JPH0658523B2 - 拡散転写反転法 - Google Patents

拡散転写反転法

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JPH0658523B2
JPH0658523B2 JP61117122A JP11712286A JPH0658523B2 JP H0658523 B2 JPH0658523 B2 JP H0658523B2 JP 61117122 A JP61117122 A JP 61117122A JP 11712286 A JP11712286 A JP 11712286A JP H0658523 B2 JPH0658523 B2 JP H0658523B2
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ロベール・ジヨゼフ・ポル
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アグフア・ゲヴエルト・ナ−ムロゼ・ベンノ−トチヤツプ
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真銀錯塩拡散転写反転法(DTR法)特に受
像層中にDTR法による作られる像の濃度および色調を
改良するための方法に関する、また濃度および/または
色調制御化合物を含有する非感光性材料または処理溶液
にも関する。
銀錯塩拡散転写反転法(以後DTR法と称する)の原理
は例えば米国特許第2352014号に記載されてい
る。
DTR法においては、銀錯塩は拡散によつて感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層から受像層に転写され、ここでそれらは
現像核の作用によつて銀像に変えられる。このため、像
に従つて露光されたハロゲン化銀乳剤層は現像主薬およ
び銀イオン錯化剤(これはハロゲン化銀溶剤とも称され
る)の存在下に処理溶液によつて現像される。ネガ乳剤
層の露光された部分中のハロゲン化銀は銀に現像され、
かくしてそれはもはや溶解できず、従つて拡散できな
い。かかるネガ乳剤層の未露光部分中のハロゲン化銀
は、銀錯化剤として作用するハロゲン化銀溶剤により可
溶性銀錯塩に変えられる。可溶性銀錯塩は拡散によつて
隣接受像層または乳剤層と有効に接触させられた受像層
に転写せしめられて、転写された錯化された銀イオンの
還元を接触作用する現像核の存在下に受像中でポジ銀像
または銀含有像を形成する。ネガハロゲン化銀乳剤層の
代りに直接ポジハロゲン化銀乳剤層を使用するとき、非
露光部域でのハロゲン化銀は現像され、露光部域でのハ
ロゲン化銀は上述した如く転写されて、受像層中にネガ
銀像を形成する。「有効接触」なる語によつて、溶解さ
れた銀塩が、乳剤層から受像層へと拡散により、所望に
よつてはこの乳剤層とこの受像層の間に設けられた中間
層を通つて移行できる。かかる中間層が存在するときに
は何時でも、それは銀塩の拡散を妨害してはならない。
DTR法についての更に詳細はロンドンおよびニューヨ
ークのフオカル・プレス1972年発行、エー・ロツト
およびイー・ウエイド著「フオトグラフイツク・シルバ
ー・ハライド・デイヒユージヨン・プロセシス」中に見
出すことができる。
不幸にして、受像層中に形成される像の濃度は時々満足
できないものであり、像色調はしばしば例えば褐色化し
て不快なものになる。
形成される像の濃度および色調を改良するため従来多く
の提案がなされた。
例えば米国特許第3017270号には一定の四級アン
モニウム化合物または三級スルホニウム化合物の使用が
記載されている。特願昭57−22236号および特願
昭57−78536号には一定の四級イミダゾリウムま
たはテトラヒドロピリジニウム化合物の使用が記載され
ている。米国特許第4310613号には一定の四級ア
ンモニウム化合物の使用が透過濃度を改良することを述
べているが、しかし同様に反射濃度を損うことも述べて
いる。
米国特許第3053657号には、より黒い転写像を得
るため、例えば5−および/または6−アルキル置換−
7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピ
リミジンの使用が提案されている。
ここで使用するとき「透過濃度」および「反射濃度」な
る語は、それぞれ拡散透過濃度および拡散反射濃度を意
味する。拡散透過濃度はアメリカ標準PH2.19−1959
の要件に従つて測定する。拡散反射濃度はアメリカ標準
PH2.17−1958の要件により測定する。
反射濃度は転写像形成の速度によつて影響を受ける。転
写像形成のこの速度は濃度上昇、像粒子の付着速度、付
着した像粒子の濃度、受像層中での付着の深さおよび像
粒子の形に影響を有する。受像層中での像の濃度上昇
は、ブロンズ化効果を避け、従つて実質的に天然色調を
確実にするように、入射光がその表面で金属粒子によつ
て散乱されないようにすべきである。これに反し、転写
像中により深くある像粒子による入射光の散乱は、転写
像が高反射濃度を有すべきとき生じなければならぬ。表
面散乱よりもむしろ内部散乱を促進するため、銀の物理
的現像は層内で均質にすべきである。同時に、現像は透
過濃度を実質的に低下させてはならない。
多くの提案された化合物は、濃度および色調に関し明白
な効果を与えるが、他の点で許容できない。例えばある
種の化合物はスラツジの形成を生ぜしめる傾向を有す
る。上述した特願昭57−78536号に記載された四
級アンモニウム塩は、たとえそれらが反射濃度を改良す
ることがあるとしても、非常な困難性をもつてのみ合成
できるだけであり、結果としてそれらは経済的な見地か
ら殆ど適しない。更にそれらは拡散転写速度に僅かな遅
延効果を有する。
従つてDTR法により高品質の像、換言すれば高反射濃
度を有する像を形成することを助けるが、拡散転写速度
を遅延する効果の如き著しく悪い副効果を有しない化合
物を提供することに対する要求が存在する。同時にかか
る化合物は容易かつ経済的に合成できなければならな
い。
ここに、置換トリアゾロピリミジンの一群が反射濃度を
増強でき、しかもDTR法によつて形成された転写像の
透過濃度を実質的に減少させないこと、同時にかかる転
写像の色調を改良し、拡散転写速度を遅延させないこと
を見出した。この群の化合物は容易かつ経済的に合成で
きる。
本発明は、写真ハロゲン化銀乳剤層を含有する感光性材
料を像に従つて露光し、ハロゲン化銀溶剤の存在下にア
ルカリ性処理溶液の助けで露光された乳剤層を現像し、
現像核の存在下乳剤層から非感光性受像層中へ銀錯塩を
拡散させ、これによつてその層中に銀転写像を形成させ
ることからなり、上記転写像形成を上記転写像の濃度お
よび色調に影響を与える少なくとも1種の7−ヒドロキ
シ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジンの存
在下に生ぜしめるDTR像を製造する方法であつて、上
記7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−
ピリミジンが上記非感光性受像層またはそれと水透過性
関係にある非感光性親水性コロイド層および/または上
記アルカリ性処理溶液中に含有され、かつ下記一般式 〔式中R,RおよびRの各々は同じであつても異
なつても良く、 (a)水素、 (b)C〜Cアルキル基例えばメチル基、または (c)Alk−X−Alk−Y基 (AlkはC〜Cアルキル基例えばメチル基、エ
チル基もしくはオクチル基、または置換C〜Cアル
キル基例えばヒドロキシ、カルボキシ、アセトキシ、C
〜Cアルキルチオ例えばメチルチオもしくはエチル
チオ、C〜Cアルキルオキシ例えばメトキシ、ヒド
ロキシ、−C〜Cアルキルチオ例えば2−ヒドロキ
シエチルまたはヒドロキシ−C〜Cアルキルオキシ
で置換されたC〜Cアルキル基を表わし、Xは−O
−または−S−を表わし、AlkはC〜Cアルキ
レン基例えばメチレンもしくはエチレン基、または置換
〜Cアルキレン基例えばカルボキシもしくはカル
ボキシメチルで置換されたC〜Cアルキレン基を表
わし、Yは単結合、−O−、−S−、−CONH−、−
SONH−または−NHCONH−を表わす) を表わし、あるいは RおよびRの各々は(同じであつても異なつてもよ
い)水素または上記基(b)または(c)を表わし、RはC
〜Cアルキルチオ基または例えばヒドロキシ、カル
ボキシ、アセトキシ、フエニル、C〜Cアルキルチ
オ、C〜Cアルキルオキシ、ヒドロキシ−C〜C
アルキルチオもしくはヒドロキシ−C〜Cアルキ
ルオキシで置換されたC〜Cアルキル基を有するC
〜Cアルキルチオ基を表わす、しかしながらR
およびRの少なくとも一つは水素以外およびC
〜Cアルキル基以外である〕に相当することを特徴と
する。
特願昭61−21092号(特開昭61−183289
号公報)には、感光性写真材料の安定化を改良するた
め、感光性写真材料中に上記一般式(I)に相当する7
−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピリ
ミジンの多くの使用が記載されている。しかしながら、
上記特許出願からは、上記置換トリアゾロピリミジンの
群が、DTR法によって形成された転写像の透過濃度を
実質的低下させることなく、反射濃度を増強すること、
同時にかかる転写像の色調を改良することは記載されて
おらず、従ってそれを期待することはできない。更に上
記7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−
ピリミジンの非感光性材料又はアルカリ性処理溶液中で
の使用は記載されていない。
本発明はまた上記一般式(I)に相当する少なくとも1
種の7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕
−ピリミジンを混入した受像層を含有する非感光性材料
も提供する。
本発明はまた上記一般式(I)に相当する少なくとも1
種の7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕
−ピリミジンを含有する処理溶液を提供する。
上記一般式(I)に相当する7−ヒドロキシ−s−トリ
アゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジンは、拡散転写中ア
ルカリ性処理溶液中および/または非感光性受像層中に
有効量存在するとき、銀錯塩の拡散性を増大し、その結
果として、拡散転写像が形成する前に、受像層中に銀錯
塩を深く拡散させる傾向を有することが立証された。結
果として転写像粒子による内部および外部光散乱が、有
利な低リフエクシヨンを生ぜしめるバランスに達し、こ
れがポジ像の濃度および/または色調の感知性に大きく
加わる。
本発明によれば上記一般式(I)に相当する少なくとも
1種の7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−
a〕−ピリミジンは非感光性受像層を含有する材料に混
入し、および/または処理溶液に加える。
本発明により使用できる上記一般式(I)に相当する7
−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピリ
ミジンの代表例を下表1に示す、ここに使用した記号は
上記一般式(I)を参照のこと。
上記一般式(I)に相当する7−ヒドロキシ−s−トリ
アゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジン化合物はベルナー
ル・ヒユア・ジグナルアウフツアイヒスンクスマテリア
リーン第1巻第33頁〜第42頁(1973年)にゲー
・フイツシヤーによつて発表された方法で製造すること
ができる。例えばこれらは下記反応式 に従つて、β−ケトエステルまたは置換β−ケトエステ
ルと5−アミノ−1,2,4−トリアゾールとの縮合に
よつて製造できる。
これらはまた7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,
5−a〕−ピリミジン環系の2−,5−および/または
6−位にある適切な置換基例えばメルカプト基またはア
ミノ基の、上記一般式(I)に相当する化合物の特定R
,Rおよび/またはR置換基への変換によつても
製造することができる。
本発明の化合物は上述した方法で非常に簡単にかつ非常
に経済的に製造できる。
表1に示した化合物の幾つかの合成の説明を例によつて
以下に示す。表1に示した他の化合物のみならず表1に
は示さなかつたが上記一般式(I)に相当する化合物の
合成は以下に示す合成から容易に導くことができる。
製造例1:化合物1 100℃で溶融する3−メトキシメチル−5−アミノ−
1,2,4−トリアゾール21.8g(0.17mol)およびア
セト酢酸メチル32.5g(0.28mol)を50mlの酢酸中で
4時間還流加熱した。メタノール、水および酢酸(25
ml)からなる混合物を溜去した。残つた反応混合物を5
0mlのエタノールと共に攪拌し、吸引過し、エタノー
ルで洗浄した。
収量:11.5g(35%)の化合物1。融点:265℃以
上。
製造例2:化合物2 化合物2は、125℃で溶融する3−メチルチオメチル
−5−アミノ−1,2,4−トリアゾールおよびアセト
酢酸メチルを酢酸中で用い、上記化合物1と同様にして
作つた。
収率:42%。融点:243℃。
製造例3:化合物4 (a)2−メルカプトメチル−5−メチル−7−ヒドロキ
シ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジンは、
窒素雰囲気下沸とう水酸化ナトリウム水溶液中で、米国
特許第2835581号に記載されている如くして、相
当するチオウロニウム塩を先ず加水分解し、次いで酸性
にして作つた。
収率:75%。融点:215℃。
(b)150mlの水中のクロロ酢酸のナトリウム塩23.3g
(0.2mol)の溶液を、5N水酸化ナトリウム80ml(0.4
mol)中の、上述した如くして作つた化合物(a)39.2g
(0.2mol)の溶液に窒素雰囲気下滴加した。室温で6時
間攪拌した後、反応混合物を過した。液を濃塩酸で
酸性にした。沈澱を吸引過し、水およびメタノールで
洗浄した。
収量:2−カルボキシメチルチオメチル−5−メチル−
7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピ
リミジン(化合物4)37.5g(74%)。融点:265
℃以上。
製造例4:化合物6 融点約80℃の3−〔2−(エチルチオ)−エチルチオ
メチル〕−5−アミノ−1,2,4−トリアゾール17.4
g(0.08mol)およびアセト酢酸メチル13.9g(0.12mo
l)を酢酸30ml中で4時間還流加熱した。沈澱を吸引
過し、エタノールで洗浄した。
収量:化合物6、13.5g(59%)。融点:約165
℃。
製造例5:化合物:9 酢酸中の融点約110℃の3−〔2−(メチルチオ)−
エチル〕−5−アミノ−1,2,4−トリアゾールおよ
びアセト酢酸メチルから、上述した化合物1と同様にし
て化合物9を作つた。
収率:69%。融点:222℃。
製造例6:化合物10 化合物10は化合物1と同様にして作つた。
収率:30%。融点:168℃。
製造例7:化合物14 化合物14はジヤーナル・オブ・オーガニツク・ケミス
トリー第43巻、第2087頁(1978年)に記載さ
れている如くして作り、55〜60℃/5mmで沸とうす
る4−メトキシアセト酢酸エチルから、上述した化合物
1と同様にして作つた。
収率:75%。融点:約265℃。
製造例8:化合物15 化合物15は78〜79℃/1.5mmで沸とうする4−
(メチルチオ)−アセト酢酸メチルエステルから上述し
た化合物6と同様にして作つた。
収率:73%。融点:215℃。
製造例9:化合物17 化合物17は、トルエンとトリエチルアミンの混合物中
で4−クロロ−アセト酢酸メチルエステルで2−アセト
キシ−エタンチオールのアルキル化をして作り、129
〜131℃/0.5mmで沸とうする4−(2−アセトキシ
−エチル−チオ)アセト酢酸メチルエステルから、上記
化合物1と同様にして作つた。
収率:85%。融点:約120℃。
製造例10:化合物18 100mlのエタノール中の化合物17の26.8g(0.1mo
l)の溶液に、12.5mlの濃塩酸を滴加した。反応混合物
を5時間還流加熱した。沈澱を吸引過し、水から再結
晶した。
収量:化合物18の11.5g(51%)。融点:199
℃。
製造例11:化合物20 化合物20は、140〜145℃/1mmで沸とうする4
−〔2−(エチルチオ)−エチルチオ〕−アセト酢酸エ
チルエステルから、上述した化合物6と同様の方法で作
つた。
収率:25%。融点:約170℃。
製造例12:化合物21 15mlの酢酸中で15.3g(0.1mol)の3−メチルチオメ
チル−5−アミノ−1,2,4−トリアゾールおよび1
6.2g(0.1mol)の4−(メチルチオ)−アセト酢酸メ
チルエステルを24時間還流加熱した。反応生成物を蒸
発濃縮し、カラムクロマトグラフイで精製した。
収量:化合物21の10g(39%)。融点:158
℃。
製造例13:化合物24 トルエンおよびトリエチルアミンの混合物中で2−アセ
トキシ−エタンチオールを2−クロロアセト酢酸エチル
エステルでアルキル化して作り、108〜110℃/0.
5mmで沸とうする2−(アセトキシ−エチルチオ)−ア
セト酢酸エチルエステルから、上述した化合物1と同様
にして化合物24を作つた。
収率:77%。融点:約100℃。
製造例14:化合物25 化合物25は、上述した化合物24から、上述した化合
物18と同様にして作つた。
収率:67%。融点:約210℃。
製造例15:化合物30 50mlのジメチルホルムアミド中で、米国特許第356
3755号に記載された如くして作つた15.4g(0.05mo
l)の5−メチル−6−ジエチルアミノメチル−7−ヒ
ドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジ
ンおよび3.9g(0.05mol)の2−メルカプトエタノール
を120℃で16時間加熱した。過後反応混合物を蒸
発濃縮した。残渣を50mlの水に溶解し、濃塩酸で酸性
にした。沈澱を吸引過し、エタノールで洗浄した。
収量:6.5g(54%)の化合物30。融点:170
℃。
製造例16:化合物31 150mlの無水ジオキサン中の7.9g(0.1mol)のピリ
ミジンおよびケミカル・アブストラクツ第59巻第16
59e項(1963年)に記載されている如くして作つ
た18.7g(0.1mol)の5−メチル−6−アミノ−7−ヒ
ドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジ
ン中に、12.4g(0.1mol)のメチルチオアセチルクロラ
イドを滴加した。沈澱を吸引過し、ジオキサンで洗浄
し、メタノールで連続抽出して精製した。
収量:化合物31の10g(40%)。融点:約230
℃。
ハロゲン化銀溶剤の助けにより、銀錯塩の迅速形成を可
能にするため、本発明により使用する感光性材料の写真
ハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀は少なくとも70mol
%が塩化銀からなるのが好ましく、残余が臭化銀である
のが好ましい。平均ハロゲン化銀粒度は例えば200〜
300nmの範囲であることができる。
1m2について、硝酸銀のg数で表わしたハロゲン化銀の
好適な被覆率は1〜5g/m2の範囲である。
写真ハロゲン化銀乳剤層の結合剤はゼラチンが好まし
い。しかしゼラチンの代りにまたはそれと共に、1種以
上の他の天然および/または合成親水性コロイド、例え
ばアルブミン、カゼイン、ゼイン、ポリビニルアルコー
ル、アルギン酸もしくはその塩、セルロース誘導体例え
ばカルボキシメチルセルロース、変性ゼラチン等を使用
しうる。感光性材料のハロゲン化銀乳剤層中の、硝酸銀
の当量で表わしたハロゲン化銀に対する親水性コロイド
の重量比は例えば1:1〜10:1であることができ
る。
結合剤およびハロゲン化銀に加えて、感光性材料は、写
真ハロゲン化銀乳剤層中および/またはそれと水透過性
関係にある一つ以上の層中に、DTR法を実施するため
のかかる層に普通に使用される任意の種類の化合物を含
有してもよい。かかる層は例えば1種以上の現像主薬、
被覆助剤、安定剤もしくはかぶり防止剤(例えば英国特
許第1007020号に記載されている如き)、可塑
剤、スペクトル増感剤、現像影響付与剤例えばポリオキ
シアルキレン化合物、オニウム化合物およびチオエーテ
ル化合物(例えば米国特許第2938792号、同第3
021215号、同第3038805号、同第3046
134号、同第4013471号、同第4072523
号、同第4072526号、同第4292400号およ
びドイツ特許第1124354号に記載されている如
き)、硬化剤、スペクトル増感剤等を含有してもよい。
写真ハロゲン化銀乳剤層に使用するのは好適なスペクト
ル増感剤は下記一般式(II)に相当する化合物である。
0.5μmより大きい平均粒度を有し、ホルムアルデヒド
で硬化された写真ハロゲン化銀乳剤中に使用するための
他の興味あるスペクトル増感剤は下記構造式(III)およ
び(IV)に相当する化合物である。
写真親水性コロイドハロゲン化銀乳剤の硬化に関して
は、例えばドイツ公開特許第2749260号、ドイツ
特許第1808685号、ドイツ公開特許第23481
94号およびリサーチ・デイスクロジヤー第22507
号(1983年1月)に記載されているビニルスルホニ
ル化合物、例えば式(CH2=CH-SO2)2−R〔Rは−CH2CH
2OCH2CH2−、−(CH2)n−(nは1〜6である)またはC
H3O(CH2)2-CH=である〕のビニルスルホニル化合物が意
外にも上記乳剤の酸性被覆条件で存在するとき硬化効果
をも有することが証明された。
本発明により使用する感光性材料の支持体は当業者が普
通に使用する任意の支持体材料のものであることができ
る。それらには紙、ガラスまたはフイルム例えばセルロ
ースアセテートフイルム、ポリビニルアセタールフイル
ム、ポリスチレンフイルム、ポリエチレンテレフタレー
トフイルム等のみならず金属支持体および紙で両側を積
層した金属支持体を含む。α−オレフイン重合体例えば
ポリエチレンで一側または両側を被覆した紙支持体を使
用するのが好ましい。感光性材料のカールする傾向を補
償するため、その支持体の一側を、比重および/または
厚さが支持体の他側で測つたそれらと異なるポリエチレ
ン層で被覆できる。このカール形成傾向の補償は、所望
により艶消剤を混入した親水性コロイド抗カール形成層
の付与によつて改良できる。
感光性材料の乳剤被覆側は、水透過性コロイドを含有す
る最上層を設けることができる。かかる最上層は通常ゼ
ラチンを含有しない。それは拡散を阻止または抑制しな
いような性質のものでなければならない。かかる層は例
えば応力防止層として作用することができる。写真ハロ
ゲン化銀乳剤層の最上に被覆される層のために適切な水
透過性結合剤には例えばメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースのナトリウム塩、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシエチル澱粉、ヒドロキシプロピル
澱粉、アルギン酸ナトリウム、トラガカントゴム、澱
粉、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアク
リルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリオキシエチレ
ン、コポリ(メチルビニルエーテル/マレイン酸)等が
ある。この層の厚さは使用するコロイドの種類によつて
決る。もし存在するときには、かかる層はDTR法が終
りに来たとき、少なくとも部分的に受像層に転写される
とよい。
本発明により使用する感光性材料のハロゲン化銀乳剤
は、親水性保護コロイド好ましくはゼラチン中で、銀塩
例えば硝酸銀と、ハライド例えばハロゲン化アンモニウ
ム、ハロゲン化カリウム、ナトリウム、リチウム、カド
ミウムおよびストロンチウムの沈澱反応によつて既知の
方法で製造する。現像主薬をハロゲン化銀乳剤中に混入
すべきときには、それらは好ましくは、乳剤の洗浄に続
く化学的熟成段階後乳剤組成物に加える。
DTR像はいわゆる単一支持体材料(これはモノシート
材料とも称される)の受像層中に形成できる、この材料
は写真ハロゲン化銀乳剤層および水透過性関係にある受
像層を含有する、あるいはDTR像は、銀錯塩拡散に先
立つて感光性材料と接触せしめられる別の材料の受像層
中に形成することができる。
遮光顔料層を含有するモノシート材料の例はドイツ特許
第1772603号および米国特許第3629054号
および第3928037号に記載されている。
別に支持された受像層の場合、この層は不透明または透
明支持体上に被覆できる、支持体は感光性材料について
前述した支持体の一つであることができる。
モノシート材料および別に支持された受像層を含有する
第二材料の組合せ使用によつて、唯一つのインビビシヨ
ン工程中に、一つのハロゲン化銀乳剤から少なくとも二
つの転写像を得ることもできる。その場合、モノシート
材料は一定の順序:透明フイルム支持体例えばポリエチ
レンテレフタレート支持体、受像層、遮光顔料層例えば
酸化チタンを含有する層、およびハロゲン化銀乳剤層例
えばネガ作用ハロゲン化銀乳剤層を含有する層パツクか
らなるとよく、一方第二材料は透明フイルム支持体例え
ばポリエチレンテレフタレート支持体、および受像層か
らなることができる。カール形成防止のためのみならず
好都合のため、フイルム支持体が何れかの側に受像層を
担持するとよい。モノシート材料のみならず第二材料は
他の通常の層例えば下塗り層を含有してもよいことは自
明である。
受像層またはそれに隣接し、それと水透過性関係にある
層は拡散する銀錯塩を金属銀に還元することを促進する
ための1種以上の剤(これらは現像核と称される)を含
有できる。かかる現像核は前述したエー・ロツトおよび
イー・ウエイドによる書籍の第54頁〜第57頁に記載
されている。好適な現像核には例えばコロイド状銀、重
金属硫化物例えば硫化コバルト、硫化亜鉛、硫化ニツケ
ル、硫化銀ニツケルがある。好ましい種類の現像核は硫
化銀ニツケル核である。現像核はまた英国特許第100
1558号に記載されている如く処理液中に混入するこ
ともできる。
上記一般式(I)に相当する7−ヒドロキシ−s−トリ
アゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジン化合物は、非感光
性受像層中に1〜200mg/m2の量で混入できる。好ま
しくはそれらは非感光性受像層中に10〜100mg/m2
の量で混入する。それらはまた受像層と水透過性関係に
ある非感光性親水性コロイド層中同じ作用量で混入する
こともできる。
受像層を含有する非感光性材料の一つ以上の層中に、拡
散転写像の形成において寄与を果す他の物質を混入する
こともできる。かかる物質には黒色調色剤、例えば英国
特許第561875号およびベルギー特許第50252
5号に記載されているものを含む。好ましい黒色調色剤
には1−フエニル−5−メルカプトテトラゾールがあ
る。
受像層は、前述したハロゲン化銀についての結合剤の何
れかからなつてもよく、また含有してもよい、受像層に
とつてはゼラチンが好ましい結合剤である。
非感光性材料は、受像層またはそれと水透過性関係にあ
る親水性コロイド層中に、ハロゲン化銀溶剤、例えば約
0.1〜約4g/m2の量でチオ硫酸ナトリウムを含有でき
る。
非感光性材料は受像層またはそれと水透過性関係にある
親水性コロイド層中に、コロイド状シリカを含有でき
る。
受像層は増強された機械的強度を達成するため硬化され
ているとよい。受像層中の天然および/または合成親水
性コロイド結合剤を硬化するのに適切な硬化剤には例え
ばホルムアルデヒド、グリオキサール、ムコクロル酸お
よびクロム明ばんを含む。硬化はまた受像層中に硬化剤
プリカーサーを混入して行なうこともできる、このとき
その中の親水性コロイドの硬化はアルカリ性処理液での
処理によつて開始させる。
好適な硬化剤は下記構造式 を有するトリアジン化合物である。
受像層中の親水性コロイド結合剤を硬化するのに好適な
他の硬化剤に、写真親水性コロイドハロゲン化銀の硬化
について前述した如きビニルスルホニル硬化剤がある。
受像層はまた可塑剤、蛍光増白剤、およびその支持体へ
の接着を改良する物質も含有できる。
好適な可塑化結合剤は、下記一般式 で表わされる如き反復単位x,yおよびzを含む。
好適な蛍光増白剤は下記構造式を有する。
コロイド状シリカ(SiO2)を含有する層の樹脂フイルム支
持体または紙支持体に対する接着は、エポキシシラン化
合物、例えば下記構造式 を有する化合物で改良できる。
例えばフイルムまたは紙支持体に付与する受像層の接着
は上述したエポキシシランおよびコロイド状シリカの組
合せをかかる受像層中に存在させることによつてかなり
改良できる。好ましい組合せは式(VIII)に相当するエポ
キシシランおよびシリカの組合せである。この特定の組
合せを以後SiO2/エポキシシランと称する。接着はまた
ジヒドロキシベンゼン例えばレゾルシノールおよび/ま
たはスクシンイミドでも改良できる。接着は受像層中で
コロイド状シリカ、エポキシシラン、ジヒドロキシベン
ゼンおよびスクシンイミドを組合せることによつて更に
改良できる。
またコロイド状シリカおよびエポキシシランの組合せ、
例えば上述したSiO2/エポキシシラン組合せ、ジヒドロ
キシベンゼンおよびスクシンイミドからなる群の少なく
とも1種を受像層および/またはその上に被覆され、そ
れと水透過性関係にある親水性コロイド被覆層中に混入
したとき、得られる像の反射濃度が増強されることを驚
いたことに見出した。受像層および/またはその上に被
覆され、それと水透過性関係にある親水性コロイド被覆
中に、コロイド状シリカとエポキシシランの組合せ、例
えば上述したSiO2/エポキシシラン組合せ、ジヒドロキ
シベンゼンおよびスクシンイミドからなる群からの少な
くとも一つの使用と、本発明による少なくとも1種の濃
度および色調抑制化合物の使用の組合せによつて更に増
強された反射濃度さえ有利に達成できる。
更に、コロイド状シリカ(SiO2)とエポキシシラン化合物
例えば上記構造式(VIII)を有する化合物の組合せは、写
真ハロゲン化銀乳剤層の保護層(応力防止層)または親
水性コロイド被覆層に使用するための非常に重要な非拡
散性硬化剤組成物も提供する。
非感光性材料は、現像核と作用接触状態にある受像層中
に、チオエーテル化合物、例えばGE特許第112435
4号、米国特許第4013471号および同第4072
526号および公告されたヨーロッパ特許出願第002
6520号に記載されたチオエーテル化合物を含有でき
る。
受像層を含有する非感光性材料には、印刷、例えばオフ
セツト印刷、凹版印刷等の如き任意の通常の印刷法によ
つて付与した確認データを設けてもよい。
受像層の組成に関する更に詳しい情報はエー・ロツトお
よびE・ウエイドによる前述した書籍の第50頁〜第6
5頁を参照できる。
本発明により使用する好ましい受像層組成物は、結合剤
としてのゼラチン、硫化ニツケル銀現像核および少なく
とも1種の前記一般式(I)に相当する7−ヒドロキシ
−s−トリアゾロ−〔1,5−a〕ピリミジン化合物を
含有する。
写真材料の乳剤層中の露光されたハロゲン化銀の現像お
よび非感光性材料への銀錯塩の拡散転写を行なうための
処理溶液はアルカリ性溶液である。
前記一般式(I)に相当する7−ヒドロキシ−s−トリ
アゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジン化合物は5〜50
0mg/の量でアルカリ性処理溶液中に加えることがで
きる。好ましくはそれらは10〜100mg/の量でそ
れに加える。
現像主薬または現像主薬の混合物は、アルカリ性処理溶
液および/または写真ハロゲン化銀乳剤層を含む感光性
材料および/または受像層を含む非感光性材料中に混入
できる。感光性材料中に混入するとき、現像主薬はハロ
ゲン化銀乳剤層中に存在させることができるが、しかし
かかる現像主薬はそれと水透過性関係にある親水性コロ
イド層中、例えば感光性材料のハロゲン化銀乳剤層に隣
接するハレイシヨン防止層中に存在させるのが好まし
い。受像層を含有する非感光性材料中に混入するときに
は、現像主薬は受像層またはそれと水透過性関係にある
親水性コロイド層中に存在させることができる。現像主
薬または現像主薬の混合物が感光性材料および/または
非感光性材料中に含有される場合、処理溶液は現像を開
始し、活性化させる単なる水性アルカリ性溶液である。
露光されたハロゲン化銀に好適な現像主薬には例えばハ
イドロキノン系および1−フエニル−3−ピラゾリジノ
ン系現像主薬のみならずp−モノメチルアミノフエノー
ルがある。
ハロゲン化銀溶剤、好ましくはチオ硫酸ナトリウムは前
述した如き非感光性材料中に混入できる、しかし全体ま
たは一部をアルカリ性処理溶液中に混入することもでき
る。アルカリ性処理溶液中に存在させるとき、ハロゲン
化銀溶剤の量は例えば10g/−50g/の範囲で
ある。
アルカリ性処理溶液は通常アルカリ性物質例えば三塩基
性リン酸塩、保恒剤例えば亜硫酸ナトリウム、増粘剤例
えばヒドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチ
ルセルロース、かぶり防止剤例えば臭化カリウム、ハロ
ゲン化銀溶剤例えばチオ硫酸ナトリウムまたはアンモニ
ウム、黒色調色剤特に複素環式メルカプト化合物例えば
1−フエニル−5−メルカプトテトラゾールを含有す
る。処理溶液のpHは10〜14の範囲が好ましい。
アルカリ性処理溶液中で使用するアルカリ性物質に関し
ては、水酸化ナトリウムおよび/または2−メチルアミ
ノ−エタノールと炭酸ナトリウムの組合せが有利である
ことが判つた、何故ならば改良された緩衝作用および処
理溶液の消耗の遅延のためである。
本発明によるDTR法に用いることのできる露光および
現像装置についての詳細は例えばフオカル・プレス・ロ
ンドンおよびニユーヨク1972年発行、エー・ロツト
およびイー・ウエイド著「フオトグラフイツク・シルバ
ー・ハライド・デイヒユージヨン・プロセシス」および
その中で引用された特許文献を参照されたい。
本発明により使用する写真材料はロールフイルムまたは
シートのフイルムの形でまたは例えばカメラ内処理のた
めのフイルムパツクの形で使用できる。
本発明により使用する写真材料は、DTR法による身分
証明書の製造のためにも使用できる。かかる身分証明書
は、身分確認データおよび/または写真の変更による偽
造を防ぐため、透明保護被覆シートに積層された、ポリ
エチレン被覆紙支持体上の受像層中に拡散転写によつて
形成した写真および/または身分証明データを含有す
る。透明保護被覆シートは通常熱可塑性樹脂シート例え
ばポリエチレンテレフタレートフイルムシートの如きポ
リエステルフイルムである、これは身分証明データを有
する受像層に対して積層されるべきである側でポリエチ
レンで被覆する。かかるポリエチレン被覆ポリエステル
フイルムシートの巻き出しは、リール上に巻かれた状態
であるとき、かなり難しいことが不幸にして経験されて
いる、何故ならばフイルムシートの裏側ポリエステルは
反対側のポリエチレン被覆側に粘着する傾向があるから
である。この厄介な粘着を避けるため、フイルムの裏の
ポリエステル側を、前側にポリエチレン被覆を付与する
前で、ポリエステルフイルムシートの横方向延伸前に、
非常に薄い粘着防止層で被覆できる。
下記実施例は本発明を例示する。文中に示した比および
百分率は他に特記せぬ限り重量である。これらの実施例
で使用した化合物番号は前記表1にこれらの番号によつ
て示した化合物を示す。
実施例1 ホルムアルデヒドで通常の方法で硬化したゼラチン塩化
銀乳剤(ゼラチン/硝酸銀=1.67)を、硝酸銀0.6gに
相当する塩化銀の量が1m2について存在するように、1
40g/m2のポリエチレン被覆紙支持体上に45℃で被
覆した。
乾燥した乳剤層を、45℃の温度で1/20m2の比で
下記最上層組成物で被覆した: 脱イオン水 800ml 0.27ヒドロキシエチル基置換度を有するヒドロキシエチ
ル澱粉 40g エタノール 200ml 1−フエニル−3−ピラゾリジノン 5g ハイドロキノン 10g 20%ホルムアルデヒド水溶液 10ml 形成された感光性材料を像に従つて露光し、次いで乳剤
側のみを、下記処理溶液で湿潤させた: 脱イオン水 1000ml リン酸ナトリウム 75g 無水亜硫酸ナトリウム 40g 無水チオ硫酸ナトリウム 40g 3〜5秒後、湿潤させた感光性材料を、下記の如く作つ
た非感光性材料の受像層側と8秒間密着させた。非感光
性材料は、110g/m2の紙支持体の両側を15g/m2
の比でポリエチレンで被覆し、それをコロナ放電で処理
し、それに下記組成物を15m2/の比で付与して作つ
た。
密着した材料を分離した後、ポジプリントの透過濃度(D
TR)、飽和濃度(DS)および反射濃度(DRF)を測定した。飽
和濃度は段階楔のDTR像に得られる最高反射濃度であ
る。それは転写された銀の少ない量の部域で見出され
る。
上述した材料およびDTR法による処理溶液によるポジ
プリントの製造を、濃度および色調制御化合物を下表2
に示す如く変えたこと以外は同じ方法で数回繰返した。
ブランクはその場合において、受像層中に濃度および色
調制御化合物を存在させなかつたことを意味する。化合
物Aは米国特許第3053657号に記載された、式 に相当する比較化合物である。
表2に示した結果は、本発明による濃度および色調制御
化合物2,9,15および21を用いて得られたポジプ
リントについて測定した反射濃度(DRF)がブランクおよ
び比較化合物Aのそれより大であることを示している。
透過濃度(DTR)は実質的に減少していない。化合物2,
9,15および21の飽和濃度(DS)はブランクおよび比
較化合物Aのそれより大である。
実施例2 感光性材料を実施例1に記載の如く像に従つて露光し、
処理溶液で湿潤した。
湿潤した感光性材料を、1/23.5m2の比で下記組成物
で実施例1に記載した如きポリエチレン被覆紙支持体を
被覆して作つた非感光性材料と8秒間接触させた。
脱イオン水 925ml ゼラチン 47g 硫化銀/硫化ニツケル現像核 16.5g サポニン 2g 濃度および色調制御化合物 7×10−5mol/
m2 未だ湿潤している間に形成された層を下記組成物で1
/66m2の比で被覆した。
接触材料を分離した後、ポジプリントの(DTR),(DS)およ
び(DRF)を測定した。
DTR法によるポジプリントの製造を、濃度および色調
制御化合物を下表3に示した如く変えたこと以外は同じ
方法で数回繰返した。
表3の結果は、本発明による濃度および色調制御化合物
2,6,9および21を用いて得られたポジプリントで
測定した反射濃度(DRF)は、ブランクおよび比較化合物
Aのそれよりも大であることを示している。透過濃度(D
TR)は実質的に低下していない。化合物2,6,9およ
び21の飽和濃度(DS)はブランクおよび化合物Aのそれ
より大である。
グランクおよび比較化合物Aで得られたポジ像の色調は
褐色味の黒であり、これはその上に当つた光が像のまさ
に表面で散乱、従つて不快なブロンズ化効果を生ぜしめ
ていることを示している。これに対して、化合物2,
6,9および21を用いて得られたポジ像の色調は、ポ
ジ像中深くにある像粒子上で入射光が散乱する結果とし
て、快的な中性黒色である。
実施例3 実施例1に記載した如く感光性材料を像に従つて露光
し、処理溶液で湿潤した。
湿潤させた感光性材料を下記の如くして作つた非感光性
材料と30秒間密着させた。非感光性材料は実施例1に
記載した如きポリエチレン被覆紙支持体を、下記組成物 ゼラチン 34.7g 硫化銀/硫化ニツケル現像核 22.9g イソテトラデシル硫酸ナトリウム 2g 20%ホルムアルデヒド水溶液 3.7ml 濃度および色調制御化合物 40mg/m2 スクシンイミド (*) 脱イオン水で 1にす
る で1/28.6m2の割合で被覆し、形成された受像層をま
だ湿つている間に下記組成物 ゼラチン 0.7g/m2 20%ホルムアルデヒド水溶液 3.5ml イソテトラデシル硫酸ナトリウム 10g パーフルオロカプリル酸 2g SiO2の水分散液 (*) 19部のエタノールおよび前記式(VIII)を有するエポキ
シシラン1部の145mlとSiO2の水分散液(30%固形
分)855mlからなる混合物
(*) 脱イオン水で 1に
する で保護層として1/50m2の比で被覆して作つた。
註:(*)は量を下表4に示すことを意味する。
密着した材料を分離した後、複写像の(DTR)および(DRF)
の値を測定し、転写像を透過させて見た光の色を評価し
た。
上述した材料およびDTR法による処理溶液によつて転
写像の製造を、(1)濃度および色調制御化合物の種類を
下表4に示す如く変え、(2)スクシンイミドの量、SiO2
の水分散液の量、およびSiO2/エポキシシラン組合せの
量を表4に示した如くしたこと以外は同じ方法で数回繰
返した。ブランクとは、そのそれぞれにおいて、受像層
および保護層中に、濃度および色調制御化合物、スクシ
ンイミド、SiO2の水分散液、SiO2/エポキシシラン組合
せを存在させなかつたことを意味する。
表4において(DTR)について示した価は、紙支持体の濃
度のため0.66の引いた後得られた。表4に示した結果
は、本発明による濃度および色調制御化合物6,9,1
5および21を用いて得られた複写像で測定した反射濃
度(DRF)がブランクのそれより大であることを示してい
る。保護層中にSiO2とエポキシシランの混合物またはSi
O2の水分散液、または受像層中にスクシンイミドの補助
存在が反射濃度(DRF)の高増大さえ与えた。透過濃度(D
TR)は実質的に低下しない。
ブランクで得られた転写像の色調は赤色または赤味の褐
色である、これはその上に衝突する光が像の正に表面で
散乱し、従つて不快な調色効果を生ぜしめることを示し
ている。これに対して化合物6,9,15および21を
用いて得られた転写像の色調は、転写像中により深くあ
る像粒子上での入射光の散乱の結果で快的な中性灰色で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−183289(JP,A) 特開 昭60−17741(JP,A) 特開 昭61−243084(JP,A) 特公 昭63−36651(JP,B2) 特公 昭63−59134(JP,B2) 米国特許3799926(US,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真ハロゲン化銀乳剤層を含有する感光性
    材料を像に従って露光し、露光した乳剤層をハロゲン化
    銀溶剤の存在下にアルカリ性処理溶液の助けで現像し、
    現像核の存在下に乳剤層から非感光性受像層中に銀錯塩
    を拡散させ、これによってその層中に銀転写像を形成せ
    しめ、上記転写像形成を、上記転写像の濃度および色調
    に影響を与え、かつ上記非感光性受像層中またはそれと
    水透過性関係にある非感光性親水性コロイド層中および
    /または上記アルカリ性処理溶液中に含有された少なく
    とも1種の7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5
    −a〕−ピリミジンの存在下に生ぜしめることからなる
    銀錯塩拡散転写反転法による像(DTR像)の製造法に
    おいて、上記7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,
    5−a〕−ピリミジンが下記一般式 〔式中R,RおよびRの各々は同じであっても異
    なってもよく、(a)水素、(b)C〜Cアルキル基また
    は(c)Alk−X−Alk−Y−基を表わし、Al
    はC〜Cアルキル基または置換C〜Cアル
    キル基を表わし、Xは−O−または−S−を表わし、A
    lkはC〜Cアルキレン基または置換C〜C
    アルキレン基を表わし、Yは単結合、−O−、−S−、
    −CONH−、−SONH−または−NHCONH−
    を表わす;またはRおよびRの各々は同じであって
    も異なってもよく、水素もしくは上記基(b)または(c)を
    表わし、RはC〜Cアルキルチオ基または置換C
    〜Cアルキル基を有するC〜Cアルキルチオ基
    を表わす、しかしながらR,RおよびRの少なく
    とも一つは水素以外およびC〜Cアルキル基以外の
    基である〕に相当することを特徴とするDTR像製造
    法。
  2. 【請求項2】非感光性受像層またはそれと水透過性関係
    にある非感光性親水性コロイド層を含有し、少なくとも
    1種の7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−〔1,5−
    a〕−ピリミジンを混入したDTR法に使用するための
    非感光性材料であって、上記7−ヒドロキシ−s−トリ
    アゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジンが下記一般式 〔式中R,RおよびRの各々は同じであっても異
    なってもよく、(a)水素、(b)C〜Cアルキル基また
    は(c)Alk−X−Alk−Y−基を表わし、Al
    はC〜Cアルキル基または置換C〜Cアル
    キル基を表わし、Xは−O−または−S−を表わし、A
    lkはC〜Cアルキレン基または置換C〜C
    アルキレン基を表わし、Yは単結合、−O−、−S−、
    −CONH−,−SONH−または−NHCONH−
    を表わす;またはRおよびRの各々は同じであって
    も異なってもよく、水素もしくは上記基(b)または(c)を
    表わし、RはC〜Cアルキルチオ基または置換C
    〜Cアルキル基を有するC〜Cアルキルチオ基
    を表わす、しかしながらR,RおよびRの少なく
    とも一つは水素以外およびC〜Cアルキル基以外の
    基である〕に相当することを特徴とするDTR法に使用
    するための非感光性材料。
  3. 【請求項3】上記7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−
    〔1,5−a〕−ピリミジンが10〜100mg/m2の範
    囲の量で上記受像層中に存在する特許請求の範囲第2項
    記載の非感光性材料。
  4. 【請求項4】上記受像層および/またはそれと水透過性
    関係にある上記非感光性親水性コロイド層がコロイド状
    シリカおよびエポキシシランの組合せ、ジヒドロキシベ
    ンゼンおよびスクシンイミドからなる群の少なくとも一
    つを含有する特許請求の範囲第2項または第3項記載の
    非感光性材料。
  5. 【請求項5】上記受像層がスクシンイミドを含有し、上
    記受像層と水透過性関係にある上記非感光性親水性コロ
    イド層がコロイド状シリカおよび/またはコロイド状シ
    リカとエポキシシランの組合せを含有する特許請求の範
    囲第4項記載の非感光性材料。
  6. 【請求項6】上記エポキシシランが構造式 に相当する特許請求の範囲第4項または第5項記載の非
    感光性材料。
  7. 【請求項7】硫化銀ニツケル現像核を含有する特許請求
    の範囲第2項または第6項記載の非感光性材料。
  8. 【請求項8】少なくとも1種の7−ヒドロキシ−s−ト
    リアゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジンを含有するDT
    R法に使用する処理溶液であって、上記7−ヒドロキシ
    −s−トリアゾロ−〔1,5−a〕−ピリミジンが下記
    一般式 〔式中R,RおよびRの各々は同じであっても異
    なってもよく、(a)水素、(b)C〜Cアルキル基また
    は(c)Alk−X−Alk−Y−基を表わし、Al
    はC〜Cアルキル基または置換C〜Cアル
    キル基を表わし、Xは−O−または−S−を表わし、A
    lkはC〜Cアルキレン基または置換C〜C
    アルキレン基を表わし、Yは単結合、−O−、−S−、
    −CONH−、−SONH−または−NHCONH−
    を表わす;またはRおよびRの各々は同じであって
    も異なってもよく、水素もしくは上記基(b)または(c)を
    表わし、RはC〜Cアルキルチオ基または置換C
    〜Cアルキル基を有するC〜Cアルキルチオ基
    を表わす、しかしながらR,RおよびRの少なく
    とも一つは水素以外およびC〜Cアルキル基以外の
    基である〕に相当することを特徴とするDTR法に使用
    する処理溶液。
  9. 【請求項9】上記7−ヒドロキシ−s−トリアゾロ−
    〔1,5−a〕−ピリミジンが10〜100mg/の範
    囲の量で上記処理溶液中に存在する特許請求の範囲第8
    項記載の処理溶液。
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