JP3202123B2 - 自動工具交換装置 - Google Patents
自動工具交換装置Info
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Description
工具ストッカーを備えた数値制御工作機械における自動
工具交換装置で、詳しくは工具ストッカーの使用予定工
具と主軸ヘッドの主軸の使用済み工具とを工具交換アー
ムの旋回駆動で交換する自動工具交換装置に関する。
や工具カセットなどの工具ストッカーを備えた数値制御
工作機械における自動工具交換装置は、主軸ヘッドの主
軸と工具ストッカーとの間で工具交換アームを旋回駆動
させる方式のものが普及している。この種自動工具交換
装置は、主軸ヘッドの主軸に内蔵されたドローバをその
軸方向に前後動させて工具のクランプとアンクランプを
行う主軸工具弛緩機構と、工具ストッカーと主軸の間で
工具交換アームを旋回駆動させる工具交換機構(以下、
ATC機構と称する)で主要部を構成する。
緩機構の駆動源には、モータやシリンダが使用され、こ
の駆動源でドローバを前進させると、主軸に装着されて
いた工具のクランプが解かれてアンクランプ状態とな
り、逆にドローバを後退させると主軸に工具がクランプ
される。また、ATC機構は、工具交換アームを所望角
度で間欠回転させ、かつ、工具交換アームをそのシャフ
トの軸方向に前後動させて、工具ストッカーと主軸の間
で工具の移動と工具の抜き差しを行う。このような工具
交換アームの回転と前後動の駆動源には、モータが使用
されている。
工具弛緩機構による主軸での工具のクランプ及びアンク
ランプと、ATC機構による工具交換アームの回転と前
後動が所定の順序、タイミングで行われるように、主軸
工具弛緩機構とATC機構を同期運転させている。例え
ば、主軸工具弛緩機構とATC機構それぞれに設けた駆
動源を同時に作動させて、主軸工具弛緩機構とATC機
構を同期運転させる自動工具交換装置(特願平4−21
9903号など)や、主軸工具弛緩機構とATC機構を
共通の駆動源で駆動させて同期運転させる自動工具交換
装置(特公平5−37784号など)が知られている。
とATC機構それぞれに駆動源を設けた自動工具交換装
置は、主軸工具弛緩機構とATC機構を同期運転させる
と共に、それぞれの駆動源で単独運転させることもでき
る便利さがある。ところが、この自動工具交換装置は、
主軸工具弛緩機構とATC機構双方の動作状態を電気的
或いは機械的に検知して、双方を同期運転させるための
複雑で高価な同期制御機構が必要であり、装置全体が複
雑、大型化して高価になる不具合があった。更に、主軸
工具弛緩機構とATC機構の双方は、相手の動作状態を
確認してから動作させる必要があって、双方を同時進行
的に動作させることが難しく、工具交換の高速化が困難
である問題もあった。
の駆動源を共通化した自動工具交換装置は、主軸工具弛
緩機構とATC機構のそれぞれに設けたカム機構を共通
の駆動源で駆動させるもので、共通の駆動源により主軸
工具弛緩機構とATC機構の双方を正確に高速で同期運
転させることができ、しかも、主軸工具弛緩機構とAT
C機構を同期させるための特別な同期制御機構が省略で
きて、装置全体がコンパクト化され、低コスト化され
る。しかし、主軸工具弛緩機構とATC機構が共通の駆
動源で同時に駆動する構造ゆえに、主軸ヘッド側の主軸
工具弛緩機構をATC機構に対して単独に駆動させるこ
とができない。つまり、数値制御工作機械においては、
自動工具交換装置を使用すること無く、手動で主軸の工
具脱着作業を行って主軸ヘッドを単独使用したい場合が
あるが、この場合、主軸の手動による工具交換時に工具
交換アームが作動して手動の工具交換作業が危険ででき
ず、主軸ヘッドの単独使用ができない不便さがあった。
TC機構の駆動源を共通化して高速同期運転を可能に
し、かつ、主軸工具弛緩装置だけの単独駆動による主軸
の工具着脱作業が可能な自動工具交換装置を提供するこ
とにある。
機械における多数の工具を保持する工具ストッカーと主
軸ヘッドの主軸との間で工具交換アームを旋回駆動させ
て工具を交換する自動工具交換装置であって、1つの駆
動モータ、及び、この駆動モータで回転して主軸に内蔵
されたドローバを前後動させ、主軸に装着された工具の
クランプとアンクランプを行う回転カムを備えて、主軸
ヘッドに一体的に設置された主軸工具弛緩機構と、工具
交換アームを旋回駆動させて工具ストッカーと主軸に対
して工具の抜き差しと工具交換を行うカム機構、及び、
前記回転カムの回転軸に離脱可能に連結されて、回転カ
ムの回転力でカム機構を同期回転駆動させる動力伝達用
駆動軸を有するATC機構とで構成した自動工具交換装
置にて、上記目的を達成する。
ATC機構の動力伝達用駆動軸の離脱可能な連結は、軸
方向に相対前後動するカップリングで行うことが、機能
的設備的に望ましい。
C機構が定位置に設置され、主軸ヘッドが可動に設置さ
れることから、主軸工具弛緩機構を主軸ヘッドと共にA
TC機構に対して離脱移動させて、主軸工具弛緩装置と
主軸ヘッドを単独使用するようにする構造が望ましい。
機構の動力伝達用駆動軸をカップリングなどで連結する
と、主軸工具弛緩機構の駆動モータの駆動で主軸工具弛
緩機構と共にATC機構も同期駆動して、工具ストッカ
ーと主軸の間での工具の自動交換が行われる。この場
合、主軸工具弛緩機構の駆動源である駆動モータがAT
C機構の駆動源となり、駆動源の共用化が達成される。
軸とATC機構の動力伝達用駆動軸の連結を解除させる
と、ATC機構は駆動源を失って駆動しないが、主軸工
具弛緩機構は自らの駆動モータの駆動で駆動可能とな
り、この主軸工具弛緩機構の単独駆動でATC機構に邪
魔されること無く主軸の手動による工具脱着作業ができ
るようなり、主軸ヘッドの単独使用が可能となる。
と、図1及び図2に示される自動工具交換装置は横形の
もので、数値制御工作機械の主軸ヘッド2に取付けられ
た主軸工具弛緩機構8と、図示しない工具ストッカーと
主軸ヘッド2の間に設置されたATC機構(工具交換機
構)13で構成される。図1は主軸工具弛緩機構8とA
TC機構13を連結したときの平面図、図2は主軸工具
弛緩機構8をATC機構13から離脱させたときの平面
図である。
直交3方向に移動可能に設置される。主軸ヘッド2から
水平方向に突設された主軸3の先端部に、工作機械の工
具1が着脱自在に取付けられる。主軸3には、軸方向に
ドローバー4が内蔵され、ドローバー4の軸方向の前後
動で主軸3に工具1がクランプ又はアンクランプされ
る。
構8は、駆動モータ5で一方向に回転駆動される回転カ
ム6を備える。駆動モータ5は交流モータやステップモ
ータなどで、回転カム6を1回転させると、回転カム6
のカム面でドローバー4が軸方向に前後駆動されて、主
軸3での工具1のクランプとアンクランプが行われる。
ATC機構13は、ATC機構13に併設された工具ス
トッカーと主軸ヘッド2の主軸3の間で旋回駆動する工
具交換アーム10と、これを旋回駆動させるカム機構1
1と、カム機構11に駆動モータ5の動力を伝達する駆
動軸12を有する。
回転軸7とATC機構13の駆動軸12を離脱可能に連
結したことを特徴とする。図面の実施例においては、駆
動軸12と回転軸7を同軸上に配置して、駆動軸12と
回転軸7の双方を軸方向の前後動で噛合し、離脱するカ
ップリング14で連結したことを特徴とする。
された第1円板15と、駆動軸12の端に固定された第
2円板16の一対で構成される。図1に示されるよう
に、カップリング14で回転軸7と駆動軸12が連結さ
れると、駆動モータ5で主軸工具弛緩機構8とATC機
構13の双方が同期駆動する。また、図2に示されるよ
うに、カップリング14の第1円板15と第2円板16
を離脱させると、駆動モータ5で主軸工具弛緩機構8だ
けが駆動し、ATC機構13は駆動せず静止状態を維持
する。かかるカップリング14の離脱動作は、ATC機
構13を定位置に配置しておいて、主軸工具弛緩機構8
を主軸ヘッド2と共にATC機構13と反対側に移動さ
せることで行われる。このような主軸ヘッド2の移動
は、主軸ヘッド2を直交3方向に移動させる既設の数値
制御ヘッド駆動装置(図示せず)で行われる。
至図8を参照して説明する。
ング14は、第1円板15の前面の直径方向両端部に一
対の係止ローラ17を突設し、第2円板16の前面に直
径方向に係止溝18を形成している。第2円板16に対
して第1円板15が同軸上で接近離反動作するように配
置し、両者の係止溝18と係止ローラ17が対向するよ
うにして第2円板16に第1円板15を接近させると、
係止溝18の両端部に係止ローラ17が嵌挿して、第2
円板16に第1円板15が連結される。この状態で回転
軸7で第1円板15を回転させると、第2円板16と駆
動軸12が第1円板15と一体的に同期して同方向に回
転する。第2円板16から第1円板15を離反させる
と、係止溝18から係止ローラ17が抜け出て、カップ
リング14の連結が解除される。
れた主軸3と主軸工具弛緩機構8の具体例が示される。
主軸3は、内蔵されたドローバー4と、その先端に設置
されたコレット20と、ドローバー4にコレット20と
反対方向に常時退入させる弾力を付勢する皿バネ21を
有する。コレット20で工具1の工具ホルダー1aから
突出するプルスタッド1bを掴み、皿バネ21でドロー
バー4を後退位置まで退入させて、コレット20でプル
スタッド1bを引き込むことにより、主軸3の先端部に
挿入された工具1をクランプするようになっている。
の減速機22と、ドローバー4と直交する回転カム6の
回転軸7を支持する軸受23を備える。回転カム6は回
転軸7に直交させて固定され、回転カム6のカム面とド
ローバー4の基端面の間に動力伝達用ローラ24と受圧
部材25が配置される。駆動モータ5を駆動させると、
減速機22を介して回転軸7と回転カム6が回転し、回
転カム6が360゜回転する間にローラ24と受圧部材
25を介してドローバー4が1回前後動する。回転カム
6の回転角は、タッチセンサなどの第1検出手段26に
て常時検出される。第1検出手段26からの検出信号
は、ドローバー4の絶対位置の検出信号として利用され
て、後述するように主軸工具弛緩機構8の単独運転及び
ATC機構13との同期運転の制御に用いられる。
は、固定されたフレーム30の片端部にカム機構11
を、他端部に駆動軸12を設置している。カム機構11
は、フレーム30に回転自在に取付けたカム軸31に直
交させて固着されたローラギヤカム32を有する。カム
軸31と駆動軸12は平行で、双方の基端部に固定した
スプロケット33、34に架設されたチェーンベルト3
5で駆動軸12の回転力がカム軸31に伝達される。
支持される。駆動軸12の先端部にカップリング14の
第2円板16がスプリング37を介して軸方向摺動自在
に嵌着される。また、軸受36からカップリング14の
方向に延在させた支持アーム38の先端に第2検出手段
39が固定される。第2検出手段39は、駆動軸12に
対する第2円板16のエッジの位置を検出して、カップ
リング14が正常に結合したか否かを検知する。即ち、
カップリング14の第2円板16から離脱させた第1円
板15を主軸工具弛緩機構8の前進で第2円板16に向
けて前進させ、係止ローラ17を係止溝18に嵌挿する
とき、両円板15、16が周方向に位置ズレして係止ロ
ーラ17が係止溝18に入らずに、係止ローラ17が第
2円板16をスプリング37のバネ力に抗して押圧して
第2円板16を後退させると、この第2円板16の後退
動を第2検出手段39が検出する。第2検出手段39の
検出信号がカップリング結合不可の異常発生信号として
処理され、自動工具交換装置の安全運転に役立てられ
る。
具交換アーム10のシャフト40を回転させ、かつ、軸
方向に前後動させるもので、外周にシャフト回転用周面
カム溝41を、側面にシャフト前後動用側面カム溝42
を有する。周面カム溝41に定方向からシャフト回転用
タレット43の従節スパイダ44が摺動自在に嵌着され
る。ローラギヤカム32を回転させると、周面カム溝4
1に沿って従節スパイダ44が摺動して、タレット43
とタレット43を片端に固定するタレット軸45が間欠
回転する。この回転力は、タレット軸45とシャフト4
0を連結する一対の傘歯車46、47を介してシャフト
40に伝達されて、シャフト40と工具交換アーム10
が所定の角度、方向で間欠回転する。
2には、揺動レバー50の片端のカムフォロア51が嵌
挿される。ローラギヤカム32を1回転させると、カム
フォロア51が側面カム溝42を摺動して揺動レバー5
0が支軸52を支点に揺動し、揺動レバー50の他端が
シャフト40を軸方向に前後動させて、工具交換アーム
10が1回前後動する。
アーム10が工具受け渡しの工具交換位置に在るとき
に、ローラギヤカム32を位置決めするカム位置決め機
構53が付設される。カム位置決め機構53は、ローラ
ギヤカム32の側面に沿って揺動可能に設置された押圧
レバー54と、ローラギヤカム32の側面の定位置に突
設された位置決めローラ55と、押圧レバー54を位置
決めローラ55の方向に弾圧するスプリングなどの弾性
部材56を備える。図7に示すローラギヤカム32が図
7の矢印方向に回転すると、位置決めローラ55が押圧
レバー54から離れ、ローラギヤカム32が1回転して
工具交換アーム10が工具受け渡し交換の定位置にくる
と、押圧レバー54の側面に形成したノッチ57に位置
決めローラ55が嵌まって、ローラギヤカム32の絶対
位置が決められる。
図8の実戦の工具交換位置Aと、図8の鎖線の待機位置
Bの間で間欠回転させ、工具交換位置Aで工具交換アー
ム10を軸方向に前後動させる。このようなATC機構
13の運転は、主軸工具弛緩機構8の運転と同期して、
例えば図4に示されるタイムチャートのように行われ
る。
置は、主軸ヘッド2と主軸工具弛緩機構8がATC機構
13側に移動して、カップリング14で回転軸7と駆動
軸12が連結された状態に在り、工具交換アーム10が
待機位置Bに在る。この状態で駆動モータ5を作動させ
て回転軸7を所定方向に回転させると、まず、回転カム
6でドローバー4が押されて前進し、コレット20が緩
められてアンクランプ動作が開始される。同時に回転軸
7と一体となって回転する駆動軸12の回転でローラギ
ヤカム32が回転を始め、工具交換アーム10が待機位
置Bから工具交換位置Aまで90゜回転して、工具スト
ッカーと主軸3に装着された工具1を保持する。この工
具保持後に主軸3の工具アンクランプが終了し、その少
し前から工具交換アーム10の前進が始まり、工具交換
アーム10で主軸3と工具ストッカーからの工具抜き取
りが行われる。
終了する少し前に工具交換アーム10が、先の回転方向
と逆方向に180゜回転して、工具ストッカーと主軸3
の工具1の位置の入れ替えが行われる。工具入れ替えが
終了する少し前に工具交換アーム10の後退が開始され
て、工具交換アーム10に保持された工具1が工具スト
ッカーと主軸3に挿入される。工具挿入が終了する少し
前に、主軸3のドローバー4が皿バネ21の弾力で後退
を始め、コレット20による工具クランプが開始され
る。工具クランプ後、工具交換アーム10が更に90゜
回転して工具1から離脱し、元の待機位置Bに移動す
る。
転軸7と駆動軸12を1回転させる毎に1回行われる。
このときの主軸工具弛緩機構8とATC機構13の間の
同期は、駆動源が共通ゆえに常に正確に行われる。ま
た、同期運転する主軸工具弛緩機構8とATC機構13
の絶対位置は、第1検出手段26からの信号だけで正確
に監視でき、同期運転のための位置検出手段が第1検出
手段26だけの最小限で済む。
2の工具1を手動で交換し、主軸ヘッド2を単独使用す
る場合は、図2及び図6に示すように、主軸ヘッド2を
定位置のATC機構13から離反する方向に定ストロー
ク移動させて、主軸工具弛緩機構8の第1円板15をA
TC機構13の第2円板16から離し、カップリング1
4の結合を解除させる。この状態で駆動モータ5を駆動
させると主軸工具弛緩機構8だけが駆動して、主軸3の
ドローバー4が前後動し、主軸3における工具1のアン
クランプとクランプ動作が行われ、この間に主軸3での
工具1の手動による交換が行われる。このとき、ATC
機構13は静止状態にあって、工具交換アーム10が待
機位置Bに保持され、主軸3での工具交換作業や工具1
によるワーク加工作業を邪魔しない。
工具弛緩機構の回転軸とATC機構の駆動軸を離脱可能
に連結する手段は、スプライン結合するカップリングな
どであってもよい。また、ATC機構は、1つのローラ
ギヤカムで工具交換アームを旋回駆動させるものに限ら
ず、工具交換アームの回転専用カムと前後動専用カムな
ど複数のカムやレバーを使用したものであってもよい。
更に、ATC機構側を主軸工具弛緩機構に対して接近離
反移動させて、カップリングの結合と離脱を行うように
してもよい。
形自動工具交換装置で説明したが、主軸を垂直に設置し
た立形自動工具交換装置においても本発明は有効に適用
できる。
転する主軸工具弛緩機構の回転軸に、ATC機構の駆動
源となる動力伝達用駆動軸をカップリングなどで離脱可
能に連結したので、主軸工具弛緩機構の駆動モータの駆
動で主軸工具弛緩機構と共にATC機構も同期駆動し
て、主軸工具弛緩機構とATC機構の同期が、特別な同
期制御機構を必要とすること無く常に正確に行える信頼
性の高い、高速運転可能な自動工具交換装置が提供でき
る。また、駆動源の共用化で、自動工具交換装置全体の
小型化、低コスト化が容易に達成される。また、主軸工
具弛緩機構の回転軸とATC機構の駆動軸の連結を解除
させて、主軸工具弛緩機構だけを自らの駆動モータで駆
動させて、主軸の手動による工具脱着を行い、主軸ヘッ
ドを単独に使用することが可能となり、ユーザにとって
便利な自動工具交換装置が提供できる。
機構の駆動軸を軸方向移動で結合、離脱するカップリン
グで連結すると、主軸工具弛緩機構とATC機構の連結
と離脱が簡単な構造のカップリングで容易、確実にでき
るようになり、自動工具交換と主軸ヘッド単独使用の切
換えの動作が安定して、信頼性の高い自動工具交換装置
が提供できる。
工具弛緩機構と主軸ヘッドをATC機構に対して移動可
能に設置すると、主軸工具弛緩機構とATC機構の連結
と離脱の動作が特別な駆動機構を使用すること無く、主
軸ヘッドの既存の駆動装置による動きを利用して行え
て、設備投資的に有利な自動工具交換装置が実現でき
る。
面図。
ップリングを構成する2部材のそれぞれの拡大斜視図。
イムチャート図。
構と主軸の要部拡大断面図、図5(b)は図5(a)の
要部の側断面図。
図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 数値制御工作機械における多数の工具を
保持する工具ストッカーと、主軸ヘッドの主軸との間で
工具交換アームを旋回駆動させて工具を自動交換する自
動工具交換装置であって、 駆動モータ、及び、この駆動モータで回転駆動し、主軸
に内蔵されたドローバを前後動させて主軸に装着された
工具のクランプとアンクランプを行う回転カムを備え
て、主軸ヘッドに一体的に設置された主軸工具弛緩機構
と、前記工具交換アームを旋回駆動させて、工具ストッ
カーと主軸に対して工具の抜き差しと工具交換を行うカ
ム機構、及び、前記回転カムの回転軸に離脱可能に連結
されて、回転カムの回転力でカム機構を回転駆動させる
動力伝達用駆動軸を有する工具交換機構とを具備して成
る自動工具交換装置。 - 【請求項2】 前記主軸工具弛緩機構の回転カムの回転
軸と工具交換機構の動力伝達用駆動軸を、軸方向に相対
前後動するカップリングで離脱可能に連結した請求項1
記載の自動工具交換装置。 - 【請求項3】 前記工具ストッカーと工具交換機構が定
位置に設置され、主軸工具弛緩機構が主軸ヘッドと共に
工具交換機構に対して離脱移動可能に設置された請求項
1又は2記載の自動工具交換装置。
Priority Applications (1)
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JP01329594A JP3202123B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 自動工具交換装置 |
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JP01329594A JP3202123B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 自動工具交換装置 |
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JPH07223140A JPH07223140A (ja) | 1995-08-22 |
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ID=11829207
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JP (1) | JP3202123B2 (ja) |
Cited By (1)
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-
1994
- 1994-02-07 JP JP01329594A patent/JP3202123B2/ja not_active Expired - Lifetime
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