JPH0657946B2 - 水上の斜杭打設工法 - Google Patents

水上の斜杭打設工法

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JPH0657946B2
JPH0657946B2 JP9758089A JP9758089A JPH0657946B2 JP H0657946 B2 JPH0657946 B2 JP H0657946B2 JP 9758089 A JP9758089 A JP 9758089A JP 9758089 A JP9758089 A JP 9758089A JP H0657946 B2 JPH0657946 B2 JP H0657946B2
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JP
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pile
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hammer
leader
suspension
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JP9758089A
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実 若林
孝 横場
喜惣治 渥美
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村角建設株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、杭打船やクレーン船のシフトできる範囲内か
ら、動力ハンマーを下部に取付けた吊りリーダ等を本船
が吊込んだ状態で、既設構造物、障害物等を飛び越して
斜杭の打設ができる水上の斜杭打設工法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、斜杭の打設工事において、杭打船やクレーン船に
より杭を打設する場合、既設構造物や障害物がある時に
は、それらの障害物等を撤去して杭打船本体の櫓を利用
した生打、もしくは、陸上杭打機を機台等に載せて打設
する工法を採用していた。
そのため、上記の水上作業となる撤去及び杭打作業の工
期がかかり、また、その段取りに労力がかかるので、作
業コストが高価になるという問題がある。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、杭打船やクレーン船上から障害物を飛び越
して、経済的に斜杭の打設が行なわれうる水上の斜杭打
設工法を提供することを解決課題としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として本発明の水上の
斜杭打設工法は、下部に、例えばディーゼルハンマー、
油圧ハンマーまたはエアハンマー等の動力ハンマーを取
付けた吊りリーダの上部と下部とを杭打船またはクレー
ン船などの船上に回動自在に設けた櫓の頂部から2本の
動力ワイヤーで吊った状態で、その動力ハンマーをあら
かじめ導材に建込まれた鋼管杭その他の斜杭の頭上部
に、2本の動力ワイヤーの操作により斜杭の傾斜角に合
せて載置の上、各動力ワイヤーの吊りリーダへの2個の
取付部の間、好ましくは、吊りリーダを動力ハンマーご
と2本の動力ワイヤーで斜杭の傾斜に合せて吊った状態
における重心方向の位置に設けた中間シーブを介して動
力ハンマーの起動動力ハンマーを櫓の頂部からほぼ鉛直
に引張って起動発火させることを特徴としている。
これにより、杭打船などの船のシフトできる範囲内から
周囲にある障害物を飛び越して斜杭の打設が可能であ
り、しかもその杭打船の櫓に対して、前傾、後傾、左
傾、右傾の斜杭を360°全方向に打設でき、また動力
ハンマーの起動ワイヤーをほぼ鉛直に引張ることで斜杭
自体の揺動を起さずに動力ハンマーの起動発火ができ、
動力ハンマーの打撃により斜杭を地中に貫入させること
ができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を説明するが、第1
図、第2図、第3図、第4図及び第5図は本発明の斜杭
打設工法を適用して水上の斜杭を打設している一実施例
における手順を説明する一連の作業説明図である。
まず、第1図において、この杭打作業に従事する水面
W.Lに浮んだ杭打船1の甲板上には、支点Sを中心に
回動自在なワイヤー吊架装置を備えた櫓2が設けられて
おり、この櫓2の外側の長手方向に沿って吊りリーダ3
が取外し可能に装備されている。
次に、導材7に鋼管等の斜杭8を建込み、水底地盤Bに
着床させ、この斜杭8を櫓2の頂部経由吊架している動
力をゆるめてワイヤー20を繰り出すことにより、斜杭
8はその自重により沈降し、自沈が停止した状態で吊架
している動力を更にゆるめてワイヤー20をたるませて
おく。
この状態で杭打船リーダ10を鉛直にし、吊りリーダ3
を、杭打船リーダ10よりガイドスラッシャー11を取
りはずすことにより、上部吊り動力ワイヤー13及び下
部吊り動力ワイヤー14で櫓2の頂部からその上部と下
部とがそれぞれ吊られ、支点をもたない吊りリーダ3
は、櫓2を、支点Sを中心に前傾させることによって徐
々に杭打船リーダ10から切り離される。
なお、上記の吊りリーダ3を、杭打船リーダ10に取外
し可能に取付けておくかわりに、吊りリーダ3を船上な
どの他の場所に保管しておいてもかまわない。
第2図は吊りリーダ3が張り離された状態を示している
が、この時点において、吊りリーダ3の上部吊り動力ワ
イヤー13と下部吊り動力ワイヤー14との各吊り高さ
の操作によって吊りリーダ3はあらかじめ導材7に建込
まれた斜杭8の傾斜角θに合せられる。
さらに、横引きワイヤー12を調整することによって吊
りリーダ3の左右のバランス及び横振れを止めることが
できる。
次に、第2図の状態から、第3図の側面図、第4図の正
面図及び第5図の拡大正面図に示すごとく、吊りリーダ
3を、斜杭8の頭上部まで吊りあげた状態からパイルキ
ーパ6の下側に取付けてある案内ガイド21により斜杭
8を挿入して、吊りリーダ3をゆっくり下方に下げてい
くことにより、キャップ22及びこの吊りリーダ3の下
部に取付けた動力ハンマー、例えばこの実施例ではディ
ーゼルハンマー9が斜杭8の頭上部に載置される。
さらに、吊りリーダ3を吊りおろしてキャップ22とパ
イルキーパ6とのクリアランスを多く取ることによって
斜杭8の揺動を起させないようにする。
以上の位置でこのディーゼルハンマー9の起動動力ワイ
ヤー4を作動させるが、この起動動力ワイヤー4は、前
記上部吊り動力ワイヤー13と下部吊り動力ワイヤー1
4の吊りリーダ3の上部と下部の各取付部の間に設けた
中間シーブ5を介して櫓2の頂部よりほぼ鉛直に引張ら
れ作動させられるようになっている。
なお、第4図においては、起動発火したディーゼルハン
マー9が斜杭8をその傾斜角θに合せて水底地盤Bに打
設しながら、導材7の天端に向って下方に下がっていく
と同時に、ディーゼルハンマー9の打設速度に合せて、
吊りリーダ3を下方に摺動させながら、横引きワイヤー
12も調節して斜杭8を打下げていく状態を示してい
る。
以上に説明したごとく、本発明の工法によれば、杭打船
1のシフトできる範囲内からの正面及び周囲の状況、例
えば既設構造物、障害物等を飛び越して斜杭の打設が可
能であり、その間、動力ハンマーを下部に取付けた吊り
リーダ3は、斜杭8の傾斜角θに合せて動力ハンマーを
吊る吊り金具の役目をはたし、かつ動力ハンマーを斜杭
の頭部にしっかりと載置するので、動力ハンマーの打撃
エネルギーの損失がほとんどない。
〔発明の効果〕
以上に説明したごとく、本発明の水上の斜杭打設工法に
よれば、打撃エネルギーの損失がほとんどなく、大形斜
杭、長尺斜杭に対しても効率よく打設することができる
という効果がある。
また、本発明では、起動動力ワイヤーの動力を櫓の頂部
から中間シーブを介して常にほぼ鉛直に引張ることがで
き、斜杭自体の揺動を起さずに動力ハンマーを起動発火
させることができ、円滑、かつ正確な杭打設ができる。
さらに、ほとんど一ケ所の杭打船のシフトでも、本船の
動力の大きさ、櫓の高さなどによって真正面に向いてい
なくてもアウトリーチを取った状態で斜杭を打設でき、
しかも前傾、後傾、左傾、右傾と360°の全方向での
杭の打設が可能となる。
特に、杭打船、クレーン船のシフトできる範囲内から既
設構造物や、障害物等のため通常の杭打船からの杭打が
不可能な場合でも、これらの障害物等を飛び起して杭の
打設ができ、工期の短縮をはかりうると共に、作業コス
トの低減をはかり得るという利点がある。
なお、本発明の工法は、特に斜杭の水上からの打設時に
有効に適用できるが、直杭に対しても勿論適用でき、こ
の場合、動力ハンマーとその起動動力ワイヤーを吊りリ
ーダによって吊っているので垂直安定性に非常に優れ、
また揺動を起さないので薄肉の鋼管杭などでも座屈を起
さないで打設可能であるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の斜杭打設工法を適用して水上の斜杭を打
設している一実施例における手順を説明する一連の作業
説明図で、第1図は斜杭を建込んでいる側面図、第2図
は吊りリーダで動力ハンマーを斜杭の傾斜角に合せてい
る側面図、第3図は動力ハンマーを斜杭の頭上部に載置
した側面図、第4図は第3図の状態で杭の打設を行なっ
ている正面図、第5図は第3図の拡大正面図である。 1…杭打船、2…櫓、3…吊りリーダ、4…起動動力ワ
イヤー、5…中間シーブ、7…導材、8…斜杭、9…デ
ィーゼルハンマー、13…上部吊り動力ワイヤー、14
…下部吊り動力ワイヤー、θ…傾斜角。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に動力ハンマーを取付けた吊りリーダ
    の上部と下部とを、船上に回動自在に設けた櫓の頂部か
    ら2本の動力ワイヤーで吊った状態で、その動力ハンマ
    ーをあらかじめ導材に建込まれた斜杭の頭上部にその傾
    斜角に合せて載置の上、上記吊りリーダの2個の動力ワ
    イヤーの2個の取付部の間に設けた中間シーブを介して
    動力ハンマーの起動動力ワイヤーを櫓の頂部よりほぼ鉛
    直に引張って起動発火させて斜杭の打設を行なう水上の
    斜杭打設工法。
JP9758089A 1989-04-19 1989-04-19 水上の斜杭打設工法 Expired - Lifetime JPH0657946B2 (ja)

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CN104775432B (zh) * 2014-01-10 2017-12-29 中交第三航务工程局有限公司南京分公司 一种打桩船桩架制作及安装工艺
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