JPH0659815B2 - 車両用盗難警報装置 - Google Patents
車両用盗難警報装置Info
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- JPH0659815B2 JPH0659815B2 JP10104990A JP10104990A JPH0659815B2 JP H0659815 B2 JPH0659815 B2 JP H0659815B2 JP 10104990 A JP10104990 A JP 10104990A JP 10104990 A JP10104990 A JP 10104990A JP H0659815 B2 JPH0659815 B2 JP H0659815B2
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- B60R25/10—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
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- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 車両の傾斜度変化を交流的に検出する車両用盗難警報装
置に関し、 センサ出力を増幅する差動増幅器に基準電圧を与えるオ
フセット補正回路の積分時定数を、小容量のコンデンサ
でも要求される値に設定きるようにすることを目的と
し、 車両に搭載されてその傾斜度を検出するブリッジ構成の
センサと、該センサの出力を増幅する差動増幅器と、該
差動増幅器の出力と一定値を比較し、その差出力を積分
して該差動増幅器の基準電圧とするオフセット補正回路
と、該差動増幅器の出力が所定値を越えると警報を出す
警報手段と、前記差動増幅器の出力を前記オフセット補
正回路に間欠的に供給し、該補正回路の総合積分時定数
を積分要素の時定数より大きくする時定数増大用スイッ
チング手段とを備えるよう構成する。
置に関し、 センサ出力を増幅する差動増幅器に基準電圧を与えるオ
フセット補正回路の積分時定数を、小容量のコンデンサ
でも要求される値に設定きるようにすることを目的と
し、 車両に搭載されてその傾斜度を検出するブリッジ構成の
センサと、該センサの出力を増幅する差動増幅器と、該
差動増幅器の出力と一定値を比較し、その差出力を積分
して該差動増幅器の基準電圧とするオフセット補正回路
と、該差動増幅器の出力が所定値を越えると警報を出す
警報手段と、前記差動増幅器の出力を前記オフセット補
正回路に間欠的に供給し、該補正回路の総合積分時定数
を積分要素の時定数より大きくする時定数増大用スイッ
チング手段とを備えるよう構成する。
本発明は車両の傾斜度変化を交流的に検出する車両用盗
難警報装置に関する。
難警報装置に関する。
駐車中の車両をジャッキアップするタイヤ盗難や、レッ
カー車を利用した車両そのものの盗難は、車両の傾斜度
の変化を監視することで検出できる。車両の傾斜度その
ものは加速度(G)センサ等の傾斜検出手段で容易に検
出できるが、傾斜度の変化は駐車開始時の傾斜度を基準
に検出しなければならない。
カー車を利用した車両そのものの盗難は、車両の傾斜度
の変化を監視することで検出できる。車両の傾斜度その
ものは加速度(G)センサ等の傾斜検出手段で容易に検
出できるが、傾斜度の変化は駐車開始時の傾斜度を基準
に検出しなければならない。
直流的な傾斜変化検出手段は駐車開始時の初期傾斜度を
記憶しておき、これをその後の傾斜度と比較しながら各
時点の傾斜度変化を求めるため、初期傾斜度を記憶する
メモリが必要になる。
記憶しておき、これをその後の傾斜度と比較しながら各
時点の傾斜度変化を求めるため、初期傾斜度を記憶する
メモリが必要になる。
これに対し、交流的な傾斜変化検出手段は傾斜検出手段
の出力を微分して傾斜度変化を求めるため、上述したメ
モリを必要としない。
の出力を微分して傾斜度変化を求めるため、上述したメ
モリを必要としない。
車両の傾斜度の変化を交流的に検出する装置には、従来
第12図のように構成されたものがある。同図において
11は車両に取付けられた加速度センサ、12は定電流
回路、13は差動増幅器で、これらで傾斜検出手段10
を構成する。20はこの傾斜検出手段10の出力から傾
斜度の変化分だけを検出するHPF(ハイパスフィル
タ)、31はその出力を増幅するAC増幅器である。
第12図のように構成されたものがある。同図において
11は車両に取付けられた加速度センサ、12は定電流
回路、13は差動増幅器で、これらで傾斜検出手段10
を構成する。20はこの傾斜検出手段10の出力から傾
斜度の変化分だけを検出するHPF(ハイパスフィル
タ)、31はその出力を増幅するAC増幅器である。
加速度センサ11には種々の方式がある。第13図は揺
動可能な支持棒71の先端に永久磁石72を固定し、加
速度Gにより磁石72の変位を互いに逆極性の磁気検出
素子(ホール素子や磁気抵抗素子)73,74で検出す
るものである。この方式では2つの磁気検出素子73,
74の2出力を差動増幅回路に入力してその差分をと
り、素子のばらつきを相殺している。
動可能な支持棒71の先端に永久磁石72を固定し、加
速度Gにより磁石72の変位を互いに逆極性の磁気検出
素子(ホール素子や磁気抵抗素子)73,74で検出す
るものである。この方式では2つの磁気検出素子73,
74の2出力を差動増幅回路に入力してその差分をと
り、素子のばらつきを相殺している。
一方、第14図は弾性変形する半導体基板81に4方向
の拡散抵抗Ra〜Rdを形成してブリッジを組み、該基
板81の一端を固定し、他端にウエイト82をつけたも
のである。このセンサは加速度Gによって基板81に応
力が加わると、ピエゾ効果で抵抗Ra〜Rdの値が変化
することを利用するもので、その抵抗値変化は定電流を
流したとき、2つの出力端子A、B間に生ずる電圧とし
て検出できる。
の拡散抵抗Ra〜Rdを形成してブリッジを組み、該基
板81の一端を固定し、他端にウエイト82をつけたも
のである。このセンサは加速度Gによって基板81に応
力が加わると、ピエゾ効果で抵抗Ra〜Rdの値が変化
することを利用するもので、その抵抗値変化は定電流を
流したとき、2つの出力端子A、B間に生ずる電圧とし
て検出できる。
第12図の装置では第14図の加速度センサを使用して
いるが、第13図のセンサも同じ等価回路で表わすこと
ができる。加速度センサ11の微小な出力を増幅する差
動増幅器13は2段のオペアンプA1,A2を用いてい
る。HPF20は傾斜検出手段10の出力から交流分
(傾斜度の変化分)だけを取り出すもので、原理的には
カップリングコンデンサCだけでよいが、ここでは抵抗
Rを付けて高域通過特性を持たせてある。このHPF2
0の出力を増幅するAC増幅器はオペアンプA3を用い
て構成される。
いるが、第13図のセンサも同じ等価回路で表わすこと
ができる。加速度センサ11の微小な出力を増幅する差
動増幅器13は2段のオペアンプA1,A2を用いてい
る。HPF20は傾斜検出手段10の出力から交流分
(傾斜度の変化分)だけを取り出すもので、原理的には
カップリングコンデンサCだけでよいが、ここでは抵抗
Rを付けて高域通過特性を持たせてある。このHPF2
0の出力を増幅するAC増幅器はオペアンプA3を用い
て構成される。
定電流Iを5mAとした場合、加速度センサ11の感度
は1.35mV/0.5G程度になる。Gは重力加速度で、0.5
Gは30゜の傾斜に相当する。車両の盗難検出で必要な
分解能は検出角度で3゜、加速度では0.0523G程度で微
小であるから、後段回路のしきい値を0.5Vとすると増
幅部13,31のトータルゲインは 程度必要になる。また時間的に緩やかなジャッキアップ
を検出するために、例えば30秒かけて3゜傾くとすれ
ば、HPF20のカットオフ周波数は0.0016Hzになり、
C、Rの時定数は極めて大きくなる。
は1.35mV/0.5G程度になる。Gは重力加速度で、0.5
Gは30゜の傾斜に相当する。車両の盗難検出で必要な
分解能は検出角度で3゜、加速度では0.0523G程度で微
小であるから、後段回路のしきい値を0.5Vとすると増
幅部13,31のトータルゲインは 程度必要になる。また時間的に緩やかなジャッキアップ
を検出するために、例えば30秒かけて3゜傾くとすれ
ば、HPF20のカットオフ周波数は0.0016Hzになり、
C、Rの時定数は極めて大きくなる。
上述したようにC、Rの時定数が大きいと、コンデンサ
Cの選択に問題が生ずる。つまり、コンデンサCに大容
量のフィルムコンデンサを使用すると大型化し、コスト
も高くなる。一方、コンデンサCに電解コンデンサを使
用すると漏れ電流によってオフセットが発生する欠点が
ある。例えば0.6μAの漏れ電流でも1MΩの抵抗Rに
流れた場合0.6Vのオフセット電圧が発生し、0.4〜0.5
Vのしきい値を持つ警報手段を誤動作させる。
Cの選択に問題が生ずる。つまり、コンデンサCに大容
量のフィルムコンデンサを使用すると大型化し、コスト
も高くなる。一方、コンデンサCに電解コンデンサを使
用すると漏れ電流によってオフセットが発生する欠点が
ある。例えば0.6μAの漏れ電流でも1MΩの抵抗Rに
流れた場合0.6Vのオフセット電圧が発生し、0.4〜0.5
Vのしきい値を持つ警報手段を誤動作させる。
本発明は小容量のコンデンサでも必要な時定数を設定で
きるようにすることにより、上述した問題点を改善しよ
うとするものである。
きるようにすることにより、上述した問題点を改善しよ
うとするものである。
第1図は本発明の原理図で、11はブリッジ構成の傾斜
センサ、12は定電流源、13はセンサ出力を増幅する
差動増幅器、30はAC増幅器31、コンパレータ3
2、警報器33を含む警報手段、40はオフセット補正
回路、S1は時定数増大用スイッチング手段である。
センサ、12は定電流源、13はセンサ出力を増幅する
差動増幅器、30はAC増幅器31、コンパレータ3
2、警報器33を含む警報手段、40はオフセット補正
回路、S1は時定数増大用スイッチング手段である。
センサ11は車両の傾斜角に応じた出力を生じ、差動増
幅器13は該出力を増幅する。警報手段30は増幅器3
1で差動増幅出力を更に増幅し、その増幅出力がコン
パレータ32のしきい値を越えたら警報器33を駆動し
て盗難警報を出す。
幅器13は該出力を増幅する。警報手段30は増幅器3
1で差動増幅出力を更に増幅し、その増幅出力がコン
パレータ32のしきい値を越えたら警報器33を駆動し
て盗難警報を出す。
本発明では差動増幅器13とAC増幅器31の間に第1
2図のようなHPF20を挿入していてない。代りに、
差動増幅器13の出力を一定値Vrefに保つオフセッ
ト補正回路40を設け、HPFと同様にAC増幅器31
へは傾斜角の変化分だけが伝達されるようにしている。
2図のようなHPF20を挿入していてない。代りに、
差動増幅器13の出力を一定値Vrefに保つオフセッ
ト補正回路40を設け、HPFと同様にAC増幅器31
へは傾斜角の変化分だけが伝達されるようにしている。
つまり、オフセット補正回路40は差動増幅器13の出
力と一定値Vrefとの差を求めるコンパレータA4を使
用し、その差出力を差動増幅器13初段A1の基準電
圧としているため、差動増幅器13の出力は常に一定
値Vrefに収束しようとする。但し、コンパレータA4
だけでは信号成分も抑圧されてしまうので、コンデンサ
Cと抵抗Rからなる積分回路を設け、低周波成分だけを
負帰還している。このようにするとオフセット補正回路
40が負帰還しない高周波成分はAC増幅器31へ伝達
されるので、積分回路の時定数CRを選定すれば第11
図のHPF20と同じ伝達特性となる。
力と一定値Vrefとの差を求めるコンパレータA4を使
用し、その差出力を差動増幅器13初段A1の基準電
圧としているため、差動増幅器13の出力は常に一定
値Vrefに収束しようとする。但し、コンパレータA4
だけでは信号成分も抑圧されてしまうので、コンデンサ
Cと抵抗Rからなる積分回路を設け、低周波成分だけを
負帰還している。このようにするとオフセット補正回路
40が負帰還しない高周波成分はAC増幅器31へ伝達
されるので、積分回路の時定数CRを選定すれば第11
図のHPF20と同じ伝達特性となる。
しかも、低周波成分の負帰還によってセンサ11と差動
増幅器13のオフセットやドリフトは除去され、またコ
ンデンサCの漏れ電流によるオフセットも同時に吸収さ
れる。但し、この漏れ電流は小さいほどよい。そこで本
発明ではスイッチング手段(スイッチ)S1を間欠的に
オン/オフさせ、差動増幅器13の出力を間欠的にオ
フセット補正回路40に供給する。このようにすると、
該補正回路の総合積分時定数は積分要素C,Rの時定数
より見掛け上大きくなる。従って、コンデンサCは小容
量で済むので、漏れ電流の少ない小型なフィルムコンデ
ンサを使用することができる。
増幅器13のオフセットやドリフトは除去され、またコ
ンデンサCの漏れ電流によるオフセットも同時に吸収さ
れる。但し、この漏れ電流は小さいほどよい。そこで本
発明ではスイッチング手段(スイッチ)S1を間欠的に
オン/オフさせ、差動増幅器13の出力を間欠的にオ
フセット補正回路40に供給する。このようにすると、
該補正回路の総合積分時定数は積分要素C,Rの時定数
より見掛け上大きくなる。従って、コンデンサCは小容
量で済むので、漏れ電流の少ない小型なフィルムコンデ
ンサを使用することができる。
また、本発明では、車両の駐車開始時に一時的に前記時
定数増大用スイッチング手段(S1)を連続的にオンし
て前記差動増幅器の出力が前記一定値になるよう初期化
している。これにより、駐車開始時は差動増幅器の出力
がオフセット補正回路の時定数(C,R)でもって駐車
開始時の傾斜度に関係なく速やかに一定値Vrefに初期
化される。従って、駐車開始時の車両の傾斜度が基準と
なる。
定数増大用スイッチング手段(S1)を連続的にオンし
て前記差動増幅器の出力が前記一定値になるよう初期化
している。これにより、駐車開始時は差動増幅器の出力
がオフセット補正回路の時定数(C,R)でもって駐車
開始時の傾斜度に関係なく速やかに一定値Vrefに初期
化される。従って、駐車開始時の車両の傾斜度が基準と
なる。
第2図は本発明の動作波形図である。時刻t0でセンサ
11の出力が変化したり、差動増幅器13にオフセット
が発生する等して差動増幅出力が定数値Vrefから急
峻に立上ったものとすると、積分出力はこのときから
差動増幅出力を定常値refに戻すように低下し始め
る。スイッチS1は一定周期(例えば1Hz)でオン/
オフを繰り返しているため、実際にコンデンサCの電荷
を充放電できるのはスイッチS1のオン期間だけであ
る。このオン期間に点の電位は積分回路の時定数CR
で低下する。そして、スイッチS1のオフ期間になると
コンデンサCの電荷は変化しない。従って、スイッチS
1の間欠動作により、コンデンサCの電荷は素子の時定
数CRにスイッチS1のオン/オフ時間比の逆数を掛け
た総合時定数で放電する。
11の出力が変化したり、差動増幅器13にオフセット
が発生する等して差動増幅出力が定数値Vrefから急
峻に立上ったものとすると、積分出力はこのときから
差動増幅出力を定常値refに戻すように低下し始め
る。スイッチS1は一定周期(例えば1Hz)でオン/
オフを繰り返しているため、実際にコンデンサCの電荷
を充放電できるのはスイッチS1のオン期間だけであ
る。このオン期間に点の電位は積分回路の時定数CR
で低下する。そして、スイッチS1のオフ期間になると
コンデンサCの電荷は変化しない。従って、スイッチS
1の間欠動作により、コンデンサCの電荷は素子の時定
数CRにスイッチS1のオン/オフ時間比の逆数を掛け
た総合時定数で放電する。
一例としてスイッチS1のオン時間を10ms、オフ時
間を1sとすると(オン/オフ比は1/100)総合時定数
はCRの100倍になるので、R=1MΩのときにC=
1μFでも必要な総合時定数を達成できる。1μFとい
う小容量であれば小型なフィルムコンデンサでも充分に
実現できるので、コンデンサCの漏れ電流を低減し、小
型化できる。
間を1sとすると(オン/オフ比は1/100)総合時定数
はCRの100倍になるので、R=1MΩのときにC=
1μFでも必要な総合時定数を達成できる。1μFとい
う小容量であれば小型なフィルムコンデンサでも充分に
実現できるので、コンデンサCの漏れ電流を低減し、小
型化できる。
第3図は本発明の第1実施例の構成図である。本例の構
成は外形上第1図と同じであるが、時定数増大用のスイ
ッチS1にリセット機能を持たせた点が異なる。つま
り、車両を傾斜地に停車させると第4図の時刻t0のよ
うに差動増幅出力は急峻に立上り、それが一定値V
refに戻るまでに時間がかかる。従って、その前に盗難
監視状態にすると、差動増幅出力が残っているため誤
った警報が生じてしまう。そこで本例では車両の駐車開
始直後にスイッチS1を一時的に(t1からt2の間)
オンにし続け、この間に積分回路の時定数CRだけで差
動増幅出力を急速にVrefに戻し、速やかに正常な盗
難監視状態にする。
成は外形上第1図と同じであるが、時定数増大用のスイ
ッチS1にリセット機能を持たせた点が異なる。つま
り、車両を傾斜地に停車させると第4図の時刻t0のよ
うに差動増幅出力は急峻に立上り、それが一定値V
refに戻るまでに時間がかかる。従って、その前に盗難
監視状態にすると、差動増幅出力が残っているため誤
った警報が生じてしまう。そこで本例では車両の駐車開
始直後にスイッチS1を一時的に(t1からt2の間)
オンにし続け、この間に積分回路の時定数CRだけで差
動増幅出力を急速にVrefに戻し、速やかに正常な盗
難監視状態にする。
このリセット(初期化)は抵抗Rの両端を短絡する別の
スイッチS0を用いれば瞬時に行うことができるが、こ
のようにするとスイッチ数が増え、制御も複数になる。
スイッチS0を用いれば瞬時に行うことができるが、こ
のようにするとスイッチ数が増え、制御も複数になる。
第5図は本発明の第2実施例の構成図である。本例は第
3図の構成にLPF(ローパスフィルタ)50を加えた
ものである。このLPF50は抵抗R11、R12とコ
ンデンサC11,C12およびオペアンプA5からな
り、橋の上に駐車した場合、或いは側方を車両が通過し
た場合に外部から車両に加わる2Hz程度の振動を除去
するためのものである。従って、LPF50により例え
ば2Hz以上をカットし、またオフセット補正回路40
のHPF機能で0.0001Hz以下をカットすると、差動増
幅器13から増幅器31への伝達特性は0.001Hz〜2
HzのBPF(帯域通過フィルタ)となる。
3図の構成にLPF(ローパスフィルタ)50を加えた
ものである。このLPF50は抵抗R11、R12とコ
ンデンサC11,C12およびオペアンプA5からな
り、橋の上に駐車した場合、或いは側方を車両が通過し
た場合に外部から車両に加わる2Hz程度の振動を除去
するためのものである。従って、LPF50により例え
ば2Hz以上をカットし、またオフセット補正回路40
のHPF機能で0.0001Hz以下をカットすると、差動増
幅器13から増幅器31への伝達特性は0.001Hz〜2
HzのBPF(帯域通過フィルタ)となる。
オフセット補正回路40の入力、つまりスイッチS1の
接続部位は差動増幅器13の出力でもよいが、本例のよ
うにLPF50の出力から分岐することもできる。この
方式の利点については第7図の実施例(間欠駆動方式)
で説明する。尚、初期化用のスイッチS0を用いるとす
れば、それは差動増幅器13の出力端とコンパレータA
4の反転入力との間に接続される。
接続部位は差動増幅器13の出力でもよいが、本例のよ
うにLPF50の出力から分岐することもできる。この
方式の利点については第7図の実施例(間欠駆動方式)
で説明する。尚、初期化用のスイッチS0を用いるとす
れば、それは差動増幅器13の出力端とコンパレータA
4の反転入力との間に接続される。
第6図は本発明の第3実施例の構成図である。本例では
直交した方向の傾きを検出する2つののセンサ11,1
1′を使用する場合に、切換スイッチS2,S2′を設
けて警報手段30を共用できるようにしたものである。
記号11′,12′,13′,40′,50′,S1′
はそれぞれ記号11,12,13,40,50,S1と
同じ機能の回路を示している。
直交した方向の傾きを検出する2つののセンサ11,1
1′を使用する場合に、切換スイッチS2,S2′を設
けて警報手段30を共用できるようにしたものである。
記号11′,12′,13′,40′,50′,S1′
はそれぞれ記号11,12,13,40,50,S1と
同じ機能の回路を示している。
第7図は本発明の第4実施例の構成図である。本例は第
5図の構成に間欠駆動スイッチS3とLPF出力保持ス
イッチS4を追加したものである。
5図の構成に間欠駆動スイッチS3とLPF出力保持ス
イッチS4を追加したものである。
スイッチS3は第8図のように一定周期でオン、オフ
し、オンの期間だけセンサ11に電流を流して消費電力
を節減する。センサ11は電流が流れると出力を生じ、
電流が流れないと出力が0になる。差動増幅器13から
見るとこのスイッチS3によるセンサ出力の変化は通常
の信号変化と変らない。従って、スイッチS3がオフの
期間の差動増幅出力をLPF50に入力すると、LPF
出力がスイッチS3のオン、オフに応じて変化してしま
う。そこでスイッチS3に同期してスイッチS4をオ
ン、オフさせLPF50の出力を保持するようにする。
但し、スイッチS3をオフからオンにするときに第8図
のように差動増幅出力に“ひげ”が生ずるので、この部
分をカットするようにスイッチS4のオン時期をスイッ
チS3より僅かに遅くするとよい。
し、オンの期間だけセンサ11に電流を流して消費電力
を節減する。センサ11は電流が流れると出力を生じ、
電流が流れないと出力が0になる。差動増幅器13から
見るとこのスイッチS3によるセンサ出力の変化は通常
の信号変化と変らない。従って、スイッチS3がオフの
期間の差動増幅出力をLPF50に入力すると、LPF
出力がスイッチS3のオン、オフに応じて変化してしま
う。そこでスイッチS3に同期してスイッチS4をオ
ン、オフさせLPF50の出力を保持するようにする。
但し、スイッチS3をオフからオンにするときに第8図
のように差動増幅出力に“ひげ”が生ずるので、この部
分をカットするようにスイッチS4のオン時期をスイッ
チS3より僅かに遅くするとよい。
スイッチS3をオフにするとセンサ11の出力は0にな
る。このときオフセット補正回路40の入力が第3図の
ように差動増幅器13の出力であると、オフセット補正
回路40は差動増幅器13の出力変化(立下り)を相殺
するように基準電圧を変化させる。従って、スイッチS
3をオンにしても差動増幅器13の出力は直ちにVref
にならない。そこで、第5図で示したようにオフセット
補正回路40の入力をLPF50の出力からとるように
する。このようにすると、スイッチS3のオフ期間を含
むスイッチS4のオフ期間はLPF50の出力がVref
に保持されるので、差動増幅器13の基準電圧は変化し
ない。尚、スイッチS4を越えたLPF50の入力をオ
フセット補正回路40に入力してもよい。
る。このときオフセット補正回路40の入力が第3図の
ように差動増幅器13の出力であると、オフセット補正
回路40は差動増幅器13の出力変化(立下り)を相殺
するように基準電圧を変化させる。従って、スイッチS
3をオンにしても差動増幅器13の出力は直ちにVref
にならない。そこで、第5図で示したようにオフセット
補正回路40の入力をLPF50の出力からとるように
する。このようにすると、スイッチS3のオフ期間を含
むスイッチS4のオフ期間はLPF50の出力がVref
に保持されるので、差動増幅器13の基準電圧は変化し
ない。尚、スイッチS4を越えたLPF50の入力をオ
フセット補正回路40に入力してもよい。
第9図は以上の各例を総合した本発明の第5実施例であ
る。本例は2つのセンサ11,11′を使用して直交す
る方向の傾斜を検出する。間欠駆動スイッチS3,S
3′は共通の定電流源12から交互にセンサ11,1
1′に電流を流す。第10図にそのタイミングを示す。
LPF50,50′の出力保持スイッチS4,S4′は
スイッチS3,S3′の動作に同期する。リセット兼用
時定数増大スイッチS1,S1′はロックSWがロック
状態になるとリセット用にオンになるが、その時期は第
10図のようにずれている。これはスイッチS3,S
3′の動作に合せたものである。このスイッチS1,S
1′はリセットを完了するとオン/オフを繰り返す時定
数増大動作に移行する。この動作は同期して行われる。
切換スイッチS2,S2′はスイッチS4,S4′と同
期して動作させる。これらスイッチの制御はマイクロコ
ンピュータ34で行う。このマイクロコンピュータ34
はコンパレータ32から警報出力を受けるとホーン33
を駆動する処理もする。
る。本例は2つのセンサ11,11′を使用して直交す
る方向の傾斜を検出する。間欠駆動スイッチS3,S
3′は共通の定電流源12から交互にセンサ11,1
1′に電流を流す。第10図にそのタイミングを示す。
LPF50,50′の出力保持スイッチS4,S4′は
スイッチS3,S3′の動作に同期する。リセット兼用
時定数増大スイッチS1,S1′はロックSWがロック
状態になるとリセット用にオンになるが、その時期は第
10図のようにずれている。これはスイッチS3,S
3′の動作に合せたものである。このスイッチS1,S
1′はリセットを完了するとオン/オフを繰り返す時定
数増大動作に移行する。この動作は同期して行われる。
切換スイッチS2,S2′はスイッチS4,S4′と同
期して動作させる。これらスイッチの制御はマイクロコ
ンピュータ34で行う。このマイクロコンピュータ34
はコンパレータ32から警報出力を受けるとホーン33
を駆動する処理もする。
第11図はマイクロコンピュータ34の処理を示すフロ
ーチャートである。このフローでは第9図のセンサ11
をG1、センサ11′をG2と呼び、またスイッチS
1,S1′をリセットSW、S3,S3′を電流SW、
S4、S4′をアンプ出力SWと呼んでいる。第11図
(a)(b)はメインルーチンで、(a)はオフセット補正回路
のリセット処理部分、(b)はセンサG1、G2への間欠
通電処理部分を示している。また(c)はオフセット補正
回路の時定数を増大させるIsec毎の割込処理で、いず
れも第10図のタイムチャートに対応している。
ーチャートである。このフローでは第9図のセンサ11
をG1、センサ11′をG2と呼び、またスイッチS
1,S1′をリセットSW、S3,S3′を電流SW、
S4、S4′をアンプ出力SWと呼んでいる。第11図
(a)(b)はメインルーチンで、(a)はオフセット補正回路
のリセット処理部分、(b)はセンサG1、G2への間欠
通電処理部分を示している。また(c)はオフセット補正
回路の時定数を増大させるIsec毎の割込処理で、いず
れも第10図のタイムチャートに対応している。
先ず第11図(a)の処理から説明する。最初のステップ
A1でキーロックSWを監視し、これがONになったら
次のステップA2でドアロックSWを判定する。これが
ロック状態であれば、車室外からドアを閉め、更に施錠
した駐車状態と判定できるので、次のステップA3でタ
イマをスタートさせ、G1側オフセット補正回路のリセ
ットに入る。つまり、ステップA4〜A6でS1,S
3,S4をオンにしたまま、、ステップA7で15sec
経過するのを待つ。15sec経過したらG1側オフセッ
ト補正回路のリセットが完了したのでステップA8〜A
10でS1,S3,S4をオフに戻し、ステップA11
〜A13でS1′,S3′,S4′をオンにしG2側オ
フセット補正回路のリセットを行う。これも15sec間
であるが、タイマは継続動作させたままなので、ステッ
プA14ではステップA3時点から30sec経過するの
を待つ。そして30sec経過したらG2側オフセット補
正回路のリセットも完了したのでステップA15〜A1
7でS1′,S3′,S4′をオフにする。
A1でキーロックSWを監視し、これがONになったら
次のステップA2でドアロックSWを判定する。これが
ロック状態であれば、車室外からドアを閉め、更に施錠
した駐車状態と判定できるので、次のステップA3でタ
イマをスタートさせ、G1側オフセット補正回路のリセ
ットに入る。つまり、ステップA4〜A6でS1,S
3,S4をオンにしたまま、、ステップA7で15sec
経過するのを待つ。15sec経過したらG1側オフセッ
ト補正回路のリセットが完了したのでステップA8〜A
10でS1,S3,S4をオフに戻し、ステップA11
〜A13でS1′,S3′,S4′をオンにしG2側オ
フセット補正回路のリセットを行う。これも15sec間
であるが、タイマは継続動作させたままなので、ステッ
プA14ではステップA3時点から30sec経過するの
を待つ。そして30sec経過したらG2側オフセット補
正回路のリセットも完了したのでステップA15〜A1
7でS1′,S3′,S4′をオフにする。
この後ステップA18でタイマがステップA3時点から
31sec、、従ってステップA14から更に1sec経過す
るのを待ち、(b)の間欠通電処理と(c)の時定数増大処理
の準備に入る。つまり、31sec経過したらステップS
19でタイマをリセットして(b)の間欠通電処理用にす
ると共に、ステップA20で(c)のタイマ割込みをスタ
ートさせる。尚、(c)のタイマ割込みで使用するタイマ
は(a)または(b)のタイマとは別のものである。
31sec、、従ってステップA14から更に1sec経過す
るのを待ち、(b)の間欠通電処理と(c)の時定数増大処理
の準備に入る。つまり、31sec経過したらステップS
19でタイマをリセットして(b)の間欠通電処理用にす
ると共に、ステップA20で(c)のタイマ割込みをスタ
ートさせる。尚、(c)のタイマ割込みで使用するタイマ
は(a)または(b)のタイマとは別のものである。
(b)の間欠通電処理ではステップA21でタイマをスタ
ートさせ、次にステップA22でS3をオンにしてG1
に通電する。この後ステップA23で30msec経過する
のを待ち、経過したらステップA24でS4をオンにす
る。これでG1側は警戒態勢に入り、これを1sec間続
ける。この間にステップA26でコンパレータ32の出
力を判定し、これがHi(ハイ)になったらステップA
27で盗難警報を出力する。この警報はシステムリセッ
トをかけるまで継続する。これに対し何もなく1sec経
過したときはステップA28,A29でS3,S4をオ
フにし、更にステップA30でステップA21から3.
5sec(ステップA25から2.5sec)経過するまで待
ち、経過したらステップA31でS3′をオンにしてG
2に通電する。この後30msec経過してステップA32
で3.53sec経過と判定されたら、ステップA33でS
4′をオンにしてG2による警戒態勢に入り、これをス
テップA34で4.5sec経過と判定されるまで1sec間続
け、この間にステップA35でコンパレータ32の出力
を判定する。そして、この出力がHiであればステップ
A36で盗難警報を出力する。これはステップA27と
同様である。これに対し何もなく1sec経過したらステ
ップA37,A38でS3′,S4′をオフにし、G
1,G2による1回目の検出を終了する。この後ステッ
プA39でスタートから7sec経過と判定されたらステ
ップA21に戻って2回目以降の検出を行う。
ートさせ、次にステップA22でS3をオンにしてG1
に通電する。この後ステップA23で30msec経過する
のを待ち、経過したらステップA24でS4をオンにす
る。これでG1側は警戒態勢に入り、これを1sec間続
ける。この間にステップA26でコンパレータ32の出
力を判定し、これがHi(ハイ)になったらステップA
27で盗難警報を出力する。この警報はシステムリセッ
トをかけるまで継続する。これに対し何もなく1sec経
過したときはステップA28,A29でS3,S4をオ
フにし、更にステップA30でステップA21から3.
5sec(ステップA25から2.5sec)経過するまで待
ち、経過したらステップA31でS3′をオンにしてG
2に通電する。この後30msec経過してステップA32
で3.53sec経過と判定されたら、ステップA33でS
4′をオンにしてG2による警戒態勢に入り、これをス
テップA34で4.5sec経過と判定されるまで1sec間続
け、この間にステップA35でコンパレータ32の出力
を判定する。そして、この出力がHiであればステップ
A36で盗難警報を出力する。これはステップA27と
同様である。これに対し何もなく1sec経過したらステ
ップA37,A38でS3′,S4′をオフにし、G
1,G2による1回目の検出を終了する。この後ステッ
プA39でスタートから7sec経過と判定されたらステ
ップA21に戻って2回目以降の検出を行う。
一方、(c)の割込処理は(a)のステップA20で起動され
るとスタートし、以後1sec毎にステップB1からB8
までを繰り返す。つまり、ステップB1,B2でS1,
S1′をオンにしたらステップB3でタイマをスタート
させ、ステップB4で10msec経過するのを待つ。この
10msecのオン時間が経過したらステップB5,B6で
S1,S1′をオフにすると共に、ステップB7でタイ
マを再スタートさせ、ステップB8で0.99sec経過する
のを待つ。この0.99secのオフ時間が経過したらステッ
プB1に戻り、以下同様の処理を繰り返すことでオフセ
ット補正回路の間欠充放電(時定数増大)を行う。
るとスタートし、以後1sec毎にステップB1からB8
までを繰り返す。つまり、ステップB1,B2でS1,
S1′をオンにしたらステップB3でタイマをスタート
させ、ステップB4で10msec経過するのを待つ。この
10msecのオン時間が経過したらステップB5,B6で
S1,S1′をオフにすると共に、ステップB7でタイ
マを再スタートさせ、ステップB8で0.99sec経過する
のを待つ。この0.99secのオフ時間が経過したらステッ
プB1に戻り、以下同様の処理を繰り返すことでオフセ
ット補正回路の間欠充放電(時定数増大)を行う。
以上述べたように本発明によれば、交流的な傾斜変化検
出手段を使用する車両用盗難警報装置のオフセット補正
回路に電解コンデンサを使用せずに済むので、漏れ電流
の影響が少ない利点がある。また時定数増大スイッチS
1を利用して積分回路を初期化できるので、別途にリセ
ットスイッチを要せずに済む。更に、時定数増大スイッ
チS1の駆動デューティを変えるだけで総合積分時定数
を変更できるので、システム構成が柔軟になる利点があ
る。
出手段を使用する車両用盗難警報装置のオフセット補正
回路に電解コンデンサを使用せずに済むので、漏れ電流
の影響が少ない利点がある。また時定数増大スイッチS
1を利用して積分回路を初期化できるので、別途にリセ
ットスイッチを要せずに済む。更に、時定数増大スイッ
チS1の駆動デューティを変えるだけで総合積分時定数
を変更できるので、システム構成が柔軟になる利点があ
る。
第1図は本発明の原理図、 第2図は第1図の動作波形図、 第3図は本発明の第1実施例の構成図、 第4図は本発明の第2実施例の構成図、 第5図は本発明の第3実施例の構成図、 第6図は第4図および第5図の動作波形図、 第7図は本発明の第4実施例の構成図、 第8図は第7図の動作波形図、 第9図は本発明の第5実施例の構成図、 第10図は第9図の動作波形図、 第11図はマイクロコンピュータの処理を示すフローチ
ャート、 第12図は従来の傾斜変化検出装置の一例を示す構成
図、 第13図は加速度センサの一例を示す構成図、 第14図は加速度センサの他の例を示す構成図である。 図中、11はセンサ、12は定電流源、13は差動増幅
器、30は警報手段、40はオフセット補正回路、50
はローパスフィルタ、S1は時定数増大スイッチであ
る。
ャート、 第12図は従来の傾斜変化検出装置の一例を示す構成
図、 第13図は加速度センサの一例を示す構成図、 第14図は加速度センサの他の例を示す構成図である。 図中、11はセンサ、12は定電流源、13は差動増幅
器、30は警報手段、40はオフセット補正回路、50
はローパスフィルタ、S1は時定数増大スイッチであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】車両に搭載されてその傾斜度を検出するブ
リッジ構成のセンサ(11)と、 該センサの出力を増幅する差動増幅器(13)と、 該差動増幅器の出力と一定値を比較し、該差動増幅器の
出力が該一定値に一致するようその差出力を積分して該
差動増幅器の基準電圧とするオフセット補正回路(4
0)と、 該差動増幅器の出力が所定値を越えると警報を出す警報
手段(30)と、 前記差動増幅器の出力を前記オフセット補正回路に間欠
的に供給し、該補正回路の総合積分時定数を積分要素
(C,R)の時定数より大きくする時定数増大用スイッ
チング手段(S1)と、 車両の駐車開始時に一時的に前記時定数増大用スイッチ
ング手段(S1)を連続的にオンして前記差動増幅器の
出力が前記一定値になるよう初期化する初期化手段とを
備えてなることを特徴とする車両用盗難警報装置。 - 【請求項2】時定数増大用スイッチング手段(S1)の
オン/オフ時間比を可変してオフセット補正回路(4
0)の総合積分時定数を可変することを特徴とする請求
項1記載の車両用盗難警報装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10104990A JPH0659815B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 車両用盗難警報装置 |
US07/685,891 US5155467A (en) | 1990-04-17 | 1991-04-16 | Inclination angle detection apparatus and automobile theft alarm apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10104990A JPH0659815B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 車両用盗難警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042547A JPH042547A (ja) | 1992-01-07 |
JPH0659815B2 true JPH0659815B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=14290268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10104990A Expired - Fee Related JPH0659815B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 車両用盗難警報装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5155467A (ja) |
JP (1) | JPH0659815B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101639957B1 (ko) * | 2015-12-23 | 2016-07-14 | 이진호 | 직류 단전원을 사용하는 조절식 아날로그 전자스위치 회로 |
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US5461356A (en) * | 1994-06-06 | 1995-10-24 | Lu; Guixian | Alarm system with graphite sensor |
US5654686A (en) * | 1995-07-26 | 1997-08-05 | Prince Corporation | Electronic vehicle theft detection system employing a magnetic field sensor |
US5802728A (en) * | 1995-08-17 | 1998-09-08 | Watson Industries, Inc. | Liquid level and angle detector |
USRE38378E1 (en) * | 1997-03-05 | 2004-01-06 | Sivan Llc | Vehicle/aircraft security system based on vehicle displacement profile, with optional GPS/cellular discrimination indicator |
US5929753A (en) * | 1997-03-05 | 1999-07-27 | Montague; Albert | Vehicle/aircraft security system based on vehicle displacement profile, with optional GPS/cellular discrimination indicator |
GB2327914B (en) * | 1997-08-04 | 2001-05-09 | Autoliv Dev | Improvements in or relating to a safety arrangement |
DE10059088B4 (de) * | 2000-11-28 | 2011-02-10 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Verfahren zur Bewertung der Neigung eines Gegenstands |
DE10156425A1 (de) * | 2001-11-16 | 2003-05-28 | Delphi Tech Inc | Diebstahlalarmeinrichtung und Verfahren hierzu |
DE10323038B4 (de) | 2002-05-23 | 2018-07-26 | Marquardt Gmbh | Steuergerät für ein Kraftfahrzeug |
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EP1852318B1 (en) * | 2005-04-13 | 2008-11-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular anti-theft security system |
DE102006049904B4 (de) * | 2005-10-24 | 2009-10-29 | DENSO CORPORATION, Kariya-shi | Neigungssensor für ein Fahrzeug, sowie Antidiebstahlsystem hiemit |
JP6054755B2 (ja) * | 2013-01-23 | 2016-12-27 | エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 | 定電圧回路及びアナログ電子時計 |
KR101957484B1 (ko) | 2017-12-22 | 2019-03-12 | 한국기초과학지원연구원 | 이차전지 리드탭 실링용 복합가교필름 및 이의 제조방법 |
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DE2913018A1 (de) * | 1979-03-31 | 1980-10-16 | Bosch Gmbh Robert | Alarmanlage, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
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DE3318275C2 (de) * | 1983-05-17 | 1992-05-07 | f + g megamos Sicherheitselektronik GmbH, 5250 Engelskirchen | Verfahren zum Überwachen der Neigung eines Kraftfahrzeuges |
JPS6082466A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-10 | Nippon Soken Inc | 車両用盗難防止装置 |
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JPS61238546A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-23 | Nippon Soken Inc | 車両用盗難防止装置 |
JPS61247911A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-05 | Fujitsu Ten Ltd | 自動車用傾斜センサ |
JPH0814497B2 (ja) * | 1987-04-13 | 1996-02-14 | 日本電装株式会社 | 半導体センサ増幅回路 |
JPH01153966A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Nippon Denso Co Ltd | 加速度検出装置 |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP10104990A patent/JPH0659815B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-16 US US07/685,891 patent/US5155467A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101639957B1 (ko) * | 2015-12-23 | 2016-07-14 | 이진호 | 직류 단전원을 사용하는 조절식 아날로그 전자스위치 회로 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5155467A (en) | 1992-10-13 |
JPH042547A (ja) | 1992-01-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |