JPH0656834A - 2−アミノ−7−〔(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリンのカルボン酸エステル、その製法およびその使用 - Google Patents
2−アミノ−7−〔(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリンのカルボン酸エステル、その製法およびその使用Info
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- JPH0656834A JPH0656834A JP5067729A JP6772993A JPH0656834A JP H0656834 A JPH0656834 A JP H0656834A JP 5067729 A JP5067729 A JP 5067729A JP 6772993 A JP6772993 A JP 6772993A JP H0656834 A JPH0656834 A JP H0656834A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D487/04—Ortho-condensed systems
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07D473/00—Heterocyclic compounds containing purine ring systems
- C07D473/26—Heterocyclic compounds containing purine ring systems with an oxygen, sulphur, or nitrogen atom directly attached in position 2 or 6, but not in both
- C07D473/32—Nitrogen atom
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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- A61P31/12—Antivirals
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- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 次の式で示される2−アミノ−7−〔1,3
−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリンのカ
ルボン酸エステル化合物およびその生理学的に許容し得
る塩、それらの製造方法ならびに当該化合物またはその
塩を含有する医薬組成物。 〔式中、基R1および(または)R2は相互に独立して次
式 −C(=O)−R3 (式中、R3は(C1〜C3)−アルキルである)のアシ
ル基であり、そして基R1およびR2の一方は水素である
こともできる〕 【効果】 この化合物は抗ウイルス作用を有する。
−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリンのカ
ルボン酸エステル化合物およびその生理学的に許容し得
る塩、それらの製造方法ならびに当該化合物またはその
塩を含有する医薬組成物。 〔式中、基R1および(または)R2は相互に独立して次
式 −C(=O)−R3 (式中、R3は(C1〜C3)−アルキルである)のアシ
ル基であり、そして基R1およびR2の一方は水素である
こともできる〕 【効果】 この化合物は抗ウイルス作用を有する。
Description
【0001】式
【化3】 の置換されたプリンが、抗ウイルス活性を有すること
は、既に知られている(EP 452 680参照)。
は、既に知られている(EP 452 680参照)。
【0002】置換されたプリンのあるカルボン酸エステ
ルがすぐれた抗ウイルス活性を有しそしてさらに経口投
与後特に顕著な生物学的利用能を示すということが見出
された。
ルがすぐれた抗ウイルス活性を有しそしてさらに経口投
与後特に顕著な生物学的利用能を示すということが見出
された。
【0003】したがって、本発明は、式1
【化4】 〔式中、基R1および(または)R2は相互に独立して式
2 −C(=O)−R3 (2) (式中、R3は(C1〜C3)−アルキルである)のアシ
ル基であり、そして基R1およびR2の一方は、水素であ
ることもできる〕の化合物およびその生理学的に許容し
得る塩に関するものである。
2 −C(=O)−R3 (2) (式中、R3は(C1〜C3)−アルキルである)のアシ
ル基であり、そして基R1およびR2の一方は、水素であ
ることもできる〕の化合物およびその生理学的に許容し
得る塩に関するものである。
【0004】上述した式1の特に重要な化合物は、R3
がメチルでありそして基R1およびR 2の一方が水素であ
ることもできる化合物である。R3がメチルである式1
の上記化合物は、特に非常に重要である。
がメチルでありそして基R1およびR 2の一方が水素であ
ることもできる化合物である。R3がメチルである式1
の上記化合物は、特に非常に重要である。
【0005】本発明による式1の化合物は、非環式側鎖
中に1個または2個以上のキラル中心を有することがで
きる。これらの化合物は、一般にラセミ体として存在す
る。そしてエナンチオマーの製造または単離が可能であ
る。それ故に、本発明は、純粋なエナンチオマーおよび
例えば相当するラセミ体のようなそれらの混合物に関す
るものである。
中に1個または2個以上のキラル中心を有することがで
きる。これらの化合物は、一般にラセミ体として存在す
る。そしてエナンチオマーの製造または単離が可能であ
る。それ故に、本発明は、純粋なエナンチオマーおよび
例えば相当するラセミ体のようなそれらの混合物に関す
るものである。
【0006】治療目的に特に適している本発明の化合物
の塩は、生理学的に許容し得る酸、例えば酢酸、乳酸、
リンゴ酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン
酸、イセチオン酸、塩酸、硫酸または燐酸の塩である。
の塩は、生理学的に許容し得る酸、例えば酢酸、乳酸、
リンゴ酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン
酸、イセチオン酸、塩酸、硫酸または燐酸の塩である。
【0007】さらに、本発明は、有機溶剤中でそして脱
水剤の存在下においてそして塩基を添加して、式1′
水剤の存在下においてそして塩基を添加して、式1′
【化5】 の化合物を式3 R4−COOH (3) (式中、R4は(C1〜C3)−アルキルである)のカルボ
ン酸と反応させ式1の化合物を得、そして次にモノエス
テルおよびジエステルを慣用の方法によりそれぞれに分
離することからなる本発明の化合物の製法に関するもの
である。
ン酸と反応させ式1の化合物を得、そして次にモノエス
テルおよびジエステルを慣用の方法によりそれぞれに分
離することからなる本発明の化合物の製法に関するもの
である。
【0008】式1′の上述した化合物は、例えばEP
452 860に記載されているようにして製造するこ
とができる。例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド
は上述した反応を実施するための好ましい脱水剤であ
る。適当な塩基は、例えばN,N′−ジメチルアミノピ
リジンまたはその誘導体である。
452 860に記載されているようにして製造するこ
とができる。例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド
は上述した反応を実施するための好ましい脱水剤であ
る。適当な塩基は、例えばN,N′−ジメチルアミノピ
リジンまたはその誘導体である。
【0009】反応を実施するための適当な有機溶剤の例
は、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリド
ン、ピリジン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタ
ンまたはテトラヒドロフランである。
は、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリド
ン、ピリジン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタ
ンまたはテトラヒドロフランである。
【0010】反応の実施にあたっては、好ましくは式
1′の化合物を、好ましくは−10℃〜+40℃、特に
室温で有機溶剤中に溶解または懸濁させ、そして撹拌し
ながら、順次に、適当な場合には相当する溶剤に溶解し
た好ましくは少なくとも2当量、特に2.2〜3当量の
相当するカルボン酸、接触量、好ましくは0.2〜0.4
当量のN,N−ジメチルアミノピリジンおよび好ましく
は少なくとも2当量、特に3〜5当量のジシクロヘキシ
ルカルボジイミドと混合しそして次に混合物を−10℃
〜+50℃、好ましくは室温〜+40℃で1〜24時
間、好ましくは6〜10時間撹拌する。適当する場合に
は反応を完了させるために、この時間の後に、さらに1
当量の相当するカルボン酸、0.2当量のN,N−ジメチ
ルアミノピリジンおよび2当量のジシクロヘキシルカル
ボジイミドを加えそして混合物をさらに5〜24時間、
好ましくは5〜10時間撹拌する。その後、沈殿したジ
シクロヘキシル尿素を濾去しそして本発明の生成物を単
離する。この単離は、例えばクロマトグラフィーにより
または結晶化により、好ましくは濾液の蒸発後、例えば
ジクロロメタン/メタノール(9/1)を使用して、例
えばシリカゲル上でクロマトグラフィー処理することに
よって行われる。
1′の化合物を、好ましくは−10℃〜+40℃、特に
室温で有機溶剤中に溶解または懸濁させ、そして撹拌し
ながら、順次に、適当な場合には相当する溶剤に溶解し
た好ましくは少なくとも2当量、特に2.2〜3当量の
相当するカルボン酸、接触量、好ましくは0.2〜0.4
当量のN,N−ジメチルアミノピリジンおよび好ましく
は少なくとも2当量、特に3〜5当量のジシクロヘキシ
ルカルボジイミドと混合しそして次に混合物を−10℃
〜+50℃、好ましくは室温〜+40℃で1〜24時
間、好ましくは6〜10時間撹拌する。適当する場合に
は反応を完了させるために、この時間の後に、さらに1
当量の相当するカルボン酸、0.2当量のN,N−ジメチ
ルアミノピリジンおよび2当量のジシクロヘキシルカル
ボジイミドを加えそして混合物をさらに5〜24時間、
好ましくは5〜10時間撹拌する。その後、沈殿したジ
シクロヘキシル尿素を濾去しそして本発明の生成物を単
離する。この単離は、例えばクロマトグラフィーにより
または結晶化により、好ましくは濾液の蒸発後、例えば
ジクロロメタン/メタノール(9/1)を使用して、例
えばシリカゲル上でクロマトグラフィー処理することに
よって行われる。
【0011】モノエステルは、反応を薄層クロマトグラ
フィーによりモニターし、反応を早期に終了させそして
その後上述したように例えばクロマトグラフィーにより
精製することにより得ることができる。光学的に活性な
化合物の単離が必要とされる場合には、最新の方法によ
って行われる。
フィーによりモニターし、反応を早期に終了させそして
その後上述したように例えばクロマトグラフィーにより
精製することにより得ることができる。光学的に活性な
化合物の単離が必要とされる場合には、最新の方法によ
って行われる。
【0012】さらに、本発明は、ウイルス性疾患を治療
または予防するための抗ウイルス剤としての本発明の式
1の化合物の使用に関するものである。本発明の化合物
は、特に、単純疱疹1型ウイルス、単純疱疹2型ウイル
ス、ヒトサイトメガロウイルス、マウスサイトメガロウ
イルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、エブスタイン−バー
ルウイルスおよびヒト疱疹ウイルス6(HHV−6)に
対して活性である。
または予防するための抗ウイルス剤としての本発明の式
1の化合物の使用に関するものである。本発明の化合物
は、特に、単純疱疹1型ウイルス、単純疱疹2型ウイル
ス、ヒトサイトメガロウイルス、マウスサイトメガロウ
イルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、エブスタイン−バー
ルウイルスおよびヒト疱疹ウイルス6(HHV−6)に
対して活性である。
【0013】さらに、本発明は、本発明の化合物の少な
くとも1種を含有する医薬に関するものである。本発明
による医薬は、好ましくは経腸的(経口的)に使用し得
るけれども、非経口的(静脈内的)、直腸的または局所
的(locally)(topically)に使用することもできる。この
医薬は、溶液、粉末、錠剤、カプセル(ミクロカプセル
を包含する)、軟膏(クリームまたはゲル)または坐剤
の形態で投与することができる。このような処方に適当
な補助物質は、製薬上慣用の液体または固体の充填剤、
増量剤、溶剤、乳化剤、滑沢剤、矯味剤、着色物質およ
び(または)緩衝物質である。体重1kg当り0.1〜1
0mg、好ましくは0.2〜8mgの投与量が有利に投与さ
れる。本発明の医薬は、本発明の化合物の少なくとも1
日当りの有効量、例えば30〜300mg、好ましくは5
0〜250mgを含有する投与単位で有利に投与される。
くとも1種を含有する医薬に関するものである。本発明
による医薬は、好ましくは経腸的(経口的)に使用し得
るけれども、非経口的(静脈内的)、直腸的または局所
的(locally)(topically)に使用することもできる。この
医薬は、溶液、粉末、錠剤、カプセル(ミクロカプセル
を包含する)、軟膏(クリームまたはゲル)または坐剤
の形態で投与することができる。このような処方に適当
な補助物質は、製薬上慣用の液体または固体の充填剤、
増量剤、溶剤、乳化剤、滑沢剤、矯味剤、着色物質およ
び(または)緩衝物質である。体重1kg当り0.1〜1
0mg、好ましくは0.2〜8mgの投与量が有利に投与さ
れる。本発明の医薬は、本発明の化合物の少なくとも1
日当りの有効量、例えば30〜300mg、好ましくは5
0〜250mgを含有する投与単位で有利に投与される。
【0014】全身性単純疱疹1型ウイルス(HSV−
1)感染に対する効能:特定の病原体を有していない体
重15〜18gのNMRIマウスにHSV−1を腹腔内
的に感染させそして次に本発明の化合物の形態で経口的
に治療する。処置は、まず感染後3時間で行いそしてそ
れから1日2回4日間つづける。この処置の成功を、病
気の進行および未処置の感染対照と比較した生存割合を
基にして測定する。後者の比較対照マウスに対しては本
発明の化合物の代りに生理食塩溶液を与える。観察期間
は、2週間である。表1は、この研究調査の結果を示
す。
1)感染に対する効能:特定の病原体を有していない体
重15〜18gのNMRIマウスにHSV−1を腹腔内
的に感染させそして次に本発明の化合物の形態で経口的
に治療する。処置は、まず感染後3時間で行いそしてそ
れから1日2回4日間つづける。この処置の成功を、病
気の進行および未処置の感染対照と比較した生存割合を
基にして測定する。後者の比較対照マウスに対しては本
発明の化合物の代りに生理食塩溶液を与える。観察期間
は、2週間である。表1は、この研究調査の結果を示
す。
【0015】
【表1】
【0016】経口的生物学的利用能の測定 赤毛猿を、実験の開始24時間前に個々のおりに入れ
る。実験の開始12時間前に飼料を与えることを中止す
る。しかしながら、実験前および実験中、飲料水は無制
限に与える。それぞれの場合において、2匹の動物には
本発明の化合物をそして1匹の動物には式1′の化合物
をそれぞれ化合物105μモル/kgの投与量で水道水5
mlの容量を使用して胃管を用いて投与する。この投与量
をさらに水20mlで胃に流し込む。
る。実験の開始12時間前に飼料を与えることを中止す
る。しかしながら、実験前および実験中、飲料水は無制
限に与える。それぞれの場合において、2匹の動物には
本発明の化合物をそして1匹の動物には式1′の化合物
をそれぞれ化合物105μモル/kgの投与量で水道水5
mlの容量を使用して胃管を用いて投与する。この投与量
をさらに水20mlで胃に流し込む。
【0017】1匹の動物には、生理塩化ナトリウム溶液
中の10mg/mlの濃度で式1′の化合物42μモル/kg
を上腕の静脈に注射する。血液試料を、物質の投与後2
4時間までの種々な時間間隔ですべての動物の大腿静脈
からとり出す。血液を、凝固するまで4℃に保持しそし
てそれから遠心分離する。このようにして得られた血清
を−20℃で、試料を分析するまで貯蔵する。血清20
0μlを反応容器に導入しそして水100mlでうすめ
る。50%濃度のトリクロロ酢酸30μlを添加した
後、混合物をRボルテックスミキサー(Vortex Mixer)中
で均質化し次いで3分間遠心分離する。上澄溶液50μ
lをHPLCにより検査する。
中の10mg/mlの濃度で式1′の化合物42μモル/kg
を上腕の静脈に注射する。血液試料を、物質の投与後2
4時間までの種々な時間間隔ですべての動物の大腿静脈
からとり出す。血液を、凝固するまで4℃に保持しそし
てそれから遠心分離する。このようにして得られた血清
を−20℃で、試料を分析するまで貯蔵する。血清20
0μlを反応容器に導入しそして水100mlでうすめ
る。50%濃度のトリクロロ酢酸30μlを添加した
後、混合物をRボルテックスミキサー(Vortex Mixer)中
で均質化し次いで3分間遠心分離する。上澄溶液50μ
lをHPLCにより検査する。
【0018】クロマトグラフィー分離:カラムRヌクレ
オシル(Nucleosil)C18、125×4.6mm;移動相:燐
酸、0.01モル;流速:1.0ml/分;検出:蛍光、e
x. :310nm、em. :360nm;保持時間:3.5分
(R1=R2=Hである式1の化合物、すなわち、式1′
の化合物)。
オシル(Nucleosil)C18、125×4.6mm;移動相:燐
酸、0.01モル;流速:1.0ml/分;検出:蛍光、e
x. :310nm、em. :360nm;保持時間:3.5分
(R1=R2=Hである式1の化合物、すなわち、式1′
の化合物)。
【0019】データ下の面積(AUD)を評価すること
によって計算を行う。実施例1の化合物の経口投与後の
式1′の化合物の代謝利用能(metabolic availability)
は平均37.80%(34.47%および41.16%)
であった。実施例2の化合物の投与後においては、平均
20.11%(23.73%および16.50%)の式
1′の化合物の生物学的利用能が達成された(実施例2
の化合物は体内において式1′の化合物に代謝され
る)。これに反して、経口投与後の式1′の化合物の生
物学的利用能は、平均15%であるにすぎない。
によって計算を行う。実施例1の化合物の経口投与後の
式1′の化合物の代謝利用能(metabolic availability)
は平均37.80%(34.47%および41.16%)
であった。実施例2の化合物の投与後においては、平均
20.11%(23.73%および16.50%)の式
1′の化合物の生物学的利用能が達成された(実施例2
の化合物は体内において式1′の化合物に代謝され
る)。これに反して、経口投与後の式1′の化合物の生
物学的利用能は、平均15%であるにすぎない。
【0020】生物学的利用能の測定(マウス):マウス
における本発明の化合物の経口投与後、式1′の化合物
の生物学的利用能に対する次の値が得られた。
における本発明の化合物の経口投与後、式1′の化合物
の生物学的利用能に対する次の値が得られた。
【0021】
【表2】
【0022】さらに、本発明を、以下の実施例によって
より詳細に説明する。 実施例1 R1=R2=アセチルである式1の化合物 2−アミノ−7−〔(1,3−ジヒドロキシ−2−プロ
ポキシ)メチル〕プリン(欧州特許出願EP 452 6
80Aに記載されているようにして製造されたR1=R2
=水素である式1の化合物)1.2g(5ミリモル)を
無水のジメチルホルムアミド50mlに溶解する。酢酸
0.63ml(11ミリモル)、N,N−ジメチルアミノピ
リジン0.2g(1.6ミリモル)およびN,N′−ジシ
クロヘキシルカルボジイミド3.96g(19ミリモ
ル)を順次加えそして混合物を、室温で6時間撹拌す
る。この時間の後に、さらに酢酸0.32ml(5.5ミリ
モル)、N,N−ジメチルアミノピリジン0.1g(0.
8ミリモル)およびN,N′−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド1.98g(9.5ミリモル)を加えそして混合
物を室温でさらに17時間撹拌する。沈殿したN,N′
−ジシクロヘキシル尿素を濾去し、濾液を真空中で濃縮
しそして残留物を、溶離剤混合物としてジクロロメタン
/メタノール(9/1)を使用してシリカゲル上でクロ
マトグラフィー処理する。2−アミノ−7−〔(1,3
−ビス−アセトキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリン
1.51g(理論値の93.5%)が、融点158℃の無
色の結晶として得られた。1 H-NMR(270 MHz, d6-DMSO)δ〔ppm〕:8.65(s, 1H)、
8.43(s, 1H)、 6.27(s, 2H)、 5.68(s, 2H)、 4.15〜3.86
(m, 5H)、 1.83(s, 6H)。
より詳細に説明する。 実施例1 R1=R2=アセチルである式1の化合物 2−アミノ−7−〔(1,3−ジヒドロキシ−2−プロ
ポキシ)メチル〕プリン(欧州特許出願EP 452 6
80Aに記載されているようにして製造されたR1=R2
=水素である式1の化合物)1.2g(5ミリモル)を
無水のジメチルホルムアミド50mlに溶解する。酢酸
0.63ml(11ミリモル)、N,N−ジメチルアミノピ
リジン0.2g(1.6ミリモル)およびN,N′−ジシ
クロヘキシルカルボジイミド3.96g(19ミリモ
ル)を順次加えそして混合物を、室温で6時間撹拌す
る。この時間の後に、さらに酢酸0.32ml(5.5ミリ
モル)、N,N−ジメチルアミノピリジン0.1g(0.
8ミリモル)およびN,N′−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド1.98g(9.5ミリモル)を加えそして混合
物を室温でさらに17時間撹拌する。沈殿したN,N′
−ジシクロヘキシル尿素を濾去し、濾液を真空中で濃縮
しそして残留物を、溶離剤混合物としてジクロロメタン
/メタノール(9/1)を使用してシリカゲル上でクロ
マトグラフィー処理する。2−アミノ−7−〔(1,3
−ビス−アセトキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリン
1.51g(理論値の93.5%)が、融点158℃の無
色の結晶として得られた。1 H-NMR(270 MHz, d6-DMSO)δ〔ppm〕:8.65(s, 1H)、
8.43(s, 1H)、 6.27(s, 2H)、 5.68(s, 2H)、 4.15〜3.86
(m, 5H)、 1.83(s, 6H)。
【0023】実施例2 R1=R2=ブタノイルである式1の化合物 2−アミノ−7−〔(1,3−ジヒドロキシ−2−プロ
ポキシ)メチル〕プリン〔欧州特許出願EP 452 6
80Aに記載されているようにして製造されたR1=R2
=水素である式1の化合物〕1.2g(5ミリモル)を
無水のジメチルホルムアミド50mlに溶解する。酪酸
1.0ml(11ミリモル)、N,N−ジメチルアミノピリ
ジン0.2g(1.6ミリモル)およびN,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミド3.96g(19ミリモル)
を順次加えそして混合物を室温で6時間撹拌する。この
時間の後に、さらに酪酸0.5ml(5.5ミリモル)、
N,N−ジメチルアミノピリジン0.1g(0.8ミリモ
ル)およびN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド
1.98g(9.5ミリモル)を加えそして混合物を室温
でさらに17時間撹拌する。沈殿したN,N′−ジシク
ロヘキシル尿素を濾去し、濾液を真空中で濃縮しそして
残留物を、溶離剤混合物としてジクロロメタン/メタノ
ール(9/1)を使用してシリカゲル上でクロマトグラ
フィー処理する。2−アミノ−7−〔(1,3−ビス−
ブチリルオキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリン1.
84g(理論値の97.1%)が、123℃の融点を有
する無色の結晶として得られた。1 H-NMR(270 MHz, d6-DMSO)δ〔ppm〕:8.64(s, 1H)、
8.43(s, 1H)、 6.27(s, 2H)、 5.67(s, 2H)、 4.18〜3.79
(m, 5H)、 2.05(t, 4H)、 1.42(m, 4H)、 0.83(t, 6H)。
ポキシ)メチル〕プリン〔欧州特許出願EP 452 6
80Aに記載されているようにして製造されたR1=R2
=水素である式1の化合物〕1.2g(5ミリモル)を
無水のジメチルホルムアミド50mlに溶解する。酪酸
1.0ml(11ミリモル)、N,N−ジメチルアミノピリ
ジン0.2g(1.6ミリモル)およびN,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミド3.96g(19ミリモル)
を順次加えそして混合物を室温で6時間撹拌する。この
時間の後に、さらに酪酸0.5ml(5.5ミリモル)、
N,N−ジメチルアミノピリジン0.1g(0.8ミリモ
ル)およびN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド
1.98g(9.5ミリモル)を加えそして混合物を室温
でさらに17時間撹拌する。沈殿したN,N′−ジシク
ロヘキシル尿素を濾去し、濾液を真空中で濃縮しそして
残留物を、溶離剤混合物としてジクロロメタン/メタノ
ール(9/1)を使用してシリカゲル上でクロマトグラ
フィー処理する。2−アミノ−7−〔(1,3−ビス−
ブチリルオキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリン1.
84g(理論値の97.1%)が、123℃の融点を有
する無色の結晶として得られた。1 H-NMR(270 MHz, d6-DMSO)δ〔ppm〕:8.64(s, 1H)、
8.43(s, 1H)、 6.27(s, 2H)、 5.67(s, 2H)、 4.18〜3.79
(m, 5H)、 2.05(t, 4H)、 1.42(m, 4H)、 0.83(t, 6H)。
【0024】実施例3 R1=R2=プロパノイルである式1の化合物 2−アミノ−7−〔(1,3−ジヒドロキシ−2−プロ
ポキシ)メチル〕プリン〔欧州特許出願EP 452 6
80Aに記載されているようにして製造されたR1=R2
=水素である式1の化合物〕1.2g(5ミリモル)を
無水のジメチルホルムアミド50mlに溶解する。プロピ
オン酸0.82ml(11ミリモル)、N,N−ジメチルア
ミノピリジン0.2g(1.6ミリモル)およびN,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド3.96g(19ミ
リモル)を順次加えそして混合物を室温で6時間撹拌す
る。この時間の後に、さらにプロピオン酸0.41ml
(5.5ミリモル)、N,N−ジメチルアミノピリジン
0.1g(0.8ミリモル)およびN,N′−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド1.98g(9.5ミリモル)を加
えそして混合物を室温でさらに17時間撹拌する。沈殿
したN,N′−ジシクロヘキシル尿素を濾去し、濾液を
真空中で濃縮しそして残留物を、溶離剤混合物としてジ
クロロメタン/メタノール(9/1)を使用して、シリ
カゲル上でクロマトグラフィー処理する。2−アミノ−
7−〔(1,3−ビス−プロピオニルオキシ−2−プロ
ポキシ)メチル〕プリン1.53g(理論値の87.2
%)が、143℃の融点を有する無色の結晶として得ら
れた。1 H-NMR(270 MHz, d6-DMSO)δ〔ppm〕:8.64(s, 1H)、
8.42(s, 1H)、 6.28(s, 2H)、 5.67(s, 2H)、 4.13(m, 2
H)、 4.05〜3.89(m, 3H)、 2.10(q, 4H)、 0.92(t, 6H)。
ポキシ)メチル〕プリン〔欧州特許出願EP 452 6
80Aに記載されているようにして製造されたR1=R2
=水素である式1の化合物〕1.2g(5ミリモル)を
無水のジメチルホルムアミド50mlに溶解する。プロピ
オン酸0.82ml(11ミリモル)、N,N−ジメチルア
ミノピリジン0.2g(1.6ミリモル)およびN,N′
−ジシクロヘキシルカルボジイミド3.96g(19ミ
リモル)を順次加えそして混合物を室温で6時間撹拌す
る。この時間の後に、さらにプロピオン酸0.41ml
(5.5ミリモル)、N,N−ジメチルアミノピリジン
0.1g(0.8ミリモル)およびN,N′−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド1.98g(9.5ミリモル)を加
えそして混合物を室温でさらに17時間撹拌する。沈殿
したN,N′−ジシクロヘキシル尿素を濾去し、濾液を
真空中で濃縮しそして残留物を、溶離剤混合物としてジ
クロロメタン/メタノール(9/1)を使用して、シリ
カゲル上でクロマトグラフィー処理する。2−アミノ−
7−〔(1,3−ビス−プロピオニルオキシ−2−プロ
ポキシ)メチル〕プリン1.53g(理論値の87.2
%)が、143℃の融点を有する無色の結晶として得ら
れた。1 H-NMR(270 MHz, d6-DMSO)δ〔ppm〕:8.64(s, 1H)、
8.42(s, 1H)、 6.28(s, 2H)、 5.67(s, 2H)、 4.13(m, 2
H)、 4.05〜3.89(m, 3H)、 2.10(q, 4H)、 0.92(t, 6H)。
【0025】実施例4 R1=水素でありそしてR2=アセチルである式1の化合
物 無色の結晶。融点153℃。1H-NMR(200 MHz, d6-DMS
O)δ〔ppm〕:8.62(s,1H)、 8.40(s, 1H)、 6.23(s, 2H)、
5.63(m, 2H)、 4.85(t, 1H)、 4.15〜4.00(m, 1H)、 3.95
〜3.83(m, 1H)、 3.72〜3.60(m, 1H)、 3.40(m, 2H)、 1.7
3(s, 3H)。
物 無色の結晶。融点153℃。1H-NMR(200 MHz, d6-DMS
O)δ〔ppm〕:8.62(s,1H)、 8.40(s, 1H)、 6.23(s, 2H)、
5.63(m, 2H)、 4.85(t, 1H)、 4.15〜4.00(m, 1H)、 3.95
〜3.83(m, 1H)、 3.72〜3.60(m, 1H)、 3.40(m, 2H)、 1.7
3(s, 3H)。
【0026】以上、本発明を詳細説明したが、本発明は
さらに次の実施態様によってこれを要約して示すことが
できる。 1.式1
さらに次の実施態様によってこれを要約して示すことが
できる。 1.式1
【化6】 〔式中、基R1および(または)R2は相互に独立して式
2 −C(=O)−R3 (2) (式中、R3は(C1〜C3)−アルキルである)のアシ
ル基でありそして基R1およびR2の一方は、また水素で
あることもできる〕の化合物またはその生理学的に許容
し得る塩。
2 −C(=O)−R3 (2) (式中、R3は(C1〜C3)−アルキルである)のアシ
ル基でありそして基R1およびR2の一方は、また水素で
あることもできる〕の化合物またはその生理学的に許容
し得る塩。
【0027】2.R3がメチルでありそして基R1および
R2の一方が水素であることもできる、前項1記載の式
1の化合物。 3.ジメチルホルムアミドのような溶剤中でN,N′−
ジシクロヘキシルカルボジイミドのような脱水剤の存在
下にN,N−ジメチルアミノピリジンのような塩基を添
加して式1′
R2の一方が水素であることもできる、前項1記載の式
1の化合物。 3.ジメチルホルムアミドのような溶剤中でN,N′−
ジシクロヘキシルカルボジイミドのような脱水剤の存在
下にN,N−ジメチルアミノピリジンのような塩基を添
加して式1′
【化7】 の化合物を式3 R4−COOH (3) (式中、R4は(C1〜C3)−アルキルである)のカル
ボン酸と反応させて式1の化合物を得、そして次にモノ
エステルおよびジエステルを慣用の方法を使用してそれ
ぞれに分離することからなる、前項1または2記載の式
1の化合物の製法。 4.抗ウイルス剤として使用するための前項1または2
記載の式1の化合物。
ボン酸と反応させて式1の化合物を得、そして次にモノ
エステルおよびジエステルを慣用の方法を使用してそれ
ぞれに分離することからなる、前項1または2記載の式
1の化合物の製法。 4.抗ウイルス剤として使用するための前項1または2
記載の式1の化合物。
【0028】5.抗疱疹剤として使用するための前項1
または2記載の式1の化合物。 6.前項1または2記載の式1の少なくとも1種の化合
物を含有する医薬組成物。 7.ウイルス性疾患治療用の医薬組成物を製造するため
の前項1または2記載の式1の化合物の使用。 8.前項1または2記載の式1の少なくとも1種の化合
物を、適当する場合には、適当な補助物質および(また
は)賦形剤と一緒に適当な投与形態に変換することから
なる、前項6記載の医薬組成物の製法。
または2記載の式1の化合物。 6.前項1または2記載の式1の少なくとも1種の化合
物を含有する医薬組成物。 7.ウイルス性疾患治療用の医薬組成物を製造するため
の前項1または2記載の式1の化合物の使用。 8.前項1または2記載の式1の少なくとも1種の化合
物を、適当する場合には、適当な補助物質および(また
は)賦形剤と一緒に適当な投与形態に変換することから
なる、前項6記載の医薬組成物の製法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イルヴイン・ヴインクラー ドイツ連邦共和国デー−6237リーダーバ ハ.インデンアイヒエン40 (72)発明者 ゲールハルト・グロース ドイツ連邦共和国デー−6093フレールスハ イム/マイン.カペレンシユトラーセ27 (72)発明者 トーマス・シヨル ドイツ連邦共和国デー−5300ボン.エール ステフエールガセ3
Claims (4)
- 【請求項1】 式1 【化1】 〔式中、基R1および(または)R2は相互に独立して式
2 −C(=O)−R3 (2) (式中、R3は(C1〜C3)−アルキルである)のアシ
ル基でありそして基R1およびR2の一方は、また水素で
あることもできる〕の化合物またはその生理学的に許容
し得る塩。 - 【請求項2】 ジメチルホルムアミドのような溶剤中で
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミドのような脱
水剤の存在下にN,N−ジメチルアミノピリジンのよう
な塩基を添加して式1′ 【化2】 の化合物を式3 R4−COOH (3) (式中、R4は(C1〜C3)−アルキルである)のカルボ
ン酸と反応させて式1の化合物を得、そして次にモノエ
ステルおよびジエステルを慣用の方法を使用してそれぞ
れに分離することからなる、請求項1記載の式1の化合
物の製法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の式1の少なくと
も1種の化合物を含有する医薬組成物。 - 【請求項4】 請求項1の式1の少なくとも1種の化合
物を、適当する場合には適当な補助物質および(また
は)賦形剤と一緒に適当な投与形態に変換することから
なる、請求項3記載の医薬組成物の製法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4210221:9 | 1992-03-28 | ||
DE4210221A DE4210221A1 (de) | 1992-03-28 | 1992-03-28 | Carbonsäureester von 2-Amino-7-(1,3-dihydroxy-2-propoxymethyl)purin, deren Herstellung sowie deren Verwendung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656834A true JPH0656834A (ja) | 1994-03-01 |
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ID=6455313
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH0656834A (ja) |
KR (1) | KR930019677A (ja) |
CN (1) | CN1077454A (ja) |
AT (1) | ATE188473T1 (ja) |
AU (1) | AU3545093A (ja) |
BR (1) | BR9301327A (ja) |
CA (1) | CA2092770A1 (ja) |
CZ (1) | CZ52093A3 (ja) |
DE (2) | DE4210221A1 (ja) |
DK (1) | DK0563814T3 (ja) |
ES (1) | ES2141738T3 (ja) |
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IL (1) | IL105177A0 (ja) |
MA (1) | MA22839A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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