JPH0658630A - 蓄熱暖房器 - Google Patents
蓄熱暖房器Info
- Publication number
- JPH0658630A JPH0658630A JP4211137A JP21113792A JPH0658630A JP H0658630 A JPH0658630 A JP H0658630A JP 4211137 A JP4211137 A JP 4211137A JP 21113792 A JP21113792 A JP 21113792A JP H0658630 A JPH0658630 A JP H0658630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heat storage
- time
- storage block
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
り省電力化を図る。 【構成】 蓄熱暖房器10は、熱を蓄える蓄熱ブロック
12と、蓄熱ブロック12を深夜電力を用いて加熱する
ヒータ14と、蓄熱ブロック12に通風して温風を室内
へ送るファン16と、蓄熱ブロック12の温度を測定す
る温度測定手段18と、時刻tを測定する時計手段20
と、時刻tに対して直線状に蓄熱ブロック12が昇温し
て深夜電力の終了時刻近傍で最高となる昇温パターンを
予め記憶した昇温パターン記憶手段22と、蓄熱ブロッ
ク12の時刻tごとの温度M(t)が上記昇温パターン
の温度P(t)よりも低くなるとヒータ14をオンにす
る通電手段24とを備えたものである。
Description
熱暖房器に関する。
を解消する意図から、午後11時から午前7時までの深
夜電力時間では電力単価が割安になっている。この深夜
電力を利用して蓄熱ブロックに熱を蓄え、昼間に蓄熱ブ
ロックを熱源として暖房を得ることが行われている。
蓄熱ブロックと、この蓄熱ブロックを深夜電力を用いて
加熱するヒータと、上記蓄熱ブロックに通風して温風を
室内へ送るファンと、上記蓄熱ブロックの温度を測定す
る温度測定手段と、上記蓄熱ブロックの温度が上限を越
えるとヒータをオフにする通電手段とを備えたものであ
った。深夜電力時間になると、ヒータをオンにして蓄熱
ブロックに熱を蓄える。昼間等の使用時には、ファンを
動作させることによって、蓄熱ブロックに通風して温風
を発生させる。
器の時刻に対する蓄熱量を示したグラフの一例である。
蓄熱量とは蓄熱ブロックの温度と室温との差にほぼ比例
するものである。また、蓄熱ブロックは、外部と断熱さ
れているので、ヒータによる加熱量に比べると自然放熱
量が小さい。その結果、蓄熱ブロックは直線状に昇温す
る。
深夜電力の開始時刻(午後11時)に蓄熱量が0%で
も、深夜電力の終了時刻(午前7時)に蓄熱量が100
%になるように設計されている。したがって、従来の蓄
熱暖房器では、実線Bで示すように、深夜電力の開始時
刻に蓄熱量が余っていると、深夜電力の終了時刻前に蓄
熱量が100%になってしまう。この場合、蓄熱量が1
00%になっている時間Cは、蓄熱ブロックの自然放熱
があるので、ヒータがオン、オフを繰り返す。そのた
め、電力の無駄が生じるという問題があった。そこで、
本発明は省電力化を可能にした蓄熱暖房器を提供するこ
とを目的とする。
器は、熱を蓄える蓄熱ブロックと、この蓄熱ブロックを
深夜電力を用いて加熱するヒータと、上記蓄熱ブロック
に通風して温風を室内へ送るファンと、上記蓄熱ブロッ
クの温度を測定する温度測定手段と、時刻を測定する時
計手段と、時刻に対して直線状に蓄熱ブロックが昇温し
て深夜電力の終了時刻近傍で最高となる昇温パターンを
予め記憶した昇温パターン記憶手段と、上記蓄熱ブロッ
クの時刻ごとの温度が上記昇温パターンの温度よりも低
くなると上記ヒータをオンにする通電手段とを備えたも
のである。ここで、深夜電力とは、時間帯別電灯料金制
度における夜間電力も含むものである。
状に昇温して深夜電力の終了時刻近傍で最高となる昇温
パターンが記憶されている。深夜電力の開始時刻になる
と、温度測定手段によって測定された蓄熱ブロックの温
度が昇温パターンの温度と比較される。蓄熱ブロックは
ヒータによって加熱されていないと時刻とともに降温す
るが、昇温パターンは時刻とともに昇温する。そして、
蓄熱ブロックの温度が昇温パターンの温度よりも低くな
ると通電手段がヒータへ通電し始める。すると、蓄熱ブ
ロックは、昇温パターンに沿って昇温して、深夜電力の
終了時刻近傍で最高となる。深夜電力の終了時刻が過ぎ
ると、ファンで蓄熱ブロックを強制放熱させることによ
り温風を発生させる。
成を示す機能ブロック図である。蓄熱暖房器10は、熱
を蓄える蓄熱ブロック12と、蓄熱ブロック12を深夜
電力を用いて加熱するヒータ14と、蓄熱ブロック12
に通風して温風を室内へ送るファン16と、蓄熱ブロッ
ク12の温度を測定する温度測定手段18と、時刻tを
測定する時計手段20と、時刻tに対して直線状に蓄熱
ブロック12が昇温して深夜電力の終了時刻近傍で最高
となる昇温パターンを予め記憶した昇温パターン記憶手
段22と、蓄熱ブロック12の時刻tごとの温度M
(t)が上記昇温パターンの温度P(t)よりも低くな
るとヒータ14をオンにする通電手段24とを備えたも
のである。
例を示す断面図である。蓄熱ブロック12の側面は断熱
材30で、上面は断熱材32で、下面は断熱材34でそ
れぞれ覆われている。断熱材30、32、34の外面は
金属板からなるハウジング35で覆われている。蓄熱ブ
ロック12内にはヒータ14が埋設されている。ハウジ
ング35の下方には吸気口36と送風口38とが設けら
れ、吸気口36にファン16が設置されている。ファン
16によって吸気口36から取り入れられた外気OW
は、蓄熱ブロック12の外面を巡るうちに温風となって
送風口38から吐き出される。
ロコンピュータを用いて構成した場合の一実施例を示す
回路図である。以下、図1乃至図3を用いて詳細に説明
する。
ターン記憶手段22と通電手段24とは、プログラムさ
れたマイクロコンピュータ40によって実現されてい
る。マイクロコンピュータ40は、CPU42、ROM
44、RAM46、入力インタフェース48、出力イン
タフェース50等によって構成されている。
TH、操作スイッチSW1、SW2、…、SWn、発振
回路52が接続されている。サーミスタTHは、温度の
上昇とともに抵抗値が増加する正特性を有するものであ
り、蓄熱ブロック12の外面に密着され、蓄熱ブロック
12の温度に対応する電圧降下を温度測定手段18へ出
力する。発振回路52は、水晶振動子を用いたもので、
基準パルスを発生して時計手段20へ出力する。
用のトランジスタTr1、Tr2が接続されている。蓄
熱ブロック12に埋設されているヒータ14、14は、
200Vの交流電源54にそれぞれ並列接続されてい
る。
レーRY1の常開接点RY1aが介挿されている。ファ
ン16は100Vの交流電源56に接続されている。リ
レーRY2の常開接点RY2aが、ファン16と交流電
源56との間に介挿されている。交流電源56には交流
を整流して直流電圧Vdを得る直流電源58が接続され
ている。
抗器Rthは分圧用である。
例の動作を示すフローチャートである。図5はこの発明
に係る蓄熱暖房器の一実施例の時刻に対する蓄熱量を示
したグラフである。以下、図1乃至図5を用いて詳細に
説明する。
44又はRAM46には、時刻tに対して直線状に昇温
して深夜電力の終了時刻近傍で最高となる昇温パターン
が記憶されている。昇温パターンは、図5において二点
鎖線D及びその延長の実線E2として示されている。深
夜電力の開始時刻になる〔ステップ101〕と、時刻t
における昇温パターンの温度P(t)が昇温パターン記
憶手段22から読み込まれる〔ステップ102〕ととも
に、時刻tにおける蓄熱ブロック12の温度M(t)が
温度測定手段18によって測定される〔ステップ10
3〕。
比較され〔ステップ104〕、P(t)<M(t)であ
ればステップ102へ戻る。蓄熱ブロック12は実線E
1に示すように時刻tとともに降温するが、昇温パター
ンは二点鎖線Dに示すように時刻tとともに昇温する。
そして逐にP(t)>M(t)になると、通電手段24
がヒータ14をオンにする〔ステップ105〕。
(t)>M(t)が判断されると、出力インタフェース
50からトランジスタTr1へオン信号が出力され、ト
ランジスタTr1がオンとなる。すると、リレーRY1
が駆動して常開接点RY1aが閉となり、ヒータ14が
通電されて蓄熱ブロック12を加熱し始める。
(t)が実線E2の昇温パターンに沿って昇温して深夜
電力の終了時刻近傍で最高となる。深夜電力の終了時刻
になる〔ステップ106〕と、通電手段24がヒータ1
4をオフにする〔ステップ107〕。蓄熱ブロック12
の自然放熱量は、温度M(t)と室温との差を時間tで
積分した量にほぼ比例することから、温度M(t)が実
線E2の昇温パターンに沿って昇温するとき最も少なく
なる。
より、トランジスタTr1がオンとなってリレーRY2
が駆動して常開接点RY2aが閉となり、ファン16が
作動する。こうして、ファン16で蓄熱ブロック12を
強制放熱させることにより温風を発生させる。
刻に対して直線状に昇温して深夜電力の終了時刻近傍で
最高となる昇温パターンに沿って、蓄熱ブロックを加熱
することにより、蓄熱ブロックの自然放熱による電力の
損失を最小限にでき、省電力化を図ることができる。
機能ブロック図。
面図。
ータを用いて構成した場合の一実施例を示す回路図。
示すフローチャート。
対する蓄熱量を示したグラフ。
たグラフ。
ータ 16…ファン 18…温度測定手段 20…時計手段 22…昇温
パターン記憶手段 24…通電手段
Claims (1)
- 【請求項1】熱を蓄える蓄熱ブロックと、この蓄熱ブロ
ックを深夜電力を用いて加熱するヒータと、上記蓄熱ブ
ロックに通風して温風を室内へ送るファンと、上記蓄熱
ブロックの温度を測定する温度測定手段と、時刻を測定
する時計手段と、時刻に対して直線状に蓄熱ブロックが
昇温して深夜電力の終了時刻近傍で最高となる昇温パタ
ーンを予め記憶した昇温パターン記憶手段と、上記蓄熱
ブロックの時刻ごとの温度が上記昇温パターンの温度よ
りも低くなると上記ヒータをオンにする通電手段とを備
えた蓄熱暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4211137A JP2650818B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 蓄熱暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4211137A JP2650818B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 蓄熱暖房器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7140832A Division JP2650875B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 蓄熱量制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658630A true JPH0658630A (ja) | 1994-03-04 |
JP2650818B2 JP2650818B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=16601000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4211137A Expired - Fee Related JP2650818B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 蓄熱暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650818B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11303008A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-02 | Teijin Ltd | ロードヒーティングの運転方法及び装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57166038U (ja) * | 1981-04-15 | 1982-10-19 | ||
JPS63135746A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-08 | Tokyo Denki Kogyo Kk | 蓄熱式電気暖房器の蓄熱制御方法 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP4211137A patent/JP2650818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57166038U (ja) * | 1981-04-15 | 1982-10-19 | ||
JPS63135746A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-08 | Tokyo Denki Kogyo Kk | 蓄熱式電気暖房器の蓄熱制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11303008A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-02 | Teijin Ltd | ロードヒーティングの運転方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2650818B2 (ja) | 1997-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2825386C (en) | Apparatus and method for control of a thermostat | |
JPH0658630A (ja) | 蓄熱暖房器 | |
JP2650875B2 (ja) | 蓄熱量制御方法 | |
JP3102788B1 (ja) | 蓄熱電気床暖房装置の蓄熱運転制御方法 | |
JPH1061958A (ja) | 蓄熱型電気床暖房装置の制御システム | |
JP2008025959A (ja) | 電気暖房機 | |
JPH11141993A (ja) | 蓄熱暖房器の通電制御装置 | |
JPH0833236B2 (ja) | 電気温水器 | |
JPH0658632A (ja) | 蓄熱暖房器 | |
JP3446890B2 (ja) | 蓄熱暖房器 | |
KR100661082B1 (ko) | 축열난방기 | |
JPH0658631A (ja) | 蓄熱暖房器 | |
EP1466128A1 (en) | Storage heaters | |
JP2006038387A (ja) | 蓄熱式床暖房装置 | |
JP2640060B2 (ja) | ヘアドライヤ | |
JPH07227358A (ja) | 調理器 | |
JP2820790B2 (ja) | パネルヒーター | |
JPH05133613A (ja) | 電気蓄熱暖房器 | |
JPS6139217Y2 (ja) | ||
KR200250406Y1 (ko) | 열전소자를 사용한 저장고 [온장고 또는 냉장고]의온도제어용 전원장치 | |
JPH1047763A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JPH0583622U (ja) | 電気暖房器の温度制御装置 | |
KR950002616Y1 (ko) | 자 겸용 전기 밥솥의 온도 제어회로 | |
JPS6116467Y2 (ja) | ||
JP4214892B2 (ja) | 面状採暖具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970408 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |