JPS6219446Y2 - - Google Patents

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JPS6219446Y2
JPS6219446Y2 JP1983078927U JP7892783U JPS6219446Y2 JP S6219446 Y2 JPS6219446 Y2 JP S6219446Y2 JP 1983078927 U JP1983078927 U JP 1983078927U JP 7892783 U JP7892783 U JP 7892783U JP S6219446 Y2 JPS6219446 Y2 JP S6219446Y2
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JP
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air
vehicle
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outside
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JP1983078927U
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JPS59184220U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は、車室内の換気を行なえる車両用空気
清浄器に関する。
(ロ) 従来技術 車両の中には車室内の空気の集塵、殺菌、脱臭
などを行なうための空気清浄器が設けられている
ものがあり、通常車室内後部のリヤパーセルシエ
ルフに設けられている。第1図は空気清浄器を取
付けた状態を示しており、1はリヤウインドウガ
ラス、2はリヤシートバツク、3はリヤパーセル
シエルフで、このリヤパーセルシエルフ3の上に
空気清浄器6が取り付けられている。空気清浄器
6は内部に送風機61と、集塵用フイルタ、紫外
線殺菌灯、脱臭用の活性炭フイルタなどを含む空
気清浄ユニツト62とを有し、操作スイツチをオ
ンして送風機61を作動させ吸入口63から車室
内空気を矢印Aのように吸込み空気清浄ユニツト
62で集塵、殺菌、脱臭して車室内吹出口64か
ら矢印Bのように吹き出し車室内空気の浄化を図
つている。
一方、最近の車両の多くには車室内を除湿し最
適な温度に調整する空調装置(いわゆるエアコ
ン)が設けられているが、従来この種の空調装置
を備えた空気清浄器付きの車両においては空気清
浄器は空調装置が車室内空気を循環させるいわゆ
る内気循環(REC)モードで作動しているとき
だけ作動させている。(昭和55年11月日産自動車
(株)発行ニツサンローレル整備要領書第585頁乃至
588頁参照) (ハ) 考案の目的および構成 本考案は空気清浄器を有効に利用できないかと
の観点に立つてなされたもので、空気清浄器を利
用して車室内の換気性能を向上させることを目的
とし、そのため、本考案では、車室内の空気を取
り入れる吸入口と、車室内に向つて空気を吹き出
す車室内吹出口と、車室外に向つて空気を吹き出
す車室外吹出口と、前記車室内吹出口および車室
外吹出口に空気を送る送風機と、前記吸入口から
の空気を浄化する空気清浄ユニツトと、前記吸入
口からの空気を空気清浄ユニツトからバイパスさ
せるバイパス通路と、前記バイパス通路の開閉お
よび前記空気清浄ユニツトの吸入口の開閉を行う
第1ドアと前記車室内吹出口と車室外吹出口とを
開閉する第2ドアとを具備し、前記第1ドアおよ
び第2ドアを空調用空気導入モードの切換動作に
連動して開閉させるように空気清浄器を構成した
ものである。
(ニ) 実施例 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案による空気清浄器の一実施例を
示した断面図であり、図中、第1図と同じ参照数
字は同じ構成部分を示している。この実施例にお
いては、空気清浄器4に、車室内の空気を取り入
れる吸入口43と、車室内に空気を吹き出す車室
内吹出口44および車室外に空気を吹き出す車室
外吹出口49を形成している。そして、吸入口4
3の後方には空気清浄ユニツト42とバイパス通
路Cが並列に設けられている。また、空気清浄ユ
ニツト42と吸入口43との間には第1ドア45
が設けられ、この第1ドア45は、バイパス通路
Cと空気清浄ユニツト42の吸入口を切替開閉す
ることにより、空気清浄ユニツト42を通過する
空気量を制御している。次に、第2ドア47によ
り、車室内吹出口44と車室外吹出口49を切換
開閉している。なお、48,46は第1ドア45
および第2ドア47を作動させるアクチユエータ
である。
そして、前記第1ドア45と第2ドア47は後
述するように空調装置の内外気切換動作に連動し
て実線位置と鎖線位置をとり、第1ドア45が実
線位置のとき第2ドアも実線位置であり、吸入口
43より取り入れた空気は空気清浄ユニツト42
を通り浄化され車室内吹出口44より排出され
る。また、第1ドア45および第2ドア47が鎖
線位置の場合、吸入口43より取り入れた空気は
バイパス通路Cを通り車室外吹出口49より車外
に排出される。
第3図は従来知られている空調装置の概略構成
を示しており、10は内外気切換えドアで、実線
位置にあるとき車室内の空気を導入する内気循環
モード、破線位置にあるとき外気を導入する外気
導入モードである。11はブロア、12は空気冷
却用のエバポレータ、13は空気加熱用のヒータ
コア、14はエバポレータ12により冷却された
空気のうちヒータコア13により加熱する割合を
調整するエアミツクスドア、15はデフロスター
用吹出し口切換えドア、16はインスト吹出し口
切換えドア、17はフロア用吹出し口切換えドア
である。
第4図は空調装置および空気清浄器の操作部を
示しており、イはモードコントロールレバー20
が換気(VENT)、バイレベル(B/L)、暖房
(HEAT)、曇り除去(DEF)の各モードに切換
え可能であることを示しており、ロは湿度コント
ロールレバー21が低温(COLD)から高温
(HOT)までの任意の位置に設定できることを示
しており、ハは内外気切換えレバー22が内気循
環(REC)と外気導入(FRESH)との間で切換
え可能であることを示しており、ニはフアンスイ
ツチレバー23により吹出し風量を3段階に切換
えることができることを示しており、ホは空気清
浄器で集塵、殺菌、脱臭される空気量をレバー2
4で調整できることを示している。なお、この操
作部には、空気清浄器が作動中点灯するンジケー
タランプ(図示せず)が設けられている。
次に第5図に示した制御回路の動作を説明す
る。
まず、第4図ハに示した内外気切換レバー22
を外気導入(FRESH)位置にセツトすると、第
5図に示したように内外気切換えドア10が鎖線
位置をとるのでスイツチ30がオンする。その結
果リレー31が付勢されて常閉接点が開くために
空気清浄器4の空気清浄ユニツト42への通電が
遮断されるので集塵作用および殺菌作用がなくな
るとともに空気清浄器の作動状態を示すインジケ
ータ50が消灯する。このときアクチユエータ4
6および48も不作動となるので吸込み空気切換
えドア45および吹出し空気切換えドア47が鎖
線位置をとり、バイパス通路Cが形成される。こ
のとき空気清浄器操作スイツチ51がオンされて
いれば、送風機41が作動して吸入口43から取
り入れた車室内空気はバイパス通路Cを通過し、
車室外吹出口49から車室外に排出される。こう
して車室内には空気の流路が形成され換気が促進
される。
これに対して内外気切換えレバー22(第4図
参照)を内気循環(REC)位置にセツトする
と、第5図に示したように内外気切換えドア10
が実線位置をとるのでスイツチ30がオフとな
る。その結果リレー31がオンし、空気清浄ユニ
ツト42が作動しインジケータ50が点灯する。
また、アクチユエータ46および48が作動する
ので第1ドア45および第2ドア47が実線位置
をとりバイパス通路Cは塞がれる。その結果、こ
のとき操作スイツチ51がオンされていれば吸入
口43から取り入れた車室内空気は空気清浄ユニ
ツト42を通過し浄化されて矢印Bのように再び
車室内に吹き出される。この動作は従来の空気清
浄器の動作と全く同じである。
なお本実施例では、第1ドアと第2ドアを有し
ているが、送風機を空気清浄ユニツトの吸入側に
配置し、バイパス通路と車室外吹出口および空気
清浄ユニツトと車室内吹出口を直接接続し第1ド
アだけとしてもよい。
(ホ) 考案の効果 以上説明したように、本考案の車両用空気清浄
器においては、空気清浄作用が得られることはも
ちろんのこと、車室内空気の換気性能が向上でき
るという空気清浄器の有効な利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気清浄器の構成を示す断面
図、第2図は本考案による空気清浄器の一実施例
の構成を示す断面図、第3図は車両用空調装置の
構成を示す概略図、第4図は空調装置および空気
清浄器の操作部の正面図、第5図は本考案による
空気清浄器の制御回路である。 4……空気清浄器、41……送風機、42……
空気清浄ユニツト、43……吸入口、44……車
室内吹出口、49……車室外吹出口、C……バイ
パス通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空調装置を備え、且つ空調用空気の導入モード
    を外気導入と内気循環との間で切換える車両にお
    いて、車室内の空気を取り入れる吸入口と、車室
    内に向つて空気を吹き出す車室内吹出口と、車室
    外に向つて空気を吹き出す車室外吹出口と、前記
    車室内吹出口および車室外吹出口に空気を送る送
    風機と、前記吸入口からの空気を浄化する空気清
    浄ユニツトと、前記吸入口からの空気を空気清浄
    ユニツトからバイパスさせるバイパス通路と、前
    記バイパス通路の開閉および前記空気清浄ユニツ
    トの吸入口の開閉を行う第1のドアと、前記車室
    内吹出口と車室外吹出口とを開閉する第2のドア
    とを具備し、前記第1のドアおよび第2のドアを
    空調用空気導入モードの切換動作に関連させて開
    閉することを特徴とする車両用空気清浄器。
JP7892783U 1983-05-27 1983-05-27 車両用空気清浄器 Granted JPS59184220U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7892783U JPS59184220U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 車両用空気清浄器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7892783U JPS59184220U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 車両用空気清浄器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59184220U JPS59184220U (ja) 1984-12-07
JPS6219446Y2 true JPS6219446Y2 (ja) 1987-05-19

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ID=30208927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7892783U Granted JPS59184220U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 車両用空気清浄器

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JP (1) JPS59184220U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5098139A (ja) * 1974-01-05 1975-08-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5098139A (ja) * 1974-01-05 1975-08-04

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Publication number Publication date
JPS59184220U (ja) 1984-12-07

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