JPH0659577A - 現像剤補給装置 - Google Patents

現像剤補給装置

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JPH0659577A
JPH0659577A JP4234303A JP23430392A JPH0659577A JP H0659577 A JPH0659577 A JP H0659577A JP 4234303 A JP4234303 A JP 4234303A JP 23430392 A JP23430392 A JP 23430392A JP H0659577 A JPH0659577 A JP H0659577A
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Japan
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brush
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toner
width
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JP4234303A
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Inventor
Kazunori Karasawa
和典 唐沢
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤補給幅を狭くすることなく、現像装置
からの現像剤飛散を抑え、かつ、現像剤担持体の端部へ
の現像剤補給量を十分確保する。 【構成】 現像装置の最大現像幅に対応するトナー補給
幅L1のうち、コピー頻度の高い比較的小さなサイズの
現像幅に対応するトナー補給幅L2分のトナー補給ブラ
シローラ12の中央部のブラシ20aとその端部のブラ
シ20bとで、中央部のブラシ20aの長さh2が、端
部のブラシ20bの長さh1より長くなるように構成す
る。あるいは、中央部のブラシ20aと端部のブラシ2
0bとで、植毛密度、フリッカのくい込み量、ドクター
ギャップを変えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは現像
装置内で現像剤収容器に収容された現像剤を現像器へ補
給する現像剤補給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の現像剤補給装置として、例
えば、軸方向に平行な多数の溝が周面に形成された補給
ローラを用いるものが知られている。この補給ローラ
は、現像剤収容器から現像器へ連通している現像剤の補
給口に回動可能に配設されており、その周面と補給口の
側縁部との間には微小な隙間が設けられている。以上の
構成で、現像剤収容器から送られて補給ローラの周面に
形成された溝に取り込まれた現像剤と、補給口の側縁部
と補給ローラの周面とで形成される微小な隙間を通る微
量の現像剤とが、補給ローラが回動することで現像器側
へ補給される。ここで、上記補給ローラを現像剤補給装
置として用い、例えばトナーとキャリアからなる二成分
現像剤を用いる電子写真複写機(以下、複写機という)
の現像装置においては、特にその最大現像幅よりも小さ
なサイズのコピーを連続してとる場合、現像装置の現像
剤担持体と潜像担持体とが面する箇所からトナーが飛散
するという問題がある。これは次のような理由による。
すなわち、現像装置の作像可能な最大現像幅はその複写
機の最大コピーサイズに対応して設定することから、補
給ローラによるトナー補給幅も上記現像装置の最大現像
幅に対応して設定してある。ここで、一般に市場で使用
されるコピーサイズはA4等の比較的小さなサイズが多
く、このような比較的小さなサイズのコピーが頻繁にと
られる現像剤担持体の中央部に比べて端部(端面基準の
複写機においては原稿のサイズに応じて変化する側の端
部、中央基準の複写機においては両端部)の現像剤はあ
まり消費されない。ところが、現像剤補給量は補給ロー
ラ軸方向のどの位置でも同じであるため、特に比較的小
さなサイズのコピーを連続してとる場合、現像剤担持体
の中央部に比べて端部のトナー濃度が高くなる。このた
め、端部において十分帯電量が立ち上がらない弱帯電ト
ナーが増大しトナー飛散しやすくなる。
【0003】以上のように現像装置からトナーが飛散す
ると、飛散したトナーが複写機の他のユニットへ付着
し、チャージャーリークによる画像白抜けや、マシンの
CPU誤動作といった重大な障害を引き起こすという問
題があった。従来、この問題を解決するために、補給ロ
ーラによるトナー補給幅を、一般にコピー頻度の高い比
較的小さなサイズ(例えば、上記A4サイズ)に合わせ
て狭くすることで、現像剤担持体の端部へのトナー補給
量を中央部に比べて少なくすることが行われていた。
【0004】なお、上記現像剤補給装置として、ローラ
状の回動部材の周面に一定の長さのブラシが一定の密度
で植毛された補給ブラシローラを用いることも知られて
いる(実開平2−111161号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記トナー
補給幅を狭くするという構成によれば、現像剤担持体の
端部へのトナー補給量が中央部に比べて少なくなるの
で、比較的大きなサイズのコピーを連続してとる場合、
現像剤担持体の端部へのトナー補給量が追いつかず、画
像端部の濃度が低下するという問題点があった。また、
上記現像剤担持体の端部へのトナー補給量を確保するた
めに補給ローラの回転数を上げると、補給ローラ軸受部
の発熱によってトナーがとけて、補給ローラ軸受部にト
ナーが固着し、補給ローラのロックや異常画像の原因に
なるという問題点もあった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤補給幅を狭く
することなく、比較的小さなサイズの現像を連続して行
う場合でも現像装置からの現像剤飛散を抑えることで、
画像白抜けやマシンのCPU誤動作を防止し、かつ、比
較的大きなサイズの現像を連続して行う場合でも現像剤
担持体の端部への現像剤補給量を十分確保することで、
画像端部の濃度低下や現像剤補給部材の回動停止や異常
画像を防止し得る現像剤補給装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、現像剤収容器に収容された現
像剤を現像器へ補給するための、回動可能なローラ部材
周面にブラシが植毛された現像剤補給部材を有する現像
剤補給装置において、該現像剤補給部材の端部所定幅に
おけるブラシの毛足長さが、中央部におけるブラシの毛
足長さより短いことを特徴とするものである。また、請
求項2の発明は、現像剤収容器に収容された現像剤を現
像器へ補給するための、回動可能なローラ部材周面にブ
ラシが植毛された現像剤補給部材を有する現像剤補給装
置において、該現像剤補給部材の端部所定幅におけるブ
ラシの植毛密度が、中央部におけるブラシの植毛密度よ
り大きいことを特徴とするものである。また、請求項3
の発明は、現像剤収容器に収容された現像剤を現像器へ
補給するための、回動可能なローラ部材周面にブラシが
植毛された現像剤補給部材と、該現像剤補給部材全幅に
わたって該ブラシに対して所定のくい込み量でくい込む
ように配設されたフリッカとを有する現像剤補給装置に
おいて、該現像剤補給部材の端部所定幅における該ブラ
シに対するフリッカのくい込み量が、中央部における該
ブラシに対するフリッカのくい込み量より小さいことを
特徴とするものである。また、請求項4の発明は、現像
剤収容器に収容された現像剤を現像器へ補給するため
の、回動可能なローラ部材周面にブラシが植毛された現
像剤補給部材と、該現像剤補給部材全幅にわたって該ブ
ラシの先端に対して所定の間隔をとって配設されたドク
ターとを有する現像剤補給装置において、該現像剤補給
部材の端部所定幅における該ブラシの先端に対するドク
ターの間隔が、中央部における該ブラシの先端に対する
ドクターの間隔より小さいことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は、現像剤補給手段の端部所定幅のブラ
シの毛足長さを、中央部のブラシの毛足長さより短くす
ることで、ブラシに付着する現像剤の量が、中央部にお
けるよりも端部における方が少なくなるように作用する
ものである。また、現像剤補給手段の端部所定幅のブラ
シの植毛密度を、中央部のブラシの植毛密度より大きく
することで、ブラシの間に浸入する現像剤の量が、中央
部におけるよりも端部における方が少なくなるように作
用するものである。また、現像剤補給手段の端部所定幅
のブラシに対するフリッカのくい込み量を、中央部のブ
ラシに対するフリッカのくい込み量より小さくすること
で、ブラシに付着した現像剤のうちフリッカによって叩
き落とされる現像剤の量が、中央部におけるよりも端部
における方が少なくなるように作用するものである。ま
た、現像剤補給手段の端部所定幅のブラシの先端に対す
るドクターの間隔を、中央部のブラシに対するドクター
の間隔より小さくすることで、ブラシの先端に付着して
ドクターとの対向部を通過する現像剤の量が、中央部に
おけるよりも端部における方が少なくなるように作用す
るものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)、特に中央基準の複写機
に適用した一実施例について説明する。図1は本実施例
に係る複写機の現像装置の概略構成図である。現像剤収
容器としてのトナーホッパ1と現像器11は一体となっ
て現像装置を形成している。トナーホッパ1の上部には
トナーカートリッジ9がセットされており、トナーカー
トリッジ9の底板10を抜脱することでトナーカートリ
ッジ9内に収容されたトナーがトナーホッパ1内に落下
し収容される。トナーホッパ1内には、そこに蓄えられ
たトナー2を撹拌し、かつ、現像器11側へ送る撹拌部
材3が軸4を中心にして回動可能に設けられている。撹
拌部材3の両端には、その先端がトナーホッパ1内周面
に接し、その外周面上にトナー2をのせてすくい上げる
ことができるような撹拌羽根5が設けられている。トナ
ーホッパ1上部の現像器11側で、撹拌羽根5のほぼ軌
跡上に受け部材6によって一時的にトナー2を収容する
プレタンク7が形成されている。プレタンク7内には、
撹拌部材3の回転に伴い撹拌羽根5によってトナーホッ
パ1下部からすくい上げられて渡されたトナー2を現像
器11側へ渡すアジテータ8と、このアジテータ8によ
り送られたトナー2を現像器11に補給する現像剤補給
部材としてのトナー補給ブラシローラ12とが設けられ
ている。このトナー補給ブラシローラ12は、ローラ状
の回動部材21の周面にブラシ20が植毛され、プレタ
ンク7の現像器11に連通している補給口に配設されて
いる。そして、その軸方向の幅は、後述する現像剤担持
体としての現像ローラ18の全幅にわたって現像剤を供
給できるように、現像ローラ18の幅とほぼ同じに設定
されている。この補給口の一側縁部には、ブラシ20を
叩くためにブラシ20に対してトナー補給ブラシローラ
12全幅にわたって所定のくい込み量でくい込むよう
に、フリッカ13が設けられている。また、他の一側縁
部には、トナー補給ブラシローラ12のブラシ20に付
着したトナー2をトナー補給ブラシローラ12軸方向に
均一にするために、ブラシ20の先端に対してトナー補
給ブラシローラ12全幅にわたって所定の間隔(以下、
ドクターギャップという)をおいて対向するように、ド
クター14が設けられている。ここで、補給口の幅はト
ナー補給ブラシローラ12軸方向の幅とほぼ同じに設定
されている。現像器11内には、潜像担持体としての感
光体ドラム19表面に対向する開口部に現像ローラ18
が設けられ、また、現像器ケーシング内の底部に沿っ
て、この現像ローラ18の表面に現像剤を供給するパド
ル17と、トナー補給ブラシローラ12により補給され
たトナーを現像剤と混合撹拌し、かつ、パドル17側に
現像剤を供給するパドル16とが設けられている。ま
た、トナー補給ブラシローラ12の下方には、トナー補
給ブラシローラ12から補給されたトナーをパドル16
側へ送るアジテータ15が設けられている。
【0010】この現像装置においては、コピー動作の開
始と同時に撹拌部材3が回転することで、撹拌羽根5が
その先端をトナーホッパ1内壁に接しさせながら移動
し、トナーホッパ1下部からトナー2をすくい上げて受
け部材6に渡す。受け部材6に渡されプレタンク5に一
時的に収容されたトナー2は、アジテータ8が回転する
ことによりトナー補給ブラシローラ12に送られ、更
に、トナー補給ブラシローラ12が回転することにより
現像器11内に補給される。トナー補給ブラシローラ1
2から補給されたトナー2は、アジテータ15が回転す
ることによりパドル16側へ送られ、それからパドル1
6によって現像剤と混合撹拌されてパドル17に送ら
れ、パドル17が回転することにより現像ローラ18に
供給され、更に、現像ローラ18が回転することにより
感光体ドラム19表面に供給されて、感光体ドラム19
表面に形成された潜像を現像する。
【0011】また、この現像装置においては、プレタン
ク7から送られたトナー2がトナー補給ブラシローラ1
2のブラシ20に付着し、トナー補給ブラシローラ12
の回動によって現像器11へ補給される。具体的には、
ブラシ20の先端に付着したトナー2は、トナー補給ブ
ラシローラ12が回動する際に、ドクター14によって
トナー補給ブラシローラ12軸方向に均一な量を残して
掻き取られる。そして、このドクター14との対向部を
通過したブラシ20に付着しているトナー2が、フリッ
カ13によってブラシ20が叩かれる際に、ブラシ20
から離れ現像器11側へ落下して補給される。
【0012】ここで、本実施例においては、現像剤補給
幅を狭くすることなく、比較的小さなサイズのコピーを
連続してとる場合でも、現像装置からのトナー2の飛散
を抑えて画像白抜けやマシンのCPU誤動作を防止し、
かつ、比較的大きなサイズのコピーを連続してとる場合
でも、現像ローラ18の端部への現像剤補給量を十分確
保して画像端部の濃度低下やトナー補給ブラシローラ1
2の回動停止や異常画像を防止するために、現像ローラ
18の端部へのトナー補給量を、現像ローラ18の中央
部に比べて少なくするようにしている。以下、このため
の構成について詳述する。図6(a)乃至(d)は本発
明の発明者による、ブラシ20の毛足長さ、ブラシ20
の植毛密度、フリッカ13のブラシ20に対するくい込
み量、及びドクターギャップとトナー補給量との関係を
示すグラフである。これらのグラフによれば、ブラシ2
0の毛足長さが長くなるほど(a)、ブラシ20の植毛
密度が小さいほど(b)、フリッカ13のブラシ20に
対するくい込み量が大きくなるほど(c)、また、ドク
ターギャップが大きくなるほど(d)トナー補給量が増
えることがわかる。
【0013】そこで、本実施例においては以下のように
現像剤補給装置としてのトナー補給ブラシローラ12を
構成する。すなわち、図2に示すように、現像装置の最
大現像幅に対応するトナー補給幅L1のうち、コピー頻
度の高い比較的小さなサイズの現像幅に対応するトナー
補給幅L2分のトナー補給ブラシローラ12の中央部の
ブラシ20aと、その端部のブラシ20bとで毛足長さ
を変えて構成する。具体的には、上記トナー補給幅L2
分の中央部のブラシ20aの長さh2が、端部のブラシ
20bの長さh1より長くなるように構成する。こうす
ることで、中央部のブラシ20aに対するトナー2の付
着量が、端部のブラシ20bに対するトナー2の付着量
より多くなるので、現像ローラ18の端部へのトナー補
給量を、現像ローラ18の中央部に比べて少なくでき
る。
【0014】また、図3に示すように、上記トナー補給
ブラシローラ12の中央部のブラシ20aと、その端部
のブラシ20bとでブラシ植毛密度を変えて構成する。
具体的には、トナー補給ブラシローラ12の中央部のブ
ラシ20aの植毛密度x本/inch2が、端部のブラ
シ20bの植毛密度y本/inch2より小さくなるよ
うに構成する。こうすることで、中央部のブラシ20a
の間に浸入するトナー2の量が、端部のブラシ20bの
間に浸入するトナー2の量より多くなるので、現像ロー
ラ18の端部へのトナー補給量を、現像ローラ18の中
央部に比べて少なくできる。
【0015】また、図4に示すように、上記トナー補給
ブラシローラ12の中央部のブラシ20aと、その端部
のブラシ20bとでフリッカ13のくい込み量を変えて
構成する。具体的には、フリッカ13の中央部13aを
その端部13bより突出させるように形成し、トナー補
給ブラシローラ12の中央部のブラシ20aに対するフ
リッカ13の中央部13aのくい込み量k2が、両側部
のブラシ20bに対するフリッカ13の端部13bのく
い込み量k1より大きくなるように構成する。こうする
ことで、中央部のブラシ20aに付着したトナー2の方
が、端部のブラシ20bに付着したトナー2より効率良
く叩き落とされるので、現像ローラ18の端部へのトナ
ー補給量を、現像ローラ18の中央部に比べて少なくで
きる。
【0016】また、図5に示すように、上記トナー補給
ブラシローラ12の中央部のブラシ20aと、その端部
のブラシ20bとでドクターギャップを変えて構成す
る。具体的には、ドクター14の端部14bが中央部1
4aより突出するように、中央部14aに切欠き部を形
成し、トナー補給ブラシローラ12の中央部のブラシ2
0aに対するドクターギャップDG2が、端部のブラシ
20bに対するドクターギャップDG1より大きくなる
ように構成する。こうすることで、中央部のブラシ20
aの先端に付着したトナー2の方が、端部のブラシ20
bの先端に付着したトナー2より多く残るので、現像ロ
ーラ18の端部へのトナー補給量を、現像ローラ18の
中央部に比べて少なくできる。
【0017】ここで、図6(a)乃至(d)におけるト
ナー補給量の絶対値は、個々の複写機で使用されるトナ
ーにより異なるが、個々の特性値に対してトナー補給量
がどう変化するかは、図6(a)乃至(d)に示された
傾向と同じと考えてよい。そして、実際には、個々の複
写機のコストや比較的大きなサイズのコピーがとられる
頻度を勘案して、上記ブラシ20の毛足長さ、植毛密
度、フリッカ13の当接量、又はドクターギャップのど
の要因を採用し、中央部のブラシ20aと両側部のブラ
シ20bとでどの程度差をつけるかを決定すればよい。
【0018】以上、本実施例によれば、現像装置の最大
現像幅に対応するトナー補給幅L1のうち、コピー頻度
の高い比較的小さなサイズの現像幅に対応するトナー補
給幅L2分のトナー補給ブラシローラ12の中央部のブ
ラシ20aと、その端部のブラシ20bとで、トナー補
給ブラシローラ12のブラシ20の毛足長さ、植毛密
度、フリッカ13のくい込み量、又はドクターギャップ
を変えるように構成した。これにより、トナー補給幅を
狭くすることなく、比較的小さなサイズのコピーを連続
してとる場合でも、現像ローラ18の端部への過剰なト
ナー補給によるトナー飛散を抑え、画像白抜けやマシン
のCPU誤動作を防止し、かつ、比較的大きなサイズの
コピーを連続してとる場合でも、現像ローラ18の端部
へのトナー補給量を十分確保し、画像端部の濃度低下や
トナー補給ブラシローラ12の回動停止や異常画像を防
止できる。
【0019】なお、本実施例においては、いわゆる中央
基準の複写機に適用した例について説明したが、端面基
準の複写機にも適用できる。すなわち、感光体ドラム1
9に形成される潜像の端部位置が原稿のサイズに応じて
変化する側のトナー補給ブラシローラ12の端部におい
て、ブラシ20の毛足長さを短くし、ブラシ20の植毛
密度を小さくし、フリッカ13のくい込み量を小さく
し、あるいはドクターギャップを小さくすればよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現像剤補給部
材の端部所定幅のブラシの毛足長さを、中央部のブラシ
の毛足長さより短くするだけで、現像剤補給幅を狭くす
ることなく、比較的小さなサイズの現像を連続して行う
場合でも現像装置からの現像剤飛散を抑えることで、画
像白抜けやマシンのCPU誤動作を防止できる。また、
比較的大きなサイズの現像を連続して行う場合でも現像
剤担持体の端部への現像剤補給量を十分確保すること
で、画像端部の濃度低下や現像剤補給部材の回動停止や
異常画像を防止できるという効果がある。請求項2の発
明によれば、現像剤補給部材の端部所定幅のブラシの植
毛密度を、中央部のブラシの植毛密度より大きくするだ
けで、現像剤補給幅を狭くすることなく、比較的小さな
サイズの現像を連続して行う場合でも現像装置からの現
像剤飛散を抑えることで、画像白抜けやマシンのCPU
誤動作を防止できる。また、比較的大きなサイズの現像
を連続して行う場合でも現像剤担持体の端部への現像剤
補給量を十分確保することで、画像端部の濃度低下や現
像剤補給部材の回動停止や異常画像を防止できるという
効果がある。請求項3の発明によれば、現像剤補給部材
の端部所定幅のブラシに対するフリッカのくい込み量
を、中央部のブラシに対するフリッカのくい込み量より
小さくするだけで、現像剤補給幅を狭くすることなく、
比較的小さなサイズの現像を連続して行う場合でも現像
装置からの現像剤飛散を抑えることで、画像白抜けやマ
シンのCPU誤動作を防止できる。また、比較的大きな
サイズの現像を連続して行う場合でも現像剤担持体の端
部への現像剤補給量を十分確保することで、画像端部の
濃度低下や現像剤補給部材の回動停止や異常画像を防止
できるという効果がある。請求項4の発明によれば、現
像剤補給部材の端部所定幅のブラシの先端に対するドク
ターの間隔を、中央部のブラシの先端に対するドクター
の間隔より小さくするだけで、現像剤補給幅を狭くする
ことなく、比較的小さなサイズの現像を連続して行う場
合でも現像装置からの現像剤飛散を抑えることで、画像
白抜けやマシンのCPU誤動作を防止できる。また、比
較的大きなサイズの現像を連続して行う場合でも現像剤
担持体の端部への現像剤補給量を十分確保することで、
画像端部の濃度低下や現像剤補給部材の回動停止や異常
画像を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の現像装置の概略構成を示
す正面図。
【図2】図1中のトナー補給ブラシローラ12の中央部
のブラシ20aと端部のブラシ20bとで毛足長さを変
えた構成図。
【図3】図1中のトナー補給ブラシローラ12の中央部
のブラシ20aと端部のブラシ20bとで植毛密度を変
えた構成図。
【図4】図1中のトナー補給ブラシローラ12の中央部
のブラシ20aと端部のブラシ20bとでフリッカ13
のくい込み量を変えた構成図。
【図5】図1中のトナー補給ブラシローラ12の中央部
のブラシ20aと端部のブラシ20bとでドクタギャッ
プを変えた構成図。
【図6】(a)はブラシ20の毛足長さとトナー補給量
との関係を示すグラフ、(b)はブラシ20の植毛密度
とトナー補給量との関係を示すグラフ、(c)はフリッ
カ13のくい込み量とトナー補給量との関係を示すグラ
フ、(d)はドクターギャップとトナー補給量との関係
を示すグラフ。
【符号の説明】 12 トナー補給ブラシローラ 13 フリッカ 14 ドクター 20 ブラシ 20a 中央部のブラシ 20b 端部のブラシ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤収容器に収容された現像剤を現像器
    へ補給するための、回動可能なローラ部材周面にブラシ
    が植毛された現像剤補給部材を有する現像剤補給装置に
    おいて、該現像剤補給部材の端部所定幅におけるブラシ
    の毛足長さが、中央部におけるブラシの毛足長さより短
    いことを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 【請求項2】現像剤収容器に収容された現像剤を現像器
    へ補給するための、回動可能なローラ部材周面にブラシ
    が植毛された現像剤補給部材を有する現像剤補給装置に
    おいて、該現像剤補給部材の端部所定幅におけるブラシ
    の植毛密度が、中央部におけるブラシの植毛密度より大
    きいことを特徴とする現像剤補給装置。
  3. 【請求項3】現像剤収容器に収容された現像剤を現像器
    へ補給するための、回動可能なローラ部材周面にブラシ
    が植毛された現像剤補給部材と、該現像剤補給部材全幅
    にわたって該ブラシに対して所定のくい込み量でくい込
    むように配設されたフリッカとを有する現像剤補給装置
    において、該現像剤補給部材の端部所定幅における該ブ
    ラシに対するフリッカのくい込み量が、中央部における
    該ブラシに対するフリッカのくい込み量より小さいこと
    を特徴とする現像剤補給装置。
  4. 【請求項4】現像剤収容器に収容された現像剤を現像器
    へ補給するための、回動可能なローラ部材周面にブラシ
    が植毛された現像剤補給部材と、該現像剤補給部材全幅
    にわたって該ブラシの先端に対して所定の間隔をとって
    配設されたドクターとを有する現像剤補給装置におい
    て、該現像剤補給部材の端部所定幅における該ブラシの
    先端に対するドクターの間隔が、中央部における該ブラ
    シの先端に対するドクターの間隔より小さいことを特徴
    とする現像剤補給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011197048A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Kyocera Mita Corp トナー分散部材及びそれを備えたトナー分散機構
JP2013160784A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Ricoh Co Ltd 現像剤搬送装置および画像形成装置

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