JPH0658132B2 - 作業車輌におけるオイル循環装置 - Google Patents

作業車輌におけるオイル循環装置

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JPH0658132B2
JPH0658132B2 JP61156578A JP15657886A JPH0658132B2 JP H0658132 B2 JPH0658132 B2 JP H0658132B2 JP 61156578 A JP61156578 A JP 61156578A JP 15657886 A JP15657886 A JP 15657886A JP H0658132 B2 JPH0658132 B2 JP H0658132B2
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pipe
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秀雄 実重
幸雄 細田
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、作業車輌特にコンバインにおいて、ミッショ
ンケースとオイルタンクとをパイプにて連通したオイル
循環装置に係り、詳しくはミッションケースとオイルタ
ンクとの配置に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、コンバイン等の作業車輌は、作業機器を作動す
るために多数の油圧機器を備えているが、これら油圧機
器は、ミッションケース内に溜められているオイルを作
動油として用いている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、ミッションケース内のオイルのみでは量が少な
く、トランスミッションによるオイルの撹拌及び油圧機
器の作動によって、オイルの温度上昇が激しく、油圧機
器に悪影響をおよぼすと共に、オイルの劣化が早くなっ
てメンテナンスにも支障を来たす虞れがある。
また、油圧機器用に特別のオイルタンクを設置すること
も考えられるが、この場合も、比較的容量の小さなミッ
ションケースは油圧上昇が激しく、オイルクーラ等の特
別な装置を必要としている。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解決することを目的とするもの
であって、走行装置2に連動する動力伝達装置を内蔵す
るミッションケース12a、油圧ポンプ32及び各種作
動機器16,17,61〜66を操作・作動する油圧機
器35,37を備え、油圧ポンプがオイルフィルタ41
を介してミッションケース内のオイルを吸込みかつ油圧
機器に向けて吐出してなる作業車輌において、その上面
15aが前記ミッションケース12aのオイルレベルL
と略々同様か又は僅かに高くなる位置に、かつ平面視に
おいてミッションケースと機体の前後方向線に対して略
々同位置になるように配置されたオイルタンク15と、 該オイルタンク内のオイルと前記ミッションケース内の
オイルとを連通するバイパスパイプ47と、 前記油圧ポンプ32からの油圧を、前記油圧機器に分岐
して供給するフローディバイダ60と、 該フローディバイダで分岐されて油圧機器37に供給さ
れたオイル(b)を前記オイルタンク15に戻す第1の
リターン油路45と、 該フローディバイダで分岐されて他の油圧機器35に供
給されたオイル(a)を前記ミッションケース12aに
直接戻す第2のリターン油路46と、 前記オイルタンクの上面15aと前記ミッションケース
12aとを連通するフローパイプ50と、 を備てえなる作業車輌におけるオイル循環装置にある。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、各油圧機器37を通ったオイルはそ
の殆どが第1のリターン油路45を介してオイルタンク
15に排出され、更にバイパスパイプ47を通ってミッ
ションケース12aに導かれ、そして再び油圧ポンプ3
2にて吸込まれる。また、一部のオイルは、第2のリタ
ーン油路46を介して直接ミッションケース12aに導
かれ、そして再び油圧ポンプ32に吸込まれる。
また、機体が前後方向に傾斜した場合、オイルタンク1
5からミッションケース12に流出又は流入するオイル
の量は僅かであり、また機体の左右方向の傾斜によって
も、オイルタンク15からミッションケース12に流出
又は流入することはなく、従って、ミッションケース1
2は常に適正なオイルレベルLに維持される (ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明をコンバインに適用して具
体化した実施例について説明する。
コンバイン1は、第6図に示すように、クローラ2に支
持されている機体3を有しており、該機体の一側部には
前方から運転席5、グレンタンク6そしてエンジン7が
配設され、また他側には自動脱殻機9が配設されてい
る。更に、機体3の前方には前処理部10が昇降自在に
支持されており、該前処理部には多数のディバイダ1
1、すき上げ装置、刈刃及び殻稈搬送装置等が配設され
ている。また、運転席5の機体内方にはミッションケー
ス12、カウンタケース13が配置され、かつグレンタ
ンク6の機体内方にオイルタンク15が配置されてい
る。
また、第7図に示すように、ミッションケース12はメ
インケース12a及びサブケース12bよりなり、メイ
ンケース12aには前進用油圧クラッチ16、後進用油
圧クラッチ17、左右サイドクラッチ19l,19r、
左右ブレーキ20l,20rそして左右車軸21…が配
設されており、またサブケース12bには副変速ギヤ2
2、前処理部変速ギヤ23が配設されている。更に、メ
インケース12aから突出した左右車軸21にはそれぞ
れスプロケット25が固定されており、これらスプロケ
ット25はクローラ2に係合している。また、サブケー
ス12bから突出した軸26にはメインクラッチ27を
備えた従動側変速プーリ29bが支持されており、該プ
ーリ29はカウンタケース13に支持されている軸30
に装着された駆動側変速プーリ29aとの間にベルト3
1が巻掛けられて無段変速装置29を構成している。ま
た、カウンタケース13には油圧ポンプ32が設置され
ており、該ポンプ32はエンジン7に連動している軸3
0により、無段変速装置29と共に駆動される。
そして、第1図ないし第3図に示すように、メインミッ
ションケース12aは機体左右方向略々中央部分におけ
る機体下方部分に配置されており、かつ該ケース12a
には略々同一レベルに配置されている前進及び後進用油
圧クラッチ16,17に一部がかかるようにオイルが満
たされており(第1図オイルレベルL参照)、また該ケ
ース12a上にはこれら油圧クラッチ16,17制御用
のバルブ装置35が設置されている。また、カウンタケ
ース13はミッションケース12の斜め後上方に配置さ
れており、更に該カウンタケース13に設置されている
油圧ポンプ32からデリバリパイプ36を介して油圧が
供給されるバルブユニット37が運転席5のシート5a
下方に配置されている。また、オイルタンク15は、第
3図に詳示するように、機体フレームを構成する2本の
角パイプ39,39の間に位置し、かつこれらパイプ3
9を連結するプレート40にその下面15bを支持され
て配置されており、従って該タンク15はこれら角パイ
プ39により障害物等から保護されている。更に、該オ
イルタンク15の上方でかつ油圧ポンプ35の下方位置
にてフィルタ41が設置されており、また第3図に示す
ように、該フィルタ41及びカウンタケース13はグレ
ンタンク6の殻粒流下用の傾斜面6aに起因する空間S
により機体中央部に配置されている。
そして、メインミッションケース12aの下部分から、
中間にゴムパイプ42aを介在したサクションパイプ4
2がフィルタ41に向けて延びており、更に該フィルタ
41から、同様に中間にゴムパイプ43aを有するサク
ションパイプ43が油圧ポンプ32に向けて延びてい
る。また、バルブユニット37からは、第1のリターン
ホース45がオイルタンク15に向けて延びていると共
に、第2のリターンホース46がバルブ装置35そして
メインミッションケース12aに向けて延びている。ま
た、オイルタンク15とメインミッションケース12a
とはゴムパイプ47aを有するバイパスパイプ47によ
り連通されており、かつ第4図に詳示するように、該バ
イパスパイプ47はサクションパイプ42とクランプ4
9により並んで延設され、かつケース12aに隣接して
開口している。また、オイルタンク15の上面15aと
メインミッションケース12の上方部分はフローパイ5
0にて連通されており、また第5図に詳示するように、
該フローパイプ50のケース接続部分は、ケース12a
に固定されている大径パイプ51にフローパイプ50に
接続している小径パイプ52が嵌挿して構成されてお
り、更に小径パイプ52には複数のワッシャ53が固定
されて大径パイプ51との間に小隙間Aからなるラビリ
ンスを構成し、かつパイプ55を介してブリーザパイプ
56に連通している。従って、該ブリーザパイプ56は
ミッションケース12及びオイルタンク15の両方のブ
リーザを兼用している。なお、図中、57はオイルタン
ク15の給油口である。また、第2図に示すように、オ
イルタンク15にはリターンホース45の開口部とバイ
パスパイプ47の開口部を隔てるように仕切板59が配
置されており、オイルがリターンホース45からバイパ
スパイプ47に直接に吸入されること防止している。
そして、第1図に詳示するように、オイルタンク15の
上面15aはミッションケース12のオイルレベルLよ
り僅かに高い位置に、従ってオイルタンク15には僅か
な隙間Hからなる空気部を有するようにオイルレベルが
設定されている。また、第2図に詳示するように、オイ
ルタンク15とミッションケース12aとは、機体の略
々中心部分において、平面視において機体中心線に対し
て略々同位置になるように設置されている。
また、第8図は、本コンバインの各作動機器を作動する
油圧回路を示す図であり、図中60はフロディバイダ
で、低圧側油路aに小油量が流れて油圧クラッチ16,
17制御用のバルブ装置35に導から、また変動圧側油
路bには大油量が流れて、グレンタンク制御用油圧機器
61、前処理部制御用油圧機器62、サイドクラッチ制
御用油圧機器63、無段変速装置制御用油圧機器65及
びサイドブレーキ制御用油圧機器66に導かれている。
本実施例は以上のような構成からなるので、エンジン7
からの回転は、カウンタケース13の軸30に伝えら
れ、更に無段変速装置29に伝達されると共に油圧ポン
プ32に伝達される。そして、無段変速装置29にて適
宜変速された回転は、サブケース12b内のギヤ22,
25を介して前処理部10に動力伝達し、またメインミ
ッションケース12a内の前進用クラッチ16及び後進
用クラッチ17に伝達され、更にこれらクラョチ16又
は17の接続に基づく正転又は逆転、左右サイドクラッ
チ19l,19r及び左右ブレーキ2l,2rを介して
左右車軸21に伝達され、そしてスプロケット15によ
りクローラ2を駆動してコンバインを走行する。
一方、油圧ポンプ32の駆動による油圧は、フローディ
バイダー60により、前後進用油圧クラッチ16,17
のバルブ装置35に供給されると共に、グレンタンク制
御用油圧機器61、前処理部制御用油圧機器62、サイ
ドクラッチ制御用油圧機器63及び無段変速装置制御用
機器65及びサイドブレーキ制御用油圧機器66に供給
され、これら油圧機器の適宜制御に基づき、前進用クラ
ッチ16及び後進用クラッチ17の断接作動、並びにグ
レンタンク6の殻粒移送筒の移動、前処理部10の昇降
作動、左右サイドクラッチ19l,19rの断接作動、
無段変速装置29の変速作動及び左右サイドブレーキ2
0l,20rの制動作動が行われる。
そして、油圧ポンプ32の駆動に基づき、メインミッシ
ョンケース12下部部分からオイルがサクションパイプ
42に吸込まれ、更にフィルタ41及び第2のサクショ
ンパイプ43を通ってポンプ32に吸引される。そし
て、該ポンプ32からの吐出オイルは、デリバリパイプ
36を介してバルブユニット37に送られ、該バルブユ
ニット37内の前記フローディバイダ60により各油圧
機器に送られ、更にフローディバイダ60の油路bに基
づく大流量のオイルがリターンホース45を介してオイ
ルタンク15に排出されると共に、油路aに基づく小流
量のオイルが第2のリターンホース46を介して前後進
用バルブ装置35に送られそしてメインケース12aに
排出される。この際、例えば、油圧ポンプ32が毎分1
5l吐出すると、第1のリターンホース45には12l
のオイルが排出され、かつ第2のリターンホース46に
は3lのオイルが排出される。そして、オイルタンク1
5からはバイパスパイプ47を通って13lのオイルが
戻されることになる。
また、第4図に示すように、バイパスパイプ47とサク
ションパイプ42とはメインミッションケース12aに
隣接して開口しており、従ってバイパスパイプ47から
のオイルはほとんど全量(12)サクションパイプ4
2に吸込まれ、かつメインケース1aからは残量(3
)が吸込まれて、該メインケース12aのオイル循環
して高温になることを防止している。
従って、第2のリターンパイプ46からのリターン油が
専らミッションケース内の潤滑油の循環し、かつ第1の
リターンホース45のオイルが専ら油圧機器用の作動油
として用いられるべく循環する。
なお、実際には、バイパスパイプ47にはリターンホー
ス45からの全量が流れることはなく、メインケース1
2aからの吸込み量がどうしても大目になり、かつ油圧
機器の使用状況によってリターンホース45からの排出
量も変動するので、オイルタンク15は満杯になる傾向
にある。従って、オイルタンク15が満杯になった場
合、フローパイプ50に通って、オイルタンク15から
メインケース12aにオイルが流れる。そして、該フロ
ーオイルは、第5図に示すように、前進用及び後進用油
圧クラッチ16及び17の上方に流出して、これらクラ
ッチを潤滑する。また、フローパイプ50を構成する小
径パイプ52の周囲には、ワッシャ53からなるラビリ
ンスAを介してブリーザパイプ56があり、従ってメイ
ンケース12aばかりでなく、オイルケース15をもフ
ローパイプ50を通って、オイルレベル上方を大気に連
通されている。
また、メインミッションケース12aは、オイルを満杯
にすると、撹拌熱が大となって油温が高くなり過ぎ、か
つ少なすぎると、油圧クラッチ16,17及び軸受等に
オイルがゆきわたらず、焼き付け等の不具合を生じるた
め、オイルレベルLが油圧クラッチ16,17の略々1
/3程度になるのが適量である。このメインケース12
aの適量オイルレベルLにて、オイルケース15はその
上面15aから僅かな隙間Hを有しており、従って、コ
ンバイン1が畦等に乗り上げて機体が前後方向に傾斜し
た場合、例えば後下りに傾斜すると、隙間Hが僅かであ
るため、オイルタンク15に流れ込む油量は少なく、ま
た前下りに傾斜した場合、オイルタンク15におけるフ
ローパイプ50の入口がオイルで塞がれ、オイルタンク
15からメインケース12aに大量に流れ込むことはな
く、メインケース12aのオイルレベルLは大きく変動
することはない。また、機体が左右に傾斜した場合、オ
イルタンク15とメインケース12aとは機体の前後方
向線に対して略々同位置にあり、オイルタンク15のオ
イルがメインケース12aに流れ込んだり又は流れ出し
たりすることはなく、メインケース12aのオイルレベ
ルLの変動は少ない。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、オイルタンク1
5を、その上面15aがミッションケース12aのオイ
ルレベルLと略々同等か又は僅かに高くなる位置に、か
つ平面視においてミッションケース12aと機体の前後
方向線に対して略々同位置になるように配置したので、
ミッションケース12aに連通してオイルタンク15を
設置し、オイルの過度の温度上昇を防止したものであり
ながら、機体の前後方向又は左右方向の傾斜によって
も、ミッションケース12aのオイルレベルLの変動を
少なくでき、オイルレベルLを常に適正に保って油圧ク
ラッチ16,17等の潤滑不良及びオイルの温度上昇等
を防止できる。
更に、フローディバイダ60にて、各油圧機へのオイル
供給を分岐すると共に、そのリターン油を、第1のリタ
ーン油路45を介してオイルタンク15に戻し、また第
2のリターン油路46を介してミッションケース12a
に直接戻すので、オイルタンク15に常に所定量のオイ
ルを確保して、ミッションケース12aのオイルレベル
を維持し、また第2のリターン油路46のオイルにて専
らミッションケース12aのオイルを循環し、かつ第1
のリターン油路45のオイルを専ら作動油として循環し
て、必要に応じたオイルの使い分けを行うことができ
る。
また、オイルタンク15にオイルが満杯になると、フロ
ーパイプ50にて勢いよくミッションケース12aに流
出するので、ミッションケース12aのオイルレベルを
維持できると共に、クラッチ等の潤滑を行うことができ
る。
また、オイルタンク15を、機体フレームを構成する2
本の各パイプ39,39の間に、その下面15bを該パ
イプ39の下面と略々同一高さにして配置すると、該オ
イルタンク15を障害物等から保護することができ、タ
ンク15を薄い板で構成して、安価にかつ軽量に構成す
ることができると共に、オイルの冷却効果を向上するこ
とができる。
更に、フィルタ41を、油圧ポンプ32の下方でかつミ
ッションケース12a及びオイルタンク15のオイルレ
ベルLの上方位置に配置すると、オイルを抜かずにフィ
ルタを交換することができ、メンテナンス性を向上でき
る。また、オイルタンク15、フィルタ41及びカウン
タケース13等をグレンタンク6の殻粒流下用の傾斜面
6aに起因するスペースSを利用して配置すると、装置
全体をコンパクトに配置でき、かつ点検・補修時にはグ
レンタンク6を外方に回動することによりこれら装置を
開放でき、メンテナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係るオイル循環装置を示す側面図、第
2図はその平面図、第3図はその背面図、第4図はリタ
ーンパイプ及びサクションパイプのミッションケース連
結部分を示す断面図、第5図はフローパイプ及びブリー
ザパイプのミッションケース連結部分を示す断面図であ
る。そして、第6図は本発明を適用したコンバインを示
す側面図、第7図はその動力伝達装置を示す展開した断
面図、第8図はその油圧回路を示す図である。 1……作業車輌(コンバイン)、2……走行装置(クロ
ーラ)、3……機体、5……運転席、6……グレンタン
ク、6a……傾斜面、7……エンジン、10……前処理
部、12……ミッションケース、12a……メインケー
ス、12b……サブケース、13……カウンタケース、
15……オイルタンク、15a……上面、15b……下
面、32……油圧ポンプ、35,37……油圧機器(バ
ルブユニット、バルブ装置)、36……デリバリパイ
プ、41……フィルタ、42,43……サクションパイ
プ、45……第1のリターン油路(ホース)、46……
第2のリターン油路(パイプ)、39……角パイプ、4
7……バイパスパイプ、50……フローパイプ、56…
…ブリーザパイプ、L……オイルレベル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行装置に連動する動力伝達装置を内蔵す
    るミッションケース、油圧ポンプ及び各種作動機器を操
    作・作動する油圧機器を備え、油圧ポンプがオイルフィ
    ルタを介してミッションケース内のオイルを吸込みかつ
    油圧機器に向けて吐出してなる作業車輌において、 その上面が前記ミッションケースのオイルレベルと略々
    同様か又は僅かに高くなる位置に、かつ平面視において
    ミッションケースと機体の前後方向線に対して略々同位
    置になるように配置されたオイルタンクと、 該オイルタンク内のオイルと前記ミッションケース内の
    オイルとを連通するバイパスパイプと、 前記油圧ポンプからの圧油を、前記油圧機器に分岐して
    供給するフローディバイダと、 該フローディバイダで分岐されて油圧機器に供給された
    オイルを前記オイルタンクに戻す第1のリターン油路
    と、 該フローディバイダで分岐されて他の油圧機器に供給さ
    れたオイルを前記ミッションケースに直接戻す第2のリ
    ターン油路と、 前記オイルタンクの上面と前記ミッションケースとを連
    通するフローパイプと、 を備えてなる作業車輌におけるオイル循環装置。
  2. 【請求項2】前記オイルタンクを、機体フレームを構成
    する2本の角パイプの間に、その下面を該パイプの下面
    と略々同一高さにして配置した特許請求の範囲第1項記
    載の作業車輌におけるオイル循環装置。
  3. 【請求項3】前記フィルタを、前記油圧ポンプの下方で
    かつ前記ミッションケース及びオイルタンクのオイルレ
    ベル上方位置に配置した特許請求の範囲第1項記載の作
    業車輌におけるオイル循環装置。
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