JP2532949Y2 - 乾式現像装置 - Google Patents

乾式現像装置

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JP2532949Y2
JP2532949Y2 JP11536590U JP11536590U JP2532949Y2 JP 2532949 Y2 JP2532949 Y2 JP 2532949Y2 JP 11536590 U JP11536590 U JP 11536590U JP 11536590 U JP11536590 U JP 11536590U JP 2532949 Y2 JP2532949 Y2 JP 2532949Y2
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知司 石川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、補給用トナーを入れたトナー容器をもつ乾
式現像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置
において、潜像担持体に静電潜像を形成する所謂、電子
写真式のものでは、乾式型の現像装置が広く採用されて
いる。第6図はこのような現像装置の一従来例を示した
ものであり、この乾式現像装置11の現像ケーシング2内
には補給用のトナー3を入れた円筒状のトナー容器5が
収納されている。
トナー容器5の周壁の一部を成す周壁板5Aには第2図
に示すようにトナー容器5の軸方向に配列された多数の
トナー噴出穴6が所定のピッチ間隔で穿設されている。
このトナー噴出穴6は、直径が例えば0.6乃至0.8mm程度
の小穴になっている。
トナー容器5の内部には、その内壁部に臨んだ先端部
7aの側に弾性部材8の基端部を固定したアジテータ7が
設けられている。弾性部材8は例えばポリエステルフィ
ルムなどの薄い板状の可撓性のものより成っている。ア
ジテータ7はトナー容器5内において時計方向に回転駆
動されるようになっていて、この回転時に、アジテータ
7はトナーが凝集しないようにしたりするために、それ
をトナー容器5内において撹拌する。
又、アジテータ7の回転によって弾性部材8の先端部
はトナー容器5の内壁部に摺擦しつつ移動し、トナー噴
出穴6の部分を通過するとき、弾性部材自体の「腰」に
よってトナー噴出穴6からトナーが押し出されて噴出す
る。現像ケーシング2内にはキャリアとトナーを有する
二成分系現像剤4が収容されていて、この現像剤中に、
噴出されるトナーが補給されるのである。
補給されたトナーは、撹拌ローラ9の回転によって現
像剤と撹拌混合されて、現像ローラ10に供給される。現
像ローラ10に供給された現像剤は、その周面に担持され
つつ、その回転方向に搬送され、ドクター部12のところ
で余分なものが掻き取られ、現像に適する高さにされて
現像領域13へと運ばれる。
ドラム状の感光体14には、帯電、露光等が行われて静
電潜像が作像されており、この静電潜像が現像領域13に
おいて、現像ローラ10上を運ばれる現像剤中のトナーで
可視像化されるのである。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような現像装置においては、部品点数も比較的少
なく、コスト的にも有利なものになっており、又、その
コンパクト化も可能になっている。しかし乍ら、当該現
像装置が高温、高湿の環境下で使用されたりしてトナー
の凝集度が高まったりしてトナーの流動性が悪くなった
りすると、トナー噴出穴6の部分にトナーが詰まるよう
になる。或いは当該現像装置を長時間作動させるうち
に、トナー噴出穴6の部分にトナーが詰まるようにな
る。このような状態になると、第3図に示すように、ト
ナー容器内の残トナー量が減るのに伴って、すなわち、
補給時間の経過に伴ってトナー補給量が減少するように
なる。この図は、常温、常湿の状態で行った実験の結果
を示したものであって、高温、高湿の環境下になると、
トナーの流動性が悪くなるために、トナー噴出穴にトナ
ーが詰まり易くなって、一層、トナーの補給量が減少す
るようになる。このようになると、所定のトナー濃度を
保つことができなくなり、画像濃度が低下したり、地肌
汚れを生じたりするようになる。
本考案の目的は、トナー噴出穴の目詰まりを起こさな
いようにして、トナー補給を安定的に行えるようにした
乾式現像装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は、上記目的を達成するため、補給用のトナー
を入れた円筒状のトナー容器の内部に、該トナー容器の
内壁部に臨んだ先端部の側に弾性部材の基端を固定した
アジテータを設け、該アジテータを回転させ、弾性部材
の先端側を前記内壁部に摺擦させつつ、トナー容器に設
けたトナー噴出穴からトナーを噴出させることにより、
静電潜像の可視像化のための現像剤の中にトナーを補給
するようにした乾式現像装置において、前記アジテータ
として、この回転時に、弾性部材に先行して移動し、ト
ナー噴出穴に詰まったトナーをブラシ先端で掃き取って
除去するブラシの基端を前記先端部の側に固植させたア
ジテータを用いるようにすることにある。
なお、ブラシ先端の、内壁部に対する喰い込み量を0.
5乃至3mmとすると効果的である。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例に基づき説明する。
第1図において、この実施例に係る乾式現像装置1
は、図に示す態位を保って、潜像担持体の一例である感
光体14に対向配備されている。なお、この図中、従来例
と同一の機能を達成する部材については、同一の符号を
使用し、その機能説明に関しては便宜上、省略する。
符号17で示すアジテータは、従来例と同じように、ト
ナー容器5内において時計方向に回転駆動されるように
なっていて、トナー容器5の内壁部に臨む先端部の側に
は弾性部材8の基端が固定されており、この弾性部材8
は前にも述べたようにトナーをトナー噴出穴6から噴出
させる。
本例の特徴とするところは、アジテータとして、この
回転時に、その弾性部材8に先行して移動するブラシ15
の基端を、前記先端部の側に固植させたアジテータを用
いる点にある。
かかるブラシ15は第2図でも示されるように弾性部材
8に隣接して設けられ、該弾性部材8の移動に先行し
て、トナー噴出穴6の部分に詰まったトナーをブラシ先
端で掃き取って除去する。従って、かかるブラシ15の先
端は、トナー容器5の内壁部に若干、喰い込むようにし
てある。このようにして、目詰まりしたトナーが除去さ
れたのち、弾性部材8によってトナーがトナー噴出穴6
から噴出する。なお、本例では弾性部材8やブラシ15な
どが対に設けられていて、アジテータ17が1回転する間
で、これらが2回、トナー噴出穴6の部分を通過するこ
とになる。
このようにトナー噴出穴6が目詰まりしない状態で、
トナー補給が行われるので、トナーの補給量が減少する
ようになることはなく、その補給を安定ならしめること
ができる。
第4図は、実験で得られた、かかるブラシを設けた場
合の、トナー容器内の残トナー量と、トナー補給量との
相関特性を示し、概ね残トナー量が200gから40gの範囲
で、トナー補給量は安定している。
第5図は、ブラシ先端の喰い込み量と、トナー補給量
との相関特性を示し、その喰い込み量が0.5乃至3mmの範
囲である場合、その補給量は安定する。これに対し、喰
い込み量が3mmを越えると、ブラシが倒れ、弾性部材8
を押しやるようになってしまい、トナー補給量が減少す
る。又、その喰い込み量を必要以上に大きくすると、ア
ジテータ17自体の回転負荷も増大するようになってしま
う。このような観点から、それを0.5乃至3mm程度すると
好都合である。
なお、第4図や第5図に示す関係特性は、次のような
部材等の仕様条件で実験的に得られたものである。
トナー噴出穴の直径 0.8mm トナー噴出穴の個数 32 トナー噴出穴の配列ピッチ 8mm アジテータの羽根数 2枚 アジテータの回転数 59.1rpm 弾性部材の喰い込み量 2mm ブラシ先端の喰い込み量 2mm トナー噴出穴の位置 3mm なお、トナー噴出穴の位置を示す3mmというのは、ア
ジテータ17の回転中心を通る水平線と、トナー噴出穴6
の中心との間の距離のことである。
〔考案の効果〕 本考案の請求項1に記載の構成によれば、トナー容器
のトナー噴出穴から、アジテータに設けた弾性部材によ
ってトナーを噴出させてトナーを補給する形式の乾式現
像装置において、そのトナー噴出穴の部分の目詰まりを
起こさないようにすることができるので、トナーが量的
に安定して補給されるようになり、画像濃度の低下や、
濃度むらや地肌汚れなどの発生を抑えることができ、常
に、安定した良質の画像を得ることができる。
請求項2に記載の構成によれば、トナーの補給量が一
層安定し、且つ、アジテータの回転負荷を必要以上に増
大させないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の乾式現像装置の断面図、第2
図はそのトナー補給構成部の斜視図、第3図は従来例に
おけるトナー容器内の残トナー量とトナー補給量との相
関特性を示す図、第4図は本例におけるトナー容器内の
残トナー量とトナー補給量との相関特性を示す図、第5
図はブラシ先端の喰い込み量とトナー補給量との相関特
性を示す図、第6図は従来例の断面図である。 1……乾式現像装置、5……トナー容器 6……トナー噴出穴、8……弾性部材 15……ブラシ、17……アジテータ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】補給用のトナーを入れた円筒状のトナー容
    器の内部に、該トナー容器の内壁部に臨んだ先端部の側
    に弾性部材の基端を固定したアジテータを設け、該アジ
    テータを回転させ、弾性部材の先端側を前記内壁部に摺
    擦させつつ、トナー容器に設けたトナー噴出穴からトナ
    ーを噴出させることにより、静電潜像の可視像化のため
    の現像剤の中にトナーを補給するようにした乾式現像装
    置において、前記アジテータとして、この回転時に、弾
    性部材に先行して移動し、トナー噴出穴に詰まったトナ
    ーをブラシ先端で掃き取って除去するブラシの基端を前
    記先端部の側に固植させたアジテータを用いるようにし
    た乾式現像装置。
  2. 【請求項2】ブラシ先端の、内壁部に対する喰い込み量
    を0.5乃至3mmとした請求項1記載の乾式現像装置。
JP11536590U 1990-11-05 1990-11-05 乾式現像装置 Expired - Lifetime JP2532949Y2 (ja)

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JPH0472250U JPH0472250U (ja) 1992-06-25
JP2532949Y2 true JP2532949Y2 (ja) 1997-04-16

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