JPH065831Y2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH065831Y2
JPH065831Y2 JP1986052974U JP5297486U JPH065831Y2 JP H065831 Y2 JPH065831 Y2 JP H065831Y2 JP 1986052974 U JP1986052974 U JP 1986052974U JP 5297486 U JP5297486 U JP 5297486U JP H065831 Y2 JPH065831 Y2 JP H065831Y2
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ball
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詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、たとえばパチンコ遊技機等で代表される弾
球遊技機に関し、詳しくは、打玉が打込まれる遊技領域
に設けられ、遊技者にとって有利となる第1の状態と遊
技者にとって不利となる第2の状態とに変化可能な可変
入賞球装置を有する弾球遊技機に関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知られ
ているものに、たとえば、実公昭54−43809号公
報に記載のものがあった。この従来の弾球遊技機に設け
られている可変入賞球装置は、左右一対の玉受部材を有
し、この左右一対の玉受部材が、互いに離れる方向であ
って打込玉を受入れる玉受入幅を増加する方向に摺動す
ることにより第1の状態となり、互いに近づく方向であ
って前記玉受入幅を減少する方向に摺動することにより
第2の状態となるように構成されていた。この可変入賞
球装置が第1の状態にあるときは、玉受部材が可変入賞
球装置の左右両側に突出し、打込玉が左右の何れの側に
落下してきた場合であっても玉受部材によって受止めら
れる可能性が生じるようにして、遊技者の入賞への期待
感を損なわれないようにされていた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、この従来の弾球遊技機においては、左右一対の
玉受部材が前記玉受入幅を減少する方向に摺動している
最中にその玉受部材上に落下してきた打玉が玉受部材か
ら可変入賞球装置外方にこぼれ落ちてしまうおそれもあ
り、その場合にはせっかく玉受部材上に打玉が落下しな
がら可変入賞球装置内に入賞することなくこぼれ落ちる
ために、遊技者が損をした気分となり不満感を抱いてし
まうという不都合が生ずる。
本考案は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、そ
の目的は、玉受部材が互いに近づく方向であって玉受入
幅を減少する方向に摺動している最中の玉受部材上に落
下した打玉が外方にこぼれ落ちる不都合を防止すること
である。
[課題を解決するための手段] 本考案は、打玉が打込まれる遊技領域に設けられ、遊技
者にとって有利となる第1の状態と遊技者にとって不利
となる第2の状態とに可変可能な可変入賞球装置を有す
る弾球遊技機であって、 前記可変入賞球装置に設けられた左右一対の部材であっ
て、互いに離れる方向であって玉受入幅を増加する方向
に摺動することにより前記第1の状態となり、互いに近
づく方向であって玉受入幅を減少する方向に摺動するこ
とにより前記第2の状態となる左右一対の玉受部材と、 該左右一対の玉受部材のそれぞれに合わせて設けられた
第1,第2の玉受部材摺動用駆動源と、 該第1,第2の玉受部材摺動用駆動源の駆動力を前記左
右一対の玉受部材に伝達する駆動力伝達機構と、 前記第1,第2の玉受部材摺動用駆動源を同時に作動さ
せて前記左右一対の玉受部材を同時に摺動させる作動制
御手段とを含み、 前記左右一対の玉受部材は、該玉受部材が前記互いに近
づく方向に摺動中に前記玉受部材上に落下した打玉が可
変入賞球装置外方にこぼれ落ちるのを防止するこぼれ落
ち防止部を有することを特徴とする。
[作用] 本考案によれば、可変入賞球装置に設けられた左右一対
の玉受部材が、互いに離れる方向であって打込玉を受入
れる玉受入幅を増加する方向に摺動することにより第1
の状態となり、互いに近づく方向であって玉受入幅を減
少する方向に摺動することにより第2の状態となる。そ
して、その左右一対の玉受入幅のそれぞれに合わせて第
1の玉受部材摺動用駆動源と第2の玉受部材摺動用駆動
源とが設けられており、その第1,第2の玉受部材摺動
用駆動源の駆動力が駆動力伝達機構により前記左右一対
の玉受部材に伝達される。そして、作動制御手段の働き
によって第1,第2の玉受部材摺動用駆動源が同時に作
動されて左右一対の玉受部材が同時に摺動される。さら
に、左右一対の玉受部材のこぼれ落ち防止部の働きによ
り、玉受部材が互いに近づく方向に摺動中にその玉受部
材上に落下してきた打玉が可変入賞球装置外方にこぼれ
落ちることが防止できる。
[実施例] 以下には、図面を参照して、この考案の一実施例につい
て詳細に説明する。なお、以下の実施例の説明では、弾
球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を例にとり、該パ
チンコ遊技機に装着される可変入賞球装置について説明
をする。しかしながら、この考案の主題はパチコ遊技機
のための可変入賞球装置だけにとらわれるものではな
く、これから説明をするパチンコ遊技機の可変入賞球装
置と同様な基本構成を有する可変入賞球装置であって、
適用される弾球遊技機ごとに設計変更が加えられた可変
入賞球装置にも向けられていることを念のために明確に
しておく。
第1図は、パチンコ遊技機に適用されるこの考案の一実
施例に係る可変入賞球装置10の斜視図である。第1図
を参照して、可変入賞球装置10は、パチンコ遊技機の
遊技盤表面に取付けられる取付基板12と、取付基板1
2の後方に取付基板12に平行に設けられた裏カバー板
14とを含み、取付基板12の表面および取付基板12
と裏カバー板14との間に設けられた各種の構成部材に
よって形成された所定の入賞空間を備えている。さら
に、裏カバー板14の後方には、上記所定の構成部材の
うち可動可能な部材等を駆動するための駆動機構が備え
られている。
取付基板12には所定の孔または窓が形成されており、
取付基板12の表面上方には、玉誘導樋16が設けら
れ、その左右両端からは下方に延びる側板17が設けら
れている。また、取付基板12の表面下方には、U字形
の玉誘導樋18が設けられている。側板17と玉誘導樋
18との間には、左右に並べて設けられた、横長の、1
対の玉受摺動部材20aおよび20bが設けられてい
る。玉受摺動部材20a,20bは、それぞれこぼれ落
ち防止部21a,21bおよび前面板26a,26bを
含む。こぼれ落ち防止部21a,21bは、玉受摺動部
材20a,20bが可変入賞球装置10の中央寄り、す
なわち互いに近づく方向であって打込玉を受入れる玉受
入幅を減少する方向に摺動している最中に、その玉受摺
動部材20a,20b上に落下した打玉が外方にこぼれ
落ちるのを防止するためのものであり、このこぼれ落ち
防止部21a,21bにより、玉受入幅を減少する方向
に摺動中の玉受摺動部材20a,20b上に落下したパ
チンコ玉が可変入賞球装置10内に案内される。
玉誘導樋16と側板17との前縁および玉誘導樋18の
前縁には、それぞれ、前面飾り板22および24が取付
けられている。前面飾り板22には、入賞個数表示用L
ED31および継続回数表示用LED33が備えられて
いる。
玉受摺動部材20aおよび20bは、裏カバー板14の
後方に設けられた第1の玉受部材摺動用駆動源の一例の
ソレノイド72aおよび第2の玉受部材摺動用駆動源の
一例のソレノイド72bによって、図示のように互いに
その内側がくっついた閉成状態と互いに左右に離れた開
成状態とに摺動可能にされている。そのために、玉受摺
動部材20a,20bとソレノイド72a,72bとの
間は、ソレノイド72a,72bによる上下方向の単振
動を玉受摺動部材20a,20bの左右方向への運動に
変換するためのリンク機構29によって連結されてい
る。
なお、この実施例では、玉受摺動部材は一対設けられて
いるが、3個以上設けてもよい。また、玉受摺動部材は
横長に設けられた長手部材に限定されるものではなく、
縦長に設けられた長手部材であってもよいし、長手以外
の形状をしていてもよい。
前記玉受摺動部材20a,20bにより、前記可変入賞
球装置に設けられた左右一対の部材であって、互いに離
れる方向であって玉受入幅を増加する方向に摺動するこ
とにより第1の状態となり、互いに近づく方向であって
玉受入幅を減少する方向に摺動することにより第2の状
態となる左右一対の玉受部材が構成されている。また、
リンク機構29により、前記第1,第2の玉受部材摺動
用駆動源の駆動力を前記左右一対の玉受部材に伝達する
駆動力伝達機構が構成されている。
第2図は、可変入賞球装置10の正面図で、玉受摺動部
材20a,20bが閉じた状態を示し、そのときのパチ
ンコ玉Pの流れを示す図である。第2図を参照して、玉
受摺動部材20a,20bが閉成状態では、側板17の
下端縁とそれに最も近い玉受摺動部材20a,20b上
端縁との間隙はパチンコ玉Pの直径よりも小さくされて
おり、また、下方部の玉誘導樋18の上端縁とそれに最
も近い玉受摺動部材20a,20bの下部との間隙もパ
チンコ玉Pの直径よりも小さくされている。よって、第
2図に示すように、落下してくるパチンコ玉Pは、側板
17、玉誘導樋18または玉受摺動部材20a,20b
の各外側面等によって弾かれ、玉誘導樋16と側板17
と玉誘導樋18とによって囲まれた入賞空間内に入るこ
とはできない。ただ、玉誘導樋16で受止められ、通常
入賞口32へ入賞することができるのみである。このよ
うに、可変入賞球装置10は、玉受摺動部材20a,2
0bが閉成状態では、通常入賞口32を有するだけの入
賞球装置として機能するだけである。
第3図は、玉受摺動部材20a,20bが開成状態の可
変入賞球装置10の正面図であり、その状態におけるパ
チンコ玉Pの流れを説明するための図である。第3図を
参照して、可変入賞球装置10は、玉受摺動部材20
a,20bが互いに離れるように左右へ摺動した開成状
態では、その上方に位置する側板17よりも、それぞ
れ、左右外側へ玉受摺動部材20a,20bが十分に張
り出した状態になり、落下してくるパチンコ玉Pは、玉
受摺動部材20a,20bによって容易に受止められ
る。玉受摺動部材20a,20bで受止められたパチン
コ玉Pは、玉受摺動部材20a,20bに沿って図示の
ように内側に導かれ、入賞空間内へ落下する。入賞空間
内には、玉受摺動部材20a,20bから落下するパチ
ンコ玉を受止めるように、水平方向に拡がる第1の玉受
棚34が設けられている。第1の玉受棚34は、第4図
の遊技盤36に取付けられた状態における可変入賞球装
置10の縦断面図に示すように、可変入賞球装置10の
奥行方向(後方、図では右方)に向かって緩く下り傾斜
が付けられており、第1の玉受棚34で受止められたパ
チンコ玉Pは可変入賞球装置10の入賞空間奥の方へ導
かれるようにされている。
さらに第4図を参照して、第1の玉受棚34の後端縁と
裏カバー板14との間はパチンコ玉が通過するのに十分
な間隔に選ばれており、第1の玉受棚34によって入賞
空間の奥の方に導かれたパチンコ玉Pは、第1の玉受棚
34の後方端縁と裏カバー板14との間を通って下方へ
落下し、その下方に設けられた前方に向かって下り傾斜
が付けられた第2の玉受棚38で受止められ、入賞空間
の前方側へ誘導されるようにされている。第2の玉受棚
38は、この実施例では、裏カバー板14と一体的に構
成されており、裏カバー板14の下方端縁が前方に曲成
されて形成されたものである。なお、裏カバー板14と
第2の玉受棚38とを別体で構成し、両者を固着しても
よい。
第4図に示すように、第1の玉受棚34の後方端縁と裏
カバー板14との間には入賞玉振分突起40が設けられ
ている。該入賞玉振分突起40は、第3図に示すよう
に、入賞空間の左右方向ほぼ中央に設けられており、裏
カバー板に形成された上下に延びるガイド長孔42に沿
って上下に摺動自在に取付けられている。入賞玉振分突
起40は、上下に移動することにより、入賞空間内に入
賞したパチンコ玉Pの落下方向を振分けるものである。
第1の玉受棚34で入賞空間の奥の方へ導かれたパチン
コ玉Pは、入賞玉振分突起40で適当に振分けられなが
ら第2の玉受棚38上へ落下し(第4図参照)、第3図
に示すように、入賞空間の下方部に並設された中央の特
定入賞領域44またはその左右の通常入賞領域46aも
しくは46bへ入賞する。
第5図は、可変入賞球装置10の横断面図で、玉受摺動
部材20a,20bで受止められたパチンコ玉Pが入賞
空間内へ落下し、第1の玉受棚34で入賞空間の奥の方
に導かれ、入賞玉振分突起40で適当に振分けられ、第
2の玉受棚38を介して特定入賞領域44または通常入
賞領域46aもしくは46bへ入賞するまでのパチンコ
玉Pの流れを表わす図である。第5図によって、上述し
たパチンコ玉Pの入賞空間内での流れを十分に把握する
ことができる。
第6図および第7図は、入賞玉振分突起40の作用を説
明するための図である。
まず、第6図を参照して、開成中の玉受摺動部材20
a,20bで受止められたパチンコ玉Pは、入賞空間内
へ導かれ、下方へ落下され、第1の玉受棚34でまず受
止められる。この場合、玉受摺動部材20a,20bの
各内側端縁から落下するパチンコ玉Pの落下経路と入賞
玉振分突起40の存在する位置とは、第5図に示すよう
に可変入賞球装置10の奥行方向に前後に離れているた
め、玉受摺動部材20a,20bから第1の玉受棚34
へ落下するパチンコ玉Pが入賞玉振分突起40にぶつか
ることはない。
第6図に示すように、入賞玉振分突起40が最も上方に
位置している場合は、第1の玉受棚34上を奥の方へ向
かって転動するパチンコ玉Pは入賞玉振分突起40には
ぶつからず、第1の玉受棚34の後方端縁からそのまま
下方へ落下し、第2の玉受棚38を介して特定入賞領域
44または通常入賞領域46aもしくは46bへ入賞す
る。
他方、第7図に示すように、入賞玉振分突起40が最下
方部に位置し、第1の玉受棚34よりも下方にある場合
には、第1の玉受棚34上を転動し、該第1の玉受棚3
4の後方端縁から下側へ落下するパチンコ玉Pのうち、
中央部から落下するパチンコ玉Pは入賞玉振分突起40
にぶつかり、該突起40によって弾かれて、主として左
右両側に向けて散らされる。したがって、この場合は、
パチンコ玉Pは主に左右両側の通常入賞領域46aまた
は46bへ入賞することになり、パチンコ玉Pは中央の
特定入賞領域44へは入賞しにくくなる。
以上のように、入賞玉振分突起40が上方に位置するか
下方に位置するかによって、パチンコ玉Pの流れに変化
を与えることができる。
この実施例では、入賞玉振分突起40は、円柱状の突起
としたが、該入賞玉振分突起40の形状は、円柱状に限
らず、三角柱状や四角柱状等の多角柱状であってもよい
し、板状その他の変形された形状であってもよい。
ところで、第6図に示すように、入賞玉振分突起40が
上方に位置する場合はパチンコ玉Pは第1の玉受棚34
の中央部を転がり、そのまま下方へ落下して特定入賞領
域44へかなり高い確率で入賞する可能性がある。特定
入賞領域44は、通常、パチンコ玉Pが入賞することに
より、玉受摺動部材20a,20bを連続して一定期間
(たとえば30秒または連続18回等)開閉を繰返す等
の遊技者にとって有利な遊技価値を付与するための入賞
領域とされる。したがって、この特定入賞領域44へパ
チンコ玉が入賞する割合は一定の範囲内に制限する必要
がある。そのため、この実施例では、上述した入賞玉振
分突起40を設けるとともに、それに加えて、第1の玉
受棚34の後方側中央部に障害突起48(第4図および
第5図も参照)を形成して、中央部を転動するパチンコ
玉Pの数をある程度調整するようにしている。
なお、第1の玉受棚34および/または第2の玉受棚3
8の上面に多数の障害突起を形成して該棚34および/
または38上を転動するパチンコ玉Pの流れに変化を与
えたり、第1の玉受棚34および/または第2の玉受棚
38を上下方向に適当に湾曲等させることにより、転動
するパチンコ玉の流れに変化を与えるようにしてもよ
い。さらに、第1の玉受棚34および/または第2の玉
受棚8を揺動可能に設け、該棚の揺動によってパチンコ
玉の流れに変化を与えてもよい。
第6図および第7図を参照して、この実施例では、入賞
空間の上部に装飾板50を設けており、該装飾板50
は、入賞玉振分突起40の上下動と連動して左右に揺動
するようにされている。なお、この動作機構については
後述する。
第8A図は、玉受摺動部材20の駆動リンク機構を説明
するための分解斜視図である。第8A図では、可変入賞
球装置の構成部材のうち、玉受摺動部材20a,20b
の駆動リンク機構に関係ある部材だけが抜き出して描か
れている。
第8A図を参照して、駆動リンク機構の構成についてま
ず説明する。取付基板12は、左右に、それぞれ略水平
方向に延びるガイド部の一例の摺動長孔52a,52b
を備え、玉受摺動部材20a,20bはこの摺動長孔5
2a,52bを介して取付けられている。すなわち、玉
受摺動部材20a,20bは取付基板12の表面側に設
けられ、取付基板12の裏面側から摺動長孔52a,5
2bを介してそれぞれ連結部材54a,54bが連結さ
れている。玉受摺動部材20a,20bには、それぞ
れ、後方に突出する係合ピン56a,56bが含まれて
おり、該係合ピン56a,56bは、連結部材54a,
54bを突抜けてその後方まで突出している。係合ピン
56a,56bの後端は、それぞれ、「く」字状または
「へ」字状またはそれと類似した形状の第1作動リンク
部材58a,58bの一端の係合長孔59a,59bと
回動自在に連結されている。第1作動リンク部材58
a,58bの各他端は、それぞれ、回動支軸60a,6
0bの先端と結合されている。回動支軸60a,60b
の先端と第1作動リンク部材58a,58bの他端と
は、それぞれ、結合状態がずれないように嵌合されてい
る。回動支軸60a,60bは、それぞれ、前後に延び
る長手の棒体で、図示しない軸受筒内に収められるもの
である。そのため、回動支軸60a,60bが軸受筒に
対してスムーズに回転するように、回転カラー62が前
後に嵌められる。回動支軸60a,60bの後端には、
それぞれ、第2作動リンク部材64a,64bの一端が
嵌合されている。回動支軸60a,60bと第2作動リ
ンク部材64a,64bとは所定の位置関係(角度関
係)が保たれ、両者の取付関係がずれないように嵌合さ
れている。第2作動リンク部材64a,64b、略
「L」字状をしたクランプ部材で、その後端には後方に
延びる係合ピン66a,66bが備えられている。係合
ピン66a,66bは、それぞれ、作動部材68a,6
8bに形成された係合長孔70a,70bと係合され、
両者の間は回動および摺動の自由度が保たれている。作
動部材68a,68bは、それぞれ、電気的駆動手段の
一例のソレノイド72a,72bのプランジャ74a,
74bに結合されている。
なお、この実施例では、ソレノイドを72aと72bと
の2つ設け、各ソレノイドに対応して作動部材68a,
68bを2つ設けたものを取上げたが、ソレノイドを1
つとし、作動部材も、左右に2つの係合長孔を備えた単
一の作動部材としてもよい。
なお、この実施例のように、ソレノイドを2つにした場
合、1つのソレノイドの大きさを非常に小さくできる
(負荷が小さくなるので)という利点があるとともに、
必要に応じて、2つのソレノイドを別個に駆動すること
ができるという利点もある。
さらに、この実施例は、電気的駆動手段としてソレノイ
ドをとり上げたが、たとえば単振運動をする作動部を含
むモータ装置等を用いてもよい。
次に、第8A図に示す駆動リンク機構の動作について説
明をする。なお、これから述べる動作説明では、左右の
駆動リンク機構、すなわち参照番号にaまたはbを付し
た左右の駆動リンク機構は、その中心に対して対称な動
作をするから、以下の説明では、右側の駆動リンク機
構、すなわち参照符号bを付けた駆動リンク機構を取上
げて説明し、左側の駆動リンク機構、すなわち参照符号
aを付けた駆動リンク機構の動作説明については省略す
る。
ソレノイド72bのオンとオフとの切換により、プラン
ジャ74bが上下に単振運動をし、応じて作動部材68
bが上下動する。第2作動リンク部材64b、回転支軸
60bおよび第1作動リンク部材58bは、互いに固定
的に連結されており、図示しない軸受筒によって回動支
軸60bを中心に回動自在に保持されている。したがっ
て、作動部材68bの上下動は、第2作動リンク部材6
4b、回動支軸60bおよび第1作動リンク部材58b
によって回転運動に変換される。そして、第1作動リン
ク部材58bの一端に形成された係合長孔59bの中心
は、矢印76で示すように、曲率半径の比較的大きな円
周の一部を描くように、左右に往復運動する。したがっ
て、この係合長孔59bに係合ピン56bが係合された
玉受摺動部材20bは、取付基板12の摺動長孔52b
に沿って左右に往復運動をする。
このように、ソレノイド72bによる上下の単振運動
が、作動部材68b、第2作動リンク部材64b、回転
支軸60bおよび第1作動リンク部材58bによって左
右の単振運動に変換されている。
なお、第1作動リンク部材58bの湾曲形状や寸法やそ
こに形成された係合長孔59bの形状等および第2作動
リンク部材64bの形状や寸法等は、玉受摺動部材20
bの左右方向の摺動量をどの程度に選ぶか等により適宜
設計変更をすればよい。
第8B図は、玉受摺動部材の他の実施例の駆動リンク機
構の分解斜視図である。第8B図では、左右対称に設け
られている駆動リンク機構のうち、右側の駆動リンク機
構だけが示されており、それと対称な左側の駆動リンク
機構については省略されている。第8B図に示す駆動リ
ンク機構の特徴は、第8A図を参照して説明した駆動リ
ンク機構における第1作動リンク部材58bと回転支軸
60bとを一体的に形成していることである。また、第
8A図におけるソレノイド72a,72bに変えて、1
個のソレノイド72を用い、それに伴なって、単一の作
動部材68であって、左右の係合孔70aおよび70b
を有する作動部材68を用いている点である。
回動支軸60bは、前述したように、図示しない軸受筒
に通されて保持されるため、回動支軸60bは、組立時
において、その前端または後端から軸受筒に挿通できる
ようにしておかなければならない。そこで、この実施例
では、第1作動リンク部材58bと回動支軸60bとを
一体的に形成し、第2作動リンク部材64bは別体にし
ている。
また、第8C図に示す実施例のように、駆動リンク機構
のうち、第1作動リンク部材58bと回動支軸60bと
を一体的に形成する代わりに、第2作動リンク部材64
bと回動支軸60bとを一体的に形成してもよい。な
お、第8C図においても、左側の駆動リンク機構につい
ては図示の右側の駆動リンク機構と対称な形状および構
造をしており、図面上では省略されている。
第9図は、玉受摺動部材20a,20bの駆動リンク機
構の他の実施例を示す図であり、可変入賞球装置10を
裏面側から見ており、必要なリンク機構だけが描かれて
いる。第9図を参照して、玉受摺動部材20a,20b
は、それぞれ、摺動長孔52a,52bを介して連結さ
れた連結部材54a,54bによって取付基板12に取
付けられており、連結部材54a,54bの後方に玉受
摺動部材20a,20bの係合ピン56a,56bがそ
れぞれ突出していることについては、第8A図の構成と
同一である。
係合ピン56a,56bの後端には、それぞれ、作動リ
ンク部材78a,78bの下端が係合されている。係合
ピン56a,56bと作動リンク部材78a,78bと
の係合は、回動自在にかつ一定の幅内で摺動自在になる
ように、作動リンク部材78a,78bの後端に形成さ
れた係合孔80a,80bに係合ピン56a,56bが
それぞれ嵌め込まれている。作動リンク部材78a,7
8bは、それぞれ、略「L」字状に曲成された対称形の
部材で、曲成部分が支軸82a,82bによって、それ
ぞれ、支持されている。よって、作動リンク部材78
a,78bは、該支軸82a,82bを中心に左右に揺
動自在に保たれている。
作動リンク部材78a,78bの各他端には、それぞ
れ、後方へ突出する係合ピン84a,84bが設けられ
ている。係合ピン84a,84bは、横長の作動部材8
6の両端にそれぞれ形成された係合孔88a,88b
に、それぞれ、嵌められている。作動部材86はソレノ
イド90によって上下に単振運動をするようにされてい
る。なお、作動部材86の上側に接続されたばね92
は、ソレノイド90の復帰用ばねである。
動作について説明すると、ソレノイド90がオン状態で
は、作動部材86が下方に位置し、作動リンク部材78
a,78bは、それぞれ、支軸82a,82bを中心に
外側へ開くように、すなわち作動リンク部材78a,7
8bの下方端が外側へ拡がった状態に回動している(図
示の状態)。したがって、玉受摺動部材20a,20b
は開成状態になる。逆に、ソレノイド90がオフする
と、復帰ばね92によって作動部材86が上方へ移動さ
れ、それに伴なって作動リンク部材78a,78bは、
それぞれ、支軸82a,82bを中心に、各下方端が内
側へ寄り合うように回動する。よって、玉受摺動部材2
0a,20bは閉成状態になる。
なお、第9図に示す実施例において、玉受摺動部材20
a,20bの摺動量等を調整する場合には、作動リンク
部材78a,78bの形状または寸法等を適宜変更すれ
ばよい。
第10図は、玉受摺動部材20a,20bの駆動リンク
機構のさらに他の実施例を示す図であり、第9図と同様
に、取付基板12の裏面側から描かれており、必要な部
材だけが描かれている。第10図を参照して、玉受摺動
部材20a,20bから後方へ突出する係合ピン56
a,56bに、それぞれ、作動リンク部材94a,94
bの上端に設けられた係合孔96a,96bが嵌められ
ている。作動リンク部材94a,94bは、図示のよう
に長手の部材で、下方端は、それぞれ、支軸98a,9
8bによって回動自在に保持されている。作動リンク部
材94a,94bの長さ方向中央部には、第1の玉受部
材摺動用駆動源の一例のソレノイド100a,第2の玉
受部材摺動用駆動源の一例のソレノイド100bのプラ
ンジャ102a,102bが、それぞれ、結合されてい
る。さらに、作動リンク部材94a,94bの長手方向
中央部やや下側には、それぞれ、ばね引掛け突起104
a,104bが備えられ、両者の間にはばね106が掛
け渡されている。
以上のような構成のため、ソレノイド100a,100
bがオン状態では、作動リンク部材94a,94bが
「逆ハ」字状に開き、玉受摺動部材20a,20bは開
成状態になる。逆に、ソレノイド100a,100bが
オフ状態では、ばね106によって作動リンク部材94
a,94bが互いに引き寄せられるため、玉受摺動部材
20a,20bは閉成状態になる。
第11図は、第6図および第7図を参照して説明した入
賞玉振分突起40の駆動リンク機構を説明するための図
で、可変入賞球装置10の一部切欠斜視図である。第1
1図では、入賞玉振分突起40の駆動リンク機構の説明
に必要な部材以外の部材は適宜省略されている。
第11図を参照して、裏カバー板14の左右方向中央部
には、縦長のガイド長孔42が形成されている。入賞玉
振分突起40は取付片108上に前方に向って突出する
ように植立されており、取付片108は、裏カバー板1
4の裏側に配置された連結片110とガイド長孔42を
介して結合されている。したがって、取付片108およ
び連結片110ならびに取付片に植立された入賞玉振分
突起40は、一体的に、ガイド長孔42に沿って上下に
摺動可能である。連結片110には作動部材112の下
端が回動自在に連結されている。作動部材112の上部
には係合長孔114が形成されている。そして、係合長
孔114にはモータ116の回転軸に対して偏心した位
置に設けられ、モータ116によんて回転される係合ピ
ン118が挿通されている。詳しく云えば、モータ11
6の回転軸にカム119が取付けられ、カム119の回
転中心に対して偏心した位置に係合ピン118が植立さ
れている。したがって、モータ116が回転することに
より、係合ピン118はモータ116の回転軸(カム1
19の中心点)を中心に所定半径の円を描くように回
る。係合ピン118のこのような回転運動は、作動部材
112おおよび連結片110,取付片108を介して上
下の往復運動に変換され、入賞玉振分突起40が上下動
される。
なお、係合ピン118の先端は係合長孔114からかな
り前方に突出しているが、これは、係合ピン118の先
端に第6図で説明した装飾板50を係合させて、モータ
116によって入賞玉振分突起40のみならず装飾板5
0(第6図参照)を駆動させるためである。なお、この
構造については後述(第14図の説明を参照)する。
第11図を参照して、第1の玉受棚34の構成につい
て、ここで若干の補足説明をする。第1の玉受棚34
は、前述したように、玉受摺動部材20b(または図示
しない20a)から落下するパチンコ玉Pを受止め、後
方へ導いて、入賞空間の奥の方から下側へパチンコ玉P
を落下させるものである。つまり、玉受摺動部材20b
(または図示しない20a)から落下するパチンコ玉P
は、ほとんどのものが第1の玉受棚34によって受止め
られるようになっている。ところが、第1の玉受棚34
は、その前方側で、左右両側部分が切欠かれている。こ
のため、玉受摺動部材20b(または図示しない20
a)で受止められたパチンコ玉Pのうち、比較的少ない
数ではあるが、一部のパチンコ玉Pは、第1の玉受棚3
4の上記切欠かれた部分を介して下方へ直接落下し、通
常入賞領域46aまたは46bへ入賞するようにされて
いる。なお、切欠かれた部分を介して落下するパチンコ
玉のうち、ごく一部のものは、玉誘導樋18の内面側に
設けられた凸部120b(または図示しない左側に存在
する凸部120a)にぶつかり、該凸部120bまた1
20bによって弾かれて特定入賞領域44へ入賞するこ
ともあり得る。
以上のように、玉受摺動部材20b(および図示しない
20a)によって受止められ、入賞空間へ導かれるパチ
ンコ玉Pの大部分は第1の玉受棚34によって受止めら
れるが、一部のものについては直接、入賞領域44また
は46aもしくは46bへ入賞可能にされている。もっ
とも、玉受摺動部材20b(および図示しない20a)
で受止められ、入賞空間へ導かれるパチンコ玉はすべて
第1の玉受棚34で受止められるようにしてもよい。
第12図は、前面飾り板22に備えられた入賞個数表示
用LED31および継続回数表示用LED33の取付構
造を説明するための分解斜視図である。第12図を参照
して、前面飾り板22には、その左右両側に縦にそれぞ
れ5つのLED挿通用孔122a,122bが形成され
るとともに、その上側部分には横方向8孔のLED挿通
用孔124が形成されている。取付基板12には、上記
LED挿通用孔122a,122bに対応する位置に、
それぞれ、配線挿通用孔126a,126bがあけられ
ている。
入賞個数表示用LED31は、2枚の保持基板128
a,128bにそれぞれ5個ずつ保持されており、保持
基板128a,128b裏側からは接続配線130が延
びており、その後端にはコネクタ132が取付けられて
いる。
保持基板128a,128bは、それぞれ、取付基板1
2の裏面側であって、配線挿通用孔126a,126b
に対応する位置にビス止め等される。したがって、配線
挿通用孔126a,126bを介して入賞個数表示用L
ED31が前方に突出する。この入賞個数表示用LED
31は、前面飾り板22のLED挿通用孔122a,1
22bにそれぞれ1個ずつ係合される。よって、可変入
賞球装置10の正面側から入賞個数表示用LED31を
視認でき、その点灯または消灯状態を確認することがで
きる。
継続回数表示用LED33は保持基板134に配設され
ており、該保持基板134は前面飾り板22の裏面側に
ビス止め等されている。そして、継続回数表示用LED
33がそれぞれLED挿通用孔124に係合される。保
持基板134の裏面からは各継続回数表示用LED33
に接続された接続配線136が延びており、その後端に
はコネクタ138が結合されている。
なお、上述の説明では、保持基板128a,128bを
取付基板12の裏面へ取付け、保持基板134は前面飾
り板22の裏面へ取付けたが、両保持基板128a,1
28bおよび134を、共に、取付基板12の裏面また
は前面飾り板22の裏面へ取付けてもよい。
第13図は、可変入賞球装置10が遊技盤36に取付け
られた状態における裏面側から見た図であって、第12
図で説明した接続配線130および136の取付先を示
す図である。図示のように、接続配線130のコネクタ
132および接続配線136のコネクタ138は、遊技
盤36上であって、可変入賞球装置10の近傍に設けら
れた配線中継基板140のコネクタ142,144にそ
れぞれ結合されている。そして、該配線中継基板140
は接続配配線146を介してコントロール基板148と
接続されている。なお、コントロール基板148は、た
とえば遊技盤36の裏面側の任意の位置に取付けられて
いてもよいし、または、パチンコ遊技機の機構板上に取
付けられていてもよい。
この実施例では、入賞個数表示用LED31および継続
回数表示用LED33の接続配線130および136
を、それぞれ、一旦配線中継基板140に接続し、該配
線中継基板140を介してコントロール基板148に接
続している。このようにすれば、組立時や遊技盤36の
取替時または作業点検時等において、配線中継基板14
0とコントロール基板148との間の接続配線146を
切り離すだけの手間より、遊技盤36を取替えたり、点
検を加えたりできるという利点がある。つまり、可変入
賞球装置10から取出された接続配線130および13
6を直接コントロール基板148に接続する場合に比
べ、接続腺の取扱いが煩雑にならず作業性が向上すると
いう利点がある。
なお、第13図に示すように、可変入賞球装置10の他
の表示ランプ等の配線も、一旦配線中継基板140に接
続するようにすれば、組立時の作業性等さらに向上す
る。
さらに、第13図に示すように、可変入賞球装置10以
外の他の部材に設けられた接続線等も、配線中継基板1
40を介してコントロール基板148に接続するのが好
ましい。
第14図は、上述してきた可変入賞球装置10の全体の
分解斜視図である。第14図から、これまで述べてきた
可変入賞球装置の構造がよく理解できる。第14図にお
いて、150a,150bはランプ飾り板で、該飾り板
は取付基板12に形成されたランプ飾り取付孔152
a,152b等に嵌め込まれている。そして、ランプ飾
り板150a,150bの後方には、ランプカバー15
4a,154bに取付けられた表示ランプ156が配置
されている。表示ランプ156は、可変入賞球装置10
の状態または該可変入賞球装置10が取付けられたパチ
ンコ遊技機の遊技状態が特定の遊技状態になることに応
じて点灯または点滅され、遊技の雰囲気を盛上げるため
のものである。さらに、裏カバー板14の後方にもラン
プカバー158に取付けられた表示ランプ160が配置
されており、可変入賞球装置10の入賞空間後方で表示
ランプ160が点滅することにより、遊技の雰囲気が盛
上げられるようにされている。
さらに、参照番号162は作動リンク部材で、モータ1
16によって回転される係合ピン118の回転力を伝達
し、装飾板50を揺動させるための部材である。
また、参照番号164は停止位置検出スイッチであり、
このスイッチ164はカム119の周面近傍に設けられ
ており、カム119に形成された凹部の有無に応じてカ
ム119および係合ピン118の回転位置、すなわちそ
れによって駆動される入賞玉振分突起40の位置を検出
して切換動作をするスイッチである。
第15図は、上記説明した可変入賞球装置10が取付け
られたパチンコ遊技機の一例を示す正面図である。ここ
に示すパチンコ遊技機166では、可変入賞球装置10
は遊技盤36の遊技領域のほぼ中央部に配設されてお
り、その下方には始動入賞口168,170および17
2を有する始動玉入賞器174が備えられている。この
パチンコ遊技機166では、遊技者の発射したパチンコ
玉が始動入賞口168,170または172に入賞する
と、可変入賞球装置10の玉受摺動部材20a,20b
が1回または2回開き、その間に可変入賞玉装置10の
特定入賞領域44(第3図参照)へパチンコ玉が入賞す
ることにより、玉受摺動部材20a,20bが連続して
所定回数(たとえば18回)または所定時間(たとえば
30秒)開閉を繰返したり、開成状態になったりするよ
うに制御される。なお、そのような制御回路の一例は後
述する。
第16図は、パチンコ遊技機166の背面図であり、第
13図を参照して説明したように、可変入賞球装置10
からの接続配線はすべて一旦配線中継基板140に接続
されていることが理解できる。そして、該配線中継基板
140を介して概略的に描いたコントロール基板148
と電気的に接続されている。
第17図は、パチンコ遊技機166に組込まれた状態に
おける可変入賞球装置10の駆動制御回路の一例を示す
ブロック図である。次に、このブロック図の構成および
動作について説明をする。
遊技者の発射したパチンコ玉が第15図に示す始動入賞
口168,170または172へ入賞したとする。たと
えば、始動入賞口168へ入賞したとする。すると、入
賞玉検出スイッチ169(第16図参照)がオンし、応
じて入賞検出回路176からオアゲート178を介して
保持回路180に出力が導出される。保持回路180は
リセットパルス発生回路182からのリセット信号があ
るまで入力信号を保持する回路であり、保持回路180
の出力はオアゲート184を介してアンドゲート186
の一方入力端子に与えられる。アンドゲート186は2
入力ゲートであって、その他方入力端子には分周器18
8からのP1出力が与えられている。アンドゲート18
6の出力はドライバ190を介して玉受摺動部材20
a,20bを駆動するソレノイド28a,28b(第1
図参照)へ与えられる。したがって、玉受摺動部材20
a,20bは分周器188の出力P1周期で摺動されて
開閉される。
なお、保持回路180の出力は可変入賞球装置10だけ
でなく、オアゲート192を介して効果音発生回路19
4へも与えられる。したがって、保持回路180の出力
に基づいて、第15図に参照番号196で示すスピーカ
が効果音を出力する。と同時に、保持回路180の出力
は2入力アンドゲート198の一方入力端子へも与えら
れる。該アンドゲート198の他方入力端子には分周器
188の出力P2が与えられている。したがって、アン
ドゲート198の出力端子に接続されたチューリップラ
ンプ200およびサイドランプ202(これらのランプ
は、第15図において、たとえば次のように設けられて
いる。すなわち、チューリップランプ200は、チュー
リップ装置204の各嘴状部内に設けられており、サイ
ドランプ202は、図示のように、遊技盤36の上下方
向中央部であって左右両端に設けられている。)は、出
力P2のサイクルで点滅され、遊技の雰囲気が盛り上げ
られる。
なお、この制御回路では示していないが、保持回路18
0の出力によって可変入賞球装置10内の表示ランプ1
56および/または160(第14図参照)が点灯また
は点滅するようにしてもよい。
保持回路180には、上述のようにリセットパルス発生
回路182からリセット信号が与えられる。リセットパ
ルス発生回路182は、分周器188の出力P1′(出
力P1と等サイクルで、そのタイミングがずれた出力)
が与えられており、リセットパルス発生回路182は、
この出力P1′に基づいてリセットパルスを発生する。
この実施例では、入賞玉検出スイッチ169または17
3がオンした場合、玉受摺動部材20a,20bが1回
左右に摺動されるように、つまり、ソレノイド72a,
72bが所定のサイクルで1回だけオンされるように、
分周器188の出力P1′の1サイクルごとにリセット
パルスが導出されるようになっている。また、入賞玉検
出スイッチ171がオンした場合には、玉受摺動部材2
0a,20bが2回左右に開閉される間保持回路180
の出力がハイレベルを保てるように、入賞検出回路20
6の出力に基づいてリセットパルス発生回路182が切
換えられ、そのリセットパルス導出サイクルが長くなる
ようにされている。
パチンコ玉が始動入賞口168もしくは172または1
70へ入賞し、玉受摺動部材20a,20bが左右へ摺
動され、1回または2回開閉される間に、該玉受摺動部
材20a,20bによってパチンコ玉が受止められ、入
賞空間内に導かれて第1の玉受棚34,入賞玉振分突起
40(第3図参照)および第2の玉受棚(第4図参照)
を経て特定入賞領域44(第3図参照)へ入賞したとす
る。すると、その入賞は、たとえば第16図に示すよう
に、遊技盤36の裏面に設けられた特賞玉検出スイッチ
208によって検出され、第17図の特賞玉検出回路2
10から出力が導出される。応じて保持回路212がセ
ットされ、そのセット出力はオアゲート184およびア
ンドゲート186を介してドライバ190へ与えられ、
駆動ソレノイド72a,72bが同時に駆動される。し
たがって、駆動ソレノイド72a,72bにより、玉受
摺動部材20a,20bが一定期間摺動されて開閉され
可変入賞球装置10は、第1の状態になる。ドライバ1
90により、前記第1,第2の玉受部材摺動用駆動源を
同時に作動させて前記左右一対の玉受部材を同時に摺動
させる作動制御手段が構成されている。
保持回路212の出力は、また、インバータ214で反
転され、ノアゲート群216およびオアゲート群218
を介して継続回数表示用LED33(第12図参照)へ
与えられる。一方、特賞玉検出回路210の出力は8進
カウンタ220へカウントアップ信号として与えられ
る。8進カウンタ220はそのカウント値に応じた出力
を導出する。したがって、継続回数表示用LED33
は、点滅しているLEDの数により、特定入賞領域44
へ既に何個のパチンコ玉が入賞したか、言い換えれば可
変入賞球装置が何回目の第1の状態であるかを知ること
ができる。
保持回路212の出力は、さらに、モータ駆動回路22
1へ与えられる。モータ駆動回路221は、モータ11
6(第11図参照)を駆動するためのものである。モー
タ駆動回路221は、停止位置検出スイッチ164(第
14図参照)によってもその動作が制御される。よっ
て、モータ116は保持回路212の出力によって駆動
を開始し、停止位置検出スイッチ164によって所定の
位置が検出されたときに停止する。
保持回路212の出力は、さらに、オアゲート192を
介して効果音発生回路194へ与えられ、可変入賞球装
置10が遊技者にとって有利な第1の状態であることが
スピーカ196からの音色等でわかるようにされている
とともに、遊技の雰囲気を盛り上げるようにされてい
る。
保持回路212の出力は、さらに、n進カウンタ222
へセット信号として与えられる。n進カウンタ222
は、分周器188の出力P1′に基づいてカウント動作
をし、そのカウント値がたとえば「18」になったとき
に保持回路212にセット解除パルスを導出するもので
ある。このn進カウンタ222の作用により、玉受摺動
部材20a,20bは、最大18回開成された後閉成状
態になる。
可変入賞球装置10へ入賞したパチンコ玉、すなわち、
特定入賞領域44ならびに通常入賞領域46aおよび4
6bへ入賞した全パチンコ玉は、たとえば第16図に参
照番号224で示すように、遊技盤36の裏面に設けら
れたテンカウント検出スイッチ224によって検出さ
れ、微分回路226を介してカウンタ228へ、カウン
トアップ入力として与えられる。カウンタ228は、特
賞玉検出回路210の出力ごとにリセットされるカウン
タである。したがって、カウンタ228は特賞玉検出回
路210からの出力に基づいてカウント動作を開始し、
特賞玉検出回路210からの次の出力があるまでカウン
ト動作を続ける。カウンタ228のカウント値は表示駆
動回路230に与えられ、該表示駆動回路230によっ
て第12図に示す入賞個数表示用LED31がカウント
値に応じた数だけ点灯もしくは点滅され、または全部点
灯もしくは点滅する状態からカウント値に応じた数だけ
消灯される。したがって、遊技者は、入賞個数表示用L
ED31によって可変入賞球装置10への入賞個数を把
握することができる。
カウンタ228は、さらに、そのカウント値がたとえば
「10」になったときにカウントアップ信号を導出する
ようにされている。このカウントアップ信号はオアゲー
ト223を介して保持回路212へ、セット解除信号と
して与えられるようにされている。したがって、保持回
路212は、n進カウンタ222の出力によってセット
解除され得るとともにカウンタ228のカウントアップ
信号によってもセット解除され得る。このことは、遊技
者の立場から見ると、可変入賞球装置10が遊技者にと
って有利な第1の状態になると、玉受摺動部材20a,
20bが開閉を繰返すようになり、その間に可変入賞球
装置へパチンコ玉が10個入賞するかまたは玉受摺動部
材20a,20bが18回開閉を繰返し終えたときのい
ずれか早い方に応じて可変入賞球装置10が遊技者にと
って不利な第2の状態、すなわち玉受摺動部材20a,
20bが閉成状態になることを意味している。
なお、この実施例では設けていないが、n進カウンタ2
22による保持回路212のセット解除に変えて、また
は加えて、タイマ等により所定時間経過したときに保持
回路212がセット解除されるようにしてもよい。
8進カウンタ220は、そのカウント値が「8」になっ
たときにカウントアップ信号を導出する。カウントアッ
プ信号は特賞状態禁止回路232へ与えられ、この特賞
状態禁止回路232の出力によって保持回路212はセ
ット解除される。このように、この実施例では、可変入
賞球装置10は、その特定入賞領域44(第3図参照)
へパチンコ玉が入賞し、遊技者にとって有利な第1の状
態が8回続いたときに8進カウンタ220からカウント
アップ信号が導出され、保持回路212が強制的にセッ
ト解除されるようになっている。このようにすることに
より、可変入賞球装置10が遊技者にとって有利な第1
の状態になることのできる最大回数を制御することがで
き、遊技における特定の遊技者への片寄ったサービスを
防止できる。
なお、上述の説明では、特賞玉検出スイッチ208およ
びテンカウント検出スイッチ224は、第16図に示す
ように、可変入賞球装置10のすぐ下であって、遊技盤
36裏面側に配設されている場合について説明したが、
特賞玉検出スイッチ208および/またはテンカウント
検出スイッチ224は、可変入賞球装置10に組込むこ
ともできる。すなわち、第1図に示すように、可変入賞
球装置10の入賞領域は取付基板12および裏カバー板
14等で規定されているが、これらの入賞空間形成部材
等に上記各スイッチを組込んでもよい。
また、この実施例では、第17図の制御回路は、コント
ロール基板148(第16図参照)に設けられているも
のとして説明したが、第17図に示す制御回路は、可変
入賞球装置10の後方等に可変入賞球装置10と一体的
になるように取付けられてもよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案は、左右一対の玉受部材のそれ
ぞれに合わせて第1の玉受部材摺動用駆動源と第2の玉
受部材摺動用駆動源とを設け、それら摺動用駆動源の駆
動力を左右一対の玉受部材に伝達するようにした。これ
により、左右一対の玉受部材が無理なく良好に摺動する
ことが可能となり、左右の両側を落下する打玉を受止め
て、遊技者の入賞への期待感を損なうことなく、円滑に
遊技を行なうことが可能となる。しかも、左右一対の玉
受部材がこぼれ落ち防止部を有するために、互いに近づ
く方向であって玉受入幅を減少する方向に摺動中の玉受
部材上に落下した打玉が、可変入賞球装置外方にこぼれ
落ちるのが極力防止され、打玉がこぼれ落ちることによ
り遊技者が不満を抱く不都合が極力防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、パチンコ遊技機に適用されるこの考案の一実
施例に係る可変入賞球装置10の斜視図である。 第2図は、可変入賞球装置10の正面図で、玉受摺動部
材20a,20bが閉じた状態と、その状態におけるパ
チンコ玉Pの流れを示す図である。 第3図は、玉受摺動部材20a,20bが開成状態の可
変入賞球装置10の正面図であり、その状態におけるパ
チンコ玉Pの流れを説明するための図である。 第4図は、遊技盤36に取付けられた状態における可変
入賞球装置10の縦断面図である。 第5図は、可変入賞球装置10の横断面図である。 第6図および第7図は、入賞玉振分突起40の作用を説
明するための図である。 第8A図は、玉受摺動部材20の駆動リンク機構を説明
するための分解斜視図である。 第8B図は、玉受摺動部材の他の実施例の駆動リンク機
構の分解斜視図である。 第8C図は、玉受摺動部材のさらに他の実施例の駆動リ
ンク機構の分解斜視図である。 第9図は、玉受摺動部材20a,20bの駆動リンク機
構の他の実施例を示す図である。 第10図は、玉受摺動部材20a,20bの駆動リンク
機構のさらに他の実施例を示す図である。 第11図は、入賞玉振分突起40の駆動リンク機構を説
明するための図で、可変入賞球装置10の一部切欠斜視
図である。 第12図は、前面飾り板22に備えられた入賞個数表示
用LED31および継続回数表示用LED33の取付構
造を説明するための分解斜視図である。 第13図は、可変入賞球装置10が遊技盤36に取付け
られた状態における裏面側から見た図である。 第14図は、可変入賞球装置10の全体の分解斜視図で
ある。 第15図は、可変入賞球装置10が取付けられたパチン
コ遊技機166の一例を示す正面図である。 第16図は、パチンコ遊技機166の背面図である。 第17図は可変入賞球装置の制御回路の一例を示すブロ
ック図である。 図において、10は可変入賞球装置、12は取付基板、
14は裏カバー板、16,18は玉誘導樋、20a,2
0bは玉受摺動部材、22,24は前面飾り板、72
a,72bはソレノイド、34は第1の玉受棚、36は
遊技盤、38は第2の玉受棚、40は入賞玉振分突起、
44は特定入賞領域、46a,46bは通常入賞領域、
54a,54bは連結部材、56a,56bは係合ピ
ン、58a,58bは第1作動リンク部材、60a,6
0bは回動支軸、64a,64bは第2作動リンク部
材、66a,66bは係合ピン、68a,68bは作動
部材を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】打玉が打込まれる遊技領域に設けられ、遊
    技者にとって有利となる第1の状態と遊技者にとって不
    利となる第2の状態とに変化可能な可変入賞球装置を有
    する弾球遊技機であって、 前記可変入賞球装置に設けられた左右一対の部材であっ
    て、互いに離れる方向であって玉受入幅を増加する方向
    に摺動することにより前記第1の状態となり、互いに近
    づく方向であって玉受入幅を減少する方向に摺動するこ
    とにより前記第2の状態となる左右一対の玉受部材と、 該左右一対の玉受部材のそれぞれに合わせて設けられた
    第1,第2の玉受部材摺動用駆動源と、 該第1,第2の玉受部材摺動用駆動源の駆動力を前記左
    右一対の玉受部材に伝達する駆動力伝達機構と、 前記第1,第2の玉受部材摺動用駆動源を同時に作動さ
    せて前記左右一対の玉受部材を同時に摺動させる作動制
    御手段とを含み、 前記左右一対の玉受部材は、該玉受部材が互いに近づく
    方向に摺動中に前記玉受部材上に落下した打玉が可変入
    賞球装置外方にこぼれ落ちるのを防止するこぼれ落ち防
    止部を有することを特徴とする、弾球遊技機。
  2. 【請求項2】前記可変入賞球装置は、遊技盤へ取付ける
    ための取付基板を有し、 前記駆動力伝達機構は、 前記取付基板の後方に、前記取付基板に対して直交方向
    に延び、回動自在に支持された回動支軸と、 該回動支軸の先端にその一端が結合され、その他端は前
    記玉受部材の裏面と結合され、前記回動支軸の長さ方向
    に対して直交方向に延びる第1のリンク片と、 前記回動支軸の後端にその一端が結合され、その他端は
    前記作動部に結合され、前記回動支軸の長さ方向に対し
    て直交方向に延びる第2のリンク片とを含む、実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】前記第1および第2のリンク片は、互いに
    前記回動支軸を基準として反対方向に延びている、実用
    新案登録請求の範囲第2項記載の弾球遊技機。
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