JPH0657375B2 - 工具交換装置の作動機構 - Google Patents

工具交換装置の作動機構

Info

Publication number
JPH0657375B2
JPH0657375B2 JP63028162A JP2816288A JPH0657375B2 JP H0657375 B2 JPH0657375 B2 JP H0657375B2 JP 63028162 A JP63028162 A JP 63028162A JP 2816288 A JP2816288 A JP 2816288A JP H0657375 B2 JPH0657375 B2 JP H0657375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tool
cam
inner shaft
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63028162A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01205945A (ja
Inventor
晃 小沢
知己 神阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP63028162A priority Critical patent/JPH0657375B2/ja
Publication of JPH01205945A publication Critical patent/JPH01205945A/ja
Publication of JPH0657375B2 publication Critical patent/JPH0657375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1552Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
    • B23Q3/1554Transfer mechanisms, e.g. tool gripping arms; Drive mechanisms therefore
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1552Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
    • B23Q3/1554Transfer mechanisms, e.g. tool gripping arms; Drive mechanisms therefore
    • B23Q2003/155404Transfer mechanisms, e.g. tool gripping arms; Drive mechanisms therefore the transfer mechanism comprising a single gripper
    • B23Q2003/155407Transfer mechanisms, e.g. tool gripping arms; Drive mechanisms therefore the transfer mechanism comprising a single gripper linearly movable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1552Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
    • B23Q3/1554Transfer mechanisms, e.g. tool gripping arms; Drive mechanisms therefore
    • B23Q2003/155404Transfer mechanisms, e.g. tool gripping arms; Drive mechanisms therefore the transfer mechanism comprising a single gripper
    • B23Q2003/155411Transfer mechanisms, e.g. tool gripping arms; Drive mechanisms therefore the transfer mechanism comprising a single gripper pivotable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタッピングマシーン、ドリルマシーン等の工作
機械の工具を交換する装置の作動機構に関する。
(従来の技術) スピンドル装置を備えたタッピングマシーンやドリルマ
シーンは加工するワークの機種変更等に対応して頻繁に
工具を交換しなければならない。
このため従来にあっては、多数の異なる種類の工具をツ
ールマガジンにストックしておき、工具を交換するにあ
たってはスピンドル装置がツールマガジンの位置まで移
動して工具交換を行うようにしたもの、或いはこの逆に
ツールマガジンがスピンドル装置の位置まで移動して工
具交換を行うのが一般的である。
上述した機構では装置自体が大がかりとなるため、スピ
ンドル装置とツールマガジンとの間に工具交換用のアー
ムを設け、工具の交換を行うには、先ずスピンドル装置
から工具を取外してこれをツールマガジンに収納し、次
いでツールマガジンにストックされている別の工具をス
ピンドル装置に装着するようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した工具交換装置はいずれも単一の動作によって工
具の交換を全て行うことができないため、それぞれの動
作を行わせるための駆動源を別々に設けている。例えば
直線動をなすためのシリンダユニット、回転動をなすた
めのモータ等を1つの装置に具備している。
その結果、交換装置が大がかりとなり、重量も増加し、
更に各動作の連続性にも支障が生じやすい。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、工作機械11とツー
ルマガジン14との間に工具交換装置15を設け、この
工具交換装置15の作動機構として、モータ42等によ
って回転せしめられるカウンターシャフト45と、この
カウンターシャフト45と平行に配設され且つ先端にチ
ャッキングユニット41を備えてなるアウターシャフト
47と、このアウターシャフト47内に回転自在に挿入
され且つ先端にピニオン83を備えてなるインナーシャ
フト48を設けた。
そして、カウンターシャフト45側の溝カム53とアウ
ターシャフト47側のガイドリング57に揺動アーム5
5を係合せしめた第1のカム機構49によって、カウン
ターシャフト45の回転をアウターシャフト47及びイ
ンナーシャフト48の軸方向の直線動に変換するように
するとともに、カウンターシャフト45側のパラレルイ
ンデックスカム58とアウターシャフト47側のスパイ
ダ59を係合せしめ且つスパイダ59内周のスプライン
部59aをインナーシャフト48外周のスプライン部4
8aに係脱自在にした第2のカム機構50によって、カ
ウンターシャフト45の回転をアウターシャフト47及
びインナーシャフト48の間欠回転に変換するように
し、また、カウンターシャフト45側の溝カム61に係
合する揺動アーム63をインナーシャフト48側のレバ
ー66にリンク65結合せしめ且つレバー66内周のス
プライン部66aをインナーシャフト48外周のスプラ
イン部48aに係脱自在にした第3のカム機構51によ
って、カウンターシャフト45の回転をインナーシャフ
ト48の回転に変換するようにした。
そして、前記インナーシャフト48先端のピニオン83
を前記チャッキングユニット41のラック部材82に噛
合させ、このラック部材82に取付けたフィンガー86
を前記工作機械11とツールマガジン14に向けて進退
自在にした。
(作用) まず、第3のカム機構51によってインナーシャフト4
8を回転させることで、インナーシャフト48先端のピ
ニオン83、ラック部材82によってフィンガー86を
前進させ、工作機械11とツールマガジン14の工具を
把持する。
この際、レバー66内周のスプライン部66aをインナ
ーシャフト48外周のスプライン部48aに係合させた
状態で第3のカム機構51を作動させる。
次に第1のカム機構49の揺動アーム55によって、ア
ウターシャフト47とインナーシャフト48を軸方向に
直線動させて工具を引抜く。
この際、インナーシャフト48外周のスプライン部48
aは、レバー66内周のスプライン部66aから外れ、
今度は、第2のカム機構50のスパイダ59内周のスプ
ライン部59aに係合する。
次いで、第2のカム機構50を作動させてアウターシャ
フト47とインナーシャフト48を回転させることで、
チャッキングユニット41を180度旋回させ、工作機
械11とツールマガジン14の工具の位置を変換する。
その後、第1のカム機構49でアウターシャフト47と
インナーシャフト48を軸方向に直線動させて工具を挿
入し、同時にインナーシャフト48外周のスプライン部
48aをスパイダ5内周のスプライン部59aから外
し、レバー66内周のスプライン部66aに係合させ
る。
そして第3のカム機構51によってインナーシャフト4
8を回転させ、工具の把持を解くとともにフィンガー8
6を退動させる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る交換機構を適用した工作機械の正
面図、第2図は同工作機械の側面図、第3図は同工作機
械の平面図であり、床上に固設されたベッド1上には左
右方向(X方向)にガイドレール2が設けられ、このガ
イドレール2上にモータ3によって左右方向に移動する
移動体4を取付け、この移動体4にガイドレール7を設
け、このガイドレール7上にモータ5によって前後方向
(Z方向)に進退動をなす移動体8を係合し、この移動
体8上に支持体9を設けている。
そして、支持体9の前面側には支持体9内に組込んだ旋
回用モータによって垂直面内で回転する旋回テーブル1
0を取付け、この旋回テーブル10の前面側で旋回中心
から外れた位置にはスピンドル装置11を設け、このス
ピンドル装置11を支持体9の後面側に取付けたモータ
12によって回転せしめるようにしている。
また、移動体4からは斜め上方にアーム13を延出し、
このアーム13の先端部に交換用のツールを保持したツ
ールマガジン14を取付け、アーム13の中間部にはツ
ールマガジン14とスピンドル装置11との間でツール
の交換を行う交換装置15を設け、更にベッド1の後方
には操作盤を備えた制御ボックス16を配置するととも
にベッド1の後方の床上にはクーラントユニット17を
設置している。
ここで支持体9は第4図に示すように前方(図中左方)
に向って開放された凹部18内に施回テーブル10を垂
直面内で回転させるダイレクトドライブモータ19を設
けている。このモータ19は筒状をなす固定部材19a
と、この固定部材19a内に支承される中空回転軸19
bとからなり、中空回転軸19bの先端に施回テーブル
10を固着している。
一方、施回テーブル10は正面視で円盤状をなすととも
に内部を中空とし、更に後方に向って環状リブ20を突
設している。この環状リブ20の後端部には摺接リング
21を設け、この摺接リング21と環状リブ20との間
に溝部22を形成している。また支持体9の前面には摺
接リング21と全面的に摺接する支持リング23を固着
し、この支持リング23の前面側に断面アングル状の係
止環24を取付け、この係止環24を前記溝部22に係
合することで係止環24を支持リング23との間で摺接
リング21を摺動し得る隙間を保持しつつ挟持するよう
にしている。
また、スピンドル装置11を駆動するスピンドルモータ
12は支持体9の後面側に支持プレート25を介して取
付けられ、この支持プレート25の前部は筒状部26と
し、この筒状部26内にスピンドルモータ軸27を回転
自在に支承し、施回テーブル10の中空部内に突出する
スピンドルモータ軸27の先端にプーリ28を嵌着し、
このプーリ28とスピンドル装置11の中空スピンドル
軸29に嵌着したプーリ30間にタイミングベルト31
を張設し、スピンドルモータ12の回転をスピンドル軸
29に伝達するようにしている。
また、スピンドル軸29の先端部にはメステーパ部32
が形成され、このメステーパ部32内にツールホルダー
33のオステーパ部34が嵌合するようにし、このオス
テーパ部34にはチャッキング駒35を螺着し、更にス
ピンドル軸29内にはドローバー36を挿入し、このド
ローバー36を前記交換装置15の作動と連動するドロ
ーバー作動アーム37によって皿バネ38を抗して進退
動させることで、スピンドル装置に対してツールホルダ
ー33を脱着するようにしている。
次に工具交換装置15の構造及び作用を第5図乃至第1
6図に基づいて説明する。
ここで第5図は工具交換装置15の平面図、第6図は第
7図のA方向矢視図、第7図は第5図のB−B線断面
図、第8図は第7図のC−C線断面図、第9図は第7図
のD−D線断面図、第10図は第7図のE−E線断面
図、第11図は第7図のF−F線断面図、第12図は第
8図のG−G線断面図、第13図は第7図のH方向矢視
図、第14図は第13図のI−I線断面図、第15図は
第13図のJ−J線断面図、第16図はチャッキングユ
ニットの正面図である。
工具交換装置15は作動機構を内蔵したボックス40と
チャッキングユニット41とからなり、ボックス40の
下面には作動機構を動作させるモータ42を取付けてい
る。また、ボックス40内には第7図に示すようにベア
リング43,44を用いてカウンターシャフト45を回
転自在に架設し、ウォームギヤ46を介して前記モータ
42の回転をカウンターシャフト45に伝達するように
している。
またボックス40にはカウンターシャフト45と平行に
パイプ状のアウターシャフト47を回転自在且つ軸方向
に摺動自在に挿通支持し、ボックス40から突出したア
ウターシャフト47の先端に前記チャッキングユニット
41を取付け、アウターシャフト47内には両端がアウ
ターシャフト47から突出するようにインナーシャフト
48を回転自在に挿入している。
また、前記カウンターシャフト45とアウターシャフト
47との間には第1のカム機構49及び第2のカム機構
50を設け、カウンターシャフト45とインナーシャフ
ト48との間には第3のカム機構51を設け、カウンタ
ーシャフト45の回転を直線動、間欠回転動或いは回転
動としてアウターシャフト47及びインナーシャフト4
8に伝達するようにし、更にカウンターシャフト45の
後端には第4のカム機構52を設けている。
第1のカム機構49は第8図にも示すように、カウンタ
ーシャフト45に溝カム53を固着し、溝カム53の外
周面に形成したカム溝54に一端をボックス40の内側
面に回動自在に支持した揺動アーム55のローラ56を
係合し、更に揺動アーム55の先端部をアウターシャフ
ト47に嵌着したガイドリング57に係合し、カウンタ
ーシャフト45の回転動を直線動としてアウターシャフ
ト47に伝達し、アウターシャフト47、及び軸方向に
対してアウターシャフト47と一体の動きとなるインナ
ーシャフト48を軸方向に進退動せしめるようにしてい
る。
第2のカム機構50は第9図にも示すように、カウンタ
ーシャフト45にパラレルインデックスカム58をキー
嵌合し、一方アウターシャフト47から後方へ突出した
インナーシャフト48の外周部にパラレルインデックス
カム58を係合するスパイダ59を装着する一方、スパ
イダ59の内周の一部に、図7に示すようなスプライン
部59aを形成し、このスパイダ59のスプライン部5
9aは、インナーシャフト48が後退した際(図7の状
態)、インナーシャフト48外周のスプライン部48a
との係合が外れて、スパイダ59がインナーシャフト4
8に対して回転自在になるようにされるとともに、イン
ナーシャフト48が前進(図7の右方)した際、インナ
ーシャフト48のスプライン部48aとスプライン嵌合
するようにしている。
また、このスパイダ59を筒体60の端面に固着し、こ
の筒体はアウターシャフトとスプライン嵌合し、カウン
ターシャフト45の回転動を間欠回転動としてアウター
シャフト47にも伝達するようにしている。
第3のカム機構51は第10図にも示すように、カウン
ターシャフト45に溝カム61を固着し、溝カム61の
一端面に形成したカム溝62に一端をボックス40の内
底部に回動自在に支持した揺動アーム63のローラ64
を係合し、この揺動アーム63の先端部をリンク65を
介してインナーシャフト48の外周部にスプライン嵌合
するレバー66に連結し、カウンターシャフト45が所
定量回転することでインナーシャフト48が所定角度だ
け往復回転するようにしている。
この際、図7、図10に示すように、レバー66内周の
スプライン部66aは、インナーシャフト48が後退
(図7の状態)した際にインナーシャフト48外周のス
プライン部48aに嵌合し、インナーシャフト48が前
進(図7の右方)した際、スプライン嵌合が外れるよう
にしている。
第4のカム機構52は第11図にも示すように、カウン
ターシャフト45に板状カム67を固着し、この板状カ
ム67の外周面に基端をボックス40のブラケット68
に枢着し先端をガイドバー69に係合した揺動アーム7
0のローラ71を当接し、更にガイドバー69について
はスプリング72によって一方向に付勢するとともに、
ガイドバー69の一端には第5図及び第6図に示すよう
に揺動アーム73の先端部を係合している。揺動アーム
73の基端部はボックス40の後側端面に設けたピン7
4に回転自在に被冠した筒体75に固着し、この筒体7
5にはレバー76の基端部を固着し、このレバー76の
先端部をボックス40に摺動自在に保持したプッシュロ
ッド77に連結し、このプッシュロッド77の先端部を
前記ドローバー作動アーム37に係合するようになって
いる。而して、1つの駆動源によって工作機械とツール
マガジン間における工具の交換だけでなく、スピンドル
装置11に対する工具の着脱も自動的に行える。
一方、前記チャッキングユニット1は第13図乃至第1
6図に示すように、前記アウターシャフト先端部にチャ
ッキングユニット41のボックス80を取付け、このボ
ックス80内に一対の平行なレール81,81を設け、
これらレール81,81とボックス80内周面との間に
ラックスライド部材82,82を摺動自在に係合し、こ
れらラックスライド部材82,82をインナーシャフト
48を嵌着したピニオン83に噛合せしめ、ピニオン8
3が回転することで、ラックスライド部材82,82が
互いに反対方向に直線動をなすようにしている。そし
て、各スライド部材82,82の夫々には先部が凹状を
なす支持板84,84を取付け、この支持板84には円
弧状部材85とキィー85′とを一体に取付けるととも
にこの円弧状部材85を外側にフィンガー86,86を
軸87,87を中心として揺動自在に支持し、これらフ
ィンガー86,86の基端部間にスプリング88を拡装
し、フィンガー86,86を閉じ方向に付勢している。
また、フィンガー86,86の先端部には工具(ツール
ホルダー)把持用のローラ89…を設けている。
以上において、インナーシャフト48の回転動によりピ
ニオン83が回転し、スライド部材82,82が互いに
離反する方向に摺動すると、第15図に示すように各ス
ライド部材82に取付けられている支持板84,84も
互いに離反する方向に移動し、一方の支持板84に取付
けられているフィンガー86,86は第16図に示すよ
うにツールマガジン14に保持されている工具T1(図
示例では工具自体ではなくツールホルダーを示してい
る)を保持し、他方の支持板84に取付けられているフ
ィンガー86,86はスピンドル装置11に装着されて
いる工具T2を保持する。
以上の如き構成の工具交換装置15を用いて工具T1,
T2を交換する手順を以下に説明する。
先ず、工具を交換する位置は旋回テーブル10が回転
し、スピンドル装置11がツールマガジン14の中心と
交換装置15の中心を結ぶ線上にきた位置とし、この位
置を基準として説明する。
上述した基準位置において、モータ42を駆動してカウ
ンターシャフト45を回転せしめる。すると第3のカム
機構51によってインナーシャフト48が回転し、この
インナーシャフト48に固着したピニオン83が回転す
る。そして、ピニオン83の回転によってチャッキング
ユニット41のラックスライド部材82,82が離反す
る方向に移動し、この移動によってフィンガー86,8
6も移動し、第16図に示したように一対のフィンガー
86,86間にてツールマガジン14に保持されている
工具T1を把持し、他方の一対のフィンガー86,86
間にてスピンドル装置11に保持されている工具T2を
把持する。次に第4カム機構が作動してスピンドル先端
の工具T2の把持状態を解除する。
尚、上記の操作の間に第1のカム機構49を構成する溝
カム53及び第2のカム機構50を構成するパラレルイ
ンデックスカム58も等角度回転しているが、第1のカ
ム機構49を構成する揺動アーム55のローラ56はカ
ム溝54のうち溝カム53の回転方向と平行な直線部に
沿って転動しているため、アウターシャフト47は前進
動を行わない。また、パラレルインデックスカム58の
カム部もスパイダ59のカムフォロアに当接しない角度
範囲の回転としているため、アウターシャフト47は回
転動も行わない。
次いで第1のカム機構49を構成する溝カム53のカム
溝54のうち溝カム53の回転方向と非平行な部分を揺
動アーム55のローラ56が転動すると、揺動アーム5
5が第7図中時計方向に揺動しアウターシャフト47と
インナーシャフト48及びチャッキングユニット41を
右方向へ突出せしめる。即ちこの動作によりツールマガ
ジン14及びスピンドル装置11に保持されていた工具
T1,T2がそれぞれツールマガジン14及びスピンド
ル装置11から引き抜かれる。尚、このときインナーシ
ャフト48及びピニオン83は回転せず、したがってフ
ィンガー86,86は突出した位置を維持している。
以上の如くしてツールマガジン14及びスピンドル装置
11から工具T1,T2を引き抜いた後は、第2のカム
機構50によってパラレルインデックスカム58のカム
部がスパイダ59のカムフォロアに当接し、アウターシ
ャフト47とインナーシャフト48及びこれに結着され
るチャッキングユニット41を垂直面内で180゜回転
せしめ、ツールマガジン14から取り出した工具T1を
スピンドル装置11の前方位置に、スピンドル装置11
から取り出した工具T2をツールマガジン14の前方に
位置させ、更にカウンターシャフト45が回転すること
で、第1カム機構の原位置復帰によりアウターシャフト
47及びチャッキングユニット41を後退させ、工具T
1をスピンドル装置11に、工具T2をツールマガジン
14に装着し、更に第4カム機構の作動でプッシュロッ
ドが後退し工具T2をスピンドルに把持する。この後、
第3カム機構によりインナーシャフト48を回転させフ
ィンガー86,86を元に戻し、フィンガー86,86
による把持状態を解除する。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、1つの駆動源によ
り複数の異なる動作をなさしめ、工具交換を1つの駆動
源のみで行えるようにしたので、装置全体のコンパクト
化、軽量化更には動作の確実性が向上する。特にカウン
ターシャフトの回転をアウターシャフト及びインナーシ
ャフトに無理なく伝達するようにしたので故障しにく
く、装置の寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る工具交換装置を適用した工作機械
の正面図、第2図は同工作機械の側面図、第3図は同工
作機械の平面図、第4図は支持体の断面図、第5図は工
具交換装置の平面図、第6図は第5図のA方向矢視図、
第7図は第5図のB−B線断面図、第8図は第7図のC
−C線断面図、第9図は第7図のD−D線断面図、第1
0図は第7図のE−E線断面図、第11図は第7図のF
−F線断面図、第12図は第8図のG−G線断面図、第
13図は第7図のH方向矢視図、第14図は第13図の
I−I線断面図、第15図は第13図のJ−J線断面
図、第16図はチャッキングユニットの正面図である。 尚、図面中11はスピンドル装置、14はツールマガジ
ン、15は交換装置、40はボックス、41はチャッキ
ングユニット、45はカウンターシャフト、47はアウ
ターシャフト、48はインナーシャフト、49は第1の
カム機構、50は第2のカム機構、51は第3のカム機
構、T1,T2は工具である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械とツールマガジンとの間に配設さ
    れる工具交換装置の作動機構において、この作動機構は
    モータ等によって回転せしめられるカウンターシャフト
    と、このカウンターシャフトと平行に配設され且つ先端
    にチャッキングユニットを備えてなるアウターシャフト
    と、このアウターシャフト内に回転自在に挿入され且つ
    先端にピニオンを備えてなるインナーシャフトと、カウ
    ンターシャフトの回転をアウターシャフト及びインナー
    シャフトの軸方向の直線動に変換するため、カウンター
    シャフト側の溝カムとアウターシャフト側のガイドリン
    グに揺動アームを係合せしめた第1のカム機構と、カウ
    ンターシャフトの回転をアウターシャフト及びインナー
    シャフトの間欠回転に変換するため、カウンターシャフ
    ト側のパラレルインデックスカムとアウターシャフト側
    のスパイダを係合せしめ且つスパイダ内周のスプライン
    部をインナーシャフト外周のスプライン部に対して係脱
    自在にした第2のカム機構と、カウンターシャフトの回
    転をインナーシャフトの回転に変換するため、カウンタ
    ーシャフト側の溝カムに係合する揺動アームをインナー
    シャフト側のレバーにリンク結合せしめ且つこのレバー
    内周のスプライン部をインナーシャフト外周のスプライ
    ン部に対して係脱自在にした第3のカム機構からなり、
    前記インナーシャフト先端のピニオンを前記チャッキン
    グユニットのラック部材に噛合させ、このラック部材に
    取付けたフィンガーを前記工作機械とツールマガジンに
    向けて進退自在にしたことを特徴とする工具交換装置の
    作動機構。
JP63028162A 1988-02-09 1988-02-09 工具交換装置の作動機構 Expired - Fee Related JPH0657375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63028162A JPH0657375B2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 工具交換装置の作動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63028162A JPH0657375B2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 工具交換装置の作動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01205945A JPH01205945A (ja) 1989-08-18
JPH0657375B2 true JPH0657375B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=12241058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63028162A Expired - Fee Related JPH0657375B2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 工具交換装置の作動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0657375B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04365533A (ja) * 1991-06-10 1992-12-17 Kitamura Mach Co Ltd 自動交換装置
JPH05228768A (ja) * 1992-02-24 1993-09-07 Honda Motor Co Ltd 工作機械の工具交換装置
JP2723775B2 (ja) * 1993-04-20 1998-03-09 本田技研工業株式会社 工作機械の自動工具交換装置
CN106808186A (zh) * 2017-03-30 2017-06-09 思维自动化设备(天津)有限公司 一种自动化可移动进带装置及其控制方法
CN108772739B (zh) * 2018-08-17 2023-07-07 贵州大学 一种基于输出轴有停歇的凸轮连杆机构的自动换刀的刀库

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63123646A (ja) * 1986-11-12 1988-05-27 Brother Ind Ltd 工具交換装置を備えた工作機械

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01205945A (ja) 1989-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5702336A (en) Tool magazine having grips capable of maintaining tool gripping force regardless of orientation of magazine disk
JPS5939255B2 (ja) 工具交換機構を備えた工作機械
JPH0460777B2 (ja)
JPH07112656B2 (ja) プログラム制御式工作機械
JPS63162108A (ja) 工作機械におけるスピンドルの回転規制装置
JPH0657375B2 (ja) 工具交換装置の作動機構
US4884332A (en) Tool changer
JPS625741B2 (ja)
JP3202123B2 (ja) 自動工具交換装置
JPH08141863A (ja) 自動工具交換装置を有する工作機械
JP4071654B2 (ja) 工具交換装置
KR101862196B1 (ko) 자동 공구 교환장치
JPH0373204A (ja) 回転長尺材の送り装置
JPH0369651B2 (ja)
JP2971076B2 (ja) 工具交換装置の移送装置
CN221436232U (zh) 一种五金加工用夹紧机构
JPH0422911Y2 (ja)
US3349656A (en) Plevyak. lathe cut-off device
JPS601133B2 (ja) ホブ盤における自動工具交換装置
JPH0422912Y2 (ja)
JPS6352946A (ja) マシニングセンタ−等の工具交換装置
JP3534904B2 (ja) Nc工作機械の自動工具交換方法およびその装置
JPH0644584Y2 (ja) 自動工具交換装置における工具クランプ装置
GB411159A (en) Improvement in multiple spindle automatic lathe
JPH01115537A (ja) 工具供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees