JPH0657518A - 合成糸を紡糸するための紡糸装置 - Google Patents

合成糸を紡糸するための紡糸装置

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JPH0657518A
JPH0657518A JP5140618A JP14061893A JPH0657518A JP H0657518 A JPH0657518 A JP H0657518A JP 5140618 A JP5140618 A JP 5140618A JP 14061893 A JP14061893 A JP 14061893A JP H0657518 A JPH0657518 A JP H0657518A
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JP
Japan
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cooling pipe
spinning
yarn
cooling
wall
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Pending
Application number
JP5140618A
Other languages
English (en)
Inventor
Heinz Schippers
シッペルス ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Barmag AG
Original Assignee
Barmag AG
Barmag Barmer Maschinenfabrik AG
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/098Melt spinning methods with simultaneous stretching
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/088Cooling filaments, threads or the like, leaving the spinnerettes
    • D01D5/092Cooling filaments, threads or the like, leaving the spinnerettes in shafts or chimneys

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な手段を用いて、化学繊維の良好な走行
安定性を達成し、全長にわたる大きな均一性を形成す
る。 【構成】 冷却管の出口にシールド壁が配置されてお
り、シールド壁を前記冷却管の端部が貫通していて、前
記シールド壁が、前記冷却管に対して直交する方向に向
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成糸を紡糸するため
の紡糸装置であって、糸が6000m/min以上の速
度で、紡糸ノズルから引出され、少なくとも部分的に延
伸されるようになっており、化学繊維が、紡糸ノズルの
下方で冷却を目的として、穿孔された冷却管または多孔
性の冷却管を通って案内されて、外方から内方に向かっ
て該冷却管に流入する空気流にさらされるようになって
おり、前記冷却管の外側に大気圧が存在している形式の
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の紡糸装置は、ドイツ連
邦共和国特許出願公開第1914556号明細書に基づ
き公知である。この公知の構成は、複数の個々のフィラ
メントから成る繊維束にその全周で空気流が供給される
という利点を有してはいるが、しかし、不均一な糸特性
が生じてしまうことが分かった。この不均一性は次のこ
とによると言える。すなわち、極めて高い速度と、極め
て高い糸テンションとにより走行する化学繊維は、走行
安定性が極めて大きい場合にのみ、その全長にわたって
均一になるのである。さらに、冷却管の外周面で圧力変
動を生ぜしめる紡糸室の空気乱流が、形成されたフィラ
メントもしくは糸の不均一性をも結果として招いていて
しまうのも不都合である。このことは特に、極めて高い
巻取り速度を備えた紡糸装置が運転される場合に当ては
まる。それというのは、第1に、これにより極めて強い
空気運動が生じるからである。第2に、極めて短い冷却
区域しか必要とされないので、冷却空気として吸い込ま
れた周辺空気の圧力変動が相当して増幅されて、糸の品
質変動を生ぜしめてしまうのである。たとえば欧州特許
第0117215号明細書および欧州特許第01183
75号明細書に基づき公知の紡糸装置においては、この
紡糸装置に設けられた巻取り機が、僅かな間隔をおいて
紡糸ノズルの下方に配置されていて、この巻取り機によ
って、化学繊維がボビンに巻取られる。このことは、化
学繊維が6000m/min.を超える極めて高速で巻
取られることにより可能になる。これにより、極めて強
力な糸の冷却が得られるので、約2mの極めて短い冷却
区域で充分である。これに対して、慣用の紡糸装置にお
いては4mを超える冷却区域が必要となる。高速によっ
て極めて強い空気摩擦が生ぜしめられるので、化学繊維
はある程度完全に延伸されて巻取られる。
【0003】この化学繊維は、直接巻取りボビンの引張
り力によって紡糸ノズルから引出されてよい。しかし紡
糸ノズルと巻取り装置との間に、デリバリ機構、特にド
イツ連邦共和国特許出願公開第4135350号明細書
(1−1951)によるスリップデリバリ機構を設ける
こともできる。
【0004】糸の冷却時における品質変動を回避するた
めに、従来は紡糸ノズルの下方に、多孔性または穿孔さ
れた冷却管が使用された。これらの冷却管は、例えばド
イツ連邦共和国特許出願公開第3406347号明細書
(Bag.1326)、ドイツ連邦共和国特許出願公開
第3424253.8−26号明細書(Bag.141
9)に記載されている。同じくドイツ連邦共和国特許出
願公開第3741135号明細書(Bag.1558)
ならびにドイツ連邦共和国特許出願公開第392306
7号明細書(Bag.1648)にも関連がある。この
場合、冷却空気は規定されてブロワによって供給される
ので、冷却管に供給された空気流の充分な均一性が時空
的に可能になる。後者のこのような吹付け技術において
不都合なのは、化学繊維束に全長にわたって極めて均一
な、つまり渦流のない空気流を得るために、装置に大き
な手間が必要とされ、さらに方法的にも面倒である点で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
な手段で、化学繊維の良好な走行安定性が達成され、全
長にわたる大きな均一性が形成されるように、冒頭で述
べた形式の紡糸装置を構成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冷却管の出口にシールド壁が配置
されており、該シールド壁を前記冷却管の端部が貫通し
ていて、前記シールド壁が、前記冷却管に対して直交す
る方向に向けられているようにした。
【0007】
【発明の効果】公知の装置においては、高速で走行する
化学繊維が冷却管内で負圧を形成することにより、半径
方向の空気流が生ぜしめられた。これに対して本発明
は、僅かな手間で、良好な流れ特性と冷却特性との調節
を可能にする。
【0008】冷却管における均一な流れ特性を保証する
ためには、請求項2に記載の手段が付加的に役立つ。こ
の手段により、繊維束によって連行された空気渦流が冷
却管の範囲に逆流し、ひいては冷却管に周辺空気を不均
一に供給するのが阻止されるだけでなく、圧力変動と圧
力波とが冷却管の引込み範囲に伝播されるのも阻止され
る。
【0009】本発明によるエアボックスは、環境周囲に
接続されている。前冷却された媒体に接続することも考
えられる。いずれにしても、このエアボックスは、ほぼ
大気圧か、または負圧がこのエアボックスに生じるよう
に形成されている。このためには、1つまたは複数の個
所に、規定された開口が設けられていてよい。中間壁を
設けることによって、流入する空気が冷却管の外周面に
直接供給されるのを回避することができる。このエアボ
ックスは、複数の冷却管によって貫通されていてよい。
これらの冷却管は各紡糸ノズルに対応している。これに
より、複数の冷却管のために同一の冷却条件が形成で
き、こうして互いに同一で均一な化学繊維を生ぜしめる
ことができる。これらのいずれの場合にも、エアボック
スはブロワには接続されていない。このブロワによっ
て、エアボックスには空気正圧が比較的僅かであれ形成
されてしまう。むしろ、空気供給のためには、紡糸室か
らエアボックスに、そしてこの場所から冷却管に向けら
れた圧力勾配が生じるという事実が利用される。
【0010】冷却管に外方から内方に向かって吸い込ま
れた空気流を制御するための手段を設けてよい。このこ
とは、特に環状の反らせ板によって行なわれる。この場
合、これらの環状の反らせ板は冷却管の内壁に、1つま
たは複数の垂直平面に取り付けられており、ほぼ半径方
向で内方に向けられている。もちろん、これらの環状の
反らせ板は、冷却管の中心に、化学繊維束のための貫通
開口を開けた状態にしている。請求項3に記載の構成で
は、空気流の有利な変向が得られるだけでなく、環状の
反らせ板の下側に負圧が生じ、この負圧が、外部空気の
前吸込みを生ぜしめる。
【0011】請求項4に記載の構成では、エアボックス
に、規定された負圧を生ぜしめることができ、これによ
り、糸に供給された空気量を制御できる。これによって
この冷却作用は、要求される条件と技術的な必要性とを
合わせて調節することができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0013】図示の実施例では、重合溶融液は、溶融液
導管1を通って紡糸ヘッド2に供給される。この紡糸ヘ
ッドは特に、紡糸ポンプ(図示せず)を有している。こ
の紡糸ポンプによって、調量された量の溶融液が紡糸ノ
ズル3に供給される。この紡糸ノズル3は、複数の紡出
オリフィスを備えたプレートである。各紡出オリフィス
からフィラメント4が流出する。これらのフィラメント
4は、糸ガイド7を通って1つの糸にまとめられる。ト
ラバース装置8によって、糸は、測定ローラ9に部分的
に巻掛けられて巻取りボビン10に供給される。この場
合、トラバースは、ガイドバーを備えたフライヤ式トラ
バース装置として形成されている。巻取りボビン10は
巻き管に形成されている。この巻き管12は、回転駆動
されるスピンドル11に緊定されている。図2に示した
実施例では、スピンドル11に4つの巻き管12が緊定
されており、同時に4つの糸が各ボビン10に巻取られ
る。
【0014】いずれの実施例でも、フィラメントが、ま
ず開いた状態で、つまり糸ガイド7の手前で、冷却管5
を通って案内されることが共通している。この冷却管5
は、紡糸ノズル3に直接接続している。この冷却管5は
多孔性であって、0.5〜2.0mの長さを有してい
る。この冷却管5の出口端部には、シールドプレート6
が当て付けられている。このシールドプレート6は、フ
ィラメント束のための貫通開口を有しており、このフィ
ラメント束の束径は、冷却管5の内径と等しいか、この
内径よりも小さい。
【0015】いずれの実施例にも示されているように、
冷却管5の多孔度は糸走行方向に向かって増大してい
る。ただし、本発明によれば、この多孔度は、少なくと
も糸走行速度に関連して、ほぼ比例的に増大している。
この糸走行速度、またはより正確にいえば、フィラメン
トの走行速度は極めて特徴的である。すなわち、まずこ
の走行速度は始めは比較的低く、次いで著しく増大する
という特徴を有している(線図)。この多孔度は、フィ
ラメントがその全長にわたって有する温度分布にも適合
させることができる。ここで述べたこれら2つの場合に
おいては、多孔度は糸走行方向に向かって増大する。つ
まり空気透過率が増大するわけである。
【0016】図1に示した実施例は、冷却管に複数の反
らせ板17が配置されているという特徴を有している。
これらの反らせ板17は、環状の板である。これらの環
状の板の外周面は、冷却管5に固定されていて、環状の
板の内縁部は、糸走行方向に向けられている。つまり下
方に向かって傾いているのである。これらの反らせ板1
7は、吸い込まれた空気流を下方に向かって案内する
が、しかし、これらの反らせ板によって、反らせ板の下
方に負圧が生じることに基づき、吸込み作用も生ぜしめ
られる。
【0017】糸走行速度は、6000m/minより大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】シールドプレートを備えた紡糸装置の概略図で
ある。
【図2】エアボックスを備えた紡糸装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 溶融液導管、 2 紡糸ヘッド、 3 紡糸ノズ
ル、 4 フィラメント、 5 冷却管、 6 シール
ドプレート、 7 糸ガイド、 8 トラバース装置、
9 測定ローラ、 10 巻取りボビン、 11 ス
ピンドル、 12巻き管、13 空気供給管、 14
弁プレート、 15 安定化壁、 16エアボックス
17 反らせ板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成糸を紡糸するための紡糸装置であっ
    て、糸が6000m/min以上の速度で紡糸ノズルか
    ら引出され、少なくとも部分的に延伸されるようになっ
    ており、化学繊維が、紡糸ノズルの下方で冷却を目的と
    して、穿孔された冷却管または多孔性の冷却管を通って
    案内されて、外方から内方に向かって該冷却管に流入す
    る空気流にさらされるようになっており、前記冷却管の
    外側に大気圧が存在している形式のものにおいて、該冷
    却管の出口にシールド壁が配置されており、該シールド
    壁を前記冷却管の端部が貫通していて、前記シールド壁
    が、前記冷却管に対して直交する方向に向けられている
    ことを特徴とする、合成糸を紡糸するための紡糸装置。
  2. 【請求項2】 前記シールド壁がエアボックスの下側の
    壁を形成しており、該エアボックスを前記冷却管が貫通
    しており、該冷却管の入口端部と出口端部とが、前記エ
    アボックスの上側の壁と下側の壁とに、ほぼ空気密に嵌
    め込まれており、前記エアボックスが、1つまたは複数
    の空気供給開口を有している、請求項1記載の紡糸装
    置。
  3. 【請求項3】 前記冷却管の壁に、閉じた環状の反らせ
    板が取り付けられており、該反らせ板が、前記冷却管の
    壁から糸走行方向に向かって傾斜を有している、請求項
    1または2記載の紡糸装置。
  4. 【請求項4】 前記空気供給開口が、調節可能な絞りま
    たは遮蔽体を備えている、請求項1から3までいずれか
    1項記載の紡糸装置。
JP5140618A 1992-06-13 1993-06-11 合成糸を紡糸するための紡糸装置 Pending JPH0657518A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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DE4219463.6 1992-06-13
DE4219463 1992-06-13
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Publication Number Publication Date
JPH0657518A true JPH0657518A (ja) 1994-03-01

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EP (1) EP0580977B1 (ja)
JP (1) JPH0657518A (ja)
KR (1) KR950010742B1 (ja)
CN (1) CN1031469C (ja)
DE (2) DE9306510U1 (ja)
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