JPH0659400B2 - 水中油型乳濁液及びその調製方法 - Google Patents

水中油型乳濁液及びその調製方法

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JPH0659400B2 JP61072668A JP7266886A JPH0659400B2 JP H0659400 B2 JPH0659400 B2 JP H0659400B2 JP 61072668 A JP61072668 A JP 61072668A JP 7266886 A JP7266886 A JP 7266886A JP H0659400 B2 JPH0659400 B2 JP H0659400B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に水中油型乳濁液および非イオン界面活性
剤のみを使用する水中油型乳濁液の調製法に関する。特
に、本発明は25℃において少なくとも50,000センチポ
アズの粘度を有し、多量のポリジメチルシロキサン・ゴ
ムと揮発性ポリジメチルシロキサン流体からなる2モー
ド型シリコーン流体の乳化方法に関する。
従来の技術 高粘度シリコーンを含むシリコーン水性乳濁液は、シリ
コーン含有モノマーの乳化重合法(Hydeらの米国特許第
2,891,920号;Findlay らの米国特許第3,2
94,725号;およびAxonの米国特許第3,360,
491号)によつて、およびプリフオームド・シリコー
ンの直接乳化法(Greenの米国特許第2,702,27
6号;Volkmann らの米国特許第2,755,194
号;およびSchneiderらの米国特許第4,194,98
8号)によつて調製されている。しかしながら、この方
法は乳濁液の生成および/または安定化のためにイオン
型界面活性剤を一種以上使用しているため、乳濁液に陰
イオンおよび陽イオン物質が存在しないことを必要とす
る多くの用途での使用に適さない。
エバンス(Evans)らの米国特許第3,795,538号は非イオ
ン界面活性剤のみを使用して水中でポリジオルガノシロ
キサン流体を乳化する方法を開示しているが、この特許
では、2モード型シリコーン乳濁液を考えていない。
フアンデルホツフ(Vanderhoff)らの米国特許第4,1
77,177号は、最終乳濁液の安定性を増すために添
加物の存在下で約10,000センチポアズ(10パスカル・
秒)以下の粘度を有する重合体相を少なくとも1つの水
中油型の作用をする乳化剤を含有する媒質中で乳化さす
2工程法を開示している。しかしながら、特許権者の方
法は10,000ポアズ以上の粘度を有する重合体相の乳化に
は適さない。
発明の名称「ポリジメチルシロキサンからなる永続性ス
キンケア組成物」で1985年4月2日付け米国特許出
願第718,984号に開示されているように、少なく
とも30,000センチポアズ(30パスカル・秒)の粘度を有
するポリジメチルシロキサンのスキンケア組成物への混
合は、配合されたスキンケア成分の皮膚での永続性を増
す。かかる高粘度シリコーンは、したがつて溶媒の助け
によつて非水性スキンケア組成物に混合することができ
るけれども、それらの水性スキンケア組成物への混合は
その適当な水性乳濁液の欠除によつて妨げられてきた。
1985年4月2日付け発明の名称「2モード型シリコ
ーン乳濁絵、シリコーン乳化法およびその乳濁液」の同
時係属、米国特許出願第718,985号は、25℃において
50パスカル・秒までの粘度を有して高粘度シリコーン
からなるポリジメチルシロキサン流体の水性乳濁液を開
示している。これらの乳濁液は前述のようにスキンケア
組成物における永続性の助けとして有用である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、シリコーンの粘度が50パスカル・秒以
上の高粘度シリコーンからなる水性乳濁液の要求があ
る。特に、2,000パスカル・秒の高粘度を有し、5
0%ほどのシリコーン・ガムと50%の揮発性シリコー
ンからなる2モード型シリコーン成分の水性乳濁液の要
求がある。本発明はこれらの乳濁液を提供する。
問題点を解決するための手段 本発明の特定の目的は、5,000センチポアズ(50パス
カル・秒)以上の粘度を有し、多量の揮発性ポリジメチ
ルシロキサンと高粘度、非揮発性ポリジメチルシロキサ
ン・ガムからなる2モード型シリコーン流体の乳濁液を
提供することである。さらに、本発明の目的は、高粘度
シリコーンからなる安定な水中油型乳濁液、およびその
ための非イオン界面活性剤のみからなる方法を提供する
ことである。また、本発明の目的は、油相の粘度を下げ
るために余分の熱を使用する必要がない高粘度油相の水
性乳濁液を調製する方法を提供することである。
以下の開示および特許請求の範囲を考慮する際に乳濁液
技術における当業者に浮かぶであろうこれらの目的およ
び他の目的は、概説すると所定量の第一、第二および第
三の非イオン界面活性剤の存在下で油相と水相を十分に
混合することからなる本発明によつて達せられる。好適
な実施態様において、油相は50,000センチポアズ以上の
粘度を有し、少量の水だけからなる水相をその油相に混
和する。
特定の理論ということで本発明を限定しないけれども、
本発明の水中油型乳濁液は第一および第二の界面活性剤
と共に、第三の界面活性剤の溶体化および濃厚化作用に
よつて生成し、安定化するので、乳濁液の粒径と粘度と
の安定な平衡が得られる。
本発明により、(a)本質的に、少なくとも10重量部
の水からなる水相と、 (b)本質的に、粘度が少なくとも30,000センチ
ストークスの非揮発性ポリジメチルシロキサンと、標準
沸点が250℃以下のポリジメチルシロキサン、および
シクロポリジメチルシロキサン、または(MeSi
O)およびMe(MeSiO)SiMe〔式中
のxは3〜6の値、yは1〜4の値〕からなる群から選
択した式をもったメチルを末端基とする線状ポリジメチ
ルシロキサンである揮発性ポリジメチルシロキサンの配
合からなる2モード・シリコーンである水不溶性油10
0重量部からなる油相、を水中油型乳濁液が生成される
まで混合する工程からなり; 前記水相および/または前記油相が、さらに全体で、H
LB数が13〜15の第一の非イオン界面活性剤を少な
くとも3ミリモル、該第一の非イオン界面活性剤の単位
ミリモル当りHLB数が7〜9の第2の非イオン界面活
性剤を1〜5ミリモル、およびHLB数が少なくとも1
6の第三の非イオン界面活性剤を少なくとも0.05ミ
リモル含有することを特徴とする水中油型乳濁液の調製
方法が提供される。
さらに、本発明により、本質的に、粘度が少なくとも3
0,000センチストークスの非揮発性ポリジメチルシ
ロキサンと、標準沸点が250℃以下のポリジメチルシ
ロキサン、およびシクロポリジメチルシロキサン、また
は(MeSiO)およびMe(MeSiO)
iMe〔式中のxは3〜6の値、yは1〜4の値〕か
らなる群から選択した式をもったメチルを末端基とする
線状ポリジメチルシロキサンである揮発性ポリジメチル
シロキサンの配合からなる2モード・シリコーンである
水不溶性油100重量部と、 HLB数が少なくとも16の第三の非イオン界面活性剤
少なくとも0.05ミリモルと、 HLB数が13〜15の第一の非イオン界面活性剤少な
くとも3ミリモルと、 HLB数が7〜9で前記第一の非イオン界面活性剤の単
位ミリモル当り1〜5ミリモルの第二の非イオン界面活
性剤と、 少なくとも10重量部の水からなることを特徴とする水
中油型乳濁液が提供される。
本発明の方法はいずれの水不溶性油も水中に乳化するた
めに用いることができる。用語「油」はここでは数セン
チポアズ(ミリパスカル・秒)から数キロパスカル・秒
にわたると共に天然また合成の自由流動性オリゴマーの
ような液体または半固体の重合体材、ゆつくり流動する
ゴムまたは非流動性ゴムを意味する。油が界面活性剤お
よび水のような他の乳濁液成分と典型的な乳化手段を使
つて混合できる粘度を有することが唯一の必要事項であ
る。
水不溶性油は炭化水素系油または炭化水素置換のシリコ
ーン油またはそれらの混合体が望ましく、例えば、限定
ではないが、鉱物油、石油、ポリジメチルシロキサンお
よびそれらの混合体がある。
本明細書における用語「シリコーン」と用語「ポリジメ
チルシロキサン」は同義語と見なされ、同じ意味で使用
されている。Meはメチル基を表わす。
ポリジメチルシロキサンは単位の式Me2SiO−を有し環状
および/または実質的に線状の分子構造に配列された2
つ以上の前記単位からなる。環状ポリジメチルシロキサ
ンは式(Me2SiO)(式中のは少なくとも3の値を有
する)を有する。実質的に線状のポリジメチルシロキサ
ンは式R(Me2SiO)ySiMe2R(式中のは少なくとも1
の値を有する、そしてRはヒドロキシまたはアルコキシ
または望ましくは1〜6個の炭素原子を有するヒドロカ
ルビル、例えばメチル、エチル、ビニルおよびフエニル
のような末端基を表わす)を有する。Rはメチルまたは
ヒドロキシが望ましい。
シリコーンは本質的に非揮発性シリコーンのみからなり
うる。あるいは、シリコーンは非揮発性シリコーンと、
シリコーンを調製する通常のシロキサン平衡化プロセス
中に生成される普通量、典型的には9〜13重量%の揮
発性シリコーンからなりうる。さらに、シリコーンは、
本質的に非揮発性シリコーンと15、20、25および
それ以上の重量%のような普通以上の量の揮発性シリコ
ーンからなりうる。
本明細書における揮発性シリコーンと非揮発性シリコー
ンとの区別はシリコーンの標準沸点に基いている。25
0℃以下の標準沸点を有するシリコーンを揮発性シリコ
ーンと呼び、他のシリコーンを全て非揮発性シリコーン
と呼ぶ。
本発明における使用に適当な揮発性シリコーンとして
は、例えば式(Me2SiO)x(式中のxは3、4、5およ
び6を表わす)を有するシクロポリジメチルシロキサン
および式Me(Me2SiO)ySiMe3(式中のyは1、2、3
および4を有する)を有するメチルで終わる線状ポリジ
メチルシロキサンがある。
本発明のための非揮発性シリコーンの例は、25℃におい
て少なくとも30,000センチポアズ(30パスカル・
秒)、例えば30,000、60,000、100,000、1,000,000セン
チポアズおよびそれ以上の粘度を有するものを含む。1
0,000,000 センチポアズ以上の粘度を有する非揮発性シ
リコーンに対しては、ASTM D926-67 に詳述されている
周知単位の可塑度を用いることが望ましい。従つて、1
0,000,000から20,000,000、40,000,000、および80,000,
000センチポアズに及ぶ範囲のシリコーン粘度に対し
て、実質的に線状のシリコーンに対応する可塑度の値
は、それぞれ130から146、146、165および
約203の範囲に及ぶ。同様に、数平均分子量は、粘度
が30パスカル・秒から100キロパスカル・秒に及ぶ
と、約55,000から約350,000に及ぶことになる。もちろ
ん、適当な非揮発性シリコーンはこの粘度−分子量の関
係を変える微量の重合体連鎖枝分れを含みうる。
本発明の方法および組成物に望ましいシリコーンは2モ
ード型シリコーンである。「2モード型シリコーン」と
は、本質的に多量、例えば、25〜99重量%の揮発性
シリコーン部分と25℃において少なくとも30パスカ
ル・秒の粘度を有する1〜75重量%の非揮発性シリコ
ーン部分からなるシリコーンを意味する。
2モード型シリコーンは少なくとも2つの理由で望まし
い。第1に、多量の揮発性、従つて低密度のシリコーン
の存在は非揮発性シリコーンの粘度を下げることによつ
て、10,000,000センチポアズ(10キロパスカル・秒)
以上の粘度を有する非揮発性シリコーン部分の使用を可
能にする。第2に、2モード型シリコーン成分はパース
ナル・ケア組成物において2形態の効能を有する、すな
わち、揮発性シリコーンの周知効能およびある種のスキ
ンケア成分に対して最近発見された高粘度シリコーンの
皮膚での永続性増進効能、並びにはつ水性および潤滑性
のような望ましい他の作用を有する。
本発明の方法および組成物に極めて望ましいシリコーン
は、本質的にオクタメチルシクロテトラシロキサン、デ
カメチルシクロペンタンシロキサンおよびそれらの混合
体から選んだ揮発性シリコーン50〜90重量部と、2
5℃において少なくとも10,000,000センチポアズ(10
キロパスカル・秒)の粘度を有する非揮発性シリコーン
ゴム10〜50重量部からなる。
シリコーンゴムの僅か10重量%からなる2モード型シ
リコーンは、その皮膚での永続性増進用および美的作用
に関して、スキンケア組成物に対して極めて有効な成分
である。しかしながら、さらに高シリコーンゴム含量、
例えば25〜50重量%のシリコーンゴム含量を有する
2モード型シリコーンは、コストおよび加工処理の視点
からもスキンケア組成物用成分として極めて有効であ
る。高シリコーンゴム含量を有するこれら2モード型シ
リコーンは典型的に25℃において50,000センチポアズ
以上の粘度を有する。
本発明の方法は50,000センチポアズ以下の粘度を有する
2モード型シリコーンの乳化に有効であつて、安定な乳
濁液を提供するけれども、本法は50,000センチポアズ以
上の粘度を有する2モード型シリコーンの乳化に特に有
用である。
本発明の方法および組成物は、本発明の水中油型乳濁液
の生成、安定化および濃厚化を助けるために非イオンの
第一、第二および第三の界面活性剤を混合する。
非イオン界面活性剤は周知であつてここで詳細に説明す
る必要はない。ここでの使用に適する非イオン界面活性
剤は主に疎水性アルコール、酸、アミド、エステルおよ
びポリオキシプロピレンから選んだエトキシ化基質であ
る。適当な界面活性剤はES、ESEおよびSESの分
子構造(ここでEはポリオキシエチレン部分を表わし、
Sは疎水性基質を表わす)を有する。本発明に使用する
第一、第二および第三の界面活性剤は、それらが非イオ
ンであるならば、同一または異なる種類にすることがで
きる。
本発明に使用する第一の界面活性剤はHLB数が13〜
15の非イオン界面活性剤にすることができるが、例え
ば1分子当り平均約13のエチレンオキシド単位を含み
CTFA名がオクトキシノール−13であるオクチルフエノ
キシポリエチレン・オキシドのようなエトキシ化アルキ
ルフエノールが望ましい。
オクトキシノール命名法をさらに詳しく知りたい方は次
の辞書を参照されたい:“CTFA Cosmetic Ingredient D
ictionary",Third Ed.,1982:the Cosmetic,Toiletry an
d Fragrance Association,Inc.;Washington,D.C.2000
5。
界面活性剤のHLB数は周知の数量であるのでここで説
明する必要はない。HLB数、分子構造、一般名および
商品名に関する界面活性剤の包括的な表については、
“ McCutcheon′s Detergents and Emulsifier":Ridge
wood, NJ ; Allured Publishing Corp.を参照された
い。
本発明に使用する第二の界面活性剤はHLB数7〜9を
有する非イオン界面活性剤にすることができるけれど
も、例えば1分子当り平均約3つのエチレンオキシド単
位を含みCTFA名がオクトキシノール−3であるオクチル
フエノキシポリエチレン・オキシドのようなエトキシ化
アルキルフエノールが望ましい。
本発明に使用する第三の界面活性剤は少なくとも16の
HLB数を有する非イオン界面活性剤にすることができ
るけれども、例えば1分子当り約120のエチレンオキ
シド単位を含みCTFA名がPEG−120 ジオレイン酸メチル
グルコースであるポリエトキシ化ジオレイン酸メチルグ
ルコースのようなエトキシ化糖類が望ましい。
本発明に使用する第一および第二の界面活性剤の量は相
互に関係すると共に、使用する水不溶性油の量に関係す
る。
従つて、水不溶性油100重量部当り少なくとも3ミリ
モルの第一界面活性剤が使用される。望ましくは、本発
明に使用する第一の界面活性剤の量は水不溶性油100
重量部当り5〜50ミリモル、最適には10〜25ミリ
モルである。
ここでの用語「ミリモル」は用語「重量部」と同じ意味
にとるべきである。従つて、用語「重量部」が、例えば
グラムを基準に用いられる場合には、用語「ミリモル」
はミリグラムを基準にして用いるべきである。
本発明に使用する第二の界面活性剤の量は、使用する第
一の界面活性剤の1ミリモル当り1〜5、望ましくは2
〜3ミリモルである。
望ましい第一の界面活性剤、すなわちC8H17C6H4(OCH2C
H2)nOH(ここでnは平均値13を有する)、および望ま
しい第二の界面活性剤、すなわちC8H17C6H4)OCH2CH2)nO
H〔ここでnは平均値3を有する〕に関して、本発明に
使用する各々の量は少なくとも23、望ましくは3〜3
0、最適には7.8〜19.5重量%の前者、そして少
なくとも2.2、望ましくは3.5〜35、最適には11〜1
9重量部の後者である。
本発明に使用する第三の界面活性剤の量は、水不溶性1
00重量部当り約0.05ミリモル以上と驚くほど少量
である。第三の界面活性剤の実際の上限および下限は完
全に記載されていないけれども、その実用的限度は水不
溶性油100重量部当り約0.05〜0.25ミリモル
であると思われる。
望ましい第三の界面活性剤、すなわちPEG−120の
ジオレイン酸メチルグルコースに関して、本発明に使用
すべき量は水不溶性油100重量部当り約0.3重量部、
望ましくは0.3〜1.5重量部の範囲内である。
本発明の方法および組成物において、使用すべき水の量
は、その量で乳濁液ができるならば狭く限定されない。
例えば、水不溶性油100重量部当り10〜2,000
重量部の水を使用することができる。しかしながら、水
が多い乳濁液は水不溶性油の多い乳濁液より混合期間を
長くする必要がある。従つて、本発明に使用して乳濁液
を生成するための水量は、水不溶性油100重量部当り
350重量部以下が望ましく、最適には100重量部以
下である。本発明に使用する水は透明できれいであると
共に、脱イオン化または蒸留したものが望ましい。
油相が25℃において50,000センチポアズ以上の粘度を
有する場合、例えば油相が本質的に25〜50重量%の
シリコーンゴムを含有する2モード型シリコーンからな
る場合には、水不溶性油の100重量部を基準にして、
水の量を約15〜45重量部に限定することが望ましい。
本発明の組成物は、必要ならば水で希釈することができ
る。例えば、15重量部の水を含有する本発明の乳濁液
組成物を調製して、95%と高含水量の本発明の乳濁液
組成物に水で希釈することができる。
本発明の方法および組成物は、水中シリコーン型乳濁
液、特にパースナル・ケア組成物用乳濁液に普通使用さ
れる増粘剤、微生物発達防止剤、凍解安定剤、着色剤お
よび付臭剤のような非必須成分をさらに混合することが
できる。
本発明の組成物は、一般に前記水不溶性油、第一、第二
および第三の界面活性剤および水の適量を混合し、しか
る後にその混合体をさらに処理して約2μ以下の平均油
粒径を有する乳濁液を生成することからなる本発明の方
法によつて調製する。
2モード型シリコーンから調製する本発明の乳濁液は広
範囲の大きさのエマルシヨン粒子を有しうることが注目
される。
本発明の乳濁液は、水および第三の非イオン界面活性剤
からなる水相を水不溶性油および非イオンの第一および
第二の界面活性剤からなる油相と混合することによつて
調製することが望ましい。
水相と油相とはいずれの方法でも混合することができる
が、混合体がオイル・アウトからウオータアウトの混合
体に向うように、水相を油相に徐々に混和することが極
めて望ましい。
混合は、混合体がウオータ・アウトの乳濁液となり、所
望の大きさの油粒子が得られるまで行なう。調製せんと
する乳濁液の成分を十分に混合できるという唯一の条件
で、いずれの混合手段も本発明の方法に使用することが
できる。限定ではないが、適当な混合手段の例として
は、インペラ・ミキサー、シグマ・ブレード・ドウ・ミ
キサーおよびプラネタリ・ミキサーがある。
本発明の方法によつて調製した組成物は潤滑またはコー
テイング用のような技術における他の水中油型乳濁液と
同じ効用を有することが期待される。本発明の2モード
型乳濁液組成物はスキンケア、発汗抑制剤、脱臭剤およ
び衛生組成物のようなパースナル・ケア組成物の配合に
特定の効用を有する。
次の実施例は本発明を実施する方法をさらに教示するた
めに開示する。それらの実施例は特許請求の範囲によつ
て適切に記載されている本発明を限定するために使用す
べきでない。
粘度は、25℃においてセンチポアズの単位で測定して
本開示のために0.001を乗ずることによつてパスカ
ル・秒(Pa・s)に換算された。全ての部およびパーセン
トは重量である。可塑度はASTM D926-67に従つて測定し
た。
遠心分離の安定性は、典型的な実験室用遠心分離機を使
用して乳濁液を3,000rpmで30分間回転するこ
とによつて測定した。試料は次に分離、沈降およびオイ
リングの存在を目視検査した。結果は、それぞれの観察
に関して「無し」、「少し」または「かなり」と定性的
に示される。
凍解安定性は、試料を−15℃において少なくとも4時
間凍結させ、次にその試料を融解さすことによつて測定
した。前記の観察は各凍解サイクルの後に行つた。
実施例 1 油相は、約4Pa・sの粘度を有し揮発性シクロポリジメチ
ルシロキサンの混合体約87%と約150の可塑度を有
する非揮発性ポリジメチルシロキサン約13%からなる
2モード型ポリジメチルシロキサン流体100部;CTFA
名オクトキシノール−13を有するオクチルフエノキシ
ポリエチレン・オキシド5.03部;およびCTFA名オク
トキシノール−3を有するオクチルフエノキシポリエチ
レン・オキシド4.85部を均一になるまで混合するこ
とによつて調製した。
水相は68.3部の水と1.4部のPEG−120ジオレイン酸
メチルグルコース(以下PEG-120 MGDと記す)と2.5部の
プロピレン・グリコールとを混合することによつて調製
した。
その水相を空気被動かくはん機を高速度で使用して油相
に添加した。得られた水中油型乳濁液は14.6Pa・s
の粘度、1μ以下の粒径(光学顕微鏡観察)、遠心分離
安定性および5凍解サイクル後に僅かの油分離のみを有
した。この乳濁液のシロキサン含量はシロキサンと水の
和を基準にして約60%であつた。
比較として、この調製をPEG−120 MGDの代りに増粘剤と
してメトセル(Methocel ,The Dow Chemical Company;
Midland,MI)を使用してくり返したとき、大きな粒径分
布、7.7Pa・sの粘度および非凍解安定性を有した乳濁液
が得られた。
実施例 2 水相が水16.7部、PEG−120 MGD 0.3部およびプロピ
レン・グリコール2.5部からなつたこと、および混合を
シグマ・ブレード・ドウ・ミキサーで4時間行つたこと
を除いて、実施例1の調製をくり返した。得られた水中
油型乳濁液は濃いゲルであつて、粒子の少なくとも80
%が1μ以下の大きさを有した。
その濃厚ゲルは次に水中PEG−120 MGD の2%溶液5
7.6部で希釈した。得られた水中油型乳濁液は3.9Pa・
sの粘度および遠心分離後または5凍解サイクル後に僅
かの油分離のみを有した。この乳濁液のシロキサン含量
はシロキサンおよび水を基準にして約60%であつた。
実施例 3 油相は、約70%の揮発性シクロポリジメチルシロキサ
ンの混合体と約150の可塑度を有する約30%の非揮
発性ポリジメチルシロキサンからなり、約250Pa・s
の粘度を有する2モード型ポリジメチルシロキサン流体
100部と、オクトキシノール13 11.36部と、
オクトキシノール13 11.2部を均一になるまで混
合することによつて調製した。
水相は、水17.3部、PEG−120 MGD 0.35部および凍
解安定性用添加物としてプロピレン・グリコール2.5部
を混合することによつて調製した。
その水相をシグマ・ブレード・ドウ・ミキサーを使用し
て前記油相に混和した。得られた油中水型乳濁液は次に
別の水15.4部およびPEG-120 MGD 0.3部で約2時間
処理した。得られた透明ゲル乳濁液は所望の水中油型で
あつて、その粒子の95%は1μ以下の大きさを有し
た。
水相が68.4部の水と1.4部のPEG−120 MGD を含有し
たことを除いて、この調製をくり返したとき、得られた
乳濁液は主に(75%)1〜2μの範囲の大きさの粒子
を有し、若干のものが6μの大きさであつた。
水相が69.8部の水と2.5部のプロピレン・グリコー
ルからなつたこと、すなわちPEG−120 MGD を省略した
ことを除いて、前記調製を反復したとき、粒子の30%
だけが2μ以下の大きさを有し、粒子の70%が3〜1
0μの大きさを有した。
本例は、第三の界面活性剤および望ましくは限定量の水
の使用からなる本発明の方法によつて得ることができる
粒径の改良を示す。
前記透明ゲルの乳濁液をPEG−120 MGD の2%溶液5
7.2部で希釈したとき、26Pa・sの粒度、遠心分離で
の安定性および5凍解サイクル後に僅かのオイリングの
みを有した。
実施例 4 約2 kPa・sの粘度を有し、実施例3で開示した揮発性お
よび非揮発性ジメチルシロキサンの等重量の混合体から
なる2モード型ポリジメトキシシロキサン流体100部
をオクトキシノール−1319.1部およびオクトキシ
ノール−3とシグマ・ブレード・ドウ・ミキサーを使用
して均一になるまで十分混合した。その均一な油含有相
に水15.5部とPEG−120 MGD 0.3部とプロピレン・グリコ
ール2.5部を含有する水相を100分間混合しながら徐
々に添加した。得られた濃厚、白色ゲルは1μ以下の大
きさの粒子を有する水中油型乳濁液であつた。このゲル
を同じミキサーを使用して蒸留水56.7部で希釈し
て、シロキサンと水との和を基準にして55%のシロキ
サン含量および240Pa・s の粘度を有する水中油型乳
濁液を得た。
実施例 5 水相が水32.6部と、PEG−120 MGD 0.66部と、プロ
ピレン・グリコール2.5部からなつたこと、および乳濁
液を100分の代りに180分間混合したことを除い
て、実施例4に記載した調製法をくり返した。得られた
水中油型乳濁液は次に同じミキサーを使用して水89.
1部で希釈して、66Pa・s の粘度を有しシロキサンと
水との和を基準にして45%のシロキサン含量を有する
水中油型乳濁液を得た。さらに水で35%シロキサン含
量に希釈することにより、粘度が1Pa・s に低下すると
共に遠心分離に対する安定性および5凍解サイクルの水
中油型乳濁が得られた。
実施例6〜9 それぞれに対して、実施例1に記載した2モード型ポリ
ジメチルシロキサン流体50部、オクトキシノール−1
3 19.2部、オクトキシノール−3 18.6部お
よび次の油の1つの50部を十分に混合することによつ
て4種類の油相を調製した:(i)等重量のホワイト・ペ
トロラタムと鉱物油の混合物、(ii)等重量の鉱物油とグ
リセリンの混合物、(iii)等重量のグリセリンと揮発性
シクロポリジメチルシロキサンの混合物および(iv)等重
量の鉱物油と揮発性シクロポリジメチルシロキサンの混
合物。
4種類の水相は、それぞれ水47.6部、PEG−120 MGD
0.97部およびプロピレン・グリコール2.6部を混合する
ことによつて調製した。
空気被動かくはん機を高速度で使用し、水相を4種類の
油相の各々に混合して、前記(i)および(ii)の場合に濃
厚流体乳濁液、そして(iii)および(iv)の場合に透明ゲ
ル乳濁液を得た。
それら4種類の乳濁液の各々をさらに49.3部の水で
希釈して本発明の乳濁液組成物を得た。
実施例 10 44Pa・s の粘度を有し実施例3で記載した非揮発性ジ
メチルシロキサン20部と揮発性ジメチルシロキサンか
らなる2モード型ポリジメチルシロキサン流体100部
をオクトキシノール−137.6部とオクトキシノール−
3 7.4部と空気被動かくはん機を高速度で使用して十
分に混合することによつて油相を得た。
水相は水68.3部と、PEG−120 MGD1.4部と、プロピ
レン・グリコール2.5部を混合することによつて調製し
た。
空気かくはん機を使用して水相と油相を20分間混和す
ることにより、18.5Pa・s の粘度、遠心分離の安定
性、凍解安定性、および粒子の2重分布(大きな粒子は
1〜3μの大きさの範囲)を有する水中油型乳濁液を得
た。
実施例 11 本例は、さらに余分の熱を用いないで水中ペトロラタム
型乳濁液の調製を示す。
油相は、ホワイト・ペトロラタム100部をオクトキシ
ノール−13 19.2部とオクトキシノール−3 1
8.6部と混合することによつて調製した。
水相は、PEG−120 MGD の2%水溶液33.7部とプロピレ
ン・グリコール2.6部とを混合することによつて調製し
た。
その水相を前記油相に十分混合することによつて、水中
油型白色ゲル状乳濁液を得た。この乳濁液はさらにPEG
−120 MGD の2%水溶液116.6部で希釈した。
実施例 12 油相は、ホワイト・ペトラタム50部、実施例1で記載
した2モード型ポリジメチルシロキサン流体50部、オ
クトキシノール−13 19.2部およびオクトキシノ
ール−3 18.6部を混合することによつて調製し
た。水相は、PEG−120 MGD の2%溶液38.7部とプ
ロピレン・グリコール2.6部を混合することによつて調
製した。その水相を油相に徐々にかつ十分に混合するこ
とによつて、濃厚白色ゲルを得た。該ゲルを次に101.7
部の水で希釈して本発明の水中油型乳濁液を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 173/02 9159−4H (56)参考文献 特開 昭51−2688(JP,A) 特開 昭52−2887(JP,A) 特公 昭46−10162(JP,B1) 特公 昭46−9803(JP,B1) 特公 昭58−7335(JP,B2) 特公 昭57−57063(JP,B2) 特公 昭58−11900(JP,B2) 特公 昭52−36920(JP,B2) 辻薦「乳化・可溶化の技術」(昭54−4 −20)工学図書P.77〜84、P.100〜102

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)本質的に、少なくとも10重量部の
    水からなる水相と、 (b)本質的に、粘度が少なくとも30,000センチ
    ストークスの非揮発性ポリジメチルシロキサンと、標準
    沸点が250℃以下のポリジメチルシロキサン、および
    シクロポリジメチルシロキサン、または(MeSi
    O)およびMe(MeSiO)SiMe〔式中
    のxは3〜6の値、yは1〜4の値〕からなる群から選
    択した式をもったメチルを末端基とする線状ポリジメチ
    ルシロキサンである揮発性ポリジメチルシロキサンの配
    合からなる2モード・シリコーンである水不溶性油10
    0重量部からなる油相、を水中油型乳濁液が生成される
    まで混合する工程からなり; 前記水相および/または前記油相が、さらに全体で、H
    LB数が13〜15の第一の非イオン界面活性剤を少な
    くとも3ミリモル、該第一の非イオン界面活性剤の単位
    ミリモル当りHLB数が7〜9の第2の非イオン界面活
    性剤を1〜5ミリモル、およびHLB数が少なくとも1
    6の第三の非イオン界面活性剤を少なくとも0.05ミ
    リモル含有することを特徴とする水中油型乳濁液の調製
    方法。
  2. 【請求項2】本質的に、粘度が少なくとも30,000
    センチストークスの非揮発性ポリジメチルシロキサン
    と、標準沸点が250℃以下のポリジメチルシロキサ
    ン、およびシクロポリジメチルシロキサン、または(M
    SiO)およびMe(MeSiO)SiMe
    〔式中のxは3〜6の値、yは1〜4の値〕からなる
    群から選択した式をもったメチルを末端基とする線状ポ
    リジメチルシロキサンである揮発性ポリジメチルシロキ
    サンの配合からなる2モード・シリコーンである水不溶
    性油100重量部と、 HLB数が少なくとも16の第三の非イオン界面活性剤
    少なくとも0.05ミリモルと、 HLB数が13〜15の第一の非イオン界面活性剤少な
    くとも3ミリモルと、 HLB数が7〜9で前記第一の非イオン界面活性剤の単
    位ミリモル当り1〜5ミリモルの第二の非イオン界面活
    性剤と、 少なくとも10重量部の水からなることを特徴とする水
    中油型乳濁液。
  3. 【請求項3】前記水不溶性油が25℃で少なくとも30
    パスカル・秒の粘度を有するポリジメチルシロキサン流
    体からなることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
    載の乳濁液。
  4. 【請求項4】前記ポリジメチルシロキサン流体が、本質
    的に、 (i)ポリジメチルシロキサン流体の重量を基準にし
    て、25℃において少なくとも10キロパスカル・秒の
    粘度を有する非揮発性ポリジメチルシロキサン部分と、 (ii)ポリジメチルシロキサン流体の重量を基準にし
    て、1分子当り4〜5のケイ素原子を有するシクロポリ
    ジメチルシロキサンから選んだ揮発性ポリジメチルシロ
    キサン部分、 からなることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載
    の乳濁液。
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