JP2525367Y2 - ビードリムーバ - Google Patents
ビードリムーバInfo
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- JP2525367Y2 JP2525367Y2 JP1990123886U JP12388690U JP2525367Y2 JP 2525367 Y2 JP2525367 Y2 JP 2525367Y2 JP 1990123886 U JP1990123886 U JP 1990123886U JP 12388690 U JP12388690 U JP 12388690U JP 2525367 Y2 JP2525367 Y2 JP 2525367Y2
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- Japan
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電縫管製造設備におけるビードリムーバ
に関するものである。
に関するものである。
電縫管製造設備は、先ず、エントリ工程において先行
板材(帯板コイル)と後行板材(帯板コイル)の端部ど
うしをフラッシュバット溶接により横継ぎしてエンドレ
スな板材とした後、この板材をフォーミング工程のブレ
ークダウンミル、クラスターサイドロール、フィンパス
ミルにより漸次曲げて管状に成形し、次いで、溶接工程
においてオープンシーム管のシーム部を溶接するライン
構成となっている。
板材(帯板コイル)と後行板材(帯板コイル)の端部ど
うしをフラッシュバット溶接により横継ぎしてエンドレ
スな板材とした後、この板材をフォーミング工程のブレ
ークダウンミル、クラスターサイドロール、フィンパス
ミルにより漸次曲げて管状に成形し、次いで、溶接工程
においてオープンシーム管のシーム部を溶接するライン
構成となっている。
このような電縫管製造設備では、溶接継手部の上下両
面にある横継ぎ溶接ビード余盛部を手入れなしにミルラ
インに通した場合、ブレークダウンミルにおいて過負荷
によりミル損傷が起こり、溶接工程においてコンタクト
チップが、またその後段に配置された内面・外面ビード
取り用のバイトが損傷するという不都合を避けられない
ため、エントリ工程において、先行板材と後行板材の溶
接後、溶接ビード余盛部を切削除去する必要があるが、
フォーミング工程で成形されたオープンシーム管におけ
るシーム部の両側の溶接ビード余盛部(高々50〜100m
m)が除去されていれば、前述したような不都合を生じ
ないこと、及び、ブレークダウンミルでは板材幅方向中
央部に残存する溶接ビード余盛部に対してはロールの退
避によってミルの損傷を回避できることから、溶接ビー
ド余盛部の全部ではなく、その板材幅方向端部のみを切
削除去することが行われ、そのためのビードリムーバが
開発されている(特開平2−179367号公報参照)。
面にある横継ぎ溶接ビード余盛部を手入れなしにミルラ
インに通した場合、ブレークダウンミルにおいて過負荷
によりミル損傷が起こり、溶接工程においてコンタクト
チップが、またその後段に配置された内面・外面ビード
取り用のバイトが損傷するという不都合を避けられない
ため、エントリ工程において、先行板材と後行板材の溶
接後、溶接ビード余盛部を切削除去する必要があるが、
フォーミング工程で成形されたオープンシーム管におけ
るシーム部の両側の溶接ビード余盛部(高々50〜100m
m)が除去されていれば、前述したような不都合を生じ
ないこと、及び、ブレークダウンミルでは板材幅方向中
央部に残存する溶接ビード余盛部に対してはロールの退
避によってミルの損傷を回避できることから、溶接ビー
ド余盛部の全部ではなく、その板材幅方向端部のみを切
削除去することが行われ、そのためのビードリムーバが
開発されている(特開平2−179367号公報参照)。
このビードリムーバでは、溶接ビードの切削幅を大き
くしようとすれば回転カッターの駆動力を大きくする必
要があるが、油圧モータによる直動式駆動で回転カッタ
ーを回転させているために、回転カッターにかかる負荷
が瞬間的でも大きくなるとモーターの回転が停止してし
まうとい欠点があった。このため、切削位置に溶接ビー
ド余盛部を正確に停止させるために材料搬送ラインを制
御する外、モータが回転停止しないように回転カッター
の圧下力を制御する必要があるが、いずれも難しいとい
う不都合があった。
くしようとすれば回転カッターの駆動力を大きくする必
要があるが、油圧モータによる直動式駆動で回転カッタ
ーを回転させているために、回転カッターにかかる負荷
が瞬間的でも大きくなるとモーターの回転が停止してし
まうとい欠点があった。このため、切削位置に溶接ビー
ド余盛部を正確に停止させるために材料搬送ラインを制
御する外、モータが回転停止しないように回転カッター
の圧下力を制御する必要があるが、いずれも難しいとい
う不都合があった。
後者に対しては、油圧モータに代えて電動モータを使
用することも考えられるが、モータの外形が大きくなる
ため、上下の回転カッターを圧下した時に上下のモータ
同士が干渉してしまってチョック間距離を狭めることが
できないから、必要以上に大径な回転カッター(消耗
品)を使用しなければならず、無駄であるという不都合
を免れない。
用することも考えられるが、モータの外形が大きくなる
ため、上下の回転カッターを圧下した時に上下のモータ
同士が干渉してしまってチョック間距離を狭めることが
できないから、必要以上に大径な回転カッター(消耗
品)を使用しなければならず、無駄であるという不都合
を免れない。
この考案は前記課題を解決するためになしたもので、
電動モータを使用しながら上下のチョック間距離を狭め
て上下の回転カッターを圧下することができると共に、
板材パスラインを制御することなく回転カッター位置に
溶接ビード余盛部を正確に停止させることができるよう
にすることを目的とする。
電動モータを使用しながら上下のチョック間距離を狭め
て上下の回転カッターを圧下することができると共に、
板材パスラインを制御することなく回転カッター位置に
溶接ビード余盛部を正確に停止させることができるよう
にすることを目的とする。
この考案に係るビードリムーバは、図示に示すよう
に、板継ぎした溶接部の板材幅方向の両端部における溶
接ビードをそれぞれ上下一対の回転カッター15A、15Bに
より切削除去するビードリムーバにおいて、一対の支持
ベース2を板材パスラインLを挟んで板材幅方向に互い
に接近又は離間可能に対向して設け、各支持ベース2上
にスタンド3を板材パスラインL方向に移動調整可能に
設け、各スタンド3に上下一組のチョック10A、10Bを夫
々圧下調整可能に設け、このチョック10A、10Bに夫々支
持された回転軸14の板材パスライン側端部に回転カッタ
ー15A、15Bを装着し、かつ、前記回転軸14の反対側端部
にユニバーサルジョイント17A、17Bを介して駆動装置16
A、16Bを接続すると共に、これら駆動装置16A、16Bを前
記スタンド3上に設けたことを特徴としており、かかる
構成によって前記目的を達成するものである。
に、板継ぎした溶接部の板材幅方向の両端部における溶
接ビードをそれぞれ上下一対の回転カッター15A、15Bに
より切削除去するビードリムーバにおいて、一対の支持
ベース2を板材パスラインLを挟んで板材幅方向に互い
に接近又は離間可能に対向して設け、各支持ベース2上
にスタンド3を板材パスラインL方向に移動調整可能に
設け、各スタンド3に上下一組のチョック10A、10Bを夫
々圧下調整可能に設け、このチョック10A、10Bに夫々支
持された回転軸14の板材パスライン側端部に回転カッタ
ー15A、15Bを装着し、かつ、前記回転軸14の反対側端部
にユニバーサルジョイント17A、17Bを介して駆動装置16
A、16Bを接続すると共に、これら駆動装置16A、16Bを前
記スタンド3上に設けたことを特徴としており、かかる
構成によって前記目的を達成するものである。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
図中1は支持架台、2は一対の支持ベース、3は一対
のスタンドである。
のスタンドである。
支持ベース2は支持架台1に設けた案内機構4に係合
され、かつ、支持架台1に軸受5を介して回転可能に取
り付けたスクリュ6に螺合されて板材パスラインLを挾
んで対向して配設されている。そして、駆動装置7によ
るスクリュ6の回転で支持ベース2が案内機構4に沿っ
て板材幅方向(板材パスラインLと直角方向)に互いに
接近又は離間可能となっている。
され、かつ、支持架台1に軸受5を介して回転可能に取
り付けたスクリュ6に螺合されて板材パスラインLを挾
んで対向して配設されている。そして、駆動装置7によ
るスクリュ6の回転で支持ベース2が案内機構4に沿っ
て板材幅方向(板材パスラインLと直角方向)に互いに
接近又は離間可能となっている。
スタンド3は支持ベース2に設けた案内機構8に係合
され、かつ、支持ベース2に取り付けた移動シリンダ9
のロッド先端に連結されて板材パスラインLを挾んで対
向して配設されている。そして、移動シリンダ9により
スタンド3が案内機構8に沿って板材パスラインLの方
向に移動調整可能となっている。
され、かつ、支持ベース2に取り付けた移動シリンダ9
のロッド先端に連結されて板材パスラインLを挾んで対
向して配設されている。そして、移動シリンダ9により
スタンド3が案内機構8に沿って板材パスラインLの方
向に移動調整可能となっている。
10A、10Bは一組のチョックで、スタンド3内に夫々上
下に対向して配置されている。
下に対向して配置されている。
上チョック10Aはスタンド3に設けた案内機構11に係
合され、かつ、スタンド3に取り付けた圧下シリンダ12
Aのロッド先端に連結されている。そして、圧下シリン
ダ12Aにより上チョック10Aが案内機構11に沿って圧下調
整可能となっている。
合され、かつ、スタンド3に取り付けた圧下シリンダ12
Aのロッド先端に連結されている。そして、圧下シリン
ダ12Aにより上チョック10Aが案内機構11に沿って圧下調
整可能となっている。
また、下チョック10Bはスタンド3に設けた案内機構1
1に係合され、かつ、スタンド3に取り付けた圧下シリ
ンダ12Bのロッド先端に連結されている。そして、圧下
シリンダ12Bにより下チョック10Bが案内機構11に沿って
圧下調整可能となっている。
1に係合され、かつ、スタンド3に取り付けた圧下シリ
ンダ12Bのロッド先端に連結されている。そして、圧下
シリンダ12Bにより下チョック10Bが案内機構11に沿って
圧下調整可能となっている。
そして、チョック10A、10Bには軸受13を介して回転軸
134が回転可能に取り付けられている。
134が回転可能に取り付けられている。
15A、15Bは一対の回転カッターである。
回転カッター15Aは上チョック10Aに支持した回転軸14
の先端部に装着され、回転カッター15Bは下チョック10B
に支持した回転軸14の先端部に装着されて、スタンド3
の板材パスラインL側で互いに上下に対向して配置され
ている。
の先端部に装着され、回転カッター15Bは下チョック10B
に支持した回転軸14の先端部に装着されて、スタンド3
の板材パスラインL側で互いに上下に対向して配置され
ている。
16A、16Bと駆動装置(実施例では電動モータ)であ
る。
る。
駆動装置16Aは前記上チョック10Aに支持した回転軸14
の基端部にユニバーサルジョイント17Aを介して接続さ
れ、該ユニバーサルジョイント17Aにより回転軸14Aの中
心線位置より上方に偏位させて上チョック10Aに取付フ
レーム18Aを介し傾斜状態で設けられている。
の基端部にユニバーサルジョイント17Aを介して接続さ
れ、該ユニバーサルジョイント17Aにより回転軸14Aの中
心線位置より上方に偏位させて上チョック10Aに取付フ
レーム18Aを介し傾斜状態で設けられている。
また、駆動装置16Bは前記下チョック10Bに支持した回
転軸14の基端部にユニバーサルジョイント17Bを介して
接続され、該ユニバーサルジョイント17Bにより回転軸1
4Bの中心線位置より下方に偏位させて上チョック10Bに
取付フレーム18Bを介し傾斜状態で設けられている。
転軸14の基端部にユニバーサルジョイント17Bを介して
接続され、該ユニバーサルジョイント17Bにより回転軸1
4Bの中心線位置より下方に偏位させて上チョック10Bに
取付フレーム18Bを介し傾斜状態で設けられている。
19A、19Bは複数組のガイドローラ付きストッパーで、
ビード余盛部の削り過ぎを防止するために設けられてい
る。
ビード余盛部の削り過ぎを防止するために設けられてい
る。
ストッパー19Aは上チョック10Aに設けた取付フレーム
18Aに弾性支持機構20Aを介して取り付けられて回転カッ
ター15Aの近傍位置に配置されている。
18Aに弾性支持機構20Aを介して取り付けられて回転カッ
ター15Aの近傍位置に配置されている。
また、ストッパー19Bは下チョック10Bに設けた取付フ
レーム18Bに弾性支持機構20Bを介して取り付けられて回
転カッター15Bの近傍位置に配置されている。
レーム18Bに弾性支持機構20Bを介して取り付けられて回
転カッター15Bの近傍位置に配置されている。
そして、ストッパー19A、19Bは弾性支持機構20A、20B
により互いに接近する側に弾性支持された状態で回転カ
ッター15A、15Bの近傍位置に上下に対向して配置されて
おり、最も接近した位置でガイドローラ21A、21Bが回転
カッター15A、15Bの切削面より板材側に5〜10mmだけ突
出するようにセットされている。尚、弾性支持機構20
A、20Bはバネ式のもので、ライナ22などによってガイド
ローラ21A、21Bの位置を調整して切込み深さを変更可能
となっている。
により互いに接近する側に弾性支持された状態で回転カ
ッター15A、15Bの近傍位置に上下に対向して配置されて
おり、最も接近した位置でガイドローラ21A、21Bが回転
カッター15A、15Bの切削面より板材側に5〜10mmだけ突
出するようにセットされている。尚、弾性支持機構20
A、20Bはバネ式のもので、ライナ22などによってガイド
ローラ21A、21Bの位置を調整して切込み深さを変更可能
となっている。
以上の構成において、板材Mを通板させながら図示し
ないガイド機構により幅方向にセンタリングする一方、
駆動装置7によるスクリュ6の回転で支持ベース2を接
近又は離間調整させることによって、支持ベース2上の
スタンド3に設けられた回転カッター15A、15Bの板材幅
方向位置を調整する。次いで、上記通板される板材Mに
対して、まず圧下シリンダ12Bにより下チョック10Bを案
内機構4に沿って上動させてストッパー19Bを板材Mの
下面に当接せしめ、回転カッター15Bを位置決め停止し
た後、圧下シリンダ12Aにより上チョック10Aを案内機構
4に沿って下動させてストッパー19Aを板材Mの上面に
当接せしめ、回転カッター15Aを位置決め停止する。こ
のような回転カッター15A、15Bの圧下調整後、板材Mが
板材パスラインL上を通板されて、先行板材と後行板材
を溶接した横継ぎ溶接ビード余盛部が回転カッター15
A、15Bの位置付近に達した時、板材Mの通板を停止す
る。次いで、移動シリンダ9により支持ベース2上のス
タンド3案内機構8に沿ってスライドさせて回転カッタ
ー15A、15Bの板材パス方向位置を調整し、これにより前
記横継ぎ溶接ビード余盛部に対して回転カッター15A、1
5Bを位置決めして切削作業を行う。この作業により溶接
ビード余盛部の板材幅方向端部が切削除去される。駆動
装置16A、16Bに電動モータを使用しておけば、作業時、
回転カッター15A、15Bにかかる負荷が瞬間的に大きくな
っても、モータの回転が停止することはなく切削は確実
に行われる。作業後、回転カッター15A、15B間を開いて
板材Mから離し、ライン搬送を開始する。
ないガイド機構により幅方向にセンタリングする一方、
駆動装置7によるスクリュ6の回転で支持ベース2を接
近又は離間調整させることによって、支持ベース2上の
スタンド3に設けられた回転カッター15A、15Bの板材幅
方向位置を調整する。次いで、上記通板される板材Mに
対して、まず圧下シリンダ12Bにより下チョック10Bを案
内機構4に沿って上動させてストッパー19Bを板材Mの
下面に当接せしめ、回転カッター15Bを位置決め停止し
た後、圧下シリンダ12Aにより上チョック10Aを案内機構
4に沿って下動させてストッパー19Aを板材Mの上面に
当接せしめ、回転カッター15Aを位置決め停止する。こ
のような回転カッター15A、15Bの圧下調整後、板材Mが
板材パスラインL上を通板されて、先行板材と後行板材
を溶接した横継ぎ溶接ビード余盛部が回転カッター15
A、15Bの位置付近に達した時、板材Mの通板を停止す
る。次いで、移動シリンダ9により支持ベース2上のス
タンド3案内機構8に沿ってスライドさせて回転カッタ
ー15A、15Bの板材パス方向位置を調整し、これにより前
記横継ぎ溶接ビード余盛部に対して回転カッター15A、1
5Bを位置決めして切削作業を行う。この作業により溶接
ビード余盛部の板材幅方向端部が切削除去される。駆動
装置16A、16Bに電動モータを使用しておけば、作業時、
回転カッター15A、15Bにかかる負荷が瞬間的に大きくな
っても、モータの回転が停止することはなく切削は確実
に行われる。作業後、回転カッター15A、15B間を開いて
板材Mから離し、ライン搬送を開始する。
以上の通り、この考案は、先行板材と後行板材を溶接
した横継ぎ溶接ビード余盛部の板材幅方向端部のみを切
削除去する上下一組の回転カッターを設けたビードリム
ーバにおいて、板材幅に対しては支持ベースの移動によ
り対応し、かつ、溶接ビード余盛部の板材パス方向位置
が正確でなくてもスタンドの移動により対応するから、
溶接ビード余盛部の板材幅方向端部に対する回転カッタ
ーの前後左右の位置を正確かつ迅速にセットできる。ま
た、ユニバーサルジョイントを使用し上下の回転カッタ
ー用駆動装置を傾斜配置して離間させたから、該駆動装
置に油圧モータに代えて電動モータを使用しても上下の
モータ同士を干渉させることなく上下のチョック間距離
を確実に狭めて上下の回転カッターを確実に圧下ことが
できる。従って、切削作業を小径な回転カッターを使用
して停止させることなく確実にしかも能率良く行うこと
が可能となる。
した横継ぎ溶接ビード余盛部の板材幅方向端部のみを切
削除去する上下一組の回転カッターを設けたビードリム
ーバにおいて、板材幅に対しては支持ベースの移動によ
り対応し、かつ、溶接ビード余盛部の板材パス方向位置
が正確でなくてもスタンドの移動により対応するから、
溶接ビード余盛部の板材幅方向端部に対する回転カッタ
ーの前後左右の位置を正確かつ迅速にセットできる。ま
た、ユニバーサルジョイントを使用し上下の回転カッタ
ー用駆動装置を傾斜配置して離間させたから、該駆動装
置に油圧モータに代えて電動モータを使用しても上下の
モータ同士を干渉させることなく上下のチョック間距離
を確実に狭めて上下の回転カッターを確実に圧下ことが
できる。従って、切削作業を小径な回転カッターを使用
して停止させることなく確実にしかも能率良く行うこと
が可能となる。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図、第3
図、第4図、第5図は第1図のC〜線、D〜線、E〜
線、F〜線に沿う拡大側断面図、第6図は第1図の部分
拡大図である。 1……支持架台、2……支持ベース、3……スタンド、
4……案内機構、5……軸受、6……スクリュ、7……
駆動装置、8……案内機構、9……油圧シリンダ、10
A、10B……チョック、11……案内機構、12A、12B……圧
下シリンダ、13……軸受、14……回転軸、15A、15B……
回転カッター、16A、16B……駆動装置、17A、17B……ユ
ニバーサルジョイント、18A、18B……取付フレーム、19
A、19B……ストッパー、20A、20B……弾性支持機構.
図、第4図、第5図は第1図のC〜線、D〜線、E〜
線、F〜線に沿う拡大側断面図、第6図は第1図の部分
拡大図である。 1……支持架台、2……支持ベース、3……スタンド、
4……案内機構、5……軸受、6……スクリュ、7……
駆動装置、8……案内機構、9……油圧シリンダ、10
A、10B……チョック、11……案内機構、12A、12B……圧
下シリンダ、13……軸受、14……回転軸、15A、15B……
回転カッター、16A、16B……駆動装置、17A、17B……ユ
ニバーサルジョイント、18A、18B……取付フレーム、19
A、19B……ストッパー、20A、20B……弾性支持機構.
Claims (1)
- 【請求項1】板継ぎした溶接部の板材幅方向の両端部に
おける溶接ビードをそれぞれ上下一対の回転カッターに
より切削除去するビードリムーバにおいて、 一対の支持ベースを板材パスラインを挟んで板材幅方向
に互いに接近又は離間可能に対向して設け、各支持ベー
ス上にスタンドを板材パスライン方向に移動調整可能に
設け、各スタンドに上下一組のチョックを夫々圧下調整
可能に設け、このチョックに夫々支持された回転軸の板
材パスライン側端部に回転カッターを装着し、かつ、前
記回転軸の反対側端部にユニバーサルジョイントを介し
て駆動装置を接続すると共に、これら駆動装置を前記ス
タンド上に設けたことを特徴とするビードリムーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990123886U JP2525367Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ビードリムーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990123886U JP2525367Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ビードリムーバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480672U JPH0480672U (ja) | 1992-07-14 |
JP2525367Y2 true JP2525367Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31871568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990123886U Expired - Lifetime JP2525367Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | ビードリムーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525367Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914418A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-25 | Kawasaki Steel Corp | 鋼帯溶接部の仕上処理方法及びその装置 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP1990123886U patent/JP2525367Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0480672U (ja) | 1992-07-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |