JPH0659775B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

Info

Publication number
JPH0659775B2
JPH0659775B2 JP28619585A JP28619585A JPH0659775B2 JP H0659775 B2 JPH0659775 B2 JP H0659775B2 JP 28619585 A JP28619585 A JP 28619585A JP 28619585 A JP28619585 A JP 28619585A JP H0659775 B2 JPH0659775 B2 JP H0659775B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
vehicle
odor
opening
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28619585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62143712A (ja
Inventor
勝 橋本
朗 望月
和信 橋本
美章 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP28619585A priority Critical patent/JPH0659775B2/ja
Publication of JPS62143712A publication Critical patent/JPS62143712A/ja
Publication of JPH0659775B2 publication Critical patent/JPH0659775B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0085Smell or pollution preventing arrangements

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、始動当初における臭気を伴う空調風の車室内
給送を回避した車両用空調装置に関する。
従来の技術 従来、車両に搭載された空調装置は、使用期間の経過に
伴つて、始動当初における吹出空気が、乗員に対して不
快感を与える程の悪臭を含むものとなることが知られて
いる。かかる悪臭の原因は、 空調装置を内気循環モードで使用した場合、内気吸込
口より吸入される空気に、樹脂部品の有機化合物,エミ
ツシヨン,持込み臭気と称される体臭,化粧品,芳香
剤,煙草臭,等の成分物質。外気導入時にあつては外
気吸込口より、工場等の排煙に起因する汚染大気,デイ
ーゼルエンジン車から排出される黒煙等他車の排気ガ
ス,空気中に飛散する土壌成分粒子等。以上の微量成
分が空調装置内部のエバポレータその他の部所に付着、
凝着し、この微量成分に、空調装置作動時にエバポレー
タ表面に付着する凝縮水が加わり、空調装置停止時にエ
バポレータ及びその周辺部が適宜の湿度、温度、より具
体的には略40°に保たれることより、微生物が繁殖
し、この微生物(細菌,真菌類が主体)から発する代謝
産物による臭気等が複雑に混合されたものであること
が、本発明者の分析結果として判明している。このに
示した事項を原因とする臭気に対しては、例えば実公昭
48-23402号公報に開示されているように、空調装置運転
開始後、車室内側空気吐出口を閉塞し、空調装置の通風
系路内温度が設定値に達するまで、該通風系路内の空気
を室外空気吐出口より車外に吐出させるように構成され
た車両用空調装置が提案されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらかかる車両用空調装置にあつては、通風系
路内に滞留していた臭気を車外に吐出させることによつ
て車室内への臭気給送を回避し得る反面、空調装置のス
イツチを投入後、通風系路内の温度が設定値に達するま
での間、車室内への配風は停止状態に維持され、しかも
前記設定値に達するまでの時間は、熱負荷条件によつて
異なる。このため殊に、夏期高温時等、熱負荷が大きい
条件下においては、前記設定値に達するまで長時間を要
し、乗員をして、空調装置の故障との誤認に至らしめる
おそれがあるとともに、その間乗員は高温の車室内に空
気無給送状態で放置され、不快感の増大を招来する等の
問題点を有していた。
問題点を解決するための手段 本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであり、車両に搭載され、吸入口から吹出口に至る
通風系路内に、少なくとも空気を給送するフアン及び給
送された空気を冷却するエバポレータを備えた車両用空
調装置において、前記通風系路に連通し車両外部に開口
する臭気排出口と、前記車両の乗降用ドア開放に感応し
て作動し、所定の排気設定時間前記吹出口を閉成すると
ともに臭気排出路を開成する開閉手段と、該開閉手段と
略同期作動し、前記通風系路内に滞留する臭気成分を含
む空気を前記臭気排出路を介して車両外部に送出する吸
引圧送手段とを設けてある。
作用 前記構成において、乗車に際して乗降用ドアを開放する
と、開閉装置はこれに感応して作動し、所定の排気設定
時間吹出口を閉成するとともに、臭気排出路を開成し、
又吸引圧送手段は開閉装置と略同期作動し、通風系路内
の空気を開成されている臭気排出路を介して車両外部送
出する。このため空調装置の通風系路内に滞留し、エバ
ポレータ等に付着している微生物等に起因する臭気は、
車室内に給送されることなく、臭気排出路より車外に排
気され、前記排気設定時間が経過すると前述の制御は終
了する。したがつて乗車後、空調装置本体を始動させた
際には、始動直後より、車室内に空気の給送が行なわ
れ、しかも前述の制御により通風系路内に滞留していた
臭気は既に車外に排出されていることから、始動直後よ
り異臭のない快適な調和風が得られるのである。
実施例 以下本発明の一実施例について図面に従つて説明する。
すなわち第1図に示したように、空調装置本体1には、
ブロアユニツト2,クーリングユニツト3,及びヒータ
ユニツト4を連結して構成された通風系路5が設けられ
ている。前記ブロアユニツト2には、外気吸入口6,内
気吸入口7,及びこの両吸入口6,7を開閉するインテ
ークダンパー8が設けられており、内部には、モータ9
によつて駆動されるフアン10が配設されている。該フ
アン10は通風路に空気を給送するとともにドア開時に
通風系路内に滞留する臭気成分含有空気を車外に排出す
る吸引圧送手段とを兼用している。又クーリングユニツ
ト3には、フアン10によつて給送された空気を冷却す
るエバポレータ11が配設されており、ヒータユニツト
4には、エンジン冷却水を熱源とするヒータコア12,
及び該ヒータコア12の側方に形成されたバイパス通路
13を開閉するエアミツクスダンパー14が設けられて
いる。さらにこのヒータユニツト4には、車室内のイン
ストルメントパネルに開口されたデフロスト吹出口15
a,ベンチレータ吹出口15b,フロア近傍に開口された
フート吹出口16が設けられており、又前記バイパス通
路13を形成する側壁には、この空調装置本体1を搭載
する車両の外部に開口する臭気排出路17が連通されて
いる。該臭気排出路17及び前記各吹出口15a,15
b,16には開閉手段たるダンパー18,19a,19
b,20が配設されており、該ダンパー18,19a,
19b,20はアクチユエータ21,22a,22b,2
3に連係されている。該アクチユエータ21,22a,
22b,23及び前記モータ9の出力系は、制御回路2
4を介して、接地されたバツテリ25に接続されてい
る。
第2図は前記制御回路24の詳細を示し図中26は、当該
車両に設けられている乗降用ドアの開放に伴つて回路を
閉じるドアスイツチ、27はイグニツシヨンスイツチで
あり、この両スイツチ26,27はリレー28を介して
接地されている。該リレー28に設けられている固定接
点は、タイマ29,30を介して各々前記アクチユエータ
21,22a,22b,23,モータ10に接続されており、
このタイマ29,30には、所定の排気設定時間がセツ
トされている。該排気設定時間は、空調装置の始動直後
から、無臭の空気を車室内に給送するという本発明の目
的を達成するためには、第1に乗員が乗降用ドアを開放
した後乗車し、イグニツシヨンスイツチ27をONにす
るまでの間であつて、かつ第2にフアン10が通風系路
5内の空気を一掃し得る時間であることが必須である。
そこで第3図に示したように、乗員が通常の動作で乗降
用ドアを開けてから、イグニツシヨンスイツチ27をO
Nにするまでの所要時間分布を検討してみるに、所要時
間7〜8秒のAグループと、12〜13秒のBグループ
に大別される。この大別は、シートベルトを締めてから
イグニツシヨンスイツチ27をONにする(Bグループ)
か、イグニツシヨンスイツチ27をONにしてからシー
トベルトを締める(Aグループ)かの相違によるもので
ある。一方送風系路5の容積とフアン10のLo,Mi
NH,Hi各モードにおける送風能力は下記表に示すとお
りである。
したがつて第3図及び表より通風系路5内に滞留してい
る臭気成分含有空気を車両外に排出するには、1〜3秒
間フアン10を回転させれば充分であつて、これ以上の
時間は無用であることが理解される。よつてアクチユエ
ータ21,22a,22b,23側のタイマ29にはド
アスイツチ26のONから1〜6秒の排気設定時間をセツ
トし、又フアン10側のタイマ30は、アクチユエータ
21,22a,22b,23の作動必要時間に相当する
微少時間遅れて略同期作動すべく遅延機構を設け、前記
微少時間を除した排気設定時間をセツトしてある。なお
第2図において31,32は車室内のインストルメント
パネルに配設され、前記エバポレータ11を含む冷凍サ
イクルをON−OFF制御するための空調スイツチ、及び
フアン10のモータ9を手動制御するためのブロアスイツ
チである。
以上の構成に係る本実施例において、駐車中イグニツシ
ヨンスイツチ27は、リレー28側に閉じ、ドアスイツ
チ26及びリレー28はともに開状態にある。一方通風
系路5内では、エバポレータ11のフイン等に付着して
いる微細粉じんや臭気成分粒子が温度上昇に伴つて乾燥
され、又エバポレータ11の通風空間内に発生した真
菌、細菌等の微生物の代謝物が前記通風系路5内に充満
し該通風系路5内が40℃程度に達すると、代謝物の充
満度はピーク状態にある。そして乗車に際して乗降用ド
アを開放すると、ドアスイツチ26は鎖線で示したよう
に回路を閉じ、バツテリ25からリレー28に電源電流
が供給される。これによつてリレー28は励磁されて鎖
線で示したように回路を閉じ、タイマ29が起動し、通
電が開始される。すると各アクチユエータ21,22a,2
2b,23の電磁弁には、電流が供給されて負圧が導かれ
て稼動し、第1図に実線で示したように、ダンパー18
は臭気排出路17を開成し、ダンパー19a,19b,
20は各吹出口15,16を閉成する。さらに各アクチ
ユエータ21,22a,22b,23が作動を終了し、
前記微少時間が継過すると、遅延回路を含むタイマ30
が起動し、モータ9に電流が供給され吸引圧送手段とし
てのフアン10は回転する。すると該フアン10の回転
に伴つて外気導入に6又は内気導入口7より空気が吸入
され、この吸入された空気によつて、エバポレータのフ
イン等に付着している微細粉じんや臭気成分粒子は飛散
し、通風系路5内に充満している微生物の代謝物は圧送
される。このとき前述のように、各ダンパー18,19
a,19b,20により、臭気排出路17は開成され、
各吹出口15a,15b,16は閉成されていることか
ら、前記代謝物等は、各吹出口15a,15b,16か
ら車室内に給送されることなく、臭気排出路17から車
両外に送出される。したがつて臭気排出時間が経過する
と、前記表に示したように通風系路5内に滞留していた
全ての空気は一掃され、臭気成分を含有しない新鮮な空
気が通風系路5内に充満される。同時に、タイマ29,
30は排気設定時間の経過に伴つて回路を開き、各アク
チユエータ21,22a,22b,23及びフアン10は
作動を停止する。するとダンパー18は、臭気排出路1
7を閉塞する方向に、又ダンパー19a,19b,20
は吹出口15、16を開放する方向に、各々スプリング
等の付勢機構によつて駆動される。そして乗員が着座
後、イグニツシヨンスイツチ27をONにし、さらに空
調スイツチ31及びブロアスイツチ32をONにすると
フアン10は回転し、エバポレータ11を含む冷凍サイ
クルは起動する。このとき、吹出口15a,15b,1
6は前述のように排気設定時間の経過に伴つて開成状態
にあることから、空調装置始動直後から、車室内に空気
の給送が行なわれるとともに、通風系路5内に滞留して
いた臭気成分含有空気は、既に一掃されていることか
ら、前記始動直後から、異臭のない調和風を得ることが
できるのである。なお本実施例においてイグニツシヨン
スイツチ27は、ONの状態でリレー28側の回路を開
き、ブロアスイツチ32,空調スイツチ31側の回路を
閉じるように構成されている。したがつて緊急発進を行
なつた場合等、排気設定時間が経過する以前にイグニツ
シヨンスイツチ27をONにした際には、これと同時に
ブロアスイツチ32及び空調スイツチ31を操作するこ
とによつて、遅滞なく吹出口15,16から調和風を得
ることができるものである。
第4,5図は本発明の他の実施例を示すものであり、マ
イクロコンピユータ33を用いて制御を実行する構成し
たものである。図中34は乗降用ドアの開放を電気的に
感知する開扉感知センサであり、35は該開扉感知セン
サ34より出力された信号をデジタル変換するA/Dコン
バータである。なお前述のように21,22a,22
b,23はダンパー18,19a,19b,20を駆動
するアクチユエータ、9はフアン10を回転するモータ
である。
次にかかる実施例の作用について、第5図に示したフロ
ーチヤートに従つて説明する。乗車に際して乗降用ドア
を開放すると開扉感知センサ34は感知信号を出力し、
ステツプにおける判別はYESとなり、排気設定時間
を計測するタイマが作動を開始し(ステツプ)、アク
チユエータ21,22a,22b,23は起動する(ステ
ツプ)。該アクチユエータ21,22a,22b,2
3が作動を完了した時点(ステツプ)でモータ9はO
Nとなり(ステツプ)、前述のように送風系路5内に
滞留していた臭気成分含有空気は一掃される。そして排
気設定時間が経過すると(ステツプ)、アクチユエー
タ21,22a,22b,23及びモータ9はOFFとな
り、前述のように臭気排出路17は閉成されるとともに
吹出口15a,15b,16は開成され、車室内の空調
が可能な状態となるのである。
この実施例においては、車両に既設され、エンジンの燃
料制御、空調装置の自動制御、サスペンシヨン制御に用
いられているマイクロコンピユータを利用して制御を実
行することができ、低コストにて実用し得るとともに、
車載されたマイクロコンピユータの有効利用を図ること
ができるものである。
なお、本発明に関してはさらに以下の実施例を列挙し得
る。
(1)前記実施例においては、タイマ29,30により排
気設定時間を計測する構造としたが、この排気設定時間
を乗降用ドア開放時からイグニツシヨンスイツチ27O
Nまでの時間とし、該イグニツシヨンスイツチ27のO
Nとともに、アクチユエータ21,22a,22b,2
3等を停止させる構造とすれば、タイマ29,30は不
要となり、低コスト化,構成の簡易化が可能となる。
(2)前記実施例においては、臭気排出路17の開閉手段
としてダンパー18を用い、フアン10を吸引圧送手段
として用いる構成としたが、臭気排出路17にシヤツタ
を有する小型排気専用フアンを嵌装し、前記シヤツタを
開閉手段として用いるとともに、排気専用フアンを吸引
圧送手段として臭気成分を含む空気を吸引排気すること
も可能である。かかる構造によれば、消費電力の大きい
フアン10を用いることなく小型の排気専用フアンによ
り臭気排出がなされることから、駐車時におけるバツテ
リに対する負荷の軽減を図ることができる。
(3)前記実施例においては、ヒータユニツト4に臭気排
出路17を形成する構造としたが、ブロアユニツト2及
びこれに既設されている外気導入口6を臭気排出路とし
て兼用するとともに、インテークダンパー8を開閉手段
とし、臭気排出時にフアン10を逆回転させて吸引し、
外気導入口6を開成して車外に排気することも可能であ
る。かかる構造によれば、あえて臭気排出路17やダン
パー18を別途に設ける必要はなく、低コスト化及び構
成の簡易化が可能であるとともに、インテークダンパー
8を開閉するアクチユエータが既設されている自動制御
空調装置にあつては、このアクチユエータをより有効に
利用し得るものである。なおかかる実施例においては、
フアン10は斜流フアンを用いる等、逆回転によつて排
気が可能な送風機を用いるべきことは勿論である。
(4)前述の実施例ではドア開を一義的に検出していたた
め、降車時にもフアンが回つてしまう場合があつたが、
キーシリンダの動きを検出し、乗車時のドア開を検知す
るようにすれば、ブロアフアンの無駄な回転を防止する
ことができる。
又、同様にイグニツシヨンキーがONからOFFになつた
場合、イグニツシヨンパルスがONからOFFになつた場
合、シートスイツチがONからOFFになつた場合、フア
ン回転を所定時間キヤンセルさせれば同様の効果が得ら
れる。
発明の効果 以上説明したように本発明は、空調装置本体の通風系路
に連通する臭気排出路を形成する一方、乗降用ドアの開
放に感応して通風系路の吹出口を閉成するとともに、臭
気排出路を開成し、これと略同期して通風系路内に滞留
している臭気成分含有空気を臭気排出路を介して車両外
部に送出するようにした。したがつて乗降用ドアを開放
してから所定時間継過した時点で、既に通風系路内に滞
留している臭気成分を含有する空気の排出は完了し、空
調装置本体はその始動時から車室内への配風が可能とな
る。よつて従来の装置のように、空調装置始動直後、車
室内への配風停止状態が継続するようなことはなく、こ
の停止状態から乗員をして空調装置の故障との誤認に至
らしめる不利を解消することができる。又このように空
調装置始動時には、駐車中の通風系路内の温度上昇に伴
つて発生した臭気成分含有空気は、車両外に送出されて
いることから、空調装置始動直後から異臭のないしかも
新鮮な調和風を得ることができる。加えて第4,5図に
示した実施例にあつては、車両に既設されているマイク
ロコンピユータを有効利用することにより、制御回路を
用いることなく低コストにて実用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す概念図、第2図は、
同実施例の制御回路図、第3図は、乗員が乗降用ドアを
開放してからイグニツシヨンスイツチをONにするまで
の所要時間分布グラフ、第4図は本発明の他の実施例を
示す要部ブロツク図、第5図は同実施例の作動すを示す
フローチヤートである。 1……空調装置本体、5……通風系路、10……フアン
(吸引圧送手段)、11……エバポレータ、15a……デ
フロスト吹出口、15b……ベンチレータ吹出口、16
……フート吹出口、17……臭気排出路、18,19
a,19b,20……ダンパー(開閉手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 和信 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 古賀 美章 栃木県佐野市栄町8番地 日本ラヂヱータ ー株式会社佐野工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載され、吸入口から吹出口に至る
    通風系路内に、少なくとも空気を給送するフアン及び給
    送された空気を冷却するエバポレータとを備えた車両用
    空調装置において、前記通風系路に連通し車両外部に開
    口する臭気排出口と、前記車両の乗降用ドア開放に感応
    して作動し、所定の排気設定時間前記吹出口を閉成する
    とともに臭気排出路を開成する開閉手段と、該開閉手段
    と略同期作動し、前記通風系路内に滞留する臭気成分含
    有空気を前記臭気排出路を介して車両外部に送出する吸
    引圧送手段とを設けたことを特徴とする車両用空調装
    置。
JP28619585A 1985-12-19 1985-12-19 車両用空調装置 Expired - Lifetime JPH0659775B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28619585A JPH0659775B2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28619585A JPH0659775B2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19 車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62143712A JPS62143712A (ja) 1987-06-27
JPH0659775B2 true JPH0659775B2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=17701187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28619585A Expired - Lifetime JPH0659775B2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0659775B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102534U (ja) * 1990-02-06 1991-10-24
JPH0655821U (ja) * 1992-12-11 1994-08-02 繁 高木 防臭・防カビ装置付車用空調設備
US5918475A (en) * 1995-10-11 1999-07-06 Denso Corporation Air conditioning apparatus for vehicle, using a flammable refrigerant
JP5273809B2 (ja) * 2009-09-03 2013-08-28 トヨタ車体株式会社 車両空調システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62143712A (ja) 1987-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7013656B2 (en) Vehicle ventilation and deodorization system
US6926601B2 (en) Apparatus and method for deodorizing compartment of vehicle
JP2006193116A (ja) 内外気切替装置
WO2010061648A1 (ja) 車両用空調装置
JP4684718B2 (ja) 車両用換気装置
JPH0659775B2 (ja) 車両用空調装置
JP3207322B2 (ja) 空気清浄器及びこの空気清浄器と連動する自動車用空調装置
JP2006341666A (ja) 車両用換気装置
JP3358346B2 (ja) 車両用換気装置
JP3837884B2 (ja) 車両用空調装置
JP2001287542A (ja) 車両用空気清浄器
CN215850649U (zh) 车辆用空调装置
JPH09240251A (ja) 車両用空調装置
US20110033336A1 (en) Air purification system for vehicles and method thereof
JPH11129729A (ja) 自動車用空気調和装置
JPS6219446Y2 (ja)
JPS5989213A (ja) カ−エアコンにおける匂い除去装置
JPH0516653A (ja) 車両用排気装置
JP2512084Y2 (ja) 車両用空調装置
JPH0532126A (ja) 車両用空気調和装置
JP2889330B2 (ja) 自動車用空調機の内外気切り換えドア制御装置
JPS5921926Y2 (ja) 空調装置
JPH1058955A (ja) 車両用空気調和装置
KR960008232Y1 (ko) 차량의 강제환기제어장치
JPS5915688Y2 (ja) 自動車の自動換気装置