JPH036558A - 銀錯塩拡散転写処理に使用するのに好適な処理液 - Google Patents

銀錯塩拡散転写処理に使用するのに好適な処理液

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JPH036558A
JPH036558A JP2128103A JP12810390A JPH036558A JP H036558 A JPH036558 A JP H036558A JP 2128103 A JP2128103 A JP 2128103A JP 12810390 A JP12810390 A JP 12810390A JP H036558 A JPH036558 A JP H036558A
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image
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alkanolamines
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JP2128103A
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Keyzer Rene M De
ルネ・マリア・ド・ケイゼル
Raymond L Odeurs
レイモン・ルイ・オデユール
Brabandere Luc A De
リユク・アシエル・ド・ブラバンデール
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Agfa Gevaert NV
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    • G03C8/32Development processes or agents therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は銀錯塩拡散転写反転法に使用するのに好適な処
理液に関する。
銀錯塩拡散転写反転法(以後DTR法と称する)の原理
は例えば米国特許第2352014号及びロンドン及び
ニューヨークのザ・フォーカル・プレス1972年発行
、アンドレ・ロット及びニブイス・ウェイト著「フォト
グラフィック・シルバー・ハライド・デイヒユージョン
・プロセシス」に記載されている。
DTR法において、情報に従って露光された写真ハロゲ
ン化銀乳剤層材料の非現像ハロゲン化銀はいわゆる銀溶
剤で可溶性銀錯化合物に変換され、それが受像材料中に
拡散でき、その中で一般に物理的現像核の存在下に現像
主薬で還元されて、露光された写真材料中で得られる銀
像に対して逆の像濃度値を有する銀像を形成できる。
現像主薬又は現像主薬の混合物は、アルカリ性処理溶液
中及び/又は写真ハロゲン化銀乳剤層材料中に存在でき
る。現像主薬又は現像主薬の混合物が写真ハロゲン化銀
乳剤材料中に含有される場合においては、処理溶液は、
現像を開始し、活性化する単なる水性アルカリ性溶液で
あることができる。
露光されたハロゲン化銀に好適な現像主薬には例えばハ
イドロキノン系及び1−フェニル−3−ピラゾリドン系
現像主薬のみならずp−モノメチルアミノフェノールが
ある。
ハロゲン化銀溶剤(殆んどの場合チオ硫酸ナトリウム)
は前述した如き非感光性受像材料から供給される、しか
しそれはアルカリ性処理溶液中に少なくとも部分的に既
に通常存在する9アルカリ性処理溶液は通常10以上に
pHをもたらすに十分なアルカリ性物質、例えば水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、pHを上昇せしめつる多
くの他の化合物例えばボラツクス、三級リン酸ナトリウ
ム、水酸化リチウム及びアミン、特にアルカノールアミ
ンを含有する。
銀錯塩拡散転写反転法のための処理溶液にアミン及びア
ルカノールアミン使用することは例えば米国特許第27
02244号、第4568634号及び第463289
6号及び英国特許第2159968号に記載されている
8.5より大なるpKa値を有する三級アルカノールア
ミン及びそれらのDTR法における使用は、リサーチ・
ディスクロジャー(1987年7月)第27939項に
記載されている。
初めオフィスの複写目的を意図したDTR法はグラフィ
ックアートにおいて、特に連続色調原画からスクリーン
プリントの製造において現在広い応用が見出されている
後者の目的のためには、処理特性が大量のプリントにと
って不変のままであること、そしてスクリーンプリント
におけるスクリーンドツトの色調(黒)の中性度、階調
及び光学密度(フィルム材料の場合における透過密度及
び不透明材料例えば紙材料の場合における反射密度)が
通常の複写と比較して特に高いグラフィックアート基準
を満すことが特に重要である。
アルカリ性源としてアルカノールアミン特に三級アルカ
ノールアミンを含有するDTR処理溶液は、比較的小さ
い二酸化炭素吸収を有する利点を提供し、従って長期間
にわたって処理溶液に良好なp++安定性及びより等し
い反応力学を提供することが実験的に確立された。
不幸にしてアルカノールアミンを使用したとき、多少汚
れた、そしてその銀像が純粋に黒色でないDTR像が得
られる(前述したニー・ロット及びイー・ウェイトの本
の第66頁参照)。
同書の第66頁に記載されている如く、還元された銀の
銀付着物の量、性質及び粒度に影響を与え複素環式メル
カプト化合物の如き銀像調色剤を用いることによって、
褐色又は黄色像を有する銀像の形成を避けることが普通
行われている。非常に有効な黒調色剤として、1−フェ
ニル−5−メルカプト−テトラゾールとしても知られて
いる1−フエニル−1H−テトラゾール−5−チオール
が使用されて来た、そしてそれはアルカリ性水性処理液
中に及び/又は受像材料中に混入して使用されている。
しかしなお有利な低CO□吸収能力を有する三級アルカ
ノールアミンを含むアルカノールアミンが主たるアルカ
リ性源であるような状況で前記の非常に有効な黒調色剤
を使用するとき、像色調の中性度及び非像部分における
汚れの減少は、特に黄色味の色調をなお示す銀像の明る
い色彩において(即ち感度測定曲線の先に相当する低濃
度部分において)改良されるべきである。このことは、
受像材料中に直接ポジ像を作るネガ型の感光性材料の場
合のみならず受像材料中にネガ像を作る直接ポジ型の感
光性材料の場において(よりこれが強調されるときでさ
え)その通りである本発明の目的は、銀錯塩拡散転写反
転法に使用するのに好適な処理液を提供することにあり
、この液は処理液の数日間の連続実施にわたってより再
現性ある処理結果を生ぜしめる非常に低GO!吸収を有
し、強力にpHを上昇させる無機塩基の実質的な世の不
存在にも拘らず、かなり強力な還元力を有し、受像材料
の非像部分に実際的に汚れがなく、すぐれた像色調中性
度を与えることにある。
本発明の別の目的は、数日間の連続実施にわたって再現
性ある使用のものであること以外に、ネガのみならず直
接ポジ感光性材料の両方に、そして透明フィルム支持体
を用いた受像材料のみならず不透明紙支持体を用いた受
像材料の両方に対しての汎用性のものである任意適当な
温度で銀錯塩拡散転写反転法に使用するのに好適な処理
液を提供することにある。
本発明の別の目的は、特に現像速度及び処理された受像
材料の像色調中性度に関して、前記処理液の数日間の連
続実施にわたって再現性ある処理結果が得られる銀錯塩
拡散転写反転(DTR)法を実施するための方法を提供
することにある。
本発明の更に別の目的は、一定の範囲内で処理液中で処
理成分の濃度を保ち、これによって消耗に対してそれら
を保護するよう写真ハロゲン化銀乳剤材料及び/又は受
像材料により、それ自体処理されるべき材料を介しての
自動補給によって処理成分の幾らかを提供するような前
記処理を提供することにある。
本発明の他の目的及び利点は以下の説明から明らかにな
るであろう。
本発明によれば銀錯塩拡散転写反転(DTR)法に使用
するのに好適な処理液を提供し、前記液は1種以上のア
ルカノールアミンを含有し、前記アルカノールアミンは
全量で0.3mol/l〜1,5mol/f2の範囲で
の1種以上の三級アルカノールアミン、及び三級アルカ
ノールアミンの量に対して0mol%〜5mol%の量
での1種以上の二級アルカノールアミンからなり、前記
液は又1−フエニル−1H−テトラゾール−5−チオー
ル又はその互変異性体である銀像調色剤A及びフェニル
核がへロゲンで置換されている前記1−フエニル−1H
−テトラゾール−5−チオールである少なくとも1種の
他の銀像調色剤Bの混合物も含有し、調色剤A及び調色
剤Bは前記液中に1/15〜15/1のモル比で存在す
る。前記液中の前記調色剤A及びBの組合せの全濃度は
30mg/l〜30Omg/lであるのが好ましく、6
0mg/l〜150mg/f!、であるのが更に好まし
い。
本発明によれば、情報に従って露光された写真ハロゲン
化銀乳剤層を、前述した如き水性アルカリ性処理液で湿
潤させる銀錯塩拡散転写反転法を提供する。
前記処理液での前記ハロゲン化銀乳剤層の湿潤は、前記
層が受像層との関係にある間又はその前に行ってその中
に錯化された銀イオンの転写を可能にする。
第一の実施態様によれば、前記処理液はハロゲン化銀現
像のための現像主薬を含有し、前記現像の前に受像材料
中及び/又は露光された写真ハロゲン化銀乳剤層材料中
にはかかる現像主薬が実質的に存在しない。
第二の実施態様によれば、現像主薬の少なくとも一部が
、材料が露光される前写真ハロゲン化銀乳剤層材料中に
存在し、前記処理液の助けにより拡散によって現像しつ
るハロゲン化銀に達する。
写真材料中に混入するとき、現像主薬はハロゲン化銀乳
剤層中に存在することができ、或いはそれと水透過性関
係にある親水性コロイド層、例えば感光性材料のハロゲ
ン化銀乳剤層に隣接したハレイシヨン防止層中に存在さ
せるのが好ましい。
始めから現像主薬を含有しない処理液を以後「活性剤液
」と称する。
一つの実施態様によれば前記水性アルカリ性処理液はア
ルカリ金属亜硫酸塩以外の無機アルカリ性物質を、多く
ても0.2mol/f2、好ましくは0゜05mol 
/ 12未満の量で、例えば水酸化ナトリウムを2g/
f2以下の量で含有する。
好ましい実施態様によれば、処理液のみならず受像材料
が少なくとも1種の前記像調色剤を含有する。前記の場
合において、像調色剤は拡散によって前記受像材料から
処理液中途々に移行し、その中で前記調色剤の濃度を殆
んど一定に保つ、実際にこのことは、受像材料の親水性
水透過性コロイド層中に1mg/m’〜20mg/m2
の範囲の被覆率で前述した銀像調色剤゛を使用すること
によって実現できる。
受像材料中での実施例によれば、現像核含有層及び/又
はそれと水透過性関係にある親水性コロイド層、又は受
像層を担持する側に対して反対の支持体の側での裏層が
、本発明方法で使用する銀像調色剤の少なくとも一部を
含有する。かかる方法は処理液中の調色剤の自動補給を
実際に生ぜしめる。同じことが現像主薬及びハロゲン化
銀錯化剤の補給のため少なくとも部分的に適用する。
別の実施態様によれば、前記銀像調色剤の少なくとも一
部は、現像されるべきハロゲン化銀乳剤材料中に存在さ
せる。このことは、実際的な例において、少なくとも1
f!1の像調色剤を、親水性水透過性コロイド暦、例え
ばハロゲン化銀乳剤層で被覆された側に対して反対の支
持体の側又はハロゲン化銀乳剤層と支持体の間のハレイ
シヨン防止層中で使用する。前ハレイシヨン防止層中で
の前記銀像調色剤の被覆率は1mg/rn’〜20mg
/ITt’の範囲であるのが好ましい。
前記ハロゲン化銀調色剤の製造は当業者に知られている
。例えばカナデイアン・ジャーナル・オブ・ケミストリ
ー第35巻第832頁(1957年)、第37巻第10
1頁(1959年)又はヤーナル・ピュア・ブラクテイ
ツシエ・ヘミ−1第133巻第6Q頁(1932年)に
記載されている如き製造法を適用できる。
1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾールとも称さ
れる1−フエニル−1H−テトラゾール−5−チオール
の黒白DTRハロゲン化銀写真での使用は例えば英国特
許第695905号に記載されている。染料拡散転写に
おける1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−テト
ラゾール−5−チオール及び1−(2,4−ジクロロフ
ェニル)−LH−テトラゾール−5−チオールの使用は
ドイツ公開特許(DE−O3)第2529488号に記
載されている。
銀像調色剤Bは、1−フェニル−5−メルカプトテトラ
ゾールと組合せて増強された黒色銀像に加えて、有利な
スラッジ防止活性を提供する、これは、DTRプリンの
白色地部分に黄色汚れを生ぜしめる処理液中での非常に
微細な粒度の銀金属付看の形成を有効に防止することを
意味する。
本発明により使用するのに好ましい三級アルカノールア
ミンは下記一般式(I)に相当する。
1 (I )  R”−N  CnHznOH式中R1及び
R2の各々は同じか又は異なり、C1〜C4アルキル基
又はヒドロキシ置換02〜C4アルキル基を表わし、或
いはR1及びR2はそれらが結合している窒素原子と共
に5員又は6員飽和複素環式環を形成するのに必要な原
子を表わし、nは1,2.3又は4を表わす。
前記一般式の範囲内の特に価値ある代表例を下表1にそ
れらのpKa値と共に示す。()内の表示は実施例にお
いて使用する。
1      CHa4−C)lz−CHz−OH(D
MEA)      9.31H3 2CHs−CHz−N−GHz−CHi−OH(DEE
A)   9.59C)1m−CH。
3      CHs−N−C)12−CL−OH(M
DEA)      8.52CHI−C)12−OH 4Ctls−CHz−N−CHz−CHa−OH(ED
EA)   8.78CHi−CHz−OH 本発明による処理液において、単一の三級アルカノール
アミン又は異なるpKa値を有する三級アルカノールア
ミンの混合物を使用できる。それらは一般に8.5以上
のpKa値を有する。しかしながら9以上のpKa値を
有する少なくとも1種の三級アルカノールアミンを使用
するのが好ましい。
三級アルカノールアミンは小量の少なくとも1種の二級
アミンと組合せて使用できる〔即ち三級アルカノールア
ミンに対して5mo1%以下]、好ましい二級アルカノ
ールアミンは8.5以上のpKa値を有する。二級アル
カノールアミンは、裏側又は受像層又はそれと水透過性
関係にある別の層中に存在させることによって受像材料
から供給することができる。
本発明により使用する好ましい二級アミノアルカノール
は下記一般式(II )に相当する:(■)   H−
N  −CnH*n  −OH式中R1は01〜C4ア
ルキル基又はヒドロキシ置換C2〜C4アルキル基を表
わし、nは1゜2.3、又は4を表わす。
前記一般式(II)の範囲内の特に価値ある代表例を下
表2にそれらのpKa値と共に示す。()内の表示は実
施例において使用する。
1       CHs二NH−C1,−CH,−OH
(MMEA)       9.5?2     CH
s−CTo−N)I−CHa−C41a−OH(MEE
A)  9.673   ’  )10−CHz−C)
Ii−NH−CHa−C)It−OH(DEA)  8
.88pKa値の滴定による測定のため、含有されるア
ルカノールアミンは唯一の溶剤として水中に溶解する。
pKa 値の測定は、ロンドンのバーターワース発行(
1965年)、デイソシエーション・コンスタンツ・オ
ブ・オーガニック・ベーシス・イン・アクエアス・ソリ
ューションにデイ・デイ・ペリジによって示された記載
に従って行った。
三級アルカノールアミンは少量の、即ち1βについて0
.2mo1以下、好ましくは0.05mo1未満の無機
塩基、例えば処理液のp)lを、C02吸収の実質的増
加なしに10.5〜13の範囲にもたらすため2g/l
以下の水酸化ナトリウムと組合せて用いるとよい、生態
学的理由のため、本発明の処理液は完全にリン酸イオン
を含有しないのが好ましい。
本発明による処理液の最適pHは、現像されるハロゲン
化銀乳剤材料の種類、目的とする現像時間及び処理温度
によって決る。
温度及び時間の如き処理条件は、処理される材料の機械
的強度が不利な影響を受けず、分解が生じない条件で広
い範囲で変えることができる。
本発明による方法及び処理液で使用するハロゲン化銀現
像主薬は、好ましくは1−フェニル−3−ピラゾリジノ
ン系現像主薬及び/又はp−モノメチルアミノフェノー
ルである補助現像主薬と組合せた形での、p−ジヒドロ
キシベンゼン化合物、例えばハイドロキノン、メチルハ
イドロキノン又はクロロハイドロキノンであるのが好ま
しい。
連続色調再現のためかなり低い階調像を作らなければな
らないときには、米国特許第3985561号及び第4
242436号に記載されている如き現生薬の組合が好
ましい。
好ましくはハイドロキノン系現像主薬は本発明による処
理液中に0.05〜0.25mol Ii2の量で存在
させる。1−フェニル−3−ピラゾリジノン系現像主薬
は1.8 X 10−’〜2.OX 10−”mol 
/ l2(D量で存在させるとよい、特に有用な1−フ
ェニル−3−ピラゾリジノン現像主薬はl−フェニル−
3−ピラゾリジノン、1−フェニル−4−モノメチル−
3−ピラゾリジノン、及び1−フェニル−4,4−ジメ
チル−3−ピラゾリジノンである。
後者の種類の現像主薬は有利には受像材料中に存在させ
る。
ハイドロキノンと、1−フェニル−3−ピラゾリジノン
及びp−N−メチルアミノフエニノールの群の少なくと
も1種の二次又は補助現像主薬の好適な量的組合せは、
水性アルカリ性溶液1βについて0.078 mo1以
上の量でハイドロキノンを含有し、1βについて0.0
080mo1以上の量で二次現像主薬を含有し、ハイド
ロキノン対前記二次現像主薬のモル比は9.7より小で
ない。ハイドロキノンの好ましい量はIi2について0
.15mo1〜0.20molの範囲であり、二次現像
主薬の好まし量は0゜015〜0.020 mol I
i2の範囲である。
DTR法において不可欠であるハロゲン化銀溶剤は非感
光性受像材料から供給するとよい、しかしそれは通常ア
ルカリ性処理溶液中に少なくとも部分的に予め存在させ
る。
好ましいハロゲン化銀溶剤はチオ硫酸アンモニウム及び
ナトリウムの如き水溶性チオ硫酸化合物である。他の有
用なハロゲン化銀溶剤にはチオシアン酸アン千ニウム及
びアルカリ金属がある。
他の有用なハロゲン化銀溶剤は、ティ・エッチ・ジエイ
ムス編集「ザ・セオリー・オブ・ザ・)オドグラフィッ
ク・フロセス」第4版第474頁〜第475頁(197
7年)に記載されており、特に亜硫酸塩及びウラシルが
ある。更に別の興味あるハロゲン化銀溶剤は米国特許第
2857276号及び第4297430号に記載されて
おり、特に5.5−ジアルキルヒダントインの如き環式
イミドがある。更にハロゲン化銀溶剤としても作用する
アルカノールアミン及びアルキルスルホン及びアミンを
挙げることができる。
アルカリ性処理溶液中に存在させるとき、チオ硫酸塩化
合物のモル量は0.03〜0.13mol / I2の
範囲が好ましい。
特に後述するいわゆるモノシート材料の場合においては
、銀錯化速度及び続いての銀錯塩の転写速度を制御する
ためハロゲン化銀溶剤の混合物を使用するとよい。
アルカリ性処理溶液は又酸化防止活性を有する保恒剤、
例えば亜硫酸ナトリウム又はカリウムによって与えられ
る亜硫酸イオンも含有するのが好ましい。例えば水性ア
ルカリ性溶液は16g/l〜76g/lの範囲で亜硫酸
イオンを含有する、例えば1βについて30g〜120
gの量で亜硫酸ナトリウムを含有する。更に増粘剤例え
ばヒドロキシエチルセルロース及びカルボキシメチルセ
ルロース、かぶり防止剤例えば臭化カリウム、沃化カリ
ウム及びベンゾトリアゾール、カルシウム金属イオン封
鎖性化合物、スラッジ防止剤及び潜在硬化剤を含む硬化
剤を存在させるとよい。
水性アルカリ性溶液のpHは少なくとも1O15である
のが好ましい。
DTR像は、写真ハロゲン化銀乳剤材料に対して別の材
料であるシート又はウェブ材料の受像層中に、又はモノ
シート材料とも称されるいわゆる単一支持体材料の受像
中に形成でき、これらは少なくとも一つの写真ハロゲン
化銀乳剤層及びそれと水透過性関係にある受像層を含み
、それらは相互の上にあるか、又は例えば米国特許第3
684508号に記載されている如きアルカリ分解性中
間層又は薄い水透過性関係屡で分離されている、或いは
写真ハロゲン化銀乳剤層は例えば米国特許第36072
70号及び第3740220号に記載されている如き例
えば白色水透過性顔料層で受像層から光学的にマスクさ
れている。
受像材料の支持体は不透明又は透明であることができ、
例えば紙支持体又は樹脂支持体であることができる。
受像層は最良の像形成結果のため、通常保護親水性コロ
イド、例えばゼラチン及び/又はコロイドシリカの存在
下物理的現像核を含有する。
好ましい現像核は重金属の硫化物、例えばアンチモン、
ビスマス、カドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラ
ジウム、白金、銀及び亜鉛の硫化物である。特に好適な
現像核は米国特許第456341o号に記載されている
如きNi5−Ag、Sである。他の好適な現像核には例
えばセレナイド、ポリセレナイド、ポリサルファイド、
メルカプタン及びハロゲン化錫(II )がある0重金
属又はその塩及びかぶらせたハロゲン化銀が同様に好適
である。鉛の錯塩及び硫化亜鉛は単独でも又チオアセト
アミド、ジチオビウレット及びジチオオキサミドと混合
した時でも活性である0重金属好ましくは銀、金、白金
、パラジウム及び水銀はコロイド状で使用できる。
受像材料は現像核と作用的に接触状態でチオエーテル化
合物、例えばドイツ特許出願(DE−P)第11243
54号、米国特許第4013471号及び第40725
26号、及び公開されたヨーロッパ特許出願(EP−A
)第0026520号に記載されたものを含有する。像
色調の中性度を改良する他の化合物は例えば前述したア
ンドレ・ロット及びニブイス・ウェイトの本の第61頁
〜第65頁、及び公開されたヨーロッパ特許出願(EP
−A)第0218752号、第0218753号及び第
0208346号に記載されている化合物がある現在市
場で入手しうるDTRポジ材料の大部分は二層又は3層
からなっている。かかる材料は通常核含有層の上に、そ
れ自体は核を含有せず、その他の点では核含有層と同じ
組成を有し、転写中ネガ材料とポジ材料の間の良好な接
触を確実にする作用を主としてする層を含有する。更に
この層は乾燥後、銀像な含有する受像層のための保護層
を提供する。更にそれは光沢銀鏡の形での受像層からの
銀の突出を防止して黒色像部域のかぶりやゆがみを防止
する(前述した本の第50頁参照)。
錯化された銀の転写挙動は受像層の厚さ及び核含有層中
に使用する結合剤又は結合剤混合物の種類によって決る
。高スペクトル濃度を有する鮮鋭像を得るため、受像層
中に拡散する銀塩の還元は横方向への拡散が大きくなる
前に急速に生起しなければならない。
前記目的を満足する受像材料は公開されたヨーロッパ特
許出願箱87201700.9号に記載されており、特
に本発明による水性アルカリ性処理液で処理するのに好
適である。
本発明による処理液で使用するのに非常に好適なこの種
の受像材料は、(1)水透過性結合剤中に分散した物理
的現像核を含有する受像層及び(2)親水性コロイドを
含有し、現像核を含有しない水透過性最上層で被覆され
、 (1)前記層つの層(1)及び(2)の全固体被覆率が
多くても2g/rn’であり、 (11)層(1)中で、核の被覆率がO,1mg / 
rr? 〜10mg/m2の範囲であり、結合剤の被覆
率が0.4〜1.5 g/dの範囲であり、そして (1)前記最上層(2)中で、親水性コロイドの被覆率
が0.1〜0.9 g/rn’の範囲であるように被覆
された水不透過性支持体を含む。
前記層の被覆は当業者に知られているスライドホッパー
コーター又はカーテンコーターで行うのが好ましい。
貯蔵時に黄色汚れが現出するようなときでさえも、像背
景の白色外観は、支持体、受像層及び/又は支持体と受
像層の間の中間層中に蛍光増白剤を混入することによっ
て得られる。
個々の実施態様によって、前記核含有層(1)、は、0
.1〜1g/m2の範囲での親水性コロイドの被覆率を
有する核不含の下にある親水性コロイド下被覆又は下被
層系上に存在させ、下被覆と共に層(1)及び(2)の
全固体被覆率は多くても2g/m2である。
所望により下被覆は像品質を改良する物質を混入する、
例えば像色調又は像背景の白さを改良する物質を混入す
る0例えば下被覆は、蛍光物質、銀錯化剤及び/又は像
鮮鋭性を改良するため知られている化合物を放出する現
像抑制剤を含有できる。
特別の実施態様によれば、受像層(1)は、受像層のア
ルカリの中和の作用をする酸性層と組合せて調時層の役
割を果す下被層上に付与する。調時層によって、中和が
生起する前の時間が、少なくとも一部において、調時層
を通って浸透するアルカリ性処理組成物に対してかかる
時間を確立する。中和層及び調時層に好適な材料はリサ
ーチ・ディスクロジャー1974年7月の第12331
項及び1975年7月の第13525項に記載されてい
る。
受像層(1)及び/又は前記最上層(2)及び/又は下
被覆中には、親水性コロイドとしてゼラチンを使用する
のが好ましい0層(1)中で、ゼラチンは少なくとも6
0重量%存在させるのが好ましく、所望によって他の親
水性コロイド、例えばポリビニルアルコール、セルロー
ス誘導体好ましくはカルボキシメチルセルローズ、デキ
ストラン、ガラクトマンナン、アルギン酸誘導体例えば
アルギン酸ナトリウム塩、及び/又は水溶性ポリアクリ
ルアミドと組合せて使用する。前記層の親水性コロイド
は多くても10重量%最上層中で使用してもよく、下被
覆中ゼラチン含有量より少ない量で使用してもよい。
受像層及び/又はそれと水透過性関係にある親水性コロ
イド層はハロゲン化銀現像主薬及び/又はハロゲン化銀
溶剤、例えば約0.1〜約4g/m’の量でのチオ硫酸
ナトリウムを含有できる。
受像層及びそれと水透過性関係にある親水性コロイド層
はコロイドシリカを含有できる。
受像材料の受像層及び/又は他の親水性コロイド層は増
強された機械的強度を達成するため硬化されているとよ
い。受像層中の天然及び/又は合成親水性コロイド結合
剤を硬化するために適切な硬化剤には例えばホルムアル
デヒド、グリオキサール、ムコクロル酸及びクロム明ば
んを含む、硬化は又受像層中に硬化剤プリカーサ−を混
入することによって行うこともでき、その中での親水性
コロイドの硬化はアルカリ性処理液で処理することによ
って開始される。受像層中の親水性コロイド結合剤を硬
化するための他の好適な硬化剤には例えばリサーチ・デ
ィスクロジャー1983年1月の第22507項に記載
されている如きビニルスルホニル硬化剤がある。
受像材料は、拡散転写反転処理に使用するのに好適な任
意の種類の写真ハロゲン化銀材料と組合せて使用できる
写真材料において、親水性コロイドハロゲン化銀乳剤層
は、親水性コロイド結合剤(普通はゼラチンである)を
含む任意の感光性ハロゲン化銀乳剤から被覆できる。し
かしながらゼラチンの代りに又はそれと組合せて、1種
以上の他の天然及び/又は合成親水性コロイド、例えば
アルブミン、カゼイン、ゼイン、ポリビニルアルコール
、アルギン酸及びその塩、セルロース誘導体例えばカル
ボキシメチルセルロース、変性ゼラチン例えばフタロイ
ルゼラチン等を使用できる。親水性コロイド結合剤対結
合剤に対する硝酸銀の当量として表わしたハロゲン化銀
の重量比は例えば1:1〜10:1の範囲である。
本発明において使用する感光性ハロゲン化銀は、塩化銀
、臭化銀、臭化沃化銀、塩化臭化沃化銀等及びそれらの
混合物を含有しつる。グラフィックアートのため必要な
満足できる階調及びハロゲン化銀の溶液の充分な高速度
を得るため、塩化銀を主として含有するハロゲン化銀を
使用するのが好ましい、この塩化銀乳剤は少量の臭化銀
及び/又は沃化銀を含有しつる。
写真乳剤のハロゲン化銀粒子は立方形又は八面体形の如
き規則的結晶形を有しつる、或いはそれらは転移形を有
しつる。規則的粒子乳剤は例えばJ、 Photogr
、 Sci、第12巻第5号、1964年9月/り0月
号、第242頁〜第251頁に記載されている。ハロゲ
ン化銀粒子は殆んど球形を有していでもよく、或いはそ
れらは板状(いわゆるT粒子)を有していてもよく、或
いはそれらは規則的及び不規則的結晶形の混合物を含む
複合結晶形を有していてもよい、ハロゲン化銀粒子は異
なるハロゲン化銀組成の芯及び殻を有する多層構造を有
しつる。別々に構成された芯及び殻を有すること以外に
、ハロゲン化銀粒子は、異なるハライド組成及び金属ド
ーフパントも含有しつる。
別々に作った2種以上のハロゲン化銀乳剤を、本発明に
よる処理液で処理する写真材料に使用するための写真乳
剤の形成のため混合できる。
ハロゲン化銀乳剤は粗粒子又は微細粒子であることがで
き、良く知られた任意の方法で作ることができ、例えば
単一ジェット乳剤、二重ジェット乳剤例えばりツブマン
乳剤、アンモニア性乳剤、チオシアネートもしくはチオ
エーテル熟成乳剤例えば米国特許第2222264号、
第3320069号及び第3271157号に記載され
ているものがある。表面像乳剤を使用でき、或いは米国
特許第259225’O号、第3206313号及び第
3447927号に記載されている如き内部像乳剤を使
用できる。所望により、米国特許第2996382号に
記載されている如く表面及び内部像乳剤の混合物を使用
してもよい。
高感度のため好ましいネガ作用ハロゲン化銀乳剤とは別
に、ポジ銀像を作る直接ポジハロゲン化銀乳剤も使用で
きる。
例えば米国特許第3062651号に記載されている種
類の直接ポジ乳剤を使用できる。直接ポジ乳剤において
、塩化第−錫及びホルムアミジンスルフィン酸の如き非
硬化性かぶり形成剤を使用できる。
乳剤は化学的熟成段階で硫黄含有化合物、例えばアリル
イソチオシアネート、アリルチオ尿素及びチオ硫酸ナト
リウムを加えて化学的に増感できる。又化学的増感剤と
して、還元剤例えばベルギー特許(BE−A)第493
464号及び第568687号に記載されている錫化合
物、及びポリアミン例えばジエチルトリアミン又はアミ
ノメタンスルフィン酸の誘導体も使用できる。他の好適
な化学的増感剤には金、白金、パラジウム、イリジウム
、ルテニウム及びロジウムの如き貴金属及び貴金属化合
物がある。この化学的増感法は、Z。
Wiss、 Photogr、 Photophys、
 Photochem、第46巻、第65頁〜第72頁
(1951年)のR0KO3LOWSKYの論文に発表
されている。
乳剤は又アルキレンオキサイド誘導体、例えば分子量1
000〜20000を有するポリエチレンオキサイドで
、又は脂肪族アルコール、グリコール、ヘキシトールの
環式脱水生成物、アルキル置換フェノール、脂肪族カル
ボン酸、脂肪族アミン、脂肪族ジアミン及びアミドとア
ルキレンオキサイドの縮合生成物で増感することができ
る。縮合生成物は少なくとも700の、好ましくは10
00より大なる分子を有する。ベルギー特許(BE−A
)第537278号及び英国特許(GB−A )第72
7982号に記載されている如くこれらの増感剤を相互
に組合せることもできる。
ハロゲン化銀のスペクトル光感度は、通常モノ−又はポ
リメチン染料例えば酸性又は塩基性シアニン、ヘミシア
ニン、オキソノール、ヘミオキソノール、スチリル染料
その他、又トリーもしくは多核メチン染料例えばローダ
シアニン又はネオシアニンにより適切にスペクトル増感
して調整できる。かかるスペクトル増感剤は例えばニュ
ーヨークのジョン・ウィリー・アンド・サンズ1964
年発行、ザ・シアニン・ダイズ・アンド・リレイテツド
・コンパンウンズ中にエフ・エム・ハマーによって記載
されている。
ハロゲン化銀乳剤は、通常の安定剤例えば芳香族又は複
素環式環例えばメルカプトテトラゾールと水銀のホモポ
ーラ−又は塩状化合物、簡単な水銀塩、スルホニウム水
銀複塩及び他の水銀化合物を含有できる。他の好適な安
定剤にはアザインデン好ましくはテトラ−もしくはペン
タ−アザインデン、特にヒドロキシ又はアミノ基で置換
されたものがある。この種の化合物は、Z、 Wiss
Photogr、 Photophys、 Photc
hem、第47巻、第2頁〜第27頁(1952年)に
ビルによって発表されている。他の好適な安定剤には例
えば複素環式メルカプト化合物例えばフェニルメルカプ
トテトラゾール、四級ベンゾチアゾール誘導体、及びベ
ンゾトリアゾールがある。
1種以上の現像主薬を組合せてあろうとなかろうと、ハ
ロゲン化銀乳剤中で、pH制御剤、及び他の成分例えば
かぶり防止剤、現像促進剤、湿潤剤、及びゼラチン用硬
化剤を含有できる。
ハロゲン化銀乳剤層は、散乱光を吸収し、かくして像鮮
鋭性を促進し、その結果として最終プリントコピーの鮮
鋭度を促進する光スクリーニング染料を含有できる。光
スクリーニング染料として使用しつる光吸収性染料は、
例えば米国特許第4092168号、第4311787
号、ドイツ特許出願(DE−A )第2453217号
及び英国特許出@ (GB−A )第7907440号
に記載されている。
ハロゲン化銀乳剤の組成、製造及び被覆についての更に
詳細は例えばプロダクツ・ライセンシング・インデック
ス、第92巻、1971年12月、パブリケーション9
232の第107頁〜第工09頁に見出すことができる
興味ある改変において、ハロゲン化銀乳剤は露光したと
き正常な潜像が形成される第一感光性ハロゲン化銀乳剤
及び潜像がその中に形成されないか殆んど形成されない
程速度が遅い第二ハロゲン化銀乳剤からなることができ
る。低速ハロゲン化銀乳剤及び感光性ハロゲン化銀乳剤
を被覆して異なる層を形成するとき、DTR処理におい
ては、低速乳剤を受像層から最も離れるような方法で配
置する1両種の乳剤の混合物を含む単一層を被覆するこ
ともできる。
感光性乳剤及び低速乳剤の組合せにより、増強されたコ
ントラストを有する銀像を得ることができる。このこと
は、現像主薬及びハロゲン化銀溶剤の存在下、像に従っ
て露光された感光性ハロゲン化銀乳剤層に水性アルカリ
性溶液を適用したとき、低速乳剤層中に追加的に得られ
た銀錯塩から銀像が受像層中で形成されるという事実に
よって説明できる。DTRプリント中の像背景の汚れは
、感光性乳剤の還元された銀が、これも受像材料へ向っ
て移行する傾向のある低速乳剤の錯塩又はハロゲン化銀
に対するバリヤーを形成することから、生起しない。結
果として、感光性乳剤及び低速乳剤の両方から拡散する
ハロゲン化銀又はその錯塩は、受像層中に前述した強化
された高コントラスト銀像を形成する。
低速乳剤の感度は露光中不活性であるに充分な低さでな
ければならないので、第二熟成又はその後熟成は適用し
ない。
低速乳剤は純粋な塩化銀乳剤であることができ、又は塩
化銀を含有する混合ハロゲン化銀乳剤例えば塩化臭化銀
又は塩化臭化沃化銀乳剤であることができる。しかしな
がら低速乳剤は大部分にとって塩化銀乳剤であるのが好
ましい。好ましくは50〜500nmの範囲の粒度を有
する微粒子塩化銀を使用する。
低速乳剤及び像形成乳剤の混合物を被覆して単−層を形
成する場合、低速乳剤の量は広い範囲で変えることがで
きる。有利な結果は、硝酸銀の重量部で表わして、低速
塩化銀含有乳剤対像形成乳剤の比は、1o:1〜l:1
の範囲である。加えるべき低速乳剤の量は、例えばそれ
自体の性質、使用する像形成乳剤の種類、及び所望の効
果によって決る。それは幾つかの比較試験によって当業
者により容易に決定できる。
写真材料のハロゲン化銀乳剤被覆側には水透過性層を形
成する親水性コロイドを含む最上層を設けることができ
る。かかる最上層は通常ゼラチンを含有しない。その性
質は、錯化銀の拡散転写を阻止もしくは抑制しないで、
例えば保護層として作用するようなものである。かかる
最上層のために適切な親水性結合剤には、例えばメチル
セルロース、カルボキシメチルセルロースのナトリウム
塩、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチル澱
粉、ヒドロキシプロピル澱粉、アルギン酸ナトリウム、
トラガントガム、澱粉、ポリビニルアルコール、ポリア
クリル酸、ポリアクリルアミド、ポリ−N−ビニルピロ
リドン、ポリオキシエチレン及びコポリ(メチルビニル
エーテル/マレイン酸)がある。この層の厚さは使用す
るコロイドの種類及び要求される機械的強度によって決
るもし存在するときかかる層は像形成に有害な作用なし
に受像層に少なくとも部分的に転写されてもよい。
現像及び拡散転写は種々の方法で開始できる、例えば処
理液で湿潤させたローラーで、木綿のプラグ又はスポン
ジの如き佛拭手段で拭うことにより、又は処理すべき材
料を液体組成物中に浸漬することにより開始させること
ができる。好ましくはそれらはC0PYPROOF (
ベルギー国のアグファ・ゲヴエルト・エヌ・ヴイの登録
商標)タイプCP38、CP380.CP42又はCP
53o処理機ノ如キ自動操装置中で行う、 DTR法は
通常10〜35℃の温度で実施する。
下記実施例は本発明を示すがそれに限定するものではな
い0部、百分率及び比は他に突起せぬ限り重量による。
実施例 ネガ作用ハロゲン化銀乳剤材料(N)の製造ttog/
m’の重量を有し、両側をポリエチレンMで被覆した紙
支持体を、−側で、ハイドロキノン及び1−フェニル−
4−メチルとラブリジン−3−オンも0.57g/m’
及び0.32g/rn’の被覆率で存在させたゼラチン
中に分散させたカーボンブラックを基にしたハレイシヨ
ン防止層で被覆した。前記ハレイシヨン防止層上に、硝
酸銀2.0g/m2に当量の塩化臭化銀(臭化銀1.8
mo1%)の量を含有する整色的に増感したネガ作用ゼ
ラチンハロゲン化銀乳剤層を被覆した。塩化臭化銀の平
・均粒度は0,3μであった。ハロゲン化銀乳剤層は薄
い保護ゼラチン層で上被覆した。
直接ポジ作用ハロゲン化銀乳剤材料(M)の製造 直接ポジ作用ハロゲン化銀乳剤材料(M)は米国特許第
4144064号の実施例の材料Cと同様にして作った
受像材料(A)の製造 110g/rn’の重量を有し、両側をポリエチレン層
で被覆した紙支持体の一側を、硫化ニッケルー銀核及び
ゼラチンを含有する受像層で被覆したこの層は核が、l
rn’について1.3gのゼラチンの最も下の被覆中に
あり、1m!Iについてゼラチン0.7gの最上層を与
えるようにスライドホッパーで付与した。
受像材料(B1)の製造 下塗りしたポリエチレンテレフタレートフィルム支持体
を、両側に、ゼラチン中に分散させた硫化銀核な含有す
る受像層で2.8 g/m2の乾燥被覆率で、及び0.
68g/rn’の被覆率に相当するチオ硫酸ナトリウム
も含有するゼラチン層で被覆した。
ゼラチンはホルムアルデヒドで硬化した。
受像材料(B2)の製造 下塗りしたポリエチレンテレフタレートフィルム支持体
を、両側に、ゼラチン中に分散させた硫化銀−ニッケル
核を含有する受像層で、1.8g/m2の乾燥被覆率で
被覆した。この層は核がlrfについてゼラチン1.4
gの最も下の被覆中にあるようにスライドホッパーで付
与し、最上層は1rr?についてゼラチン0.4gの被
覆を設けた。
露光方法 写真材料は3200°にの色温度を有する光源で操作す
る接触露光装置中で感度測定楔を介して露光した。
DTR転写法 露光した写真材料を後述する処理液で予備湿潤した、前
記液との接触時間は、前述した受像材料と共に押圧する
前6秒であった。使用した転写処理機はC0PYPRO
OF  (アグファ・ゲヴエルト・エヌ・ヴイの登録商
標)タイプCP380であった。転写接触時間は紙型受
像材料に対しては30秒、樹脂フィルム型受像材料に対
しては60秒であった、幾つかの転写を、それぞれ15
.22及び32℃である異なる処理液で行った。
像品質についてのCO2吸収の影響を、受像材料A、B
l及びB2と写真材料(N)及び(M)とのセットを、
2500 ppmのCO3を含有する相対湿度85%の
雰囲気中にそれぞれ24時間及び96時間使用前に曝露
した処理液で処理して評価した。C02雰囲気は、大気
圧下2.5β/分の002流で密閉箱中で得た。
受像材料中に得られた試験楔プリントを、最高濃度(D
、、、)、像色調及び階調(ガンマ値)について評価し
た。その結果を下表に示す。
評   価 全ての楔プリントを、下記波長(nm) /光学密度(
D)特性を有する可視フィルターの後で濃度計MACB
ET)I  (登録商標)タイプIR924で測定した
: 600nm/D =0.2 : 500nm/ D =
1.25: 420nm/D=3.0゜ 紙基材受像材料上に得られたDTRプリントについては
、最高反射濃度(D、、、R)及びガンマ値(感度測定
曲線の直線部分の最高階調度)を測定した。反射濃度測
定はアメリカン・ナショナル・スタンダード・フォア・
フォトグラフィ(センシトメトリー) ANSI PH
2,17−1985により行った。
透明樹脂フィルム基材受像材料上に得られたDTRプリ
ントについては、最高透過濃度(D、、。
T)、及びガンマ値(感度測定曲線の直線部分の最高階
調度)を測定した。透過濃度測定はアメリカン・ナショ
ナル・スタンダード・フォア・フォトグラフィ(センシ
トメトリー) ANSI PH2,19−1986に従
って行った。
処理溶液辺租成 処皿澄液少皿成 一戊−−−分− I  (g) 11(g) m (g) IV (g) V(g) Vl (g) Vll (g) ■ ■ MMEA(mol ) DEEA(mol ) MDEA(mol ) DMEA(mol ) NaOH(g) 水で1flにする C 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 0.080 0 0.0400.+20 同左同左 0 同左同左 1.5 2.0 45.0 12.0 0.5 13.0 7 0、120 0.25 0.39 2   2   2 12同左同左 E 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 同左同左 0.1200.080 0 0.040 0.70同左 * 同左同左 * 0、120 同 左 同 左 一戊一一一分− I  (g) TI(g) II[(g) TV(g) V (g) VI (g) ■(g) ■ ■ IMIEA(mol ) DEEA(mol ) MDEA(mol ) DMEA(mol ) NaO)1(g) 水で1f2にする GHJKL 1.5同左  同左同左同左 2.0同左  同左同左同左 45.0同左  同左同左同左 12.0同左  同左同左同左 0.5同左  同左同左同左 13.0同左  同左同左同左 4.7同左  同左同左同左 0.1200.80   0.+200.080 00
 0.040  、  0 0.0400.+20oo
    oo。
0935同左   000 0 0   0.35同左同左 0.35同左同左0.35同左同左 *** lI2同左同左同左同左同左 * * * ■ 同左 同左 同左 同左 同左 同左 同左 0.120 同左 I:ヒドキシエチルセルロース ■:エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩III :
 Na*SOs (無水) p/ : Na*5i03(無水) V : KBr ■:ハイドロキノン W:1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリジノン ■:1−フェニルー5−メルカプト−テトラゾール *D−Lに対してpl== 10.80までNaOHを
加えた。
■  の1 それぞれ受像材料A、Bl及びB2と感光性材料Nの組
合せ、CO友曝露二〇時間 処理温度:材料A、Blに対しては22℃、材料B2に
対してはそれぞれ15.22及 び32℃ A      1.93   20.1    B  
   3.31   17.5B      1.98
   23.9    N     3.62   1
9.0C1,8031,8N     4.28   
20.32.00   17.3    B 1.98   21.3    N 1.88   28.5    N 3.37   14.6 3.02   15.7 3.68   18.9 1.98   18.2    B 2.00   24.8    N 1.90   30.7    N 2.93   15.9 3.50   18.3 4.07   21.2 1.94    18.6    B 1.94   22.4    N 1.94   30.8    N 3.50   17.9 3.72   19.6 4.18   24.6 *ハイライト部域: B=褐色、 N=中性黒色 表−一エユ土Ω旦り それぞれ受像材料A、Bl及びB2と感光性材料Nの組
合せ。
CO2曝露曝露時間 処理温度:材料A、Blについては22℃、材料B2に
対してはそれぞれ15.22及び22℃ 衣−一且■土辺1と それぞれ24時間及び96時間CO□に処理液を曝露し
た後、そしてそれぞれ15.22及び32℃の処理温度
でと受像材料Aと感光性材料Nの組合せ A    3.73  13.9  3.65  13
.4  3.54  14.4゛B    3.81 
 15.5  3.73  14.2  3.62  
15.5C4,0321,04,4519,53,96
18,0A    1.36   5.7  0.96
   3.6  1.76   8.7B    1.
47   7.8  1.14   5.2  1.7
3  11.0C1,4013,31,5311,81
,7721,73,6113,83,5013,83,
6815,63,6615,53,6114,83,2
314,74,3520,94,3220,44,06
15,3D    1.86   9.8  1.38
   7.3  2.04  14.OE    1.
97   13.6   1.48   8.7  2
.00  14.7F    1.64  22.1 
  1.76  18.5  1.76  25.6■ 3.63  14.1  3.61  14.0  3
.56  15.33.68  15.9  3.87
  15.1  3.76  16.04.3B   
20.3  4.37  20.5  4.10  1
8.3G    1.82  10.1  1.34 
  7.0  2.07  15.IH2,0317,
01,9913,72,0619,OI    1.8
5  25.6  1.94  23.7  1.81
  27.13.71  13.9  3.66  1
4.1  3.84  14.63.82  16.2
  3.87  15.4  3.84  16.64
.27  20.8  4.38  19.2  4.
22  18.7J    1.96  11.8  
1.84  10.8  2.07  16.OK  
  1.96  15.8  1.87  12.3 
 2.04  21.6L    1.62  20.
6  1.66  18.7  1.72  29.5
表−一且」立ΩヱL それぞれ24時間及び96時間CO□に処理液を曝露し
た後、そしてそれぞれ15.22及び32℃の処理温度
でと受像材料Aと感光性材料Nの組合せ 表−一一一一旦 受像材料B2と感光性材料Nとの組合せ処理温度=32
℃、CO2曝露:各24時間/96時間 1.27   5.5  1.8?   15.6  
1.59   8.91.40    ?、8  1.
84  16.4  1.66  11.51.80 
 15.9  1.63  18.9  1.68  
15.03.27   15.6   2.82   
14.93.20   18.6   2.97   
18.03.56   21.9   3.10   
19.3D    1.52   8.8  2.04
  25.4  1.95  21.6E    1.
60  10.2  1.85  16.7  1.7
7  13.2F    1.88  20.5  1
.67  19.3  1.78  16.33.24
   17.1   3.12   1?、43.27
   1B、2   3.00   19.63.55
   20.1   3.21   21.11.7?
   11.7  2.03  28.0  1.98
  25.71.86  15.7  1.73  2
2.5  1.84  18.71.92  27.7
  1.67  20.6  1.76  22.43
.41    1?、3   3.49   18.0
3.46    18.0   3.27    19
.03.57   20.2   3.38   20
.3J    1.96  14.2  1.95  
27.4  1.90  24.3K    1.96
  18.1  1.85  26.9  1.84 
 22.9L    1.75  30.9  1.5
?   25.5  1.61  25.03.43 
  16.9   3.25   17.73.41 
   1?、5   3.35   19.03.81
   20.3   3.74   21.9宍−一」
仁はL吐り それぞれ受像材料A、Bl及びB2と感光性材料Nとの
組合せ。
処理温度22℃及び処理液CO□曝露曝露下記)表−二
凹工立OZL それぞれ受像材料A、Bl及びB2と感光性材料Nとの
組合せ。
処理温度22℃及び処理液C02曝露時(下記)2.1
6  15.2  2.80  19.4  3.96
  16.42.16  20.4  3.63  2
2.8  4.07  14.31.95  26.8
  3.96  22.3  3.98  13.32
.17   15.9  2.54  21.6  4
.26   19.21.94  13.7  2.8
0  20.2  4.28  18.11.92  
 18.9  3.36  21.9  4.34  
18.32.18 2.05 ■ 2.04 15.1  2.72  17.5  4.10  1
8.515.6  3.46  21.5  3.99
   14.626.0  4.26  26.3  
4.32  16.02.06  13.4  3.7
4  19.8  3.97  11.92.15  
15.7  4.08  20.7  4.21  1
7.71.97  24.5  4.50  20.9
  4.51  22.62.75  21.5 3.27  19.7 3.78  28.8 3.34  10.2 2.94   5.4 3.96  21.0 3.32   14.0 3.34  17.4 3.63  22.8 3.60  26.0 3.70  32.9 4.38  68.1 2.31   23.0 2.39  20.9 2.98  24.8 2.80  24.6 3.44  20.5 3.28  27.1 2.95   27.0 3.15  38.0 3.30  40.5 3.10  29.8 3.27  30.9 3.69  46.2 前記各表のデータから紙及びフィルムの両方での高階調
、高透過濃度及び高反射濃度のみならず中性像色調につ
いての最良の結果が、アルカノールアミン部分が主とし
て三級アルカノールアミンからなるアルカノールアミン
を含有し、黒色調色剤を特定の組合せで用いたアルカリ
性処理液を用いて得られると結論できる。
前記データは更に本発明の処理液の、各種温度、ネガ及
び直接ポジハロゲン化銀材料の両方で、しかもフィルム
及び紙受像材料での汎用性を示している。
更に実質的に像品質を損うことなく数日間の連続実施時
間を提供するCO□含有雰囲気下での有利な安定性を示
している。
手続補 3、補正をする者 事件との関係  >1qpp入 伽項袢−=#ミ 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、銀錯塩拡散転写反転(DTR)法に使用するのに好
    適な水性アルカリ性処理液において、前記液が1種以上
    のアルカノールアミンを含有し、前記アルカノールアミ
    ンが、全量で0.3mol/l〜1.5mol/lの範
    囲での1種以上の三級アルカノールアミン、及び三級ア
    ルカノールアミンの量に対して0mol%〜5mol%
    の量での1種以上の二級アルカノールアミンからなり、
    前記液が又1−フエニル−1H−テトラゾール−5−チ
    オール又はその互変異性体である銀像調色剤A及びフェ
    ニル核がハロゲンで置換されている1−フエニル−1H
    −テトラゾール−5−チオール又はその互変異性体であ
    る少なくとも1種の他の銀像調色剤Bの混合物も含有し
    、調色剤A及び調色剤Bが前記液中に1/15〜15/
    1のモル比で存在することを特徴とする水性アルカリ性
    処理液。 2、前記液中の前記調色剤A及びBの組合せの濃度が3
    0mg/l〜300mg/lである請求項1記載の水性
    アルカリ性処理液。 3、前記調色剤Bが1−(2,4−ジクロロフェニル)
    −1H−テトラゾール−5−チオール又は1−(3,4
    −ジクロロフェニル)−1H−テトラゾール−5−チオ
    ールである請求項1又は2記載の水性アルカリ性処理液
    。 4、前記アルカールアミンのpKa値が少なくとも8.
    5である請求項1、2又は3記載の水性アルカリ性処理
    液。 5、前記三級アルカノールアミンのpKa値が少なくと
    も9である請求項1〜4の何れかに記載の水性アルカリ
    性処理液。 6、前記液が、多くても0.2mol/lの量で、アル
    カリ金属亜硫酸塩以外の無機アルカリ性物質を含有する
    請求項1〜5の何れかに記載の水性アルカリ性処理液。 7、前記液が16g/l〜76g/lの範囲の濃度で溶
    解した亜硫酸イオンを含有する請求項1〜6の何れかに
    記載の水性アルカリ性処理液。 8、前記液が、0.03〜0.13mol/lの範囲の
    濃度で溶解したチオ硫酸イオンを含有する請求項1〜7
    の何れかに記載の水性アルカリ性処理液。 9、前記三級アルカノールアミンをDMEA、DEEA
    、MDEA、EDEAからなる群から選択する請求項1
    〜8の何れかに記載の水性アルカリ性処理液。 10、前記二級アルカノールアミンをMMEA、MEE
    A、DEA、DIPAからなる群から選択する請求項1
    〜9の何れかに記載の水性アルカリ性処理液。 11、情報に従って露光された写真ハロゲン化銀乳剤層
    を水性アルカリ性処理液で湿潤させる銀錯塩拡散転写反
    転法において、前記液が1種以上のアルカノールアミン
    を含有し、前記アルカノールアミンが全量で0.3mo
    l/l〜1.5mol/lの範囲での1種以上の三級ア
    ルカノールアミン、及び三級アルカノールアミンに対し
    て0mol%〜5mol%の量での1種以上の二級アル
    カノールアミンからなり、前記液が又1−フエニル−1
    H−テトラゾール−5−チオール又はその互変異性体で
    ある銀像調色剤A及びフェニル核がハロゲンで置換され
    ている1−フエニル−1H−テトラゾール−5−チオー
    ル又はその互変異性体である少なくとも1種の他の銀像
    調色剤Bの混合物も含有し、調色剤A及び調色剤Bが1
    /15〜15/1のモル比で前記液中に存在することを
    特徴とする銀錯塩拡散転写反転法。 12、前記処理液での前記ハロゲン化銀乳剤層の湿潤を
    、前記層が受像層との関係にある間又はその前に行い、
    その中に錯化された銀イオンを転写できるように行う請
    求項11記載の銀錯塩拡散転写反転法。 13、前記受像層及び/又は水透過性関係にある親水性
    コロイド層及び/又は受像層を担持する側に対し反対の
    支持体の側での裏層が前記銀像調色剤の少なくとも一部
    を含有する請求項12記載の銀錯塩拡散転写反転法。 14、前記層中の前記銀像調色剤の被覆率が1mg/m
    ^2〜20mg/m^2の範囲である請求項13記載の
    銀錯塩拡散転写法。 15、前記銀像調色剤の少なくとも一部が、支持体とハ
    ロゲン化銀乳剤層の間又はハロゲン化銀乳剤層で被覆さ
    れた側に対して反対の支持体の側でハレイシヨン防止層
    中でハロゲン化銀乳剤材の中に存在する請求項11〜1
    4の何れかに記載の銀錯塩拡散転写法。 16、前記ハレイシヨン防止層中の前記銀像調合剤の被
    覆率が1mg/m^2〜20mg/m^2の範囲である
    請求項15記載の銀錯塩拡散転写法。 17、前記受像材料が、(1)水透過性結合剤中に分散
    した物理的現像核を含有する受像層及び(2)現像核を
    含有せず、親水性コロイドを含有する水透過性最上層で
    被覆された水不透過性支持体を含有し、 (i)前記二つの層(1)及び(2)の全固体被覆率が
    多くても2g/m^2であり、 (ii)層(1)中で、核の被覆率が0.1mg/m^
    2〜10mg/m^2の範囲であり、結合剤の被覆率が
    0.4g/m^2〜1.5g/m^2の範囲であり、(
    iii)前記最上層(2)中で、親水性コロイドの被覆
    率が0.1g/m^2〜0.9g/m^2の範囲である
    請求項11又は12記載の銀錯塩拡散転写法。
JP2128103A 1989-05-18 1990-05-17 銀錯塩拡散転写処理に使用するのに好適な処理液 Pending JPH036558A (ja)

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