JPH0657772U - キャブのシール構造 - Google Patents

キャブのシール構造

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JPH0657772U
JPH0657772U JP128693U JP128693U JPH0657772U JP H0657772 U JPH0657772 U JP H0657772U JP 128693 U JP128693 U JP 128693U JP 128693 U JP128693 U JP 128693U JP H0657772 U JPH0657772 U JP H0657772U
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JP
Japan
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cab
sealing material
lip
hollow
front lid
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浩太朗 持田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、リップ部に水が溜まらないキャブの
シール構造を提供する事を目的としている。 【構成】キャブＣの正面のフロントリッド１１とエンド
フニッシャ１２とコーナパネル１３との間に設けられた
中空でリップを有するシール材を用いたキャブのシール
構造において、エンドフィニッシャ１２とフロントリッ
ド１１との間１４の水平部分のシール材１の主体部１ａ
に適数の穴５をリップ７のところから中空部３に貫通す
るように設け、フロントリッド１１とコーナパネル１３
との間１５をシールする垂直部分のシール材２の中空部
４と前記水平部分のシール材の中空部３とを連通させて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャブの正面のフロントリッドとエンドフニッシャとコーナパネル との間に設けられた中空でリップを有するシール材を用いたキャブのシール構造 に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば図３に示すように、キャブオーバ型のキャブＣの開閉式のフロントリッ ド１１とエンドフィニッシャ１２との間隙１４やコーナパネルとの間隙１５をシ ールするために図４に示すようなリップタイプのシール材１６でシールする技術 は知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の技術は図４のＡで示すようにフロントリッドとエンドフ ィニッシャとの間隙１４の水平部分のリップには水が溜まり、錆や凍結の原因と なる。
【０００４】 したがって、本考案は、リップ部に水が溜まらないキャブのシール構造を提供 する事を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、キャブの正面のフロントリッドとエンドフニッシャとコーナ パネルとの間に設けられた中空でリップを有するシール材を用いたキャブのシー ル構造において、エンドフィニッシャとフロントリッドとの間の水平部分のシー ル材の主体部に適数の穴をリップのところから中空部に貫通するように設け、フ ロントリッドとコーナパネルとの間をシールする垂直部分のシール材の中空部と 前記水平部分のシール材の中空部とを連通させている。
【０００６】
【作用】
上記のように構成されたキャブのシール構造において、水平部分はまったく水 平ではなく上部に向かって僅かに湾曲しており、風圧や車両のローリングにより リップに溜まっている水はリップと中空の主体部のところに設けられた穴から中 空部のなかに流れ、垂直部分の中空部を通って車外に排出される。
【０００７】 したがって、リップに水が溜まることはない。
【０００８】
【好ましい実施の態様】
さらに、リップの一部に切欠を設ければ排水効果が向上するので好ましい。
【０００９】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【００１０】 図１において、弾性体（例えばラバー）で形成されたシール材１は、中空部３ を有する主体部１ａとリップ部７とで構成され、そのリップ部７と主体部１ａと が結合するところには適数（図示の例では１か所）の穴５が設けられている。
【００１１】 また、シール材１の一端は垂直に設けられたシール材２の中空部４と連通する よう結合され、その結合部分に近く、図２をも参照して、リップの切欠部６が設 けられている。
【００１２】 そして、シール材１は図示しないフロントリッドとエンドフィニッシャとの間 隙に、シール材２はフロントリッドとコーナパネルとの間隙に位置するように取 付けられている。
【００１３】 したがって、シール材１の主体部１ａとリップ７との間に溜まった水は、穴５ から中空部３に入り垂直部分の中空部４を通って車外に排出され、さらにリップ 部に残った水が有れば切欠部６から排出される。
【００１４】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、フロントリッド、エンド フィニッシャ、コーナパネルの間に設けられたシール材のリップに水が溜まるこ とがなく、したがって錆や凍結等の心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示すキャブのシール材の斜
視図。
【図２】図１のＸ−Ｘ断面図
【図３】従来のフロントリッドとエンドフィニッシャと
コーナパネルとを有するキャブを例示する斜視図。
【図４】従来のシール材を例示する側断面図。
【符号の説明】
１、２…シール材 ３、４…中空部 ５…穴 ６…切欠部 ７…リップ １１…フロントリッド １２…エンドフィニッシャ １３…コーナパネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 キャブの正面のフロントリッドとエンド
    フニッシャとコーナパネルとの間に設けられた中空でリ
    ップを有するシール材を用いたキャブのシール構造にお
    いて、エンドフィニッシャとフロントリッドとの間の水
    平部分のシール材の主体部に適数の穴をリップのところ
    から中空部に貫通するように設け、フロントリッドとコ
    ーナパネルとの間をシールする垂直部分のシール材の中
    空部と前記水平部分のシール材の中空部とを連通させた
    ことを特徴とするキャブのシール構造。
JP128693U 1993-01-22 1993-01-22 キャブのシール構造 Expired - Fee Related JP2580131Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348828A (ja) * 1998-06-15 1999-12-21 Hino Motors Ltd シール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11348828A (ja) * 1998-06-15 1999-12-21 Hino Motors Ltd シール構造

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