JPS60134009A - 合成繊維の溶融紡糸方法 - Google Patents

合成繊維の溶融紡糸方法

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JPS60134009A
JPS60134009A JP24221583A JP24221583A JPS60134009A JP S60134009 A JPS60134009 A JP S60134009A JP 24221583 A JP24221583 A JP 24221583A JP 24221583 A JP24221583 A JP 24221583A JP S60134009 A JPS60134009 A JP S60134009A
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JP
Japan
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yarn
cylindrical duct
duct
cylindrical
melt
Prior art date
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Pending
Application number
JP24221583A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeji Nagai
永井 竹治
Hatsuo Matsuzaki
松崎 初雄
Koji Yoshioka
吉岡 耕二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成繊維の溶融紡糸装置に関するものである。
さらに詳しくは、紡糸口金から紡出し、冷却した糸条を
筒状ダク[−内を走行せしめる際の糸揺れを効宋的に防
止し、高品質高品位の糸条を効率的に得る方法に関1゛
るものである。
まず従来の合成11紺の溶融紡糸方法について、第4図
に示した合成!lJi維の溶融紡糸装置の縦断面図を用
いて説明する。第4図の従来例においては紡糸口金1か
ら紡出せしめた糸条Yを冷却部2で冷却し、次いで筒状
ダクト3内を走行せしめて導出し、給油部5で油剤を付
与して引取る際には、筒状ダクト3の内径が大きいため
、外気流△の乱入が多く、しかも筒状ダクト3の下方に
は」:外気流を防止J−るためのダクト絞り4が段けら
れているため、随伴気流Kがダクト絞り4に衝突して乱
れ、さらには随伴気流に′が横り向から糸条Yにあたっ
て糸揺れを発生させるという問題がある。この糸揺れは
、前記ダウ1〜絞り4の近傍のみではなく上部にまで達
つするため、紡糸口金1から紡出された配列のよい糸条
Yを乱し、紡糸口金1の近傍あるい・は冷却部2で各単
糸Y1、Y2間での融着を発生させることになる。また
前記の糸揺れによって各単糸Y1、Y2が融着しない場
合でも、各単糸Y1、Y2の走行位置が安定しないこと
から、冷却部2での冷却不均一を招き、糸条Yの部分的
な冷却斑に基づいて糸条Yの長さ方向における強力斑や
ウスター糸斑を生じ、さらには単糸切れなどを発生する
こともあって、品質が不均一になることがしばしばみら
れる。
そこで本発明者らは、糸揺れの原因となっていた筒状ダ
クト内の随伴気流を整流化し、糸揺れを防止することを
目的として検討を重ねた結果、従来用いられていたダク
ト絞りを有する筒状ダクトに代えて、走行する糸条Yと
の関係から特定の機能を有する筒状ダクトを用い、さら
に筒状ダクトの下端近傍の特定の位置に遮蔽板を設ける
ことにより、糸条の走行を安定した状態となし、高品質
の糸条を得ることに成功し本発明に到達した。
しかして本発明の目的は、溶融紡糸された糸条を冷却部
および筒状ダクト内を走行させる際の糸揺れをなくし、
得られる糸条の品質を均一なものとすることにある。
上記本発明の目的は紡糸口金から溶融紡出せしめた糸条
を冷却部で冷却し、筒状ダクト内を走行させてから導出
せしめるに際し、前記筒状ダクト内を走行する糸条の外
周に位置する単糸と筒状ダクトの内周面との距離を15
〜55ml1lの範囲に保ちながら、前記糸条の外周お
よび筒状ダクトの内周面を、L方か゛ら下方にかけて漸
次小径になるよう構成すると共に、前記筒状ダクトから
導出される糸条に添って流出する随伴気流を筒状ダクト
の下端から70u以上下方に離れた位置に設【プた遮蔽
板により分散させることを特徴とする合成繊維の溶融紡
糸方法ににり達成される。
本発明の方法はナイロン−6、ナイロン−66などのポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレートなどのポリエステルおよびポリエチレン
などのポリオレフィンなどの溶融紡糸可能な熱可塑性重
合体を溶融紡糸する際に有効な方法を提供するものであ
る。
次に本発明の方法を図面を参照しながら具体的に説明す
る。第1図は本発明の方法で用いる合成繊維の溶融紡糸
装置の縦断面図、第2図は第1図のm −rE横断面図
、第3図は第1図の■−プ横断面図である。
紡糸口金1から紡出された糸条Yは冷却部2で冷却され
、次いで筒状ダクト3内を走行するが、この際筒状ダク
ト3の内周面を該筒状ダクト3内を走行する糸条Yのb
つとも筒状ダクト3に近い位置を走行する外周単糸Y′
に添った形状にすることによって、筒状ダクト3内への
外気の乱入を防ぎ、筒状ダクト3内の随伴気流を一定方
向とすることができ、糸条Yを形成する各単糸Y1、Y
2の走行を安定にすることができる。
この走行する糸条Yと筒状ダクト3との関係は、糸条Y
の外周に位置する外周単糸Yと筒状ダクト3の内周面3
′との距離、たとえばsl、s2が筒状ダクト3の上方
から下方にかけて常に15〜55+u、好ましくは20
〜50mmの範囲になるよう構成する必要がある。すな
わち、前記糸条Yの外周に位置する外周単糸Y′の上方
から下方にかけての小径化に比例して、筒状ダクト3の
内周面3′をも」ニガから下方にかけて漸次小径となる
よう構成することが重要である。
糸条Yの外周に位置する外周単糸Y′と筒状ダクト3の
内周面3との距離が15111mよりも小さい場合は、
糸条Yの外周に位置づる外周単糸Y′が筒状ダクト3の
内周面3′に接触したり、近傍を走行する他の単糸Y’
l、Y2などと接することがあって、中糸切れを!1じ
、糸条の品質を低下させるため好ましく’/’にい。ま
た前記の距離が55nunにりも大ぎい場合は筒状ダク
[−3内の随伴気流A′が乱れて糸揺れの原因となり、
各単糸Y1、Y2などに単糸間の融着おJ:び冷却の不
均一域が増加するため好ましくない。
筒状ダクト3から解放された随伴気流Aは筒状ダクト3
の下端からの距11fiLが70Il111以上下方の
位置に設けた遮蔽板6で左右:[たは前方へ排出される
。前記遮蔽板6が筒状ダクト3の下端8から7Qmmよ
り近い位置にあると、排出された随伴気流Atfim蔽
板6上重板6上状ダクト3の下端近傍において乱れ、糸
条Yに糸揺れを与えて、筒状ダクトの下端8に接触せし
め、各単糸Y1、Y2および近傍を走行する単糸に長さ
方向の疵や単糸切れなどを与えることがあるため好まし
くない。
本発明は前記のように筒状ダクト内を走行する糸条の外
周単糸と筒状ダクトの距離および筒状ダクトの下端と遮
蔽板との距離を特定範囲とすることの相乗作用によって
目的が達成される。
なお筒状ダク1〜3の土部は外気の乱入を防ぐため、第
1図に示したように冷却部2の下端と接続して連通させ
るのが好ましい。この場合、口金面の修正など、作業性
を向上させるために、筒状ダクト3の上端に補助ダクト
7を設け、該補助ダクト7を筒状ダクト3に対して軸方
向に摺動可能に設けるのが望ましい。
また品種切換えなどで糸条Yの外周径が代った時は、筒
状ダクト3を交換するか、またはこれと同時あるいは個
別に給油部5や糸条Yの収束位置を変化させて、糸条Y
の外周単糸Y′と筒状ダクト3の内周面3′との距離が
15〜5’5mmの範囲となるよう調整すればよい。
本発明の方法により筒状ダクトから導出された糸条は次
いで給油部5で所望の油剤を付与され、巻取機に巻き取
られるか、または引取ロールなどにより延伸工程へ移さ
れる。
以上説明したように、本発明の方法によれば、筒状ダク
ト内への外気流の乱入を防止し、筒状ダクト内の随伴気
流を整流化すると共に、筒状ダクト下端近傍の随伴気流
の乱れをなくし、糸条を安定走行させて、均一な高品質
、高品位を有づる糸条を得ることができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例 口金孔数153の紡糸口金から、溶融したナイロン−6
を吐出fi260o/分の条件で紡出せしめ、紡出糸条
に口金下1mの冷却部で糸条に直角に冷却風を吹付け、
次いで艮ざ3Illの筒状ダクト内を走行Vしめるに際
し、筒状ダクトの内周面と糸条の外周単糸との距離りお
よび筒状ダクトの下端と遮蔽板との距1111tSを表
−1のように種々変更し、得られた糸条の品質および製
糸性について評価した。
結果は表−1に示ずどおりであった。
注) ◎・・・・・・糸揺れはほとんど無く、単糸問S着も起
こらない。口金交換インターバルを延長でき、製糸性も
安定である。延伸糸のウスター環は0.48%以下であ
り、li糸良さ方向の強度斑も無く、高品質の高強力糸
が[7られた。
O・・・・・・糸揺れは一定節囲内であり、筒状ダクト
への接触および単糸間融むもない。延伸糸のウスター環
は0.50%以下であり、単糸長さ方向の強度斑もほと
/vどみられなかった。
Δ・・・・・・糸揺れがやや発生するが、高品質高品位
が要求されない糸条の場合には十分使用できる。延伸糸
のウスター環は0.54%前後であり、単糸長さ方向の
強度斑もみられ、単糸切れを生じているものもあった。
×・・・・・・糸揺れが激しく、甲糸間融竹や単糸切れ
が多く認められた。延伸糸のウスター環は0.6%以上
となり、延伸中の糸切れが多発した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法で用いる合成繊維の溶融紡糸装置
の縦断面図、第2図は第1図のm −m’横断面図、第
3図は第1図のIV −1V’横断面図である。 第4図は従来の合成繊維の溶融紡糸装置F!1の縦断面
図である。 1・・・・・・紡糸[:金 2・・・・・・冷却部 3・・・・・・筒状ダクト 3′・・・・・・筒状ダクトの内周面 4・・・・・・ダクト絞り 5・・・・・・給油部 6・・・・・・遮蔽板 7・・・・・・補助ダク1へ 8・・・・・・筒状ダクトの下端 Y・・・・・・糸条 Y′・・・・・・外周中糸 Yl、Y2・・・・・・単糸 Δ・・・・・・外気流 Δ、△・・・・・・随伴気流(方向) 特許出願人 東 し 株 式 会 社 笛斗図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 紡糸口金から溶融紡出せしめた糸条を冷却部で冷却し、
    筒状ダウ1〜内を走行させてから導出せしめるに際し、
    前記筒状ダクト内を走行する糸条の外周に位置する単糸
    と筒状ダクトの内周面との非負11を15〜55mmの
    範囲に保ちながら、前記糸条の外周おにび筒状ダクトの
    内周面を上方から下方にか(プて面数小径になるよう構
    成すると共に、前記筒状ダク1−から導出される糸条に
    添って流出する随伴気流を筒状ダクトの下端から70m
    111以上下方に離れた位置に設【Jた遮蔽板により分
    散させることを特徴どする合成11i紺の溶融紡糸方法
JP24221583A 1983-12-23 1983-12-23 合成繊維の溶融紡糸方法 Pending JPS60134009A (ja)

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