JPH0657862A - 床パネルの取付構造 - Google Patents

床パネルの取付構造

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JPH0657862A
JPH0657862A JP21273092A JP21273092A JPH0657862A JP H0657862 A JPH0657862 A JP H0657862A JP 21273092 A JP21273092 A JP 21273092A JP 21273092 A JP21273092 A JP 21273092A JP H0657862 A JPH0657862 A JP H0657862A
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JP
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floor panel
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JP21273092A
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Tetsuo Ogawa
哲郎 小川
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横架材に対して床パネルを容易に且つ床鳴り
を生じないように強固に取付ける。 【構成】 複数の枠材10と補助枠材20とを縦横に組
んで床パネル3を形成する。補助枠材20の上面20a
が枠材10のほぼ中央部10eよりも下方に位置するよ
うに補助枠材20を枠材10よりも薄肉状に形成する。
枠材10の下部における補助枠材20に対応した位置に
挿入溝11を形成する。補助枠材20を各挿入溝11に
挿入して固着する。補助枠材20をボルト12によって
横架材Cに固定する。床パネル3がボルト12によって
横架材Cに向かって強い力で引っ張られ、床鳴りを防止
する。補助枠材20の上方にボルト12を締結するため
のスペースSを確保でき、ボルト12の位置合わせを容
易にして、一人で床パネル3の固定作業を行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば2階の木製床の
床パネルを床小梁、側大引等の横架材に取付ける構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば2階の木製床の床パネ
ルとしては、複数の枠材を縦横に組んで形成されるもの
であって、パネル強度を高めるために上記各枠材は厚肉
に夫々形成されると共に、床パネルの上面全体を表面材
で被覆したものがある。上記床パネルを床小梁、側大引
等の横架材に取付ける方法としては、例えばボルトを用
いて床パネルを横架材に固定することが考えられるが、
表面材の上方からボルトを締め込む場合には、表面材の
下面側の枠材及び横架材に対するボルトの位置合わせが
困難となり、ボルトを枠材及び横架材に正確に挿入固定
するのに手間がかかり、一人で床パネルの固定作業がで
きなくなり、表面材の見栄えも悪くなるという不具合が
ある。
【0003】そこで、他の従来例として、例えば図4
(a)(b)に示すように、床小梁1及び側大引(図示
せず)等の横架材Cに載置された床パネル3′を、薄板
方形状のパネル止め金具4を用いて床パネル3′の下面
側にて床小梁1等に固定する方法がある。上記パネル止
め金具4には、反対方向に開口した上下一対のスリット
溝5a,5bと、複数のネジ孔6,7とが夫々穿設さ
れ、一方のスリット溝5aを床小梁1の一方のつば部1
aに係脱自在に差し込むと共に、ネジ(図示せず)を一
方のネジ孔7から床パネル3′に螺合することにより、
表面材30の下面側において床パネル3′をパネル止め
金具4によって床小梁1等に取付けることができる。な
お、上記パネル止め金具4を上下反転して、他方のスリ
ット溝5bを床小梁1の他方のつば部1bに係脱自在に
差し込むことにより、パネル止め金具4を床小梁1の両
側のつば部1a,1bで選択使用が可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のパネ
ル止め金具4を用いて床パネル3′を横架材Cに取付け
る構造では、横架材Cに対してパネル止め金具4はスリ
ット溝5が係脱自在に差し込まれただけにすぎず、床パ
ネル3′を横架材Cに向かって引っ張る力が十分に働か
ず、床鳴りを生じないように床パネル3′を取付けるの
に手間がかかるという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、横架材に対して床
パネルを容易に且つ床鳴りを生じないように強固に取付
けることができるようにした床パネルの取付構造を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、枠材10を縦横に組んで床パネル3を形成
し、上記床パネル3を横架材Cに固定して成る床パネル
3の取付構造において、同一方向に平行に配置される複
数の枠材10と、上記各枠材10に取付けられて枠材1
0と直交する方向に配置される補助枠材20とを備え、
上記補助枠材20の上面20aが上記枠材10のほぼ中
央部10eよりも下方に位置するように補助枠材20が
枠材10よりも薄肉状に形成されると共に、上記補助枠
材20がボルト12によって横架材Cに固定されて成る
ものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、同一方向に平行に配置される
複数の枠材10と、枠材10と直交する方向に配置され
る補助枠材20とを縦横に組んで形成される床パネル3
において、上記補助枠材20の上面20aが上記枠材1
0のほぼ中央部10eよりも下方に位置するように補助
枠材20を枠材10よりも薄肉状に形成すると共に、上
記補助枠材20をボルト12によって横架材Cに固定す
るようにしたから、上記複数の枠材10と一体の補助枠
材20をボルト12によって横架材Cに強固に取付ける
ことができ、床パネル3全体がボルト12によって横架
材Cに向かって強い力で引っ張られることにより、床鳴
りを生じないように床パネル3を取付けることが容易と
なる。しかも、上記のように補助枠材20を枠材10よ
りも薄肉状に形成することにより、補助枠材20の上面
20a側にボルト12を締結するためのスペースSを確
保でき、従来のように床パネルの上方からボルトを締結
する場合等と異なり、ボルト12の位置合わせに手間が
かからず、一人で床パネル3の固定作業を行うことが可
能となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。本実施例では、2階の床小梁1と、ラチス梁7の側
面に固定された側大引2に夫々取付けられる木製床の床
パネル3を例示する。上記床パネル3縦横に組まれる複
数の枠材10と補助枠材20とを備える。上記枠材10
は、図2(a)(b)に示すように、高さHの高い4枚
の厚肉状の板材から成り、同一方向に互いに平行に延び
ており、各枠材10の中央部10c及び両端部10dの
下部には下方に開口した断面形状がコ字状の挿入溝11
が夫々形成されている。また、上記補助枠材20は、枠
材10の高さHよりも低い高さhとなるように、つまり
補助枠材20の上面20aが枠材10のほぼ中央部10
eよりも下方に位置するように薄肉状に形成されてお
り、枠材10の上記挿入溝11に挿入された状態で枠材
10と直交する方向に夫々延びている。従って、背の高
い枠材10と背の低い補助枠材20とを縦横に組んで、
補助枠材20を例えば接着剤、ネジ、ボルト等によって
挿入溝11内に固着すると共に、表面材30を枠材10
の上面10b側に被覆することによって2階用の床パネ
ル3を形成できるようになっている。また、上記補助枠
材20の床小梁1及び側大引2に夫々対応する位置に
は、図3(b)に示すように、ボルト12が挿入するボ
ルト挿入孔13が夫々形成されており、一方、床小梁1
及び側大引2には上記ボルト挿入孔13に夫々対応して
ネジ孔(図示せず)が形成されている。そして、補助枠
材20のボルト挿入孔13から側大引2及び床小梁1の
各ネジ孔に向かってボルト12を夫々締結することによ
り、補助枠材20及び枠材10から成る床パネル3をボ
ルト12にて床小梁1、側大引2に取付け可能となって
いる。
【0009】上記床パネル3を横架材Cに取付けるにあ
たっては、図1に示すように、2階の床小梁1と、ラチ
ス梁7のバー7aに固定された側大引2とにわたって床
パネル3を架け渡す。ここで、補助枠材20は枠材10
よりも薄肉状に形成されており、補助枠材20と表面材
30との間にはスペースSが夫々形成されているので、
かかるスペースSを利用してボルト12を補助枠材20
の上方からボルト挿入孔13に挿入して締め付けること
により、補助枠材20を側大引2及び床小梁1に対して
夫々簡単に取付けることができる。従って、複数の枠材
10と一体の補助枠材20がボルト12によって横架材
Cに固定されるので、床パネル3全体がボルト12によ
って横架材Cに向かって強い力で引っ張られるようにな
り、従来のパネル止め金具を用いる場合と異なり、床鳴
りが生じないように床パネル3を容易に取付けることが
できる。しかも、上記のように補助枠材20の上面20
a側にボルト12を締結するためのスペースSが確保さ
れているから、従来のように表面材の上方からボルトを
締結する場合等と異なり、ボルト12の位置合わせがき
わめて容易であり、一人で床パネル3の固定作業を行う
ことが可能であるから、作業性が大幅に向上する。
【0010】また、本実施例では、背の高い枠材10の
下面10a側に形成した挿入溝11に、背の低い補助枠
材20を挿入して固着したから、枠材10に対する補助
枠材20の取付け強度が一段と高まり、床鳴りをより効
果的に防止できるようになる。さらに、枠材10に上記
挿入溝11を形成せず、枠材10の相互間で補助枠材2
0を固着するようにしてもよい。
【0011】なお、上記枠材10と補助枠材20の数は
上記実施例に限定されるものではなく、また、両枠材1
0,11から成る床パネル3は2階の木製床以外の床パ
ネルとしても使用され得るものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、同一方向に平行
に配置される複数の枠材と、各枠材に取付けられて枠材
と直交する方向に配置される補助枠材とを備え、上記補
助枠材の上面が上記枠材の中央部よりも下方に位置する
ように補助枠材を薄肉状に形成すると共に、上記補助枠
材をボルトによって横架材に固定したから、上記ボルト
によって枠材と一体の補助枠材が横架材に引っ張られる
ことによって、床パネルが横架材に対して強固に固定さ
れると共に、薄肉状の補助枠材の上方に生じるスペース
を利用してボルトを補助枠材の上方から締結できる。そ
の結果、横架材に対して床パネルを容易に且つ床鳴りを
生じないように強固に取付けることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる床パネルの取付
け構造を示す断面図である。
【図2】(a)は同上の床パネルに表面材で覆わない状
態の平面図、(b)は床パネルの端部付近の斜視図であ
る。
【図3】同上の床パネルを示し、(a)は一部破断平面
図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は左側面
図、(d)は(a)のB−B線断面図である。
【図4】(a)は従来の床パネルの取付け構造を示す断
面図、(b)は従来のパネル止め金具を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 床パネル 10 枠材 10a 下面 10e 中央部 11 挿入溝 12 ボルト 20 補助枠材 20a 上面 C 横架材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠材を縦横に組んで床パネルを形成し、
    上記床パネルを横架材に固定して成る床パネルの取付構
    造において、同一方向に平行に配置される複数の枠材
    と、上記各枠材に取付けられて枠材と直交する方向に配
    置される補助枠材とを備え、上記補助枠材の上面が上記
    枠材のほぼ中央部よりも下方に位置するように補助枠材
    が枠材よりも薄肉状に形成されると共に、上記補助枠材
    がボルトによって横架材に固定されて成ることを特徴と
    する床パネルの取付構造。
JP21273092A 1992-08-10 1992-08-10 床パネルの取付構造 Expired - Fee Related JPH0781354B2 (ja)

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