JPH0659269B2 - 暖房便座 - Google Patents

暖房便座

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JPH0659269B2
JPH0659269B2 JP24191685A JP24191685A JPH0659269B2 JP H0659269 B2 JPH0659269 B2 JP H0659269B2 JP 24191685 A JP24191685 A JP 24191685A JP 24191685 A JP24191685 A JP 24191685A JP H0659269 B2 JPH0659269 B2 JP H0659269B2
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JP
Japan
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temperature
toilet seat
human body
heater
set temperature
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JP24191685A
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JPS62101220A (ja
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和俊 永井
隆司 岩佐
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は便座に配設されたヒータにより人体を暖房する
暖房便座に関する。
従来の技術 従来の暖房便座を第2図を用いて説明する。
第2図は暖房便座の設置斜視図である。2は便器1上に
設置されヒータ(第3図6)及び制御部の一部であるサ
ーミスタ(第3図8)の内蔵した便座、3はフタ、4は
便座2に配設されたヒータ(第3図6)の通電制御を行
なうサーミスタ(第3図8)を除いた制御部を内蔵した
本体である。5は前記ヒータ(第3図6)を内蔵した便
座2の温度を設定する設定部である。
第3図は従来の暖房便座の構成図である。6は便座2に
内蔵されたヒータであり、8は制御部の一部でありヒー
タ6と熱的に結合し便座温度を検知するサーミスタであ
る。7は設定部5の設定信号とサーミスタ8の温度信号
を処理しヒータ6の通電を制御する制御部である。
第4図は従来の暖房便座の制御ブロック図である。9は
商用電源、10はヒータ6の通電をオンオフする双方向
サイリスタ、11は双方向サイリスタ10のゲータ電流
を制限する抵抗、12は前記ゲート電流をオンオフする
NPNトランジスタ、13はNPNトランジスタ12の
ベース電流を制限する抵抗である。サーミスタ8と抵抗
14の接続点の電圧Vを温度信号電圧として抵抗15
を介して比較器(オープンコレクタ型コンパレータ)1
6へ入力し、設定部である可変抵抗器5と抵抗17の接
続点の電圧Vを設定信号電圧として抵抗18を介して
比較器16へ入力している。19は制御部7の直流電源
である。
この様な構成によれば、第5図の設定部である可変抵抗
器5の抵抗値設定温度特性図に示す様に、可変抵抗器5
の抵抗値が小さい程ヒータ6の設定温度が高い、つまり
便座2の制御温度が高くなる様な温度制御を行なう。
発明が解決しようとする問題点 上記構成において、ヒータ6の温度、つまり便座2の温
度は双方向サイリスタ10がオンオフして可変抵抗器5
で設定された温度を保つ。暖房便座の様に非使用温度が
使用時間よりも非常に長いものであって、気温が高く一
般的にあまり寒さや冷たさで不快感が少ない夏期であっ
ても、又一般的に睡眠時間帯である深夜であっても被加
熱物が便座の様に放熱面積が広く熱容量が大きく温度の
立上りが遅いものは常時双方向サイリスタ10をオンオ
フさせて使用時の温度に保っておく必要があった。しか
しながら、この様に非使用時においても通電することに
よる電力の消費はエネルギーの無駄使いであり、改善を
要望する声は大なるものであった。また、使用者が使用
の都度、可変抵抗器5を操作することにより、使用時の
み所定の設定温度に上げ、使用後は温度を再び可変抵抗
器5の操作により使用時の設定温度より少し下げる事も
考えられるが使用者によって操作の温度巾を一定にする
ことは非常に困難で、設定温度を上げすぎたり又下げす
ぎたりという欠点を有していた。また、使用の都度、使
用者が操作することにより操作上、使用者の操作上の負
担が増し、この様な操作は事実上不可能であった。
そこで、本発明は、使用者が使用する時例えば便座2に
座った時便座2の温度を設定温度に設定し、使用者が便
座2から離れた時設定温度よりある低い温度に設定する
ということを自動的に行ない、より一層効果の高い省エ
ネルギー対応の衛生洗浄装置を提供するものである。
問題点の解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、ヒ
ータを配設した便座と、人体の有無を検出する人体検出
手段と、前記ヒータの温度を設定する設定部と、この設
定部の設定温度に応じた温度で前記ヒータの通電を制御
する制御部とからなり、前記制御部は人体検出手段の人
体検出時は前記設定温度で前記ヒータの通電を制御し、
人体非検出時は、一定の温度(以下Tとする)よりある
一定の温度巾(以下ΔTとする)だけ高い温度を基準温
度とし、前記設定温度がこの基準温度より低い領域では
前記設定温度よりΔTだけ低い温度で前記ヒータの通電
を制御し、前記設定温度が前記基準温度より高い領域で
は温度Tでヒータの通電制御を行なう構成としたもので
ある。
作 用 この技術的手段による作用は次の様になる。
すなわち、使用者は人体の有無を検出する人体検出手段
からの信号を制御部へ与える事により、自動的に使用者
が無意識のうちに、非使用時には設定温度より低い温度
で制御し、エネルギーの無駄使いを防止できることとな
る。また、非使用時においては設定温度が、ある一定の
設定温度(T+ΔT)以上では設定温度が高ければ高い
程前記設定温度より下げる温度巾を大きくとる事になり
省エネ性は一層増大されることとなる。
実施例 第1図は本発明の暖房便座の一実施例を使す制御ブロッ
ク図である。第1図において20は双方向サイリスタ1
0のトリガ回路である。22はヒータ6と熱的に結合
し、便座2の温度を検出するサーミスタ8と抵抗21の
接続点である温度信号電圧Vをディジタル値である温
度信号VTDに変換するA/D変換器であり、23は設定部
である可変抵抗器5の電圧である設定信号電圧Vをデ
ィジタル値である設定信号VRDに変換するA/D変換器で
ある。24は人体の有無を検出する人体検出手段であ
る。25はA/D変換器22及び23からのディジタル信号
TD,VRD,人体検出手段であるスイッチ24からの信
号によりトリガ回路20に信号を送るマイクロコンピュ
ータ(以下マイコンという)である。
第6図はマイコン25の動作を示すフローチャートであ
る。動作のスタート後、A/D変換器22から温度信号V
TDをA/D変換器23から設定信号VRDを人体検出手
段のスイッチ24から人体の有無の信号を入力する。次
にスイッチ24からの信号を判定する。この信号が人体
非検出信号であれば温度信号VTDと設定信号VRD
比較する。VTD<VRDつまり便座2の温度が設定部5の
温度が設定部5の設定温度より低い時はヒータ6をオン
オフする双方向サイリスタ10のトリガ回路20へオン
信号を出力し、VTDRDの時はオフ信号を出力する。
スイッチ24からの信号が人体検出信号であれば、ま
ず、設定信号VRDとある一定の値VR1とを比較する。そ
してVRD>VR1つまり設定信号VRDがある一定の値VR1
より大きい時は温度信号VTDとある一定の値VR1を比較
しVTD<VR1の時トリガ回路20へオン信号を出力し、
TDR1の時オフ信号を出力する。またVRDR1
時はVTDと設定温度よりある一定の温度だけ低い値VRD
−ΔVRとを比較する。そしてVTD<VRD−ΔVRの時トリ
ガ回路20へオン信号を出力し、VTDRD−ΔVRの時
オフ信号を出力する。そして、以上のことを繰り返す。
本実施例における設定部である可変抵抗器5の抵抗値と
ヒータ6つまり便座2の制御温度の関係を示せば第7図
となる。第7図aは人体検出時でありbは人体非検出時
である。
つまり、人体検出時にはaの様に設定部である可変抵抗
器5で設定された設定温度で便座2は制御されることを
示す。しかし、人体検出時には便座2の設定温度が基準
温度T+ΔT以下の領域においては設定温度よりΔT(ΔV
Rに相当)だけ低い温度で制御され、設定温度が基準温
度T+ΔT以上の時は一定の値Tで制御される。
また、第8図は本実施例の人体検出時のヒータ6つまり
便座2の温度立下りを示したものである。これから基準
温度T+ΔT以上の設定温度の場合は人体検出時におい
ては基準温度T+ΔTで便座2の温度を制御し人体検出
時よりそれぞれの設定温度で制御する様になり、基準温
度T+ΔT以下の設定温度であれば人体非検出時より検
出時は便座2の温度がΔTだけ上昇する様に制御する。
また、便座2の温度を使用時の設定温度より低く非使用
時に維持していることは、一般に便座2に座った時に不
快感を生じ、上記の様に非使用時に設定温度より低く維
持することは不可能と考えられていた。
第9図にオンオフ制御時のTa>TbT+ΔT>Tcの関係を
もつ設定温度Ta,Tb,Tc時の通電率時間特性を示す。一般
に設定温度は、その季節、つまり周囲温度により変更さ
れ、冬期の様に周囲温度が低い程、高い設定温度にされ
る。つまり、周囲温度Tsa,Tsb,Tsc時の各設定温度をTa,
Tb,Tcとすれば、Ta>Tb>TcよりTsa<Tsb<Tscとな
る。第9図a,b,cはそれぞれ周囲温度Tsa設定温度T
a、周囲温度Tsb設定温度Tb、周囲温度Tsc設定温度Tc
の通電率時間特性である。a及びbは設定温度Ta,Tbが
基準温度T+ΔT以上のため、人体検出手段が人体非検
出時にはTで制御している。この時のa,bそれぞれの
通電率はP1a,P1bとなり、周囲温度がTsa<Tsbの分だ
けP1a>P1bとなっている。しかし、人体検出時には各
設定温度で制御を行なうため通電率はP2(100%)となる。
そして各設定温度に達するのに要する時間はaの場合を
Δta,bの場合をΔtbとすればTa−T>Tb−Tなため、Δ
ta>Δtbとなり、通電率×時間が投入される熱量に比例
することよりaの場合の方が多くの熱量を投入される事
になり、周囲温度がTsa<Tsbであって使用時直前の便
座2の温度が同一であるにもかかわらず暖感覚としては
むしろ暖かく感ずる。また、これは便座2から臀部が直
接、接して敏感に熱を得る事も大きく寄与している。ま
た、設定温度到達後は通電率はそれぞれP3a,P3bとな
る。また基準温度T+ΔT より低い設定温度Tc の人体
非検出時の通電率P1c,設定温度Tc での制御時の通電
率P3cは図示の様であり人体検出後のP2の期間は、上
昇する温度ΔT がbの場合と同じことから、ほぼbのΔ
tbと等しくなる。また、Tを体温付近にすることにより
着座時のひやっとした不快感をなくすこともできる。
即ち、省エネルギーのみならず使用時当初に与える熱量
が、通常の平衡時の制御より多くの熱量であることか
ら、使用直後、すなわち便座に着座した直後に非常に暖
かく感じることができるという効果も生ずる。
発明の効果 この様に人体検出手段を設け、人体の有無を検出するこ
とにより人体非検出時には人体検出時の設定温度より低
い温度で便座に内蔵したヒータの通電制御を行ない、特
にT+ΔT 以上の設定温度の場合は設定温度によらずT
でヒータの通電制御を行なう事により人体非検出時から
人体検出時の切換時に通電率が上昇することにより実使
用上全く問題なく自動的に使用者が無意識のうちに非使
用時のエネルギーの消費を極力おさえ、省エネルギーに
大きく貢献するものである。
また、設定温度が基準温度T+ΔT 以上であるときは設
定温度が高ければ高いほど人体検出直後の投入する熱量
が多くなる。つまり一般に設定温度が高ければ高い程、
周囲温度が低いという事より、周囲温度が低い時の方が
より暖かく感じられることとなる。また人体検出直後は
通電率が100%となることから、人体は便座の温度以上
に暖さを感じ得ることができ、非常に快適な暖房便座を
提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の暖房便座の制御ブロック
図、第2図は従来の暖房便座の設置斜視図、第3図は従
来の暖房便座の構成図、第4図は従来の暖房便座の制御
ブロック図、第5図は従来の暖房便座の可変抵抗器5の
抵抗値設定温度特性図、第6図は本発明の一実施例の暖
房便座のフローチャート、第7図は本発明の一実施例の
暖房便座の可変抵抗器5の抵抗値設定温度特性図、第8
図は本発明の一実施例の暖房便座の人体検出時の便座の
温度立上り図であり、第9図は本発明の一実施例の暖房
便座の通電率時間特性図である。 2……便座、5……可変抵抗器(設定部)、6……ヒー
タ、7……制御部、8……サーミスタ(制御部)、24
……スイッチ(人体検出手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータを配設した便座と人体の有無を検出
    する人体検出手段と、前記ヒータの温度を設定する設定
    部と、この設定部の設定温度に応じた温度で前記ヒータ
    の通電を制御する制御部とからなり、前記制御部は人体
    検出手段の人体検出時は前記設定温度で前記ヒータの通
    電を制御し、人体非検出時は、一定の温度(以下Tとす
    る)よりある一定の温度巾(以下ΔTとする)だけ高い
    温度を基準温度とし、前記設定温度がこの基準温度より
    低い領域では前記設定温度よりΔTだけ低い温度で前記
    ヒータの通電を制御し、前記設定温度が前記基準温度よ
    り高い領域では温度Tでヒータの通電制御を行なう構成
    とした暖房便座。
JP24191685A 1985-10-29 1985-10-29 暖房便座 Expired - Lifetime JPH0659269B2 (ja)

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