JPH0657582B2 - シート材の供給装置に結合されたスリッタ装置 - Google Patents

シート材の供給装置に結合されたスリッタ装置

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JPH0657582B2
JPH0657582B2 JP60260951A JP26095185A JPH0657582B2 JP H0657582 B2 JPH0657582 B2 JP H0657582B2 JP 60260951 A JP60260951 A JP 60260951A JP 26095185 A JP26095185 A JP 26095185A JP H0657582 B2 JPH0657582 B2 JP H0657582B2
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sheet material
slitter
sled
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JP60260951A
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ダグラス・エス・マツナガ
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ブレイナ−・エンタ−プライジズ・インコ−ポレ−テツド
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はシート材の供給装置に結合されたスリッタ装
置に関する。
従来の技術 現在、材料のスリッティングにおいては、一般に水平面
内で回動しうるように取り付けられた複数対のアーバを
有するスリッタが使用される。この場合、スリッティン
グ操作時に一方の対のアーバを予めセットしておき、そ
のアーバ対を次のスリッティング操作時に回動させて材
料通過ライン内に位置合せすることができる。このよう
なスリッタは米国特許第 4,212,218号および米国再発行
特許第27,918号に開示されている。この種のスリッタの
従来技術のうち最近のものにおいては、ピンチロールは
操作可能な対をなすアーバの近くに取り付けられ、予め
セットされたアーバをスリッティング位置に位置合せす
るためには、材料の通過ラインから変位させる必要があ
る。ピンチロールの変位はそのピンチロールを旋回可能
に取り付けることによって行なわれるが、このようにす
ると、操作中にピンチロールが揺動する。また、ピンチ
ロールは垂直変位動作可能にも取り付けられるが、その
ようにした場合、ピットを使用しないと、アーバを位置
合せするに際してロールを適合させることができない。
この種のピンチロールの構成においては、いずれの場合
も、ピーラはピンチロールマウントとは別のユニットで
ある。
発明の概要 この発明の装置は、スリッタにおける複数対のアーバの
うち運転位置にあるアーバ対と、シート材を繰り出すア
ンコイラとの間に配置されてシート材の通過ラインに沿
ってその前後方向に移動可能なスレッドを有する。ピン
チロールはピーラに沿ってスレッドに支持されている。
スレッドがアンコイラに向ってシフトされると、スリッ
タのアーバを位置合せするための隙間が形成され、かつ
ピーラがアンコイラの近傍に設置されるため新しいコイ
ルからシート材をピーリングしてスレッド上のピンチロ
ールの間に通すことができる。また、このようにスレッ
ドがアンコイラ側へシフトされると、スリッタとピンチ
ロールとの間にスペースが形成されるので、スクラップ
の除去が容易にできる。その他、クロップシアー,エッ
ジコントロールおよびサイドガイドローラ等の装置もス
レッドに取り付けることができる。
目的 この発明の目的は、新規な移動可能のシート材供給装置
に結合されたスリッタ装置を提供することである。
この発明の別の目的は、1対のピンチロールを有するス
レッド型シール材供給装置をスリッタのアーバ対位置換
え時にスリッタから十分に離隔させて、このスレッドと
複数対のスリッタアーバとの間にアーバの回動を妨げな
い間隔を生じるスリッタ装置を提供することである。
この発明の別の目的は、シート材供給のスレッドにピー
ラおよびクロップシアーを設け、スレッドのスリッタか
らの離隔時に、シート材のアンコイラからの取り出しお
よびシート材の前端切り揃えを可能としたシート材供給
スレッドに結合されたスリッタ装置を提供することであ
る。
この発明のさらに別の目的は、以下の実施例の説明より
明らかになるであろう。
実施例 この発明の装置はスリッターライン(第1,2図参照)
に使用される。スリッターラインには、通常、アーバ1
4に保持されたシート材13のコイル12を有するアン
コイラ10が含まれる。また、スリッタ16は各種のス
リッティング操作を行なうために、異方向に向けて軸支
された複数対の、工具付きアーバを含む。各対のアーバ
18はその一端部を一方の軸受ハウジング22内におい
て軸支され、同ハウジング22内の鉛直軸を中心に水平
面内で回動可能であり、使用時には他端部をアウトボー
ド軸受ハウジング20に支持され、十分に保持される。
スリッティング操作時において、一つの対のアーバ18
が使用されている場合、他の対のアーバ18を次のスリ
ッティング操作に使用しうる状態に予めセットしておく
ことができる。予めセットされたアーバ18は、別のス
リッティング操作の準備としてコイル12からのシート
材13の通過ライン内に回動もしくは指向される。その
際、アウトボード軸受ハウジング20は予めセットされ
たアーバ18の自由端に連結されている。スリッタ16
の詳細な構成および操作については米国特許第 4,212,2
18号に開示されている。また、米国再発行特許第27,918
号に記載されているマルチヘッド型のスリッタも、この
発明のスリッターラインに適用できる。これら両特許は
この出願において参照されている。
この発明の装置にはローラやシリンダ等の移動装置を付
設されたスレッド24が含まれる。このスレッド24は
アンコイラ10とスリッタ16との間に配置され、アン
コイラ10からシート材13をスリッタ16に供給する
装置を具備している。なお、シート材の経路はアンコイ
ラからリコイラへと続く。スレッド24は平行に離間さ
れたフレーム26を有する。このフレーム26の下端部
にはローラ27が取り付けられており、フレーム26が
レール28に沿ってシート材の通過ライン上を移動でき
るように設定されている。そして、両フレーム26はア
ッパークロスメンバ29およびロワークロスメンバ30
によって連結されている。ロワークロスメンバ30とス
リッタ16との間には油圧シリンダ32が連結されてい
る。油圧シリンダ32によって、スレッド24は実線で
示した伸長位置と破線で示した収縮位置(第2図参照)
との間でシフトされる。なお、スレッド24を動作させ
る別の方法としては、モータによって駆動するホイール
(図示せず)を介してこのスレッド24をレール28に
取り付ける方法がある。
スレッド24の両フレーム26の間には1対のピンチロ
ール34が連結されている。ピンチロール34のうちの
下側に位置するピンチロールは上側に位置するピンチロ
ールに対して離接可能である。この動作は側部に取り付
けられた油圧シリンダ35によって行なわれる。また、
上側に位置するピンチロールはモータ37によって駆動
される。ピンチロール34の後方において、フレーム2
6の間に差し渡されたクロスメンバ31には、ピーラ3
6が上下に回動可能にその基端部を取り付けられてい
る。このピーラ36はロワーアーム38を有し、このロ
ワーアーム38にはプレート40が固定されている。プ
レート40の末端はピーリング操作を容易にするために
テーパ状に加工されている。さらにクロスメンバ33と
プレート40との間には油圧シリンダ42が連結されて
いる。この油圧シリンダ42によって、ピーラ36は降
下位置(第1,5図)と上昇位置(第2の実線部分)と
の間でシフトされる。
スレッド24にはクロップシアー44が取り付けられて
いる。このクロップシアー44はピンチロール34の前
方においてフレーム26に支持されたガイド45内に配
置され、コイル12から供給されるシート材13の前端
部を揃えるのに使用されるとともに、モータ49によっ
て駆動される1対のウォームギヤ47によって上下され
る。また、フレーム26には垂直軸について回動可能な
サイドガイドローラ46が支持されている。このサイド
ガイドローラ46はピンチロール34とクロップシアー
44との間に位置し、スレッド24を通過するシート材
13の側端部と接触する。このサイドガイドローラ46
はシート材の通過ラインの各側に1対設けられている。
そして、各ガイドローラ材はクロスシャフト50上に載
置されたキャリア48に取り付けられている。キャリア
48の横方向の位置は、このキャリア48に螺合された
螺子51を回動させることによって設定される。なお、
この螺子51はモータ53によって回動される。
アッパークロスメンバ29上には、このアッパークロス
メンバ29に取り付けられたブラケット58に軸支され
た螺子56によって、電子式の端部感知ユニット54が
支持されている。この端部感知ユニット54は、クロス
メンバ29に形成されたスリット55を通る光の遮蔽を
感知する光電セルである。すなわち、スリット55の下
方に設置されたランプ57から発せられてスリット55
を通過した光が、アンコイラ10からスレッド24に供
給されるシート材13の前端部によって遮られると、こ
の光電セルがそれを感知する。そして、端部感知ユニッ
ト54はアンコイラ10に対して電気的に接続されてお
り、シート材13の前端部がずれると、アンコイラ10
のアーバ14は横方向にシフトされ、そのずれが修正さ
れる。
次に、スリッターラインの操作について説明する。スレ
ッド24は油圧シリンダ32の作用で、レール28に沿
ってアンコイラ側へシフトされる。そうすると、予めセ
ットされた1対のアーバ18が回動され、シート材の通
過ラインと交差する位置に設定される。スレッド24の
この位置は、第2図において実線で示されている。次
に、ピーラ36が上昇され、コイル12からシート材1
3の前端部がピンチロール34間に供給される。その
後、ピンチロール34が閉じられるとともに、ピーラ3
6が降下される。次に、スレッド24が第2図の破線位
置にシフトされ、シート材13がコイル12から引張ら
れる。そして、ピンチロール34が駆動されると、シー
ト材の前端部がクロップシアー44によって揃えられ、
予めセットされた1対のアーバ18内に供給される。こ
のピンチロール34は開放されており、サイドガイドロ
ーラ46および端部感知ユニット54はスリッティング
操作のために調節される。
この発明は上記実施例によって制限されるものではな
く、特許請求の範囲内であれば変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアンコイラ、この発明のスレッドおよびスリッ
タを示すためのスリッターラインの斜視図、第2図は第
1図の側面図、第3図はスレッドの側面図、第4図はス
レッドの平面図、第5図はスレッドの斜視図である。 10……アンコイラ、12……コイル 13……シート材、14,18……アーバ 16……スリッタ、24……スレッド 34……ピンチロール、36……ピーラ 44……クロップシアー、46……サイドガイドローラ 54……端部感知ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数対のアーバを有し、各対のアーバがそ
    の一端を共通の直交軸に関して各別の半径方向に配向さ
    れて水平面内で回動可能とされ、その内の一つの対のア
    ーバがシート材の通過ラインを横切る運転位置に配置さ
    れ、他の対のアーバは通過ラインの側方位置で次のスリ
    ッティング操作のために予め異なる工具をセットされる
    構成のスリッタ装置において、シート材(13)のコイ
    ル(12)を支持するためのアーバ部材(14)を有す
    るアンコイラ(10)とスリッタ(16)との間にシー
    ト材(13)を案内するスレッド(24)が移動可能に
    配置され、スレッド(24)にはそのフレームに1対の
    ピンチロール(34)が支持されるとともに、このスレ
    ッドを前記シート材通過ラインに沿ってシフトするため
    の移動装置が付設され、この移動装置によって、前記ス
    レッドが前記スリッタに隣接する位置と前記スリッタか
    ら十分に離れた位置との間においてシフトされ、スレッ
    ドが十分離れた位置にあるときに作動アーバ交換のため
    前記他の対のアーバが前記シート材通過ラインを横切る
    運転位置に回動され、他方、スレッドの前記ピンチロー
    ル間に前記アンコイラからのシート材が導入され、スレ
    ッドが前記スリッタに隣接する位置にあるときに前記ア
    ンコイラからのシート材が前記ピンチロールを経てスリ
    ッタに連続して供給されるように構成したことを特徴と
    するシート材の供給装置に結合されたスリッタ装置。
  2. 【請求項2】前記スレッドがピーラ(36)と、このピ
    ーラを上下に回動させるための回動装置とを有し、この
    回動装置によって前記ピーラが非操作状態における降下
    位置と操作状態における上昇位置との間で移動され、前
    記スレッドが前記スリッタから十分に離れた位置にある
    とき前記アンコイラからピーリングされる前記シート材
    の前端部が前記ピンチロール(34)を経てスリツタ側
    に指向されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のシート材の供給装置に結合されたスリッタ装置。
  3. 【請求項3】前記スレッドが前記シート材の前記前端部
    を揃えるためのシアー(44)装置を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のシート材の供給装置
    に結合されたスリッタ装置。
  4. 【請求項4】前記スレッドは、前記シート材が前記アン
    コイラと前記スリッタとの間を通過する際にその横方向
    の位置を感知するための感知装置(54)を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシート材の供
    給装置に結合されたスリッタ装置。
  5. 【請求項5】前記スレッドが前記シート材の通過ライン
    の両側に対向状に離間させて取り付けられたガイドロー
    ラ(46)装置を有し、このガイドローラ装置は前記シ
    ート材が前記アンコイラと前記スリッタとの間を通過す
    る際にその側端部と接触し案内することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のシート材の供給装置に結合さ
    れたスリッタ装置。
JP60260951A 1985-11-20 1985-11-20 シート材の供給装置に結合されたスリッタ装置 Expired - Lifetime JPH0657582B2 (ja)

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JPS5912096U (ja) * 1982-07-15 1984-01-25 原子燃料工業株式会社 番号確認装置付燃料取扱工具
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