つまみが曲がることによる
支障を防止するものである。
本製造方法にはさらに、V字型の圧印加工をつまみにそ
のリベツト孔のすぐ前部に施し、リベツト孔をうがつた
つまみが開罐時の力によつて引裂けないようにする工作
操作を加えても良い。
のリベツト孔のすぐ前部に施し、リベツト孔をうがつた
つまみが開罐時の力によつて引裂けないようにする工作
操作を加えても良い。
好ましい実施態様においては、切れ目は半円形であり、
その数は2個でも良く、それぞれは突出部の両方の側に
ある。
その数は2個でも良く、それぞれは突出部の両方の側に
ある。
実施例 本発明の他の特徴は以下に示す詳細な説明から明らかと
なる。
なる。
本発明の罐端面を総合的に第1図の1に示す。
本発明の罐端面は全体的に円形であり、円周に沿つて連
続した峰ぶち2を有し、当技術分野において周知のよう
に、罐端面1を適当な円筒形の飲料罐3などに取りつけ
る。一般的に罐端面1は比較的展延性に富む金属、たと
えばアルミニウムなどで製造されるが、必要に応じてプ
ラスチツク、あるいはその他の材料で製造される。
続した峰ぶち2を有し、当技術分野において周知のよう
に、罐端面1を適当な円筒形の飲料罐3などに取りつけ
る。一般的に罐端面1は比較的展延性に富む金属、たと
えばアルミニウムなどで製造されるが、必要に応じてプ
ラスチツク、あるいはその他の材料で製造される。
保持されるテアストリツプ4は、罐端面1を横切つて峰
ぶち2の内側極く近くの位置から罐端面1のほぼ中央ま
で延びている。テアストリツプ4は切り込み線、すなわ
ち引き裂き線5によつて仕切られており、一般的にU字
形であつてUの開放端6が罐端面の中央に向いている。
切り込み線5は、テアストリツプが引き裂かれ開罐され
た時にそれが罐端面1の下側8に切れずに保持されてい
るように、7において終点となつている。
ぶち2の内側極く近くの位置から罐端面1のほぼ中央ま
で延びている。テアストリツプ4は切り込み線、すなわ
ち引き裂き線5によつて仕切られており、一般的にU字
形であつてUの開放端6が罐端面の中央に向いている。
切り込み線5は、テアストリツプが引き裂かれ開罐され
た時にそれが罐端面1の下側8に切れずに保持されてい
るように、7において終点となつている。
結合用リベツト9は、U字形の切り込み線5の開放端に
隣接しかつ切り込み線5の外側に位置し、所望の大きさ
所望の形態を有するつまむことのできるリング状のつま
み10がリベツト9によつて罐端面1に取りつけられて
いる。
隣接しかつ切り込み線5の外側に位置し、所望の大きさ
所望の形態を有するつまむことのできるリング状のつま
み10がリベツト9によつて罐端面1に取りつけられて
いる。
つまみ10には、テアストリツプ4を引裂き開罐するた
めに、つまみ10を引き上げた時に当技術分野において
周知のように切り込み線5に沿つて引裂きが発生するよ
うに突出部11が設けられている。突出部11の周囲の
ヘリは円筒形断面のカールあるいはヘリ部13を形成す
るようにカールされ、これによつてはり強度を高め、突
出部11を剛直にし、さらにテアストリツプ4が開かれ
る前にそれが屈曲して開罐に支障を起こさないようにし
ている。カール13は、つまみ10の突出部11の周囲
のヘリの全域にわたつて連続しているのが好ましい。図
から明らかなように、つまみ10には突出部11の反対
側に指かけ14を設けている。カール13は、突出部1
1の両側において指かけ14に向かつて通常のヘリ15
となつている。
めに、つまみ10を引き上げた時に当技術分野において
周知のように切り込み線5に沿つて引裂きが発生するよ
うに突出部11が設けられている。突出部11の周囲の
ヘリは円筒形断面のカールあるいはヘリ部13を形成す
るようにカールされ、これによつてはり強度を高め、突
出部11を剛直にし、さらにテアストリツプ4が開かれ
る前にそれが屈曲して開罐に支障を起こさないようにし
ている。カール13は、つまみ10の突出部11の周囲
のヘリの全域にわたつて連続しているのが好ましい。図
から明らかなように、つまみ10には突出部11の反対
側に指かけ14を設けている。カール13は、突出部1
1の両側において指かけ14に向かつて通常のヘリ15
となつている。
第1図、1B及び1Cに最も良く表わされているよう
に、V字型の圧印加工29をつまみ10にそのリベツト
孔30のすぐ前部の位置に行ない、リベツト孔30をう
がつたつまみ10の平坦部24aが開罐時の力によつて
引裂けないようにしてある。
に、V字型の圧印加工29をつまみ10にそのリベツト
孔30のすぐ前部の位置に行ない、リベツト孔30をう
がつたつまみ10の平坦部24aが開罐時の力によつて
引裂けないようにしてある。
罐端面1に窪み部分16を設けて、切り込み線5がその
窪み部分16の内部に位置するようにしている。図に明
らかなように、窪み部分16は好ましくはUの開放端6
から罐端面1を横切つてのびており、つまみ10を元の
位置へ戻した時につまみ10を納める窪みとなる。
窪み部分16の内部に位置するようにしている。図に明
らかなように、窪み部分16は好ましくはUの開放端6
から罐端面1を横切つてのびており、つまみ10を元の
位置へ戻した時につまみ10を納める窪みとなる。
好ましい実施態様においては、テアストリツプ4に任意
の所望の形態のエンボスした補強リム17を設け、これ
は図示したように、一般的にはリベツト9の方向に向き
開放端18を有するU字形のものである。
の所望の形態のエンボスした補強リム17を設け、これ
は図示したように、一般的にはリベツト9の方向に向き
開放端18を有するU字形のものである。
この点に関して、つまみ10及びテアストリツプ4は第
5,6図に示したような状態となる。
5,6図に示したような状態となる。
第5図を見ると、つまみ10を持ち上げた時にその突出
部11が切り込み線5に沿つて引裂きを発生させ、テア
ストリツプ4は19で示した線に沿つて下方に曲げられ
ることが明らかである。この曲げの正確な位置は、リベ
ツト9の前部に実質的に接している点からリベツト9の
1/16インチ(1.6ミリ)あるいはそれ以上後方迄の位
置まで変わり、例えば突出部11から遠くの位置の場合
もある。さらにつまみ10を引き上げると、切り込み線
5は終点部分7を除きその周囲が引裂かれ、この状態は
第6図に最も良く示されている。従つて、テアストリツ
プ4は罐端面1の裏側に切れずに保持される。第6図に
示したように、つまみ10をテアストリツプ4が完全に
開かれるように引き上げられてから、それを元の位置に
戻して、第7図に示したようにれが窪み部分16の中に
納まつて罐端面1の表面に対して実質的に平らになるよ
うにする。
部11が切り込み線5に沿つて引裂きを発生させ、テア
ストリツプ4は19で示した線に沿つて下方に曲げられ
ることが明らかである。この曲げの正確な位置は、リベ
ツト9の前部に実質的に接している点からリベツト9の
1/16インチ(1.6ミリ)あるいはそれ以上後方迄の位
置まで変わり、例えば突出部11から遠くの位置の場合
もある。さらにつまみ10を引き上げると、切り込み線
5は終点部分7を除きその周囲が引裂かれ、この状態は
第6図に最も良く示されている。従つて、テアストリツ
プ4は罐端面1の裏側に切れずに保持される。第6図に
示したように、つまみ10をテアストリツプ4が完全に
開かれるように引き上げられてから、それを元の位置に
戻して、第7図に示したようにれが窪み部分16の中に
納まつて罐端面1の表面に対して実質的に平らになるよ
うにする。
先行技術におけるつまみ20を第8図A及び第8図Bに
示した。つまみ20は未完成金属片から形成され、突出
部22の周囲のヘリ21が一連の工程によつてカールさ
れヘリ部分23が形成される。しかしながら、この種の
カールの形成は、カールが形成されるにつれて金属が圧
縮されるので困難を伴なう。実際には、カールしたヘリ
部分23は不連続でかつ不格好であり、これは金属が圧
縮力を逃がそうとするために発生するものである。
示した。つまみ20は未完成金属片から形成され、突出
部22の周囲のヘリ21が一連の工程によつてカールさ
れヘリ部分23が形成される。しかしながら、この種の
カールの形成は、カールが形成されるにつれて金属が圧
縮されるので困難を伴なう。実際には、カールしたヘリ
部分23は不連続でかつ不格好であり、これは金属が圧
縮力を逃がそうとするために発生するものである。
本発明のつまみ10の製造方法を第9図Aから第9図D
に示す。製造工程において、第9図Aに示すように、好
ましくは金属片25につまみ金属片24を少なくとも1
個形成する。金属片24の周囲のヘリ27のその突出部
28の部分に少なくとも1個の逃がし用切れ目26を形
成する。この切れ目26はその形が半円形でよく、これ
は金属片25に丸孔を打ち抜くことによつて形成され
る。勿論、この逃がし切れ目26はその形が円形以外の
形であつてもよく、またその数も変わつてもよいが、し
かしながら切れ目26の数は2であつて、それぞれが突
出部28の両側にあることが望ましい。
に示す。製造工程において、第9図Aに示すように、好
ましくは金属片25につまみ金属片24を少なくとも1
個形成する。金属片24の周囲のヘリ27のその突出部
28の部分に少なくとも1個の逃がし用切れ目26を形
成する。この切れ目26はその形が半円形でよく、これ
は金属片25に丸孔を打ち抜くことによつて形成され
る。勿論、この逃がし切れ目26はその形が円形以外の
形であつてもよく、またその数も変わつてもよいが、し
かしながら切れ目26の数は2であつて、それぞれが突
出部28の両側にあることが望ましい。
第9図Bから第9図Dに明らかなように、つまみ未完成
金属片24の突出部28の周囲のヘリ部分27は、一連
の工程によつてカールされ連続的な円筒形断面を有する
ヘリ部分11を形成し、それによつてはり強度を高く
し、突出部分28を剛直にし、つまみ10が曲がつて支
障を起こすのを防いでいる。カール工程中における圧縮
力は逃がし切れ目26によつて逃がされる。金属がカー
ルされた時にわかるように、逃がし切れ目26が設けら
れればカールは良好に形成され、切れ目26は最終的な
カール工程においてほとんど閉じてしまう。
金属片24の突出部28の周囲のヘリ部分27は、一連
の工程によつてカールされ連続的な円筒形断面を有する
ヘリ部分11を形成し、それによつてはり強度を高く
し、突出部分28を剛直にし、つまみ10が曲がつて支
障を起こすのを防いでいる。カール工程中における圧縮
力は逃がし切れ目26によつて逃がされる。金属がカー
ルされた時にわかるように、逃がし切れ目26が設けら
れればカールは良好に形成され、切れ目26は最終的な
カール工程においてほとんど閉じてしまう。
本発明のつまみの製法は非常に強いカールしたヘリ部分
11を提供し、さらに現在市場で用いられている0.016
インチ(0.4ミリ)〜0.018インチ(0.45ミリ)の厚さの
アルミニウムに対して本発明の方法によれば、0.014イ
ンチ(0.35ミリ)〜0.016インチ(0.04ミリ)の厚さの
範囲のアルミニウムが使用可能となる。さらにつまみ1
0を製造するのに要する工程数は、他の先行技術におけ
る保持つまみ製造工程が16工程以上の工程より成るの
に対して、10工程に減少することができる。
11を提供し、さらに現在市場で用いられている0.016
インチ(0.4ミリ)〜0.018インチ(0.45ミリ)の厚さの
アルミニウムに対して本発明の方法によれば、0.014イ
ンチ(0.35ミリ)〜0.016インチ(0.04ミリ)の厚さの
範囲のアルミニウムが使用可能となる。さらにつまみ1
0を製造するのに要する工程数は、他の先行技術におけ
る保持つまみ製造工程が16工程以上の工程より成るの
に対して、10工程に減少することができる。
つまみ10の製造工程において、V字型の圧印加工29
をつまみ10にそのリベツト孔30のすぐ前部の位置に
行ない、リベツト孔30をうがつたつまみ24が開罐時
の力によつて引裂けないようにしていることが図に示さ
れている。
をつまみ10にそのリベツト孔30のすぐ前部の位置に
行ない、リベツト孔30をうがつたつまみ24が開罐時
の力によつて引裂けないようにしていることが図に示さ
れている。
本発明の特徴を説明するための以上に説明し図示した詳
細、材料、工程、及び部品の取り合わせなどにおける変
更は、当業者によつて、特許請求の範囲に記載した本発
明の精神と範囲に反することなく種々に行ないうること
は理解されるところである。
細、材料、工程、及び部品の取り合わせなどにおける変
更は、当業者によつて、特許請求の範囲に記載した本発
明の精神と範囲に反することなく種々に行ないうること
は理解されるところである。
第1図は本発明による改良されたつまみを組み込んだ簡
便開罐端面の上面図である。 第1図Aは第1図の線1A−1Aに関する断面図であ
る。 第1図Bは第1図の線1B−1Bに関する断面図であ
る。 第1図Cは第1図の線1C−1Cに関する断面図であ
る。 第2図は第1図の罐端面の下面図である。 第3図は第1図の線3−3に沿つて罐端面を横切る線に
関する断面図である。 第4図は第1図の線4−4に沿つて罐端面を横切る線に
関する断面図である。 第5図は第3図においてテアストリツプが開かれはじめ
た状態を示す断面図である。 第6図は第5図においてテアストリツプが完全に開かれ
た状態における罐端面を示す断面図である。 第7図は第5図および第6図と同様な、テアストリツプ
が完全に開いた状態にあり、かつつまみが元に戻つた位
置にある場合の罐端面の断面図を示す。 第8図Aは先行技術によるつまみの未完成金属片の平面
図であつて、その周囲のヘリをカールさせるのに先立つ
て金属片の形成される時の状態を示す。 第8図Bは、第8図Aのつまみ金属片から形成した部分
的に不格好なつまみの斜視図である。 第9図Aは本発明のつまみの未完成金属片の平面図であ
る。 第9図B〜9図Dは、本発明のつまみの突出部の周囲の
ヘリを一連の工程においてカールさせ、連続した円筒形
断面を有するヘリ部分を形成する状態を示す斜視図であ
る。 1……罐端面、4……テアストリツプ、9……リベツ
ト、10……つまみ。
便開罐端面の上面図である。 第1図Aは第1図の線1A−1Aに関する断面図であ
る。 第1図Bは第1図の線1B−1Bに関する断面図であ
る。 第1図Cは第1図の線1C−1Cに関する断面図であ
る。 第2図は第1図の罐端面の下面図である。 第3図は第1図の線3−3に沿つて罐端面を横切る線に
関する断面図である。 第4図は第1図の線4−4に沿つて罐端面を横切る線に
関する断面図である。 第5図は第3図においてテアストリツプが開かれはじめ
た状態を示す断面図である。 第6図は第5図においてテアストリツプが完全に開かれ
た状態における罐端面を示す断面図である。 第7図は第5図および第6図と同様な、テアストリツプ
が完全に開いた状態にあり、かつつまみが元に戻つた位
置にある場合の罐端面の断面図を示す。 第8図Aは先行技術によるつまみの未完成金属片の平面
図であつて、その周囲のヘリをカールさせるのに先立つ
て金属片の形成される時の状態を示す。 第8図Bは、第8図Aのつまみ金属片から形成した部分
的に不格好なつまみの斜視図である。 第9図Aは本発明のつまみの未完成金属片の平面図であ
る。 第9図B〜9図Dは、本発明のつまみの突出部の周囲の
ヘリを一連の工程においてカールさせ、連続した円筒形
断面を有するヘリ部分を形成する状態を示す斜視図であ
る。 1……罐端面、4……テアストリツプ、9……リベツ
ト、10……つまみ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−4684(JP,A) 特開 昭56−4551(JP,A) 特開 昭52−29385(JP,A) 特開 昭57−28753(JP,A) 特開 昭57−196640(JP,A) 実開 昭56−56734(JP,U) 実公 昭55−26268(JP,Y2)
Claims (7)
- 【請求項1】テアストリツプを形成している切り込み線
を有する簡便開罐端面において、該切り込み線は一般的
にU字形をしておりかつそのUの開放端が該罐端面の中
央に向いており、該開放端は上記テアストリツプが引裂
き開かれた時にテアストリツプが該罐端面の下側に切れ
ずに保持されているように該開放端が中断しており、一
方、結合用リベットがUの開放端に隣接しかつ上記切り
込み線の外側に取りつけられ、またつまみが該リベット
によって該罐端面に取りつけられ、該つまみを引き上げ
た時に引裂きを上記切り込み線に沿って発生させるよう
に該つまみは突出部を有しており、該つまみを引き上げ
た時にその突出部は上記切り込み線に沿って引裂きを発
生させ、上記テアストリツプを下方に直径に沿って上記
リベットの前部において曲げ、さらに引き上げた時に、
上記切れ込み線はその中断した部分を除いてその周囲に
わたって引き裂かれ、上記テアストリツプはこのように
して該罐端面の下側に切れずに保持され、テアストリツ
プが完全に開かれた時に該罐端面の表面に実質的に平ら
になるように元の位置に戻される罐端面において、該突
出部のヘリははり強度を高くし該突出部を剛直にし上記
テアストリツプが開かれる前に該つまみが曲って開罐に
支障を起こさないように連続した円筒形断面にカールさ
れていることを特徴とする罐端面。 - 【請求項2】上記カールが上記突出部分の周囲のヘリ全
域にわたっていることを特徴とする、特許請求の範囲第
1項記載の罐端面。 - 【請求項3】上記つまみに上記突出部の反対側の位置に
指かけを設け、上記カールは該指かけに向かって突出部
の両側に通常のヘリの形となって消えていることを特徴
とする、特許請求の範囲第1項記載の罐端面。 - 【請求項4】上記つまみに上記リベットの直前に位置し
てV字型の圧印加工部分を設け、開罐時の力の負荷時に
つまみが引き切れないようにしたことを特徴とする、特
許請求の範囲第1項記載の罐端面。 - 【請求項5】罐端面に窪み部分を設け、上記切り込み線
が該窪み部分の内部に位置し、該窪み部分はUの前記開
放端から該罐端面を横切ってのびており、元の位置へ戻
したつまみを納める窪みとすることを特徴とする、特許
請求の範囲第1項記載の罐端面。 - 【請求項6】前記テアストリツプにエンボスした補強リ
ムを設けたことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
載の罐端面。 - 【請求項7】上記補強リムは全体としてU字形であり、
そのUの開放端が前記リベットの方に向いていることを
特徴とする、特許請求の範囲第6項記載の罐端面。
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